11月29日スタートの12月定例議会、フジノを含む11名が市長に一般質問します/「事前議運」が開かれました

12月定例議会では11名が市長への一般質問に立ちます

今日は『議会運営委員会』が開かれました。

横須賀市議会の議会用語で『事前議運』と呼んでいます。

来週の11月29日(水)からスタートする12月定例議会について、開会前の準備を行なう場です。

『事前議運』では、

  • スケジュール
    12月定例議会の期間はいつからいつまでにするか
    本会議・委員会の日程をいつにするか
  • 議案・請願・陳情の付託先
    市長から提出される議案・請願・陳情をどの委員会で審査するかの振り分け

等をあらかじめ決めていきます。

 「議会運営委員会審査事項」より

「議会運営委員会審査事項」より


一般質問を行なう議員は、前もって議会事務局に伝えねばなりません(『発言意思通告』と呼んでいます)。

12月定例議会では11名が一般質問を行なう予定です。

この11名の議員は下の通りです。

11月29~30日一般質問を行なう予定の議員(五十音順)

  • 井坂直
  • 大村洋子
  • 加藤ゆうすけ
  • 嘉山淳平
  • 小林伸行
  • 小室卓重
  • 西郷宗範
  • 田中洋二郎
  • ねぎしかすこ
  • 藤野英明
  • 渡辺光一

質問者数が多いので、本会議は11月29日と30日の2日間開催して、初日に6名、2日目に5名が質問を行ないます。

質問の『順番』は、11月28日(水)に開催される『議会運営委員会』で、抽選で決まります。

もちろんフジノも一般質問を行ないます。

『横須賀市議会の質問王』として、1度も休まずに全ての本会議で質問を行なってきました。

任期中に質問できる機会は、この12月定例議会と来年3月の予算議会の残り2回のみとなりました。

今回でなんと74回目の一般質問となる予定です。

フジノは、横須賀市議会の現役議員では最も多く質問をしています。

そしてただ回数が多いだけでなく、実現してきた提案がたくさんあることが、この16年間のフジノの誇りです。

今回も全身全霊をかけて質問します。



16日間の会議期間で、市長から議案18本と報告5件、請願1件、陳情6件を審査予定です

会議期間は16日間ですが、委員会などの開催スケジュールは下の表のとおりです。

審査日程

審査日程


現時点で予定されている市長からの提出議案は18件、報告は5件です。

12月定例議会提出予定案件

  • 市政功労者を定めることについて
  • 平成30年度横須賀市一般会計補正予算(第3号)
  • 横須賀市放課後児童クラブ設置条例制定について
  • 認定こども園の要件を定める条例制定について
  • 文化会館条例等中改正について
  • 地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を定める条例中改正について
  • 児童福祉施設の設備等に関する基準を定める条例中改正について
  • 指定通所支援等の事業の人員等に関する基準等を定める条例中改正について
  • 手数料条例中改正について
  • 都市公園条例中改正について
  • 産業交流プラザの指定管理者の指定
  • 遺贈の放棄について
  • 横須賀市立田浦保育園の指定管理者の指定について
  • 土地の取得について
  • 公園水泳プールの指定管理者の指定について
  • 自転車等駐車場の指定管理者の指定について
  • 市道路線の認定及び廃止について
  • 本公郷改良アパート建替事業特定事業契約の締結について

まだ議案のタイトルしか分からなくて、議案書そのものが届いていないので内容は分かりません。

報告5件は、全て市長による専決処分についてです。

請願については詳しくお伝えしたいことがありますので、次の記事に記したいと思います。

まもなくスタートする12月定例議会も全力でがんばります!






政治家人生で初めてフジノが市議会を代表して来賓あいさつをさせていただきました!/横須賀市腎友会・第11回定期総会

横須賀市腎友会の定期総会にお招きいただきました

今日は、ヴェルクよこすかで行なわれた『横須賀市腎友会』の第11回定期総会にお招きいただきました。

横須賀市腎友会定期総会にお招きいただきました

横須賀市腎友会定期総会にお招きいただきました


『横須賀市腎友会』は、慢性腎臓病・CKD、人工透析をしておられる方々の当事者会です。現在250名の会員がいらっしゃいます。

定期総会のプログラムはこのようなものでした。

ブログラム

  1. 開会のことば(黙祷)
  2. 会長挨拶
  3. 来賓挨拶
  4. 表彰式
    (透析歴 5年/10年/15年/20年/25年/30年)
  5. 報告事項
    (1)平成29年度活動報告
    (2)平成29年度会計報告
    (3)平成29年度会計監査報告
    (4)平成30年度役員確認
    (5)50周年に向けての取り組み
  6. 協議事項
    (1)平成30年度活動方針(案)提案
    (2)平成30年度予算(案)提案
    (3)その他
  7. 閉会のことば

午後の部:医療講演会
テーマ フットケアについて
講師 小川成章先生(医療法人厚済会追浜仁正クリニック院長)

佐野会長はじめ会員のみなさま、本日は定期総会の開催おめでとうございます。

そして表彰を受けられたみなさま、おめでとうございます。

複数の団体が合併して『腎友会』となって11年になります。

その前身である『人工腎共励会』の歴史は長く、再来年2020年には50周年を迎える歴史ある存在です。

もしも市民のみなさまが人工透析をする可能性をドクターから伝えられるようなことがあれば、ぜひ『腎友会』に相談をなさって下さい。

とても心強い当事者=ピアとして、あらゆる相談にのって下さるはずです。



なんとフジノが市議会を代表して来賓あいさつをしました

実は、衝撃的な出来事がありました。

来賓あいさつの場で、市議会を代表してなんとフジノがあいさつをさせていただいたのです。

定期総会のプログラム

定期総会のプログラム


市民のみなさまには全く知られていないことですが、横須賀市議会にはひとつの慣習があります。

議会の内外のどちらでも、基本的に何事も多数派から尊重されるようになっています。

当然ながら、生涯を『無所属』で『無会派』で貫くと決めているフジノは、何事においても順番は最後になります。

例えば、議会の中での場合。

本会議の質問は抽選で質問順が決まりますが、委員会での質問は抽選ではありません。ほとんどの場合、多数会派から発言がスタートします。ですから、この15年間フジノの発言順はほぼ全ての委員会において最後にスタートします。

例えば、議会の外での場合。

何らかの集まりに招かれた場合、何期当選したとしてもカンケーはなく、イスの並び順は常に下座になります。

ステージの上で来賓として司会の方から紹介されるような時も、フジノが名前を呼ばれるのは常に最後です。

何らかのあいさつのスピーチは、議長がするものです。

議長が不在の場合は副議長が、副議長が不在の場合は常任委員会の委員長が、委員長不在の場合は副委員長がスピーチを行ないます。

フジノは『無所属』『無会派』なので、委員長などのポストとも生涯を通じて無縁ですので、スピーチをする機会はありません。

ですから、こうした当事者会にお招きいただいたとしても他の議員をさしおいてフジノが代表として来賓あいさつをするということはありえません。

ただの慣習なのでルールとして文章化されている訳ではありません。

この慣習をフジノは全く否定していませんし、嫌な気分になったこともありません。

どの業界にいても様々な慣習がありますので、そういうものだとそのまま受け止めてきました。

佐野弘樹会長のごあいさつ

佐野弘樹会長のごあいさつ


しかし。

今日は5人の市議が出席していながら、『無所属』で『無会派』のフジノが市議会を代表してあいさつをするようにとのご指名をいただきました。

慣習からいくと『ありえないこと』なので、フジノはいったんお断りしました。

そして、他の市議のみなさんに相談をしました。

何故ならば、来賓あいさつなんかで腎友会と市議会のカンケーが悪くなるようなことがあってはならないからです。

相談の結果、最終的に他のみなさんの合意をいただいたので、ご指名のとおりにフジノがスピーチを引き受けることにしました。

(たぶん『人工腎共励会』の50年の歴史を通じても初めてのことかもしれません!)

透析歴の長い方々への表彰が行なわれました

透析歴の長い方々への表彰が行なわれました



ぜひ政治家にあなたの暮らしや想いを語りかけてほしいのです

フジノにとって、慢性腎臓病・CKD対策、そして人工透析を受けておられる方々への支援は、とても大切にしている取り組みです。

毎年必ず議会質疑もしていますし、腎友会から毎年議会へ出される陳情の内容は考えが同じなので毎回賛成をしています。

そのような訳で、お話したいことは山ほどありました。

けれども1つの想いを伝えることに専念しようと決めました。

それは、

議員たちにあなたの想いを伝え続けて下さい

という一点です。

透析歴30年の方々も表彰されました

透析歴30年の方々も表彰されました


今日出席していた5名(井坂議員、石山議員、小幡議員、渡辺議員)はみな人工透析についてもCKDについて造詣の深い議員ばかりでした。

けれども横須賀市議会には40名の議員が居て、それぞれに異なる専門分野を持っています。

議員に限らずに世間のみなさまも同じですが、身近に人工透析をしておられる方が居るといった機会が無ければ、なかなかそのご苦労や、CKD対策の重要性などを知ることはできません。

そもそも政治家は万能ではありませんので、当然ながら知らないことがたくさんあります。

みな、得意分野と苦手な分野があるものなのです。

フジノの場合は社会保障・社会福祉を専門としていますので、港湾や入札制度などは苦手分野にあたり、残念ながら表面的なことしか理解していません。

しかし、議員には『共感する力の高い人』がたくさんいます。

一度でもご相談を受ければ、その状況をリアルに理解して、課題を解決する為に動かずにはいられない人がたくさんいます。

だから、会場のみなさまにお願いしました。

どうかあなたのそばに暮らしている議員に、あなたの毎日の暮らしについて語ってほしいのです、と。

陳情を出していただくのも絶対に必要です。

でも、近所に暮らしている議員に、慢性腎臓病とはどのような体験をするものなのかを話して伝えてあげてほしいとお願いしました。

僕たち政治家は、全てのことを知ることはできません。

万人と同じように24時間365日しか与えられておらず、その中であらゆるご相談をお聞きしてはそのつど必死になって制度や法律を学び、解決策や改善方法を探していきます。

全ての問題に関心を持つことはできず、当然ながら限界があります。

でも、陳情が了承されない(可決のことですね)時に

「関心を持ってもらえない」

と虚しさをおぼえるだけではなくて、あきらめないでほしいのです。

繰り返しになりますが、議員という存在は、もしもご相談を受けたならばできる限り何とかして問題解決をしたいと願う人がほとんどです。

だから、「日常のあらゆる場面で伝え続けてほしい」とお願いをしました。

議員にぜひ学ばせてほしいのです、とお願いをしました。

これから先、フジノが市議会を代表してスピーチをするような機会は2度と無いだろうなと思います。

けれども、いつもどのような集まりや団体の方々に対しても、同じことを心の中で語りかけています。

「政治家を、使って下さい。政治家は、いのちと暮らしを守りたいといつも願っています。その為にも、どうかあなたの想いをぜひ政治家に語りかけて下さい」

と。



9月2日開会の9月議会、16名が市長に一般質問します/「事前議運」が開かれました

9月議会では合計16名が市長への一般質問に立ちます

今日は『議会運営委員会』が開かれました。

横須賀市議会の議会用語で『事前議運』と呼んでいます。

数日後にスタートする9月議会について、開会前最後の準備を行なう場です。

例えば、会期をいつからいつまでにするか、本会議・委員会の日程をいつにするか、市長から提出される議案をどの委員会に付託するか等をあらかじめ決めていきます。

「議会運営委員会審査事項」より

「議会運営委員会審査事項」より


9月議会での一般質問を行なうことをあらかじめ議会事務局に伝えたのは16名。

先日のブログで記したとおり、一般質問を行なう議員は、あらかじめ議会事務局に『発言意思通告(=質問を行なうよという意思表示)』をしなければなりません。

この16名の議員は下の通りです。

一般質問を行なう予定の議員(敬称略)

  1. 9月2日(7名)
    • 大村洋子
    • 加藤眞道
    • 小室卓重
    • 関沢敏行
    • 永井真人
    • ねぎしかずこ
    • 二見英一

  2. 9月21・23日(9名)
    • 青木哲正
    • 井口一彦
    • 井坂直
    • 小播沙央里
    • 小林伸行
    • 藤野英明
    • 松岡和行
    • 南まさみ
    • 本石篤志

9月議会は会期が1ヶ月半と長丁場なので、一般質問は前半と後半に分かれています。一般質問が行なわれるのは、9月2日(水)と9月21日(水)・23日(金)の合計3日間です。

どの議員がいつ質問するかの『順番』は、9月1日(木)に開催される次回の『議会運営委員会』にて抽選で決まります。



会期は43日間、前半は補正予算案と条例改正案、後半は決算議案が提出される予定です

この9月議会では、まず初日に市長から19本の議案が提出される予定です。

第3回市議会定例会提出予定案件一覧表

第3回市議会定例会提出予定案件一覧表

9月2日にはまず11本の議案が市長から提出される予定です。一般会計と水道事業の補正予算案をはじめ、条例改正案が出される見込みです。

横須賀市議会では『市民のみなさまからの政策提言』と位置づけている、請願・陳情。今回は、請願1本と陳情3本が出されました。

審査予定の請願・陳情

審査予定の請願・陳情


今回フジノは請願『東京電力福島第一原発事故避難者に対する住宅無償提供の継続を求める意見書の提出について』の紹介議員となりました。

そして後半は、決算議案が提出される予定です。



まもなく6月議会がスタート、13名が市長に一般質問します。今回こどもたちから出された陳情にフジノは注目しています/「事前議運」が開かれました

12月議会では合計13名が市長への一般質問に立ちます

今日は『議会運営委員会』が開かれました。

いわゆる『事前議運』と呼ばれるものです。

まもなく開催される6月議会について、あらかじめ決めておく場です。

例えば、会期をいつからいつまでにするか、本会議・委員会の日程をいつにするか、一般質問の発言順番や、市長から提出される議案をどの委員会に付託するかを決めていきます。

「議会運営委員会審査事項」より

「議会運営委員会審査事項」より


6月議会での一般質問を行なうことをあらかじめ議会事務局に伝えたのは13名。

一般質問を行なう議員は、あらかじめ議会事務局に『質問を行なう意思表示』しなければなりません。

この13名の議員は下の通りです。

一般質問を行なう予定の議員(五十音順)

  • 青木哲正
  • 井坂直
  • 大野忠之
  • 大村洋子
  • 小幡沙央里
  • 嘉山淳平
  • 小林信行
  • 小室卓重
  • 高橋英昭
  • ねぎしかずこ
  • 葉山直
  • 藤野英明
  • 山本けんじゅ

本会議は、6月8日(水)と6月9日(木)の2日間です。

どの議員がどちらの日にどの順番で質問するかは、7日(火)に開催される次回の『議会運営委員会』にて抽選で決まります。



会期は17日間、19議案が提出予定です

この6月議会では、市長から19本の議案が提出される予定です。

「議会運営委員会審査事項」より「審査日程(案)」

「議会運営委員会審査事項」より「審査日程(案)」


一般会計の補正予算案をはじめ、各種福祉施設の基準を定める条例の改正や『横須賀ごみ処理施設建設に伴う新設道路及び造成工事請負契約の変更契約締結について』などが議論されます。



フジノが注目している2つの陳情

横須賀市議会では市民のみなさまからの陳情・請願は、大切な『政策提案』と受け止めています。

この6月議会には、市民の方々からの陳情4件と請願1件も提出していただきました。

フジノが個人的に強い関心を持っているのは、まず

陳情『電動車いす利用者に対するタクシー券交付に代わるバス券の交付について』

です。

実は、同じ趣旨の陳情が2年前に教育福祉常任委員会に提出されました。

しかしこの2年前は教育福祉常任委員会にフジノは所属しておらず、陳情審査に関われませんでした。

当時の質疑を読み返すと、賛成した議員も複数おられた一方で、障がい福祉を全く理解しておられないひどい発言をして反対をした議員もいて、最終的に『審査終了』となってしまいました。

(横須賀市議会では、陳情の扱いは全員が賛成すると『趣旨了承』、全員が反対すると『趣旨不了承』、賛否それぞれあると『審査終了』となります)

フジノは今回の陳情の趣旨に賛成です。

2年前のメンバー構成とは違う教育福祉常任委員会で、ぜひ改めてこの陳情を議論したいです。

障がいのある方々の移動に関する権利をいかにして保障していくか、とても大切なテーマです。

もう1つとても関心を持っているのが

陳情『「子どもの遊び場をつくってほしい!」子どもたちからの陳情』

です。

こどもたちから陳情が出されたのは、13年間のフジノの市議会議員生活では初めてのことです。大変に嬉しく感じています。

陳情第13号を一部抜粋

陳情第13号を一部抜粋


文書としてタイピングやプリントアウトして市議会に提出して下さったのは保護者の方々のようなのですが、こどもたちの想いを代筆して市議会に届けて下さったことはまさに社会福祉でいうところの『アドボカシー』です。

こどもたちの権利を守る上で、とてもありがたいアクションだと感じました。

この陳情は都市整備常任委員会で審査されるので、フジノは議論には加われないのですがとても関心を持っています。

このように、本会議での一般質問をはじめ、委員会での議案・報告事項・陳情・請願・所管事項への質問など、6月議会も充実した議会になりそうです。

いつもどおり全力でしっかりとがんばります。



「婦人会館」1階の様子をご紹介します/「婦人会館」が2016年3月31日をもって閉館されました(その2)

前の記事から続いています)

館内の様子を写真で紹介します

では、続いて『館内』の様子を写真でご紹介いたします。

館内の配置図

館内の配置図

玄関

玄関


菊池寛さんの小説『不壊の愛』の中に、『婦人会館』の過去の様子が記されています。

菊池寛「不壊の愛」より

菊池寛「不壊の愛」より


(このボードは市民の方が寄贈して下さったものです)

不壊の愛

菊池 寛

「私は、数年来毎夏、湘南大津に避暑してゐる。

毎年定まって、同じ家を借りてゐる。

その家は庭が少しもないのだが、その家の二階から見下ろす隣家の庭が、芝生を一杯に植ゑた、西洋風の美しい庭園なので私はいつも、

『この家は、庭はちっともないが、お隣の庭を自分の家の庭だと思ってゐたら、それで間に合ふ。』

と、云ってゐる。

隣の邸は、三百坪ばかりの広い庭だのに、建物はごく小さく、わづかに四間か五間かの平屋が、庭の一隅に、小ぢんまりと建ってゐる丈だった。

しかし、それはそこに住んでゐる老人夫婦には、充分な広さであった。

夫婦は子無しであるらしく、夏海に行っても子や孫らしい家族は見かけなかった。

老人の姓は、松波謙介と云った。

もうすっかり白髪になってゐたが、雄偉と云ってもよい堂々たる体格であった。

老妻の方は小柄な上品なお婆さんで、目鼻の整った、若い時はどんなに可愛かったであろうと思はれる老女であった。」

こうして菊池寛さんにも愛されたのが、ここ『婦人会館』なのです。

玄関に貼られている「利用者のみなさまへ」の文書

玄関に貼られている「利用者のみなさまへ」の文書


横須賀市の所管になってからは、地域コミュニティの拠点として貸し館をしてきました。

囲碁や将棋をするグループ、裁縫やお花の教室など、いろいろな方々がここに集い、交流し、生きがいを見つけてきました。



まずは1階の様子です

それでは1階の様子です。

玄関から左側を観たところ

玄関から左側を観たところ


玄関から左側は、後年になって増築されたものです。

玄関から右側へ

玄関から右側へ


明治四十年からのオリジナルの建物は、玄関から右側の部分になります。

明治四十年の建築当時のまま

明治四十年の建築当時のまま


関東大震災、東日本大震災を乗り越えてきました。

学習室1と2のあいだにある「欄間」

学習室1と2のあいだにある「欄間」


最終日ということで職員のみなさんも片付けに忙しかったのですが、フジノがお邪魔すると手を休めていろいろなお話を聴かせて下さいました

所管として管理運営をして下さった教育委員会職員のみなさん

所管として管理運営をして下さった教育委員会職員のみなさん


毎日の出来事、東日本大震災の日、大吹雪の日など、様々な出来事を聴かせていただきました。いかに『婦人会館』が愛されてきたのかを改めて感じさせられました。

110年、風雪に耐えてきた


これまでずっと『婦人会館』を守って来て下さった職員のみなさまに対しても、「閉館・廃止を止められなくて申し訳ございませんでした」と深くお詫びをしてまいりました。

学習室1の廊下

学習室1の廊下

学習室7の廊下

学習室7の廊下

廊下を照らす電灯


学習室7と8の様子

学習室7と8の様子

廊下でふと立ち止まっても見とれてしまう光景

廊下でふと立ち止まっても見とれてしまう光景

趣のある廊下

趣のある廊下

柔らかな陽射しと長い月日を経た木材

柔らかな陽射しと長い月日を経た木材

和室


廊下の木目も美しい

廊下の木目も美しい




(次の記事へ続きます)



長年にわたって「婦人会館」を愛してこられたみなさまに心からお詫びを申し上げます/「婦人会館」が2016年3月31日をもって閉館されました(その1)

本日2016年3月31日をもって「婦人会館」が閉館します

吉田市長によって定められた『施設配置適正化計画』。

吉田市長が定めた「横須賀市施設配置適正化計画」

吉田市長が定めた「横須賀市施設配置適正化計画」


この中で、『廃止』が明記されていました。

「施設配置適正化計画」P29より

「施設配置適正化計画」P29より


ここに至るまで、『婦人会館』を愛してこられた方々は多く、たくさんの閉館反対の声がありました。

市議会にも反対を求める『陳情』が出されました。

しかし、残念ながら結論は覆りませんでした。

2016年3月24日・神奈川新聞より

2016年3月24日・神奈川新聞より


すでにメディアの報道でもご存知の方も多いと思いますが、本日2016年3月31日をもちまして『婦人会館』が閉館されます。



その美しい建物と庭園をせめて写真に残したいと思いました

最終日の今日。

政治家としては『婦人会館』を守れなかったお詫びに、個人としては素晴らしき歴史的文化財を目に焼き付ける為に、『婦人会館』へと向かいました。

なるべくたくさんの写真を撮って、画像だけでも遺しておきたいと思います。

京急大津駅を降りて歩くこと三分ほどで、印象的な生け垣が見えてきます。

馬堀町1丁目に婦人会館はあります

馬堀町1丁目に婦人会館はあります


ココです!

「婦人会館」の門です

「婦人会館」の門です


懐かしい。

「門」をくぐると建物が見えてきます

「門」をくぐると建物が見えてきます


門を入ると、美しい庭が広がっています。

旧佐賀藩士が別荘としたそうですが、この美しい庭を愛でたのでしょうね。

でも、まずは建物の外側をじっくりと眺めましょう。

「婦人会館」の建物(玄関から左側は後年に増築されたものです)

「婦人会館」の建物(玄関から左側は後年に増築されたものです)


この建物は、大きく2つに分かれています。

明治40年に建設された最も古い部分が右側です。

「婦人会館」と言えば「松」です

「婦人会館」と言えば「松」です


『婦人会館』の松はどれも本当に印象的ですね。

玄関とその右側はまさに明治40年に建築されたまま

玄関とその右側はまさに明治40年に建築されたまま


玄関から左側と2階は、昭和14年に『浦賀船渠』の保養所にかわってから建て増しされました。

ぐるりと裏側へ

ぐるりと裏側へ


建物の裏側にも行ってみます。

右側の裏側へ

右側の裏側へ


そういえば、裏側に回ったのは今回が初めてでした。

同じ側面を少し離れたところから(松が印象的ですね)

同じ側面を少し離れたところから(松が印象的ですね)


市は「耐震化工事をしていない」ことも廃止の原因の1つに挙げていましたが、そもそも建築後に関東大震災を乗り越えて、さらに2011年には東日本大震災も乗り越えて、建物の損壊はありませんでした。

再び正面玄関に戻ってきました

再び正面玄関に戻ってきました


さて、正面玄関に戻ってきました。

それでは建物の中に入ります!

それでは建物の中に入ります!


次の記事では建物の中をご紹介しますね!

次の記事へ続きます)



「諏訪幼稚園の存続」を願う保護者らみなさまの想いが踏みにじられています/教育福祉常任委員会

諏訪幼稚園を廃園から守りたいとの陳情が署名とともに出されました

今日は、教育福祉常任委員会が開かれました。

たくさんの案件がありましたが、中でもかねてからフジノが強い関心をもって見守っている『市立諏訪幼稚園の廃園問題』を報告します。

今年6月25日の教育福祉常任委員会でこの問題については集中審議を行ないました。

その後もあまりにも教育委員会の進め方がいいかげんなので、諏訪幼稚園の現役の保護者の方々だけでなく、歴代のPTA・教員・卒園生のみなさんが立ち上がりました。

たくさんの署名とともに、市議会に対して2つの陳情が出されました。

こちらです。

陳情「諏訪幼稚園の今後の在り方についての陳情」
陳情「諏訪幼稚園の今後の在り方についての陳情」


上が陳情第12号です。

陳情「諏訪幼稚園の存続を求める陳情」
陳情「諏訪幼稚園の存続を求める陳情」
陳情「諏訪幼稚園の存続を求める陳情」


上が陳情第13号です。

これに対して、教育委員会事務局が出してきた一般報告資料がこちらです。



フジノは怒りの質問をしました

この2件の陳情と一般報告に対して、フジノはかなり強い怒りをもって質問を行ないました。

教育福祉常任委員会での陳情に関する質疑

フジノの質問

陳情第12号、第13号について伺います。
 
教育委員会にまずどうしてもお聞きしたいことがあるのですが、過去に桜台中学校が坂本中学校と統合する時に、僕は反対運動に加わりました。

「どうしても桜台中学校を残してほしい」

という想いがあって。

その時の理由というのが、『第1教室』という、障がいのあるお子さんや発達や支援の必要なお子さんがそこに所属していれば、教員のすばらしい指導やサポートを受けられて、みんな笑顔になるような素晴らしい教室を持っていて、そして学校そのものも少人数で、大変にすぐれた人材を輩出していた。

これと諏訪幼稚園が全くかぶって仕方がないのです。

障がいのある子を積極的に受け入れてくれる幼稚園、そして少人数の幼稚園、目が行き届いている。

僕は、この廃園のやり方を見るにつけても、桜台中学校の統合がフラッシュバックして仕方がないのです。

何でもっと早く、もっと丁寧に、もっときちんとゼロからPTAの皆さんと話し合ってこなかったのか。

桜台中学校から何を学んだのだろう。

あの時、教育委員会の方たちもものすごく体を壊す方もいたり傷ついたりして、ようやく統合することができた。

「2度とこんなふうなことはしない」と当時の課長は、「手続的な瑕疵は犯さない」と言ってくれたのに、どうしてこんな同じようなことをしてしまっているのか。

何を桜台中学校から学んだのだろうと率直に言わざるを得ないのです。

議会で反対しているのは少数だと書かれてしまったのですが、保護者の皆さんの御意見を見るにつけても、陳情に賛成したくなってくる気持ちがどんどん強まってくるのです。

御答弁は、まず今の僕の意見について、率直に聞かせていただけませんか。



学校教育部長の答弁

 
まず、今回の幼稚園の廃園の話につきましては、平成9年、10年にいったんこの話が持ち上がったというのが前提としてございます。

そこからの話ですので、私どもとしましては、この時点から地域の方とのお話し合いを進めさせていただいている認識が1つございます。
 
それともう1つは、今回、子ども・子育てに関して新しい制度が始まったという背景がございますので、全く桜台中学校の統合と同じレベルとは私どもとしては認識をしておりませんので、それをまず御理解いただきたいと思います。



フジノの質問

桜台中学校の反対運動が大変盛り上がり、そして学校の教員も、御自身の立場がそれこそ教育委員会ににらまれてしまうかもしれない中でも一生懸命、自分たちの教育に自信を持って、誇りを持って働いていたので、頑張っていろんなことをやってくださった。
 
今回も、諏訪幼稚園の教員も同じような想いで動いて下さっているのを見るにつけても、その想いに報いなければならないと思うのです。

例えば桜台中学校に関していえば、桜台の最後の校長が統合した後の新坂本中学校の校長となって、不安感を少しでも減少させられるように、桜台中学校の最後の生徒が坂本中で卒業できるまで絶対に見送るのだというような気持ちでいろんなアフターケアをして下さった。

確かに進め方に問題あったかもしれないが、その後のリカバリーというのは、ものすごく教育委員会は頑張ったのです。
 
今回についても、国の制度の話もあったとはいえ、やはりスタート失敗だったと率直に思います。

ならば、やはりあの時のように、リカバリーをしなければいけないと思うのです。

例えば、諏訪幼稚園の教員は、御答弁にもありましたが、中央こども園は決して諏訪幼稚園の後継園ではないにせよ、必ずカリキュラム策定過程に入るという約束をいただけるとか、本質的なことではありませんが、諏訪幼稚園をしのばせるようなものが中央こども園でも見られるとか、何らかの安心感をつなげられる対応が必要だと思うのです。
 
今のところ、頂いている資料を拝見する限りでは、こども育成部と教育委員会とお互いに協議を前よりは密にやるようになったのだなということはわかるのですが、それ以上のことがまだ見えてこないので、安心感はこれでは得られないと思うのです。

何か具体的な安心感を担保できるような措置というのはないのでしょうか。



学校教育部長の答弁

 
私どもとしましても、御理解いただけているとは思っていますが、今の幼稚園がだめだから廃止にするという気持ちは一切ございません。

これまで長年の歴史の中で培ってきたノウハウというのについては、これまでの成果として我々も捉えておりますので、今後、こども育成部と連携をしながら。

今、藤野委員のほうからは「これでは不十分だ」という御指摘も承りましたので、今後、具体的に廃園の事務を進めていかなければならない訳ですが、今、藤野委員からいただいた御意見を重く受けとめさせていただきながら、できるだけ、これまで培ってきたものが新しい認定こども園の中でつながっていくような取り組みを目指して取り組んでいきたいと思います。



フジノの質問

もう1点伺いたいと思います。
 
僕にとってもそうなのですが、諏訪幼稚園の最もすばらしいところというのは、発達がさまざまな状態のお子さんでもしっかりと受けとめてきてくれたことだと思うのです。

それは桜台中学校の『第1教室』もまさにそうで、市内あらゆるところから皆さん選んできていた。それは諏訪幼稚園も同じだと思います。

今回、所見の中で、過去にも説明をいただいてきましたが、

「支援を要する幼児の積極的な受け入れは、子ども・子育て支援新制度の施行により、認定こども園の入園希望者の受け入れについては、基本的には義務化されます」

と。

その役割をお願いしていくこととなりますとあって、仮に諏訪幼稚園が無くなったとしても、他の幼稚園が受け入れてくれるから大丈夫だよというのを、制度を根拠に御説明されている。

でも、制度は仮にそうであっても、現実には、私立幼稚園に断られて諏訪を選んだお母さんたちもいらっしゃる。
 
では今後は、私立幼稚園を指導・監督してくれるのか。

認定こども入園の希望者が必ず受け入れられるように厳しく監査などをしていくのか。

もし拒否の事例などがあったら、その幼稚園は処罰を受けるのか。

その子どもが必ず入れるようになるのか。

そういう保障って誰がしてくれるのでしょうか。

横須賀市がそれを担保してくれる言葉をいただかない限り、陳情を即不了承にするというのは難しいかなと思うのです。

きっとこれはこども育成部の答弁になると思うのですが、お願いします。



保育運営課長の答弁

 
先ほど、ねぎし委員の御質問にもお答えしましたように、(仮称)中央こども園、平成31年度、開設を予定していますが、そこでの障がい児の受け入れについては、経験豊富な保育士が多数おりますので、そこでしっかりと受けとめていきたいと考えています。



フジノの質問

こども育成部から今御答弁いただいたのですが、私立幼稚園協会とのかかわりで教育委員会にも伺いたいのです。
 
そもそもは、諏訪幼稚園が果たしている役割というのは、地域の幼稚園が、障がいがあろうが、発達に違いがあろうが、受け入れてきちんと幼稚園で見てくれていれば、諏訪幼稚園に各地から集まってくるなんていうことはなく、本来どおり、地域で生まれた子どもは地域で育っていくのが望ましい姿だった訳です。

そのまま幼稚園として存続していくところが、子どもたちの受け入れを拒んだ場合に、教育委員会としては、私立だから物を申すことというのはできないものなのでしょうか。

今、こども育成部からは、必ずやっていくという言葉をいただきましたが、同じように、教育委員会としてはいかがでしょうか。



学校教育部長の答弁

私立の幼稚園に対して指導・監督というのは、現実的にはなかなか難しい場面が想定されます。

しかしながら、私どものまずもっての役割としましては、先ほど来、藤野委員からも御意見賜っていますように、今まで私立の幼稚園が果たしてきたもの、培ってきたもの、研究成果なども含めて、今もすでに連携をとらせていただいていますが、廃園までの期間の中でこれを確実にお伝えし、お願いをしていくことがまずは最大の責務ではないかと思っています。

前回の第2回定例会の中でも御答弁させていただきましたが、私どもとしましても、特段配慮の必要なお子さんへの教育については気にかけてはいるところでありますので、これまで市立幼稚園で担ってきた役割、それから行なってきたノウハウを私立幼稚園のほうにしっかりとお伝えして、これが必ず引き継がれるようにしてまいりたいなと考えております。



フジノの質問

大変頼もしいお言葉をいただいたのですが、私立幼稚園に対しても補助などを出していると思うのです。

その中で、幼児たちが仮に発達にスピードの違いがあったり支援が必要であった場合、

「現状の幼稚園では、人員などの問題もあって、受け入れが難しい」

なんていう話があったならば、その補助を積極的に出して、人員をサポートするとか、そういう具体的な実際的な取り組みも、私立幼稚園に対しても目配りをぜひしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。



学校教育部長の答弁

 
今後ということになると思いますので、今、藤野委員からいただいた御意見なども参考にさせていただきながら、市立幼稚園廃園後の私立幼稚園の望ましいあり方についても検討させていただきたいと思います。



フジノの質問

ごめんなさい、こんなところで突っ込むべきではないのですが、諏訪幼稚園の廃園は今後ですが、現状、子どもが地域の幼稚園に通えてない状況があるというのもこのアンケートからはかなり受けとめられるので、今ある私立幼稚園協会についてもぜひ見ていってほしい。

そういうニーズがあるならば、サポートして、幼稚園が子どもたちをしっかり受けとめられるようにしてほしいのです。

それは今後の問題ではなくて現在進行形の問題だと思いますので、言葉じりを捉えて恐縮なのですが、その点は今から始めていただけないでしょうか。



学校教育部長の答弁

 
今回の陳情の中にもそういった事例があるということが盛り込まれて、明記されておりますので、こういった事象については現時点から取り組んでまいりたいと思います。


陳情は「審査終了」となりました

この2件の陳情に対して、各会派と無会派議員の意見は分かれました。

賛成(趣旨了承)と反対(趣旨不了承)と分かれてしまうと、横須賀市議会では陳情について「結論を出さない」という扱いになってしまいます。

それを『審査終了』と読んでいます。

残念ながら2つの陳情は委員間で意見の一致をみず、『審査終了』となってしまいました。

けれどもこのままで終わる訳にはいきません。

これからもずっと市立諏訪幼稚園の存続・廃園の問題は注目し続けていきます。

これではあまりにも諏訪幼稚園の関係者のみなさまの想いが踏みにじられています。

ゴールがどうなるかもそもそも大切ですが、仮にゴールがたとえ同じであっても、そのプロセスもとても大切です。

教育委員会の進め方ではフジノも全く納得できません。

ましてや陳情を出して下さったみなさまはもっと納得できておられないはずです。



「新ごみ処理施設建設の凍結を求める陳情」を出した市民の方々の「意見陳述」の機会を、委員会は認めませんでした/2015年予算議会・生活環境常任委員会

本会議後、生活環境常任委員会だけが開催されました

本会議終了後、フジノの所属する『生活環境常任委員会』が開かれました。

他の委員会は開かれない中で、特に本委員会だけが開かれたのは、ある陳情の取り扱いについて協議する必要があったからです。

陳情は、下の通りです。

横須賀ごみ処理施設建設事業についての陳情

陳情の趣旨
温室効果ガスのみならずダイオキシン類・PM2.5をはじめ、近年の放射性物質を拡散する日本のごみ焼却施設は、世界各国とは正反対の処理方法です。

横須賀ごみ処理施設建設事業は、いままで不燃ごみとしていたプラスティックやゴムタイヤなども焼却する計画なのでこれまで以上の汚染物質を拡散します。

横須賀市は、影響が少ないとする環境影響評価を出してこの計画を進めています。

しかし、市民による地形や風向を考慮した大気汚染調査の結果では、横須賀市のほぼ全域で現況より悪化、さらに環境基準を大幅に超える地区も出ています。

横須賀市は、平成23年に市職員を事務局とし、西部地区(大楠・武山・長井)と衣笠地区の一部連合町内会会長職を中心とした31名で『横須賀ごみ処理施設建設対策協議会』を作りました。

『対策協議会』は、297億円の血税を投入し環境汚染・健康問題を引き起こす大規模事業をすべて容認し、横須賀市が市民へ環境影響予測評価結果を公表する前に市民が不利益となる協定を次々に締結するという暴挙に出ています。

私たちは、『横須賀ごみ処理施設建設対策協議会』を住民の代表として認めることは出来ません。

議会におかれましては、『横須賀ごみ処理施設建設事業』を一旦凍結し、慎重な審議を尽くしてごみ処理事業を行うようお取り計らいをお願いいたします。

陳情項目

  1. 住民を無視し続ける『横須賀ごみ処理施設建設対策協議会』の即刻解散と横須賀市が同協議会と交わした協定書を無効とすること

  2. 横須賀市の厳しい財政状況の中、市議会が本事業に関する慎重な審議とチェック機能を果たすこと

  3. 『横須賀ごみ処理施設建設事業』を一旦凍結すること

平成27年2月6日

横須賀市議会議長様

陳情者
住所:横須賀市平作●丁目●-●
氏名:●● ●
他、署名1,297名

横須賀市が建設に向けて計画を進めている新ごみ処理施設についての凍結を求める陳情です。



請願・陳情を出した市民が「意見陳述」できるように条例を作ったのだから、その機会を必ず認めるべきだ

横須賀市議会では議会基本条例において、請願・陳述を提出した市民の方々が望む時は、委員会に出席して自ら『意見陳述』をできることになっています。

横須賀市議会基本条例

(請願及び陳情)
第12条 議会は、請願及び陳情を市民による政策提案と位置付け、真摯に取り扱うものとする。この場合において、請願者若しくは陳情者の求めに応じて、又は議会自ら、請願者又は陳情者が説明や意見陳述を行う場を設けることができる。

2012年12月議会の教育福祉常任委員会(当時フジノは所属していました)において、初めて実際に意見陳述が実現しました。

議会改革はフジノの大きなテーマの1つなので、この意見陳述を実現させたわが市議会を誇りに感じたものです。

そして今回、陳述を出して下さった方々は「意見陳述をしたい」と希望されました。

ただし、実現には『大きなハードル』が1つあります。

それは、委員会のメンバー全員が一致して「賛成」しなければならないのです。

全会一致して初めて『意見陳述』が可能になります。

フジノは、どのような請願・陳述であってもそれは「政策提案」であるという議会基本条例の理念に沿って、『意見陳述』に賛成しました。

しかし、結果的に共産党以外の他の会派はみなさん反対しました。

生活環境常任委員会・次第より

生活環境常任委員会・次第より


その結果、市民の方々による『意見陳述』は認められませんでした。

横須賀市議会は、全国に誇るべき『開かれた議会』です。それなのに、市民の声を聴く機会さえ拒否してしまうのはおかしいです。

請願・陳情に賛成か反対かの立場を超えて、「そもそも意見を聴くこと」自体は、必ず実施すべきだとフジノは考えています。




何故このテーマだけ2度も意見陳述を拒否せねばならなかったのか理解できません

今回の決定は、前回に続いて、極めて残念な対応だとフジノは失望しています。

実は、この新ごみ処理施設をめぐる請願は2014年6月議会にも出されています。

2014年6月11日に開催された生活環境常任委員会においても、請願を出した市民の方々が『意見陳述』を希望されたので、取り扱いを協議しました。

そこでも、全会一致に至ることはありませんでした。

どうしてこのテーマに限って、頑なに市議会が『請願・陳述を出された市民の方々の意見を聴かない姿勢』を取り続けるのか、フジノには理解できません。

どのような問題であっても、オープンに議論できる横須賀市議会であり続けてほしい。

そう強く願っています。

*1期目の吉田市長当選の為に全力を尽くしたフジノが、彼とたもとを分かった最大の原因は、この問題での吉田市長の決定のプロセス・発表の仕方・決定そのものがあまりにも住民不在・市民不在だったからです。

その経緯を詳しく知りたい方は、こちらこちらこちらこちらのブログ記事をご覧ください。



常任委員会での「市民による意見陳述」、ついに実現します!/保育園給食の放射性物質の測定を求める請願

請願を出した市民の方が常任委員会に出席してじかに陳述できるように議論しました

本会議(1日目)の終了後すぐに、教育福祉常任委員会が開かれました。これは特別なことで、1週間前に急きょ開催が決まりました。

議題は『請願を出した市民の方々の意見陳述を行なうか否かについて』です。






今まで横須賀市議会では、『請願』『陳情』を出して下さった市民の方々から、正式な議会の場でじかにその声を聴かせてもらう機会はほとんどありませんでした。

フジノの記憶では本会議で1回、委員会で2回だけしかありません。

その為、これまで『請願』『陳情』を出して下さる市民の方々は、議員ひとりひとりに電話したり手紙を書いたりして、大変な手間と労力をかけてその想いを伝える努力をしてきました。

一方で、他のまちの議会ではより積極的な取り組みが行なわれているところもありました。

提出者の方々は自らの想いを正式な場で公的な記録に残る形で発言することができたり、提出者の方々に議員が質疑をすることができたり、積極的に生の声に耳を傾ける為の方法をとっていたのです。

そうした他のまちの議会をフジノはうらやましく思ってきました。



議会改革が進みつつある今の横須賀市議会

それが今、横須賀市議会は大きく変わりつつあります。

2010年、横須賀市議会は『議会基本条例』を作りました。

その中で、新しい横須賀市議会の在るべき姿は、市長と行政をチェックしていくだけではなく、「市政の課題を的確に把握し、積極的な政策立案・政策提言を行える政策形成能力の向上を図っていかなければならない」と自らを規定しました。

『請願』『陳情』についてもその定義を大きく変えたのです。

横須賀市議会基本条例

(請願及び陳情)
第12条 議会は、請願及び陳情を市民による政策提案と位置付け、真摯に取り扱うものとする。この場合において、請願者若しくは陳情者の求めに応じて、又は議会自ら、請願者又は陳情者が説明や意見陳述を行う場を設けることができる。

そして今回、『議会基本条例』が作られてから初めて市民の方から「意見陳述をしたい」という求めがありました。

『議会基本条例』では説明や意見陳述を行なう場を設けることはできるとの規定は入れたものの、その具体的な方法までは細かく決めていませんでした。

そこで、急きょ委員会を開いて、「意見陳述を認めるか否か」「認めるならばそれは初めてのことなのでどのような方法で行なうのか」を話しあうことにしたのです。



全会一致で「意見陳述を認める」ことに決定!

結果は、もちろん全委員が一致して「意見陳述を認める」ことになりました!

これによって来週月曜日に開かれる教育福祉常任委員会では、請願を出して下さった市民の方による意見陳述が行なわれます。

その方法については下のように決まりました。

     

  • 時間は15分間
  •  

  • 議員からの質疑はなし
  •  

  • 意見陳述をする場所は、書記席の隣
  •  

  • インターネット中継は行なう

フジノとしては質疑も行なうべきだと思いますが、何よりもまずは「実施すること」が大切だと考えています。

意見陳述をする市民の方にとっては、とても緊張してしまうかもしれません。委員会には独特の雰囲気がありますし、歴戦の強者である市の部長でさえも「インターネット中継もあるし、答弁するのは毎回緊張する」と話してくれた方もいます。何とかできるだけリラックスしてその想いのたけを述べることができますように願っています。

12月3日(月)の教育福祉常任委員会、とても注目ですよ!



明日5日は委員会です/教育福祉常任委員会

明日は教育福祉常任委員会です

明日は朝10時から夕方5時までびっしりと教育福祉常任委員会が開かれます。

補正予算案の審議、陳情・請願の審議、法定の報告事項、一般的な報告事項、そして、所管する部局のことなら何を質疑しても良いという時間帯もあります。

毎回盛りだくさんで、他の委員会のどこよりも終わるのが遅いです。白熱した議論が続くからです。

お時間のある方は傍聴にいらして下さいね

さて、場所は、横須賀市役所の10階です。お時間がある方は傍聴にお越しください。

またインターネットで生中継を見ることもできます。

美術館問題について追及します!

フジノはもちろん『美術館問題』について触れます。

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先日の永井議員と市長のやりとりには全く納得できていませんし、反論する良い機会ですから。

議会運営委員会が開かれました/まもなく2012年決算議会スタート!

議会運営委員会が開かれました

今日は、議会運営委員会が開かれました。
 
まもなくスタートする9月議会の準備の為の議運です。

9月3日にスタートして10月5日に閉会します。
 
会期は33日間ですね。

下の資料の通りで、9月議会では合計17人が市長への一般質問を行ないます。

議長を除く40人の議員のうち17名ですから、42.5%が質疑に立つ訳です。とても良い傾向だと思います。

吉田市長の就任以来、追及すべき課題があまりにも増えてしまったせいもありますが、横須賀市議会の姿勢は明らかに変わりました。

「議会運営委員会審査事項」より

「議会運営委員会審査事項」より


一般質問の予定日は、3日間です。9月3日、20日、21日。

フジノは、20日に質疑に立ちます。




審議する議案・報告、市民の方々からの請願・陳情について

今回は市長からの提出議案が13件、法定の報告が14件、請願が5件、陳情が5件です。

議案のほとんどは補正予算案ですが

上下水道局の混乱の責任をとって、市長・副市長の減給処分を行なう為の議案などがあります。

報告の大半は、外郭団体の経営状況の報告(決算)です。

そして、市民の方々からの請願・陳情は、今回もフジノの想いに合致するものがいくつもありました。

  • 請願第5号
    「学校敷地内に一時保管されている除染土砂の撤去を東京電力に求める決議について」

  • 陳情第7号
    「精神障がい者への重度障がい者医療費助成制度の対象拡大について」

  • 陳情第8号
    「重度障害者医療費助成制度の維持継続について」

  • 陳情第9号
    「障がい児者・透析者を含む移動困難者に対する通院支援について」

いずれもフジノの所属する教育福祉常任委員会で審査されて結論を出すことになります。

所属する常任委員会での請願には紹介議員になれないルールがありますので、フジノ自身は紹介議員にはなれません。

けれども請願は採択されるように、陳情は主旨了承となるように、全力を尽くしたいです。