「AIは保健・医療・福祉に大きな革新をもたらしうる」と感じました/横須賀の2040年を考える会・第3回学習会へ

「横須賀の2040年を考える会」と千場先生の存在

今日は、『横須賀の2040年を考える会』の学習会(第3回)に参加しました。

代表は、千場純先生。

横須賀市の『在宅療養連携会議』の座長であり、横須賀市医師会の副会長でもある方です。わがまちの地域包括ケア・在宅療養を推進する為に絶対に欠かせない、とても大切な存在です。

フジノは2013年からまだわずか4年の接点しかありませんが、立場を超えて、心から尊敬しています。

世間では、ほとんどの方々の問題意識は『2025年問題』までなのが実態だと思います。

しかし、千場先生はその先にある『2040年問題』に向けて取り組んでいく為に、この会を2016年に立ち上げました。

人口ボーナス期の後には必ず人口オーナス期がやってきます。

総務省資料より「人口オーナス期」

総務省資料より「人口オーナス期」


日本もすでに人口オーナス期に入っています。そのダメージが最も大きく出る可能性が高いのが2040年頃です。

社会保障や人口推計を専門とする研究者や政治家であれば、2040年へ目を向けることの重要性は痛いほど理解できます。フジノの場合は、大学院時代の指導教官が人口推計の重要性を叩き込んでくれました。

しかし、千場先生のように現場で闘っておられる方が(本当の最前線でいつも闘っておられます)、長期的視野に立ってこうした取り組みを進めておられることに、心から敬意を払わずにいられません。

毎日の目の前の暮らしで精一杯、明日もどうなるか分からない、ほとんどの人々はそうした生活の中にいます。20年以上も先の未来に向けて、考えたり行動を起こすのは、現実的に不可能だと思います。

だから、もしかしたら『早すぎる存在』として理解されないかもしれない。

フジノは、千場先生のことを敬意を込めて『炭鉱のカナリア』と呼ばせて頂いています。

でも、千葉先生のアクションは絶対に正しいです。



「AI」とフジノ、接点なさそう・・・

そんな千場先生が代表として立ち上げた会ですので、発足から毎回フジノも学習会に参加してきました。

しかし今回の学習会は・・・

予算議会のまっただなかで忙しくて身動きが取れない日程の中に開催されました。本音を言えば、委員会準備を優先したいところ。

さらに、テーマは『2040年のAI社会到来を考える』でした。

横須賀の2040年を考える会・第3回学習会

横須賀の2040年を考える会・第3回学習会


率直に

「ああ、このテーマには政治家としては全く関心がわかない」

「千場先生の思考が早すぎてついていかれない・・・」

と感じ、欠席してしまいたい気持ちもありました。

会場に着くと、満員だった過去2回とは異なってかなり空席が目立ちました。



先入観はくつがえされ、夢中になりました

しかし。

まず、基調講演。

独立行政法人経済産業研究所近藤恵介さんが『AI・ロボット時代における地域経済と雇用』をテーマにお話をして下さいました。

続いて、リレートークで3人がそれぞれの立場でお話をして下さいました。

行政の立場から、経済部経済企画課課長の蒲谷弘幸さん。

蒲谷弘幸さん(横須賀市・経済企画課長)の講演「横須賀市の産業経済の現状と将来について」

蒲谷弘幸さん(横須賀市・経済企画課長)の講演「横須賀市の産業経済の現状と将来について」


市民の立場から、山口義則さん(行政書士)。

山口義則さん(行政書士)による講演「AIと横須賀2040年の暮らし」

山口義則さん(行政書士)による講演「AIと横須賀2040年の暮らし」


医療の立場から、山下晃平さん(横須賀市医師会・理事)。

山下晃平さん(横須賀市医師会・理事)による講演「AIと医療」

山下晃平さん(横須賀市医師会・理事)による講演「AIと医療」


千場先生が閉会のあいさつに立つ頃には、フジノの考えは大きく変わっていました。

閉会のあいさつに立つ千場純先生

閉会のあいさつに立つ千場純先生


かなり明るい未来像がイメージできるようになりました。

『AI』は、保健・医療・福祉に大きく貢献してくれるはずです。

もちろん、根拠のない楽観はしません。倫理的な面からも、法整備の面からも、クリアせねばならない課題は莫大な量にのぼります。

けれども人口減少が進んでも、根拠のある楽観主義をもって生きていかれるくらいに、『AI』の発展が貢献してくれると感じるようになりました。

学習会の終了後には、控え室で近藤恵介さんと山口義則さんと3人で1時間も話し込んでしまいました(お忙しい中お二人とも本当にありがとうございます)。

横須賀の2040年を考える会

横須賀の2040年を考える会(第3回)終了後に。


『AI』とその発展について今後もっと吸収していきたい、そして政策に取り入れられる部分は提案していきたいと感じました。

それともう1つ。

目の前の苦しみや悲しみや問題と向き合って解決する為に働きながらも、より良い未来の為に長期的な視点で行動を続けていくことの大切さ。

このことを改めて千場先生から今日の学習会を通じて学んだ気がします。ありがとうございました。



上地克明・横須賀市長候補「私がこのまちを変えます!」とシャウト!/市長選挙3日目

市長選挙3日目も上地さんは元気いっぱい!

けさの上地克明さんは追浜駅での駅立ちからスタートしました。

下は上地さんのツイートから。




一方、フジノは汐入駅前へ。

『ヨコスカ復活の会』の若手スタッフのみなさんとともに、法定ビラを配布しました。

地元・汐入の山口道夫市議会議員もすさまじい勢いでチラシを配って下さいました

地元・汐入の山口道夫市議会議員もすさまじい勢いでチラシを配って下さいました


地元・汐入の山口道夫市議会議員をはじめ、会派を超えた市議の同志のみなさんもガンガン配って下さいました。

おかげで、用意したチラシが無くなり、事務所へ追加のチラシを取りにいくハプニングも。1500枚ものチラシがあっという間に無くなってしまいました。

上地さんの人気の高さももちろんのことですが、『地元議員』という存在の、顔の広さや信頼感の強さを改めて感じました。



炎天下の街頭演説、ワイシャツにノーネクタイの上地さんは燃えていました

11時から、衣笠大通りのみずほ銀行前で街頭演説を行ないました。

演説の前に精神統一をする上地克明さん

演説の前に精神統一をする上地克明さん


上地さんとフジノの母校は同じ、県立横須賀高校です。学生時代には、学校帰りに商店街でコロッケを買って食べたり、本屋で参考書を探したり、アルバイトをしていたなじみ深いふるさとのひとつです。

市民の方と談笑する上地克明・市長候補

市民の方と談笑する上地克明・市長候補


快晴で陽射しがとても強く、上地さんは背広を脱いでワイシャツにノーネクタイ姿。これがまた渋くて似あっています。




演説では、「私がこのまちを変えます!」と力強く宣言しました。

演説の後は、衣笠商店街の中通り・外通りを練り歩きました。




上は、上地克明さんのツイッターから。

熱狂的な応援を受ける上地克明さん(の後ろにフジノもいますよー)

熱狂的な応援を受ける上地克明さん(の後ろにフジノもいますよー)


商店のみなさまからも、お買い物中のお客さまからも、上地さんはたくさんの声をかけられ握手を求められていました。

上地さんを応援している市民の方が、フジノに手作りのバッジを見せて下さいました。

手作りのバッジをご友人に配っているという方がおられました

手作りのバッジをご友人に配っているという方がおられました


上地さんのシンボルカラーであるオレンジ色のバッジ、ピースマークのような可愛い笑顔に「KAMIJI」の文字。ご友人にプレゼントして着けてもらっているとのことでした。

素晴らしい応援の広がりを感じます。ありがとうございます!



上地さんの街頭演説がどんどん熱くなってきました

夕方の北久里浜駅前で、再び上地克明さんと合流しました。

上地さんの演説を毎日まさに目の前で聴いているフジノですが、どんどん言葉の熱量が高くなってきています。

その表情もどんどん引き締まって、このまちに暮らす39万人市民を守るリーダーらしくなってきたのを感じています。とても頼もしいです。




演説の動画を上に掲載しましたので、どうかご覧になって下さい。

再び上地さんと別れて、フジノは別行動。

上地さんの息子さんと若手スタッフ2人の合計4人で、法定ビラを配りに京急久里浜駅前に向かいました。

わずか40分で、用意した全てのチラシが無くなってしまいました。たった4人で配ったのに!

吉田市長の地元でも、上地さんへの支持が広まりつつあるのを強く感じています。

市長の地元・久里浜でチラシをわずか4人で配ったら予定を20分以上早く全て配り終えました

市長の地元・久里浜でチラシをわずか4人で配ったら予定を20分以上早く全て配り終えました


上地克明さんと、その同志である僕たちは、明日も全力で市民のみなさまに政策を訴えていきます。

8年のあいだに停滞しきってしまった横須賀を変える、最後のチャンスです。

どうか市民のみなさま、上地克明・横須賀市長候補の応援をよろしくお願いいたします!



今の医療体制では10年後対応できないから改革を議論しているのに他市町議員の傍聴はゼロ。あなたのまちの医療はそれで大丈夫なのですか?/三浦半島地区地域医療構想調整専門部会(第4回)その1

「三浦半島地区地域医療構想調整専門部会」へ

お昼にスタートした『予算決算常任委員会』は夕方にようやく終わりました。

その後、『議会IT化運営協議会』が開かれたのですが、夜になってもフジノの仕事はまだ終わりません。

横須賀市保健所へ向かいました。

地域医療構想調整専門部会の会場にて

地域医療構想調整専門部会の会場にて


神奈川県が主催する『三浦半島地区地域医療構想調整専門部会』を傍聴する為です。

昨年8月にスタートして、今回で4回目となります。



今回も傍聴はたった3名、市議はフジノだけ。なぜ他市町の議員は傍聴にこないのか?

今回も傍聴は3名のみ。

内2人はフジノと健康部地域医療推進課市立病院担当課長なので、純粋な傍聴者は1名だけ。

この会議で話題となるのは、横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町の医療です。

これら三浦半島の全てのまちの保健・医療・福祉(特に医療)の在り方を決める会議なのに、他市町の議員の傍聴がゼロなのは本当に悲しいです。それで良いのでしょうか。

今回だけではありません。おおもとの会議である『神奈川県保健医療対策推進会議』にも、他市町の議員は傍聴に誰も来ません。

そんなに無関心であなたがたのまちの医療体制(=地域包括ケアの実現も)は大丈夫なのですか。いつも強く疑問を抱いています。

横須賀市議会の場合、フジノは他の議員のみなさまにも関心をもって議論を進めていただく為に『横須賀・三浦2次保健医療圏』や『地域医療構想』に関することを、市の健康部から『教育福祉常任委員会』の場で必ず定例会のたびに資料配布・報告してもらっています。

その結果、多くの議員が活発な質疑を交わしています。

『地域医療構想』は横須賀市だけでは実現できません。

『横須賀・三浦2次保健医療圏』の全ての保健・医療・福祉・行政・政治・そして住民のみなさまの協力なしには実現できません。

だからこそ、せめて住民の代表である議員のみなさまには、今まさに進行形の議論の場に立ち会ってほしいです。

もちろん議員だけでなく、三浦半島の住民のみなさまにもぜひいらしていただきたい、本当に大切な会議です。



もう現状のままの「医療」の提供体制では変化した社会に対応できない

全体的な印象ですが、出席しておられる委員の方々の『地域医療構想』そのものへの反発が強かったです。

ここ数年間かけて進めてきた議論を巻き戻すようなご発言もありました。

議事次第

議事次第


フジノは厚生労働省の味方をする訳ではありませんが、そうした後ろ向きなご意見には賛成できません。

2050年を見据えて在るべき地域の保健医療福祉の姿を考える為に、この数年間ずっと国の審議会・県の審議会の傍聴を続けてきました。

また、国の議論をリードする方々が多くおられる大学院での聴講も続けてきました。

2025年、2050年と大きく縮小していく人口/変化していく人口構成に対して、現在の保健医療福祉のままで対応できるはずがありません。

この現実を早くから直視した人々は、官僚・研究者を問わず、ずっと前から警鐘を鳴らしてきました。

ようやくここ数年、何とか現在進行形の変化に急いで対応できる姿を模索してきたのが、国や県の審議会です。

そして、地域での『医療』を市民のみなさまにどのように提供していくのかを『医療計画』や『地域医療構想』『診療報酬の改訂』で進めていこう、というのがここまでの結論です。

厚生労働省のやり方に納得はできないかもしれません。

でも、それ以外に具体的にどのようなやり方ならば、2025年、2050年に対応していかれるのでしょうか。

『現状のやり方で進めていく』ということは『現状維持』ではなくて『現状よりマイナスへ向かうこと』だとフジノは受け止めています。

もう『地域医療構想』をやる・やめる、という議論はすべき段階は終わっていると思います。

厚生労働省資料「医療・介護制度見直しの今後3年のスケジュール」より

厚生労働省資料「医療・介護制度見直しの今後3年のスケジュール」より


ですから、この会議で議論すべきことは

「『地域医療構想』を作らねばならない中で、最も現場に近い市町の医療関係者が、国や県の机上の空論の部分をいかに現実に即した内容へ改善していくか」

であるべきだとフジノは考えています。

上に示されたスケジュールのもと、机上で作られた制度に魂を吹き込むのがこの専門部会のみなさまの役割だとフジノは信じています。




次の記事に続きます)



予算決算常任委員会全体会(最終日)が開かれ、フジノは3議案に反対しました/2015年予算議会

予算決算常任委員会全体会が開かれました

今日は、『予算決算常任委員会全体会』の最終日でした。

予算決算常任委員会全体会の開催のおしらせ

予算決算常任委員会全体会の開催のおしらせ

2015年予算議会の会期も終わりが近づいてきました。

「予算議会の日程をお知らせするポスター」より

「予算議会の日程をお知らせするポスター」より


この後は、あさっての『本会議』のみとなります。



フジノは3議案に反対しましたが、多数派は全ての議案に賛成しました

フジノは、下の3つの市長提出議案に反対しました。

  1. 一般会計の当初予算案
  2. 特別会計・介護保険費の当初予算案
  3. 手数料条例の改正

2015年第1回定例会・議案審査結果

2015年第1回定例会・議案審査結果


しかし、議会の多数派は「全ての議案に賛成」をして終わりました。

つまり、全ての市長の提案が可決されたのです。



限られた税金は、このまちに暮らす人のいのちと暮らしを守る為に使うべきです

フジノは、今回の予算案では「こどもが主役になれるまち」が実現できるとは全く感じません。いや、それだけではありません。

あえて一言で結論を言えば、超少子・超高齢・多死社会に向けた対策が不十分だからです。

具体例を挙げていくと…

  • 貧困・低所得の世帯に生まれたこどもたちの、保育・学童保育を受ける機会や高等教育を受ける機会が守られません。

  • ご高齢の方々が住み慣れた地域で安心して保健・医療・福祉・介護を受けられる機会が十分に守られません。

  • 全国では5年連続・神奈川県では3年連続減少している自殺の犠牲者が横須賀市だけは前年比17名も増加したにも関わらず、このままでは2015年度も犠牲者が減らせるとは考えられません。

  • 性的な多様性を保障する為の取り組みの1つである同性パートナーの実質的な差別や不利益を解消する取り組みが極めて不十分な為に、マイノリティとされる立場にあるこどもも大人も人権が守られません。

  • 社会保障・社会福祉政策を守る為の財源を確保する為にハコモノ改革が不可欠であるにもかかわらず、市長が実践した手段は全て小手先の改善に過ぎず、巨額の税金のムダ使いが新年度も続けられます。

  • 米軍基地の存在こそが横須賀市外からの定住促進を妨げている最大要因であるにもかかわらず、米軍基地を観光政策の中心に据えている吉田市長は、人口減少への対策の認識が根本的に間違っている為に、今後も人口減少を止めることができません。

その他にも挙げていけばキリがありません。

もっと良い税金の使い道をしっかり取れば、赤ちゃんからご高齢の方々まで、この住み慣れたまちで安心して暮らし続けていかれるのに…。

本当に残念でなりません。いや、無念としか言いようがありません。



クリスマスイブ、あえて厳しい現実をお伝えした「ひとり自殺対策街頭キャンペーン2014-15」/「横須賀こころの電話」を激励に訪れました

今夜は、クリスマス・イブ

今日は12月24日、クリスマス・イブ。

ワイデッキ下の広場の樹にもイルミネーションが飾られています

ワイデッキ下の広場の樹にもイルミネーションが飾られています


ワイデッキには、たくさんの人が集まっていました。

手をつないで歩く若いカップルやみんなで飲みにいくのか大声で楽しそうに過ごしている学生たち。

そんな聖夜も、フジノはいつもどおり『ひとり自殺予防街頭キャンペーン』を行ないました。

昨年のクリスマスイブは、サンタクロースのコスプレをした男の子たち(通りがかりの方々です)が一緒になって『街頭キャンペーン』を手伝ってくれました。

下の写真が、昨年のクリスマスイブの様子です。

2013年12月24日、たくさんのサンタに囲まれたフジノ

2013年12月24日、たくさんのサンタに囲まれたフジノ


「『強い希望』を感じた」

と、昨年のブログにフジノは書きました。

けれども今年は、真逆の気持ちで『街頭キャンペーン』を行ないました。

『内閣府自殺対策推進室』が発表した最新の自殺統計を見てフジノが感じた『激しい絶望』を、そのままお伝えしました。



2014年11月末現在の自殺による犠牲者数は、昨年より10人も増えています

これがフジノが見た現実です。

横須賀市の自殺による犠牲者数の速報値

地域における自殺の基礎資料より自殺による犠牲者数
2013年11月末現在62名
2014年11月末現在72名

昨年よりも10名も自殺による犠牲者が増えているのです。極めて危機的な状況です。

この現実をワイデッキのみなさまにお伝えしました。

2014年11月末現在の自殺による犠牲者数

2014年11月末現在の自殺による犠牲者数


今年、横須賀市は人口減少(引越しなどを理由とする『社会減』)が全国ワースト1位という結果になりました(総務省6月25日発表)。

さらに、追い込まれた末に自殺で亡くなった方々が昨年より10名も増えているのです。

「この2つの現実は、政治・行政に大きな責任がある」とフジノは受け止めています。

ワイデッキを通るみなさんは、明るい笑顔の方が多く、みんな楽しそうでした。

けれども、その笑顔の下には「このまちを出て行こう」という想いや「苦しくて自殺してしまいそうだ」という想いが同居しているのです。

クリスマス・イルミネーションの灯りだけしか目に入らないのでは、政治家失格です。

もっと全力を尽くして市民のみなさまの暮らしの中の想いに寄り添わねばならない、と強く感じています。



街頭でたくさんのご相談を受けました

「どんなにささやかなことでもお悩みごとやお困りごとがあれば、『横須賀こころの電話』をご利用ください」

とマイクでお話を続けていくうちに、フジノに声をかけてくる方が少しずつ増えてきました。

定年退職して2年という男性、70代後半の女性、仕事帰りの中高年の方・・・。

また、疲れ切った表情の女性が近づいてくると、強い口調で言いました。

「あなたが紹介している『こころの電話』にかけても話し中でつながらないの。あなた自身は相談を聴いてくれないの?」

フジノはいつも『街頭キャンペーン』の最中でもご相談を伺うことにしています。

やがて「相談を聴いてほしい」という方が数人の列になってしまい、フジノはマイクを持つのをやめました。

そして、おひとりおひとりのお話に耳を傾けました。

ワイデッキの足元はタイルでとても冷たく空気もとても寒いのに、前の方のお話を一緒になって聴きながらみなさん自分の番が来るのを静かに待っていました。

最後の方のお話を伺った時には30分以上が経っていました。



「横須賀こころの電話」を訪れて、相談員のみなさんを激励させていただきました

今夜は『横須賀こころの電話』を19時半頃に訪問して、相談員のみなさんを激励させていただく約束をしていました。

けれども上記のような事情で『街頭キャンペーン』を予定通りに終えることができずに、結局、到着したのは20時半を過ぎてしまいました。

それでも、みなさんこころよく迎えてくれました。

『横須賀こころの電話』がスタートすることが決まった11年前。

フジノは『横須賀こころの電話』設立の提案者ですから、「自分自身が『横須賀こころの電話』の電話相談員をやりたい」と言ったことがあります。

しかし、当時の担当課長から「フジノさんは政治家であって、相談員になることは絶対におかしい」と厳しく批判をされました。

また、政治家が訪問すれば必ずみなさんとても気を遣いますので、電話相談業務の差し支えになってしまうのがイヤで、『横須賀こころの電話』を直接に訪問するのも避けてきました(この10年間で5回ほどしか訪問していません)。

フジノのやるべきことは、とにかく『横須賀こころの電話』をひたすら市民のみなさまに広報することだ、宣伝マンに徹することなのだ、と今日まで考えてきました。

でも、それは間違いでした。



激励されたのは、フジノの方でした

今夜、『横須賀こころの電話』のスタッフの方々から

「いつも街頭で宣伝して下さるのはありがたいです。でも、こうしてフジノさんがここに来て下さることは、とても嬉しいです」

「政治家であるフジノさんが、私たちが実際に活動しているところを見て下さるのは、大きな励みになります」

「これからもどんどんボランティアのみなさんのがんばりを応援しに来てください」

とおっしゃっていただきました。

今日、現場に到着する直前までフジノは「僕なんかが激励に訪れてもどれだけの意味があるのだろう」「電話を受ける邪魔にならないだろうか」とずっと考えていました。

でも、やっぱり来て良かったんだ。いや、もっと早く来なければならなかったのだ、と気が付かされました。

深く深く反省しました。

実際に電話を受ける部屋で、ヘッドセットをつけさせてもらったフジノ

実際に電話を受ける部屋で、ヘッドセットをつけさせてもらったフジノ


これからは、毎月でもここに来よう。

そして、スタッフのみなさんのがんばりをこころからねぎらい、感謝の言葉をかけさせていただこう。

かつて2002年には約110人もの自殺による犠牲者が出ていたのが、ここ数年間は80人台まで減少させることができた。

それには『横須賀こころの電話』の存在がとても大きい。

フジノは自殺を無くしたくて政治家になったのだ。

政治家という立場は難しくて、まわりにいろいろな気を遣わせてしまう。

『横須賀こころの電話』に集うスタッフのみなさんは、フジノの戦友であり同志なのだ。

もっともっと一緒に力を合わせていこう。

そう思いました。激励されたのは、むしろ、フジノの方でした。

『横須賀こころの電話』スタッフのみなさん、毎日365日年中無休で本当にありがとうございます。

この10年間、3.11の東日本大震災の日を除いては1日も休むことなく必ず『横須賀こころの電話』はオープンし続けてきました。

誇らしく素晴らしいことです。

そして、今日も訪問を受けて下さってありがとうございます。

どうかこれからも市民のみなさまの為に、一緒に頑張っていきましょうね!

これからもどうぞよろしくお願いします。



何故、今「市長・副市長・教育長」のボーナスをアップしなければならなかったのか?/フジノが12月議会で最も納得できなかった2つの議案

12月議会に出された議案でフジノが最も納得できなかった2つの議案

本日をもって、2014年12月議会が閉会しました。

今議会でフジノが最も納得できなかったことがあります。

吉田市長・両副市長・教育長のボーナスをアップさせる議案が可決されたことです。

反対したのは、フジノだけでした。



あなたは納得できますか?

市民のみなさまにお聴きしたいのです。

  • あなたは、アベノミクスで生活がうるおいましたか?
  • あなたのお給料は上がりましたか?
  • あなたのボーナスは出ましたか?

フジノのまわりの多くの市民の方々が非正規雇用で働いています。

ボーナスは出ていません。

ボーナスが出た人も居ましたが「3000円だった」と言われました。

市民のみなさまの生活が大きく向上したとは、フジノにはとても考えられません。



市民の暮らしは改善されないのに何故、今、市長らのボーナスはアップさせねばならないのか?

それにも関わらず、市長は自分自身と両副市長と教育長のボーナスをアップさせる議案を11月28日の本会議に提出しました。

2014年11月28日・市長による提出議案の説明

本定例会に提出いたしました議案について、その概要をご説明いたします。

(略)

議案第114号は、特別職の国家公務員の給与改定の措置に準じ、常勤特別職員の期末手当を増額する為、条例を改正するものです。

(略)

議案第116号は、本市常勤特別職員の給与改定の措置に準じ、教育長の期末手当を増額する為、条例を改正するものです。

そして、フジノ以外の市議会議員全員が賛成し、可決されてしまいました。

何故?

この事実がどうしてもフジノには理解できません。

市民のみなさまの為に、何か市長らは大きな貢献をしたのでしょうか?

ボーナスをアップさせるほどの何か大きな成果を挙げたのでしょうか?

人口減少が社会減で全国ワースト1位という結果を残した横須賀市長と我々市議会の仕事ぶりは、今、出されている給与やボーナスに値するでしょうか?



12月10日にアップされたボーナスが支給されました

以下の金額が、経営トップにすでに支給されました。

市長

291万3,606円

副市長

247万8,402円

教育長

191万3,202円

市議会も「自ら身を切る改革をすべきだ」とフジノは考えています。

そうした想いを行動に移した1つが上地議員らと議員提出議案を出した『議員定数41→37への削減』です。

しかし、否決されました。



あなたのお考えをお聴かせ下さい

市長・副市長ら経営トップは、何故ボーナスアップするのでしょうか?

何故、市議会はこれら経営トップの責任をむしろ厳しく問わないのでしょうか?

全く理解できません。納得できません。

市民のみなさまは、どうお考えですか?

あなたは、どうお考えですか?



参考

常勤特別職員の改定内容

  1. 市長等常勤特別職員の期末手当の年間支給月数を2015年度から0.15月引き上げる。
  2. 2014年12月期の期末手当の支給月数を0.15月引き上げ、期末手当の年間支給月数を3.20月から3.35月とする。
  3. 以上の改定により、市長の年間給与は約24万3千円の増となる。




フジノたちの提案「議員定数41→37への削減」は否決されました/賛成した議員・反対した議員の全リスト

有志議員4名で「議員定数削減」を議員提案しました

すでにお知らせしたとおりですが、昨日11月28日に開かれた本会議(2日目)において、『議員定数カット』『行政側への反問権の付与』を議員提案しました。

『議員定数』などの横須賀市議会のあらゆる事柄を全て定めてある条例が『議会基本条例』です。そこで『議会基本条例』を改正する議案を提出する形を取りました。

本会議では、提出者である上地克明議員が4名を代表して、議員提出議案第1号(議員定数削減と行政側への反問権の付与)の趣旨を説明しました。

議員提出議案第1号説明要旨

ただいま議題となっております議員提出議案第1号 横須賀市議会基本条例中改正について、提出者として、提案理由の説明を申し上げます。

この条例改正は、議会基本条例第5条第1項に規定されている議員定数を、現行の41人から37人に改めるとともに、附則において横須賀市議会委員会条例第1条第2項に定める委員定数を、予算決算常任委員会は37人、総務常任委員会は10人、その他の3常任委員会は9人に改めるほか、議案審議や政策立案をより緻密に行うために不可欠と思われる、「執行部側からの反問権」を担保するなどの改正を行うものです。

私たち横須賀市議会は、これまで議会制度検討会を中心とした議論を経て、次のような改革を実践してきました。

  1. より多くの市民に議会の進行をリアルタイムでお伝えする議会中継
  2. 形式的質疑答弁とならない一問一答式による本会議運営
  3. さらには

  4. 議員と市民が直にふれあいながら重要政策に関する議論を行う議会報告会
  5. など。

これらの議会努力が評価され、日本経済新聞社の議会改革度では神奈川県内第1位を獲得しました。

次なる目標にふさわしく、かつ次期統一地方選挙を目前にした市民が、議会に寄せる関心の最も高いものは、やはり議員定数問題と考えます。

人口減少の一途をたどる横須賀市にふさわしい議員定数についての議論の基盤を築く必要があるのではないか。

単に他都市と比較しながらバランスをとるのではなく、今進んでいる人口減少を織り込んだ、近未来のコンパクトシティ化への対応も可能な、本市議会独自の指標を設ける必要を強く感じると同時に、その指標の設定こそが市民への説明責任を果たす事ではないかと考えます。

これは、前回の改選前にも主張したことでありますが、議員定数については、有権者すなわち選挙人名簿登録者1万人につき1名とし、委員会審査の公平性を期すため、予算決算を除く4常任委員会の委員数を議長は除き同数とすることを指標として設定します。

横須賀市の本年10月時点の有権者数は、34万5千人です。

この有権者数を参考として37人と設定すれば、慣例で常任委員を辞職する議長を除くと常任委員数は36人となります。

このため、予算決算常任委員会を除く4常任委員会は、それぞれ9人で構成され、均一的な審議が可能となり、合理的な定数説明ができます。

また、仮に将来、有権者数が34万人を割り込めば、4常任委員会の人数を1名ずつ減らし、定数33人ということも考えられうると思います。

一方で、議員定数は「人口一万人にひとり」という考え方もあります。

しかし、地方自治法に規定する直接請求要件などの根拠も参考にすると、「人口」ではなく「有権者数」とすることが、合理的だと判断いたします。

今回の提案は、神奈川県内15議会が、前回の統一地方選挙以来すでに定数削減を行っているという新聞報道に依拠し、本市も同調すべきということではありません。

社会保障人口問題研究所や日本創成会議の増田座長のデータを借りれば2040年には横須賀市の総人口は30万人まで減少することが予測されていま
す。

この流れの中で、議員定数とはいかにあるべきかを論議した結果の条例改正案提出です。

私は賛成者とともに、その議論の中で

  1. 先にご説明した指標を根拠とした議員定数の算出
  2. 少数精鋭による議会運営
  3. 議員の質疑や提案に疑義がある際には、執行部がそれを質すことが出来る反問権を付与するべきであること
  4. 議会活動のみならず、議員の活動の質を高め範囲を広げるため、議会費の増額及び議員の立場の明確化と、待遇改善の必要性

を確認しました。

今後は、本条例の改正を皮切りとして37名の議員により議会の質を一層向上させることを提案してまいります。

以上で、議会基本条例中、議員定数等の削減に対する提案主旨説明を終わりますが、議員諸氏におかれましては、議員定数について様々なご意見をお持ちと思います。

発言者である私自身も、前回4年前の定数削減に係わる発言の中で、私も含めて自己の所属する会派の議員を失うかもしれないという矛盾と戦いながら
定数減を主張したことを思い出します。

どうぞ表決においては、皆さんの気持ちをそのまま示して下さるようお願いをして、主旨説明を終わります。

以上です。

この議案は、委員会などでの議論や質疑は行われずに、そのまま採決に移りました。

「議員定数カット」に賛成したのはわずか4名、残り全議員が反対しました

その結果は、『否決』でした。

2014年11月29日付・神奈川新聞記事より

2014年11月29日付・神奈川新聞記事より


けさの神奈川新聞が報じて下さったとおりで、4名のみが賛成をし、残りは全議員が反対しました。

「議員定数削減」に賛成をした議員

賛成をしたのはわずか4名でした。

会派議員名定数削減
ニューウイング横須賀
地域主権会議
一柳 洋賛成
上地 克明賛成
会派議員名定数削減
無会派藤野 英明賛成
山城 保男賛成

前回4年前に全く同じ内容の議員提出議案を出した時には、他にも賛成者がいました。

その方のお名前はここには記しませんが、何故4年が過ぎたら賛否を変えてしまったのか、ぜひ表明していただきたかったです。

また、1期目の議員の多くが『議会改革』をふだんは声高に叫んでいます。そうした若手議員が『議会改革』に逆行する態度を取ったのか、やはり本会議の場でハッキリと表明していただきたかったです。

政治家ですから、意見が異なったり立場が違うのはよくあることです。

しかし、以前とは真逆に賛否を変えたり、市民の前で言っていることと議会での賛否が異なるようならば、それを議会の場で意見表明してほしいのです。

そして、賛成討論・反対討論をともに行なって、議員間で討議したいです。

そうしたことが行われなかったことがとても残念です。

「議員定数削減」に反対をした議員

「議員定数カット」には、35名の議員が反対しました。

会派議員名定数削減
新政会青木哲正反対
伊藤 順一反対
伊東 雅之反対
岩﨑 絵美反対
加藤 眞道反対
西郷 宗範反対
杉田 惺反対
松岡 和行反対
山口 道夫反対

*山下薫議員は「欠席」の為、採決に加わらず。

会派議員名定数削減
公明党室島 真貴子反対
岩沢 章夫反対
鈴木 真智子反対
土田 弘之宣反対
石山 満反対
関沢 敏行反対

*板橋衛議員は「議長」である為、採決に加わらず。

会派議員名定数削減
自由民主党木下 憲司反対
田辺 昭人反対
高橋 敏明反対
青木 秀介反対
大野 忠之反対
渡辺 光一反対
会派議員名定数削減
無所属クラブ神保 浩反対
矢島 真知子反対
はまの まさひろ反対
嘉山 淳平反対
永井真人反対
会派議員名定数削減
研政芳賀 親男反対
角井 基反対
伊関 功滋反対
長谷川 昇反対
山本 文夫反対
会派議員名定数削減
日本共産党井坂 新哉反対
大村 洋子反対
ねぎし かずこ反対
会派議員名定数削減
無会派小林 伸行反対

これら「定数削減に反対」のみなさんは、フジノたちが同時に提案した「行政側への『反問権』の付与」にも反対したことになります。

何故この2つに反対しているのか、その具体的な理由を明らかにする『反対討論』は誰も行ないませんでした。

大変に残念でなりません。

*ここから先は、上地・一柳・山城議員とは異なるフジノ個人の意見です。

横須賀は全国で最も人口減少(社会減)が多い、人口流出ワースト1のまちです。

この原因は、当然、吉田市長にも大きな責任があります。

しかし同時に、横須賀市議会も全く有効な政策を打てなかったから起こった結果です。

『結果責任』を取るのが政治家ですから、大きく人口が減った以上、市議会議員の数も大幅に減らすべきなのが当然だとフジノはずっと考えてきました。

議員の数を減らす。そして意思決定をスピードアップする。

しかし、1人1人の議員の政策立案能力が下がってはならないので、議員定数を削減して捻出した財源をもとに議会事務局の調査スタッフを増員する。

少数精鋭の議員たちが、市長らの議案や予算執行を厳しくチェックしていくのはもちろんのこと、市民のみなさまの声に常に耳を傾け、徹底して研究や調査を行ない、議会事務局スタッフの協力を得ながら、政策立案をしていく。

これがフジノの目指している『人口減少時代の横須賀市議会の姿』です。

横須賀市議会の議員定数を41名→37名へ削減する議員提案を行ないます/上地・一柳・山城・フジノの4議員で提案しました

議員提出で議案を提案します

11月18日のブログでお知らせした動きを、けさの神奈川新聞が報じて下さいました。

明日11月27日からスタートする12月議会に、上地議員を『提案者』、一柳議員と山城議員とフジノを『賛成者』とする議員提案を行ないます。

2014年11月26日付・神奈川新聞記事より

2014年11月26日付・神奈川新聞記事より


以下は、上地議員らと共同で出したプレスリリース(のようなもの)です。

横須賀市議会基本条例の一部を改正する条例案について

提出者:上地 克明
賛成者:一柳 洋 
賛成者:山城 保男
賛成者:藤野 英明

  1. 概要
    2014年第4回定例会に、以下の条例改正案を提出する。

    (1)議員定数の削減

    →議会基本条例第5条第1項に規定されている議員定数を41人から37人に改める

    (2)市長ら執行部側の『反問権』

    →議案審議や政策立案を級密に行なう為、同条例に議員質疑等に対する『執行部からの反問権』を規定する。

    (3)議員定数の削減による委員会の人数構成の変更

    →横須賀市議会委員会条例第1条第2項に定める委員定数を予算決算常任委員会は37名、総務常任委員会は10名、生活環境・教育福祉・都市整備の常任委員会は、各9名に改める。

  2. 提案経緯
    横須賀市議会は、これまで『議会制度検討会』を中心とした議論を経て、次のような改革を実践し、日本経済新聞社での議会改革度では県内1位を獲得した。

    (1)より多くの市民に議会進行をリアルタイムでお伝えする議会中継

    (2)形式的質疑・答弁とならない『一問一答方式』導入による本会議運営

    (3)議員と市民が直接ふれあい、重要政策に関する議論を行う議会報告会

    このような本市議会が、次なる目標とするにふさわしく、かつ、市民が議会対して最も関心が高いものは『議員定数』であると考え、議員定数削減の条例改正案を提出する。

  3. 議員定数の根拠
    人口減少の一途をたどる本市にふさわしい『議員定数』議論の基盤を築く必要性及び他都市との比較ではなく、本市議会独自の指標設定が市民への説明責任を果たすことであると考え、議員定数については、以下を満たす合理的な指標か
    ら設定した。

    (1)地方自治法に規定する直接請求要件の根拠等を参考とし、有権者(選挙人名簿登録者)1万人につき1名とする(平成26年10月時点の有権者数約34万5千人)。

    (2)委員会審査の公平性を期すため、予算決算を除く4常任委員会の委員定数を同数とする(議長は慣例で常任委員を辞任する。したがって、9人X4常任委員会=36名。36名+議長=37名)

フジノは4年前にも、議員定数を37名にするという議員提案(*)に賛成しております。

(*)
2010年第3回臨時月議会において、議員提出議案第6号『横須賀市議会基本条例中改正について』が出されました。

この議案は「定数43名→37名に削減すべき」という今回と全く同じ趣旨の議案でした。

もちろんフジノは当時も賛成票を投じました。当時、賛成したのは、一柳洋・上地克明・佐久間則夫・野村隆弘・浜野雅浩の各議員とフジノの合計6名でした。

残念ですが、賛成少数で否決されてしまいました。

4年前からフジノの考えは変わっていません。

特に、わがまちは人口減少(社会減)が全国ワースト1位という状況にあります。

2014年6月26日付・毎日新聞記事より

2014年6月26日付・毎日新聞記事より


人口が増加した藤沢のような街ならばまだしも、これだけ大きく『人口減少』した街の市議会が、定数を『現状維持』に留めることは、4年前以上にフジノには理解できません。

提案のポイントは2つ。第1に議員定数カット

まず、『議員定数』がどうあるべきか。

これは全国的なテーマです。

横須賀市議会では、交渉会派がメンバーの『議会制度検討会』の場で、2年半にわたって協議されてきました。

その結論をまとめた報告書が11月18日に出されました。

議会制度検討会検討結果(第24~26回検討分)についての報告書

議会制度検討会検討結果(第24~26回検討分)についての報告書


結果は「現状のまま」というものでした。

この結果は主要各紙に大きく報じられたので、ご存知の方も多いかもしれません。

2014年11月20日付・神奈川新聞より

2014年11月20日付・神奈川新聞より

2014年11月20日付・朝日新聞より

2014年11月20日付・朝日新聞より

2014年11月20日・毎日新聞より

2014年11月20日・毎日新聞より


フジノとしては、プレスリリースに記したとおりです。

議員定数に関する、全国的な基準はありません。

だから、あえて極端に言えばどんな基準を作っても良いのです。

例えば、そのまちのセクシャリティ比に応じたクォーター制をとって、「議員の3分の1.4は男性、3分の1.4は女性、3分の0.2は多様なセクシャリティの方々から選出しなければならない」という基準でも良いのです。

あるいは、そのまちの年齢ごとの人口の比率に応じて、「人口の30%は65才以上なので、議員の3割は65才以上。64才以下は70%なので、議員の7割は64才以下とする」という基準でも良いのです。

そんな中で、横須賀市議会の交渉会派のみなさんがメンバーの『議会制度検討会』では人口1万人に1人の比率で議員を41人にするという基準を選びました。

一方、フジノたちは、あくまでもフジノたちを投票で選んでいるのは有権者であることから、基準には有権者数を選びました。

最後は、市議会での多数決で決まります。

そして、市民のみなさまもぜひこの問題はどうあるべきか、お考え下さい。

「政治家はアホだから減らせ!」というような感情論には絶対に陥らないで下さい。そうした思考停止は何も解決をもたらしません。

また、定数を減らす方が『改革派』で、現状維持が『保守』で、なんてそんなことは全くありません。

政治には多様な市民の声を反映させるという大切な役割があるからです。増やした方が良い、という意見も根強くあります。

減らせば良い、増やせば良い、という簡単な問題では無いとフジノはいつも考えています。

そもそもフジノの本音は「政治家はもちまわりでやるべき。絶対に市民1人1人が一生に1度以上は交代制でやるべきだ」という考えです。

政治家に不満があれば、この国の最高責任者である有権者(あなたです)がダメな政治家をひきずりおろし、あなた自身が政治家になるべきだとフジノは考えています。

しかし、現実的にはそんなことは叶いません。

今ある代表制民主主義の仕組みの中で、ベストがダメならベターを選ぶ、ベターが無ければグッドを選ぶ、グッドが存在しないならバッドをガマンして選ぶ、バッドも存在しないならワースを選択するしか無いのです。

想定しうる最悪(ワースト)な状況を避けて、少しでも現実が良くなるように有権者が選びつづけることの連続が『政治』です。

最後は、あなたの選択なのです。

提案のポイントは2つ。第2に政策論議をさらに活発化させること

今回の議員提出議案には、もう1つの改正すべき点がもりこんであります。

それが、市長らの『反問権』です。

今の市議会は、フジノたち市議会議員に質問することが認められています。一方、市長ら執行部側には、質問に答える義務があります。

答える義務はありますが、逆に、市長の側から市議会議員の側に反論したりしてはいけないことになっています。

しかし、本来の議論には、双方の意見のやりとりがなされなければならないはずです。

かつて、2003年5月にフジノが行なった美術館建設反対の一般質問において、当時の沢田市長がこのように反問したことがあります。

2003年5月30日本会議でのフジノの一般質問

まずフジノの質問が行なわれました。それに対する沢田市長の答弁です。

沢田市長の答弁

(前略)
5番目に、中核市である横須賀のまちづくりという観点から美術館建設は本当にふさわしいのか、そもそも美術館を建設するその必然性はあるのかとのお尋ねがありました。
 
よその中核市が美術館を持っているから本市もつくるのだというような考え方ではありません。

中核市になるはるか前から、本市は将来の美術館を目標にして、営々と収蔵品を集め、あるいは寄贈を受けてこれまで来たわけであります。

多くの中核市が美術館を持っているから、むしろ横須賀市は、美術館を持たないことが横須賀らしさではないかという御所見であるならば、多くの都市が持っている運動公園とか博物館とか、あるいは公民館とか、その他もろもろの施設を本市がこれからもつくらないということが横須賀らしさということをおっしゃるのでしょうか。

そうだとすれば、市民の広い意味での福祉の向上は望めないということになります。
 
そもそも(藤野議員に)お尋ねしたいと私は思うのは、美術館についてどういう哲学なり思想なりを持っていらっしゃるのかということをまず明らかにした上で、今回の美術館について批判されたらいかがでしょうか。

フジノの答弁

「市議会が議論の場になって本当にうれしい」と思っております。

(略)
 
さて、市長から逆に御質問のございました美術館に対する哲学です。

美術そのものは誰にとっても必要です。

必要だけれども、芸術は美術も含みます。

ハコモノでできるわけではありません。

ブルースあるいはヒップホップは貧しいまちから生まれて世界的な文化になりました。

谷内六郎さんは、美術館があったから芸術家になったのではないはずです。
 
福祉の充実の為にも美術は必要です。

知的障がいを持っているお子さんにとっても美術は大切な療育の1つです。

例えば、数日後に、学童保育に通っているお子さんがかかれた絵の展覧会が行われます。

そういう意味でも、お子さんにとっても、誰にとっても、美術は本当に必要なものです。

けれども、福祉を充実させる、その目的を果たすことなく、今は美術館をつくるべきではない。

それが僕の哲学です。

沢田市長による逆質問(反問)に対して、議場がざわつきました。

「答える必要ないぞ!」と他の議員からフジノにヤジが飛びました。

でも、フジノは沢田市長の問いかけに答弁することを即座に決めました。

何故なら、フジノが初当選して最初に行なった質疑の場で、あえて沢田市長はフジノに対して『反問権』を行使したのです。嬉しかったです、ものすごく!

当時すでにフジノは市長に『反問権』が存在しないのを知っていました。

けれども同時に、『議会改革の最先端のテーマの1つ』として「執行部側に反問権が与えられるべきだ」という議論がありました。

元自治省で地方自治に精通しているキャリア官僚だった沢田市長が『地方自治法』において、市長に『反問権』が無いことを知らないはずがありません。

でも、初当選してきた血気盛んな1年生議員のフジノに対して、あえてイレギュラーに『反問権』を行使したのです。

沢田市長のフジノへの本気の怒りを感じました。

だからフジノは『フジノの答弁』の最初でニヤリと笑って

「市議会が議論の場になって本当にうれしい」と思っております。

と述べたのです。議論は望むところですから。

それが2003年5月。

今は2014年11月です。もう11年も過ぎたのに、市議会は今も公式に『反問権』を認めていないのです。

いいかげんにもう横須賀市議会は生まれ変わるべきです。

市議会と執行部側が相互に議論を重ねる中で、より良い結論が導き出せれば、このまちはもっと変わることができるはずです。

この議員提出議案の結果は、最終日の本会議(12月15日)で決まります。

ぜひ注目していて下さいね。

よろしくお願いします!

2年半にわたる「議会制度検討会」では「議員定数は現行どおり」との結論が出たので、フジノたち有志は「定数を4人減らす為の議員提案」をします

議会制度検討会の報告書が出されました

本日11月18日、『議会運営委員会』が開かれました。

メインの議題はまもなくスタートする12月議会の運営についてですが、それに加えて、大切なことがいくつか議題にあがりました。

その1つが、『議会制度検討会』での議論の結果をまとめた報告書です。

議会制度検討会とは

議会制度検討会とは


横須賀市議会では4年間の任期中、この『議会制度検討会』で議会改革を議論し続けます。

随時、出された結論の中から「今すぐできることは今すぐ実行していく」という形で、取り組みを進めてきました。

こうした真摯な議論がずっと続けられてきたことは、とても大切なことだと感じます。



「議員定数は現行どおり」との結論になりました

市民のみなさまの関心が高い『議員定数』については、2年半にもわたって検討されてきました。

議会制度検討会の報告書

議会制度検討会の報告書


2年半の議論の結果、今日出された報告書では「現行どおり41名とするべき」との結論が明記されました。

議会制度検討会の報告書より

議会制度検討会の報告書より


議会運営委員会の閉会後には、市議会議長らによって記者会見も開かれました。

2014年11月20日付・神奈川新聞より

2014年11月20日付・神奈川新聞より


「基地のまちという特性を考えると、現行どおりが良いのではないかという結論に至った」とのことです。



4年前の「議員定数はカットすべき」の議案にフジノは賛成しました

しかし、フジノはこの結論には反対です。

『議会制度検討会』のメンバーは交渉会派によって構成されていて、無所属のフジノはそもそも議論にも参加していません。

さらに、4年前に議員提出で出された「定数を37名に減らすべき」という議案にも賛成しています。

議員提出議案第6号

横須賀市議会基本条例中改正について

 
横須賀市議会基本条例の一部を次のように改正する。

平成22年11月29日提出

横須賀市議会議員 上地克明

横須賀市議会基本条例の一部を改正する条例

横須賀市議会基本条例(平成22年横須賀市条例第38号)の一部を次のように改正する。
 
第5条第1項中「43人」を「37人」に改める
 
附則第3項のうち横須賀市議会委員会条例(平成14年横須賀市条例第44号)第2条に1号を加える改正規定中「43人」を「37人」に改める。
   
附則

  1. この条例は、次の一般選挙から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。
    (1)附則第3項のうち横須賀市議会委員会条例第2条に1号を加える改正規定の改正規定 公布の日

    (2)次項の規定 平成23年5月2日


  2. 横須賀市議会委員会条例の一部を次のように改正する。
    第1条第1号中「11人」を「10人」に改め、同条第2号中「11人」を「9人」に改め、同条第3号中「10人」を「9人」に改め、同条第4号中「11人」を「9人」に改める。

(提案理由)
議員の定数を改めるため、この条例を改正する。

この議案に賛成したのは、わずか6名。

一柳洋議員、上地克明議員、佐久間則夫議員、野村隆弘議員、浜野雅浩議員、そしてフジノです。

否決されました。

その結果、議員定数は41名に決まりました。

こうして、この4年間(2011〜2014年)の横須賀市議会は、41名のメンバーでした。



新たにフジノも賛成者となり「37名に減らすべき」との議員提案をします

フジノは、4年前の時点ですでに「37名に減らすべき」という意見でした。

当然、今回の「41名のまま現行どおりで良い」という意見に賛成できるはずがありません。

そこで新たに上地克明議員を筆頭提案者に、一柳洋議員・山城保男議員とフジノの3名を賛成者にして、議員提出で「議員定数を37名へ減らすべき」という議案を出します。

議案は、11月27日からスタートする本会議にて提出されます。

採決は、11月28日の本会議2日目の予定です。

4年前は一緒に「賛成」してくれた浜野雅浩議員をはじめ、この4年間、「議会改革を訴えてきた若手議員」がたくさんいますので、ぜひご賛同していただきたいと思います。

この12月議会で、市長・副市長・教育長ら常勤特別職はボーナスをアップさせる議案を出します。

フジノは絶対に反対です。

市民のみなさまの暮らしぶりが良くなったとは全く思えないのに、何故、市長らのボーナスを上げねばならないのか。

全くその神経が理解できません。

この全国ワースト1位の人口減少を招いた責任をとって、むしろ市長も市議会も、議員定数も減らし、ボーナスアップも無しでいくべきです。

「市民に寄り添う」と市長はたびたび口にしますが、行動で示してほしいです。

フジノは「市民に寄り添う」なんて口にはしませんが、行動で示します。

市民のみなさま、11月28日の本会議での採決の結果に注目していてくださいね。



ついに「高齢化率」が27%へ!/介護保険運営協議会へ

介護保険運営協議会へ

今日は、『介護保険運営協議会』(2013年度第3回)を傍聴しました。

会場前にて

会場前にて


新たに発表されたデータを読んで、フジノが感じた「市民のみなさまにお伝えしたいこと」がたくさんあります。

できればこれから何回かに分けて、お伝えしたいと思っています。

まずは何よりも『高齢化率』の上昇についてです。

高齢化率がついに27%へ

横須賀市の高齢化率は27.35%になりました(2013年10月1日現在)。

横須賀市の人口における65才以上の割合

横須賀市の人口における65才以上の割合


横須賀市の総人口42万1,839人のうち、65才以上は11万5,376人となりました。

昨年の高齢化率は26.25%だったのが、1%アップしました。

総人口は減り、65才以上は増え続けます

今後も総人口は減り続けていきますが、65才以上の方々の数は増え続けていきます。

横須賀市の2012年10月1日と2013年10月1日を比べると…。

  • 総人口→マイナス3,504人
  • 65才以上人口→プラス3,711人

現時点では市民の4人に1人が65才以上です。

2013年現在の横須賀のイメージ

2013年現在の横須賀のイメージ


さらに、まもなく2017年には、市民の3人に1人が65才以上となります。

2017年の横須賀のイメージ

2017年の横須賀のイメージ


上のイラストの世界は、3年後にやってきます。

同世代のみなさまへ

現在30〜40代のフジノと同世代のみなさまには、ぜひ知っていただきたいのです。

みなさまの記憶には、きょうだいがいて、両親がいて、祖父母がいて、という『家族』のイメージがあると思います。

かつての日本のイメージ

かつての日本のイメージ


でも、それはもはや完全に『過去』のものです。

数年のうちに、今までとは全く違う人口構成になります。

日本全体が変わります。

しかも特に横須賀の場合は、人口の減りが大きく、高齢化のスピードが早く、かつ2040年くらいまで高齢化率は高止まりし続けます。

横須賀の75才以上人口(国立社会保障・人口問題研究所データよりフジノ作成)

横須賀の75才以上人口(国立社会保障・人口問題研究所データよりフジノ作成)


過去のイメージを強く持ったままに現実をみると、バイアスで直視できないことがあります。

フジノは、今まさに官民を問わずあらゆる場で責任ある立場になりつつある同世代のみなさまには、ぜひこの現実を一緒に直視してほしいと願っています。

この現実からしかスタートできないからです。

その上で、一緒に現実に立ち向かっていってほしいのです。

ちょっと話がそれてしまいましたね。

さて、次回以降のブログでも『介護保険運営協議会』でフジノが感じた「市民のみなさまにお伝えしたいこと」を報告していきたいと思っています。

(つづく)

議会報告会(第1日目)を追浜・西・浦賀行政センターで開催しました!

市内3ヶ所での議会報告会を開きました

今日と明日の2日間にわたって、市内5ヶ所で議会報告会を開きます。

今夜は、追浜・西・浦賀の各行政センターでの開催でした。

追浜コミュニティセンター

追浜コミュニティセンター


フジノは追浜コミュニティセンターに向かいました。

田辺議員と上地議員が受付を担当して下さいました

田辺議員と上地議員が受付を担当して下さいました

まず、4つの常任委員会それぞれについて報告を行ないました。

芳賀議員による総務常任委員会の報告

芳賀議員による総務常任委員会の報告

青木哲正議員による生活環境常任委員会の報告

青木哲正議員による生活環境常任委員会の報告

室島議員による教育福祉常任委員会の報告

室島議員による教育福祉常任委員会の報告

青木秀介議員による都市整備常任委員会の報告

青木秀介議員による都市整備常任委員会の報告

市民の方々からの質疑が活発に出されました

市民の方々からの質疑が活発に出されました


それぞれの報告に対して、市民の方々から質問が挙がりました。

例えば...。

  1. 長坂の新ごみ処理施設の建設について、あまりにも自然破壊を進めるような形で横須賀市が工事を行なうのはおかしいのではないか?
  2. 国民健康保険の保険料の値上げについて、値上げ幅14.6%というのはあまりにも大きするのではないか?
  3. 国民健康保険に加入していない方々と加入している方々の関係はどのようなものか?
  4. 国民健康保険に加入している世帯は、低所得世帯が多い。今回の値上げは市民に対しておかしいではないか?
  5. 自治基本条例に附随する住民投票制度を否決した議会の判断は正しい。安全保障についても市議会では議論しているのか?
  6. 市内の利用されていない土地を売却してばかりでおかしい。大矢部弾庫や浦賀ドックなど積極的に活用すべきではないか?
  7. 他都市では人口が増えているまちもあるのに、横須賀市では何故人口減少が続いているのか?

国民健康保険の保険料値上げについては、とても厳しい意見が相次ぎました。

続いて、ご意見としては

  1. 市長は自分の実績を上げる為に借金返済に力を入れているが、国民健康保険の値上げなんてしないでほしい。
  2. 第1回から議会報告会に参加してきたが、回を重ねるごとに改善されてきている。今後もがんばってほしい。
  3. 市議会議員は後援会の代表ではなく、市民全体の代表であるはず。議会報告会をもっと増やして欲しい。

といったものがありました。

明日はヴェルクよこすかと衣笠行政センターです。みんなで議会報告会を成功させたいと思います!