クリスマス・イブ・イブ/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2013-14

今年もスタートしました

年末恒例の『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』をスタートしました。

世間が華やかなイルミネーションに彩られる12月末から年始のお休みが明けるまで、毎年、フジノは街頭に繰り出して『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』を行なっています。

横須賀中央駅前・ワイデッキにて

横須賀中央駅前・ワイデッキにて


365日年中無休で深夜0時までオープンしている『横須賀こころの電話』と、24時間365日オープンしている『よりそいホットライン』についてお伝えしました。

よりそいホットライン

よりそいホットライン


その他にも、『もやい』をはじめとする民間団体の活動について、いざという時に役に立つ情報をみなさまにお伝えしました。

市役所をはじめとするあらゆる公共機関が休みに入ってしまう時期も、人々の困難が消える訳ではありません。

社会資源が手薄になってしまうこの時期であっても、支援は必要です。

しかも今年は、年末年始の市役所の休みの期間がいつもよりも特に長いです。

『もやい』や『反貧困ネットワーク』をはじめとする様々な民間団体が年末年始の取り組みを行なってくれています。

フジノも年末年始こそしっかりと支援の必要な方々のサポートをできるように努力していきます。



相談会が開かれます

『反貧困』の活動を行なっている仲間から、下のお知らせを頂きました。

12月25日の電話相談は全国からかけることができますので、ぜひご利用いただきたいと思います。

20131223leaflet1
20131223leaflet2



年末年始の取り組み一覧(もやいサイトから引用)

さらに、年末年始の取り組みを『もやい』がまとめてくれました。

それぞれの取り組みについては、それぞれの団体にお問い合わせください。

★年末拡大相談 【総合相談会】
聖イグナチオ教会ヨセフホール(四谷)
JR中央線/東京メトロ丸の内線・南北線四ツ谷駅徒歩1分
12月26日(木)・12月27日(金) 10:00~20:00
年末「拡大」相談会実行委員会
http://www.moyai.net/modules/d3blog/details.php?bid=1783

★渋谷 【越年活動】
宮下公園北側(原宿側)広場
12月28日(土)~1月5日(土)
のじれん
http://nojiren.wix.com/index

★池袋 【越年活動・医療相談・健康診断】
東池袋中央公園集合
12月28日・29日・30日(もちつき) 1月31日(年越しそば) 1月1日・2日・3日 16:30~
てのはし
http://tenohasi.exblog.jp/21067078/

★隅田川 【パンなどの配食】
隅田川・白鬚橋(墨田区側)
12月28日(土)
セカンドハーベスト・ジャパン
http://2hj.org/

★上野 【炊き出し】
上野公園・奏楽堂前
12月31日(火)12:00~
東京愛宣教会・上野よみがえりの会

★山谷 【協同炊事】
山谷堀広場
12月29日(日)
山谷労働者福祉館
http://www.jca.apc.org/nojukusha/san-ya/

★山谷 【協同野営・協同炊事】
城北労働福祉センター前
12月30日(月)~1月6日(月)
同上
http://www.jca.apc.org/nojukusha/san-ya/

★立川 【年越し支援物資配布】
多摩川河川敷
12月29日(日)11:00
さんきゅうハウス
http://www.tachikawa-shakyo.jp/sankyu-hus/

★立川 【お雑煮会】
モノレール下緑町公園
1月1日(水)お昼
同上
http://www.tachikawa-shakyo.jp/sankyu-hus/



フジノにとって、年末年始は毎年相談がとても増える時期です。

今年も絶対に年末年始に自殺による犠牲者を出さない。そう固く決心して全力を尽くします。



木村正孝さんの受勲をみんなでお祝いしました

木村正孝さんとの再会

今夜は、木村正孝さんと久しぶりの再会を果たしました。

フジノにとって、木村正孝さんは『政治家としての父』として、とても尊敬している大切な方です。

木村さんとフジノ(この写真は2012年2月のものです)

木村さんとフジノ(この写真は2012年2月のものです)


木村さんは元市議会議員で、フジノの大先輩です。

在職中は、横須賀市議会の『良心』と呼ばれる、素晴らしい政治家でした。

政治家を引退しなければならなかったのは、8年前、僕たちの想いを受けて市長選挙に立候補して下さり、落選してしまったからです。

僕らの勝手な想いで、まだまだ若く仕事もバリバリこなしていた木村さんの政治家生命を結果的に断ってしまったことをいつもこころに留めて、僕は木村さんの分まで働かねばならないのだと思いながらいつも働いています。

旭日双光章を受章されました

その木村さんが、実は秋の叙勲で『旭日双光章』を受章されました。

内閣府ホームページ「平成25年秋の叙勲受章者名簿」より

内閣府ホームページ「平成25年秋の叙勲受章者名簿」より


そこで旧知の間柄のみなさんが集まって

「ぜひ木村さんをお祝いしよう!」

と『発起人』になり、今夜のお祝いの機会を企画して下さいました。

5人の発起人のみなさん

5人の発起人のみなさん


しかし、いつもながら謙虚(かつガンコ)な木村さんは

「いやあ、自分の為にわざわざそんなこと申し訳ないですよ」

と言ってきかなかったそうです。

そこで発起人の方々が一計を案じて

「じゃあ、みんなで集まって2013年をワイワイと振り返ろう!そして、ついでにお祝いもしよう。それならば、良いだろう?」

ということで、『2013メモリアルパーティー』のタイトルにしたそうです。

…そのやりとりがフジノには目に浮かびます。木村さんらしいなぁ(笑)

壇上に立つ木村正孝さん

壇上に立つ木村正孝さん


でも、そんなガンコ一徹の木村さんがみんな大好きだからこそ、今夜もたくさんの人が駆けつけた訳です。会場に用意したイスは足りなくなってしまい、立ち見多数という状態でした。

政治家を引退した後も木村さんの活動ペースは全く変わらず、市民のみなさまの相談にのって駆けまわる、まさにソーシャルワーク活動を実践してこられました。

そんな木村さんがこのたび叙勲を受けたことを、僕はこころから嬉しく思います。木村さんの長年の仕事と生きざまが評価されてのことと思います。

本当におめでとうございます。

ステージ上に立つ、木村さんご夫妻

ステージ上に立つ、木村さんご夫妻


奥さまの秀子さんにも久しぶりにお会いすることができて、とても嬉しかったです。

お2人ともお元気そうで、本当に良かったです!

木村さんの遺伝子は政治家フジノの中に息づいている

政治家フジノの中には、木村さんの遺伝子が流れています。

  • 必ずオヤジの仇を取る。
  • オヤジに恥ずかしくない生き方をしなければならない。
  • いつかオヤジの背中に追いついて、超えなければならない。

ふだん木村さんとお会いすることは全くありませんが、いつもそう思ってフジノは仕事をしてきました。

この想いは、何年経っても変わりません。

5年前に、

『このまちの改革』という家族があって父は木村さん、長男はフジノ、次男が吉田雄人…

という文章を書きました。

2005年6月の市長選挙、フジノ・木村さん・吉田市議(当時)

2005年6月の市長選挙、フジノ・木村さん・吉田市議(当時)


2009年当時のフジノは、「吉田市長の中にも木村さんの遺伝子が流れているのだ」と考えていました。

でも、この4年半と現在の吉田市長の姿からは、そう感じることができずにいます。

ならばこそ、フジノは『木村イズム』を受け継ぐ唯一の政治家として、これからも努力を続けていかねばならないと思っています。

ところで今夜は、今年6月の市長選挙で一緒に闘った同志とも再会できました。最高にうれしかったです!

気持ちは今も同じ。

といっても、フジノの次の仕事のつごうで会をすぐに中座してしまい、会話できたのは数分だけでした。

ぜひ今度こそ、ゆっくりごはんでも食べながらお会いしたいです。

彼らに限らず、会場のあちこちに同志の姿を見つけることができました。

みんな、元気そうで嬉しかったです。

壇上からフジノもご挨拶をさせていただきました

壇上からフジノもご挨拶をさせていただきました


木村さん、本当におめでとうございます!

これからもその姿を励みに、フジノはがんばっていきます。

URが取り組む高齢者向け住まいとサービス連携/地域連携コーディネーター養成講座2013

エイジング・イン・プレイス

今夜は大学院へ向かいました。『地域連携コーディネーター養成講座2013』の聴講です。

大学院にて

大学院にて


それにしても、大学院のある『青山一丁目駅』の手前は『六本木駅』なのですが、ふだんの電車内はビジネスパーソンばかりなのに、今夜はカップルばかりでした。

URによる高齢者向け住宅の取り組みはすごい

今夜の講師は、加藤邦彦さん(独立行政法人都市再生機構)。

団地再生部次長と経営企画室担当部長と住宅経営部担当部長を兼務しておられるすごい人です。

今夜の講師の加藤邦彦さん(左)と、高橋紘士教授

今夜の講師の加藤邦彦さん(左)と、高橋紘士教授


実際、講義の内容もすごかったです。

URは、常に行政改革のターゲットにされているというイメージがあります。

例えば、フジノの手元にある行政改革推進会議の資料などをみると、集中砲火をずっと浴び続けている印象です。

行政改革推進会議・独立行政法人改革等に関する分科会の資料より

行政改革推進会議・独立行政法人改革等に関する分科会の資料より

同資料より、行政改革の流れを受けて成されたURに関する検討

同資料より、行政改革の流れを受けて成されたURに関する検討

さらに、今月のあたまにはこんなニュースも流れていました。

UR、高額賃貸のサブリースも/行政改革会議が年内に報告

政府が検討する都市再生機構(UR)改革の方向性が年末にも固まる見通しだ。高額賃貸住宅の転貸、国とURが費用を折半している家賃減額措置の見直しなどを通じて財務体質の改善を図る案が有力。URのあり方を話し合う行政改革推進会議のワーキンググループが今月開く次回会合で報告書をまとめる。

WGによる過去7回の議論では、12兆円を超す有利子負債の圧縮などURの財務構造健全化を中心に意見交換。賃貸住宅事業については、都心部にある高額賃貸住宅の改革▽住宅管理業務の効率化▽家賃設定方法の見直し▽ストック再生・再編の促進、などを具体的な改革メニューとして示した。

このうち、都心部に500戸ある高額賃貸に関しては「民間にサブリースし、将来的には売却すべきではないか」といった意見が出ている。また、現在は国とURが折半している家賃減額措置について、これを全額国費負担とすることなどを検討すべきだという声もあった。
 
このほか、都市再生事業をフィーサービスとして確立すること、関係会社の大幅な整理合理化などもテーマとなっている。 報告書の具体的な中身については「関係者のコンセンサスを得るのに時間がかかる」(事務局)として明らかにしていない。WGは今後、自民党など与党の意見も踏まえて報告書をまとめる。

(2013年12月02日・週刊住宅オンライン

けれども、今夜の講義を聴いて、改めてURの果たしている社会的意義の高い取り組みの数々を学び直して(知っていることも多数ありました)、URの改革はかなり進んでいることを感じました。

講義の様子

講義の様子

URの取り組みは素晴らしい

URの取り組みは素晴らしい

このブログ、スマホから読みやすくなりましたか?

スマホから観るデザインが変わりました

数日前から、フジノブログをiPhoneなどのスマートフォンで観ると、下のようなデザインになりました。

iPhoneから観たフジノブログ(タイトル画面)

iPhoneから観たフジノブログ(タイトル画面)


まだまだ改善すべき点はたくさんあるのですが、以前よりは読みやすくなっているといいなあと思います。

iPhoneから観たフジノブログ(記事タイトルリスト画面)

iPhoneから観たフジノブログ(記事タイトルリスト画面)


このブログを訪れて下さる方々のアクセス解析をチェックすると、スマートフォンを使ってフジノブログを読んで下さっている方々の数が、かなり増えています。

もともと文章がメインのコンテンツでしかも毎回長文なので、このブログはスマートフォンでは読みづらいです。

それでも少しでも読みやすくできるように改善していきたいです。

ぜひご意見お願いしますね。

ついに「高齢化率」が27%へ!/介護保険運営協議会へ

介護保険運営協議会へ

今日は、『介護保険運営協議会』(2013年度第3回)を傍聴しました。

会場前にて

会場前にて


新たに発表されたデータを読んで、フジノが感じた「市民のみなさまにお伝えしたいこと」がたくさんあります。

できればこれから何回かに分けて、お伝えしたいと思っています。

まずは何よりも『高齢化率』の上昇についてです。

高齢化率がついに27%へ

横須賀市の高齢化率は27.35%になりました(2013年10月1日現在)。

横須賀市の人口における65才以上の割合

横須賀市の人口における65才以上の割合


横須賀市の総人口42万1,839人のうち、65才以上は11万5,376人となりました。

昨年の高齢化率は26.25%だったのが、1%アップしました。

総人口は減り、65才以上は増え続けます

今後も総人口は減り続けていきますが、65才以上の方々の数は増え続けていきます。

横須賀市の2012年10月1日と2013年10月1日を比べると…。

  • 総人口→マイナス3,504人
  • 65才以上人口→プラス3,711人

現時点では市民の4人に1人が65才以上です。

2013年現在の横須賀のイメージ

2013年現在の横須賀のイメージ


さらに、まもなく2017年には、市民の3人に1人が65才以上となります。

2017年の横須賀のイメージ

2017年の横須賀のイメージ


上のイラストの世界は、3年後にやってきます。

同世代のみなさまへ

現在30〜40代のフジノと同世代のみなさまには、ぜひ知っていただきたいのです。

みなさまの記憶には、きょうだいがいて、両親がいて、祖父母がいて、という『家族』のイメージがあると思います。

かつての日本のイメージ

かつての日本のイメージ


でも、それはもはや完全に『過去』のものです。

数年のうちに、今までとは全く違う人口構成になります。

日本全体が変わります。

しかも特に横須賀の場合は、人口の減りが大きく、高齢化のスピードが早く、かつ2040年くらいまで高齢化率は高止まりし続けます。

横須賀の75才以上人口(国立社会保障・人口問題研究所データよりフジノ作成)

横須賀の75才以上人口(国立社会保障・人口問題研究所データよりフジノ作成)


過去のイメージを強く持ったままに現実をみると、バイアスで直視できないことがあります。

フジノは、今まさに官民を問わずあらゆる場で責任ある立場になりつつある同世代のみなさまには、ぜひこの現実を一緒に直視してほしいと願っています。

この現実からしかスタートできないからです。

その上で、一緒に現実に立ち向かっていってほしいのです。

ちょっと話がそれてしまいましたね。

さて、次回以降のブログでも『介護保険運営協議会』でフジノが感じた「市民のみなさまにお伝えしたいこと」を報告していきたいと思っています。

(つづく)

「ライフゆう」を知って下さい!看護師の皆さま、一緒に働いて下さいませんか?/重症心身障がい児者入所施設がスタートします

長年待ち望まれてきた「ライフゆう」、来春オープン

フジノが本当にこころから大切に感じてやまない存在に、医療的ケアが必要な重症心身障がいのある方々がいらっしゃいます。

そして、みんなが地域で共に暮らしていかれるようにと活動を続けてきた『社会福祉法人みなと舎』という法人があります。

『みなと舎』が、新たに『ライフゆう』という施設を来年スタートさせます。

20131219yu

この施設は、たくさんの市民の方々の根気強い活動によって、横須賀市議会の歴代の議員みんなが会派を超えて共通認識を持って、ずっと開設を望んできたものです。

フジノも9年前にご相談を受けたことがきっかけで、他の議員のみんなと同じく強い想いをもって取り組んできました。

蒲谷前市長が『よこすか障害者福祉計画』に明確に位置づけて、吉田市長が推進しました。

ようやく来春スタートします。

ぜひ小冊子をご覧下さい

市民のみなさま、ぜひ『ライフゆう』について知って下さい。

そして、看護師の(あるいは元看護師で復職を迷っておられる)みなさま、ぜひ『ライフゆう』で働いて下さいませんか?

こちらに2冊の小冊子をアップします。

ぜひご覧くださいませんか?

WHO「精神保健行動計画2013-2020」と自殺予防/WHO世界自殺レポート会議へ

「世界自殺レポート会議」シンポジウムへ

今日は、秋葉原UDXで開かれた『世界自殺レポート会議』シンポジウムに参加しました。


来年2014年9月の世界自殺予防デーに、WHOは初めて『世界自殺レポート(World Suicide Report)』を刊行することを決定しました。

WHOが「世界自殺レポート」を来年刊行します

何かの問題とその対策について、これまでの経過や現状や取り組みなどの実態を毎年公表するということは、とても大切なことです。

わが国では2007年11月から毎年『自殺対策白書』を発行するようになりました。

これは自殺対策基本法の第10条に以下の条文を盛り込んだからこそ、ようやく実現したのです。

(年次報告)
第十条 政府は、毎年、国会に、我が国における自殺の概要及び政府が講じた自殺対策の実施の状況に関する報告書を提出しなければならない。

自殺対策に関する報告書をWHOが作成するようになることは、フジノにとって大変に歓迎すべきことで、高く評価しています。

世界各国から自殺対策の専門家40名が集結しました

こうしたWHOの動きを受けて、昨日おととい(12月16〜17日)の2日間、世界各国から40名以上の専門家が参加しての『世界自殺レポート会議』を日本で開催しました。

世界自殺レポート会議のプログラム

世界自殺レポート会議のプログラム


そして今日は、WHO、WHO西太平洋事務局、国立精神・神経医療研究センターの主催で、世界自殺レポート会議シンポジウムが開かれたのです。

世界の自殺対策に触れる良い機会でした

世界の自殺対策に触れる良い機会でした


フジノはこのシンポジウムに参加しました。

精神保健行動計画2013-2020

まず、Shekhar Saxena博士(WHO精神保健・薬物依存部部長)による講演『WHOの包括的な精神保健行動計画2013-2020と自殺予防』 が行なわれました。

講演

講演

WHOは、今年5月の第66回WHO総会において『精神保健行動計画2013-2020』を承認しました。

WHOのサイトでダウンロードできます

WHOのサイトでダウンロードできます


すでに2012年には『素案』も示されていましたので、フジノにとって目新しさはありませんでした。

ただ、世界規模でこうした合意が実現したことの意義をSaxena博士が重ねて評価するのを聴いて、やはり歴史的背景も文化も全く異なる世界の各国が精神保健という重要な課題であっても合意するというのは難しいことなのだなと再確認しました。

WHOの包括的な精神保健行動計画2013-2020

WHOの包括的な精神保健行動計画2013-2020


その目標は4つです。

WHO行動計画の2020年達成目標

  • 国々の80%が精神保健政策・計画を整備または改訂する
  • 国々の50%が精神保健関連法規を整備または改訂する
  • 重度精神障害のサービス適用を20%増加する
  • 国々の80%が2つ以上の有効な精神健康増進・予防プログラ
    ムを保有する
  • 自殺死亡率を10%低下させる
  • 国々の80%が精神保健の指標を定例的に収集する

これが2020年までに達成する目標です。

  1. 精神保健における効果的なリーダーシップとガバナンスの強化
  2. 地域を基盤にした、包括的で統合された、鋭敏に反応する精神保健と社会ケアサービスの提供
  3. 精神健康増進と予防戦略の実施
  4. 精神保健に資する情報システム、エビデンス、研究の強化

今後は、いかに目標実現の為の政策が実施できるのかが勝負です。

フジノはまだ完成バージョンの『精神保健行動計画2013-2020』を読み切れていないので、各国がこの目標値を達成できなかった場合にどのようなペナルティが賦与されるのか、また中間報告などのような形でPDCAサイクルを回していくのかなどについては承知していません。

とにかく実効性を高める取り組みが必要です。

続いてシンポジウム『日本の自殺予防総合対策と世界への貢献』が行なわれました。

  • 「日本の包括的な自殺対策と国際的意義」自殺予防総合対策センター長 竹島正
  • 「わが国の自殺予防対策の評価と課題」 神戸学院大学准教授 南島和久
  • 「ヨーロッパにおける自殺予防プログラム-日本への示唆」Dr Ella Arensman, 国際自殺予防学会(IASP)会長
  • 「オーストラリアの自殺予防対策-日本への示唆」 Dr Diego De Leo, オーストラリア自殺調査・予防研究所 (AISRAP) 所長

この後はディスカッションがあったのですが、フジノは次の予定がありましたのでここまでで中座しました。

国の課題を通して横須賀のより良い姿を考える/介護保険のデリバリー、臨時福祉給付金

久しぶりの登校

今夜は、久しぶりに青山一丁目の大学院まで足を運んで聴講することができました。

12月議会の会期中の1ヶ月間は、残念ながらほとんど欠席。自宅や祖父のお見舞いへの往復の電車内で『インターネット録画』を観て学びました。

大学院にて

大学院にて


インターネット中継は便利なのですが、ふだんは生で受けた講義で分からなかったところを再確認する為の復習に活用しています。

学生になるとインターネットによる生中継・録画中継も観られます

聴講生はインターネットによる生中継・録画中継も観られます


やっぱり目の前でじかに先生の声を聴いて、聴講しているのはほぼ100%が社会人というクラスメートに囲まれていると、モチベーションが全く違うんです。

これからもなるべく登校して、じかに先生やクラスメートのみなさんの刺激を受けながら、改革への想いをより強くしていきたいと思っています。

介護保険のデリバリー

今日は、中村秀一先生による『保健医療福祉政策論Ⅱ「社会保障の論点」』です。

講義をする中村先生

講義をする中村先生


今夜のテーマは先週から続いている『介護保険』の論点でした。

前回は介護保険のファイナンス(財源調達)について、今回は介護保険のデリバリー(提供・供給)について。

第13回目の講義は「介護保険(2)」

第13回目の講義は「介護保険(2)」


毎週そうなのですが、本当に難しい。

社会保障審議会介護保険部会(第53回)資料より

社会保障審議会介護保険部会(第53回)資料より


難しくて、その場だけでは講義の内容を理解することがほとんどできません。

ICレコーダーで録音しておいて、帰りの電車でもう1度聴きながら帰ります。さらに、自宅でも関係する資料を探して、復習します。

同資料より

同資料より


フジノの知識や経験では全く足りず、歴史的な背景を学んだり、複数の文献を読んだりして1ヶ月くらいかけてようやく講義で先生が伝えたかったことが理解できるような状況です。

同資料より

同資料より


今夜は、介護保険のデリバリーにおいて、内在する問題点、それを改革してきた経緯、さらにこれからに向けての課題を現状分析から導いていく、という内容でした。

同資料より

同資料より


さらに、資料の読み方、その資料に使用されているデータについての判断の仕方など、資料の量も膨大ですが、その1つ1つの吟味の方法も学びます。

同資料より

同資料より


学ぶべき内容が今回もたくさんありました。

講義では国全体のデータを使っての議論が行なわれています。一刻も早くそれらを消化して、政治家としてフジノは、横須賀市の状況にあてはめて今後の在るべき姿を考えていかなければなりません。

がんばらねば。

現在進行形の政治課題としての「臨時福祉給付金」

中村秀一先生の講義のもう1つの重要なテーマは、現在進行形の政治的課題を歴史的な流れの中に位置づけた上で、リアルタイムで解説して下さることです。

12月5日に閣議決定された、好循環実現のための経済対策

12月5日に閣議決定された、好循環実現のための経済対策


今回の講義では、12月5日に閣議決定された『好循環実現のための経済対策』から、特に『簡素な給付措置』としての『臨時福祉給付金(仮称)』について詳しく解説して頂きました。

いくつもの項目の中の1つとして「簡素な給付措置」というものがあります

いくつもの項目の中の1つとして「簡素な給付措置」というものがあります

『好循環実現のための経済対策』で特に意識されているのは、消費税増税の際に経済を失速させない、ということで、その為の大規模な経済対策です。

過去の消費税創設・税率アップの際には、駆け込み需要とその後の反動減がありました。

特に、消費税を3%から5%に上げた後、結果的に1997年が勤労世帯の所得のピークとなり、1997年が正規労働者のピークとなり現在に至っています。

臨時福祉給付金(仮称)

【目的】
消費税率の引上げに際し、低所得者に与える負担の影響に鑑み、一体改革の枠組みの中で講じる社会保障の充実のための措置と併せ、低所得者に対する適切な配慮を行うため、暫定的・臨時的な措置として、総額約3,000億円の給付措置を行う(「消費税及び地方消費税率の引上げとそれに伴う対応について」(平成25年10月1日閣議決定))。

【内容】

  1. 給付対象者
    • 市町村民税(均等割)が課税されていない者(市町村民税(均等割)が課税されている者の扶養親族等を除く) ・・・2,400万人

      (注)生活保護制度内で対応される被保護者等は対象としない。

    • 給付対象者のうち、以下のいずれかに該当する者には、26年4月の年金の特例水準解消等を考慮し、1人につき5,000円を加算・・・1,200万人

      ・老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金の受給者等
      ・児童扶養手当法による児童扶養手当の額等の改定の特例に関する法律(平成17年法律第9号)の対象となる手当 (児童扶養手当、特別障害者手当等)の受給者等

  2. 給付額(1回の手続で支給)
    • 給付対象1人につき1万円
    • 加算対象1人につき5,000円
  3. 事務費
    • 国及び地方公共団体(都道府県、市町村)において給付の実施に要する経費を国が負担

これは、もちろん横須賀市でも行なわれます。ただ、所得の把握などいくつもの課題があります。迅速に給付することが果たして可能なのか分かりません。

また、そもそもどれだけの効果が期待できるのか、という根本的な政策効果への疑問もあります。

どのような政策を国がとろうとも、現場に最も近い存在である市区町村がしっかりと生活を防衛していかねばなりません。

ますます頑張っていかねばならない、と覚悟を新たにした今夜の講義でした。

このまちには医療的ケアの必要な乳幼児の通える保育園が無い/社会福祉法人みなと舎セミナー「医療的ケアをつなぐ」へ(その1)

心待ちにしてきたセミナー「医療的ケアをつなぐ」へ

今日は、湘南国際村センターへ。

湘南国際村センターにて

湘南国際村センターにて


『社会福祉法人みなと舎』が主催する公開セミナー『医療的ケアをつなぐ〜やさしい手から手へと受け継いで〜』に参加しました。

お知らせのチラシより

お知らせのチラシより


お知らせのチラシを頂いてからずっと参加するのを楽しみにしてきました。

何故なら、医療的ケアのあるこどもたちも共に過ごせる『カンガルー統合保育園』の存在を、このチラシで初めて知ったからです。

恥ずかしながら、今までフジノは

横須賀には、医療的ケアのあるこどもたちも一緒に通える保育園が無い

という事実を知りませんでした。

これは、とても大きなショックでした。

ほとんど知られてないけれど大切な「医療的ケア」

これまでもフジノは『医療的ケア』の大切さをみなさまにお伝えしてきました。

とは言え、父との関わりからフジノのブログでは、もっぱらご高齢の方々や成人の障がいのある方々への『医療的ケア』について記すことがほとんどでした。

けれども、『医療的ケア』が必要なのは、生まれたばかりの「赤ちゃん」から「大人」も「高齢者」まで「みんな」です。

誰にとっても『医療的ケア』は必要のものです。

だから、『医療的ケア』の必要な乳幼児の通うことができる保育園も当然ながら存在しているのだと思い込んでいました。

しかし、それはフジノの思い込みでした。

医療的ケアは、赤ちゃんにもこどもにも必要です

医療技術の圧倒的な進歩のおかげで、こどもの死亡数は激減しています。

下のグラフは、今から40年前(フジノが生まれた頃)から現在(最新のデータ)までを示したものです。

乳幼児の死亡数の推移・厚生労働省「人口動態統計」を元にフジノが作成

乳幼児の死亡数の推移・厚生労働省「人口動態統計」を元にフジノが作成


特に進歩が著しいのは、新生児の医療です。

医学の進歩のおかげで、生まれてきたばかりの赤ちゃんが亡くなることはかなり減りました。

厚生労働省「第2回周産期医療と救急医療の確保と連携に関する懇談会」配布資料より

厚生労働省「第2回周産期医療と救急医療の確保と連携に関する懇談会」配布資料より


フジノが読んだ、新生児の死亡率についてのWHOの統計(2011年)には、こう記されていました。

  • 世界平均1000人中24人
  • アメリカ1000人中4人
  • イギリス1000人中3人
  • ドイツ1000人中2人
  • 日本1000人中1人

つまり日本では、生まれてくる赤ちゃんの1000人に1人まで死亡を減らすことが実現しているのです。

世界的に見ても、日本の新生児医療は圧倒的に優れています。

こうして、昔は助からなかった赤ちゃんの命が、救われるようになりました。

そして、命を救う『救命』には優れている一方で、医療的ケアが必要な超重症の赤ちゃんも増えているのが事実です。

  • レスピレーター
  • 気管内挿管
  • 鼻咽頭エアウェイ
  • 酸素吸入
  • 吸引
  • ネブライザー
  • IVH
  • 血液透析
  • 導尿
  • 人工肛門

などの医療的ケアが必要な赤ちゃんとこどもたちがたくさんいます。

これは高齢者に医療的ケアが必要な理由と全く同じです。

そんな中で、

医療的ケアを必要とする赤ちゃんや幼いこどもたちの通うことができる保育園が存在しない

という事実はフジノにとって本当にショックでした。

調べてみると、横須賀に存在しないだけではなく、全国的に見てもその数はとても少ないことが分かりました。

これでは、家族はどうやって暮らしているのだろうか…。

いろいろなことを考えながら、今日のセミナーに向かいました。

(つづく)

現教育長を再任せず、教育行政経験ゼロの元市部長を新任させる市長の人事案に質疑し、反対しました

教育長人事に対して市長に質疑を行ないました

今日は、2013年12月議会の最終日でした。

吉田市長から、教育委員の人事議案が出されました。

議案第165号・教育委員会委員選任について

議案第165号・教育委員会委員選任について


現在の教育長を再任せずに、新たに元・市部長を選任する、という内容です。

2013年11月26日・神奈川新聞より

2013年11月26日・神奈川新聞より


これまで6年半にわたって本市教育行政に尽力してきた信頼の厚い現教育長を再任せずに、これまで教育行政の経験が全く無い方をあえて新任する、というのです。

フジノはこの人事案に全く賛成できませんでした。

吉田市長が提案してきた方が教育行政に対してどのような考えを持っているのか全く分からない。そして、吉田市長からも十分な説明が全くなされていないからです。

そこでこの問題について、フジノは本会議で吉田市長に対して質疑を行ないました。

20121212fujino1


その全文はこちらです。



反対票を投じましたが、最終的に賛成多数で可決されました

こどもたちを取り巻く教育課題が山積みの中であえて教育長を交代させる明確な理由は、吉田市長の答弁から見出すことはできませんでした。

そこで、議案に対してフジノは反対しました。

最終的にはフジノの想いとは逆に、この人事案は賛成多数で『可決』されました。

本当に残念です。



来年4月「小児医療費の無料化」を小学3年まで引き上げへ/限られた小児医療をどうか大切にご利用下さい

小児医療費無料化の対象が1才拡大へ

現在、横須賀市では小学校2年生まで『小児医療費』を無料としています。

現在の横須賀市ホームページより

2013年12月11日現在の横須賀市ホームページより

この12月議会で、新たに来年4月から無料化の対象を小学3年生までに拡大する議案が提出されました。

同時に、小3への拡大に対応する為の費用307万円の補正予算案も出されています。

  1. システム回収費用
  2. 医療証発行・郵送費用

こども育成部資料より

予算決算常任委員会・教育福祉分科会・こども育成部資料より


すでに両議案とも、委員会・分科会において『可決』されましたので、明日12日の本会議(最終日)でもほぼ確実に『可決』される見通しです。

新たに必要となる財源は、1年間で約8400万円の見込みです。

さらなる年齢の引き上げについては「実施計画」に盛り込んでいく予定です。

市長選挙に立候補した全候補者の公約でした

小児医療費の無料化の『対象を拡大する(=年齢を上げる)』ことは、さきの市長選挙に立候補した3名全員が掲げた公約でした。

吉田雄人市長が2期目の市長選挙で掲げた政策集より

吉田雄人市長が2期目の市長選挙で掲げた政策集より


上は、吉田市長が配布していた『Move!』。

広川さとみ候補が市長選挙で掲げた政策集より

広川さとみ候補が市長選挙で掲げた政策集より


上は、広川さとみ候補が配布していた『明日のよこすかをつくる会』資料。

岸牧子候補が市長選挙で掲げた政策集より

岸牧子候補が市長選挙で掲げた政策集より


上は、市長選挙公開討論会において配布された岸牧子候補の政策資料。

このように全ての候補者が掲げたことからも、小児医療費無料化はとても高い市民ニーズがある政策です。

吉田市長は、まず第一歩として小学3年生まで対象を拡大しました。

今後は、財政状況をにらみながら小学6年生まで上限をいかに上げていくかに注目です。

その一方で、小児医療の限られた資源をどうか大切に利用して下さい

ところで、市民のみなさまに大切なお願いがあります。

医療費を無料化すると、医者にかかる人々の数が急激に増加してしまう

という重要なデータがあります。

その理由は、本来であればドクターに診てもらうべき方が、所得が低く生活が厳しいが故に受診控えをしていたのが、無料化によって安心してドクターにかかれるようになったから、という正当なものだけではありません。

緊急性の低い受診行動が増えることも原因の1つだと言われています。

つまり、

どうせ無料だから、軽いケガや軽い症状であってもとりあえずドクターに診てもらおう

という心理が増えることも知られています。

けれども、小児科医の数は決して多くありません。

産婦人科医の不足と同じで、小児科医の不足もいつも重要な課題です。

数が足りない小児科医のもとに、あふれるほどに患者さんが訪れたら、どのようなことが起こるでしょうか?

緊急性の低いケガや症状の人がたくさん訪れることによって、本来であれば、緊急性の高いケガや病気の人の治療が遅れることが起こります。

無料化によって、緊急性の高いケガや病気の人たちがより追い詰められるという悲劇も起こりうるのです。

医療政策を大切なテーマとする政治家として、フジノは市民のみなさまにこころからお願い致します。

どうか限られた小児医療の資源を大切に利用して下さい。

現在、わが国では政府をあげて小児医療を守る為の取り組みを行なっています。例えば、「#8000」の取り組みをご存知でしょうか?

小児救急電話相談#8000(厚生労働省HPより)

小児救急電話相談#8000(厚生労働省HPより)


全国共通の電話番号「#8000」にかけると、小児科ドクター・看護師に電話がつながって相談することができるのです。

  • 小さなお子さんをお持ちの保護者の方が、休日・夜間の急な子どもの病気にどう対処したらよいのか、病院の診療を受けたほうがいいのかなど判断に迷った時に、小児科医師・看護師への電話による相談ができるものです。
  • この事業は全国同一の短縮番号#8000をプッシュすることにより、お住まいの都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医師・看護師からお子さんの症状に応じた適切な対処の仕方や受診する病院等のアドバイスを受けられます。

横須賀から「#8000」を電話すると、「かながわ小児救急ダイヤル」につながります。

どうかこうした取り組みもぜひご活用下さい。

小児医療費の無料化を拡大する目的は、所得が低くても安心してこどもを病院で診てもらうことができるセーフティネットです。

今では、まちとまちとが「若い世代をまちに呼びこむ」という政策で競争しあっています。その1つの手段として小児医療費の無料化が利用されています。

けれども、本来の目的は、あくまでもこどもたちが安心して医療を受けられるようにする為のセーフティネットです。

どうか市民のみなさま、大切な医療資源をより医療を必要としている人々が受けられるようにする制度にご理解下さい。

よろしくお願いいたします!