インターネット選挙の解禁は、劇薬でも改革でも無い

今夜は、iPadからWordPressアプリでちゃんとブログを更新できるか、試しています。

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画像のようにiPadをスタンドで立てて、そこにBluetoothキーボード(ものすごく小さいサイズ)を繋いでいます。

更新できるのは当たり前なのですが、「外出している時に実用に耐えるか」をいろいろ試しています。

さっきはWordPressのiPad用アプリが落ちてしまって、一度データが消えてしまいました。

何故こんなことをしているかというと、フジノはパソコンを変えたからです。バッテリーが長持ちすることで有名なレッツノートからMacBook Airに変えました。

Macはとても便利なのですが大きな欠点があって、とにかくバッテリーの消耗が早いのです。

コンセントが使える所ばかりでは無いので、代わりになる手段をいくつか用意しておかなければなりません。

フジノのブログは、WordPressというソフト(アプリ)をMacBook Airで使って更新しています。

このアプリはiPhone用もiPad用も開発されているので、どちらでもブログ更新そのものは可能です。

例えば、iPhoneを使っている時はこんな感じです。

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ただ、iPhoneもバッテリーは弱いです。ふだんから夜にはバッテリーが切れているので、外出先でのブログ更新には向いていません。

そうすると、iPadが第三の選択肢になります。

iPadも「入力するデバイス」ではなくて「観る・読む為のデバイス」ですから、本来はブログ更新には向いていません。

でも、バッテリーの持ちを考えると有力な代替手段かもしれません。

ところで今日の本題です。

世間では「インターネットを選挙で解禁した方が良い」というイメージが高まっています。

フジノはそうは考えません。

政策や交渉の能力と、インターネット(というよりもパソコンを始めとするデジタルデバイス)をいかにうまく使いこなせるかは全く別の能力だからです。

政治家に必要なのは政策や交渉の能力です。政治家自身がパソコンを使いこなせるかどうかは全く別の問題です。

むしろ、忙しいスケジュールはフルに政策立案に使うべきであって、パソコンの使い方で悩んだりするのは政治家としては正しくありません。

市民が求めているのは政治家として仕事をすることです。だから、ブロガーやネットの得意な人やプロにお金を出して任せた方が早いし、合理的です。

けれどもフジノのような無所属でひとりきりで仕事をしている政治家には、プロに依頼するようなお金は全くありません。

そうすると、「インターネットを選挙で解禁した方が良い」という意見は、フジノからするとお金をかけた者が強い昔の選挙に逆戻りする感じが強くしています。

Twitterを使えるとかFacebookを使えるとか、そんなことは政治家の本質とは全くカンケーありません。

市民のみなさまはインターネットを選挙期間中に解禁することで、どんな良いことが起こるとイメージがしておられるのでしょうか?

フジノは「マニフェスト大賞ベストホームページ部門」を受賞していますし、日本における「ツイッター議員」の最初の数人の一人です。

政治家の中では、かなり初期からインターネットを駆使してきた一人です。

そのフジノがあえて言うのですから、パソコンがニガテな世代の政治家が言うのとは意味あいが違うはずです。

「インターネット選挙を解禁するな」と言っているのではありません。

何かまるでインターネットを解禁することによって劇薬のように選挙が変わることは無い、そんなことを期待しても意味は無い、ということを申し上げているのです。

本当であれば、こんなふうにiPadやiPhoneをいじっている時間をもっと資料を読み込むことにあてたり、市民の方々から頂いた相談メールに返信をするのにあてた方が良いはず。

新聞やテレビでインターネット選挙を解禁せよという報道を観るたびに、フジノはいつも強い違和感を覚えています。

政治家に必要な能力は、そんなものでは無い、と。