青色照明灯が汐入駅に設置されました
青色照明灯には人のこころを落ち着かせる効果があるとのことから、海外でまず導入されて、数年前から日本でも導入が徐々に行なわれてきました。
1月29日のブログで、この青色照明灯が京浜急行3駅(横須賀中央・汐入・県立大学)に設置されます、とお知らせしました。
そして、ついに汐入駅に設置されました。
さっそく実際の現場を観てきましたので、報告します。
上り方面のホーム端に設置された青色照明灯
青色照明灯は、駅ホームの端に設置されるケースが多いです。今回、汐入駅に設置された青色照明灯も、ホームの両端にあります。
こちらは、上り方面(逸見駅側)のホーム端です。
下り方面のホーム端に設置された青色照明灯
こちらは、下り方面(横須賀中央駅側)のホーム端です。
青色照明灯の効果は、すでに以前のブログでお知らせしたとおりです。
(2014年1月29日のブログより)
澤田康幸教授(東京大学大学院経済学研究科)らの共同研究では、2000年〜2010年のデータ分析によって以下の成果が報告されています。
- 首都圏のある鉄道会社のデータを用いた統計分析により、駅ホームにおける青色灯の設置後に鉄道自殺者数が平均して約84パーセント下落することが分かった。
それでもあなたは「照明の色が白から青に変わっただけで、本当に人のこころを落ち着かせる効果があるのか?」といぶかしがっておられるかもしれません。
でもフジノは、人のいのちが守れる可能性があるのならば、どんなことでもやるべきだと考えています。
この設置が良い効果を生むことをこころから祈っています。
(後日追記) 写真追加しました。