今年で6回目となる「性的マイノリティ当事者との意見交換会」を開催しました/性的マイノリティ関係課長会議メンバーに加えてハローワーク所長が初参加してくれました

性的マイノリティ当事者との意見交換会(第6回)が開催されました

本日、『性的マイノリティ当事者との意見交換会』が開かれました。

「性的マイノリティに関する意見交換会」会場前にて

「性的マイノリティに関する意見交換会」会場前にて


この『意見交換会』は2012年度の『横須賀市人権施策推進会議』の場で提案されて設置が実現し、2013年5月に第1回が開催されました。

初開催された時には「全国で他に例が無い」と高く評価された取り組みです。

年1回ではありますが定期的に開催を続けて、早くも6回目となりました。

*毎年のことですが、内容は非公開となっている為、差し支えのない情報と大まかなイメージだけ、報告させていただきます。



ハローワーク所長が初めて参加してくれました

市役所側の参加者は、市民部長を筆頭に、『性的マイノリティ関係課長会議』のメンバーがメインです。

『性的マイノリティ関係課長会議』も2013年1月に全国で初めて設置された組織です。

横須賀市役所からの参加メンバー

  • 市民部長
  • 市民部 人権・男女共同参画課長
  • 健康部 保健所健康づくり課長
  • こども育成部 こども青少年支援課長
  • こども育成部 児童相談所長
  • 教育委員会 生涯学習課長
  • 教育委員会 教育指導課長
  • 教育委員会 支援教育課長
  • (新)横須賀公共職業安定所長(横須賀市ではなく国の機関です)

一昨年開催されたこの意見交換会で、就職についてが大きなテーマになりました。

昨年からは、横須賀市では県内唯一の性的マイノリティ当事者向けの就活活相談会を開催するようになりました。

そして今年は、初めて公共職業安定所(ハローワーク)所長にも参加していただきました!

所長からは

「性的マイノリティに関する企業側の取り組みについての情報収集はすでにスタートしています。今日はぜひみなさまから仕事をする上でのお困りごとをお聞かせ下さい」

とのご挨拶をいただきました。



第1部は横須賀市のこれまでとこれからの取り組みについてご意見をいただきました

ここ数年間、意見交換会は2部構成になっています。

性的マイノリティに関する意見交換会のプログラム

性的マイノリティに関する意見交換会のプログラム

第1部・横須賀市の取り組みについて

  • 平成29年度の主な取り組み
  • 平成30年度の主な取り組み
  • 同性パートナーシップ制度について
  • 理解のある不動産事業者向けステッカーのデザイン及び効果的な配布について
  • 賃貸住宅で困ったこと、など

まず第1部は、横須賀市のこれまでの取り組みとこれからの取り組みについてご紹介して、参加者のみなさまからご意見をいただきます。



パートナーシップ制度導入は早期実施を求める声ばかりでした

これまでフジノは何年にもわたってパートナーシップ制度の導入を訴えてきましたが、前市長は否定的でした。

しかし昨年7月に上地市長が就任し、フジノが2017年9月議会で改めて提案したところ、大きく方針転換がなされました。

今年2018年度、横須賀市はパートナーシップ制度導入に向けて『人権施策推進会議』で議論がスタートします(まもなく第1回が開かれます)。

パートナーシップ制度を選考して導入した自治体

パートナーシップ制度を選考して導入した自治体


導入した場合の想定されるメリット・デメリットについてや、どういう形での導入がより好ましいのかについて、人権・男女共同参画課長から問いかけがありました。

参加者のみなさまからは、基本的にはメリットしか無い、むしろ無ければ困るというご意見をたくさん頂きました。

デメリットは、全国でパートナーシップ制度を持っている自治体と持っていない自治体があるので、ある自治体でパートナーとして公的に認められても他都市では認められないことが挙げられました。

フジノも、一刻も早く国全体として動く必要があると思います。

また他の方からは、『同性パートナーシップ』という言葉が広まっているが、『同性』という言葉はいらない、『パートナーシップ制度』で良い、というご意見がありました。

これはフジノも過去に議会でとりあげましたが、全く同感です。

せっかくパートナーシップ制度を作っても、戸籍を変えない方を排除するような仕組みは完全に間違っています。新たな排除や差別を生むような仕組みにしては絶対にいけません。



不動産業者向けのステッカーの掲示について

昨年フジノが9月議会で提案して、今年新たに予算化された取り組みがあります。

2018年度の新たな取り組み「性的な多様性に理解ある不動産店にレインボーシールを貼りだしていただく」

2018年度の新たな取り組み「性的な多様性に理解ある不動産店にレインボーシールを貼りだしていただく」


同性カップル等パートナーに理解のある不動産事業者向けにレインボーステッカーを横須賀市が提供して、掲示するというものです。

人権・男女共同参画課長から、このステッカーの図案として4種類が示されました。

ステッカーデザイン案

ステッカーデザイン案


ステッカーデザイン案

ステッカーデザイン案


ステッカーデザイン案

ステッカーデザイン案


ステッカーデザイン案

ステッカーデザイン案


どの図案が良いかという問いかけと同時に、この取り組みへの率直なご意見を求めました。

頂いたご意見としては、

  • トランスジェンダーの方や性別移行中の方が戸籍上の書類と外見が異なっていることで、奇異な目で見られるようなことが無いようにしてほしい。
  • (フジノの質疑を通じて市内の不動産事業者に理解があることは承知しているが)ステッカーを掲示できる不動産事業者はみな、正確な理解が同じレベルとなるように、市が研修をするなど一定の質を担保してほしい。
  • ステッカーは掲示してあっても、実際に入居できる物件が無くては意味が無い。物件のリストがあってほしい。
  • 現在では不動産物件を探すのにリアルの店舗を訪れる前に、まずスマホやパソコンで物件を探すことがほとんどだ。そこで、理解ある不動産事業者のサイトにはステッカーと同じように横須賀市公認のロゴマークを掲出してほしい。

さらに

  • 不動産事業者以外にも、ちゃんと性的マイノリティについて理解して配慮ができる病院や診療所に対してもこうしたステッカーを掲示してほしい。

というご意見をいただきました。

(これはとても素晴らしいご意見でしたので、フジノは後日お会いする予定の医師会の方々に提案させていただくことにしました)



第2部は、2グループに分かれて車座で意見交換をしました

第2部は、2つのグループに分かれて自由な意見交換をしました。

ここ数年間、ここで頂いたご意見をフジノは一般質問として提案し、横須賀市も施策の参考にさせていただいてきました。とても大切な意見交換です。

フジノが参加したグループでは、横須賀市が導入するパートナーシップ制度に対して意見が集中しました。

  • とにかく導入はファーストステップに過ぎない。早く始めてほしい。
  • 私達は特別扱いをしてほしいのではない。男女間の結婚と同じ権利を回復してほしいだけ。
  • 男女間ならば遺産相続ができるが今はできないから贈与するしか無い。それでは税金もより多くかかる。異性婚と同じようにしたい。
  • 宝塚市はパートナーシップの利用者がゼロだけれど、「じゃあ、いらないか」と思ってほしくない。
  • 申請できない事情がある。行政に自分の個人情報をさらすことになる恐怖感もある。実績がゼロだから制度がいらないのでは無いことを理解してほしい。
  • すでに民間企業は進んでいて、生命保険会社の営業の人から「横須賀市にはパートナーシップ制度は無いのですか?」と尋ねられた。制度が無いと利用できない保険もある。早く実現してほしい。
  • パートナーシップ制度を使うこと=カミングアウトになってはいけないと考えている。申請することでアウティングにならないように気をつけてもらえたら。

性的マイノリティ関係課長会議メンバー側からも

  • 横須賀市役所には4000人もの職員が居るので、たまたま当たった職員に理解が無い者がいるかもしれない。けれども我々は全力で啓発に力を入れてきた。横須賀市役所は常に意識を高める努力をしている。
  • パートナーシップ制度があれば社会の目が変わるということを私も強く感じている。今は社会が成熟していない。だからこそパートナーシップ制度を確立していくということが大切だと思う。これはゴールではなくて1つのステップ。
  • 不動産屋さんもさることながら、病院のお話は特に切実だと思った。どうにかしなければいけない問題だと強い危機感を持った。
  • 今、私はセクシュアリティに関する会議に出ているような気がしない。人間の有り様という意味で、ここで議論されていることは全ての人々に関わっている。
  • 横須賀では教職員に対して、新任者研修の中にセクシュアリティに関する研修を導入した。年次研修にも入れているので、教職員の年齢が高くても必ず学ぶようになっている。ただ、どこまでやっても完成というのは無い。全員が理解するには時間がかかる。
  • 古い風習は残っているが、けれども必ず時代は変わっていく。

などの意見が出ました。

意見交換会は、盛況に終わりました。

まだまだ横須賀市の取り組みは不十分です。

けれども当事者のみなさまの声をお聞きすることだけは絶対に続けていきます。



来年以降も必ず開催していきますので、あなたもぜひご参加下さいね

このブログに記したのは、今日の意見交換会で実際に出た意見のほんの一部に過ぎません。

ただ、どの意見にも共通していたように感じたのは

今はまだ出発点に過ぎない。

というものでした。

フジノも全く同感です。

この数年間、異常なほどの『LGBTブーム』が起こっています。

NHKでは『ハートネットTV』などでセクシュアリティについて毎週のように何かしら放送されて、新聞も大きく取り上げます。

毎年開催されている東京レインボープライドは、参加人数がどんどん増えています。昨年は13万人、今年は15万人でした。どこまで増えるでしょうか。

まるでバブルです。そう、バブルは必ずはじけていきます。

過去にフジノはこれと全く同じ体験をしたことがあります。

それは2006年の自殺対策基本法成立前から沸き起こった『自殺対策ブーム』です。

ブームは、やがて消えます。

フジノはこのメディアと企業が中心となって進めている『LGBTブーム』は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックが終われば消えると考えています。

けれどもフジノには、ブームなんか全くカンケーありません。

この10年間、横須賀でひとりきりで『性的な多様性の保障』について議会で取り上げてきました。

フジノが進めてきた取り組みが全国トップに横須賀を押し上げたと今年5月、突然に発表されました。

けれどもフジノは世間のブームとは一切カンケーなく、コツコツと取り組みを進めてきました。

命を守りたい。

ただその一心で取り組みを進めてきました。

ブームだろうが、ブームが終わろうが、そんなのどうでもいいんです。

この10年間ずっと地味に地道に続けてきた取り組みを、昨日までと同じように今日も明日もひたすら続けていくだけです。

横須賀のLGBTs施策が全国トップになったのだって、まわりが勝手に評価しているだけのことです。

自殺対策もそうやって16年ずっと進めてきた結果、2016年には過去20年で犠牲者数が最少となりました。

メディアが騒ごうがブームが消えようが、企業がダイバーシティを進めようが尻つぼみになろうが、フジノは続けるだけです。

だから横須賀市は必ず来年もこの意見交換会を開催します。

そして、あらゆる取り組みを前へ進めていきます。

どうかあなたも来年は意見交換会に参加してみて下さいね。

あなたの声が、取り組みを必ず前に進めていきますから。



うわまち病院NICUを「委員会の市内視察」で訪れました!フジノの提案が採用されました/教育福祉常任委員会・所管視察(その1)

視察先2カ所にフジノの提案が採用されました!

毎年5月に全ての常任委員会のメンバーが交代するのですが、6月議会中に新メンバー全員で市内視察をするのが恒例となっています。

その視察先は、各部局からの提案に加えて、委員からの提案もできることになっています。

この市内視察先の提案に毎回フジノは全力を込めています。

何故ならば、委員会の全メンバーが同じ現場を観ることで、問題意識を共有できるとても貴重な機会だからです。

もちろん今年も市内視察先を全力で提案しました。

市内視察のスケジュール表

市内視察のスケジュール表


そして、なんと今年は、合計3カ所の市内視察先のうち2ヶ所がフジノの提案した場所になりました!

本当に嬉しいです。

西郷委員長・伊東副委員長はじめ、委員のみなさまに感謝しております。



うわまち病院のNICUを視察しました

今日がその『委員会の市内視察』の日でした。

2台の普通車に分かれて視察先へ向かいました

2台の普通車に分かれて視察先へ向かいました


まず1カ所目として、うわまち病院のNICUを訪れました。

うわまち病院小児病棟

うわまち病院小児病棟


NICUは『Neonatal Intensive Care Unit』の略です。

直訳すると『新生児集中治療室』です。

うわまち病院NICU入り口

うわまち病院NICU入り口


早産などで体重が数百グラムしかない赤ちゃん(超低出生体重児と今は呼びます)や、病気など症状の重い赤ちゃんが、生まれてすぐに入院する場所です。

NICUからGCUに移った赤ちゃん

NICUからGCUに移った赤ちゃん


生まれたばかりの赤ちゃんは、とても不安定です。

呼吸、心拍、血圧、体温、血液中の酸素の量などを24時間体制でモニターしなければなりません。

外から見えない脳や心臓の様子をエコーを使ってチェックしたり、数百グラムしかない小さな赤ちゃんの手足から細い針で採血をします。

細いカテーテルで1時間にわずか0.1ミリリットルという微量の点滴を行なうようなこともあります。

赤ちゃんの様子について説明を受ける委員のみなさん

赤ちゃんの様子について説明を受ける委員のみなさん


新生児専門の小児科医・産婦人科医・新生児集中ケア認定看護師・臨床工学技士・理学療法士・臨床心理士・保育士など、高度な専門性をもつ多職種が必要です。

こうした高度な治療を行なえるスタッフと専門的な設備が必要な為に、NICUは限られた病院にしかありません。

かつては市立2病院のもう1つである市民病院にもNICUはありましたが、現在はうわまち病院にしかありません。

横須賀・三浦では、あとは共済病院にしかNICUはありません。

GCUの様子

GCUの様子


そして、うわまち病院・共済病院で対応しきれない場合には、横浜市立大学附属市民総合医療センター神奈川県立こども医療センター北里大学病院などにお願いすることになります。

GCUを説明して下さる宮本朋幸先生

GCUを説明して下さる宮本朋幸先生


早く小さく生まれた赤ちゃんにとってNICUは『第2の子宮』とも呼ぶべき不可欠な存在です。

少子化によって赤ちゃんの絶対数が減少していますが、一方で、NICUの存在は絶対に不可欠だとフジノは考えています。

赤ちゃんの様子を説明して下さる宮本先生と、聴いているフジノ

赤ちゃんの様子を説明して下さる宮本先生と、聴いているフジノ


NICUはとても大切な場所なので、委員会視察のチャンスを除けば、議員でも中に入る機会はまずありません。

(フジノは、2005年の委員会視察で市民病院NICUを見学したのが公的な視察の唯一の機会でした)

だからこそ、どうしても視察して全ての委員メンバーで想いを共有したかったのです。

左から、加藤議員・大村議員・西郷委員長・宮本先生・板橋議員。

左から、加藤議員・大村議員・西郷委員長・宮本先生・板橋議員。


今年度から横須賀市では『小児在宅ケア』を推進する為の新たな連絡調整の場を立ち上げます。

かつては助からなかった命が医療の進歩によって救われるようになりました。

その一方で、人工呼吸器、胃ろう、たん吸引など24時間つきっきりでのケアが必要です。

こどもたちはNICUを退院すると、自宅で暮らしていくことになります。

今ではほとんどの医療的ケア児・医療依存度の高いこどもたちと家族が自宅で暮らしています。

けれども実態は、家族の犠牲でなんとか成り立っている現実があります。

まだまだ自宅を訪問してくれる医師や看護師や介護士の絶対数が足りない為に、家族が24時間つきっきりになっています。

数時間のまとまった睡眠を取ることもできないという声をたくさんお聞きしてきました。

こうした現状を変えていく為に、『小児在宅ケア』に関わる保健・医療・福祉・保育・教育など多職種の絶対数を増やしていくこと、顔の見える関係を作っていくことが必要です。

今年度新たに立ち上げる場は、まさにその実現の為に不可欠な存在です。

何を観るにも先頭で突っ走ってしまうフジノ

何を観るにも先頭で突っ走ってしまうフジノ


NICUは、小さく生まれた赤ちゃんを守り育む場であると同時に、退院後の『小児在宅ケア』のスタート地点です。

特に、うわまち病院はこれまでもNICU退院後の地域生活を支える拠点として取り組みを進めてきてくれました。

今日の視察が、NICUそのものの重要性と『小児在宅ケア』の重要性などを教育福祉常任委員会のみなさんと共有できるきっかけとなることをフジノは強く願っています。

左から、宮本朋幸さん、管理者の沼田裕一さん、健康部長の内田さん

左から、宮本朋幸さん、管理者の沼田裕一さん、健康部長の内田さん


視察を受け入れて下さった、沼田管理者・宮本センター長はじめうわまち病院小児科のみなさま、ありがとうございました!




(市内視察の様子は次の記事に続きます)




*写真は全てGCUのものです。GCUとは『Glowing Care Unit』の略で、NICUと比べると症状の軽い赤ちゃんが治療を受けたり、容態が改善してきた赤ちゃんがNICUから移る病床のことです。

本会議での質疑(市長への一般質問)

市長への一般質問

政治家の最大の武器。

それは『議会での質問』です。

議会での質問を通して、政治家はこのまちの問題を追及し、新たな政策を提言することで、必ず現実を変えることができるのです。

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横須賀市議会の場合では、

  • 『本会議』→市長・部局長
  • 『委員会』→部局長・課長

に対して、質問することができます。



質問チャンスは1年間にたった4回

ふだん『本会議』は1年間に4回しかありません。

議員の『任期』は4年間です。

つまり、質問可能回数を計算すると、

1年間に4回×任期4年間=合計16回

となります。

4年間の任期をフル活用しても、たった16回しか質問のチャンスは無いのです(少なすぎる!)。

フジノは、そのわずかなチャンスを1度たりとも絶対に逃したくない!

質問をしなければ、それだけ現実を変えるチャンスを失うからです。



フジノは全ての本会議で市長への質問に立ってきました

だから、いつも全力でフジノは質問を行なってきました。

1年間に4回×3期12年=48回、さらに臨時議会でも質問に立ってきましたので、合計72回となりました(2018年6月現在)。

その結果、フジノは横須賀市議会でただ1人きり14年間連続で質問を行なっています。

もちろん、質問回数もトップです。

16年連続、横須賀市議会の「質問王」

フジノは質問回数(本会議)が全議員中で最多、単独トップです

ベテラン議員でも1年に1度も質問に立たないことも多いのですが、フジノは違います。

そして、誰よりも多く発言してきたフジノは、誰よりも多く現実を変えてきました。



これまでのフジノの質疑

このコーナーでは、フジノが本会議でどんな発言をしてきたかをご紹介します。

2018年6月議会の一般質問に立つ藤野英明

2018年6月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.日本語での119番通報が困難な外国の方に多言語で24時間対応できる「三者間同時通訳システム」を導入する必要性について もともと国際色の強い本市ですが、今後さらに日常的に外国の方々 … 続きを読む
当初予算案と施政方針への質問に立つ藤野英明

2018年予算議会・個人質問

藤野英明です。よろしくお願いいたします。 施政方針演説および『横須賀再興プラン』に関して質問します。 1.上地市政における横須賀美術館の位置づけと今後の在り方について 開館から11年を迎えた横須賀美術館は、建設反対派の僕 … 続きを読む

2017年12月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.座間市で起こった9遺体事件について 10月31日、座間市のアパートで9人の遺体が発見され、死体遺棄と殺人の疑いで容疑者が逮捕されました。 「死にたい」とSNSに書き込んでいた人々 … 続きを読む
一般質問に立つ藤野英明

2017年9月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.SOGIに関する様々な課題を積極的に解決する為に計画的かつ総合的な取り組みを行なう必要性について メディアでは性的指向・性自認の多様な在り方や当事者を、『性的マイノリティ』や『L … 続きを読む
所信表明への質問をする藤野英明

2017年9月議会・所信表明への個人質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.横須賀復活の為に行政、議会、市民の皆様が一丸となって全員野球で取り組む必要がある、と訴える上地市長に、任期の始まりに明確に伝えて頂きたいことについて 「横須賀復活」の取り組みを進 … 続きを読む
市長への一般質問に立つ藤野英明

2017年6月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いいたします。 1万数千ベクレルの放射性セシウムが検出された養護学校の除染土の問題への対応をはじめとする諸課題について はじめに、市民のみなさま、議会のみなさまに質問の趣旨をよりご理解いただきた … 続きを読む
緊急質問に立つ藤野英明

2017年召集議会・緊急質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 議員のみなさま、招集議会にもかかわらず、緊急質問の機会を頂いたことに深く感謝を申し上げます。 これまでも市長の危機管理の在り方、特に災害時の情報発信の在り方に疑問を抱いてきましたが( … 続きを読む
2017年予算議会で市長への質疑に立つフジノ

2017年予算議会・個人質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.IR誘致を推進する横浜市に対して、観光立市の実現を目指す本市の姿勢と今後の対応について ギャンブル依存症に苦しんでいる人の割合は、海外では成人の約1%~2%と推計されています。 … 続きを読む
出生前診断について質すフジノ

2016年12月議会・一般質問

はじめに 藤野 英明です。 今回の一般質問で述べる出生前診断という単語は、妊婦健診も含む広い意味では無く、胎児に『先天的異常』、特に常染色体異常の中でも最も頻度の高いダウン症候群があるか否かを診断する『狭義の出生前診断』 … 続きを読む
一般質問中のフジノ

2016年9月議会・一般質問

藤野英明です。 よろしくお願いします。 1.改正自殺対策基本法における「市町村自殺対策計画」の策定義務化を受けた本市の取り組みについて 4月1日に施行された改正自殺対策基本法の目玉の1つは『市町村自殺対策計画』の策定が義 … 続きを読む
一般質問に立つフジノ

2016年6月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.ヘイトスピーチ対策の実効性ある取り組みを本市が行なう必要性について 6月3日、通称『ヘイトスピーチ対策法』が施行されました。 これを以下『法』と呼びます。 現在メディアでは、在日 … 続きを読む
緊急質問に立ったフジノ

2016年予算議会・緊急質問

藤野英明です。 議員のみなさま、緊急質問の機会をお認めいただき、誠にありがとうございます。よろしくお願いします。 3月18日、内閣府が『地方創生加速化交付金』の対象事業を内示し、本市が申請していた『横須賀市健康マイレージ … 続きを読む
質問に立つフジノ

2016年予算議会・個人質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.さらなる自殺対策の強化の必要性について 『自殺対策基本法』成立から10年、今国会で改正法案が成立し、4月から施行される見込みです。 昨年の全国の自殺犠牲者数の速報値は約2万4,0 … 続きを読む
一般質問に立つフジノ

2015年12月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.「性的な多様性」の存在を前提とした観点から男女共同参画推進条例」の見直しと「第5次男女共同参画プラン」策定の作業等を行なう必要性について 本市では『男女共同参画推進条例』の見直し … 続きを読む
一問一答での再質問に立つフジノ

2015年9月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 これまで僕は「いわゆる性的マイノリティとされる方々」の人権を守り不利益を解消し生きづらさを無くす様々な取り組みを提案してきました。   今では教育委員会の努力で市内各学校には周知のポ … 続きを読む
2015年6月議会で一般質問に立つ藤野英明

2015年6月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.「原子力軍艦」と「原子力発電所」とで原子力災害発生時の避難基準等が異なる現状を是正するよう、原子力空母ロナルド・レーガンの入港前までに政府に見解を明示するよう市長は要請したが、こ … 続きを読む
質疑に立つフジノ

2015年予算議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.自殺対策の徹底的な強化の必要性について (1)2014年の本市の自殺による犠牲者数急増に対する市長の原因分析について 内閣府が自殺による犠牲者数の最新の速報値を発表しました。 そ … 続きを読む
一問一答に立つフジノ

2014年12月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.美術館改革の1つとしての「教育委員会から市長部局へ来年4月から移管すること」を断念せざるを得なくなった問題について 集客力をアップし、経費削減と収入増加を実現する為に、美術館を市 … 続きを読む
答弁に立つ吉田市長の後ろ姿と、質問者フジノ(本会議場にて)

2014年9月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.本市の自殺対策は、国・県の動向に左右されずに、今後も市の責任において継続していくと市長は明言すべきではないか 自殺対策基本法が成立してからも、全国の市区町村では自殺対策に充てる財 … 続きを読む

2014年6月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.サイクリングパンフレット「自転車半島宣言」発行における多くの問題と本市の対応の在り方について 横須賀・三浦・逗子・鎌倉・葉山の5市町で構成する『三浦半島観光連絡協議会(会長=吉田 … 続きを読む

2014年予算議会・個人質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.大雪による災害への対策について この2月、2週連続で大雪が東日本を襲いました。 幸いなことに本市では死者こそ出ませんでしたが、怪我・建物の損壊・停電・道路や交通機関のマヒ・帰宅困 … 続きを読む

2013年12月議会・質疑

藤野英明です。よろしくお願いします。 『議案第165号 教育委員会委員の選任について』 つまり、来年2月1日から、教育委員会委員として新たに青木克明さんを選任する議案について、市長に質問します。 11月25日に開催された … 続きを読む

2013年12月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.予算編成における「部局内でのペイ・アズ・ユー・ゴー原則」の有無と各部局へのその周知について 複数の部局と意見交換をする中で、 「新たな施策を行なう時は、自らの部局の今ある事業を廃 … 続きを読む

2013年9月議会・一般質問

市長選挙において対立陣営に立った方々にも心から市長が協力を求めることの必要性について、再選後の所信表明を行なわなかった問題について、選挙公報の記述から感じられた「入所施設」への誤解について、など市長選挙に関する3問に加えて、事務事業の総点検、新たな保健対策への組織改正について 続きを読む

2013年6月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.危機的な財政状況にある国民健康保険への、予算議会終了後の市長の対応について 国民健康保険の危機的な財政状況を受けて、吉田市長は3月の予算議会において『保険料の値上げ』を提案しまし … 続きを読む

2013年予算議会・個人質問

生活保護基準の引き下げ・就学援助のカットへの対策、同性パートナーの結婚を祝福する取り組み、自殺対策などを提案。 続きを読む

2012年12月臨時議会・質疑

 葉山町ごみ処理広域化脱退損害賠償請求事件の第二審判決を受けて、市長は上告を提案しました。しかし、判決が覆る可能性は低く… 続きを読む

2012年12月議会・一般質問

 教育委員会がわずか7トンの除染土を学校の敷地内から移動させることができず苦しんでいる一方で、上下水道局は1500トンもの汚泥を市外の産廃業者に処分させます… 続きを読む

2012年決算議会・一般質問

 上下水道は市民生活に不可欠のライフラインでありながら、経営はあまりにも厳しく、もはや値上げせざるをえない状況にあり… 続きを読む

2012年6月議会・一般質問

 急増する後期高齢者の人口、都市型の高齢化、単身世帯と高齢者世帯の急増。これらが一気に迫る2025年問題。横須賀市においても・・・ 続きを読む

2012年予算議会・個人質問

 東日本大震災が無ければ昨年の自殺による犠牲者数は3万人以下だったと言われている。本市においても、これまでの取り組みの成果と課題の分析を踏まえた『新たな・・・ 続きを読む

2011年12月議会・一般質問(2011年11月29日・本会議)

*後日談 2012年予算議会において、質問1(3)と同じ想いを持つ市民の方々から請願が出されました。こちらをご覧下さい。 藤野英明です。よろしくお願いします。 1.放射能からこどもたちの健康と安全を守る為の本市の様々な取 … 続きを読む

2011年決算議会・一般質問(2011年9月20日)

学校給食の放射性物質の測定に「給食一食まるごと検査」を導入すべきではないか、本市も天然ガスコンバインドサイクル発電所を建設すべきではないか、性的マイノリティの相談窓口を設置すべきではないか、等。 続きを読む

2011年6月議会・一般質問

2011年6月9日・本会議 藤野英明です。よろしくお願いします。 3月11日に東日本大震災が起こってから、この国の危機に対して、市民のみなさま、市長を筆頭に行政のみなさん、そして我々市議会も、不眠不休で必死に働いてきまし … 続きを読む

2011年予算議会・個人質問

ハコモノ行政への批判によって当選した吉田市長が、新たなハコモノとして佐原にサッカー場を建設することに強い疑問を感じ、質疑を行なった。 続きを読む

2010年12月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 1.「くりはま花の国」のフラワートレイン事故に対して、事故原因が特定されないままの再開がなされたことについて 9月26日、『くりはま花の国』の園内を運行しているフラワートレインコスモ … 続きを読む

2010年臨時議会・質疑

藤野英明です。よろしくお願いします。 本日、市長から5つの議案が出されましたが、『人事院勧告』に基づいて本市職員の給与を引き下げようとする2つの議案、第101号と第103号に関連して、市長に質問します。 人事院勧告に基づ … 続きを読む

2010年9月議会・一般質問

記録的猛暑による熱中症対策、貧困や孤立と熱中症の深い結び付きへの対策、いじめ問題への対策などを質疑しました。 続きを読む

2010年6月議会・一般質問

性的マイノリティとされる方々への理解と支援について、横須賀美術館に展示されている谷内六郎作品の返還をご遺族から請求されている問題について 続きを読む

2010年予算議会・個人質問

市長選挙で公約したハコモノ改革に施政方針演説で全く触れなかった吉田市長。改革の方向性を示すよう強く求める質疑を行なった。高齢者福祉は施設サービス・在宅サービスともに充実が不可欠だが、本市はどちらも全く足りていない現状がある。改善策を提案し、市長の姿勢を質した。 続きを読む

2009年12月議会・副市長人事に対する質疑

2009年12月14日・本会議 藤野英明です。よろしくお願いします。 はじめに 議案137号と138号、副市長選任についての両議案に対して、一括して質疑を行ないます。 つまり、吉田市長が提案した2名の副市長人事案について … 続きを読む
市長選挙のマニフェストを持つフジノ

2009年12月議会・一般質問

2009年12月議会での一般質問の全文 藤野英明です。よろしくお願いします。 1.マニフェストの達成状況について   (1)マニフェスト207項目中、「すぐにやります」とした28項目の進捗状況について 吉田市長の就任から … 続きを読む
本会議場でのフジノ

2009年9月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。 はじめに・市長与党には絶対になりません 初めに、この場をおかりしまして、市民の皆様、市議会の皆様、そして市職員の皆様に対して、僕自身の現在及び今後のスタンスを申し上げさせていただきた … 続きを読む

2008年予算議会・個人質問

藤野英明です。 よろしくお願いします。 (質問1〜4は後日掲載します) 5、視覚障がいのある方々のミュージアム(美術館・博物館)へのアクセスを保障する取り組みの必要性について。   ここでの『アクセス』という言葉は交通面 … 続きを読む
壇上で一般質問をするフジノ

2005年決算議会・一般質問

はじめに 藤野英明です。よろしくお願いします。 質問1.「火葬業務の今後」への市長の認識と決意 まず「火葬業務の今後」への市長の認識と決意を伺います。 現在、火葬業務は、『浦賀火葬場』と『中央斎場』の2ヶ所で行なわれてお … 続きを読む


2003〜2009年までの質疑はこちらに掲載してありますので、ぜひご覧下さい。

ところで、あなたが選んだ政治家は、議会で発言をしていますか?



横須賀市がん克服条例案づくり、全条文の議論1周目を終えました!/がん対策検討協議会(第6回)

ついに全条文の議論が1周目終わりました

本日、第6回がん対策検討協議会を開催しました。

がん対策検討協議会の開催を前に

がん対策検討協議会の開催を前に


前回、意見が分かれてしまった第7条についても、改めて賛成して進めていきたいとの意見表明がなされて全会派の合意が得られました。

フジノとしては「第7条が無ければこの条例を作る必然性は無い」とまで断言していましたので、全会派の合意が得られたことは本当に嬉しかったです。

今日は参考人をお招きすることも無く、スタートからラストまでひたすら条文と逐条解説の議論に集中しました。

  • 第8条 がんの早期発見の推進
  • 第9条 がん医療に関する情報の収集及び提供
  • 第10条 がん医療の水準の向上
  • 第11条 緩和ケアの推進
  • 第12条 在宅医療の充実
  • 第13条 患者等の支援
  • 第14条 がん教育の推進
  • 第15条 市民運動
  • 附則

さらに、井口議員から条文を追加したいとの提案があり、新たに第5条として加わることになりました。

  • 第5条 事業者の責務

(*という訳で、新たに第5条が追加されたので、旧5条以降全て1条ずつ繰り下がります)

議事次第

議事次第


ついに、第8条から最後の附則まで1周目の議論を終えることができました(次回は積み残しの部分と、2周目の議論に入ります)。



食べたいものを食べたい気持ちを尊重する条例です

今日の議論で特に達成感があったのは、第12条の逐条解説に新たな一文を加えることができたことです。

それは

特に、在宅で医療を受けるがん患者の心のよりどころは、いつも自宅で食べているものを食べたいという気持ちであり、その気持ちを尊重することも重要と考える。

という一文です。

前回(第5回)の協議会で、在宅医療・緩和ケアの観点から千場純先生を参考人としてお招きしました。

その際、がんの発症や治療によって食欲がわかなくなってしまうこと、がん患者さんへの食の支援が必要であること、(絶対数の少ない調査とは言え)いつもながらの食事を望む方がほぼ全てであることなどに言及がありました。

第5回協議会での千場先生のパワーポイント資料より

第5回協議会での千場先生のパワーポイント資料より


その場で千場先生にも質疑を重ねましたが、栄養(食)の重要性、特に自宅へ戻った後の食べたいという気持ちを何とか条例に盛り込みたいと考えました。

条例案そのものの提案者である青木哲正議員と、協議会の休憩時間も、終了後もそのことについて意見交換をさせていただきました。

こうして、今回を迎えました。

フジノとしてはこの12条の議論がスタートした時に、この想いを改めてお伝えしました。

そこに重ねて青木哲正議員から「具体的にこの文章を逐条解説に盛り込んではどうだろうか」とご提案をいただきました。

それが今回決定した上の一文です。

田辺委員長はじめ他の委員のみなさまもこの点についてはとても共感して下さいました。

どうしても条例の文章そのものは、抽象的で固くなりがちです。

そこを逐条解説の解釈の文面でより具体的にその条文が何を示しているのかを表していくのです。

今回この一文が入ったことで、この条例案に対するフジノの思い入れはより強くなりました。

国も法律を作っていて、県も条例を作っていて、それでもあえて横須賀市議会が『がん克服条例』を作る必然性は何なのか。

その答えは、こうした一文が入っていることにあると信じています。

つまり、横須賀市議会が作っているこの条例は、食べたいものを食べたいという気持ちを大切にしていくことを市として応援していくものなのです。

がんとともに生きていかねばならないとしても


自宅で暮らそう。


食べたいものを食べよう。

そういう想いも詰まった条例になっています。



緩和ケア=末期、ホスピス=死にゆく場所、ではありません

そして、もう1つこだわったのが第11条の緩和ケアの推進です。

緩和ケアには残念ながら誤ったイメージがついてしまっています。

誤ったイメージ

  • 末期がんの方へ行なうのが緩和ケア
  • 末期がんの方が過ごすのがホスピス
  • これは、かつてWHOが「治癒を目指した治療が有効でなくなった患者に対するケア」という定義をしていたのが原因です。

    WHOはこの定義を2002年に改めました。

    けれども今でも古い定義のイメージが残ってしまっているのです。

    現在の緩和ケアは、早期から治療と併行して行なわれます。

    緩和ケアは、心と体と魂の苦痛を取り除いたり、社会的な不安を取り除く為に必要な時にはいつでも行なわれるものです。

    生きていく上での生活の質を守る為のケアの1つです。

    早期から緩和ケアを実施することで生存期間そのものも長くなるという研究結果もあるくらいなのです。

    そして、ホスピスについても誤解があります。

    ホスピスは『死にゆく場所』では無くて、『生きる場所』なのです。

    (これは、2月11日に参加した『全国こどもホスピスサミット』に行った時にも同じことを書きましたね)

    こうした想いを直接的には記すことはできませんでした。

    ただ、『第11条 緩和ケアの推進』という条文の存在そのものによって、お示ししたつもりです。

    『がんと診断された時からの緩和ケアの推進』を明記しています。

    『緩和ケア病棟』『緩和ケア病床』の積極的な情報提供に加えて、『自宅で緩和ケアを受けられる体制の整備』を明記しています。

    こうした条文には、緩和ケアへの誤解を解いて、より良く生きる為の支援を勧めたいという想いを込めているつもりです。

    本音を言うと、一般質問の発言通告書の締め切りに追われながらほぼ隔週で開催される『がん対策検討協議会』はとても大変です。

    心身の負担感はとても大きいです。正直つらいです。

    けれども、命をじかに対象としたとても重い条例に関わることができて、こんなに大切な機会は2度と無いのではないかという強い責任を感じながら毎回出席をしています。

    ようやく1周目の全条文の議論が終わったばかりで、まだまだ作業は続きます。

    がんに関りのある全ての方々の想いを意識しながら、これからの議論にも全力で臨みたいと思います。



    「委員会の市内視察先」としてうわまち病院NICU・病児病後児保育センター等を提案しました/教育福祉常任委員会(その2)

    前のブログ記事から続いています)

    市内視察先について話し合いました

    次に話し合ったことは、市内視察先についてです。

    教育福祉常任委員会の議事次第

    教育福祉常任委員会の議事次第


    4つの常任委員会では、新たな委員メンバーになった6月定例議会において、必ず『市内視察』をします。

    行き先の決め方としては、まず所管している部局から「ここを見てほしい」という視察先の案が出されます。



    所管部局からはこのような提案がありました

    教育福祉常任委員会の場合、今日は所管部局からこのような提案がありました。

    福祉部の提案

    就労準備支援センター「ネクスト」(小川町)
    【概要】
    本市では、“引きこもり”の方々の一般就労前の支援(就労準備支援と言
    う。)を、生活困窮者自立支援法に基づいて委託して実施している。

    現在の委託先は、『NPO法人こどもの夢サポートセンター』で、平成29年6月13日付、上記センターを開設した。

    定員は15名だが、開設して1年足らずであり、これまで9名の参加者
    を支援し、8名の支援を継続している。

    (現在、毎週火曜日と金曜日、13時~16時に開所。他の曜日・時間帯
    は、見学は受け入れていない)

    健康部の提案

    動物愛護センター(浦郷5丁目)
    事業内容
    (1)動物愛護の啓発に関すること

    • 動物愛護センター開放DAYを年2回開催
    • 犬の正しい飼い方講習会を年2回開催
    • 中学生職場体験受入れ
    • 市内小学生を対象とした「夏休み仕事体験教室」を数回開催

    (2)犬、猫等の動物の引取り及び収容に関すること
    (3)収容した犬、猫等の動物の管理、引渡し及び処分に関すること。
    (4)犬の捕獲及び抑留に関すること
    (5)狂犬病予防に関すること
    (6)外来鳥獣等の処分に関すること

    健康安全科学センター(日の出町2丁目)
    事業内容
    (1)微生物・臨床検査
    感染症の微生物学的検査、臨床検査、食中毒原因微生物の試験検査、調理従事者等の予防検査、食品・排水等の細菌検査

    (2)理化学検査
    食品の残留農薬・添加物等の試験検査、公共用水域・排水・飲料水・プール水等の水質検査、大気汚染物質等の大気検査、産業廃棄物等の試験検査、家庭用品の試験検査

    (3)その他
    検査に関する精度管理、検査に関する調査研究
    ・平成27年度検査実績…14,865件、49,718項目

    こども育成部の提案

    第二みつわクラブ(田戸台)
    『社会福祉法人春光学園』が運営する放課後児童クラブで、平成29年度に国の子ども・子育て支援整備交付金を本市で初めて活用し新設した。
    ぎんのすずおひさま園(追浜町2丁目)
    教育委員会の提案

    横須賀市立ろう学校(森崎5丁目)
    【経緯】

    • 昭和4年(1929年)馬淵聾唖学校として開校した。
    • 昭和28年(1953年)横須賀市に移管。
    • 昭和50年(1975年)横須賀市森崎に校舎を新築し、移転をした。

    【概要】
    聴覚障がいのある幼児・児童生徒に対し、幼稚園、小学校、中学校、高等学校に準ずる教育を行い、障がいの状況に応じて、必要な知識技能を授けることを目的としている。

    平成30年度は、幼稚部4名、小学部11名、中学部2名、高等部1名が在籍している。

    また、0歳児から「乳幼児教育相談(ひよこ教室)」に応じ、小学生・中学生を対象とした「通級指導教室(ことばやきこえの教室)」も設置している。

    横須賀美術館(鴨居4丁目)
    昨年度に開館10周年を迎えた横須賀美術館について、現状をご説明させていただきながら、開催中の企画展・常設展をご覧いただく。

    以上です。

    こうした所管部局の案のまま決まることもあります。

    一方、委員会では必ず委員メンバーからの提案も募集します。

    そこで、フジノは今年も市内視察先の提案をしました。



    フジノが提案した視察先

    フジノが提案したのは下の4カ所です。

    こども育成部

    病児・病後児保育センター(うわまち病院)
    病児・病後児保育センターは、今年2018年度から新たな指定管理期間がスタートした。

    しかし、この数年間にわたって教育福祉常任委員会において全ての会派から「このままの運営では絶対にダメだ」と厳しい批判があがった。

    使い勝手の悪さ、利用が増えない、送迎などの工夫の提案があらゆる会派からなされたが、行政側はそれらを全て拒否した。

    そして何ら改善がされないまま、契約更新するような形で同じ指定管理者が運営を継続することになった。

    このようなことは本来あってはならない。

    改めて現場を視察し、新たな委員メンバーにおいても問題意識を共有していき、改善の提案を続けていく必要がある為に提案した。


    こども育成部

    放課後子ども教室(荻野小学校)
    2017年10月から試行事業として全児童対策『放課後子ども教室』を荻野小学校でスタートした。

    荻野小学校1~2年生の全生徒の約6割が登録し、週3日、放課後を4名体制の指導員のもとで過ごしている。アンケート調査結果が2017年度の教育福祉常任委員会で報告されたが、児童・保護者共に満足度は非常に高かった。

    2018年度いっぱいを試行事業としているが、今後どのような形で拡大していくのかなどの在り方について議論を深める為にも委員メンバー全員で現場を視察することが必要だと考え、提案した。


    健康部

    うわまち病院NICU
    うわまち病院のNICUは妊娠28週から受け入れを行なっている。

    現在の横須賀市の『小児在宅ケア』はうわまち病院の小児科を中心に地域の医療機関との連携が進められている。

    上地市長の答弁にあったとおり、今年2018年度中に医療的ケアや医療依存度の高い乳幼児~こどもたちの『小児在宅ケア』体制の確立の為に『連絡調整会議』を新たに横須賀市は立ち上げる。

    その会議における中心的な立場も担っていただく必要があるうわまち病院小児科の、特に医療的ケア児をまず診て頂いているのがうわまち病院のNICUだ。

    視察の機会以外には当事者以外がこの場を訪れることはまず不可能であり、教育福祉常任委員会の委員メンバー全員で実際にいのちのゆりかごであるNICUを訪れて、『小児在宅ケア』の必要性を再度確認したいと考えた為。


    教育委員会

    市立養護学校と送迎バス
    上のうわまち病院NICUの提案理由で記した通り、2018年度から横須賀市は、医療的ケア児・医療依存度の高いこどもたちが地域で安心して暮らしていかれる『小児在宅ケア』体制を構築していく。

    これまでも市立養護学校では医療的ケア児の学びの機会を積極的に提供してきた。

    しかし、送迎バスには看護師が足りず同乗していない為、医療的ケア児は保護者(もっぱら親御さん)が送迎しなければならない状況がずっと続いている。

    保護者が必ず送迎をしなければ児童生徒が通学できない現状は明らかに問題だ。

    『小児在宅ケア』体制を構築していく上でも、こどもの学びの機会を保障する為にも、保護者の過剰な負担を減らす為にも、必ず改善しなければならない。

    こうした現状と、市立養護学校の人員体制などを委員メンバーにじかに見て頂くことで、2018年度からの『小児在宅ケア』体制づくりには教育委員会のさらなる取り組みが不可欠であることを実感していただきたい為。

    という提案をしました。

    第1に、教育福祉常任委員会でここ数年ずっと全会派が共有している問題意識(病児・病後児保育センターの在り方、放課後子ども教室の試行後の在り方)から提案しました。

    第2に、横須賀市が今年度2018年度から新たにスタートする『小児在宅ケア』体制の構築の観点から、視察で無ければ訪れることができない場所・物(うわまち病院NICU、市立養護学校の送迎バス)を提案しました。

    フジノが個人で視察をしても意味はありません。

    あくまでも委員メンバー全員で訪れて、同じものを見て、同じ生の声を聴いて、危機感や問題意識を共有したい、という想いからの提案です。

    視察はわずか1日で数か所を回りますので、1か所の滞在時間は2時間程度しかありません。

    だからこそ、この短い時間を大切にしたい。

    全員が行くからこそ意味がある場所だけを視察したい。

    そんな強い想いを持って提案をしました。

    最終的に実際にどこを視察するかは、6月議会に決定します。

    ということで、『教育福祉常任委員会』が終わりました。



    2018年度もフジノは「教育福祉常任委員会」に就任する見込みです/5月17日の本会議で正式決定します(2018年召集議会)

    前の記事から続いています)

    新年度の「人事」について

    その後は、例年どおり『新年度の議会人事』についての話し合いが行われました。

    具体的には、下の内容について話し合いが行なわれました。

    今日の議会運営委員会で話し合われた人事

    1. 『常任委員』の配分と正副委員長職の割り当てについて

    2. 『議会運営委員』の配分と正副委員長職の選出について

    3. 『広報広聴会議』委員の選出について

    4. 『議会ICT化運営協議会』委員の選出について

    5. 『副議長』の選挙について(慣例で1年で交代の為)

    6. 『議会選出の各種会議の委員』の選挙について(慣例で1年で交代の為)

    上4つは正式に任期が1年と定められている為、下2つは慣例で1年交代とされている為、交代となります。

    5月17日に開催予定の『召集議会』の場で、正式な決定となります。

    5月17日開催の召集議会のスケジュール予定

    5月17日開催の召集議会のスケジュール予定


    *今回の『召集議会』では、市長から2つの議案が提出される予定です。人事だけでなく、すぐに通常の委員会が開かれて議論が行なわれます。



    「召集議会」であらゆる組織のメンバーが新たに決まります

    市議会には、様々な組織があります。

    『よこすか市議会なるほどガイド「議会でゲンキ!」』P21より

    『よこすか市議会なるほどガイド「議会でゲンキ!」』P21より


    議会のあらゆることを議論して決めていく『議会運営委員会』。

    市役所の幅広い仕事を網羅する為に4つの分野に分けて議論していく『常任委員会』(総務・都市整備・生活環境・教育福祉)。

    常任委員会とは別に、市政のあるテーマを集中的に期限を区切って議論していく『特別委員会』

    横須賀市議会が一丸となって取り組むべき政策のロードマップを作り、行政とは異なる視点で条例や政策を立案し、議会の政策形成のエンジン役となる『政策検討会議』

    『議会報告会』の開催などで市民のみなさまの声に広く耳を傾けるとともに、『議会だより』の発行などで積極的に発信していく『広報広聴会議』

    全国に先駆けて議会改革を進めてきた横須賀市議会の改革のエンジン役である『議会制度検討会議』

    昨日までの試行期間を終えて今日から正式にスタートした『議会ペーパーレス化』などをはじめ、『横須賀市議会ICT化計画』に基づいて議会のICT化を推進していく為の『議会ICT化運営協議会』

    5月17日の『召集議会』では、こうした組織のメンバーが新たに決まります。

    つまり、『市議会の人事異動』が行なわれます。



    フジノは2018年度も「教育福祉常任委員会」で働きます

    無会派は、現在4名です。

    小室たかえ議員、はまのまさひろ議員、山本けんじゅ議員、そしてフジノ。

    無会派には、4つの常任委員会(総務・都市整備・生活環境・教育福祉)が1つずつ割り当てられました。

    毎年、誰がどの委員会に所属するかを話し合って決めています。

    無会派4名でさっそく話し合いをもちました。

    フジノは議員生活15年のうち、合計14年間にわたって一貫して保健・医療・福祉・教育を担当する常任委員会に所属してきました。

    2014年の1年間だけが生活環境常任委員会でした。

    その1年間を除いて、ずっと『教育福祉常任委員会』に所属してきました。

    何故なら、自殺対策・障がい福祉・保健医療福祉などに取り組む為に政治家に転職したフジノの想いを実現する上で『最も近道』だからです。

    『教育福祉常任委員会』は、『旧・民生常任委員会』と『旧・教育経済常任委員会』が2011年に再編されて1つになりました。

    市役所の組織では、健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会の4部局を所管しています。

    5月17日の本会議での議決を経て正式決定となりますが、無会派のメンバーで話し合って決まりました(内定ですね)。

    フジノは2018年度も『教育福祉常任委員会』で働きます。

    16年目も、今までどおり、全身全霊をかけて働いていきます。

    また、『議会ICT化運営協議会』にも引き続きフジノは所属します。

    さらに任期が引き続いている会議としては

    • 『政策検討会議』
    • 『FM戦略プラン審査特別委員会』
    • 『がん対策検討協議会』

    の3つがあります。

    さらに全議員が予算決算常任委員会の委員となるルールになっています。

    という訳で、フジノは2018年度も6つの委員会等に所属します。

    どれもとても大切な委員会等ですので、重責で心身ともに押しつぶされそうになりますが、しっかりと今までどおり全力を尽くしていきたいです。



    死産や幼いこどもを亡くした方々のグリーフケア・ビリーブメントケアへの入り口として火葬場に相談先一覧のリーフレットを配架しています/提案実現から7ヵ月後の中央斎場へ

    葬祭業者の方から高く評価していただきました

    昨日フジノのブログを読んでくれた方からメッセージを頂きました。

    都内にお勤めの葬祭業者の方でした。

    横須賀市の『中央斎場』を訪れたところ、その一角にご遺族向けのチラシが配架されているのをご覧になったそうです。

    そして、この取り組みを評価していただき

    「他の1都3県の斎場では見たことがありません」

    と記してありました。

    本当にありがたいお言葉でした。

    この方が書いて下さったチラシというのは、相談先一覧を記したリーフレット『横須賀こころのホットライン』のことです。

    フジノの提案が実現して、7ヵ月前から中央斎場に設置してもらっています。

    よこすか心のホットライン

    よこすか心のホットライン


    『死産』によって、天国に帰っていったたくさんの天使たちが存在しています。

    幼くして亡くなるこどもたちも毎年必ず存在しています。

    その現実を知ってほしくて、以前のブログでフジノはその数をお示ししました。

    (2つの表は、本市が運営する火葬場のデータから作りました)

    『死胎』とは、妊婦さんのお腹の中で亡くなった赤ちゃんのことです。つまり、『死産』にあたります。

    死肢 市内 市外 合計
    2016年 53件 9件 62件
    2015年 44件 12件 56件
    2014年 36件 13件 49件
    2013年 39件 13件 52件
    2012年 51件 4件 56件
    2011年 51件 10件 61件
    2010年 96件 20件 116件
    2009年 156件 19件 175件
    2008年 152件 29件 181件

    毎年、本当に多くの赤ちゃんがお母さんのお腹の中で亡くなって、天使になって天国に帰っていきます。

    12才未満 市内 市外 合計
    2016年 11件 2件 13件
    2015年 6件 2件 8件
    2014年 14件 2件 16件
    2013年 6件 2件 8件
    2012年 13件 0件 13件
    2011年 10件 1件 11件
    2010年 8件 2件 10件
    2009年 14件 1件 15件
    2008年 12件 2件 14件

    12歳未満のこどもたちが毎年こんなにも亡くなっています。

    そして、フジノが出会った多くの方々、遺された天使ママ・天使パパ・ご家族たちはみな適切なケアを受けることができていませんでした。

    当事者による『天使ママの会』もありますが、その活動だけでは決して十分だとフジノは受け止めていません。

    そこで、『グリーフケア』『ビリーブメントケア』を政治・行政がしっかり取り組むべきだとフジノは考えるに至りました。

    昨年から特に力を入れて、様々な提案を議会で行なってきました。

    その1つが、火葬場に相談先一覧を記したリーフレットを配架させてもらうという提案です。

    想いに共感して下さった担当課は、すぐに実行に移してくれました。

    プロの葬祭業者の方がおっしゃるのですから、きっと関東近辺で同じ取り組みをしている火葬場は無いのだと思います。

    けれども、たとえどのまちも取り組んでいなくても、大切だと感じたら取り組むのがフジノの仕事です。

    そして横須賀市役所にはそんなフジノの想いに応えてくれる温かいハートの職員さんがたくさん居てくれます。



    ようやく中央斎場を訪れて実際の現場を見ることができました

    こうして昨年2017年10月から取り組みはスタートしていました。

    けれども3月6日のブログ記事に書いた理由で、フジノはまだ現場を訪れることができていませんでした。

    昨年6月に大切な家族を突然に喪ってしまいました。

    その時に中央斎場にお世話になったのですが、どうしてもその悲しみや悔しさから、中央斎場を訪れることができなかったのです。

    それでも昨日のメッセージを頂いたからには、やはり提案者自身が現場を見ておかねばならないと感じました。

    (メッセージには「置く場所の工夫の必要性」も記されていたからです)

    そこでクスリをのんで、気合いを入れて、なんとか中央斎場へ向かいました。

    夕方、全ての火葬が終わった時間。

    わざわざ中央斎場長と健康総務課の職員さんが迎えて下さいました。

    これまでの7カ月間の取り組みについて、フジノはお二人に心からの感謝をお伝えしました。

    1階ロビー、みなさんが必ず目にする所に置かれていました

    1階ロビー、みなさんが必ず目にする所に置かれていました


    設置されている場内3カ所を案内していただきながら、これまでの状況について改めてお聞きしました。

    以前にお知らせしたとおり、毎月10冊以上は持ち帰っていただいているとのことでした。

    つまりこの7カ月間で、すでに70冊以上のリーフレットを受け取って下さった。

    とても高い割合で手に取っていただいたことになります。

    斎場長とともに、この取り組みは行なって良かったですね、と改めてお話しました。



    4月からリーフレットが2種類に増えました

    3月にお話を伺った時には、置いてあるのはリーフレット『横須賀こころのホットライン』1種類だけとのことでした。

    しかし今日実際に訪れると、もう1種類のリーフレットが新たに置かれていました。

    リーフレットの種類が増えていました!

    リーフレットの種類が増えていました!


    実は4月に人事異動で新たに担当課長に就任した方が、フジノが提案をした時の議事録を読み返して下さったとのこと。

    そして、『グリーフケア』を進めるならば、と『NPO法人グリーフサポートリンク』のリーフレットも追加して下さったのでした。

    「NPO法人グリーフサポートリンク」のリーフレット

    「NPO法人グリーフサポートリンク」のリーフレット


    とてもありがたいです。

    できることならば、さらに『天使ママの会よこすか』のリーフレットも置かせていただけたらいいな、とフジノは思っています。



    設置場所は十分配慮されていました

    3カ所の配置場所は、1階のロビー(必ず誰もが通る場所です)、2階ロビーの左右、でした。

    このうち、1階ロビーと2階ロビー右側の2カ所は、とても良い配置でした。

    2階ロビー右側

    2階ロビー右側


    タクシー会社の電話番号が記してある掲示や、バスの時刻表があってある壁面があります。

    そこに一緒に、2種類のリーフレットがさりげなく置かれています。

    このように配架されています

    このように配架されています


    これならば、リーフレットを観ていても、手に取っても、全く目立ちません。

    実際にフジノがリーフレットの前に立って、周りから見て頂いたのですが、時刻表をみているのと区別はつきませんでした。

    この置き方だから、周りにきがねすることなく手に取れるのかもしれません。

    そのおかげで毎月10部も受け取っていただけているのかもしれません。

    こうした配置にして下さった現場のみなさんに感謝です。

    2階ロビー左側だけは、あえてリーフレットだけが置かれています。

    大切な人の死は隠すべきことでも恥ずべき事でもなく、悲しみもまた同じです

    大切な人の死は隠すべきことでも恥ずべき事でもなく、悲しみもまた同じです


    フジノはこの配置をあえてとても評価したいです。

    何故ならば、大切な人の死は隠すべきことでも恥ずかしいことでも無く、その悲しみを悲しむこともまた同じく隠すべきことでも恥ずかしいことでも無いからです。

    それができないのは、世間の偏見があるからなのです。

    実は、図書館においても毎年、自殺対策の特設図書コーナーを設置してもらっています。

    フジノの提案でスタートしたこの取り組みですが、図書館長と司書のみなさんと議論しながら配置が年を経て変わりました。

    スタートした2009年から5年間は、2階の人の来ないところにこっそりと置かれていました。

    中央図書館2階の人がめったに通らない場所

    中央図書館2階の人がめったに通らない場所


    自殺に関する本は、誰にも見られないで読みたいだろうという配慮からです。

    しかし、6年目(2014年)にして初めて正面玄関の自動ドアを入って真正面のいちばん目立つところに設置されるようになりました。

    この場所こそ、自殺対策特設コーナーの在るべき場所だとフジノは信じてきました

    この場所こそ、自殺対策特設コーナーの在るべき場所だとフジノは信じてきました


    自殺は恥ずかしいことでも隠すべきことでも無く、誰の身にも起こりうることです。

    確かにはじっこに置くという配慮も大切でした。

    けれども、自殺対策に取り組む我々の側がはじっこに置くという行為を取るということは世間の偏見に加担していることと同じだとフジノは考えてきました。

    隠れた場所に置くことは、行政が誤ったメッセージを世間に発信することになる、とフジノは考えています。

    もちろん、反論はたくさんあると思います。

    けれどもフジノはそう考えているのです。

    このような観点から、『中央斎場』の3カ所のリーフレットの配置は、図書館の過去と現在の配置の両方を採用している訳です。

    他人の目を気にせずに、リーフレットを手に取ることができる場所。

    堂々と、リーフレットを取っていることがわかる場所。

    フジノはどちらも正解だと考えています。

    自死遺族のみなさんが社会や世間から感じさせられているのと同じ想いを、『流産』『死産』や幼くしてこどもを亡くされた方々は感じさせられているとフジノは考えています。

    妊娠・出産は当たり前のことなんかではなく、奇跡・奇跡の連続によって初めて叶うことです。

    『流産』や『死産』は語られていないだけで、本当に多くの方々が直面しており、悲しみを悲しむことも難しくさせられています。

    フジノはこの状況を変えたいと強く願っています。

    リーフレットの火葬場への配置はその願いのうち、わずか1つが実現したに過ぎません。

    もっともっと取り組みを進めていきます。

    天使ママ・天使パパ・ご家族の方々で、フジノにその想いを伝えたいという方がおられたらぜひご意見をお寄せ下さいね。

    本日は健康総務課・中央斎場のみなさま、お忙しい中ありがとうございました。

    取り組みに心から感謝とお礼を申し上げます。

    これからも力を貸して下さい。よろしくお願いいたします。



    横須賀市がん克服条例づくり、HTLV-1対策のフジノの提案が「逐条解説」に明記されました!/がん対策検討協議会(第4回)

    第4回がん対策検討協議会が開かれました

    本日は『第4回がん対策検討協議会』が開かれました。

    がん対策検討協議会(第4回)が開かれました

    がん対策検討協議会(第4回)が開かれました


    『横須賀市がん克服条例(案)』の策定の為に、2週間に1度という異例のスケジュールで『協議会』を開き、議論を行なっています。

    民間企業の意思決定の観点に立つと「2週間に1度」では、ゆっくりに聞こえるかもしれません。

    けれども、市議会の全ての会派の総意(つまり41人の議員全員の合意)を得る為に、会議の開催前にたくさんの議論が行なわれています。

    今日のような正式な会議の場においてもメンバーは議論をしますが、その前提として、全ての会派が多くの議論を行なった上で、集合をするのですね。

    さらに、会議ごとに参考人をお招きして最新の知見をお聴きしていることも大きいです。

    市議会議員は、医療の専門家ではありません。

    もちろんフジノは医療政策の勉強はふだんからしてはいます。

    けれども最新の知見をお聴きしてそれを理解してすぐ条例に反映できるかといえば、不可能です。

    その為にはさらに勉強して、理解して、条例に反映する為にはどのような文言にすべきなのかを検討する為の時間と労力が必要です。

    加えてこの会議だけが仕事の全てではありませんので、2週間に1度というペースは本当にキツイ、というのがフジノの率直な感想です。

    けれども、この条例が成立し取り組みが進めば、確実に守ることができる命が増えるのです。

    どれだけ心身ともにきつくても、全力で臨んでいます。



    フジノの悲願「HTLV-1撲滅」を条例案に盛り込むべく提案をしました

    ブログでも記してきたとおり、フジノは『横須賀市がん克服条例(案)』に『HTLV-1撲滅』をどうしても盛り込みたいという想いがありました。

    その想いを田辺昭人委員長はじめ委員のみなさんにご相談したところ、

    「正式に提案をペーパーにして『がん対策検討協議会』の場で協議してもらうようにしてみたら?」

    とアドバイスいただきました。

    そこで本日開催された『がん対策検討協議会』において、フジノ案を正式に提案させていただきました。

    フジノによる「HTLV-1対策をより明確に打ち出す為のご提案」

    フジノによる「HTLV-1対策をより明確に打ち出す為のご提案」


    下のペーパーと、参考資料を配布させていただきました。

    2018年4月27日

    がん対策検討協議会のみなさまへ

    藤野 英明

    HTLV-1対策をより明確に打ち出す為のご提案

    横須賀市らしい「がん克服」の取り組みを考えた時、次世代にがんを持ち越さない手段がある「HTLV-1の母子感染対策」への取り組みがふさわしいと思いました。

    これまで本市は、神奈川県内でも初めて『母子感染対策研修会』を実施し、HTLV-1対策に取り組む研究者からも高く評価されています。

    そこで以下の2点を提案します。

    【提案1.第6条2項への文言を追加する】

    (現行の第6条2項)
    市は、感染により発症するがんについて、除菌及びワクチン接種等による対策を講ずるとともに、性別、年齢等に係る特定のがんについては、その予防に関する啓発及び知識の普及等の具体的な予防策を講ずることとする。

         ↓

    【新たに文言の追加を提案】
    市は、常に最新の科学的知見を取り入れ、感染により発症するがんについて、除菌、完全人工栄養の勧奨及びワクチン接種等による対策を講ずるとともに、性別、年齢等に係る特定のがんについては、その予防に関する啓発及び知識の普及等の具体的な予防策を講ずることとする。
    (*赤太文字の文言を追加)

    【提案2.新たに第7条2項を追加する】

    【新たに第7条2を追加】
    2 HTLV-1対策として、市は、常に最新の科学的知見を取り入れ、母子感染を予防する為に完全人工栄養を勧奨し、その意義を医療従事者及び行政機関は常に研修し、妊婦の意思決定支援と心のケアを行い、市民への啓発を行わねばならない。医療機関は、近い将来、治療法が開発された時にその恩恵を受けられるように、キャリア妊婦およびキャリア妊婦から出生した児へのフォローアップに努めねばならない。

    添付した参考資料はPDFファイルにしましたのでこちらをご覧下さい。

    委員のみなさまの賛同を頂きまして、正式に議論していただくことになりました。



    フジノが提案した2つの条文の目的をご説明します

    フジノの目的は、2つの手段を条例に位置づけることです。

    現時点で唯一有効な科学的根拠があるのは、母乳による感染を防ぐ為に完全人工栄養を積極的に勧めることだけなのですね。

    そこで、妊婦健診でHTLV-1に感染している(キャリアである)と診断された妊婦のみなさまに、正確な情報の提供をすることと、意思決定の支援をすることと、心のケアを行なうことを、市に義務付けることです。

    これが第6条第2項への文言の追加の提案です。

    また、我が国の研究者の必死の研究により少しずつ治療薬が開発されつつありますが、現時点ではキャリアの方々からHTLV-1(ウイルス)を完全に取り除く方法はありません。

    しかし、山野嘉久先生らの研究が進めば、必ず近い将来に治療が可能になるとフジノは信じています。

    それなのに、HTLV-1に感染しているお母さん・生まれてきたこども(満3歳以降に検査することができます)を医療機関(産婦人科や小児科)が把握していません。

    キャリアであることが分かっているお母さんとこどもをフォローアップしていれば、治療薬が開発された時に、すぐにその恩恵を提供することができます。

    そこでフジノは、医療機関に対してフォローアップを努力義務として課すことを提案しました。これが第7条2項です。

    この2つの手段を講ずることが、現時点で地方自治体である横須賀市にできることだとフジノは考えました。



    条文化はせず「逐条解説」に明記することになりました!

    フジノから提案理由を説明し、今回の参考人としてお招きしていた水野靖大先生(マールクリニック横須賀・院長)のご意見もいただき、委員のみなさんから質問を受けて、協議に入りました。

    その結果、条文化はせずに、『逐条解説』に盛り込むこととなりました。

    『逐条解説』とは、条文(抽象的な短い文章です)が具体的にどのようなことを指しているのかを明らかにする為に条文とセットで記される文章です。

    第6条(がんの予防の推進)2項の『逐条解説』に以下の文章が加わりました。

    (変更後の逐条解説の文章)

    白血病等の原因となるHTLV-1については、母子感染が主な原因であることから、HTLV-1母子感染を予防するため、完全人工栄養の勧奨を含めた対応も求められ、その意義を医療従事者及び行政機関は常に研修し、妊産婦の意思決定支援と心のケアを行い、市民への啓発を行う必要がある。

    やりました!

    提案者として一番望ましいのは、確かに条文化することです。

    けれども、行政が実務を行なっていく上で『逐条解説』は必ず参考にされます。

    つまり、『逐条解説』に明記されたということは、

    • 今後の『横須賀市がん対策計画』作りにおいて、必ずHTLV-1対策が盛り込まれる。

    • 条例と計画に基づいて、母子感染を防止する研修を横須賀市は今後も実施しなければならない。

    • 条例と計画に基づいて、キャリア妊産婦さんの意思決定支援と心のケアを横須賀市は行なわなければならない。

    • 条例と計画に基づいて、横須賀市は市民へのHTLV-1対策の啓発を行わなければならない。

    これらの取り組みを横須賀市は行なわなければならないという『縛り』をかけることができた訳です。

    提案者として、涙が出るほどうれしいことです。

    これまで出会ってきた、HTLV-1キャリアのみなさまやHAM・ATL当事者のみなさまに、一刻も早く報告したい気持ちです。

    『がん対策検討協議会』委員のみなさまからは

    「フジノくん、今まで知らなかったHTLV-1についてよく知ることができたよ」

    という温かいお言葉もいただきました。

    提案をして、本当に良かったです。



    横須賀市がん克服条例づくり、地域がん診療連携拠点病院である横須賀共済病院の豊田茂雄診療部長をお招きしました/がん対策検討協議会(第3回)

    第3回「がん対策検討協議会」が開かれました

    本日は『がん対策検討協議会』(第3回)が開かれました。

    がん対策検討協議会に出席しました

    がん対策検討協議会に出席しました


    『横須賀市がん克服条例』を作る上で、医療関係者のみなさんのご協力は不可欠です。

    そこで『がん対策検討協議会』では条例案に専門的な観点からご意見をいただく為に、医療関係者の方々をお招きして出席していただくことができます。

    今回は、『地域がん診療連携拠点病院』である横須賀共済病院から、豊田茂雄診療部長をお招きしました。

    こうして専門家の観点からご意見をいただけるのが嬉しくて、フジノは今日の機会をとても楽しみにしていました。

    豊田先生は、フジノにとってかねてから在宅療養・在宅看取りの為に横須賀市の取り組みにずっと関わっていただいてきた、とても親しみを感じている方。

    大病院の医師でありながら、地域との連携にとても熱心なありがたい存在です。

    市のシンポジウムや研修に何度もご出演いただいてきました(例えばこちら)。

    右端が豊田茂雄先生です(2015年のシンポジウムより)

    右端が豊田茂雄先生です(2015年のシンポジウムより)


    さらに、ご専門が血液内科ということもあり、フジノが特に強い関心をもって取り組んできた『HTLV-1対策』についてもきっと理解が深い方のはず。

    そのような訳でいつも以上に気合を入れて『協議会』に臨みました。



    豊田茂雄診療部長のミニ講義と条例案へのご意見

    今日はまず豊田先生からミニ講義を受けました。

    ミニ講義といっても、なんと豊田先生はパワーポイントを69枚も事前にご準備して下さいました(ありがとうございます!)。

    69ページに及ぶ豊田茂雄先生のパワーポイント

    69ページに及ぶ豊田茂雄先生のパワーポイント


    『地域がん診療連携拠点病院』とは何か、から始まって

    地域がん診療連携拠点病院とは何か

    地域がん診療連携拠点病院とは何か


    横須賀共済病院がどれだけがん対策に貢献して下さっているかをデータで示していただき

    「横須賀・三浦2次保健医療圏」のがん対策で横須賀共済病院は圧倒的な存在感があります

    「横須賀・三浦2次保健医療圏」のがん対策で横須賀共済病院は圧倒的な存在感があります


    さらに、条例案に対して様々なご意見を頂きました。

    条例案文に対してもたくさんのご意見をいただきました

    条例案文に対してもたくさんのご意見をいただきました


    フジノは本当にありがたかったです。とてもリアルなお話をたくさん伺うことができたからです。

    『がん対策検討協議会』メンバーの中にも、身内にがんを体験している家族・親族・友人等がいるかいないかで、必然的に実感が異なってしまいます。

    大切なご家族を4人もがんで亡くしておられる方や、がんサバイバーのご家族がおられる方や、逆に人生を通じて全くがんと無縁の方もいらっしゃる訳です。

    これは当然のことなのですけれども、やっぱりどこかで意識をひとつにしたいという想いがありました。

    正副委員長のはからいで、こうして豊田先生をお招きしていただき、かなり委員メンバーの意識統一ができたと思います。



    HTLV-1対策の有効性も評価していただきました

    質疑応答の時間では、フジノもすぐ挙手しました。

    かねてからHTLV-1対策に取り組んできたフジノは、豊田先生にその有効性について伺いました。

    豊田先生からは

    「共済病院には毎年2名はATL(HTLV-1というウイルスが原因で発症する白血病です)の患者さんがいらっしゃる。横須賀は全国的にみて、ATLの患者さんが多い地域だと思う」

    また

    「母子感染対策はとても有効なので、横須賀のこれまでの取り組みは有効だと思う」

    とのご意見をいただきました。

    横須賀市らしいがん対策の条例の取り組みとして、フジノは地域性がとても大切だと考えています。

    そんな中、豊田先生からこうしたご意見をいただき、やはり条例の中にHTLV-1対策を書き込みたいとの想いを強くしました。

    協議会終了後に正副委員長やメンバーのみなさんと意見交換をした際にも

    「フジノくんなりの条文を考えてペーパーにして提出してごらん」

    と言っていただきました。

    ぜひがんばろうと思います。



    第1条から第4条までの議論を行ないました

    豊田先生からのご意見を頂いた後は、メンバー間で条文の協議をしました。

    今日は、第1条から第4条までを議論しました。

    第4条で、文言の並びの変更をフジノから提案させていただきましたが、みなさまに賛成していただき、一部修正しました。

    第1条から第3条までは議論の末に原案通りとすることとなりました。

    第1条「目的」

    この条例は、がんを克服することを目指し、がん対策基本法の趣旨を踏まえ、市、がんの予防及び早期発見の推進又はがんに係る医療に従事する者及び市民の責務を明らかにし、がんの予防及び早期発見の推進を定めることにより、すべての市民が科学的知見に基づく適切ながん医療をうけられるようにするための総合的ながん対策を市民とともに推進することを目的とする。

    第2条「市の責務」

    市は、がん対策に関し、国、県、医療関係団体、医療機関並びにがん患者及びその家族等で構成される民間団体その他の関係団体との連携を図りつつ、本市の地域の特性に応じたがん対策を策定し、及び実施する責務を有する。

    2 市は、がんに関する正しい理解及び関心を深めるための普及啓発その他必要な施策を講ずるものとする。

    第3条「保健医療関係者の責務」

    保健医療関係者は、市が講ずるがん対策に協力するよう努めなければならない。

    第4条「市民の責務」

    市民は、喫煙、食生活、運動その他の生活習慣、身体に悪影響を及ぼす危険のある生活環境等がんの罹患の直接的または間接的な要因の排除のための正しい知識を持ち、がんの予防に注意を払うとともに、がん検診を受けるよう努めるほか、がん患者に関する理解を深めるよう努めなければならない。

    ただ、まだ本決定ではありません。

    ひととおり全ての条文の審査を終えた後、もう1周ぐるりと全ての条文の審査を行なう予定です。

    次回は4月27日と早いペースで議論を進めていきます。

    横須賀市医師会の水野靖大先生をお招きして、ミニ講義と条文へのご意見を頂く予定です。

    水野先生は、横須賀市の胃がんリスク検診の立役者です。

    みなさまは横須賀市では胃がんで亡くなる方がどんどん減っているということをご存知でしたか?

    横須賀市の胃がんの発見率は、国や県と比べて3倍以上という素晴らしい成果をあげています。

    こうした成果は横須賀市医師会独自の取り組みのおかげなのです。

    横須賀市から胃がんを撲滅したい。

    本気で横須賀市議会はそのように考えています。

    条例づくり、がんばっていきます!



    3年間にわたる「うわまち病院の建て替え」の議論が終わり、ついに市長に「答申」を提出しました/市立病院運営委員会(うわまち病院建替え検討第13回)へ

    3年に及ぶ「うわまち病院の建て替え」の議論がついに終わりました

    今日は『市立病院運営委員会』が開かれました。

    市立病院運営員会の会場前に立つ藤野英明

    市立病院運営委員会の開場前にて


    『うわまち病院の建て替え』についての議論がついに終わりを迎えました。

    2015年2月に第1回がスタートし、今日の会議で13回目、あしかけ3年間にわたる議論でした。

    市立病院運営委員会の「答申書」

    市立病院運営委員会の「答申書」


    報告書が完成しました。

    委員会の終了後、この報告書を土屋委員長が上地市長に『答申』として提出しました。



    答申の内容

    答申内容のメイン部分は、次のとおりです。

    1. 市立病院が担うべき医療機能と機能分担について
      市立2病院体制を維持しつつ、連携の強化、経営の効率化を図るため基本協定の一本化を図られたい。

    2. うわまち病院の建替えについて
      うわまち病院は老朽化が進んでいることから早期建替えを望むが、財政状況が厳しい中、施設規模等については、十分検討されたい。

    全文は後日改めて掲載しますね。



    フジノの提案から5年。感慨深いです

    とても感慨深いです。

    何故ならば、フジノは『提案者』だからです。

    うわまち病院の建て替えは2012年9月にフジノが初めて提案しました。

    それから5年半もかかりましたが、

    「ようやくここまでこぎつけることができた」

    とホッとしています。

    フジノの提案から2年後、ようやく前市長も『うわまち病院建て替え』の必要性を理解しました。

    こうして2014年度予算案に盛り込まれました。

    「2014年度当初予算の概要」より

    「2014年度当初予算の概要」より


    さらに、横須賀市の『第2次実施計画』にも明記されました。

    第2次実施計画(案)プログラム2「命を守るプログラム」より

    第2次実施計画(案)プログラム2「命を守るプログラム」より



    市民のみなさまとのお約束をこれからも果たしていきます

    2014年当時のブログにフジノはこう記しました。

    2014年2月15日のブログ記事より

    実際の建てかえ工事が完了するのは、2023年頃ではないかと予想しています。

    つまり、今から約10年のスパンで行われる巨大な事業です。

    医療政策を重視してきた政治家として、フジノは2018年までの議論をしっかりリードしていきます。

    そして、議論の行方を1つずつしっかりとみなさまに報告していきます。

    市民のみなさまへのお約束どおり、提案者としてフジノは責任をもって3年間の議論を見守ってきました。

    本会議・委員会の場では、市民のみなさまにとってより良い医療提供体制を常に提案し続けて『議論をしっかりリード』してきたと自負しています。

    完成した報告書の内容は、フジノが望んだ方向性とほぼ合致しています。

    新しいうわまち病院は、市民のみなさまにとってより良い医療を提供できる病院に必ずなると確信しています。

    また、もう1つのお約束である『議論の行方を1つずつしっかりとみなさまに報告』してくることも果たしてこれたと思います。

    今後、この『答申』をもとに、2018年度中に健康部が『将来構想』を作ります。

    『将来構想』の中身についても重要で、フジノはまだまだ気を緩めることはできません。

    実際の建て替えが実現して完成し、市民のみなさまにより良い医療を提供できるようになるその日まで、これまでどおり市民のみなさまとのお約束をしっかり果たしていきたいと思います。

    議論をして下さった土屋委員長をはじめ委員のみなさまには、心から御礼を申し上げたいです。

    そして、事務局としてがんばって下さった健康部にも感謝しています。



    横須賀市がん克服条例づくり、今回は「前文」を議論しました。フジノ悲願の「HTLV-1撲滅」もとりあげています!/がん対策検討協議会(第2回)

    第2回「がん対策検討協議会」が開かれました

    予算審査の合間を縫って、本日は『がん対策検討協議会』(第2回)が開かれました。

    「がん対策検討協議会」(第2回)が開催されました

    「がん対策検討協議会」(第2回)が開催されました


    本音を言えば、予算委員会をはじめ様々な会議が立て続けに開催されるハードなスケジュールに疲労がたまっています。

    けれども、この協議会で新たに作ろうとしている『横須賀市がん克服条例』は、フジノにとって大きな意義があります。どんなに疲れていても、積極的に議論に参加して、どんどん提案をしていきたいと強く決心しています。

    実際、今日の協議会でも積極的に意見を述べさせていただきました。

    フジノ、気合い入っています。



    提案会派が作成した「たたき台」をもとに議論していきます

    本日の議事次第は下のとおりです。

    第2回がん対策検討協議会の議事次第(赤文字はフジノ)

    第2回がん対策検討協議会の議事次第(赤文字はフジノ)


    前回(第1回)の会議において、複数の委員から指摘された「議論できる期間があまりにも短すぎる」という懸念が出ました。

    これを受けて、条例案の提案会派である自由民主党から、条例素案と逐条解説案の『たたき台』が示されました。

    自民党が示してくれた「条例素案たたき台」


    自民党が示してくれた「逐条解説案たたき台」

    自民党が示してくれた「逐条解説案たたき台」


    今後はこの『たたき台』をもとに議論を進めていくことに決まり、委員メンバーの懸念は一気に解決しました。

    『たたき台』と言っても、このまま議員提案できる高いクオリティ。

    前文から第15条からなる条例素案と、全ての条文への解説案を作成して下さいました(素晴らしいです!)。

    ここまでしっかりした内容のものを作成するのはすさまじく膨大な作業量だったのではないかと思います。

    (*会議終了後に青木哲正議員にお尋ねすると、当事者・医療関係者へのヒアリングから『たたき台』作成まで12ヶ月にわたって行なってこられたとのこと。政策立案のご尽力に対して、心から敬意を表します)

    提案会派以外のフジノたち委員としては、横須賀市議会らしい条例素案にすべくさらに議論を深めていくことこそが与えられた役割だと思います。

    『たたき台』作成に深く感謝しつつも、さらに提案をどんどんしていきたいと感じました。

    また、今回は行政側からがん対策の所管部局である健康部に出席してもらいました。

    今後も、議員たちだけで議論していくだけでなく、当事者・関係者・専門家などの方々にご意見を伺う為に、参考人としてお招きしていく予定です。

    例えば、市内で『地域がん診療連携拠点病院』に指定されている横須賀共済病院の医師の方、横須賀市医師会のがん診療の専門家である医師の方、また、在宅医療で特に緩和ケアの専門家である医師の方などをイメージしています。



    「前文」を議論しました

    さっそく議論に入りました。

    議論の初回は、条例の魂とも言える『前文』についてです。

    (前文)

    誰もが健康的で幸せな生涯を送りたいと願っている。それを阻む原因は様々だが、その1つにがんが挙げられる。

    がんは日本人の最大の死亡原因で、生涯に於いて2人に1人ががんにり患し、3人に1人ががんにより死亡している。

    本市においても同様で、近年の死亡原因の第1位はがんによるものであり、全死亡原因の約3割を占めている。

    誰もががんにかかる可能性があり、特別な病気ではなくなっている。

    がんと闘病することやがんにより命を失ってしまうことは、本人及びその家族だけではなく、地域社会及び本市にとっても重大な問題となっている。

    がんについての研究が進み、細菌やウイルスの感染を原因とするものや生活習慣によるものなど、徐々に原因が明らかになってきている。

    特に、細菌やウイルスの感染は、男性では喫煙に次いで2番目に、女性では最も発がんに大きく寄与する因子となっており、子宮頸がんの発がんと関連するヒトパピローマウイルス、肝がんと関連する肝炎ウイルス、ATL(成人T細胞白血病)と関連するヒトT細胞白血病ウイルス1型、胃がんと関連するヘリコバクター・ピロリ等が挙げられる。

    その中でも原因が明らかな胃がんの早期予防については、ピロリ菌除菌など、義務教育期間中の児童・生徒等の若年期からの対策が望まれる。

    このような現状に鑑み、がんに対する知識を深め、がん予防のための生活習慣の改善やがんの早期発見のための検診受診等、さらにはがん患者の支援なども含めた総合的ながん対策を市民とともに推進することを目指し、この条例を制定する。

    *赤太文字化はフジノが行ないました。

    この『たたき台』に対して

    「もっと総合的な内容にすべきだ」

    「胃がんに特化しすぎている。がん全般を網羅すべきだ」

    「個別の対策は条例でなく、下位の規則等で定めるべきだ」

    といった意見が出ました。

    けれどもフジノとしては、この『たたき台』で示された方向性を進めたいと繰り返し意見を述べました。

    がん対策に関してはすでに国が法律を、県は条例を作っています。どちらも総合的な内容になっています。

    それに対してあえて横須賀市議会が新たな条例を策定するのですから、国・県の取り組みでは弱い部分を補ったり、横須賀市らしい新たな対策を盛り込んだ条例にすべきだと考えました。

    特に、横須賀市医師会が進めている胃がんリスク検診のレベルは高く、まさに横須賀市らしいがん対策のシンボルだと言えます。

    したがって、さきの意見は尊重するものの、むしろ『たたき台』が示している方向こそ条例が目指すべき方向だと訴えました。

    最終的に、他の会派のみなさまも『条件付き(=今後の検討状況によっては修正する)』で賛成をしてくださいました。

    上に記した文章が現時点での『前文』の素案として決定しました。



    フジノの悲願である「HTLV-1撲滅」も目指す条例素案にしていきたいです

    条件付きとはいえ、本当にホッとしました。

    実は、『前文』で触れられているがんの中に『HTLV-1』によって発症する『ATL』があります。

    この『HTLV-1』(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)を撲滅することはフジノの悲願なのです。

    『HTLV-1』によって、『ATL』(=成人T細胞白血病)だけでなく、『HAM』(=HTLV-1関連脊髄症)『HU』を発症します。

    HTLV-1からHAMやATLを発症します

    HTLV-1からHAMやATLを発症します


    この『HTLV-1』は一般的にはほとんど知られていません。

    しかし、発症した時の苦しみやダメージはとても大きいものがあります。

    フジノは『HAM』や『ATL』た当事者・家族・団体の方々とは、長年にわたっておつきあいさせていただいてきました。

    国の審議会も常に傍聴してきましたし、学術団体による学会にも毎年参加してきました。

    横須賀市として取り組むべき対策を2009年から繰り返し提案してきました。

    『HTLV-1』の存在は1980年に発見されました。それから30年が経ち、『HTLV-1』について横須賀市議会で初めて取り上げたのがフジノなのです。

    この予算議会でもHTLV-1撲滅に向けた質疑を行なったばかりです。

    その結果、

    「横須賀市が取り組んでいる対策の多さは、関東ではとても珍しい」

    と専門家から褒めていただいたくらいに、横須賀はHTLV-1対策に取り組んできました。

    (例えば、県内初の『HTLV-1母子感染対策研修会』を横須賀市は2011年・2012年と開催しました。講師には我が国のHTLV-1対策の第一人者である山野嘉久先生に来ていただきました)

    『HTLV-1』は、母子感染をします。

    母子感染を防ぐことで、『HTLV-1』を撲滅することができるのです。

    だから、絶対に『HTLV-1』を撲滅したい。

    けれども、あくまでも今までは『フジノたったひとりきりで提案してきたテーマ』なのです。

    それが今回の条例に盛り込まれれば、フジノだけの問題意識ではなくなり、『横須賀市議会の総意としてのテーマ』となります。

    これまではHTLV-1対策の灯が消えないように、フジノが定期的に歴代の担当課長に議会質疑を行なう必要がありました。

    けれども、条例に明記されればフジノが落選しても横須賀市はずっと対策に取り組み続けねばならない強制力が働くことになります。

    逆に言うと、『前文』からこの記述がカットされてしまえば、それ以降の条文にいきなり『ATL』対策を提案するのは難しくなってしまう訳です。

    そこで今回は、とにかく絶対に『前文』にこの文章を残したいと粘りました。

    『前文』に明記してある以上、今後の条文作成においてもフジノは『ATL』対策(=HTLV-1撲滅に向けた様々な取り組み)を提案していくつもりです。

    自殺対策も、性的な多様性の保障も、今でこそ社会的に認知されたテーマとなりました。

    けれどもフジノが取り組み始めた頃は、まわりには誰も居らず、ひとりきりで活動しているような気持ちでした。

    同じように、HTLV-1撲滅も、この10年間はひとりきりで取り組んできたような心境です。

    今ようやく他のテーマと同じように、光をあてられるチャンスがやってきたのではないかと感じています。

    今後も全力を尽くして議論をしていきます!