下水道使用料の値上げ議案が可決されました/予算決算常任委員会・全体会(2013年12月議会)

予算決算常任委員会で「下水道使用料値上げ」が可決

先月中旬からスタートした12月議会も、まもなく閉会が近づいてきました。

4つの分科会での審査を終えて、今日は『予算決算常任委員会(全体会)』が開催されました。

予算決算常任委員会は、分科会と全体会に分かれています


採決の結果、全ての予算関連議案が『可決』されました。

朝は強い雨が降っていましたが、閉会後は青空になっていました

朝は強い雨が降っていましたが、閉会後は青空になっていました


可決された議案の中には、かねてからお伝えしてきた『下水道使用料の値上げ』議案も含まれています。

これにより、本会議(最終日)での『可決』もほぼ確実となりました。

来年10月から下水道使用料は値上げとなる見込みです。



7年前からフジノは下水道使用料の値上げを提案してきました

消費税の増税、国民健康保険料・介護保険料の値上げなど、数多くの値上げを前に、市民のみなさまはさらに生活が追い込まれてしまうのではないかと今後への不安を感じておられると思います。

今回の『下水道使用料の値上げ』は、フジノは7年前からずっと提案し続けてきた政策です。

2期目の立候補をした選挙でも、選挙公約に掲げてその必要性を訴えてきました。

つまり、フジノは今回の値上げを誰よりも強く訴えてきたひとりです。

ですから、誰よりも市民のみなさまに対して、責任があると感じています。

これまでもその必要性をお伝えしてきたのですが、さらにしっかりと多くの方々に説明を尽くしていきたいです。



下水道財政の今後4年間の収支見通しが改善されました

もしも値上げをしなければ、下水道事業財政の破綻は目の前でした。

2017年度末には、約36億円の資金不足となる見込みでした。

2014年10月からの値上げのおかげで、深刻な下水道事業財政はようやくひと息つくことができます。

上下水道局が示した、新たな4年間の『収支見通し』は下の通りです。

年度20142015
収入190億0000万円193億3100万円
支出188億7000万円192億5600万円
当年度過不足1億3000万円7500万円
資金残額1億3000万円2億0500万円

年度20162017
収入192億8400万円188億3200万円
支出193億9600万円189億2200万円
当年度過不足▲1億1200万円▲9000万円
資金残額9300万円300万円

2017年度末の資金残額は、値上げ前は▲36億円となる見込みだった訳ですが、値上げやさらなる行政改革の効果で+300万円へと何とか収めることができそうです。



今後も徹底して説明していきます

かねてから申し上げてきたとおり、こうした財政状況の悪化はもうずっと以前から分かっていたことでした。

それがここまで値上げが先延ばしされてきたのは、やはり『上の世代』の怠慢・失政だとフジノは考えています。

フジノは、『今の世代』で決着をつけるしか無い、と確信しています。

値上げは、市民のみなさまに大きなダメージを与えてしまうものです。かといって、先延ばしを続けてきた結果、そのダメージはさらに大きくなってしまうのです。

こどもたちや孫たちの『次の世代』にさらなるツケを先送りすることは絶対にできません。

はじめに申し上げたとおりで、フジノは今後も徹底して説明を行なっていきます。

もちろん横須賀市上下水道局もしっかりと周知を行なっていく予定です。

これまでの周知
  1. 広報よこすか
    • 2013年5月号
       下水道事業の取り組み
    • 2013年8月号
       下水道使用料のしくみ
    • 2013年11月号
       下水道事業の財政状況
  2. 水道・下水道使用量のお知らせ(裏面)
    • 2013年6・7月分
       下水道使用料の計算のしかた
    • 2013年8・9月分
       下水道事業の取組と財政状況


これからの周知
  1. 広報よこすか
    • 2014年2月号
       下水道使用料改定の概要(改定時期と改定率など)
    • 2014年上期
        下水道使用料改定について
  2. 水道・下水道使用量のお知らせ(裏面)
    • 2014年2・3月分
      下水道使用料改定の概要(改定時期と改定率など)
    • 2014年8・9月分
       下水道使用料改定の内容(経過措置と改定金額など)
    • 2014年10・11月分
      下水道使用料の計算方法など
  3. 各家庭へのチラシ(検針時に配布)
    • 2014年上期
      下水道使用料改定の内容
  4. 上下水道局ホームページ
    • 2014年1月
      下水道使用料改定の概要(改定時期と改定率など)
      下水道使用料改定の内容(経過措置と改定金額など)
      下水道使用料の計算方法など

この他にも、出前トークなどあらゆる機会に説明を尽くしていく予定です。

フジノは、市長による車座会議をこのテーマだけで行なうべきだと提案しています。必要があれば、どんなことであっても行なうべきだと考えています。

下水道使用料の値上げの議案ですが、横須賀市議会としての正式な採決は、12月12日の本会議(最終日)に行なわれます。



下水道使用料の値上げ素案が発表されました/ぜひご自宅の使用水量と照らしあわせてご確認下さい

値上げの素案が発表されました

今日開かれた都市整備常任委員会において、上下水道局から『下水道使用料の改定について』の報告が行なわれました。

かねてからお伝えしてきました9月議会の重大テーマ下水道使用料の値上げの素案が発表されました。

  • 平均改定率17%
  • 施行2014年10月1日
  • 1ヶ月あたりの使用水量ごとの下水道使用料は、下の表の通り
1ヶ月あたり
使用水量
現行の
使用料
改定素案の
使用料
10㎥830円971円
20㎥1,900円2,221円
25㎥2,435円2,846円
30㎥3,225円 3,766円
40㎥ 4,805円5,606円
50㎥6,385円 7,446円
60㎥ 8,615円10,046円
70㎥10,845円 12,646円
80㎥13,075円15,246円
90㎥15,305円17,846円
100㎥ 17,535円20,446円
200㎥ 47,035円54,946円
300㎥ 76,535円 89,446円
400㎥ 106,035円123,946円
500㎥ 135,535円 158,446円
1000㎥ 320,035円373,946円
2000㎥ 689,035円804,946円
5000㎥ 1,796,035円 2,097,946円

*上の表は、上下水道局による説明資料よりフジノが作成しました。



ぜひあなたの実際の使用水量に当てはめて計算して下さい

ぜひ市民のみなさまには、ご自宅で利用している下水道の使用水量をチェックしていただいて、値上げがいくらになるかをイメージしていただきたいのです。

チェックするには、お手元にある領収書をご覧下さい。

フジノ事務所の場合

フジノ事務所の場合。領収書では「水道+下水道」「2ヶ月分」となっています


上の画像は、フジノ事務所の場合です。

【現在】
1ヶ月の使用水量が「10㎥以下」なので、1ヶ月の下水道使用料は830円です。

請求は2ヶ月に1度なので「830円×2ヶ月=1,660円」、これに消費税が83円足されて、合計で1,743円を支払いました。

【値上げ後】
1ヶ月の使用水量が「10㎥以下」なので、1ヶ月の下水道使用料は971円になります(141円の値上げ)。

請求は2ヶ月に1度なので「971円×2ヶ月=1,942円」、これに消費税(8%で計算)155円足されて、合計で2,097円の支払いになります。

2ヶ月で354円の支払い増、1年間では2,124円の支払い増加の見込みです。

ほとんどのご家庭の場合、フジノ事務所のように10㎥以下で済むことは無いと思いますので、値上げのインパクトはもっと大きいと思います。

ぜひみなさまご自身の領収書で使用水量をご確認の上で、上に記した表に当てはめて計算してみて下さい。

なお、上の料金表は消費税分は記してありませんので、実際にはプラス5%の支払い(来年増税された場合には8%の支払い)が必要となります。



12月議会で条例改正が行なわれます

この『素案』をもとに、市議会では議論が続けられていきます。

実際の値上げの為の『条例改正』は、12月議会で行なわれます。

ぜひ市民のみなさまからご意見を頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。



下水道使用料の「値上げ額」が少し下がる見込み/9月議会(本会議1日目)

上下水道局長から新たな発表!

今日の本会議では、ひとつだけ良い報告がありました。

青木哲正議員の一般質問に対して、上下水道水道局長が答弁したものです。

下水道使用料の「値上げ額」が少しだけ下がる見込みとなりました!

先日のフジノの活動日記でお伝えしましたが、この9月議会の生活環境常任委員会(9月11日開催)において「下水道使用料の値上げ素案」を発表します。

さきの6月議会で示された試算では、下水道使用料の収支見込みを計算した結果、

  • 平成29年度末で約49億円の資金不足(赤字)となる
  • 現在の下水道使用料を平均で約26%値上げしなければならない

というものでした。

しかし、今日の本会議での上下水道局長の答弁によると、6月議会において市議会側から様々な指摘を受け、改めて収支見込みについて再検討を行なったとのことです。

また、これからの増税の見込み、円高による負担増などが市民生活に与えるダメージを考慮したとのことです。

その結果、

  • 平成29年度末の資金不足額(赤字)は約36億円となる
  • 現在の下水道使用料を平均で約17%値上げしなければならない

となりました。

つまり、値上げ幅を抑えることができたのです。

平均で約17%の値上げは、

9月11日の生活環境常任委員会において、正式な説明資料が配布されてから改めて詳しくお伝えいたします。

財政再建は絶対に不可欠ですが、それによって市民のみなさまの暮らしが困窮へと追い込まれることは絶対にあってはなりません。

今回の上下水道局の努力は、高く評価したいです。

これからまだ詳細な数字データの発表を待たねばなりませんが、発表されしだい、すぐに市民のみなさまに情報をお伝えいたします!



下水道使用料の「値上げ素案」がまもなく発表されます/2013年9月議会の重大テーマ

社会保障・社会福祉を守るのがフジノの使命です

かねてからフジノは、財政危機のこのまちを変えなければならない、と訴えてきました。

何故なら、日本はもう今までの日本では無いからです。

フジノは来年40才になりますが、今年生まれたこどもたちが40才になる頃(2060年)の日本をイメージしてみて下さい。

  • 生まれてくるこどもの数は「現在の半分」になります。
  • 人口は「現在の68%」に減り、さらに長期的な減少トレンドが続きます。
  • 超高齢社会が続き、「3人に1人」が高齢者となります。高齢化率はさらに高くなります。

日本はもはや高度経済成長のような時代には、戻りません。

そんな将来に向けて、フジノの政治家としての使命は『このまちの社会保障・社会福祉を守ること』です。

その為に、やらねばならないことはハッキリしています。

  • 『ハコモノ3兄弟』をはじめとする税金のムダづかいを徹底的にカットしなければならない。
  • 今までの取り組みに優先順位を付けて、いのちに関わる取り組みを再優先にした予算に切り替えていかねばならない。
  • 上の世代が逃げてきた『税金・料金などの値上げ』もしなければならない。

こうしてフジノは、社会保障・社会福祉を守る為の『財源』を確保していきます。



下水道使用料の値上げについて知って下さい!

今日は、『下水道使用料の値上げ』について、フジノの想いを市民のみなさまにお伝えしたいのです。

フジノは2期目の立候補をした選挙(7年前)から、下水道使用料の値上げを公約に掲げてきました。

どうみても、もはや財政がもたないことは当時から分かっていました。

しかし、それからもこの問題は先送りされ続けてきました。

市民のみなさまへの周知も全く行なわれてきませんでした。

それがようやく今、市議会のスケジュールに取り上げられるところまできました。

下の資料は、今年6月議会で示されたものです。

下水道事業財政の収支見通し

次期実施計画期間(2014〜2017年度の4年間)の下水道事業の財政収支見通しは、 図1のとおり、2017年度末で約49億円の資金不足となります。

図1 下水道事業の財政収支見通しのイメージ図

図1 下水道事業の財政収支見通しのイメージ図


この不足額を下水道使用料で賄うとすると、現行の使用料を平均で約26%値上げしなければなりません。

図2 一般家庭の使用料イメージ

図2 一般家庭の使用料イメージ


これを一般家庭の使用料に置き換えると、図2のとおり、1か月10㎥を使用した場合は226円の値上げ、1か月20㎥を使用した場合は518円の値上げとなります。


(2013年6月12日・市議会生活環境常任委員会・報告資料「下水道使用料の改定について」より抜粋)



上下水道局が示した『今後の予定』は以下の通りです。

  1. 2013年9月議会
     料金改定素案の提示
  2. 2013年12月議会
     下水道条例の改正議案の提案(2014年10月施行)
  3. 市民周知
     広報よこすか、水道使用量のお知らせ(裏面)、上下水道局ホームページを活用してわかりやすく説明していきます。



つまり、この9月議会で値上げ素案が示されて、12月議会で決定されて、2014年10月から値上げとなるスケジュールになっています。

こうした取り組みによってフジノが財政危機を乗り越えようとしているのはあくまでも『手段』であって、社会保障・社会福祉を守ることが『目的』です。

したがって、ただ『値上げ』をすれば良いとは全く考えていません。

市民のみなさまにその必要性を一緒に考えて頂いて、「賛成」はできなくても「納得」はしてもらえるようにしたいのです。

けれども、今の市政は全く市民のみなさまにこうした状況をお伝えしていません。

だから、フジノなりの伝え方で今日こうして情報をお伝えしました。

そしてもう1つ。

『値上げ』によって、所得の低い方々の暮らしが今よりも追い込まれてしまうようでは、それは本末転倒です。

今年6月に実施された『国民健康保険料の値上げ』がまさにその本末転倒のケースです。

『値上げ』そのものは必要でしたが、誰から値上げしたかといえば、所得の低い方々を中心としたものでした。これは完全に失敗です。

こうした失敗を繰り返させない為に、すでにフジノは下水道使用料の『値上げ』の方法についても具体的に市議会で提案をしてきました。

まもなくスタートする9月議会で、ついに下水道使用料の値上げ素案が上下水道局から示されます。

国民健康保険料・介護保険料・復興増税・消費税などのあいつぐ値上げによって、所得の低い方々や世帯が生活困窮へと追い込まれかねない現状をハッキリと直視して、この『下水道使用料の値上げ』がまちがった方向へ行かないようにしっかりとチェックしていきます。

市民のみなさま。

これからもしっかりと情報をフジノは出し続けます。

だからどうかみなさまも、フジノの声に耳を傾けて下さいませんか。

どうかお願いします!



市長選挙で「市民に問うべき争点」はそれじゃない!

あと2ヶ月で市長選挙。神奈川新聞に特集記事が出てました

足をケガしてしまい、数日ぶりに事務所に向かいました。

溜まってしまった新聞を、少しずつ読んでみました。

すると、神奈川新聞に『横須賀市長選挙』の記事が載っていました。

2013年4月12日付・神奈川新聞より

2013年4月12日付・神奈川新聞より

横須賀市長選/課題山積、争点どこに
出馬意向3氏が活動本格化

任期満了に伴い6月23日に告示、30日に投開票される横須賀市長選に出馬を表明している3氏が、活動を本格化させている。

現職1期目の吉田雄人氏(37)、昨年12月まで副市長を務めた広川聡美氏(61)、市民グループ元代表の岸牧子氏(56)がこれまで順番に立候補の意向を表明。

少子高齢化に対応した財政運営や経済対策、医療福祉の充実など課題は山積している。

選挙戦までに政策面の争点をどれだけ明確化できるかが焦点だ。

(引用はここまで。この後に、3氏それぞれの事務所開きや集会でのコメントなどが掲載されていますが、以下省略します)

6月下旬に市長選挙は実施ですから、あと2ヶ月。

もはや目の前です。

それなのに、残念ながら全国紙では全く取り上げてくれません。

そんな中、神奈川新聞はちゃんと報じてくれている。やっぱり地元紙の存在はありがたいなぁと思いました。

今回の市長選挙は、前回以上に重要です

『財政』が厳しい横須賀。

6月から国民健康保険の保険料が値上げされ、12月には下水道使用料が値上げされます。

今後もあらゆる分野での『値上げ』が避けられません。

他市よりも『高齢化率』も高く、『人口減少』のスピードも早い横須賀。

この先の数年間のかじ取りを誤れば、2025年を待つまでもなく、このまちは一気に衰退していくでしょう。

ですから、市民のみなさまにとって今回の市長選挙はとても重要です。

4年前より、もっと重要な選挙です。

信じられないコメントに衝撃を受けました

神奈川新聞の記事は「立候補を予定している3者がそれぞれに活動を本格化させている」という見出し。

『政策論争』が進むことは、とても良いことだと感じました。

しかし、記事を読み進んでいくうちに、フジノは衝撃を受けました。

市長を支援している市議のコメントが取り上げられていたのです。

2887億円の規模を持つ横須賀市予算のうち「わずか3500万円の減額修正」が市長選挙の争点?

2887億円の規模を持つ横須賀市予算のうち「わずか3500万円の減額修正」が市長選挙の争点?

3月27日に閉会した予算議会において、吉田市長が提案した当初予算案を、市議会は減額修正しました。

この「予算が減額修正された経緯を市長選挙で市民に信を問うべきだ」というのです。

ショックで思わず、絶句しました。

フジノは、同じ政治家としてこのコメントを「恥ずかしい」と感じました。

それは、2つの理由からです。

  1. もしも、本気でそう信じているならば…
    →政治家としていかに無能であるかを自ら世間にアピールしているコメントだから。
  2. もしも、あえてそう発言したのならば…
    →『市議会と市長の対立』を必要以上に市民にアピールすることで『劇場型選挙』を狙っているものであり、『政策』を競う場である市長選挙を単なる『政局』に貶めているから。

コメントの真意が2だとすれば、『このまちの未来を決める大切な選挙』を『くだらない政局』に歪小化するもので、『政治屋』のやることです。

このまちの将来を本気で考えていない発言だと情けなく感じました。

もしも4年前のようにフジノが雄人のそばに居たら、少なくともこんなコメントは絶対に周りに出させなかったのに。

市の財政規模の0.012%を市長選挙の争点にするのは完全な誤り

コメントの真意が1で、3500万円の減額修正を本気で争点とすべきだと考えているとすれば、それも完全な間違いです。

横須賀市の予算規模は、2887億円です。

このうち、減額修正されたのは3500万円に過ぎません。

横須賀市全体の予算のわずか0.012%です。

一方、市長選挙というのは、これからの4年間の横須賀市の進路を決める政策選択の場です。

横須賀には、もっと問うべき大切な争点がいくついくつも存在しています。

例えば、横須賀の未来を想って立候補を決意した岸牧子さんを、フジノは讃えずにいられません。

3.11後、初めての市長選挙なのに原子力空母が争点にならないのはおかしい、と自らが立つ決意をしたのです。

こういう姿勢こそが横須賀のリーダーを決める選挙に臨む者の『本当の覚悟』です。

では、フジノが争点にすべきだと考えるの何か?

国民皆保険の最後のとりでである『国民健康保険』についてです。

横須賀市の国民健康保険の赤字は毎年約50億円にのぼる見込みです。安心して医療を受けられるセーフティネットが今、崩れようとしています。

市長選挙で市民に問うべきなのは「これから毎年続く赤字50億円をどうやって対応すべきなのか」という財源の選択肢についてであるべきだ、とフジノは考えます。

  1. 選択肢の1つ目は、保険料の値上げによって『国民健康保険に加入している世帯』に負担してもらう。
  2. 選択肢の2つ目は、市の一般会計から税金を投入することで『市民のみなさま』に広く負担してもらう。
  3. 選択肢の3つ目は、行政改革やハコモノ廃止によって財源を作り出す。
  4. 選択肢の4つ目は、この1から3を全てミックスして対応する。

ただでさえ財政危機の横須賀で、どうやって毎年50億円もの財源を生み出すのか。

こうした重要な争点から目を逸らさせて、3500万円の減額修正を煽り立てるのは、ニセモノの政治家のやることです。

国民健康保険の他にも、いくつもいくつもの争点にすべきテーマが横須賀市には山積みです。

まさに神奈川新聞の記事の見出しが

課題山積み、争点どこに

だった通りです。

この記事を書いた神奈川新聞の記者の方は、このコメントをした議員よりも『横須賀の現実』をしっかりと直視しています。

政局はいらない。政策を語れ!

今回の市長選挙には、くだらない『政局』レベルの策略はやめてほしいです。

市民のみなさまも、現実がどれほど厳しいものか、肌ですでに感じておられます。ワイドショーレベルの話題に飛びつくはずもありません。

あと2ヶ月。

市長選挙の立候補予定者もまわりで応援している市議たちも、もっと誠実に、もっと切実な目の前の問題を直視して、議論すべきです。

フジノは近日中に吉田市長にお会いして、政策についてお話を伺います。

すでに岸牧子さんと広川さとみさんにはお会いして頂いています。

その後で、フジノの想いを託せる政策を訴えている方はどなたなのか、フジノ自身も決めます。

その決心がついた時は、すぐに市民のみなさまにもお伝えします。

【市長への質疑3】ひとり親家庭への上下水道基本料金の減免を原則5年で外すとの新方針について

(前回の記事から続いています)



質問の背景を説明します/横須賀市はひとり親世帯の上下水道基本料金を免除してきました

これまで横須賀市では、低所得の世帯が多い『ひとり親家庭』に対して、上下水道の基本料金1,805円を減免してきました。

児童扶養手当受給世帯の「水道の基本料金」「下水道の基本使用料」減免

  1. 横須賀市水道事業給水条例
    第36条(料金等の減免)
  2. 横須賀市下水道条例
    第26条(使用料等の減免)
  3. 福祉関係水道料金及び下水道使用料減免要綱
    第2条(減免対象及び減免額)

この制度が昭和53年にスタートした頃にはひとり親世帯は少なかったのですが、ここ数年間はシングルマザー・シングルファーザーともに増える一方です。

平成17〜21年度の減免世帯数と金額

平成17〜21年度の減免世帯数と金額


金額にすれば、わずか1,805円。

けれども、ライフラインである水道が止められてしまうと、生活そのものが送れなくなってしまいます。

ひとり親家庭にとっては、大切なサポートでした。



しかし横須賀市は「打ち切り」を発表したのです

しかし、今月発表された新たな方針では「児童扶養手当受給スタートから5年経過した世帯を原則外す」としたのです。

実は、2010年に「上下水道基本料金の減免は廃止する」という方向が噂され、フジノは強く反対しました。

2010年12月議会の委員会質疑においてフジノはこの問題を取り上げて、見直しは慎重に行なうよう提案してきました。

新たな方針では「即廃止」ではなく、「児童扶養手当の受給開始から原則5年で外す」「自立支援策の拡充をはかる」というものではあります。

けれども、2013年度には下水道使用料の値上げがほぼ決まっています。さらに、そのすぐ後には水道料金の値上げも待っています。

基本料金の減免も無くなった上に値上げが続くようでは、ひとり親家庭の家計は大きく悪化してしまいかねません。フジノはこんな対応には反対です。

そこで市長に対して下の質問を行ないます。



ひとり親家庭への上下水道基本料金の減免を原則5年で外す新方針に対して

(3)「ひとり親家庭への水道料金・下水道使用料の基本料金の減免を児童扶養手当受給開始から5年で対象から原則外す」という新しい方針について


現在はひとり親家庭に対して「水道料金・下水道使用料の基本料金」を減免している。

平成22年10月の事業仕分けで、実情を十分に理解していない仕分け人によって「こども手当ての支給スタートを機に廃止すべきだ」と判定されて以来、この減免の行く末を多くのひとり親家庭の方々が不安に感じてこられた。

そんな中、先日発表された『平成25年度横須賀市行政改革プラン改定状況』の『第1章 財政の健全化』において『社会福祉施設水道料金等繰出金の見直し』が示された。

横須賀市行政改革プラン改定状況

横須賀市行政改革プラン改定状況

  • 今年度以降、児童扶養手当受給開始から5年を経過した世帯をこの減免の対象から原則外す。
  • これに合わせて就労支援セミナーへの参加機会の拡大や自立支援プログラム策定業務の開始などの自立支援策の拡充を図る

という新しい方針が示された。

児童扶養手当受給開始から原則5年で減免を外す、新方針が打ち出された

児童扶養手当受給開始から原則5年で減免を外す、新方針が打ち出された

【質問】
ア.現在減免の対象になっている世帯のうち、児童扶養手当受給開始から5年を経過している世帯の数は何世帯か。

【質問】
イ.その方々は、いつから減免を受けられなくなるのか。何らかの移行措置は設けられるのか。

【質問】
ウ.「原則として外すこととした」とあるが、その「原則」とは具体的にどのような場合を指すのか。

【質問】
エ.自立支援策の拡充によって、どのような取り組みを行なうのか。また、現在のこども育成部の人員体制でひとり親に寄り添った十分な自立支援策に取り組むことはできるのか。

【質問】
オ.ひとり親になるプロセスにおいて心身のダメージがう大きく自立支援型のサポートが有効ではない方もおられる為、決して5年という期限だけで区切ることなく、個別の事情を十分に斟酌することを「原則」とすべきではないか。

【質問】
カ.上下水道局による上下水道料金使用料の値上げも予定されている中で、ひとり親家庭の負担増が過大にならないように十分な配慮をすべきではないか。

次回へ続きます。



値上げの議論を逃げることは無責任、負担軽減と緩和措置を議論すべき/上下水道局の料金・使用料

フジノの問題提起を神奈川新聞が報じました

けさの神奈川新聞の『検証・横須賀市決算(中)』の中で、フジノが行なった一般質問での問題提起を取り上げてくれました。

2012年9月22日・神奈川新聞より

2012年9月22日・神奈川新聞より





上下水道の財政は危機的状況です

市民のみなさまもそうだと思うのですが、フジノは上下水道の財政なんてかつては1度も考えたことがありませんでした。

阪神大震災の後、神戸に暮らしていた親友から上下水道が『ライフライン』としていかに大切かを聴かされて、その痛切な声によって上下水道の重要性を学びました。

そこで政治家に転職してからは上下水道の財政について、とにかく決算資料を読み込んで、必死になって学んできました。

すると、分かってきたのは、災害が起こるまでもなく、横須賀市の上下水道は厳しい財政状況にあるということです。

フジノは、どんなことがあっても、それこそ東日本大震災クラスの災害があろうとも絶対に上下水道を維持していかなければならないと考えています。

そして何よりも『社会保障』『社会福祉』を守る為に財源を確保していかねばなりません。

だからこそ、財政を立て直す為に上下水道の料金・使用料の『値上げ』を訴えてきました。

水道事業の財政の見通しは下の通りです。2年後には、単年度の収支が赤字に転落します。

2012年決算議会・生活環境常任委員会・説明資料・P6より

2012年決算議会・生活環境常任委員会・説明資料・P6より


下水道事業の財政の見通しは下の通りです。2年後に赤字に転落すると共に、事業資金もマイナス5億円となります。

2012年決算議会・生活環境常任委員会・説明資料・P6より。下水道は2014年度には純損失とともに事業資金がマイナスに転じる

2012年決算議会・生活環境常任委員会・説明資料・P6より。下水道は2014年度には純損失とともに事業資金がマイナスに転じる


こうした状況は、少なくともフジノには5年以上前から分かっていました。

そして、歴代の上下水道局長もフジノが質疑をすると、値上げの必要性を理解していました。

けれども、フジノが何度も問題提起をしても、値上げは議論さえ行われませんでした。タブー視されてきたのです。

しかし、今回のフジノの一般質問に対して吉田市長は、歴代市長が避けてきたこの問題を逃げることなく「下水道使用料は見直しが必要」 「水道料金も見直しを検討する」と答弁しました。吉田市長は勇気ある答弁をした、とフジノは評価しています。

吉田市長には残り1年の任期のうちに上下水道の財政たてなおしにしっかり道筋をつけて欲しいとフジノは強く願っています。

また今回、神奈川新聞がこうした議論を取り上げてくれたことをフジノはとてもありがたく感じています。

『値上げ』は、市民のみなさまの暮らしを苦しめます。けれども、上下水道が使えなくなることの方がもっと深刻です。

コストカットの取り組みはどこまでも続けながらも、水道料金と下水道使用料の値上げは、必要です。

フジノは全ての情報をきちんと市民のみなさまと共有していきますので、どのような料金体系の在り方が良いのかを市民のみなさまとどうか一緒に議論させていただきたいのです。

いのちと暮らしを守るのが政治家の仕事です。

だから、『値上げ』によって生活が困窮するようなことは絶対にあってはならないとフジノは考えています。

この問題は、ずっと取り組んできたことなのでこれからも責任をもってお伝えしていきます。

市民のみなさま、どうかこの議論に一緒に参加して下さい。



フジノ、明日市長と本会議で一般質問です/2012年9月議会

明日、フジノは市長への質疑を行ないます

明日は朝10時から市議会で本会議が行われます。

藤野は朝から3番目に質問に立ちます。

はっきりとした時間は分からないのですが、11時か11時半か、もしくはお昼休みあけの1時からになります。

今回も何年間も考え続けてきたことを一生懸命言葉にしてわかりやすく問題提起してみました。

たとえ明日すぐに前向きな答弁が得られなくても、これからもずっとこの問題を追いかけていくことに変わりはありません。

逆に、もしも明日前向きな答弁が得られたとしたら、この先もっともっと努力してより良い仕組みなるように努力していきたいです。

とにかく全力を尽くして明日の一般質問は頑張りますので、気が向いた方は遊びにいらしてくださいね。遊びにきてじゃあダメか。。。ぜひ傍聴にいらしてくださいね。