浅野史郎さん新著「明日の障害福祉のために」出版記念フォーラムにお招きいただきました/出版・叙勲・●●のトリプルお祝い会になりました

東京・神保町「学士会館」へ向かいました

夕方から東京・神保町の『学士会館』へ向かいました。

学士会館へ向かいました

学士会館へ向かいました


浅野史郎さん(アサノ先生)の新刊出版記念フォーラムに参加する為です。

アサノ先生は今年10月10日に新著『明日の障害福祉のために―優生思想を乗り越えて―』(浅野史郎著、ぶどう社、2018年)を出版されました。

アサノ先生が新たな本を出版するのは「そろそろ出版パーティーを開いてみんなと集まりたいから」というのは、アサノファミリーの共通認識となっています。

前回の出版記念パーティーからそろそろ2年が経ちます。

すでに出版を知っていたフジノは、9月頃からアサノ先生からお電話をいただくたびに

「先生、今回は出版記念パーティーはいつですか?」

「先生、出版記念パーティーはやらないのですか?」

と催促していました。

かつては緊張して話しかけることさえできなかったフジノですが、少しずつ図々しくなりました(笑)

招待状をいただきました

招待状をいただきました


そして、無事に招待状も頂くことができました。

出版記念フォーラム会場前にて

出版記念フォーラム会場前にて


ついに今日が出版記念の集まりなのでした。



今回は「パーティー」ではなく「フォーラム」です

「今回はパーティーじゃなくて、関わりの深い方々に登壇してお話してもらおうと思うんだよね」

とお聴きしていたのですが、今夜はまさに素晴らしいフォーラムになりました。

開会のあいさつ

開会のあいさつ


アサノ先生と関わりの深い方々がステージにあがって、おひとりずつ自らの活動とアサノ先生との関わりをお話ししました。

フォーラムが始まりました

フォーラムが始まりました

(*みなさまのお話はそれぞれ深く胸に響くものばかりでしたが、ブログでは省略いたします。ごめんなさい)

ぶどう社の市毛さやかさん

ぶどう社の市毛さやかさん


お父さまの跡を継いでぶどう社を経営しておられる市毛さやかさん。

小山内美智子さん

小山内美智子さん


フジノが尊敬してやまない、小山内美智子さん。

田島昭久さん

田島昭久さん


アサノ先生の盟友、アサノ知事の右腕、入所施設解体宣言の田島昭久さん。

日浦美智恵さん

日浦美智恵さん


重度心身障がいのある方々の通所施設を制度化につなげた立役者、日浦美智恵さん。アサノ課長と日浦さんが出会っていなければ実現していなかったかもしれません。

村木厚子さん

村木厚子さん


冤罪で拘置所に150日も勾留されたつらい体験を持つ、村木さん。闘病中だったアサノ先生は冤罪を晴らす運動を必死に応援しておられました。その後、村木さんは厚生労働事務次官になられました。

神奈川大学4年の学生さん(ごめんなさい、お名前を失念しました)

神奈川大学4年の学生さん(ごめんなさい、お名前を失念しました)


神奈川大学3年の時にアサノ先生の『地方自治論』で障がい福祉の魅力に目覚めて、そして今年、藤沢育成会に入職を決めた素晴らしい学生さん!



実は、トリプルのお祝い会となりました

今回の出版記念フォーラムは、アサノ先生にとって本当に素敵な3つの出来事をお祝いする機会となりました。

旭日重光章

旭日重光章


新著の出版に加えて、上の写真のとおり、旭日重光章の叙勲を受けたのです!

さらに●●も重なり、まさに嬉しいことの連続でした。

みなさんと。

みなさんと。


会場に集まったアサノファミリーのみなさまは福祉の世界でその名が轟くすごい方々ばかりです。

今日もたくさんの方とお話をさせていただき、とても勉強になりました。

浅野史郎さんらと一緒に。

浅野史郎さんらと一緒に。


フジノは末席を汚す存在に過ぎませんが、『アサノ知事の最後の弟子』(*本人公認)としてこれからもしっかりと頑張っていこうと思いました。

浅野光子さん、小山内美智子さんと。

浅野光子さん、小山内美智子さんと。


アサノ知事と市議フジノでは全く比べ物にはならないのですが、改革派知事として全国に知られたアサノ知事の遺伝子が確実にフジノの中には流れていると思います。

誰が相手であろうと、常に信念を貫いて働き続けてきました。

こうして定期的にアサノ先生にお会いする機会に恵まれることもあり、「アサノ先生、こんなことも実現することができました」と報告できるのが毎回フジノの励みになっています。

アサノさんの閉会の言葉

アサノさんの閉会の言葉


今夜もアサノ先生のお元気な姿に触れて、改めてこれからも全力で働いていこうと感じました。

そして、今日お話しして下さった障がい福祉の大先輩のみなさま、ありがとうございます。

みなさまから受け取ったバトンは必ず次の世代へと良い形でつないでいきます。

どうかこれからも厳しく見守っていて下さいね。

アサノ先生、みなさま、ありがとうございました。



横須賀市のLGBTs関連施策と「新潮45」問題と「Tokyo Love Parade」について語ってきました/関東学院大学・KGUかながわ学(政治)でフジノがゲストスピーカーを務めました

関東学院大学でゲストスピーカーを務めました

今日は、関東学院大学の金沢八景キャンパスへ向かいました。

関東学院大学・金沢八景キャンパス前にて

関東学院大学・金沢八景キャンパス前にて


草間剛さん(横浜市会議員)が講師の『かながわ学(政治)』でゲストスピーカーを務めました。

「かながわ学(政治)」シラバス

「かながわ学(政治)」シラバス


貴重な機会を頂いた草間先生、ありがとうございます。



「性的な多様性の保障」を語ってきました

実は今年2018年1月22日にもこの講義でお話する機会を頂きました。テーマは、フジノのメインの政策である『自殺対策』についてでした。

今回はテーマを変えて、フジノが取り組んできた『性的な多様性の保障』についてお話しました。

フジノがゲストスピーカーとしてお話しました

フジノがゲストスピーカーとしてお話しました


セクシュアリティについて何も知らないという設定で草間先生が様々な質問を投げかけてフジノがそれに答える、というスタイルで進めました。

「そもそも『LGBT』という言葉を聴いたことが無い人は手を挙げて下さい」

と草間先生が呼びかけると、約60名程の学生の中でひとり手を挙げてくれた学生さんがいました。

教室で挙手をするのはかなり勇気の要る行動ですから、きっとその学生さん以外にも、LGBTという言葉を聴いたことが無い方は居たはずです。

そこでフジノは、改めてゼロから基礎知識をお話することができました。

生まれた時に指定された性別、性的指向、性自認、性表現など、そもそも論からお話をすることができたのはありがたかったです。

その上で、いわゆる性的マイノリティとされる方々が置かれている現状と、その現状を変える為にフジノがこの11年間で取り組んできたことをお話しました。

今年5月に横須賀市はLGBTs関連施策で全国自治体トップと評価していただいたのですが、どうして政党にも会派にも所属しないフジノがひとりきりでこれを実現することができたのか、などもじっくりと語ってきました。



「新潮45」問題と、今日の講義と同時刻に開催されていた「Tokyo Love Parade」

草間先生が「新潮45の問題についてどう思いますか?」と質問して下さったので、改めてフジノの考えをお話しするとともに

そして今日この講義と同じ時間帯に東京では『Tokyo Love Parade』というパレードが行われていることをお伝えすることができました。

「TOKYO LOVE PARADE」告知より

「TOKYO LOVE PARADE」告知より


講義を受けている学生のみなさんと同世代の若者たちが今この瞬間に、社会に対して自らの想いを訴える為にパレードをしていることをリアルにイメージしてほしかったのです。

今この瞬間の目の前の社会は、とても生きづらいかもしれません。

けれども、アクションを起こし続けることによって、必ず社会は変えることができることを知ってほしいとフジノは願っています。




特に、講義を受けているみなさんのような若い世代がアクションを起こし続けること、決して諦めずに訴え続けることは、とても大切なことです。

フジノは、目の前に理不尽な困難がある時はどうかみなさんにアクションを起こしてほしいといつも願っています。

社会を変えるのは、政治家ではありません。ひとりひとりの市民によって世界は変わるのです。

その想いが今日の講義を通じてほんの少しだけでも届くといいなと願っています。



学内のカウンセリングセンターの取り組み

ところで、学内の掲示板に関東学院大学カウンセリングセンターがこちらのポスターを貼り出してくれているのを見つけました。

関東学院大学カウンセリングセンターの掲示

関東学院大学カウンセリングセンターの掲示


関東学院大学に通っている学生の多さを考えれば、ヘテロセクシュアルでは無い方も当然たくさんいらっしゃると思います。

同性を愛する人も居れば、性別を問わずに愛する人も居れば、誰のことも愛さない人も居ます。

生まれた時に指定された性別(戸籍に記された性別)とは違う性別こそ本来の自分だと感じる人も居ます。

人の数だけ、セクシュアリティは様々です。

もしも友達や家族や社会から、自らのセクシュアリティのことで不当な扱いを受けたり悩みごとがあれば、関東学院大学にはカウンセリングセンターがあって相談にのってくれます。

大学がこうしてしっかりと取り組みを進めてくれることはとても良いことですね。



この講義の仕掛け人=出石稔副学長もいらっしゃいました

講義の途中から、副学長である出石稔教授(法学部地域創生学科)が教室に入ってこられて、草間先生とフジノとのやりとりを聴いておられました。

左から、くさま剛先生(横浜市会議員)、出石実副学長(法学部教授)、フジノ

左から、くさま剛先生(横浜市会議員)、出石実副学長(法学部教授)、フジノ


最後に、出石副学長もマイクを通して学生のみなさんに

「現実に起こっていることを講師のみなさんの生の声を通じて学んでほしい」

と激励して下さいました。

他大学の講義を調べたことは無いのですが、この講義のように政党を超えて様々な現役の政治家が自らの取り組みや想いを語るのは、とても珍しい取り組みだと思います。

『学問の自由』や『大学の独立』という価値観から、政治の介入を避ける風潮があるイメージがあります。

しかし、この『かながわ学(政治)』は、講師とゲストスピーカーに現役の地方議員を招きながらも様々な観点を学生のみなさんに提供するバランスの取れたパッケージになっていると思います。

実は、この講義の仕掛け人がまさに出石副学長なのですね。思い切った講義を設定したなあとフジノは感心しています。

今日この機会を提供していただいた草間剛先生、そして受講している学生のみなさん、ありがとうございました。



東大和市役所文書課長・下村和郎さんから文書管理の重要性を学びました/関東学院大学・牧瀬稔先生「KGUかながわ学(行政)」の聴講へ

関東学院大学「かながわ学(行政)」の聴講へ

今日は、質問作成と議案書の読み込みの合間をぬって、関東学院大学金沢文庫キャンパスにお邪魔しました。

関東学院大学金沢文庫キャンパスにて

関東学院大学金沢文庫キャンパスにて


横須賀市議会と関東学院大学との包括的パートナーシップ協定に基づいて、聴講制度が設けられています。

そこで、4月から牧瀬稔先生の『かながわ学(行政)』を聴講させていただいています。



「文書主義」は民主主義の根幹であることを改めて学びました

本日のゲスト講師は、東大和市役所の文書課長である下村和郎さんでした。

東大和市役所総務部文書課長の下村和郎さん

東大和市役所総務部文書課長の下村和郎さん


文書課の仕事はまさに縁の下の力持ちで、民主主義の根幹を支えているといっても良いと思います。

下村さんは、行政の仕事が『文書主義』であることについて、丁寧に学生のみなさんにお話して下さいました。

世間では文書主義のことを『お役所仕事』と揶揄することもありますが、フジノは体験を通じてそれは違いますとハッキリとお伝えしたいです。

これはフジノが政治家に転職してからも常に意識していることなのですが、

  • 意思決定とそのプロセスをいつでもさかのぼれる為
  • 情報の伝達と公開の為
  • 説明責任を果たす為

にも、どんなささやかな事柄でもひたすら文書として残すようにしています。

(*実際はパソコンのメモを使用しています。作成時間、更新時間など全てが記録されていますので)

下村さんの講義「文書課で仕事をして感じていること」

下村さんの講義「文書課で仕事をして感じていること」


「そもそも行政が扱っている文書は誰のものか?」

という、根本的でとても大切な事柄についてもお話して下さいました。

公文書等の管理に関する法律

第1条

健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用しうるものである。

活動を現在及び将来の国民に対する責務が全うされるようにすることが目的

法律にも明確に位置付けられているように、行政の文書は全て主権者である国民のみなさまのものなのですよね。

文書課の仕事とは?

文書課の仕事とは?


国民のみなさまの『知る権利』を守ることが何よりも大切です。

そして同時に、政治・行政にとっては

国民の的確な理解と批判の下にある公正で民主的な行政の推進に資する(情報公開法第1条「目的」)

ことで、より良い行政運営を進めることができます。

地方自治法第149条に位置づけられた重要な事務です

地方自治法第149条に位置づけられた重要な事務です


牧瀬先生やフジノらにとっては、こうしたお話は改めて納得というか、うなずきながら聴かせていただきました。

ただ、学生のみなさまに同じように理解してもらうことは当然ながら難しい訳です。

(これは政治・行政に関わっていなければ、大人でも同じだと思います)

そこで、昨今のニュースから4つの話題を取り上げて、具体的な事例にからめてお話して下さいました。

いま最も話題の公文書管理の問題といえば・・・

いま最も話題の公文書管理の問題といえば・・・


文書が保管されていれば救済も進むのですが・・・

文書が保管されていれば救済も進むのですが・・・


元号の変更は本市も対応せねばならない重大なテーマです

元号の変更は本市も対応せねばならない重大なテーマです


個人情報が漏れると殺人事件にもつながります

個人情報が漏れると殺人事件にもつながります


逗子ストーカー殺人事件において、加害者が雇った探偵に情報を提供してしまった逗子市役所の対応は、今も絶対にあってはならない悪い手本として心に刻んでいます。

毎回「学生のみなさんにとってはやや難しいかな?」と感じるのですが、議員であるフジノにとっては行政の取り組みを再学習するすごく良い機会です。

下村課長、本日はありがとうございました。

そして牧瀬先生、本日もありがとうございました。



東大和市はとても素敵なまちですね

ところで、東大和市は『出生率が都内ナンバーワンのまち』です。

出生率が都内ナンバーワンのまち・東大和市

出生率が都内ナンバーワンのまち・東大和市


さらに『共働き子育てしやすい街ランキング第3位』(2017年)のまちでもあります。

共働き子育てしやすい街ランキング第3位(2017年)のまち・東大和市

共働き子育てしやすい街ランキング第3位(2017年)のまち・東大和市


日本の総人口が減少する中でも年々人口が増えている珍しいまちのひとつです。

多摩湖のほとりをいつか訪れてみたいなと感じました。

本日のおすすめプレート(500円)

本日のおすすめプレート(500円)


関東学院大学金沢文庫キャンパスに学びに訪れた時の、自分へのご褒美は学食での食事です。

今日は、500円でおすすめプレートを頂きました。

さあ、学びの後は横須賀へ戻ってひたすら仕事です!

6月議会はあさって6日(水)スタートです。

一般質問の順番も明日5日(火)の議会運営委員会で決まります。

まさに直前の忙しい時期まっただなか。

がんばりますよー!



藤沢市副市長・宮治正志さんから県と市の予算の仕組みを学びました/関東学院大学・牧瀬稔先生「KGUかながわ学(行政)」の聴講へ

第2回のゲスト講師は藤沢市副市長・宮治正志さんでした

先週4月9日に開講した、牧瀬稔先生の『かながわ学(行政)』。

関東学院大学金沢文庫キャンパスへ

関東学院大学金沢文庫キャンパスへ


第2回の本日は、藤沢市の副市長である宮治正志さんがゲスト講師を務めて下さいました。

宮治正志さん(藤沢市副市長)

宮治正志さん(藤沢市副市長)


宮治さんは、早稲田大学政治経済学部を卒業された後、神奈川県庁に入職しました。

湘南地域県政総合センター企画調整部長、政策局知事室長、神奈川県総務局参事監兼財政部長などを歴任されました。

県庁ではとにかく長く財政畑で予算策定に関わっておられたそうです。

2016年4月、藤沢市に請われて副市長に就任しました。

こうして神奈川県庁では知事のすぐそばで予算策定に携わり、現在は藤沢市長の片腕として市の予算策定をしておられます。



県と藤沢市の予算を事例に、自治体予算の仕組みを学びました

このように、宮治副市長は、公務員生活の大半を財政畑で送ってこられました。

したがいまして、今日の講義のテーマも『地方自治体の予算の仕組み』でした。

事前にご挨拶に伺うと

「いやあ、議員の藤野さんには知っていることばかりで物足りないと思います」

と言われてしまいました。いえいえ、とんでもありません!

会社員時代こそ、フジノは財政部に2年間在籍していましたので、民間企業の会計の仕組みは実務経験があります。

けれども地方自治体の会計は、全て独学で文献から学びました。実務の経験もありません。

あやふやな知識やまちがった理解もたくさんあると思います。

今回、30年もの実務経験に基づいて宮治副市長に予算の仕組みを分かりやすくご説明していただいたことは、とても貴重な機会でした。

さらに、神奈川県の予算と藤沢市の予算をもとに解説をして下さいました。

神奈川県の2018年度予算

神奈川県の2018年度予算


フジノは他都市の予算書をみたのは初めてでした。

藤沢市の2018年度予算

藤沢市の2018年度予算


講義形式で自治体予算の仕組みを学んだのは初めてでしたし、フジノにとってはさらなる理解につながり、講義を受けて良かったと感じました。

・・・ただ、入学したばかりの18歳の学生のみなさんにとっては初めて聴く内容ばかりで難しかったことと思います。

学生のみなさん、がんばってくださいね!



市議会と大学とのパートナーシップ協定を活かしていきたいです

宮治副市長は、お忙しい中にもかかわらず、もう1度(7月)講師をして下さいます。楽しみです。

さらに次回は、海老名市のシティプロモーションについて現場の職員の方をゲスト講師に学ぶ予定です。

「かながわ学(行政)」の授業計画

「かながわ学(行政)」の授業計画


今後の授業計画をみても、学ぶことがたくさんあります。

横須賀市議会と関東学院大学とのパートナーシップ協定をもとに、フジノは聴講をさせていただいています。

地域創生・自治体政策の専門家として高く評価されている牧瀬稔先生と、さらに出石稔副学長と、毎回講義のたびに意見交換をさせていただく機会もあり、とても有意義です。

パートナーシップ協定を有名無実化させずに、積極的に両者が行き来することで顔と名前の一致する関係になりたいと思います。

そして、横須賀市議会にとっても関東学院大学にとっても、ともに良い成果をもたらせるようになりたいです。



自殺予防ロールプレイングに挑戦してもらいました/関東学院大学・KGUかながわ学(政治)でフジノがゲストスピーカーを務めました

雪の降る中、関東学院大学へ

降り出した雪の勢いは増すばかりで、金沢八景駅へ着いた時にはすでに積もり始めていました。

金沢八景駅前はすでに強い雪でした

金沢八景駅前はすでに強い雪でした


江口友子議員(平塚市議会議員)と待ち合わせて、関東学院大学に向かいました。

いつもの景色が雪景色に!(その1)

いつもの景色が雪景色に!(その1)


半年間にわたって通った講義『KGUかながわ学(政治)』も、今日で最終回です。

いつもの景色が雪景色に!(その2)

いつもの景色が雪景色に!(その2)


そもそもフジノは、横須賀市議会と関東学院大学の包括的パートナーシップ協定をもとに、聴講生としてこの講義に登録しました。

しかし、講師のくさま剛さん(横浜市会議員)から、初回の講義の時に突然のゲストスピーカー指名を受けて、教壇に立ったのです。



江口議員とフジノが最終回のゲストスピーカーです

さらに、くさま先生から

「最終回までにもう1度ゲストスピーカーをぜひお願いします」

と頼まれて、今日のこの最終回でゲストスピーカーを再び務めることになりました。

いつもの景色が雪景色に!(その3)

いつもの景色が雪景色に!(その3)


お引き受けするにあたって、フジノからお願いをしました。

「僕はすでに初回の講義の時に、60分もお話をさせていただきました。さらに90分も僕が話すのでは学生のみなさんにもったいないです。僕はあと20分だけお時間いただければ、ありがたいです。

そのかわりの60分間はもうお一人のゲストスピーカーをお願いしたいのです。

僕の盟友であり、『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』の副代表も勤めて下さり、全国初の自殺対策条例を作った江口友子議員を迎えさせて下さい」

くさま先生は快くOKを出して下さり、大学側の許可も取ってくれました。江口議員もお忙しい中をお引き受け下さいました。

(おふたりとも本当にありがとうございます!)

はじめの20分がフジノ、次の60分間が江口議員。

はじめの20分がフジノ、次の60分間が江口議員。


変則的な時間割ですが、はじめの20分間をフジノ、次の60分間を江口議員が担当して、ラスト10分でくさま先生が本講義の総括をするというプログラムです。

平塚市議会議員の江口友子議員とフジノ

平塚市議会議員の江口友子議員とフジノ


こうして江口議員とフジノがゲストスピーカーを務めることになりました。



関東学院大学のみなさんに「自殺予防ロールプレイング」に挑戦してもらいました

今日を迎えるまで、フジノは実は毎日朝から晩まで時間があるとこの講義のことを考えずにはいられませんでした。

何故ならば、

「関東学院大学のみなさんに『自殺予防ロールプレイング』に挑戦してもらおう」

と決めていたからです。

教室の様子

教室の様子


『自殺予防ロールプレイング』とは、自殺予防教育の『体験学習』の1つです。

フジノが採用している内容は、かつて藤原和博さんが杉並区立和田中学校の校長先生だった時代に『よのなか科』のプログラムの中で行なっていたものです。

教室の様子

教室の様子


具体的な取り組みは、以下のとおりです。

自殺予防ロールプレイングとは

  • 2人1組になる。

  • 1人は、「今、まさに自殺をしようとしている人の役」を全力で演じる。

  • もう1人は「親友としてなんとかして自殺を止めたい人の役」を全力で演じる。

  • 5分間経ったら、役割を交代してもう1回行なう。

それぞれが演じる役にどれだけ没入できるかで、このロールプレイが成功か失敗か分かれます。

フジノ(その1)

フジノ(その1)


フジノの頭を悩ませたのは、わずか20分しか無いということでした(自分で決めたので自業自得です)。

これまでフジノがいろいろな大学や高校で行なってきた『自殺予防ロールプレイング』は、まず60〜90分のはじめの数十分を使って、しっかりと自殺に関する正確な情報や知識を講義します。

その講義のおかげで、ロールプレイに対して没入しやすくなります。

そして最後に、10分間のロールプレイを行ないます(参考に、日本社会事業大学で行なった講義の様子をご覧下さい)。

フジノ(その2)

フジノ(その2)


関東学院大学の学生のみなさんに対しては、すでに4ヶ月前の講義で60分かけてそのパートはしっかりと語り終えてはいます。

しかし、通常とは異なり、4ヶ月ものスパンがあいているのは不安がありました。

そこで、その分レジュメをしっかり作って、かつ講義のはじめと終わりでしっかりとケアを行なうことが重要だと考えました。

そのような訳で、昨年暮れから毎日のように関東学院大学の学生のみなさんのことばかり考えていました。

フジノ(その3)

フジノ(その3)


けれども、フジノの心配は杞憂に終わりました。

当日は雪が強かったこともあり、くさま先生もフジノも

「雪害のせいで帰宅困難となるといけないので、早めの帰宅を」

「雪が弱まる気配は無いので、レポートを出したら今日は帰っても構わない」

「帰れる学生だけ残ればいい」

と促していました。

その為に、数十名は講義のあたまにレポートを提出して教室を後にしました。

しかし、大雪の中あえて残ってくれた150名近くのみなさんはモチベーションの高い学生さんばかりでした。

フジノ(その4)

フジノ(その4)


この講義は基本的に座学で、ロールプレイやワークショップはありません。

それが最終回でいきなりフジノにロールプレイをやってほしいと言われて、はじめはみなさん驚いていました。

そして、ロールプレイの内容から、はじめこそ照れ笑いや冗談ぽい会話が飛んでいました。

けれども最終的にはとても良いロールプレイが実践されました。関東学院大学の学生のみなさんは本当に優秀でした。

フジノは心の底からみなさんに講義をさせていただいたことに感謝しています。

1ヶ月半くらい、ドキドキしながら今日のことを毎日毎晩イメージしては悩み続けて、それでもやっぱり実践して良かったです。

本当にありがとうございました!



江口議員の講義はやはり素晴らしかったです!

続いての60分間は、江口友子議員(平塚市議会議員)のお話でした。

学生のみなさんもじっくり聞き入っていました

学生のみなさんもじっくり聞き入っていました


江口議員とは2003年初当選の同期であるとともに、フジノの祖父が平塚在住だったこともあって、出会いました。

それから15年間、常に公私ともに最も信頼できる存在でした。彼女の存在の大きさは、ブログのスペースでは語りつくすことはできません。

そんな江口さんという得難い政治家のことを、学生のみなさんにぜひ知って欲しいというフジノの願いからゲストスピーカーをお願いしたのですが、大成功だったと思います。

江口友子議員の講義

江口友子議員の講義


講義の様子をフジノからは記しません。

江口議員のブログなどで公開されたら、それをご覧いただければと思います。

ただ、少し似ている内容の講演を昨年10月に江口議員が行なった様子がツイキャスで動画として公開されています。

『がん患者体験とそこから見える医療福祉政策の課題〜がん対策を中心に〜』

2017年10月1日@藤沢市・明治市民センター


(動画その1)



(動画その2)



ぜひご覧下さいね。



くさま先生、関東学院大学の学生のみなさん、ありがとうございました!

こうして、1時間半の講義はあっという間に終わりました。

左から、聴講している田中洋次郎議員、講師の草間剛議員、ゲストスピーカーの江口友子議員とフジノ

左から、聴講している田中洋次郎議員、講師の草間剛議員、ゲストスピーカーの江口友子議員とフジノ


振り返るとこの4ヶ月間は、初めての講義をした後からツイッターでフォローしてくれたり、メールをくださった学生さんもいて、とても有意義でありがたい日々でした。

雪のチャペル

雪のチャペル


「横須賀市議会と関東学院大学のパートナーシップ協定が結ばれたのに何もしないのではもったいないから」とフジノは学びの場を求めて申し込みました。

ややもすれば、43才のフジノは広い講義室でぽつんと孤立しておしまい、毎回足を運ぶのが苦痛でならない、そんな風になっていたかもしれません。

いつもの景色が雪景色に!(その4)

いつもの景色が雪景色に!(その4)


けれども学生のみなさんが熱心で居て下さったので、フジノは毎回講義が楽しみでした。学生のみなさんにお会いしたかったから、公務で欠席しなければならないとさみしく感じました。

今回の20分間だけのロールプレイだって大失敗していたかもしれないのが、逆に大成功に終わったのは、学生のみなさんがとても協力的で参加してくれたからです。

いつもの景色が雪景色に!(その5)

いつもの景色が雪景色に!(その5)


だから僕も、この1ヶ月半、絶対に学生のみなさんに「受けて損した」「せっかくの90分間を浪費した」と絶対に思われたくないと考えて、全力で良い講義にしようと悩み続けました。

まさに学生のみなさんのおかげで、今日の講義も、そしてこの半年間の通学も、フジノにとってすごく意味あるものになりました。

強い風と雪。みなさん安全に帰れますように

強い風と雪。みなさん安全に帰れますように


学生のみなさんの出身をお聴きすると、横須賀・横浜はほぼ居らず、みなさんが市外・県外の出身でした。

この先、地元に戻って就職したり、東京方面で就職する方がほとんどだと思います。なかなか横須賀で働くフジノとは接点が無いのだろうな、一期一会だな、と思います。

けれどももしもどこかでまた接点があったら、ぜひ話しかけて下さいね。わずか4ヶ月間でしたが、席を同じくさせていただいたことは忘れません。

どうかみなさんの未来が明るいものであることを心から祈っています。

ありがとうございました!

横須賀に戻るとワイデッキも雪が積もっていました

横須賀に戻るとワイデッキも雪が積もっていました


京急はまだ動いていましたが、JRは運休になったり、帰宅困難の方々が出始めていました。

横須賀に戻ると、市内は雪が積もっていました。

気持ちを切り替えて、市民のみなさまが雪害で被害が出ないように対策に取り組みます!



『食品ロス!「減らす取り組み、活かす取り組み」を学ぶ』(第1回)を受講しました/かながわコミュニティカレッジへ

「食品ロス!『減らす取り組み、活かす取り組み』を学ぶ」の受講しました

午後から横浜へ向かいました。

かながわ県民センター内の『かながわコミュニティカレッジ』で、今日から7週にわたって開催される講座を受講する為です。

「〜ムダをなくして社会に活かす〜食品ロス!『減らす取り組み、活かす取り組み』を学ぶ」チラシより

「〜ムダをなくして社会に活かす〜食品ロス!『減らす取り組み、活かす取り組み』を学ぶ」チラシより


講座は、

〜ムダをなくして社会に活かす〜食品ロス!「減らす取り組み、活かす取り組み」を学ぶ

です。

教室前にて

教室前にて


プログラムはとても充実していて、各回の講師は好事例として知られる団体や企業からいらして下さり、さらに『セカンドハーベスト・ジャパン』などの現地視察もあります。

フジノひとりでそれぞれの相手方にお会いする約束を取り付けたり視察をお願いするよりも、すごく効率的に現場の最前線の方々にお話を伺うことができます。

改めて学び直す上で最善のパッケージです。

           

                                                           

カリキュラム講師(敬称略)
1日本における食品ロスの現状と環境について
参加者自己紹介・講座全体のガイダンス(座学)
管理栄養士・可野 倫子
NPO法人ぐらす・かわさき
2製造過程・賞味期限のロスとその対応
食品ロスを地域で活用した取り組み(座学)
(株)パルブレッド第2商品部部長・松本 一和
NPO法人セカンドリーグ神奈川  六角 薫
3まず動こう! 子ども食堂の視点から
フードバンクの取り組み紹介(座学)
気まぐれ八百屋「だんだん」 近藤 博子
公益財団法人日本フードバンク連盟事務局長・田中 入馬
4現地視察(セカンドハーベスト・ジャパン:台東区浅草橋)
(日本初のフードバンクである2HJの事業所を訪問します) 
セカンドハーベスト・ジャパン
5ビジネス型フードバンク「フードバンクかごしま」の取り組み
フードロスに活かすソーシャルビジネスモデル  (座学)
『フードバンクかごしま』代表理事・原田 一世
産業能率大学教授  中島 智人
6食品ロス削減に向けた企業の取り組み
日本初の取り組み 無料スーパーの可能性(座学)
(株)セブン&アイホールディングス 総務部資源リサイクルオフィサー・藤乘 照幸
NPO法人シェア・マインド・松本 靖子
7現地視察(K-Model「三ツ沢風土生活館」:横浜市神奈川区)
(空き家を活用したフードパントリー拠点を見学します)
私たちに何ができるか考えよう(振り返り・発表)
NPO法人セカンドリーグ神奈川・六角 薫
NPO法人ぐらす・かわさき

『フードロス』(食品ロス)も、『フードバンク』『こども食堂』『フードドライブ』も、実質的な質疑を横須賀市議会で最初に行なったのはフジノです。

(※)「全国のフードバンクや子ども食堂の存在を知っているか」と市長に問うた議員はいましたが、具体的な連携や提案を行なったのはフジノが最初です。

民間の『フードバンク』『こども食堂』と行政との連携は、この数年ずっと力を入れてきた取り組みでした。

力を入れてきた分野なのに、何故今さら改めて学び直す必要があるのか、とお感じになる市民の方もいらっしゃるかもしれません。

2014年に秦好子さんにフードバンク設立を強く勧められました。

2015年には『全国フードバンク推進協議会設立記念シンポジウム』に参加しました。

2016年から市内での『フードバンク』『こども食堂』の立ち上げに関わりました。

『フードバンクよこすか』は解散しましたが、いくつかの活動へと枝分かれしていきました。

それぞれの団体と関わりを持ち続けているのですが、三浦半島全体で1つのネットワークのような形にできないのか、その可能性を模索しています。

そんな中で、今年2018年は改めて全国の最新事例を学び、これからの政策提言に活かすとともに、『現場と行政との橋渡しの役割』を果たせるようになりたいと感じています。

その為にも学び直しと新たなつながりが必要だと感じています。

講師陣の充実や好事例の視察ができることに加えて、受講生の意欲の高さも必ず新たなつながりになると確信しています(過去のかながわコミュニティカレッジ受講も各分野でとても有効でした)。

これが今回の講座受講の動機です。

センターからの景色

センターからの景色


今日の講義は初回ということもあり、参加者のみなさまによる自己紹介をはじめ、講座全体のガイダンス、そして日本の食品ロスの現状と現場についての概論でした。

次回以降、本格的な内容に入っていきます。公務もあって全ての回には出席できないのですが、必ず横須賀の現状を改善する為に、学びを得てきます。

かながわコミュニティカレッジにて


現地視察がとても楽しみです。しっかり学んできます。



横浜市会議長・松本研さんがゲストスピーカー。2週ぶりに「KGUかながわ学(政治)」に出席しました/横須賀市議会と関東学院大学の包括的パートナーシップ協定に基いて聴講をしています

2週ぶりに関東学院大学で講義を受けることができました

2016年3月、横須賀市議会と関東学院大学は、『包括的パートナーシップ協定』を締結しました。

この協定に基いて様々な取り組みが行なわれているのですが、その1つとして横須賀議会に対して、関東学院大学の講義の一部の聴講が許可されています。

そこでフジノは、毎週月曜日の15:00〜16:30は、関東学院大学金沢八景キャンパスで講義『KGUかながわ学(政治)』を聴講しています。

関東学院大学にて

関東学院大学にて


9月議会の決算審査のまっただなかで、先週は委員会でバチバチの質疑をしていた為にフジノは欠席しました。来週の月曜日も本会議の為に欠席をしてしまいます。

15回のシリーズのうち、はじめから5回も公務で欠席予定なのですが、それでも聴講する価値のある講義だと感じています。

フジノが聴講している教室のある建物

フジノが聴講している教室のある建物


神奈川県内各地の議会で、『マニフェスト大賞』を受賞した議員をゲストスピーカーとして招いて、その実践を語るという内容です。

講師のくさま剛さん(横浜市会議員)は『ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟』(フジノも立ち上げに参加しました)の共同代表を務めていることから、副学長の出石稔先生じきじきのご指名で講師となり、本科目が設置されたとのことです。

フジノのように政党や会派に所属しない無所属議員にとって、優れたベストプラクティス事例を共有できるこうした機会はめったにありません。

そのノウハウや熱意を横須賀市議会に持ち帰る決意で、学びに来ています。



「かながわ学(政治)」の取り組みが3紙で報じられました

先週の講義では、横浜市選挙管理委員会の協力を得て模擬投票を実施しました。

その様子が新聞3紙に取り上げられました(神奈川新聞東京新聞朝日新聞)。

模擬投票の様子が新聞各紙に取り上げられました

模擬投票の様子が新聞各紙に取り上げられました


こうした取り組みはとても大切だと思います。

くさま先生、ナイス取り組み。

今日の講義のはじめには、くさま先生からのこの事に言及がありました。

「新聞各社が取材に来ましたが、みなさんの中でインタビューを受けた方もいらっしゃいますね。同じ人に取材をしていますが、各社によって書いていることが違うことに注目して下さい。同じ発言を3社とも聴いていても、発言の使う所使わない所があるのをぜひ知って下さい。これがメディアに対するリテラシーを養うことになります」

くさま先生のご指摘どおりで、報道各社には明らかにカラーがあります。

複数の新聞を日常的に読んでいる人であれば、こうした各社のカラーの違いは感じていると思います。

フジノから指摘したいことは、新聞購読をしない世帯が増えたインターネットで情報を得る世代がメインのとなりつつありますが、投票に行く世代は圧倒的に新聞を購読している世代であるということです。

ぜひ学生のみなさまにはこうした事柄もまた講義を通して知ってほしいと願っています。



今回のゲストスピーカーは横浜市会議長の松本研さんです

さて、今回のゲストスピーカーはくさま先生が所属している横浜市会において、市会議長を務めておられる松本研さん(自由民主党)でした。

横浜市会HPより

横浜市会HPより


松本研議長は関東学院大学の出身でいらっしゃいます。

横浜市会も決算審査の多忙な中であっても、母校の学生たちに政治を身近に感じてほしいという想いがその言葉からは伝わってきました。

松本研・横浜市会議長によるパワーポイント

松本研・横浜市会議長によるパワーポイント


講義の前半は、横浜市の歴史、地理的特徴、人口構成、予算などについての基礎知識についてでした。

そして後半はメインテーマである横浜市会についてでした。

ゲストスピーカーとして教壇に立つ松本研・横浜市会議長

ゲストスピーカーとして教壇に立つ松本研・横浜市会議長


横浜市会は政令指定都市の中では、議員提出で成立した議案数が飛び抜けています。

過去8年間で15本の条例を成立させています(2位は、さいたま市で8本)。

つまり、市長が提案した条例案や予算案を審査するだけのチェック機関ではなく、本来の意味での『立法府』としての政策形成能力の高い議会である、ということです。

横浜市の予算規模などを説明する松本研議長

横浜市の予算規模などを説明する松本研議長


本日の講義では『横浜市中小企業振興基本条例』を例に、条例の策定プロセス、そして成立後から現在に至るまで、市内中小企業の経営基盤の強化などの実績があがっている成果をご紹介いただきました。

これこそ、議会の進むべき道だとフジノも考えています。

横須賀市議会でも今まさに『政策検討会議』を立ち上げて、全会派の参加のもとで4年間のロードマップを作り、条例策定を積極的に行なっていく体制ができました。

現在は、全会派が条例案の提案を行ない、条例案の選定基準を作ったところです。

10月末、基準に基づいた採点を行なって、『政策検討会議』では優先順位をつけて条例策定の議論がスタートします。

となりまちの横浜市は政令指定都市でとても規模が大きく、予算も3兆5709億円と横須賀とは比べ物にならないくらい大きさです。

それだけの大規模な自治体を運営していく為に、議会にもチェック機能の強化だけでなく、政策立案能力の強化も求められていることから、議会事務局を『議会局』に格上げしました。

いずれは横須賀市議会もそうした議会事務局の改革も必要だと改めて感じました。

横浜市会・本会議の様子を紹介する松本研議長

横浜市会・本会議の様子を紹介する松本研議長


今日は1時間半と短い時間ながら、となりまちの議会の活躍を改めて学ぶことができました。

今後は、議会同士の交流の機会などを作れたら相互に発展していくことができるかもしれません。

講義の終了後、松本議長にご挨拶させていただき、そのようなご提案をさせていただきました。

横須賀市議会も横浜市会に負けずに、これからも市民のみなさまの為に全力を尽くしていきます!



昨今の大学事情を肌で感じるのもとても大切

関東学院大学には学生食堂がたくさんあるので、前回の学食とは違う所に行ってみました。今日はカフェです。

今回の学食は、カフェ「ミッキー」


教室で耳を澄まして学生たちの会話を聴いていたり、こうして学食で過ごしていると、改めて今の学生の感じていることや昨今の大学事情を少し知ることができます。

ハムカツバーガーを食べました

ハムカツバーガーを食べました


いち聴講生の立場なので何をしてあげることもできないのですが、悩み事を相談している学生の声が聴こえてくるとついつい耳を傾けてしまいます。どうか無事に乗り越えられますように。。。

夕暮れの川辺を駅に向かいます

夕暮れの川辺を駅に向かいます


来週は、フジノは本会議なので欠席。

いろいろ学ぶことがたくさんあるので、これからも可能な限り多く出席したいと思っています。

くさま先生、本日もありがとうございました。ゲストスピーカーの松本研議長、おつかれさまでした。

そして、聴講を受け入れて下さっている関東学院大学さん、ありがとうございました。



関東学院大学・KGUかながわ学(政治)でフジノがゲストスピーカーとしてお話しました!/横須賀市議会と関東学院大学の包括的パートナーシップ協定に基いて、聴講に行ってきました

横須賀市議会と関東学院大学は「包括的パートナーシップ協定」を結んでいます

『関東学院大学』と横須賀市議会は、2016年3月31日に包括的パートナーシップ協定を締結しました。

包括的パートナーシップ協定について(2016年3月のプレスリリースより)

関東学院大学と横須賀市議会は、地域社会における課題の解決や地域の持続的発展などを目的に、包括的パートナーシップ協定を締結します。

本協定締結にあたり、両者の代表者が出席する協定の調印式を、3月31日(木)に横須賀市役所で開催します。

『横須賀市議会』では、2010年に『横須賀市議会基本条例』を制定し、議会の政策立案、政策提言等の強化に努めています。

本協定の締結をきっかけに、関東学院大学の人的・知的資源を活用した政策の立案に取り組みます。

具体的には、2016年度中に議員や大学関係者などで構成する政策などを研究する検討の場を設置する予定です。

また、議員が関東学院大学の講義を聴講することなども計画しています。

『関東学院大学』では地域社会との連携した教育・研究を展開しています。

2017年度からは法学部で地域創生学科をスタートさせる予定で、今回の協定締結により学生が各議員の事務所などインターンシップに参加する機会などを設けます。

また、関東学院大学の教員による議員研修会の開催なども計画中です。

なお、神奈川県内の地方議会が大学と同様の協定を締結するのは、今回が初めてです。

すでに取り組みは少しずつ軌道に乗っています。

例えば、横須賀市議会の議員研修会の講師を、関東学院大学の学長が勤めて下さったこともあります。

また、関東学院大学の学生さんがインターンとして横須賀市議会に来て下さいました。この夏にはフジノが所属する『ごみ屋敷対策検討協議会』にも出席して、感想を述べてくれたこともありました。



「KGUかながわ学(政治)」を2017年度後期は受講します

フジノ自身も、もっと『包括的パートナーシップ協定』を利用して自らの政策立案能力を高めることに活かしたいという想いがありました。

そこで、2017年度後期は関東学院大学で講義を受けることにしました。

横須賀市議会に提供して下さっている『KGUかながわ学』という講座が合計9科目あります。

  • KGUかながわ学(政治)
  • KGUかながわ学(スポーツ)
  • KGUかながわ学(歴史・文化)
  • KGUかながわ学(自然)
  • KGUかながわ学(健康)
  • KGUかながわ学(地域安全)
  • KGUかながわ学(行政)
  • KGUかながわ学(経済)
  • KGUかながわ学(地域づくり)

この9科目の中から、もっとも関心があり実用性の高い『KGUかながわ学(政治)』を聴講することに決めました。

シラバスより

科目のテーマ及び概要
本科目では、地方創生が叫ばれる中において、本学が立地する神奈川県内の地方政治について事例検証し、生きた政治・行政を体感し、地方における政策決定過程を考察することを試みる。

なお、本科目では地方政治の政策コンテストである『マニフェスト大賞』受賞経験がある県内地方議員、首長などの協力を得て、リレー講演を中心に展開する。

科目の到達目標
本科目では、地方創生時代における地方政治に関する理論と実践を学び、これを接合することで、あるべき地方の政策決定過程を考察、模索できる力を身につける。

また、自らの地域における課題とその解決方法を講義の参考に考察し、併せて自治体トップマネジメント、政策決定マネジメントを感じ、経営感覚も養う。

15回の講義のうち、県内地方議員の事例7つ(ゲストスピーカー7名)と県外議員の事例1つ(ゲストスピーカーは県外の地方議員)を予定していて、さらに首長や県内政治・行政に大きな影響を与える立場の方のゲスト出演も予定されています。

議員も単なる議員ではなくて、フジノもかつて在籍していた『ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟』が主催している『マニフェスト大賞』において、実際にマニフェスト受賞した、優秀な実践活動をされている方々に限定してお招きするのです。

フジノのような政党に所属していない無所属の議員は、他の議員とノウハウなどを共有する機会がまずありません。それがこの講義では、県内他都市と県外の議員のみなさんの政策実現プロセスの事例を1時間半フルに(しかも半年間)学べる訳で、とても実践的です。

しかも、講師を務めるのは横浜市会議員のくさま剛さん(自民党)です。

フジノはくさまさんが政治家に転職する前から面識があるのですが、とても優秀な方です。前職は、『マニフェスト研究所』におられました。

現職の政治家が大学の講師になるケースというのは全国的にもかなり珍しいのですが、出石副学長のご指名とお聴きしています。確かにくさまさんは講師として政治を語るには最適な方だと思います。

以上のように、カリキュラム・講師ともに半年間をかけるにふさわしい講義だと感じて、申込をさせていただきました。



追浜生まれのフジノにとって金沢八景は懐かしくてたまらない大好きな場所

本日9月25日(月)が第1回の講義でしたので、京浜急行金沢八景駅に向かいました。その後、徒歩10分くらいで到着です。

八景からの近道で観られる風景

八景からの近道で観られる風景


関東学院大学に向かう道のりはフジノにとって、懐かしく心穏やかな気持ちになる景色ばかりでした。

平潟湾につながる川から眺めた関東学院大学

平潟湾につながる川から眺めた関東学院大学


フジノは横浜市との市境である追浜本町2丁目33番地で生まれ育ったので、関東学院大学金沢八景キャンパスのあたりは、とてもなじみある地域です。

小1まで育った生家と関東学院大学はめちゃくちゃ近くです

小1まで育った生家と関東学院大学はめちゃくちゃ近くです


内川橋、平潟湾、八景駅周辺、大好きです。よく走り回っていました。釣りもしました。懐かしい景色でした。



関東学院大学に到着。美しいキャンパスです

初日ということもあって、関東学院大学側に御礼もお伝えする為に教務課を訪れたり、広いキャンパスなので教室のある場所を事前に確認したくて、1時間前に到着しました。

関東学院大学に到着しました

関東学院大学に到着しました


だいぶ建物が改築されたのか、幼い頃のイメージよりもめちゃくちゃ美しいキャンパスでした。キャンパスをぐるりと歩いてみました。

関東学院大学正門を入ってすぐ。左側が教務課などのある建物です

関東学院大学正門を入ってすぐ。左側が教務課などのある建物です


包括的パートナーシップ協定のおかげで、横須賀市議会議員には関東学院大学の図書館の入館証も渡されており、膨大な蔵書を閲覧するだけでなく、貸していただくこともできます。

議員も使わせていただける図書館

議員も使わせていただける図書館


教会は参拝自由なので立ち寄らせていただいたのですが、ちょうどパイプオルガンの練習をしている方が居て、荘厳な演奏を聴かせて頂きました。

ミッションスクールなのでチャペルが有ります

ミッションスクールなのでチャペルが有ります


朝ごはんを食べる時間が無かったので、学生食堂(カフェテリア)で朝・昼を兼ねて食事を摂りました。

学生食堂のメニューの一部

学生食堂のメニューの一部


やはり安さとボリュームは、学生さんには魅力ですよね。フジノが頼んだ『関学風スタミナ丼』は430円。並盛りでも食べきれないくらいでした。

関学風スタミナ丼

関学風スタミナ丼


さて、講義に向かいます!



教室は160人の満員!みなさん、本当にまじめな姿勢で受講していました

15時からの講義開始ですが、フジノは20分前には教室に到着しました。

フジノが講義を受けた校舎

フジノが講義を受けた校舎


続々と集まっている学生のみなさんの空気感を感じたくて(大学の気風?)早めに着座していました。聴こえてくる会話に耳を傾けたり。

みんなとてもまじめで良い学生だなあという印象を一番に受けました。

後期初の授業ということもあって「けっこう難しそうだね」「単位とれるかな」という話題や、日常のアルバイト先での出来事や下宿でのことなどなど。

何事にもすごく一生懸命に向き合っている感じがして、気持ちが良かったです。

受講する教室に到着しました

受講する教室に到着しました


講義が始まる前に、講師であるくさま剛先生(横浜市会議員)に挨拶する為に教壇に向かいました。

古くからの知人との超久しぶりとなる再会なので、固く握手。

(いつもながらフジノはツイッターやブログではその活動を追いかけていましたが、ずっとリアルではお会いしていませんでした)

こちらからは、ブログなどから知る横浜市会での活動についてお話したり、つい先日にくさまさんの選挙区の国会議員が離党をしてしまい大変な時期であることをねぎらったり。

すると、くさま先生から

「フジノさん、授業中に前に出てお話をしてくれませんか?今日は初回ということもあり、イントロダクションは30分ほどで終わります。その後はゲストとしてフジノさんにお話してほしいんです」

というリクエストを受けました。

僕は苦笑いをしながら(出たくない!話したくない!聴講に来たのであってゲストスピーカーじゃない!)も、古くからの知人の頼みは断れないよなあと曖昧な返事をして、とりあえず席に戻りました。

座席は教室の真ん中の真ん中。

教室は満員でした。受講リストは160名だそうで、人気講義なのですね。

レジュメとアンケート

レジュメとアンケート


とにかく学生さんたちの中にふつうに混ざって講義を受けました。



本当に教壇に呼び出されて、1時間ほどゲストスピーカーとしてお話をしました

こうして30分ほどが過ぎた頃、くさま先生が突然にこう切り出しました。

「実は今日、みなさんの中に現役の市議会議員がひとり来ています。横須賀市の議員さんです。横須賀市議会と関東学院大学は包括的パートナーシップ協定を結んでいるので、大学で授業が受けられるんです」

「その方も実は『マニフェスト大賞』を受賞していますので、せっかくですので今日残りの時間はその方のお話を伺うことにしましょう」

「フジノさん、どこにいらっしゃいますか?」

その瞬間、160人分の目がフジノに注がれました。

「それではフジノさん、壇上にいらしてください」

あれはリップサービスではなくて、本当にゲストスピーカーをやるのか。。。これから半年間、聴講に通うのに参ったな。

なんて考えながらも、くさま先生の為、すくっと立ち上がって教壇へと向かいました。

くさま先生が2人の関係性を話してくださり(フジノが受賞した時のマニフェスト大賞の選考にくさまさんが関わっていて、当時のフジノブログが怒りに満ち満ちていて激しかったこととか)、フジノも簡単な自己紹介をしました。

はじめのうちはインタビューをされる形で、政治家になった理由や、政治家としてメインで取り組んでいる政策などのお話をしました。

講義の最中に、壇上にて自撮りw

講義の最中に、壇上にて自撮りw


ひととおりのインタビュー形式でのやりとりが終わると、フジノが進めてきた政策について自由にお話をさせていただくことになりました。

ゲストスピーカーとして講義をする藤野英明

ゲストスピーカーとして講義をするフジノ


特に、学生のみなさんは18〜22歳がメインで受講しておられるとのことだったので、

  • この青年期に深いかかわりのある統合失調症(好発期といって発症しやすい年齢がちょうど思春期〜青年期)
  • 精神疾患・精神障がいの先に起こりうる自殺と、フジノが横須賀で進めてきた自殺対策
  • やはりこの青年期に自らの性的指向・性自認をハッキリ意識することから、性的な多様性についての正確な情報と横須賀で進めてきたSOGIに関する取り組み

についてお話させていただきました。

160人の真剣なまなざしがフジノに強く注がれているのを感じました。

160人の真剣なまなざしを感じながら、お話しました

160人の真剣なまなざしを感じながら、お話しました


「初めて政治家を観る」という方ばかりだったので、物珍しさもあったかとは思います。

けれども、とにかくみなさんの聴く姿勢が素晴らしくて、熱意を感じました。

熱意をもって聴いて下さる方々に対しては、語る側もよりいっそうの熱意をもって応えたくなるものです。全力でお話をしました。

昔は講演依頼を受けるとなんとなく認められた気がして、受けていました。県内外のいろいろなところで講演をしました(秋田、静岡、東京、横浜などなど)。

けれども数年前からずっとフジノは講演依頼を頂いても、全てお断りしています。

フジノの仕事は『議会』で政策を訴えて議論をしていくことであって、もう全てやめようと決めたのです。

だから、今日のゲストスピーカーは古くからの知人の為にあくまでも特別に(しかも満員の教室で「前に来て」と言われているのに断れないので)受けました。

人生はあらゆる機会において『一期一会』な訳ですけれど、こうしてお会いできた学生のみなさんの心のどこかに今日話した事柄(精神疾患・精神障がい、自殺対策、性的な多様性)が少しで良いから残ってくれたらいいなと願っています。

講義が終わった後、学生さんが話しかけてきてくれました。

フジノは自分の病気を隠していませんので持病を持ち服薬をしながら政治家をしていることもお話したのですが、その学生さんも内部疾患があることをお話してくれました。

人の数だけ苦労はあると思うのですが、若くて多感な時期は特に「何故自分だけこんな目に遭わねばならないのだろう」という気持ちになる時もあろうかと思います。

けれども、病気と共に暮らしながらも、僕もその学生さんも生きのびていかれるといいなあと感じました。



くさま先生、関東学院大学教務課さん、学生のみなさん、ありがとうございました

こうして1時間半の講義が終わりました。

帰りも教務課へ寄って、お礼に伺いました。

市議会との窓口になって下さっている係長に、とにかく学生さんたちが好印象だったことをお伝えして、聴講に来たのに何故かゲストスピーカーを引き受けたことをお話しつつ(これから半年も学生さんたちと一緒に講義を受けるのにやりづらくなってしまいましたと愚痴)、改めて強く感謝の気持ちを申し上げました。

包括的パートナーシップ協定の締結は、横須賀市議会と関東学院大学の両者にとって大きなメリットがあることを体感しつつあります。

議会での政策形成に大学と手を組むのはもちろんのこと、横須賀のまちでのフィールドワークに関東学院大学の学生さんたちがかなり乗り出してくれています。たびたびニュースで報じられるように、商店街や空き家のリノベーションをゼミで取り組んでくれたりもしています。

いきなりのゲストスピーカーではありましたが、今まで実物の政治家を観たり会話したことが無かった10代後半〜20代前半の若者に、

「政治家が本気で命がけで働けば、命を守ることができる」

という想いをしっかりとお伝えすることができて本当に良かったです。

学生のみなさんは、横須賀・横浜の学生はほとんどおらず(両市を足して1割もいませんでした)、卒業後はそれぞれの地元に帰っていくのかもしれません。

やがて自らのまちの課題に直面した時に、大学で学んだことを思い出して、実践に自らが取り組むという選択肢があることを思い出してほしいです。

僕は大学時代に自分がこんなふうに29〜43歳まで政治家をやらねばならない人生になるとは思いもしませんでした。

それこそ卒業後に東宝に入社できた訳ですから、もっと楽しい、夢のある、ふつうの人生をふつうのいち私人として生きていくはずでした。

けれども、何があるか分からないのもまた人生です。

たくさんの大切な人を失っていき、苦しみや悲しみにも向き合わねばならないのも人生の真実の1つです。

その時に、ただ悲しみのどん底でもがきつづけるのか。あるいは、自分と同じ想いをする人をこれ以上増やしたくないと願って、立ち上がるのか。

いろいろな人生の選択肢がこれから無限に学生のみなさんには広がっていると思います。

どうかその無限の可能性を封じこめずに、むしろ広げていってほしいなと願っています。

長い長いブログになってしまいました。

聴講の機会を与えて下さった関東学院大学さん、そして許可して下さった横須賀市議会に、心から感謝を申し上げます。

くさま先生、いきなりのゲストスピーカーはつらかったですが、聴講ありがとうございます。これから半年間よろしくお願いします。

そして、学生のみなさん、お話を聴いて下さってありがとうございました。みなさんの熱意に心を打たれました。これから半年間、机を並べさせていただきますのでよろしくお願いします。

関係者のみなさま、ありがとうございました。



廣江研さん(社会福祉法人こうほうえん理事長)のサービスの質の向上にかける凄まじい想い/地域包括ケアの事業マネジメントを考える(最終回)

「地域包括ケアの事業マネジメントを考える」最終回

今日は、東京・青山の『国際医療福祉大学大学院』へ向かいました。

大学院にて

大学院にて


15回にわたる『地域包括ケアの事業マネジメントを考える』中村秀一教授堀田聰子教授)も、早いもので最終回となりました。

フジノはこの数年間、地域包括ケアについてかなり学んできました。

それでも今回の講義シリーズを聴講して

「横須賀での地域包括ケアの実現の為に、学ぶべきことはまだまだ終わりがない」

と改めて感じさせられました。横須賀の取り組みに全国の好事例をどんどん持ち帰るのがフジノの仕事です。

今夜も素晴らしい実践を学びました。

「こうほうえんにおける地域包括ケアの取り組み」

「こうほうえんにおける地域包括ケアの取り組み」


今夜の講師は、『社会福祉法人こうほうえん』の理事長である廣江研さんです。



「社会福祉法人の経営の質」を徹底的に高めてきた廣江研さん

廣江研さんは、鳥取と東京で福祉事業を営む社会福祉法人の理事長です。

鳥取と東京で様々な事業展開をする「こうほうえん」

鳥取と東京で様々な事業展開をする「こうほうえん」


2000人規模の大きな社会福祉法人です。

こうほうえんの事業概要

こうほうえんの事業概要


こどもから高齢の方まで全ての人々を対象に、生まれてから保育〜看取りまで行なうその取り組みは、『地域』からも『社会福祉業界』からも高い評価を受けています。

サービス対象は、こどもから高齢者まで全ての人々

サービス対象は、こどもから高齢者まで全ての人々


しかし、廣江さんの取り組みへの評価はそれだけにとどまりません。

むしろ、経済産業省や『公益財団法人日本生産性本部』などの経済界からも高く評価されていることに特色があります。

何故ならば、徹底して『介護サービスの質』を高める為に絶え間なき組織改革を続けてきたからです。

徹底した経営品質向上への取り組み

徹底した経営品質向上への取り組み


ここまで徹底した例をフジノは他に知りません。

経営品質向上活動

経営品質向上活動


2001年9月、福祉業界初となる法人全体での『ISO9001』を取得しておられるように、経営の観点を全面的に導入した法人経営を行なっている姿勢が高く評価されているのです。

2010年には、『サービス産業生産性協議会』から『ハイ・サービス日本300選』に選ばれました。

第9回の受賞対象として『介護・福祉の領域』で選ばれたのですが、この『300選』で社会福祉法人が受賞したのは『こうほうえん』が初めてでした。

2013年には経済産業省から全国の社会福祉法人で唯一『おもてなし企業経営選』に選ばれました。

2014年度の「日本経営品質賞」受賞組織決定のプレスリリース

2014年度の「日本経営品質賞」受賞組織決定のプレスリリース


2014年度には『日本経営品質賞』を受賞しました。

ここで絶対に誤解していただきたくないのは、経営改革・組織改革というと単なる効率性重視や利益重視に受け止められてしまいがちですが、『こうほうえん』は全く違います。

常に『介護の質』を高める為に、組織全体としてとにかくひたすら改革を続けてきた、そのことが『こうほうえん』の最大の特徴だと評価されています。

  • おむつゼロ
  • 身体拘束ゼロ

などは、15年近い実践の積み重ねがあります。

フジノの父は植物状態だったこともあり、12年間の闘病生活中は常におむつを着用していました。そうした現実と比べると、『こうほうえん』のすごさは身にしみて分かります。

身体拘束廃止を宣言し、ゼロを実現し続けている

身体拘束廃止を宣言し、ゼロを実現し続けている


また、フジノがこれまでたくさん見学してきた特別養護老人ホームや介護老人保健施設などと『こうほうえん』が違うところは、『職員の方々が小走りにならない』という点が象徴的かもしれません。

これは、なかなかできないことです。

廣江研理事長による講義

廣江研理事長による講義


2000人規模の法人ですが、『こうほうえん』は『人財』こそ命と捉えて、離職も極めて低く、イノベーションも常に起こっている様子が感じられました。

売上の1%を常に人材への投資に充てている、これはすごい!

売上の1%を常に人材への投資に充てている、これはすごい!


ただ、講義では1時間半しかありませんのでエッセンスしか分かりませんでした。

フジノは介護人材・福祉人材・医療人材の不足(離職)に常に答えを求め続けてきました。

「人材不足なんて『こうほうえん』では起こさないし起こらない」とおっしゃる、廣江理事長の経験に裏付けられた自信たっぷりの語り口をもっと学びたいと思いました。

『こうほうえん』に2年以上かけて取材した井上邦彦さん(ライター)のルポが出版されているので、後日必ず読むことに決めました。

(*後日追記:購入してすぐに読み終えました。『こうほうえん』の取り組みがさらによく理解できました。本当におすすめです)





こうして、半年間の講義が終わりました。

今回は単に『地域包括ケア』の成功事例にとどまらず、事業マネジメントに革新的な取り組みを行なっている法人・地域の事例をたくさん学ばせて頂きました。

ここでの学びはは、必ず横須賀の地域包括ケアの実現に向けて活かしていきます。

中村先生、堀田先生、半年間ありがとうございました。



「Share金沢」はじめ「社会福祉法人佛子園」の取り組みは単に「日本版CCRC」の枠組みにおさまらない素晴らしい地域づくりでした/地域包括ケアの事業マネジメントを考える

ぎっくり腰発症後、初めて大学院の聴講へ

今夜は、ぎっくり腰を患って以来、初めての大学院での聴講でした。

案の定、帰宅ラッシュでぎゅうぎゅう詰めの東京メトロ銀座線(朝には火災騒ぎがありました)に苦しめられました。

「パニック発作が出るんじゃないか」という予期不安に加えて、「横須賀から遠く離れたこんな場所でぎっくり腰が起こって動けなくなったらどうしよう」という恐怖にさいなまれて、とても苦しかったです。

国際医療福祉大学院にて

国際医療福祉大学院にて


2回ほど途中下車して、なんとかたどりつくことができました。

これを見越して1時間半以上早く出発していたので、講義開始にはなんとか間に合うことができました。



後期は「地域包括ケアの事業マネジメントを考える」を受講しています

さて、2015年度後期に受講したのは、中村秀一先生堀田聰子教授による

『地域包括ケアの事業マネジメントを考える』

です。

地域包括ケアの事業マネジメントを考える

国際医療福祉総合研究所 所長 中村 秀一
医療福祉学分野 教授 堀田 聰子

地域包括ケアシステムを構築していくために求められることは何か。

地域包括ケアシステムの5つの構成要素(住まい、生活支援・福祉、保健・予防、介護・リハビリテーション、医療・看護)を踏まえ、安心して暮らし続けられる地域を支える事業展開とそのマネジメントのあり方について、事業経営責任者をお招きして考えます。

講師の人選に当たっては、地域性、法人主体、事業種、事業規模の観点からのバランスを配慮したので、多様なアプローチを学ぶことができます。

中村先生は「後期の講義は、堀田聰子教授に人選をメインにしていただいた」とおっしゃっていました。

実際、すさまじいメンバーが講師として勢揃いしました。

この聴講料(15回の講義で3万4000円)でこれだけのすごい方々に出会い講義を受けられるのですから、「破格」と言っていいと感じています。

講義名講師
地域を面で経年的に支える仕組みづくり〜小規模事業所でもできる地域リハビリテーションの実践と可能性一般社団法人りぷらす
代表理事 橋本 大吾
生きづらさを支える 地域での生活・居住支援~ふるさとの会の実践報告特定非営利活動法人自立支援センター ふるさとの会
代表理事 佐久間 裕章
在宅医療・在宅介護・生活支援の統合ケアマネジメント~社内資源の水平統合とリーダーシップ株式会社やさしい手代表取締役社長 香取 幹
ソーシャルキャピタルシェアモデル~まちづくりとしての地域包括ケアささえるグループ
代表 村上 智彦
福祉で描く地方創生社会福祉法人佛子園
理事長 雄谷 良成
「富山型デイサービス」の日々特定非営利活動法人このゆびと~まれ
理事長 惣万 佳代子
過疎地における安心して暮らし続けられる地域共生型事業の展開社会福祉法人ゆうゆう
理事長 大原 裕介
「地域密着型サービスが高齢者だけ見ているならサギ!」~「藤沢型」事業と地域マネジメント株式会社あおいけあ
代表取締役社長 加藤 忠相
介護拠点の地域展開と地域包括ケア地域密着型総合ケアセンターきたおおじ
「リガーレ暮らしの架け橋」代表 山田 尋志
地域に根づいた社会福祉法人天竜厚生会の取り組み~地域包括ケアシステムの構築に向けての実践事例社会福祉法人天竜厚生会
理事長 山本 たつ子
地域包括ケアに貢献する医療介護事業 ~尊厳の保障と自立支援へ向けて医療法人博愛会・医療法人和香会 理事長 江澤 和彦
地方都市でCCRCを中心に農業・教育を通じた街づくりに挑む公益財団法人星総合病院
理事長 星 北斗
「地域とともに生きる」を支援特定非営利活動法人たんがく
理事長 樋口 千惠子
目指すべき地域像 助け合いの仕組みをどう定着させるか~新総合事業と生活支援体制整備事業の視点から公益財団法人さわやか福祉財団 理事長 清水 肇子
こうほうえんにおける地域包括ケアの取組み社会福祉法人こうほうえん
理事長 廣江 研

すでに9月29日に開講しています。

けれどもフジノは9月議会とぎっくり腰の発症で4コマも続けて欠席してしまいました(もったいない!)。

欠席した学生向けにはWEBで『録画中継』を観ることができますので、もちろん全ての講義は観ています。

でも、やはり『その場で実際に質疑を交わせる』ことはとても大きいです。時間の許す限り、必ず出席するようにしています。



社会福祉法人佛子園理事長・雄谷良成さんは本当にすごい実践家でした

今夜の講師は、『社会福祉法人佛子園』理事長の雄谷良成さんです。

『佛子園』の取り組みが評価されてきたのは今に始まったことではありません。

しかし昨年から今年にかけては、もはや『圧倒的』としか表現できないくらい、全国からすさまじく注目されています。

雄谷良成さん

雄谷良成さん


『まち・ひと・しごと創生本部』の会議の1つである『日本版CCRC構想有識者会議』においても、日本におけるCCRCの代表的な動きの筆頭に挙げられました。

「日本版CCRC構想有識者会議(第1回)」配布資料2・日本版CCRC構想を巡る状況より

「日本版CCRC構想有識者会議(第1回)」配布資料2・日本版CCRC構想を巡る状況より


特に、『Share金沢』を視察・見学に訪れる人々の数はすさまじく昨年は年間20万人、今年はこのままのペースでいくと40万人にのぼるとのこと。

同資料より

同資料より


政治家では、地方創生担当である平将明副大臣(2015年8月22日)はもちろんのこと、安倍総理(2015年4月11日)までもが視察に訪れました(民主党の岡田克也代表も8月23日に視察に訪れています)。

今夜の講義の内容も、フジノがあえて記すまでもありません。

インターネットを検索すれば、社会福祉法人佛子園のあらゆる取り組みを紹介するすさまじい数の記事が掲載されています。

例えば、内閣府の制作した政府インターネットTVでも大きく取り上げられていますので、ぜひご覧下さい。

参考に、いくつかリンクを紹介します。

こちらこちらをご覧下さい。

フジノはパニック障がいがあるので現地を訪れることはできません。

けれどもすでにここまで情報発信があらゆる媒体でなされていて、さらには今夜の講義で生の雄谷理事長のお話もお聴きすることができました。

佛子園の素晴らしい実践をしっかりと吸収して、横須賀の為に活かせるようにしたいです。



後日追記(12月9日)

横須賀市はここ数年間の人口流出が激しく、全国ワースト1〜2位の多さとなっています。

その横須賀市から『Share金沢』に移住された方のことが、毎日新聞2015年12月9日の記事で報じられていました。

以下に、一部を引用させていただきます。

くらしをひらく 高齢者、地方移住
金沢の民間施設、73歳「理想通り」 仕事・交流・趣味の畑

政府が進めようとしている『日本版CCRC』は、既に民間での取り組みが始まっている。

約2年前に社会福祉法人がオープンさせた『シェア金沢』(金沢市若松町)は成功例の一つとされ、全国の市町村や民間事業者の視察が相次いでいる。

シェア金沢の主な施設

「シェア金沢」の主な施設


『シェア金沢』の『移住生活』を見て、課題を探った。

共同売店で働く鈴木さんは「予定が空いているときは手伝っています」と話す=金沢市で

共同売店で働く鈴木さんは「予定が空いているときは手伝っています」と話す=金沢市で


「いらっしゃい。今日はカップめんは買って行かないのかい」

11月下旬、『シェア金沢』の共同売店で鈴木総七郎さん(73)は客の男性に声をかけた。慣れた手つきで日用雑貨を売っている。

鈴木さんは『シェア金沢』の住人、買い物に来た男性も敷地内の障害者施設で働いている。男性は「ここらへんで鈴木さんのことを知らない人はいないよ」と話す。

約3.5ヘクタールの敷地内には約30の建物が並ぶ。

移住高齢者が住むのは、見守りサービスの付いた『サービス付き高齢者向け住宅』(サ高住)。1〜2階建てで6棟(計32戸)あり、60〜90歳代の約40人が入居し、半数が首都圏や近畿圏などからの県外出身者だ。

それぞれの棟に担当職員がおり、毎日朝夕の2回、安否確認を行う。残り1戸には6世帯の申し込みがある。

敷地内には学生や障害児らが暮らす住宅もある。

鈴木さんら住人が共同出資した売店のほか、入浴施設やレストラン、グラウンドも併設され、多世代が暮らす一つの「街」だ。

日常的に顔を合わせるだけでなく、地元住民が経営する店舗や、時には学生のライブなどで自然に交流が生まれる。

『シェア金沢』の施設長は「移住高齢者だけで閉ざされていないことが移住者、地域双方にとって満足度を高めているのではないか」と話す。

神奈川県横須賀市出身の鈴木さんが入居したのは今年4月。

60歳で定年を迎えた後、市内で暮らしていたが昨年春に妻に先立たれた。

子どもに負担をかけたくないが、まだ健康だったため、介護施設ではなくサ高住を探した。

「厚生年金でやりくりできる」「都市部が近い」「地域住民との交流がある」などの条件で探し、『シェア金沢』に決めた。金沢は旅行で訪れたことがあるだけだった。

鈴木さんは月額12万円の約42平方メートルの1LDKに住む。朝7時に起床し、夜10時に就寝。週に1〜2日は共同売店で働く。障害のある子どもたちと交流するうちに介護にも関心を持ち、週に4日ほどは敷地内で介護士としても働く。

空いた時間は敷地内の畑でタマネギやサツマイモなどを育てる。鈴木さんは「自分の思い通りの生活をしているのが介護予防にもつながっている。自由にやりたいことがある人には向いている」と満足げだ。

入居者のうち7人が要介護・支援の認定を受けているが、敷地内には訪問介護ステーションがあり、介護サービスを受けられる。高齢者デイサービスでは血圧や脈の測定といった健康管理のほか、体操や陶芸、料理教室などの日替わり講座なども用意されている。

介護士の中村雅美さん(40)は「新たに介護が必要になった人も、以前から顔を合わせる機会が多いので親しみやすい」と話す。

(以下、省略)

【阿部亮介】



一読して

「ああ、鈴木さんは暮らしづらい横須賀市にムリに住み続けるよりも、『Share金沢』に早めの住み替えをして大正解でしたね!」

と感じました。

社会保障・社会福祉をメインの政策とする政治家として、「『早めの住みかえ』は良いことだ」とフジノは考えています(市議会でもその必要性を訴えてきました)

横須賀市も横須賀市議会も人口流出を問題視していますが、フジノの立場は違います。

この横須賀市という『行政区分』に、人をムリに引き止めることは不可能です。

人には生存本能がありますし幸福追求権がありますから、住みづらいまちにムリに住み続けさせようなんていう政治・行政の発想自体がおこがましいし、おかしいです。

政治家としてフジノは、市民のみなさまがお元気で長生きして下さるならば、暮らしやすく自己実現ができる他の地域や『Share金沢』のようなエリアに引っ越すことには大賛成です。

横須賀を離れた鈴木さんがいつまでも健康でお元気に暮らしていかれることを願ってやみません。

大切なことは、『ご自分の意思』で決めた『早めの住み替え』です。

例えば、80代後半になって要介護度があがってから特別養護老人ホームに入所させられる、なんていうのは『早めの住み替え』とは対極のものです。

そして、政府が進めている東京一極集中を解消する手段としての『高齢者の地方移住』も違います。

それでは『単なる引っ越し』です。

あくまでも『Share金沢』のように、赤ちゃん・こども・青少年・大人・高齢の方まで気軽に集まっているコミュニティで毎日つながりを感じて暮らせる、そういうところならば『早めの住み替え』が良い形で機能します。



データヘルス計画の日本での第一人者・今井博久先生のお話を伺いました/Health Care Inovation21研究会

とりいそぎ、画像だけでごめんなさい。

会場のプラザ神明にて

会場のプラザ神明にて

講師の今井博久先生

講師の今井博久先生

「データヘルス計画におけるKDBの利活用」

「データヘルス計画におけるKDBの利活用」

熱く語る今井先生

熱く語る今井先生

成功するデータヘルス計画とは?

成功するデータヘルス計画とは?

最後に

最後に