教育長が7月末で辞職すると突然の発表がありました/新しい教育長にはどんな時もこどもたちを常に最も大切にする方の就任を期待します

昨日、突然「あいさつをしたい」との連絡を受けました

昨日、市役所から連絡を受けました。

「明日、藤野議員が教育委員会定例会の傍聴をされた後、少しお時間いただけませんか。教育長から藤野議員にご挨拶に伺いたいとのことです」

と言われたので、問い返しました。

「お会いする理由は何ですか?」

「今は申し上げることができません」

そこで改めて、問い返しました。

「その挨拶をする相手というのは僕だけですか。それとも市議会の全議員に対してですか?」

「藤野議員だけでなく、全議員を回るようです」

との返答でした。

このやりとりですでにフジノは、『教育長が挨拶をしたい理由』を察しました。

新しい市長へ交代して、そしてこのタイミングで「全議員を回って挨拶をしたい」となれば1つしか理由はありません。

『辞任』です。

フジノは教育委員会定例会の傍聴後にすぐに別の仕事があるので、ご挨拶を受けることは丁寧にお断りをしました。

「今日の教育委員会定例会が、青木教育長にとっては最後の晴れ舞台になるのだろうか」

と考えながら、けさの定例会を迎えました。



午後、全議員宛に報告がありました

教育委員会定例会が終わった後、フジノは仕事で東京都内へ向かいました。

15時過ぎに、全議員宛の連絡がありました。

以下の文書が報告されました。

市議会議員宛に報告された青木教育長の辞職

市議会議員宛に報告された青木教育長の辞職


何の理由も記されていない、1行だけの報告です。

平成29年(2017年)7月21日

市議会議員 様

教育委員会

青木教育長の辞職について

標記について、平成29年7月31日をもちまして、青木教育長が辞職いたしますのでお知らせいたします。

事務担当:教育委員会事務局 教育総務部 総務課

同じように、横須賀市のホームページにも1行だけの報告が掲載されました。

横須賀市のホームページにも辞職が掲載されました

横須賀市のホームページにも辞職が掲載されました


これだけの文章を読んで、市民のみなさまはどうお感じになったでしょうか。



前市長が誤った人事を行ない、ご本人も学校現場も混乱し苦しんだ3年半でした

そもそもフジノは、現教育長の就任に強い反対を示しました。

市議会では、人事案件については質疑をしないという不文律(文章でルール化されていない紳士協定)がありました。

しかし、あえてそれを破りました。

吉田前市長が人事議案を出した時に、市長に対して教育長の職責にふさわしい方では無いという立場で、厳しい質疑を行ないました。

フジノの強い反対にもかかわらず、2014年2月1日付けで就任することになりました。

それから3年6ヶ月。

前市長による誤った人事によって、横須賀の児童生徒たちは『学力テスト』も『体力テスト』も全国平均を下回り続けました。

そもそもこどもたちの『学力』も『体力』も、衣食住・生活習慣・家庭環境が安定していれば向上していくものです。

けれども、横須賀の生活困窮世帯の中学生たちはお昼ごはんを食べることもできませんでした。

こどもの貧困にしっかりと向き合おうとしてこなかった訳で、『学力』も『体力』もアップしないのは当然の結果です。

さらに、『いじめの被害』にあうこどもたちの多さ(2015年度、小学校240件、中学校160件)、『不登校』になってしまうこどもたちの多さ(2015年度、小学校127名、中学校480名)。

横須賀のこどもは危機に晒され続けてきました。

教職員による信じられないような体罰(体罰という名前は生ぬるく、『暴力』です)も無くなりませんでした。

さらに『体罰』を隠す傾向さえあるのです(中学校教職員が生徒を体罰で負傷させた上に不適切な発言を行なった為に県教育委員会が1月に懲戒処分を決定したが、本件を教育委員会定例会にも市議会にも報告さえしていない)。

また、放射性物質に汚染された高濃度の除染土を、学校の敷地内に埋めたままにし続けました。

「8000ベクレルを超える除染土は無い」という虚偽答弁をフジノに行ないながらも、測定した結果、1万数千ベクレルを超えた除染土の存在が明らかになった後も「虚偽答弁ではない」と言い張り続けました。

フジノは学校教職員の方々と勉強会を続けています。

残念ながら、こうした現場の先生方から教育長への信頼は最後まで得られませんでした。

ハッキリと申し上げます。

このような教育行政を進めてきた教育長は、全く不適格だったと申し上げざるをえません。

こどもたちと向き合う仕事には全く向いていない方を、前市長が自らのイエスマンを就任させたが故に、横須賀のこどもたちはより良い教育を受ける機会を逃しました。

前市長の責任は極めて重いと言わざるをえません。

今回の退職の理由は、知りません。

上地市長のお考えなのか、あるいは、前市長に任命されたので自らお辞めになることを決めたのか、知りません。

フジノはこれまでの教育長の発言の数々から、市民から罷免要求があってもおかしくないと感じてきました。

これで良かったのだ、とハッキリと申し上げます。



こどもたちがいつも一番大切にされる教育へ横須賀は生まれ変わらねばなりません

これから、横須賀の教育を大きく変えていかねばなりません。

こどもたちがもっともっと衣食住・生活習慣を安定してこのまちで成長していかれるような教育に変えていかねばなりません。

保護者のみなさんは教育委員会のことを全く身近に感じておらず、市民に開かれた教育委員会だと全く感じていない現状を変えていかねばなりません。

教職員のみなさんの過重労働は、もはや過労死ラインを超えています。教職員のみなさんがこどもたちと向き合える心理的・肉体的・時間的な余裕が持てる労働環境に変えていかねばなりません。

横須賀の教育は、危機的状況にあります。

大きく変えていかねばなりません。

教育行政のリーダーがこどもたちのことを常に一番大切に考える方でなければ、絶対に教育は変わりません。

前教育長おひとりに責任をおしつけるつもりはありません。

しかし、リーダーの姿勢をみて教育委員会事務局や学校現場は変わります。

もっとこどもたちが健やかにのびのびと暮らしていかれるように、

どのような家庭に生まれてもこの厳しい社会を生き延びられるように、

横須賀はこどもたちを守り育てていく教育行政を進めていく為に、

どんな時であろうとも絶対こどもたちを一番大切にする。

そんな方を新しい教育長に任命してほしい、と上地市長に強く期待します。



「中学校完全給食はセンター方式で実施する」と教育委員会が正式決定しました/教育委員会定例会(2017年7月)

教育委員会定例会、傍聴者多数となりました

今日は、教育委員会定例会が開催されました。

教育委員会定例会の会場前にて

教育委員会定例会の会場前にて


傍聴を希望する方々が多かった為、抽選となりました。

隣の部屋に音声だけ流す形で、抽選に漏れた方々への配慮がなされました。

かねてからフジノが提案し続けてきた『教育委員会定例会のインターネット中継』を、教育委員会は一刻も早く実施すべきです。

傍聴可能にしていて公開している会議を、こんなふうに抽選漏れで隣の部屋で音だけ聴かせるなんてことは市民のみなさまへの情報公開の姿勢が大きく遅れています。

そもそも教育委員会は閉鎖的で、かつては傍聴者が資料の持ち帰りさえできませんでした。

2013年にフジノが市議会で改善を提案して、2015年9月からやっと実現したという経緯があります。

市民のみなさまに開かれた教育委員会の姿勢を今後もフジノは強く求めます。



中学校給食の「実施方式」が「正式決定」されました

さて、本日の議事は『中学校完全給食の実施方式』がメインでした。

教育委員会定例会・議事次第より

教育委員会定例会・議事次第より


先日開催された総合教育会議での協議結果を受けて、教育委員会の正式な機関決定とされました。

5名の委員がひとりずつ意見を述べました。

そして、採決の結果、5名全員が賛成で可決されました。

これによって中学校完全給食の実施方式が正式にセンター方式に決定されました。

5名の委員の述べた意見を聴いていても、そこに『市民の声』『保護者の声』『児童生徒の声』を重視する意見はほぼありませんでした。

あくまでも『学校現場の声』『教職員の声』によく耳を傾けた、ということが述べられ続けました。

フジノは、大変に強い不快感を抱きました。

確かに今、学校現場は疲弊しきっており、教職員のみなさまの残業時間の異常なまでの多さが問題になっています。

しかし、その問題とこどもたちの栄養を守る為の取り組みは全く別の問題です。

今までずっと教職員のみなさまの過剰な労働時間を改善する為の取り組みを放置してきたくせに、それを給食の問題にすりかえるのは間違っています。

本当に残念です。

終了後に、傍聴をしておられた他の議員・市民の方々と意見交換をしましたが、みなさん同じご意見でした。

インターネット中継をしていれば、多くの市民の方々もフジノと同じ怒りを抱いたことと思います。

教育委員のみなさまは、誰の為に働いているのでしょうか。

視点の置き方がおかしくありませんか。



午後に追記:教育長から全議員宛に報告がありました

午後になって、教育長から全議員宛に以下の文書で報告がありました。

平成29年(2017年)7月21日

市議会議員 様

教育委員会教育長

中学校完全給食はセンター方式で実施することに決定しました

本日開催した教育委員会7月定例会において、中学校完全給食の実施方式をセンター方式(共同調理場方式)とし、センターを1カ所整備することを決定しました。

中学校完全給食の実施方式については、平成28年度に「横須賀市立中学校完全給食実施方式検討に係る調査」を実施するとともに、これまで、市議会に設置された中学校完全給食実施等検討特別委員会を始め、教職員や保護者で構成する中学校完全給食推進連絡協議会や庁内に設置した中学校完全給食推進本部・専門部会などから多くのご意見をいただき、検討してきました。

本日の実施方式決定に先立ち、7月18日に開催した総合教育会議では、これまでの検討経過を踏まえた上で、市長と教育委員が実施方式について協議をしました。

市長からは、全校開始時期の差がなく早期実施でき、長期的に見て費用を抑えることができるのはセンター方式であると考えていることなどについて、また、教育委員
からは開始時期に差がないことや横須賀市の小・中学校の実情を踏まえて、児童生徒の教育活動への影響を考慮するとセンター方式が現状とれる最善の方式であることなどについて、それぞれ意見を述べ、実施方式について方向性が一致していることを確認しました。

また、今後の中学校完全給食実施に向けて、市長からは、全部局一丸となって取り組み、早期により良い形で給食を実施できるよう全力を尽くしていきたいとの発言が
ありました。

また、教育委員からは、学校現場から意見をしっかりと聴きながら課題を解決し、進めていきたいとの発言がありました。

今後は、センターの用地選定を行うとともに、基本計画を作成するなど、具体的な準備を進めます。

以上です。



【速報】中学校給食の導入、教育委員会が正式に決定しました/教育委員会定例会(2016年6月)

速報、中学校への完全給食の導入が教育委員会で正式に決定されました

本日、教育委員会定例会(2016年6月)が開催されました。

教育委員会定例会(2016年6月)の会場前にて

教育委員会定例会(2016年6月)の会場前にて


そこに、中学校への完全給食の導入を決定する為の議案が出されました。

なんと、異例の『教育委員会委員・全メンバーでの議案の提出』です。したがいまして反対者はおらず、全会一致で可決されました。

その議案をご紹介します。

議案第34号

中学校の昼食のあり方に関する基本方針及び行動計画について

中学校の昼食のあり方に関する基本方針及び行動計画について次のとおり定める。

平成28年6月27日提出

横須賀市教育委員会
委員長 荒川由美子
委員長職務代理者 三浦博太郎
委員 森武洋
委員 小柳茂秀
教育長 青木克明

中学校の昼食のあり方に関する基本方針及び行動計画

  • 基本方針
    望ましい昼食のあり方を実現するため、全員喫食による完全給食を実施する



  • 行動計画
    1. 安心・安全な給食を提供する
    2. 温かく、おいしい給食を提供する
    3. 生徒の昼食時間を確保する
    4. 栄養教諭や学校栄養職員を効果的に配置する
    5. 小・中学校問で一貫した食に関する指導を行う
    6. 生徒の食への関心を高める取り組みを充実させる
    7. 教職員の負担軽減策を講じる

(提提案理由)
平成28年7月に開催する総合教育会議において、中学校の昼食のあり方について市長と協議するに当たり、教育委員会としての基本方針及び行動計画を定めるため

さらに、詳細な内容が示された別冊『中学校の昼食のあり方について』があります。PDFファイルでご覧いただけますので、こちらをクリックして下さいね。



次は7月8日「総合教育会議」、ここで正式な市の決定になります

これで『教育委員会』は『中学校完全給食の導入』が正式決定となりました。

分かりづらいのですが、次は『横須賀市の正式な決定』とする必要があります。

その決定が行われるのは7月8日開催の『総合教育会議』です。

総合教育会議のスケジュール

総合教育会議のスケジュール


ここで『正式な市の決定』になります。

ようやくここまでこぎつけましたね。中学校完全給食の導入決定まで、あとまもなくです!



後日追記:翌日の神奈川新聞が報じてくれました

神奈川新聞S記者は、ここ数カ月毎回必ず教育委員会定例会を取材に来て下さっています。

お忙しいのは承知の上なのですが他社の記者のみなさまにも、ぜひ神奈川新聞のように取材にいらしてほしいと願ってやみません。

2016年6月28日・神奈川新聞より

2016年6月28日・神奈川新聞より




さらにタウンニュース7月1日号でも報じられました。

2016年7月1日・タウンニュース

2016年7月1日・タウンニュース



市立大楠幼稚園・諏訪幼稚園の廃園の「延期」が正式に決定しました。子ども・子育て支援新制度の「施設型給付幼稚園」に移行します/教育委員会定例会(2016年5月)

教育委員会定例会、今日も複数の傍聴がありました

今日は午後から『教育委員会定例会』が開かれました。

教育委員会定例会の会場にて

教育委員会定例会の会場にて


教育委員による毎月の定例会(=教育委員会定例会)の場を市民のみなさまに傍聴していただきたくて、3年前から『STOP!傍聴者ゼロ』キャンペーンをを続けてきました。フジノ以外は傍聴者ゼロということがずっと続いていたからです。

けれども、ここ数回は複数の市民の方々が来て下さるようになり、市議も何人かは来るようになり、さらに神奈川新聞社も取材に来て下さっています。

傍聴者決定に向けての番号棒

傍聴者決定に向けての番号棒


今回もフジノを含めて7名の傍聴者でした。市民の方3名、市議3名、神奈川新聞の記者の方1名です。

『教育委員会定例会』は横須賀の教育の方向性を決める重要な場です。傍聴に来て下さった方々には深く感謝しております。

ありがとうございます。

そして、お忙しくて実際に傍聴に来られない方の為にもフジノはインターネット生中継・録画中継の公開を提案してきました。早期の実現を目指したいです。



教育委員会が「方針転換」を正式に「議決」することになりました

今日の議事は下のとおりで、

  • 議案第24号 市立幼稚園の廃園の議決の改正について
  • 議案第25号 市立幼稚園の子ども・子育て支援新制度への移行について

の2つの議案が審査されました。

今回の議事日程

今回の議事日程


この『議案第24号・市立幼稚園の廃園の議決の改正について』の説明資料には、こう記されています。

市立幼稚園廃園の議決の改正について


  1. 「市立幼稚園の廃園について」(平成27年8月21日議決)について


    市立幼稚園の廃園時期については、当初、平成29年度末とする方向で検討を進めていましたが、市議会や、保護者等を対象とする説明会での『(仮称)中央こども園』の開設時期と廃園時期を合わせることや、私立幼稚園での3年保育を考えた場合、時間的余裕がないとのご意見を踏まえ、平成30年度末で廃園とする議決をいただきました。

  2. 市立幼稚園を取り巻く状況の変化について


    (1) 『(仮称)中央こども園』の開設の遅れ
    平成31年4月を予定していましたが、建設用地について、所有者である国の提示価格と市の鑑定結果が折り合わず、平成27年度中の用地取得ができませんでした。

    その為、平成28年第1回市議会定例会の補正予算審議において、こども育成部から開園が最低でも1年遅れる旨の説明がありました。

    なお、平成28年第2回定例会において、こども育成部から『(仮称)中央こども園』の開園時期に関する報告があると聞いております。


    (2)長坂地区の廃棄物処理施設の設置に関する協定書
    昭和51年当時、長坂地区における廃棄物処理施設の設置に関する地元町内会との協定書の存在が明らかとなり、その中で、大楠幼稚園の設置に関する記述が確認されました。


  3. 議決の改正理由


    廃園時期を平成30年度末とした理由の一つである『(仮称)中央こども園』の開園時期が遅れることとなったこと。

    また、大楠幼稚園の設置に関する地元町内会との協定書の存在が明らかとなったことから、平成30年度末の廃園は困難であると認識しています。

    しかし、教育委員会事務局として、市立幼稚園の存在意義が薄れたとの認識は変わりませんので、今後、市立幼稚園を取り巻く状況を踏まえ、あらためて廃園時期を決定する必要があると考えています。


文章では分かりづらいので、図にしました。

市立幼稚園をめぐる教育委員会の動き(フジノ作成)

市立幼稚園をめぐる教育委員会の動き(フジノ作成)


昨年(2015年8月)、教育委員会は正式に『市立幼稚園の廃止』を議決しました。

決定前から、廃止に反対する多くの市民の方々の活動がありました。議決された後も、その声はやみませんでした。

さらに、前回(4月22日)の定例会の場で、市立幼稚園の廃止の撤回を求める請願が出されました。

その請願には、廃止を撤回せざるをえない決定的な証拠もあって、教育委員会はこれまでの廃止の方針を転換せざるをえなくなりました。まさに市民の方々の強い想いと行動力の勝利でした。

教育委員会は『議案』として正式に1度『議決』してしまったことなので、方針転換をする為には今日改めて『廃止延期の議案』を『議決』しなければならなかったのです。

廃園の時期を正式に延期とする議案第24号

廃園の時期を正式に延期とする議案第24号


上が『廃止延期の議案』です。

絶対にみなさまに忘れていただきたくないのは、残念ながら今回の決定は『廃止とりやめ』ではなくてあくまでも『廃止延期』でしかありません。

フジノとしてはこれからも市民のみなさまと意見交換を続けていき、こどもたちの教育・保育環境がこどもたちと保護者の方々にも安心していただけるように、改善を訴えていきます。



子ども・子育て支援新制度の「施設型給付幼稚園」に移行します

もう1つの議案もかんたんに説明いたします。

市立2幼稚園を「施設型給付幼稚園」に平成29年度から移行する議案

市立2幼稚園を「施設型給付幼稚園」に平成29年度から移行する議案


下が教育委員会による説明資料です。

市立幼稚園の子ども・子育て支援新制度への移行について


  1. 子ども・子育て支援新制度(以下『新制度』)について


    質の高い幼児期の教育と保育の総合的な提供等を目的として、平成24年8月に成立した、『子ども ・子育て支援法』『認定こども園法の一部改正』『子ども ・子育て支援法及び認定こども園法の一部改正法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律』の、子ども・子育て関連3法に基づく制度です。

  2. 新制度に移行した幼稚園について


    下記1または2を選択することになりますが、 市立幼稚園については、2の「施設型給付」幼稚園に移行することになります。

    1.認定こども園…学校教育と保育を提供する施設
    2.『施設型給付』幼稚園 …学校教育のみ提供する施設


  3. 新制度に移行した場合の主な変更点


    利用者は、市町村に対し『保育の必要性』の認定を申請し、1号認定(教育標準時間認定教)の認定証の交付を受けます。

    利用者負担(保育料)については、実施主体である市町村が定めますが、原則として、世帯の所得状況に応じた応能負担となります。


  4. これまでの経緯について


    文部科学省は、平成27年度の新制度施行時から、すべての公立幼稚園は移行するという考え方でした。

    しかし、教育委員会事務局として、在園中の保護者に対し、入園説明会で説明をしていないこと、また平成24年度に保育料を値上げした直後であり、サービス内容の変わらない中で、さらに保育料負担噌となる世帯への配慮、また当時、平成29年度末での廃園を検討していた状況などを総合的に判断し、これまで、新制度に移行しない公立幼稚園として運営してきました。


  5. 今後の方針について


    国から引き続き新制度への移行を促す指導がある中、廃園時期を先送りするとした場合、旧制度のまま運営することは適当ではないと判断しました。

    そのため平成29年度から新制度の幼稚園に移行する必要があると考えます。

    なお、本議案の議決後には新制度移行に係る条例等の改正の手続きを進めてまいります。


これは、市民のみなさまにとってはあまり影響はありません。

財源がどこから出てくるか、そのしくみが変わるだけです。

内閣府ハンドブックから「施設型給付」の説明

内閣府ハンドブックから「施設型給付」の説明


上の図は内閣府の作った子ども・子育て支援新制度のハンドブックです。

これまでは、保育園・幼稚園・こども園とバラバラだった財源の在り方を『施設型給付』に一本化した、というものです。

横須賀市は市立2幼稚園を廃止するつもりだったので、新制度に移行していませんでした。

しかし、今後も市立2幼稚園を継続していくので新制度に移行する、財源は『施設型給付』となる、という内容の議案です。これも可決されました。

改めて、諏訪幼稚園を廃止させずに存続すべく活動を続けてきて下さった市民のみなさま、本当にありがとうございました。

同じく、大楠幼稚園を廃止させずに存続すべき活動を続けてきて下さった市民のみなさま、本当にありがとうございました。

ともに、関わって下さった全ての方々に対して、心から「おつかれさまでした」「ありがとうございました」とお伝えしたいです。

こどもたちの教育・保育環境を守り、より良いものにしていく為に、どうかこれからも力を貸して下さい。

これで正式に廃止の延期が決定しました。

本当にありがとうございました!



本日の教育委員会定例会で請願が2件も出ました。しかも重要な案件です!/かねてから「教育委員会への請願」が市民に活用されていない現状の改善を求めてきました

市民のみなさまは教育委員会に対して「請願」「陳情」を出すことができるんです

横須賀市教育委員会は、市議会と同じように『請願』『陳情』を受ける仕組みをとっています。

市民のみなさまにとって教育はとても身近なものであり、ご意見や様々な想いがたくさんあるはずです。

しかし残念ながら積極的にその仕組みが活かされていません。

何故ならば、『教育委員に対して請願・陳情ができる』というアナウンスが全くなされていないからです。

フジノはこのことをとても問題視してきました。

例えば、どうやって提出したら良いのかなどの記述が教育委員会のホームページには全くありません。

2015年9月29日・教育福祉常任委員会での質疑より

フジノの質問

 
では、質問を移します。
 
『事務概要』の259ページに戻りますが、定例会の、4番に当たりますが、教育委員会の秘書及び会議に関することで、教育委員会の会議と審議議案などについての結果が掲載されていますが、平成26年度については『請願』がゼロ件でした。

「2015年度事務概要・教育委員会事務局」より

「2015年度事務概要・教育委員会事務局」より


教科書の採択の年は『請願』が出るのが大体常なのですが、そうであったにもかかわらず『請願』も出なかった。

「何故か」というのを考えながらいろいろなことを調べてみたのですが、横須賀市教育委員会のホームページについては、『教育長のメッセージ』を毎月読ませていただいているのですが、そういうメッセージはあるのですが、教育委員会委員については何らかの意見表明が載っているとか、「御意見をお寄せください」というような言葉は載っていなくて、あくまでも教育委員会事務局が「御意見をお寄せください」と書いてある。

「教育委員会へのご意見はこちら」と書いておきながら実際には「教育委員会事務局」の宛先しか出ていない

「教育委員会へのご意見はこちら」と書いておきながら実際には「教育委員会事務局」の宛先しか出ていない

それから、横須賀市議会では『請願』を市民の皆様からの政策提案と受けとめて「請願をぜひ出してください」と、そして、その場合においては陳述も合意が得られればできると広報しているのですが、横須賀市教育委員会のホームページでは請願に関する記述が一切無いのです。

横須賀市教育委員会のホームページ

横須賀市教育委員会のホームページ


しかし、教育委員会会議規則第4章では請願について定められておりまして、第24条請願の提出から第27条請願・陳情者の発言許可まで、細かい規定もされております。
 
「横須賀市教育委員会会議規則」第4章より

「横須賀市教育委員会会議規則」第4章より


市民の皆様の教育に対するニーズや要望はいつも大きいにもかかわらず、平成26年度は何故『請願』がゼロ件だったと分析しておられるでしょうか。

教育委員に対して請願を出せることをもっと周知すべきではないかと考えるのですが、いかがでしょうか。

総務課長の答弁

平成26年度については『請願』がゼロ件ということで、委員おっしゃっていただいたとおり、教科書の採択のあるような時には非常に多くの『請願』を頂くこともあるのですが、平成26年度についてはゼロ件ということで、この辺のはっきりした原因というのはつかんでおりません。
 
『請願』については、『教育委員会会議規則』に記載をし、どなたでも請願できることになっていますが、ホームページでは、おっしゃるとおり、「こういう形でできます」ということは大きくは出しておりませんので、そのあたりも含めて、議会等のほかのホームページも参考にしながら、ホームページの充実という中で検討していきたいと思います。

フジノの質問

課長、ぜひ正確を期したいと思うのですが、僕自身は探したところ、記述は見つけることができなかったのです。

今の課長の御答弁ですと「詳細な記述は無い」というお話だったのですが、「記述は無い」ではないかと思うのですが、いかがですか。

総務課長の答弁

申し訳ございません。『例規』の部分には『会議規則』ということで『請願』についての項目は載っておりますが、教育委員会のホームページについては『請願』の項目と申しますか、特にそういうものは設けておりません。



*分かりづらいのですが、『教育委員』と教育委員を補佐する『教育委員会事務局』は別モノです。フジノは過去にも「教育委員にじかにメールを送れるようにすべきだ」「教育委員がタウンミーティングを行なうなど市民に身近な教育委員にすべきだ」と教育委員会事務局に提案を繰り返してきました。

それが今日開かれた教育委員会定例会では、なんと2件も『請願』が出されました。

しかも、超重要な内容の『請願』でした。



市民から出された請願「大楠幼稚園の廃止の撤回と、大楠地区の子ども子育て環境の充実を求める請願」

ぜひ全文を引用してご紹介したいと思います。

請願第1号より

請願第1号より


まず請願第1号です。

大楠幼稚園の廃止の撤回と、大楠地区の子ども子育て環境の充実を求める請願

2015年6月、大楠幼稚園、諏訪幼稚園の公立幼稚園2園の廃止提案が、横須賀市議会第2回定例会でありました。

その後、9月の第3回定例会では、2園の廃止については、1年間延期し、諏訪幼稚園については、新設される中央こども園に接続する方向で、子ども子育ての施策を推進するとの報告がありました。

一方で大楠幼稚園については、単に廃止するというのみで、大楠地区の子育て環境の今後の展望が示されていません。

横須賀市教育委員会は、保護者と地域関係者に対して説明会を3回開催しましたが、説明会の中で大楠幼稚園の廃止について、①直近の数年間定員(1クラス35人)に達していないこと、②公立幼稚園の意義が薄れていること、③施設配置計画の中で位置づけられていること、以上の3点を理由としてあげています。

しかし、この説明は私たちにとっては、どの一つをとっても理由として納得できるものではありません。

①の理由については、元々、大楠幼稚園には、諏訪幼稚園のような地域と取り決めた約束はありません。

定員35入の設定は法令上の上限であり、法令上の上限を廃止の要件としていること自体にも問題があります。

現状で大楠幼稚園は年中(4才児)33名、年長(5才児)24名の合計57名が在園しており、市内の平均的なクラスあたりの児童数(20~25人)と比較しても、適正な規模であって、廃止の理由として適正な人数の減少とは言えません。

②の理由については、公立幼稚園の意義として、「民間幼稚園にでさることは民間で」という説明でしたが、大楠地域は、そちそも私立幼稚園がなく、8割の園児が地域内から通う子どもです。そういったことからも、民間幼稚園の経営を圧迫している事実は見当たりません。

また、民間幼稚園では入園が困難とされた児童の受け皿として「民間ではできない役割」をはたしています。

さらに、横須賀市は顕著に「子どもの貧困」の状況が指摘される中、公立幼稚園・公立子ども園の意義は一層強くなっています。

③の理由については、施設配置適正化計画の冒頭で、吉田雄人市長は

「この計画は、将来構想として策定したものであり、全て細部にわたって決定したものではありません。今後、この計画の考え方に基づき、具体的な施設分野別実施計画を策定します。その策定過程では、市民と行政が知恵を出し合いながら、より良い施設の在り方を桟討する揚を設けたいと考えています」

と述べています。

そのことからすれば、まず、「検討する揚」を設定し、丁寧に審議することが、最低限必要なプロセスと考えます。

また、大楠幼稚園は大楠小学校敷地内に併設され、小学校と幼少連携ができる貴重な環境であり、双方への大きな効果もあります。

学校給食の交流や日常的な連携などから小1ギャップの解消に大きな役割を果たしています。

現在大楠幼稚園は大楠小学校区(秋谷・久留和・芦名・佐島・子安・佐島の丘)から通園している児童が8割を超えていますが、この地域の就学前児童数は、平成20年には310人でしたが平成27年4月には、407人と増加傾向(※横須賀市子ども育成部調査)にあり、今後も大楠幼稚園に隣接した芦名・秋谷・佐島なぎさの丘地区には、児童数の増加が見込まれます。

横須賀市内では、大幅に人口減少が進む中、増加傾向にあるのは追浜地区と、大楠幼稚園隣接の秋谷・芦名・佐島の丘の地区です。

つまりは、この両地区に対して、子ども子育て対策を重視することが強く望まれています。

それに対して真逆の幼稚園廃園提案は、人口が増えつつあるこの地域から、子育てが難しいという理由で、定住を敬遠させる要因にもなりかねません。

今回の教育委員会の提案は、平成27年8月21日の教育委員会定例会の議案第44号「市立幼稚園の廃園について」において審査されたものですが、その会議においても、事務局の提案は廃園ありきで説明がなされ、大楠幼稚園の状況、地域のニーズや子ども子育ての今後の影響については、説明も論議も一切されずに議決されています。

地域住民にとって、地域の中で子ども達をはぐくみ、育てることは、子ども子育ての基本的な考え方であり、地域の拠点としての子ども子育て施設の存在は、「地域の宝」でもあります。

これまで大楠幼稚園は、地域のお年寄りと子どちたちとが関わり、地域の賑わいの源泉となっています。地域の老人介護施設や地元老人会との交流活動ち活発に行われ、保護者やそのOBで構成された太鼓グループは、様々な地域のイベントでも活躍し、文化的なつながりも広げています。

地域にとっても、横須賀市にとっても「子どもこそ未来」なのです。

横須賀市は「子どちが主役になれるまち」を政策の柱としています。この政策を進める意味でも、子育て環境の充実に力を尽くす必要があります。

さらに、施設配置適正化計画の進め方からしても、要項に明記している「検討する揚」すらつくらずに進めていることは、大きな問題と言わざるを得ません。

以上のことから、下記の2点について要請します。

  1. 大楠幼稚園の廃園について、白紙撤回すること
  2. 大楠幼稚園の継続も含め、大楠地区の子ども子育て環境の今後の展望を示すこと。これにあたっては、保護者や地域と協議の場を設けること

2016年2月12日

横須賀市教育委員会委員長
荒川由美子様

請願者名(個人情報なので記しません)
及び署名6966筆

フジノは、吉田市長がすすめている市立幼稚園(諏訪幼稚園と大楠幼稚園)の廃止に反対をしてきました。

今回、大楠幼稚園を愛する多くの市民のみなさまによって約7000筆もの署名が集められたことは、とても重要です。

これまでもずっと地域の方々の想いに寄り添って、大楠幼稚園の廃止撤回を求めてきた長谷川昇議員の取り組みもとても大きいと感じます。



市民から出された請願「中学校完全給食の実施を求める請願」

続いて、請願第2号です。

全文を引用してご紹介します。

中学校完全給食の実施を求める請願

【請願の趣旨】

私たちは、子どもの健全な成長発達を願い、中学校給食実現を要望している市民団体です。

2014年には「中学校でも完全給食を実施してください」「全国的に評判の悪いデリパリー方式の給食は行わないでください」の2点で30,950筆の署名を集め、横須賀市議会に請願しました。

今年2月に行った給食フェスタには412人が来場し、要求と関心の高さを実感しているところです。

昨年教育委員会で行ったアンケート結果からは「中学校完全給食」への要望が高いことと共に、毎日昼食を摂ることができない中学生が0.8%もいることが分かりました。

全国に比べて、横須賀の子どもの貧困率が高いことや朝食の喫食率が低いことは、既にご存じかと思います。

このアンケート結果を受け、横須賀市長は

「中学校における完全給食の実現に向けだ後討をスタートしなければならない時期であると感じている」

との施政方針を述べました。

給食は「学校給食法」に基づいて、教育の一環として実施されるものです。

温かい給食は、塩分・油分控え目な食事の提供が司能であり、成長期に必要な栄養をバランスよく摂ることができます。

そしてそのような食事を摂ることが習慣となり、将来にわたって健康な食を選び取る力を養うことにもなります。

また、配膳の手間と時間をかけることで食の大切さや協力することを学びます。

生産者や栄養士、調理員などと顔の見える関係を作り、感謝の気持ちを育てます。

さらに、全員同じものを食することで昼食における格差が解消します。

日ごろ競争を強いられている子どもたちが唯一平等になれる時間となるのです。

評価に直接関わらない大人との関係を通し、給食の効果は人格形成にも及ぶものと考えます。

以上の観点から、私たちは今の小学校同様の自校方式での実現を望みます。

施設、予算、力リキュラムの面など課題はあるかと思いますが、ますはより良い方法・自校方式で実現できるよう、ご検討ください。

【請願内容】

  1. 中学校でも完全給食を実施してください
  2. 完全給食実施にあたっては、原則全員喫食の自校方式を最優先に検討してください


2016年4月11日

教育委員長 荒川由美子様

請願者名(個人情報なので記しません)

この請願に関してもフジノは全く同感です。



請願に対する教育委員会の見解は...

ちょっとブログが長くなりすぎてしまいましたので、『請願』に対する教育委員会の見解は次回、記します。

次の記事に続きます)



庁内PT「これからの図書館の在り方検討プロジェクトチーム」の「経過報告」が行なわれました/教育委員会定例会(2015年12月)

教育委員会の定例会を傍聴しました

今月もフジノは『教育委員会定例会』を傍聴しました。

毎月ひとりで意地になって『STOP!傍聴者ゼロ』キャンペーンを繰り広げています。

教育委員会定例会の会場にて

教育委員会定例会の会場にて


さて、今日のフジノが注目していた中身は、報告事項『図書館の在り方検討プロジェクトチーム これまでの経過について』です。

平成27年12月教育委員会定例会議事日程より

平成27年12月教育委員会定例会議事日程より


このまちの図書館の在り方について、フジノはずっと『提案』と『監視』を続けてきました。

『監視』というネガティブな単語にはギョッとしてしまいますよね。

でも、このまちでは厳しく監視をし続けなければ公共図書館の役割が損なわれてしまう可能性があります。

あの『TSUTAYA図書館』を造った佐賀武雄市の樋渡元市長と、吉田雄人市長は大の仲良しです。




吉田市長自身も『TSUTAYA図書館』導入に前向きな姿勢の答弁をしたこともあります。

また、吉田チルドレンの市議会議員の中には『TSTUTAYA図書館』導入を市議会でたびたび提案してきた経緯があります。

だから、『監視』が必要なのです。

フジノは絶対にこのまちの公共図書館を『TSUTAYA図書館』にはさせません!



庁内PT「これからの図書館の在り方検討プロジェクトチーム」経過報告がありました

さて、本題に戻ります。

2014年度1年間をかけて、まず図書館の内部に検討会が作られて議論が進められました。

2015年度は、さらに市役所全体でプロジェクトチームが立ち上げられて、さらに議論が行なわれました。

フジノはその経過を確認すべく9月議会でも委員会で質疑を行ないました。

今日はさらにその後の動きについて経過報告がありました。

資料を以下に全文紹介します。

図書館の在り方検討プロジェクトチーム これまでの経過について

  1. プロジェクトチーム立ち上げまでの経過

    H26年
    4月17日
    『これからの図書館の在り方検討会』を発足(図書館)
    H27年
    3月18日
    計18回(うち3回は分科会)開催し、基本コンセプトを検討し、それを基に報告書を作成
    4月24日 教育委員会定例会にて『これからの図書館の在り方検討(報告書)』を報告
    9月1日 庁内関係部局で課題を洗い出すことを目的とした『これからの図書館の在り方プロジェクトチーム』の発足

  2. プロジェクトチーム会議での主な意見

    ① 図書館の基本サービスについて

    • 図書館の目指す指標を来館者数や貸出冊数だけで測ることよりも、市民に対し、どれだけ高い満足度を提供できるのかという視点が必要である。
    • 図書館職員及びコミュニティセンターや生涯学習センター図書室職員のレファレンススキルを高め、「役に立つ図書館」を目指すことが必要である。



    ② 郷土資料について

    • 市の郷土資料のデータベース化を進め、問い合わせ窓口を一本化するとともに、市立博物館との連携を図る必要がある。
    • 学校教育との関連については、郷土資料を図書館のホームページからダウンロードできるようにすると良い。


    ③ 児童サービスについて

    • 図書館やコミセン図書室に行けば、子どもとゆったりと過ごせるという「居場所」づくりを重視し、読み聞かせの場として定着させる必要がある。
    • 図書館に関心のない保護者が子どもを図書館に連れて来るとは考えられないので、保護者への啓発を図る必要がある。


    ④ その他

    • 高齢化社会に対応した取り組みが必要である。

  3. プロジェクトチーム会議の流れ
    第1回
    9月1日
    経過説明、在り方検討(報告書)の説明
    第2回
    10月7日
    PT進行管理、国の指針の説明、基本コンセプト1~2について
    第3回
    11月6日
    基本コンセプト3~6について
    第4回
    11月24日
    図書館の在り方PT報告書について①
    第5回
    12月10日
    図書館の在り方PT報告書について②

※『図書館の在り方PT報告書』については、社会教育委員会議及び教育委員会定例会で、報告いたします。

中央図書館長からこの報告が行なわれた後に質疑応答となりました。

青木教育長をのぞく4人の教育委員全員が質問を行ないました。けれども、深い議論にはなりませんでした。しかたがありません。

何故ならば、率直なところ、上のような報告を受けても肝心な『PTによる議論の結果』が出されていない以上、詳細な質疑をできるはずが無いからです。

まずは本格的な議論スタートは、12月下旬に開催される『社会教育委員会会議』です!

今後もこのまちの図書館を守りより良いものにしていく為に、詳しく情報を発信していきますからね。



ついに「教育委員会定例会の配布資料の持ち帰り」が傍聴者に認められました/フジノの提案、実現しました(教育委員会定例会・2015年9月)

またフジノ以外「傍聴者ゼロ」に戻ってしまった「教育委員会定例会」

けさは、『教育委員会定例会』を傍聴しました。

教育委員会9月定例会の会場にて

教育委員会9月定例会の会場にて


「STOP!傍聴者ゼロ」キャンペーンをずっと続けてきました。

7月定例会こそ傍聴者5名と大きく伸びたのですが、残念ながら今月はいつもどおりのフジノだけに戻ってしまいました。

教育委員会定例会・議事日程

教育委員会定例会・議事日程


本当に無念です。

横須賀の教育のこれからを決める最も重要な会議がココなのに。

市民のみなさま、このままではあなたの知らないところでどんどん決まっていってしまいますよ…。



最後まで抵抗していた教育委員会(教育長?部長?)

フジノは『教育委員会改革』にずっと取り組んできました。

同時に、『横須賀市の審議会や各種会議の改革』にもずっと取り組んできました。

国でも県でも、あらゆる審議会や各種会議が開催されれば、傍聴者は資料の持ち帰りができるのは当たり前のこと。議事録の概要も翌日にはすぐ掲載されることがほとんどです。

(*正式な議事録は参加したメンバー全員の合意が必要ですから、1ヶ月くらい経ってからの掲載になる場合が多いです)

しかし、横須賀市が開催するあらゆる審議会や会議は、傍聴者を受け付ける『公開』でありながら、配布した資料の持ち帰りを認めないことが多々ありました。

長年にわたって改善を求めたにもかかわらず変わらないので、ついに2年前の本会議でフジノは市長への一般質問でこの問題を取り上げました。

2013年11月26日・本会議・一般質問

フジノの質問

3、市民が主役のまちづくりを実現するための各種会議の情報公開、資料提供のあり方を改善する必要性について。

(1)略

(2)各種会議の配付資料は、原則全て傍聴者に提供すべきではないか。
 
同じく、本市の各種会議の問題の1つとして、会議終了後、わざわざ傍聴者の方々から配付した資料を回収していることが挙げられます。

これは、傍聴者の利便性を損なっているだけで、納得できる合理的な理由は全くありません。

もしも回収している理由が我々市議会への配慮であるならば、それは過剰な配慮にすぎません。各種会議で委員らに配付した資料は、傍聴者の方々にそのまま全て提供すべきです。

市長の考えをお聞かせください。



市長の答弁

各種会議の配付資料は原則全て傍聴者に提供すべきではないかという御質問をいただきました。
 
公開で行われた会議の配付資料については、部数に限りのある資料や会議開催の都度使用する資料、及び審議・検討過程である情報が記載されている資料を除きまして、今後、傍聴者に提供してまいりたいと考えています。

この市長の答弁を受けて、市長部局が開催する全ての会議において、傍聴者は配布資料の持ち帰りが可能になりました。

傍聴者を受け入れて、情報公開しているのですから、その資料は全ての市民のみなさまの所有物です。持ち帰りも公開も当たり前です。

しかし…。

市長が「原則的に全て持ち帰りOK」との答弁をしてからも、ずっと教育委員会定例会だけは配布資料の持ち帰りを拒否し続けてきました。

ずっとです。

そもそもフジノがこの一般質問を2年前に行なう前からずっと要望し続けてきましたから、かれこれ4〜5年にわたって拒否し続けてきた訳です。



今回から「申し出れば持ち帰りOK」に変わりました!

それが今日からついに変わりました。

傍聴者に配布される諸注意の用紙を受け取ったフジノは、驚きました。

傍聴者に対して配布される「諸注意」

傍聴者に対して配布される「諸注意」


こう書いてあったのです!

いちいち「声をかけねばならない」けれど「持ち帰り」が初めて認められました

いちいち「声をかけねばならない」けれど「持ち帰り」が初めて認められました


フジノは教育委員会定例会終了後、いつもの担当者の方に声をかけました。

「配布資料を持ち帰りたいのですが、よろしいですか?」

「はい、大丈夫です」

こうしてフジノは配布資料を持ち帰りました。



若手職員にムダな労力を使わせてきた教育長たちに怒りを感じます

これまでフジノは、傍聴者を担当する教育委員会事務局の若手職員の方と何度も攻防を繰り広げてきました。

  • 内緒で持ち帰ろうとしたフジノ。それを発見して、「お返しいただけますか」と言われました。

  • 全資料を持ち帰るのはムリでも、重要資料3枚だけ持ち帰ろうとしたフジノ。受け取ったその方は、全ての資料が揃っているかをその場でチェックしはじめました。あきらめてフジノは返却しました。

  • 資料は完全に諦めたフジノ。それでも「この今日の議事日程を記した紙は、資料では無いはず。議事日程の紙は持ち帰らせて下さい」と訴えました。すると、課長らと協議の末、議事日程は渡してもらえるようになりました。

  • それから数年間、フジノは議事日程の用紙だけを受け取って、他の重要視料はひたすらその場で手書きでメモしてきました。

それがついに今回から、「職員に声をかけねばならない」けれども「持ち帰りが可能になった」のです。

教育委員会事務局の若手職員のみなさま。

この数年間、こんなくだらないことに大切な労力を費やさせられて、本当におつかれさまでした。

これで配布資料の持ち帰りに際してフジノと毎回トラブルを起こさなくて良くなりましたね。

本当に良かったです。

許可をしなかった責任者は、教育長か部長かは知りません。

しかし、『資料持ち帰り不可』というバカげたルールで、優秀な若手職員にムダな時間を取らせないで下さい。

今後は「職員に声をかけてください」なんて『断り書き』も廃止して下さい。

この公開の場で行なわれている教育委員会定例会は、市民のみなさまのものです。

この公開の場で配られた資料は全て市民のみなさまのものです。

もう1度、民主主義国家における教育委員会とは何なのか、考えて下さい。

傍聴者の配布資料の持ち帰りなんて、当たり前じゃないですか。



次はインターネット生中継・録画中継の公開です

フジノの次のターゲットは、教育委員会定例会のインターネットによる生中継と録画中継の公開です。

本来ならば、公開されている審議会や各種会議は全てインターネットで生中継・録画中継をすべきです。

しかし、中でも最も公共性の高い教育委員会定例会は他の全ての会議に先駆けて、ネットでリアルタイムで公開すべきです。

教育長、部長、今すぐ検討して下さい。



除染土を埋設した学校敷地の放射線量の新たな測定結果が報告されました/教育委員会定例会(2015年7月)

教育委員会定例会(7月)が開催されました

今日は、教育委員会定例会が開催されました。

教育委員会定例会の会場にて

教育委員会定例会の会場にて


毎回傍聴がフジノしかおらず、何とか傍聴して下さる市民の方々が増えないかと知恵を絞って市議会でも提案してきました。

ついに本日は傍聴者5名(うちフジノも含みます)となりました。

傍聴して下さった方々のうち3名は、中学校への給食導入を目指す活動をして下さっている方々でした。

こどもたちのくらしに直結した本当に切実なテーマが教育委員会の場では議論されています。

どうか市議会の傍聴に加えて、毎月開かれている教育委員会(定例会・臨時会とあります)の傍聴にもぜひみなさまいらして下さいね。



中学校給食のアンケート、市立幼稚園の廃園問題など多数のテーマが報告されました

今回の議事・報告もたくさんありました。

「2015年7月教育委員会定例会議事日程」より

「2015年7月教育委員会定例会議事日程」より


その中から報告事項のみタイトルをご紹介します。

  1. 横須賀市生涯学習財団の経営状況報告について
  2. 除染土砂埋設地の放射線量測定結果について
  3. 市立幼稚園の廃園に向けた取り組みの進捗状況について
  4. 中学校の昼食(給食等)に関するアンケートについて

大切なテーマほど『議事』としての話し合いはなされずに、『報告事項』として事務局から報告されるだけにとどまっています。

教育委員のメンバーは、もっと市民のみなさまの暮らしに密着したテーマこそ積極的に『議事』として議論していただきたいです。



学校敷地内に仮置きとして埋設している除染土のその後

特に、『除染土砂埋設地の放射線量測定結果について』をフジノは報告いたします。

横須賀ではひどいことに放射能に汚染された除染土を、学校の敷地内に埋めました。

「あくまでも『仮置き』」だと答弁をしてきたにもかかわらず市長・教育委員会・上下水道局ともに全く移設しようという意志が見えません。本当にそのやる気のなさに怒りを覚えます。

フジノの市議会での度重なる提案にもかかわらず、教育委員会定例会ではいまだに配布資料の持ち帰りを認めていません。

その為、このブログにフジノが記すことは傍聴席で配布資料を一生懸命メモして書き写したものです。内容に間違いはありませんが、本物の配布資料とは一部表記が異なる部分があるかもしれません。

  1. 放射線量測定

     

    測定期間 測定学校数
    2015年6月4日~23日 43校

    2013年11月及び2012年6月の全校測定の結果、除染土砂を埋設した土地の放射線量の変化を確認する為に空間線量の測定を実施した。

    測定にあたっては、小学校・幼稚園・特別支援学校では地表から1cm・50cm・1mで測定、中学校・総合高校では地表から1cm・1mで測定を行なった。

  2. 測定結果
    前年の測定と比較して、放射線量はほぼ同等であった。

    2011年の埋設次の測定から数値が上がっている個所があるが、これは埋設地の上に側溝清掃土を置いたことが原因である。

    *詳細は2ページ「除染土砂埋設地の測定結果」参照

  3. 除染土砂埋設地の周知
    測定には、学校管理職の立会のうえ行なっているので、各学校とも埋設場所は把握しており、児童生徒に指導するようお願いしている。

    また、本年3月の市立学校長会議で埋設場所の周知を行ない、市民対応としては、ホームページ測定結果、埋設場所の位置図や写真を掲載している。

  4. 本市の除染の「目安」と国の「基準(目安)」
    地表高 文部科学省(学校目安*)
    1m 0.24μSV/h 1μSV/h
    1cm 0.59μSV/h

    *国の「福島県内の学校の校舎・校庭等の線量低減について(2011年8月26日付通知)」において、夏季休業終了後、学校において児童生徒が受ける線量の目安としている。

以上の資料が配布されて、教育委員に説明されました。

数点の質疑はありましたが、「早く学校の敷地から移すべき」という本質的な議論は全く行なわれませんでした。大変に残念です。

それでもこうして測定を続けて結果をきちんと公表していくことは絶対に大切だと考えています。

今は時間が無いのでここまででブログを終えますが、のちほど、どの学校において数値が上昇したのかを記します。



横須賀美術館を市長部局へ移管する取り組みとして「PT」の下にさらに新たな「検討部会」を設置/教育委員会定例会(2015年5月)

今日も傍聴者はフジノひとりだった教育委員会定例会

『横須賀市教育委員』に選ばれている5名の委員によって、毎月、定例会(市議会でいうところの本会議)が開かれています。

横須賀市教育委員会・委員の5名

横須賀市教育委員会・委員の5名

横須賀の教育の方向性を定める最も重要な会議である『教育委員会定例会』を、この数年間フジノは毎月傍聴し続けてきました。

けれども、ふつうに暮らしておられる市民の方々が傍聴にいらしたことはほぼありません。

今月の定例会は今日5月26日15;30〜、市役所で開かれました

今月の定例会は今日5月26日15;30〜、市役所で開かれました


今日もまた『定例会』が開かれたのですが、平日の午後3時半の開催ということもあり、やはり傍聴はフジノだけでした。

横須賀市教育委員会定例会の会場にて

横須賀市教育委員会定例会の会場にて


前教育長の任期の時からずっとフジノは『市民のみなさまに身近に感じられる、開かれた教育委員会を!』と訴えてきました。

(例えば、教育福祉常任委員会の質疑では2012年9月26日、2013年3月12日、2013年10月2日など多数行ない、改革を提案してきました)

教育委員のみなさまも他にお仕事を持っておられる方々ですから、もっと開会日程に工夫が必要かもしれません。

また、かねてから主張してきたことなのですが、この定例会の審議をインターネットで生中継し、録画も即日公開すべきです。

教育長をはじめ、教育委員会事務局(教育委員のみなさんと教育委員会事務局は別のものです)にはさらに努力をして頂きたいです。



みんなが忘れてもフジノは絶対に美術館改革の動きを見逃さない

『教育委員会定例会』は横須賀の教育のあらゆることを議論する場です。

今日の議題も、小中学生のスポーツ大会の結果から各種委員の人事や教職員のお給料など様々な分野にわたりました。

それらの中でもフジノが特に注目していたのは2つのテーマ(美術館改革・中学校給食)についてです。

今回のブログ記事では、美術館改革についてを報告します。

教育委員会ではいまだに傍聴者に対して資料の持ち帰りを許していません。

(他の審議会はフジノの本会議での指摘によりかなり改革がなされましたが、教育委員会は本当に閉鎖的です)

そこでフジノが資料を必死にメモ書きしたものを以下に掲載します。

美術館の在り方の検討について

  1. 今年度の検討の方向性について


    美術館の在り方については、昨年度の社会教育委員会議からの答申、教育委員会委員及び市議会からいただいたご意見をふまえ、今年度は、美術館のより一層の活用を図り、「市民に身近で市民や地域に開かれた美術館」としていくため、次の3点に基づき具体的な検討を行なう。

    (1)美術館運営課において、これまでの様々な取り組みの結果や実績について検証し、今後の具体的な検討の基礎としていく

    (2)検討の方向性については、「市民に身近で市民や地域に開かれた美術館」を念頭におきながら、『美術館運営改革プロジェクトチーム』(以下、PT)が掲げてきた①集客力アップ、②市民満足度の向上、③経費削減・収入増加の3つの柱を軸に検討を進める。

    (3)具体的な方策の検討にあたっては、より実務的な議論をしていくために係長・主査級以下の職員で構成する作業部会を設置する。作業部会は検討結果をPTに報告する




  2. これまでの経過

    2014年
    5月〜8月
    第1〜3回PT会議開催
    8月 教育委員会会議
    (PTから提出された中間報告書について報告)
    (美術館の在り方について(諮問)の審議)
    社会教育委員会に諮問
    9月 第3回市議会定例会
    (美術館の在り方について報告)
    10月 社会教育委員会から答申
    教育委員会会議(答申を受け、審議)
    11月 教育委員会会議
    (条例改正案を提出しない旨、報告)
    第4回市議会定例会
    (同上)
    12月 第4回PT会議開催

なんと、『美術館運営改革プロジェクトチーム(PT)』の下に、さらに『検討部会』が設置されました。

しかもこの『検討部会』のメンバーは、係長・主査級以下の職員で構成されています。

さらに、すでに5月20日に第1回が開催済みとの報告がありました。

(フジノは市議会事務局を通してさっそくこの第1回検討部会についての情報公開請求をしました。その後日談をこちらに記しましたのでぜひご覧ください

実際に何かを決定できる権限を持つ課長クラスがメンバーとして集まっている『PT』よりも、さらに権限を持たないメンバーによって何を議論できるのかフジノには理解できません。

そこで議論されたことを『PT』に報告して、『PT』はそれを決定したとします。

それだけで、昨年あれだけ市長部局への美術館移管に反対した『社会教育委員会』『教育委員』『市議会』の3つを説得できる材料になるとでも、市長・教育長は本気で考えているのでしょうか?



5月14日に開かれた市長記者会見での美術館改革に対する市長と記者のやりとり

実は、昨日5月25日に議事録が公開されたばかりの市長記者会見(5月14日開催)で、『美術館の市長部局への移管』に関する質疑応答があります。

以下に全文を引用します。

【美術館の所管部局の移管について】

記者

今年4月に移管というのを去年の秋の時点で断念されましたが、引き続き移管を目指すというお話だったと思います。その後の状況を教えていただきたいのですが。

市長

教育委員会の方で『美術館の在り方』ということについての検討を引き続きしていただいている状況です。

記者

『移管』は目指されているのですか。

市長

そうです。私としては「移管したい」という意向を持っています。

記者

時期はいつ頃ですか。

市長

時期について今はっきりと申し上げられる段階ではないです。

記者

移管先は政策推進部だったと思いますが、確か会見でお伺いした時にはそこは議論の1つになるだろうとおっしゃっていたと思います。移管先のイメージについてはいかがでしょうか。

市長

今もそれほど変わってはいません。政策推進部というのが望ましいのではないかと思っていますが、確定的に申し上げるべきではないかと思います。

記者

仮に教育委員会から移管した場合、『美術館連絡協議会』とこういうお付き合いができなくなるものなのかどうかお伺いしたいのですが。

美術館運営課長

美術館としての活動をきちんとしていくのであれば、『美術館連絡協議会』との関係がなくなるということはないと思っております。




市長が強いリーダーシップを発揮して移管のメリットを語らない限り、実現できるとは思えない

最後の答弁以外は、吉田雄人市長が答えています。

「私としては移管したいという意向を持っています」

と明確に答えており、移管先についても昨年と同じく『政策推進部』を考えていると述べています。

また、教育委員会は法的には市長部局と独立していることから「教育委員会の方で引き続き検討をしてもらっている」と述べていますが、実際には『検討部会』には市長部局の職員も入っている為、そんな他人事的に答えてはならないはずです。

吉田雄人市長は、本気で移管する強い決意があるのかフジノには全く見えません。

フジノは「絶対に移管すべきだ」と考えています。

しかし、この記者会見でのやりとりと今日の教育委員会での報告を聴いて、これでうまくいくとは思えません。

もっとリーダーシップを吉田市長が発揮して、何故そうしなければならないのかをはっきりと反対する人々(社会教育委員会・教育委員・市議会)に示さなければならないはずです。

1年が経っただけ、時間が過ぎただけ、新しい説得材料は何も無い。これが現在の客観的な状況です。

『検討部会』がどのような議論をしていくのか、今日行なった情報公開請求でどんな資料が出てくるのか、フジノは注視し続けていきます。

絶対に、市議会の誰もが忘れようとも、市民のみなさまの関心が無くなろうとも、フジノの原点である美術館改革を最後まで市長に実行させる為にずっと厳しく注目し続けます。

そしてこれからも市議会で提案を続けていきます。

まもなく6月議会がスタートします。

フジノは教育委員会を所管している教育福祉福祉委員会の委員に再び就任しました。

改めてこの場でも、『検討部会』の目的と方向、その議論の期限、また教育長の市長部局移管への道筋をどう考えているかなど、ハッキリとした答弁を求めていきたいと考えています。



中学校のお昼の「牛乳代の値上げ」が決定されました/教育委員会定例会(2015年1月)

教育委員会・定例会(1月)へ

けさは『横須賀市教育委員会』『定例会』が開かれました。

教育委員会定例会の会場にて

教育委員会定例会の会場にて


横須賀の教育をどのようにしていくかを決める最高機関がこの『教育委員会』です。

それなのに、毎月開催されている『定例会』はいつもフジノ以外は傍聴ゼロ

そこで勝手に『教育委員会を傍聴しよう!キャンペーン』を数年前から始めました

ツイッターやブログで呼びかけているのですが、それでもずっとゼロ記録が続いています。

今日もまたゼロでした。無念です。

しかし、そもそも時間設定がおかしいです。

平日の朝に開いて、働いている会社員の方々や自営業のみなさまはいくら教育に関心があっても傍聴はムリです。

教育委員会ホームページの会議録のコーナーより

教育委員会ホームページの会議録のコーナーより


終わった後に『教育委員会』のホームページで公開される議事録は、以前よりはスピードアップこそしてきたものの、2ヶ月も遅れて公開されたものを誰が読むのでしょうか。

そこでフジノは、インターネット生中継・録画中継の導入を提案しています。

前教育長は、フジノの教育委員会改革に賛同して下さったいました。

けれども新しい教育長に交代してからは、すっかりその動きは消えてしまいました。



中学校でお昼に飲んでいる「牛乳の値上げ」が決められました

本日の『教育委員会・定例会』のプログラムは下のとおりです。

2015年1月定例会の議事次第より

2015年1月定例会の議事次第より


また1つ、新たな『値上げ』が決められました。

横須賀市の中学校では『ミルク給食』という名前の、フシギな給食があります。

毎日お弁当を自宅から持ってこさせるのですが、牛乳だけは中学校側が用意しているのです。

この牛乳代が値上げされることになりました。

議論はほとんどなく、あっけなく全会一致(全員賛成)で決定してしまいました。

中学校ミルク給食費の改定について

本市の市立中学校では、現在ミルク給食を実施していますが、2015年4月からミルク給食費を改定し、年間の飲用本数を変更します。

  1. 改定内容
    • 給食費(年額)7,700円(変更前6,050円 *2002年度~)

    • 年間で飲める本数 154本(変更前121本)
      *2014年度のミルク単価(県内共通)で計算した本数です、2015年度の単価が変わった場合、飲める本数も変更になります。



  2. ミルク給食について
    • 給食費(年額)をミルク単価で割った本数が、年間で飲める本数になります。

    • 学校給食用のミルクは国が定めた制度のもとで供給されており、ミルク単価は『県内共通』です(単価は毎年変更になります)。



  3. 改定する理由
    • ミルク単価(県内共通)が毎年少しずつ上がってきた為、飲める本数が減り、年間を通じてミルクを提供することができない状況です。
      (*2002年度157本 → 2014年度121本)
    • 教育委員会では、生徒の健全な心身の発達の為にもミルクの提供は、年間継続して実施することが望ましいと考え、過去の実績などを参考に、年間150本以上提供することを目安に変更することにしました。



  4. 保護者への周知
    • 改定内容等につきまして、現・中学校1〜2年生の保護者には、中学校を通じて文書でお知らせしています。

    • 新・中学校1年生(現・小学校6年生)の保護者に対しては、入学説明会において、改定があることを伝えるとともに、2015年4月にあらためて、中学校を通じて文書で周知いたします。



  5. その他
    • 小学校の給食費は、現時点では改定の予定はありません。

「牛乳が市場で値上がりしているので、中学校で出している牛乳も年間1,650円、値上げさせてほしい」という議案だった訳です。

フジノとしては、昨年1年間、栄養学を必死に勉強しました。

そんな中で、『児童生徒が健康に成長する為に必要なカルシウムなどの栄養素を摂る為には、決して牛乳ではなくても良い』という結論に至りました。

実際に、全国の小中学校の中には牛乳を廃止したところもいくつもあります。

そうした栄養学的な議論は無いまま(というか質疑も議論も特に無いまま)、あっけなく教育委員会定例会で値上げが全員一致で決まったことに強い違和感を抱きました。

「やっぱり市民のみなさまの厳しい目が入らない中では、こんなものなのだろうな」とも感じました。

「こどもたちには牛乳が当たり前」というのは、過去の話です。

もっと広い視点で検討しなおしても良かったのではないかとフジノは感じています。

いずれにしても、今年から『値上げ』が決まりました。

ここ数年間は、教育に限らず、あらゆる分野において『値上げ』ばかりです。

市民のみなさま、どうか教育委員会定例会の傍聴にいらして下さいね。

スケジュールは毎月フジノがブログやツイッターでお知らせしておりますので…。

このままゼロが続けば、市民のみなさまは教育には関心が無い、教育委員に任せておけばそれでいい、そんなふうにも受け取られかねません。

どうか、傍聴にいらして下さいね。



後日談:2月10日に全議員宛に教育長から実施の報告がなされました

フジノが上に記した内容と全く同じ事柄が、2月10日に教育長から全市議会議員宛に報告されました。



図書館内の検討チームによって「市立図書館の在り方」が議論されています/教育委員会定例会にて初めて「経過報告」が行われました

この数年間、フジノは「横須賀の市立図書館の在るべき姿」を自己定義するよう図書館に求めてきました

前任の永妻教育長の在任中から、フジノは数年間にわたって『図書館の在り方』について繰り返し質疑を重ねてきました。

「全国的に『指定管理を導入せよ』という流行があって、それに横須賀の市立図書館も流されてしまうのではないか?」

「佐賀武雄市の『TSUTAYA図書館』のような間違った改革は、絶対に横須賀でやってはダメだ!」

そして、

「公共図書館の在るべき姿として、横須賀の市立図書館はこのままで良いのかをしっかり検討していくべきではないか?」

と提案し続けてきたのです。

横須賀市立中央図書館

横須賀市立中央図書館


このフジノの提案に対して、ついに今日、図書館からしっかりとした反応が帰ってきました!

今年度(2014年度)は、市立4図書館から各2名ずつで構成される検討チームを立ちあげ、毎月1〜2回ずつ議論を重ねてきたとのことです。

この検討の途中経過が、本日の教育委員会定例会の場で、初めて報告されました。



「市立図書館の在り方の検討について」の経過報告がありました

教育委員会定例会の場で、中央図書館長から以下のとおり報告がなされました。

市立図書館の在り方検討について

  1. 検討の背景

    (1)社会環境の変化や市民ニーズの多様化により、これまでの貸出し・閲覧を中心としたサービスだけでなく、市民の課題解決に図書館資料を活用していく新たなサービスが求められます。

    (2)他都市においても、これからの図書館の在り方について検討し、先進的な取り組みを行なっている自治体もあります。

    (3)本紙図書館においても、サービス向上のご意見が多く寄せられています。

  2. 現在の検討体制

    本市においても、今後の図書館の在るべき姿を検討する為に平成26年4月に図書館内の検討チームを発足し、5月以降、毎月1〜2回の検討を行なっています。また必要に応じて事例研究・調査を行なっています。

    • 4月〜7月 基本コンセプトの検討等
    • 8月 現状の取り組みと問題点の洗い出し
    • 9月 先進図書館視察

  3. 今後の進め方

    平成27年度は、関係部局職員で構成する『庁内検討会』を発足し、全庁的な意見を取り入れて、まとめた報告書を教育委員会へ提出します。

こうした議論をしっかりと行なって、公共図書館としての横須賀市立図書館の在り方を自ら定義できるようになることこそ、フジノが求めてきたことです。

フジノからは、中央図書館長に「今後もこまめに経過報告をぜひ行なって下さい」と重ねて提案を行ないました。

今後も図書館内部の検討チームの議論をフジノは見守っていきたいです。



フジノがこれまで行なってきた図書館の在り方に関する質疑の一部を紹介します

せっかくの機会ですので、フジノがこれまで『市立図書館の在り方』に関して行なってきた質疑をご紹介します。

かなりの量があったので全ては掲載しきれないのですが、ぜひご覧いただければありがたいです。

まず、2010年3月の委員会質疑です。

2010年3月15日・教育経済常任委員会

フジノの質問

続いて、『レファレンス』について再度僕からもお聞きしたいのですが、図書館のレファレンス機能を充実させていくというのは、図書館関係の学会でも本市は「新しい取り組みを始める」というので非常に期待されていると思うのです。

実際、そういう声もいろいろなところからお聞きするのですが、ついに動き始めたと思ったら、実は先進地の人たちと研修を2回行なうのみにとどまってしまった。

これではあまり『レファレンス改革』というか、充実の未来像は余り見えてこないのですが、今後どんなふうにしていかれる予定なのでしょうか。

中央図書館長の答弁

 
とりあえず平成22年度はそういう予算がついておりますが、そういうことを主体にして、そこから得られたものを平成23年度以降に反映できるものを反映していきたい。

ただ、実態としては司書の専門性、長い経験から来るものがレファレンスに生きるというのはわかり切ったことですので、そういう意味では人のあり方も考えていかなければならないことだと考えております。

フジノの質問

すでに他の委員からも同じ提案がありましたが、経験豊かな司書の方を育成していく為にも増員はどこかで考えるべきではないかと思うのです。

かつ、図書館長と質疑をした時に「指定管理者導入も検討せねばならない」という話をされていたのですが、むしろ逆で、「プロパーの職員を増員していく方がレファレンス機能の充実ということにつながるのではないか」と考えるのですが、市長はその辺をどうお考えなのかわかりませんが、図書館長はどうお考えでしょうか。

中央図書館長の答弁

 
指定管理にしていくと、指定管理業者のほうが司書資格のある人、人件費等を抑えるという傾向がございますので、指定管理に向かっていくこととレファレンスを充実するということには矛盾していくのだろうということは考えております。

フジノの質問

 
ぜひ、その御意見を市長にも伝えていただきたいと思います。

上の質疑の通り、フジノは「公共図書館に対するコストカットの為の安易な指定管理の導入」には強く反対しています。

2012年にも、「財政危機でも公立図書館は絶対に守らなければならない」という立場から、教育長に対して質疑を行ないました。

次にご紹介するのは、2013年の委員会質疑です。

2013年10月2日・教育福祉常任委員会

フジノの質問

これも必ずあわせて出てくる議論だと思うのですが、「直営を維持するのか」ということや、「指定管理を導入していくのか」とか、そういった運営形態についての検討も、この話題になると必ず出ると思います。

かつては(教育委員会の中で図書館の在り方に関して)研究をされて、報告書も作成していただいたかと思うのですが、その時代の変化の中で指定管理についてもある程度定着をしてきて、その中で平成24年度というのは、あり方については何らかの検討は行ったのでしょうか。

中央図書館長の答弁

 
平成24年度につきましては、今課題としております『市民の役に立つ図書館を目指して』ということで、現行体制で何がどこまでできるかということを、平成25年度もそうなのですが、模索している最中です。

運営形態のことについては、今できる限りマックスのことができたところで、次の運営形態のことを考えていくと、具体的に話し合ってはいませんが、そういうような今進み方を図書館運営としてはしております。
 
「今後どういうふうになっていくか」というのは、本当にまだ未知数ですので、またいろいろな図書館の情報や、それからいろいろな研究集会など出まして、いろいろ横須賀市に何がいいのか、どんな図書館がいいのかということも含めて検討していかなくてはならないと思っております。

フジノの質問

ぜひ継続をして検討していっていただきたいと思います。

2010年に委員会質疑を行なった後、残念ながら、その後なかなか動きが見えてきませんでした。

内部での検討が続けられていることは、フジノとしては承知していました。

しかし、しっかりと市民のみなさまにお伝えできるような形にはなっていない状況が続いていました。

そこで2013年、改めてあえて同じ趣旨の質疑を行なったのでした。

2013年12月には、続投が当然視されていた永妻教育長を再任せず交代させるという吉田市長の動きがありました。

そこで、新しい教育長となる青木氏(には就任前に直接の質疑はできない為に吉田市長を介して)の『公共図書館に対する考え方』をフジノは質すこととなりました。

それがこちらの質疑(2013年12月議会での一般質問)です。

さらに、青木教育長が就任した後には、改めて今年3月の一般質問において、『横須賀市立図書館の在り方』を検討するよう、市長・教育長に提案しました。

2014年予算議会での市長への質問

フジノの質問

(4)3つの最重点施策に資する本市の公共図書館のあり方を検討する必要性について。
吉田市長就任後、本市の図書館サービスは改善が重ねられてきました。

自宅でインターネットで予約をして、受け取りや返却をするのは図書館以外の場所、例えばコミュニティセンターやコンビニエンスストアなどでもできるようになりました。横浜F・マリノスと児童図書館の絵本のコラボレーション、コミュニティセンターとのジャズ演奏のコラボレーション、課題解決コーナーの設置なども記憶に新しいところです。

ただ、これまでこうした一つ一つのサービス向上はなされてきましたが、しかし、公共図書館にはもっともっと大きな可能性があります。

3つの最重点施策である子育て・教育環境の充実、生涯現役社会の実現、地域経済の活性化に対しても公共図書館は大きく貢献してくれるはずです。
 
ここで一度しっかりと根本的な意味で本市の公共図書館のあり方を検討する必要があると私は考えています。
 
1、本市の公共図書館のあり方を検討する必要性について、市長、教育長はどのようにお考えでしょうか。

2、また、そうした検討の場として図書館法第14条に規定されている『図書館協議会』を本市も立ち上げるべきではないでしょうか、お答えください。



市長の答弁

次に、本市の公共図書館のあり方を検討することについて御質問をいただきました。
 
現在の図書館については、改革が必要であると考えています。

これからの公共図書館は、市民や地域の抱えるさまざまな問題解決に結びつく情報を得られる施設であるべきだと捉えています。また、開館日や開館時間の拡大等の利用しやすさという面でも、そのあり方を教育委員会には検討していただきたいと考えています。

次に、『図書館協議会』について御質問をいただきました。
 
市立図書館を運営する上で、市民意見が反映、実現される仕組みは必要と考えていますので、図書館協議会に限定せず、改革の中で検討していただきたいと考えています。



教育長の答弁

次に、本市の公共図書館のあり方を検討することについて御質問をいただきました。
 
横須賀市立図書館ではこれまで、図書の貸し出しをサービスの中心に置いて運営をしてまいりました。現在は、市民の知的困り感を解消する施設として、中央、北、南の各図書館で課題解決コーナーを設置するなど、市民の役に立つ図書館を目指す取り組みを始めております。
 
今後は、市民の知的欲求を満足させるだけでなく、気軽に立ち寄れる魅力ある図書館づくりを目指して検討していきたいと考えています。
 
次に、『図書館協議会』について御質問をいただきました。
 
現在、本市では、図書館協議会を設置しておりませんが、各図書館の貸し出しカウンターや各館に設置している利用者の声の箱、電子メール等でいただいた御意見を図書館運営に反映するとともに、必要に応じて社会教育委員会議に報告し、御意見を伺っております。
 
市民意見が反映、実現される仕組みについても、市立図書館のあり方を検討していく中で、具体的な手法を考えていきたいと考えています。

本会議の後、さらに教育福祉常任委員会の場で、中央図書館長とも質疑を行ないました。

2014年3月12日・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

 
続いて、図書館の改革について伺います。
 
これも市長、教育長と質疑させていただいたことです。市長の御答弁では、「現在の図書館については改革が必要であると考えています」と。教育長も同様の御答弁いただきました。
 
実際『計画』のほうを見ると、93、94ページにおいて、一番上のレファレンスと情報提供の充実の中にも、今後の図書館のあり方についても検討していきますとありました。
 
ただ、予算書を見ても、そういう改革の取り組みをどのようなスケジュールで行っていくのか、まず、平成26年度はどうやっていくのかというのが見えてきません。

どのような取り組みをこれから行っていくのでしょうか。

中央図書館長の答弁

今、御質問のありました図書館の今後のあり方検討でございますが、平成26年度予算の中には事業として予算化はされておりません。
 
まず、平成26年度については庁内検討から始めていきたいと思っています。
 
予算説明資料の方は、93ページ、94ページ、レファレンスの関係については95ページの上段(3)の⑦のほうにレファレンス関係経費がございます。
 
もう一度申し上げますが、あり方検討のほうについては、特に予算化はしないで、平成26年度については庁内検討から始めていきたいとは考えております。



フジノの質問

 
まず、庁内検討を平成26年度行って、その後のスケジュールというのは、まだ具体化していないということでしょうか。



中央図書館長の答弁

公共図書館サービスについては、横須賀市だけでなく今過渡期と言われておりまして、いろいろ自治体の事情によっても一様にはならないというところがございますので、まず、庁内検討でどの程度詰めていけるか、それがどういうふうに表に出るかというところは、庁内検討の行方を見てから平成27年度以降は決めていきたいと思っております。



フジノの質問

市民意見が反映される仕組みについてなのですが、本会議では『図書館協議会』を例に出して取り上げました。

図書館法の中に規定されているのでわかりやすいというふうな形で提案をしたのですが、形式にはこだわりませんので、市民意見がきちんと反映される仕組みが必要だと考えています。

教育長の御答弁の中では、貸し出しカウンターや各館に設置している利用者の声の箱を電子メール等でいただいた意見を図書館運営に反映させている。それから必要に応じて社会教育委員会議に報告し意見を伺っているということでした。

ただ、これだと『短期的』で、「このサービスをこうしてほしい」という話で終わりになることが多いと思うのです。いただく御意見といっても。

そうではなくて、「これからの少子超高齢社会の中で、生涯現役社会の中で、公共図書館のあるべき姿はどういうものなのか」ということについて市民の皆さんの御意見を伺っていっていただきたいと思っているのです。
 
これまでも僕は、議会で『TSUTAYA図書館』のことを例に出して、単純な一過性のことだけを考えれば、建てれば人気が出てお客さんの数が増えてくると思うのです。

でも、それは珍しい時期はあるかもしれないけれども、それが何カ所かできれば、すぐに物珍しさは去っていって、結局ハコだけができて、無意味な図書館とは言えないような『カフェ貸し館屋』ができてしまう、というふうに受けとめています。

もっと『長期的』な、「これから時代が変わっていく中での公共図書館はどうあるべきか」ということを市民の皆さんと積極的に議論していっていただきたいと思っているのです。

そういう意味では、教育長が御答弁いただいたことよりも、「もっと議論や意見交換する場をつくってほしい」という意味で質問させていただいたのですが、こういった認識については、どのように受けとめられるでしょうか。



中央図書館長の答弁

 
現在の市民の意見を聞く仕組みについて、本会議では教育長が答弁されたと私も思っております。
 
今後の図書館の将来について、どういうふうに運営していくのか、サービスはどうしていくのかということについては、あり方を検討する中で、どういう仕組みが一番今の時代に合っているのかというのもあわせて検討していきたいと思っております。

このように、約5年にわたって議論を続けてきた結果、今日ついに教育委員会での『経過報告』に至った訳です。

フジノとしては、大変嬉しく感じています。



図書館は民主主義の砦だとフジノは信じています

『図書館は民主主義の砦』だとフジノは固く信じています。

ただ単に、図書の貸出業務だけでは、市民・市議会・市長(行政)からの様々な意見や批判に応えることはできません。

自らの姿を自らしっかり定義できない図書館には、様々な意見やあらゆる批判などの『声』があがるでしょう。

実際、『TSUTAYA図書館』を念頭に置いたような『安易な改革の提案』が市議会側から出されたりもしています。

フジノは、大切な『公共図書館』をそうした流行に流されるようなことは絶対にさせません。

全力で守るべきものは守っていきます。

しかしその前に、まず図書館自らがしっかりと「われわれ横須賀市立図書館はこのような姿を目指して日々努力を続けている」とハッキリと自らを定義できねばなりません。

公共図書館としての自らの姿を明確に宣言すべきなのです。

自らのアイデンティティーを明確にすれば、安易な提案やニセモノの改革に流されることは決して無いからです。

その上で、市民・市議会・市長(行政)との対話を行なっていってほしいのです。

図書館の司書をはじめとするスタッフのみなさんは、十分な人数も確保されておらず、日常業務がとても多く、ほとんど忙殺されている現状があります。

それでも、公共図書館の意義と意味を改めて深く考えぬいて、そして図書館の持つ重みを自覚してほしいのです。

フジノは、図書館のみなさんのことを、こころから応援しています。