浦賀ドックが初めてライトアップされました/まもなく浦賀奉行所300周年。浦賀の魅力をぜひ知ってほしいです

一般開放されていない「浦賀ドック」がなんと初のライトアップ

今夜は『浦賀夏祭り』にお邪魔しました。

浦賀夏祭り会場入口にて

浦賀夏祭り会場入口にて


浦賀には、日本でわずか2ヶ所しかないレンガ造りのドック(『浦賀ドック』)があります。

ペリーが日本にやってきた1853年に、幕府は浦賀に造船所を開設しました。ここから浦賀は大きく発展していくのですが、浦賀ドックはその象徴です。

1899年(明治32年)に浦賀ドックは完成しました。現在も当時の姿のままをとどめている、貴重な近代産業遺産です。

現在では、『住友重機械工業(株)』の浦賀工場内として位置づけられていてます。その為、ふだんは一般開放されていないので、中に入れるのはイベントの時だけなのですね。

この入れるだけでも珍しい浦賀ドックを、さらに初めて夜にライトアップするという素敵な試みが今夜行なわれました!

浦賀ドックライトアップ地図

浦賀ドックライトアップ地図


地元地域のみなさんが開催している『浦賀夏祭り』がすぐお隣の広場で開催されています。

たくさんの人でにぎわう浦賀夏祭り

たくさんの人でにぎわう浦賀夏祭り


その関連イベントとして、『レンガドック活用イベント実行委員会』が主催して下さいました。



ライトアップの様子をぜひご覧下さい

30秒ほどの動画ですが、さっそくその様子をご覧下さい。




フジノは20分ほどしか滞在できなかったのですが、夕闇が迫るにつれてライトアップが美しく見えていきます。

18時55分頃の浦賀ドック

18時55分頃の浦賀ドック


ほぼ同じ位置で、上の画像がライトアップ前。下がライトアップから20分後、だいぶ様子が違いますね。

19時15分頃の浦賀ドック

19時15分頃の浦賀ドック


素敵ですね。



日本発展の地「浦賀」。もっと知られてほしい

浦賀の持つ歴史の素晴らしさは、このブログでもたびたび触れてきました。

ペリーが来航した時にまず交渉にあたったのは『浦賀奉行所』の人々でした。

浦賀奉行所


ここ浦賀に浦賀奉行所がおかれたのは1720年ですので、まもなく300周年を迎えようとしています。

浦賀奉行所300周年を祝う為の機運が高まっています

浦賀奉行所300周年を祝う為の機運が高まっています


現在その跡地は、住友重機械工業の社宅になっているのですが、2017年度中に解体される予定になっています。その跡地が横須賀市に譲渡される可能性もあり、浦賀奉行所を復元しようという声が高まりつつあります。

素晴らしい歴史的価値を持つ史跡が、当時は文化財保護法が整備されていなかった為に社宅が建設されてしまいました。それが2017年度中に解体されるということで、地元地域のみなさまも市議会としても強い関心をもっております。

しかし、前市長時代には行政として動こうという姿勢が全くありませんでした。

そこで市議会として、2016年には全会一致で予算案に対する附帯決議も行ないました。

附帯決議案第1号

平成28年度横須賀市一般会計予算に対する附帯決議

浦賀奉行所は、かつて江戸湾の防備を任され、海の関所として重要な役割を果たした。
 
また、浦賀奉行所はペリー提督率いる黒船の来航により、我が国の歴史上、重要な転換期を迎える舞台となった施設といえる。
 
このように歴史的な意味を持つ浦賀奉行所が、本市浦賀に開設されてから、間もなく300周年を迎えようとしている。
 
これまでも長きにわたって浦賀奉行所の復元や、史跡としての保存などを期待する声は絶えず上がっており、浦賀奉行所開設300周年を目前とした今、地元の機運はより一層の高まりを見せている。
 
一方、市が示す「近代歴史遺産活用事業」は、本市の歴史や文化を次世代へ継承していくため、市内に残る幕末から戦後にかけての歴史的遺産の活用を図るとされており、日本の近代化発祥の地として、横須賀の誇るべき歴史遺産を掘り起こし、磨き上げ、市内外に発信する事業であるとされている。
 
しかしながら、この「近代歴史遺産活用事業」には、浦賀奉行所に関連する予算が計上されていない。
 
本市にとって、浦賀奉行所は、極めて重要な歴史遺産であり、その節目となる年を間近に控え、記念事業実施に向け、十分な検討とそれに係る予算は当然必要と考えられる。
 
よって、市長におかれては、来るべき浦賀奉行所開設300周年に向け、奉行所の復元や史跡指定などの可能性も含めた検討を進め、意義ある300周年事業の実現を図られるよう、強く要望する。

何事に対しても消極的で自ら動こうとしなかった前市長。

浦賀ドックをはじめとする浦賀の大切な資源に対しても本当に消極的で、議会ではあらゆる会派から何年にもわたってたびたび質疑が行なわれました。

浦賀で建造された『日本丸』を浦賀に招致したいという地元の願いも無視して久里浜に寄港させた前市長。

しかも前市長はそれは「日本丸の船長が望んだからだ」という嘘までつきました(これは百条委員会で追究された3つのテーマの1つともなりました)。

けれども、ようやく選挙で新しい市長が誕生しました。

しかも、新市長の上地さんは『浦賀』の出身です。新たな動きが大きくスタートすることを期待せずにはいられません。

浦賀は横須賀にとってだけでなく、日本全体にとっても大切な地域です。その魅力がもっと丁寧に発信されて、多くの人に知っていただきたいと強く願っています。



「吉田雄人市長に対する辞職勧告決議案」を提出しました/15対24で否決されたものの、反対議員も実際は内容に賛成していました

予算議会の最終日、本会議が開かれました

予算議会の最終日である本日、本会議が開かれました。

何も問題が無ければ14時に開会して、15時半には閉会するくらいのプログラムしか無いのが最終日の本会議です。

しかし今日は、3名の議員から吉田市長に対して『緊急質問』が行なわれました。

そして、フジノもまた重大な決意をもって本会議に臨みました。

本会議を前に緊張した面持ちのフジノ

本会議を前に緊張した面持ちのフジノ


『辞職勧告決議案』の提出を決意していました。

過去2回、吉田雄人市長に対して『問責決議』がなされました。

1回目の『問責決議』2回目の『問責決議』

しかし、『問責決議』を受けても市長はそのたびに口先だけの謝罪の言葉を述べて、行動は一切変えません。

(1回目の問責決議の後の市長、2回目の問責決議の後の市長

まさに横須賀市政が始まって以来、過去最悪の市長です。

過去に『問責決議』を受けた市長は吉田雄人市長しか居ません。しかもそれを2回も受けたのは「最悪だ」としか言いようがありません。

今回もまた吉田市長のせいで、新聞・テレビで全国に横須賀が悪い形で報道されてしまいました。



停滞する市政を正す為に吉田市長に辞職を求めました

かねてからフジノたちは「3回目の『問責決議』を出すならば、それは『問責決議』ではなくもはや『辞職勧告決議』しか無い」と訴えてきました。

その言葉どおりに、フジノたちは『辞職勧告決議案』を提出することを決めたのです。

以下に全文を紹介します。

辞職勧告決議案を提出しました

辞職勧告決議案を提出しました

決議案第1号
本市議会において、次のとおり決議する。

吉田雄人市長に対する辞職勧告決議の提出について

平成29年3月24日提出

横須賀市議会議員青木哲正

吉田雄人市長に対する辞職勧告決議



このたびの報道により明らかとなった、吉田市長が7年間に渡り行なってきた、市長本人の割引券付き名刺に関わる不祥事は、市政のリーダーたる市長に対する市民の信頼を根底から揺るがすものである。

また、横須賀市の外部評価をおとしめ、市政の混乱を招いた市長の政治的責任はとてつもなく重く、その責任は免れないものである。

この間の吉田市政を振り返ると、自己中心的な政治姿勢、パフォーマンスだけの政治姿勢に終始しており、計画行政という名の問題先送りに終始しており、市長のコンブライアンス意識の欠知と指導力の不足が、今回の不祥事の大きな原因となっている。

しかるに、自分に従わない多くの幹部職員を平然と辞職に追いやりながら、みずからの行政責任についてはなんら解決方法を示さず、市民との直接対話と称したパフォーマンスにより説明責任を回避し、市民の認識をいたずらに混乱させてきた。

また、市政の両輪と口では言いながら、議会軽視が甚だしく、平成27年第2回定例会では、議員質問に対して答弁拒否を行ない、問責決議を受けた。

しかし、その後も吉田市長の議会軽視は改まることはなく、平成27年第4回定例会では100条委員会において、日本丸問題での議会に対する虚偽答弁が明らかにされ、2度目の問責決議を可決した。

さらに、100条委員会の調査が進むにつれ吉田市長の業務執行の違法の疑いが次々と明るみに出てきた。

平成28年第3回定例会において日本丸問題とBBQ問題の2件について、吉田市長を偽証罪で告発がなされ、残る付議事件の職員採用問題では、平成29年2月20日に有志の議員により、吉田市長による地方公務員法違反事件として、横浜地方検察庁横須賀支部ヘ告発がなされた。

ここにきて、報道により明らかにされた吉田市長の割引券付き名刺の配布は、政治家としてもっとも尊重しなければならない公職選挙法に違反する行為であり、金券と同等の意味を持つ名刺を配ることで、市長自身の選挙態勢を強化しょうとする姑息な行為で、とても看過することはできない。

また、その違法性を選挙管理委員会から 7年前から指摘されていたにも関わらず、その指摘を無視してきたのは、独善的な考え方のあらわれであり、市政のリーダーとしての資格はみじんも存在しない。

法律や条例は人聞社会における最低限のルールである。そして、それを守る政治家の責務は限りなく重いものなのである。この責務を全うするどころか、自らの利益の為に積極的に法を無視するような人は、政治家としての最低の資格さえ無い。

以上のことから、吉田市政では、市民への信頼回復と健全な市政運営を図ることはできないと判断するものである。

よって、横須賀市議会は、地方自治の精神にのっとり横須賀市の未来と横須賀市民のくらし向上の為に、吉田市長の即時辞職を求めるものである。

以上、決議する。




否決はされました。実際は、与党以外みな賛成していました

結論から言えば

賛成15
反対24

否決されました。

しかし、実際には反対票を投じた議員のみなさまも、実際は内容に賛成しておられました。

その理由をフジノは賛成討論で述べましたので、ぜひご覧下さい。

実質的には、横須賀市政始まって以来の、初の辞職勧告決議が可決されるところだったのです。

フジノ個人としては無念ですが、しかし賛成の意思を持ちながらあえて今回は反対票を投じた先輩・同僚議員のお考えも十分に理解することができます。

けれども吉田市長、もう次は無いですよ。

あなたはこれからも不祥事がどんどん明らかになっていくでしょう。

自ら説明責任を果たさないあなたは、自ら潔く辞職をすることもきっと無いでしょう。

それならば横須賀市議会は、辞職勧告をつきつけて、政治的な責任・道義的な責任を追及します。

このまちの市民のみなさまは、このような市長が行政トップに就いていることによって大きな損失を受けています。

どうかその現実に気づいて下さい。

彼の駅立ちの姿をみて、「いつも駅に立っていてえらいな」「がんばっているな」なんて誤ったイメージにとらわれないで下さい。

彼の本当の姿は、議会中継でもよく見えてきます。市民代表である議会に誠実な答弁を全く行なわない。

あらゆるメディアで報じられてきたように、ほとんど汚職の疑惑や法律違反の疑惑ばかりです。

そして、何よりも最悪なのは、仕事をしないことです。

パフォーマンスばかりが得意で、国・県との連携も全く行なわない。地道な仕事は一切しない。

市民の声を聴いているふりはするけれど、実際に市民の生の苦しみの声を解決する為に何も動かない。

これが現在の横須賀市長の姿なのです。

市民のみなさまは本当に大きな損失を受けています。どうかその現実に気づいて下さい。




(『辞職勧告決議案』は否決されましたが、3回目の『問責決議』は可決されました。詳しくは、次の記事に続きます)



全ての議案が可決されて、6月議会が閉会しました/2016年6月議会

6月議会が今日、閉会しました

約1ヶ月続いた6月議会も本日が最終日でした。

市議会の会議の開催を知らせる掲示板の前にて

市議会の会議の開催を知らせる掲示板の前にて


今日の午後2時から開かれた本会議で、市長から提出された議案と市民の方々から出された請願への最終的な採決が行なわれました。

議案への賛否(その1)
議案への賛否(その2)
請願への賛否


フジノは2つの議案に反対しました。

しかし、市議会としては多数決の結果、全ての議案を可決しました。

フジノが反対して『一般会計補正予算案』には、たくさんの事業がひっくるめられていました。

1つずつ事業を取り出して、それぞれについて賛否を取ったならば、市議会が出した『結論』は違ったのではないか、とフジノは考えています。

そのまま可決されてしまったこが、とても残念です。



後日談:翌日の神奈川新聞が報じてくれました

翌日の神奈川新聞が、本会議(最終日)の様子を報じて下さいました。

2016年6月25日・神奈川新聞より

2016年6月25日・神奈川新聞より


昨日は、本会議の冒頭で市長が発言を求めました。

5月12日に市議会が承認した、『吉田市長の不透明な市政運営に関する調査特別委員会・中間審査報告書』(百条委員会の中間報告)を受けての『お詫び(?)』みたいな発言がなされました。

2016年6月25日・神奈川新聞より

2016年6月25日・神奈川新聞より


けれども、この発言もいつもの『儀式』に過ぎません。

市議会に指摘されたから、その場は謝るけれどもすぐにまた同じことを繰り返す。

それが吉田市長です。

フジノは本会議場で、市長が過去にも述べたようなフレーズの繰り返しを述べているのを聴かされて、何の感慨もありませんでした。

『法的』には問題が無いかもしれない。

けれども、市長に政治献金した民間企業の人間を市役所に中途採用して、さらに雇用の任期が切れたから永続的に採用するその面接に市長が立ち会ったのは、明らかに問題です。

市職員の採用に、市議会は絶対に口利きをしてはなりません。ルール以前の問題ですが、現在では明確にルール化されています。

市職員の採用において、家族や親戚などの縁故関係や政治献金のような特殊な関係にある立場の市幹部は面接に立ち会ってはならないのも当たり前です。

舛添都知事と同じ、『法的』に問題はなくとも『許されないこと』なのです。

けれども、市民のみなさまはいまも気づいていないままです。

いろんな行事に朝から晩までハシゴして出まくって笑顔をふりまいている吉田市長が、どれほど問題なのかを。

それを一刻も早く知らしめるのが市議会の仕事なのですが、今のところ、成功していません。

異常に選挙だけは強い市長の旨さに、市議会は押されています。

無念です。



虚偽答弁から8ヶ月、問責決議から2ヶ月、ようやく正式に訂正し謝罪した吉田市長/2016年予算議会

昨年12月議会での経緯

百条委員会』の中間報告が2015年12月10日に市議会に出されました。

百条委員会による「中間審査報告書」

百条委員会による「中間審査報告書」


「吉田市長の答弁は虚偽だった」との趣旨の指摘が成されました。

市長の政治責任を厳しく問う結論となった「中間審査報告書」

市長の政治責任を厳しく問う結論となった「中間審査報告書」


そして、『問責決議案』が出されて可決されました。

市長の与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました

市長の与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました


横須賀史上初めて『1人の市長が2度目の問責決議』を受けました。

ところで採決の前に、吉田市長の与党会派のある議員が反対討論に立ちました。

そして、

「もうこんな茶番はやめにしましょうよ!」



と壇上で叫びました。

同じ与党会派の議員が「そうだ!」と賛同のヤジを飛ばしました。

拍手までしました。

下の再生ボタンを押すと聞けます。




これを聴いたフジノは、

「この方々は『二元代表制』も『民主主義』も全く理解しておられない。同じ政治家として恥ずかしい」

と、とても残念に感じました。



二元代表制、そして質疑と答弁の持つ意味

市長を応援している人々が「市議会が市長をいじめている」と話していると聴きました。

完全な誤解であり、完全な間違いです。

そもそも『二元代表制』をとる横須賀市は、市長(執行機関の長)も市民の代表であり、市議会(立法機関)も市民の代表です。

市議会は、常に市長(執行機関)を監視するのが仕事です。

そもそも市議会が市長に厳しく向きあうのが本来の仕事であり、それを『いじめ』といった市民全体の同情をかうような表現を用いて吉田市長をかばうのは『単なるイメージ戦略』です。

さて、国・地方を問わず、議会では言葉による質疑・議論はとても重要なものです。

市議会は、市長が提出する議案や報告をもとに、疑問点や問題点を質し、市長らの答弁をもとに議論を行ない、そして採決(賛成か反対かを決める)に至ります。

市民のみなさまの税金や保険料がどのように使われるか。

市長らが提出する資料や答弁する言葉が正確な事実に基づいているものだという前提によって、市議会は質疑・議論を行なって、最終的に判断を下すのです。

しかし、市長が行なう答弁がウソであったとしたら?

そうです。

ウソの資料や答弁に基いて、市議会は誤った決断(賛成・反対)をすることになるのです。

つまり、そこに『民主主義』は成り立ちません。

昨年ずっと僕は、『戦争法制』への反対から若者たちが「民主主義って何だ?」と問う姿を見てきました。

国会の前で叫ぶ何万人もの姿を毎日のように報道を通して見てきました。

けれど、僕は言いたい。

「そもそも国会どころか、横須賀市にも『民主主義』が存在していないことに気づいてほしい」

と。

市のトップがウソをついていて、市議会はそれを正そうとしている。

しかし、市長を応援している人々は「茶番」「いじめ」という言葉による『イメージ戦略』で現実をごまかそうとしている。

いじめじゃないし、茶番じゃない。

実態は、『民主主義の危機』なのだ。

市民のみなさまはそれに早く気づいてほしいです。



「市長による民主主義の破壊」を正そうとする市議会の努力を「茶番」と叫ぶ与党議員

吉田市長はこれまでも数年間にわたってずっと不誠実な答弁を繰り返してきました。

それが2015年になってようやく市議会全体の問題意識として共有されて、『百条委員会』が立ち上がりました。

もはや市長の答弁が「本当のことを毎回きちんと答えているか信頼できない状態になってしまったから」です。

相手の言葉がウソかもしれない、その言葉の真偽そのものをまず調べねばならない。

こういう状態では『正常な議論』ができません。

つまり、質問者に対して答弁者が誠実に事実に基づいた答弁を行なうことが大前提にあって、初めて議論が成立するものなのです。

それが今、吉田市長のもとではその信頼関係が成立していないのです。

市議会は市民の代表です。

市民の代表にウソを言い続けている可能性が高いという事態に、市議会が事態の正常化を求めて『百条委員会』を設置したのは当たり前のことです。

ウソが続けば、質問しても無意味です。

実際この数年間、市長の答弁があまりにもいいかげんなので、フジノはこんな風に感じることがしばしばありました。

「どうせ市長に質問してもウソの答弁かもしれない。だったら市長に質問しても意味が無い。公務員としての矜持を失っていない部長クラスか課長クラスにしか質問しないことにしよう」

こういう状態を正常化する為に立ち上げたのが『百条委員会』です。

昨年12月議会までの『百条委員会』の中間報告で取り上げたのは、久里浜港への日本丸招致についての1つの虚偽答弁についてでした。

しかし市長が虚偽答弁を疑われたのは今回が初めてではなく、民主主義の根幹であるウソのない答弁をもとに議論を続けるという根本的な信頼関係が損なわれたのです。

『日本丸招致』問題での答弁だけがウソか本当かが問われているのではないのです。

『民主主義』が問われているから、だから『百条委員会』が開かれたのです。

それを理解できないままに反対討論で「こんな茶番はやめましょうよ!」と叫んだ議員は、残念ながら「そもそも『二元代表制』も『民主主義』も全く理解できていない」と断言します。

「そうだ!」とヤジを叫んだ議員もまた『民主主義』を理解できていない、大変情けない方だ、とフジノは悲しく感じました。





与党会派であれば、『民主主義』が破壊されていても市長にベッタリとついていく。

それは『二元代表制』に基づく政治家としてふさわしくありません。



虚偽答弁から8ヶ月、問責決議から2ヶ月、ようやく正式に訂正し謝罪した吉田市長

虚偽答弁から8ヶ月が経ちました。

『中間報告』『問責決議』から2ヶ月が経ちました。

2015年12月10日・百条委員会「中間審査報告書」では「速やかな訂正・市民への謝罪」を求めています

2015年12月10日・百条委員会「中間審査報告書」では「速やかな訂正・市民への謝罪」を求めています


今日スタートした2016年予算議会。

その冒頭で、市長から発言したい旨の要請が議長にありました。

『中間報告』と『問責決議』に応じて(すでに2ヶ月も経過していますが)、答弁の訂正と陳謝をしたいということでした。

市長は以下のように発言しました。




『百条委員会』まで開催されても認めず、2度目の『問責決議』から2ヶ月も経ってようやく正式に訂正し謝罪した吉田市長。

失われたこのまちの『民主主義』は、まだ全く回復していません。

『百条委員会』が扱う問題は、あと2つ残っています。

しかし、フジノの中では『百条委員会』が扱う3つの問題だけではなく、その他にもいくつもの市長への疑問(疑惑?)が残っています。

このように信頼関係が崩れたままの市議会と市長とで、まともな議論が成立するのでしょうか。

まともな議論が成立しないまま、市民のみなさまの税金や保険料の使いみちが決められていくのは、ひとりの政治家として40万人市民のみなさまに責任を持てない想いです。

吉田市長も、副市長も、部長らも、今年こそはしっかりしてほしいです。

そして幹部職員のやり方に「自分も従うしか無い」と諦めている課長職のみなさんも、諦めないでほしいです。

横須賀市はかつて全国に知られる『スーパー公務員』をたくさん排出してきた素晴らしい市役所でした。

『公務員の矜持』を持つ、熱い職員がたくさん存在している市役所でした。

今は多くの職員が萎縮しています。前例踏襲主義に陥っています。市長の顔色を窺ってばかりです。

今年こそはこのまちに『民主主義』を取り戻したいです。

今年こそは市民のみなさまの税金や保険料の使いみちや条例の制定改廃が正しい情報に基いて議論されて採決されるまちに横須賀を戻したいです。

今年こそは市職員のみなさまが胸を張って働ける市役所に戻したいです。

一刻も早く『民主主義』を横須賀に取り戻したいです。



翌日の神奈川新聞が市長の訂正・陳謝を報じてくれました

こうした『横須賀の危機』を全国紙は残念ながら報じてくれません。

2016年2月18日・神奈川新聞より

2016年2月18日・神奈川新聞より


けれども地元紙である神奈川新聞は、しっかりと報じて下さいました。ありがとうございます。



横須賀市政初、吉田市長に対する2度目の「問責決議」を可決しました/吉田市長は自ら辞職すべきだ

与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました

本日の本会議に、吉田市長に対する2度目の『問責決議案』が提出されました。

前回(2015年6月)の『問責決議案』は上地議員とフジノの2人きりでの提出でしたが、今回は全く違います。

吉田市長の与党会派を除く、全ての会派が提出者・賛成者となって提出されたのです。

市長の与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました

市長の与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました


その内容は、以下の通りです。

本市議会において、次のとおり決議する。

平成27年12月15日提出

吉田雄人市長に対する問責決議

吉田市長は、平成27年第2回定例会の南まさみ議員の一般質問において、横須賀製鉄所創設150周年記念事業としての日本丸の招致先が久里浜港となった経緯を問われた際に、日本丸側の意向であった旨の答弁を行った。

しかしながら、本件について、航海訓練所に確認したところ、 「久里浜港を希望した事実はない」とする正反対の回答を得た。

その後、同定例会の渡辺光一議員の緊急質問、第3回定例会の大野忠之議員及び大村洋子議員からの一般質問においても同趣旨の質問がなされ、その結果、本市議会としては吉田市長の答弁は虚偽の疑いが極めて強いと判断し、地方自治法第100条の権限を付与する吉田市長の不透明な市政運営に関する調査特別委員会を設置し、真相の究明に努めてきたところである。

この審査の過程においても、昨年9月に日本丸を表敬訪問した際の会話の内容について証人喚問を行ったが、航海訓練所からの照会文書回答と吉田市長の証言とはまったく異なることが明らかとなり、本件について本市議会は、市長の証言は虚偽と認められると結論づけた。

このように、市民の代表である議会に対する一連の虚偽発言は、すなわち市民への背信行為であり、市議会のみならず、市民をも巻き込んだ大きな混乱を招いた市長の責任は非常に重いと言わざるを得ない。

課題の山積する本市にあって、市政の停滞は市民の不利益に直結するものであり、本市議会として、吉田市長の政治的、道義的責任を断じて見過ごすことはできず、市長と議会の不正常な関係を一刻も早く解決するよう、再度猛省を促すものである。

以上、決議する。

そして、賛成多数で可決されました。



停滞する横須賀市をこれ以上衰退させない為には、市長を変えるしかない

横須賀市政において、市長に『問責決議』が2度も可決されたのは初めてのことです。

それだけ吉田市長の市政運営は極めて問題が大きいことを表しています。

このような市長がこのまちのトップであることを、とても恥ずかしく感じています。

1度すでに問責決議を受けたのに、吉田市長はその姿勢を改めませんでした。

そして2度目の問責決議を受けました。

しかしさらにこれからも百条委員会で市長の不透明な市政運営に対する調査が続いていきます。

やらねばならない課題・解決しなければならない問題は山積みなのに、市政は停滞しています。

市長が交代しない限り、もはやこの異常事態は解決できないとフジノは断言します。

吉田市長は、自ら辞職すべきです。



後日追記:翌日の新聞各紙が報じました

翌日、新聞各紙が問責決議について報じました。

まず、朝日新聞です。

2015年12月16日・朝日新聞
2015年12月16日・朝日新聞


次に、毎日新聞です。

2015年12月16日・毎日新聞

2015年12月16日・毎日新聞





神奈川新聞の社説に続いて「横須賀市民オンブズマン」からも「百条委員会」設置を求められました/吉田雄人市長のお友達企業によるヨコスカBBQパークの違法経営問題

昨日の神奈川新聞に続いて、市民オンブズマンから厳しいご意見を頂きました

あまりに横須賀市政が堕落しつつある現状を憂いる声が、日に日に大きくなってきました。

昨日の神奈川新聞の厳しい社説に続いて、勇退した先輩議員(元市議の一柳洋さん)が代表を務める市民オンブズマンからも横須賀市議会に厳しい声があがりました。

2015年9月9日・神奈川新聞より

2015年9月9日・神奈川新聞より


それを報じた神奈川新聞を引用してご紹介します。

横須賀市長の政治姿勢にオンブズマン
百条委設置申し入れ

横須賀市の吉田雄人市長が知りながら、市全額出資の法人が市有地で違法営業を続けていた問題などを受け、横須賀市民オンプズマン(一柳洋代表)は8日、偽証に罰則も適用される百条委員会を設置して追及するよう、板橋衛市議会議長充てに申し入れ書を提出した。

申し入れ書では、

「吉田市長の恣意的かつ不透明な行政の姿勢が、この2、3年顕著になっている」

と指摘し、市長の後援会員や友人が主要メンバーで設立間もないNPO法人に随意契約で事業を委託した問題や、採用前に市長側へ献金していた任期付き職員を正規採用した問題などを例示。

「吉田市長の情実人事や違法すれすれの不公正な行為を明らかにするには常任委では限界があり、特別委を設置して関係者を呼んで追及する必要がある」

などとして、地方自治法百条に基づく特別委員会の設置を促している。

一柳氏は今春の統一選に出馬をせずに勇退した元市議で、最後の議会では献金職員の採用問題を掘り起こして追及した。

「市長が立て続けに議会から指弾される行為を繰り返すのは、問題を指摘しても結果的に許してきた議会の対応にある」

として、市議会に厳格な対応を求めている。

市民オンブズマンからのご意見のとおりで、フジノには反論が全くありません。

百条委員会を設置すべきだ、とフジノも考えています。

もう吉田市長の身勝手な市政の私物化は、終わりにしなければなりません。



神奈川新聞が社説で「揺れる横須賀市政を正す為に百条委員会設置が不可欠」と厳しく批判/吉田雄人市長のお友達企業によるヨコスカBBQパークの違法経営問題

けさの社説で、横須賀市議会に対して厳しい提案がなされました

けさの神奈川新聞の社説は、横須賀市議会議員であるフジノにとって、厳しい問題提起でした。

横須賀市議会に対して『百条委員会の設置』を強く求める内容でした。

厳しい問題提起でしたが、完全に『正論』そのものでした。

2015年9月8日・神奈川新聞・社説より

2015年9月8日・神奈川新聞・社説より


全文を引用します。

揺れる横須賀市政
百条委員会設置が不可欠だ

横須賀市政が揺れている。

吉田雄人市長が虚偽答弁をしたと指摘される問題の真相解明のため、自民党市議団が地方自治法98条に基づく検査特別委員会の設置を提案。

続けて、市100%出資の一般財団法人が市有地で建築基準法に違反した状態で1カ月にわたりバーベキュー施設を営業していたことが、同党市議の一般質問によって判明した。

98条委の設置提案の時点とは明らかに局面が変わった。

違法状態で営業を続けていた法人には市OBが再就職している。

吉田市長が認識していたにもかかわらず違法営業が続けられた事実は、より深刻である。

行政の公正・公平性、中立性が根本から揺らいでいると言えよう。

答弁問題と合わせ、より権限の強い百条委員会を設置し、調査すべきである。

吉田市長の答弁によると、バーベキュー施設の事業主は一般財団法人「シティサポートよこすか」で、具体的な運営は委託先の事業者が行っていた。

使用コンテナを定着しておらず、基礎の基準を満たしていなかった。

さらに、建築確認申請も出ておらず、二重の意味で同法に違反していた。

市都市部は 「口頭で指導していたが一向に止まらず営業しているので指示書を出した」と経緯を説明。

吉田市長は「シティサポート内部での情報共有が不十分だったことが原因の一つではないか。市による指導や支援などについて不足していた面もあった」と述べた。

事実なら、市は行政機関として危うい状態にあると言わざるを得ない。

98条委は、県内では松沢成文前知事時代の2003年に県議会で設置された例などがある。検査対象に松沢氏の「選挙と政治活動」を設定。

1年弱の聞に17回の審査を行って12回に知事が出席。

通常の委員会には出席しない職員も複数呼ばれ、質疑がなされた。

ただ、外部関係者に出席を拒まれて参考人招致が実現しなかったことなど、任意の協力が前提という98条委の限界も見えた。

問題の本質は市長が違法と認識していた点である。

横須賀市政に詳しい法学者からも「単なる建築基準法違反では済まされないのでは」との指摘が上がっている。

議会は百条委を設置し、事実関係をはっきりさせた方が良い。

それが吉田市長のためだし、何よりも、市民のためである。

引用は以上です。



9月14日の議会運営委員会で問題追及の方法が議論されます

来週9月14日に議会運営委員会が開かれます。

議会運営委員会の招集通知より

議会運営委員会の招集通知より

前回に議会運営委員会メンバーから提案された、地方自治法第99条に基づいた特別委員会の設置についての議論が行なわれる予定です。

フジノは議会運営委員会のメンバーではありませんし、無所属なので議決権もありません。

しかし、けさの社説のとおり、フジノも「98条の適用ではもはや甘く、よりも厳しい百条委員会の設置が必要だ」と考えています。

ここ数年間、疑惑だらけの吉田市長のせいで、明らかに横須賀市のイメージは悪化し、職員のモチベーションは下がっています。

徹底的に問題を解明して、一刻も早く横須賀市政を正常化すべきです。



違法状態のまま1ヶ月も無視をしていながら、突然、市議のもとに釈明に訪れる

ところで…

市議会の先輩議員である角井基議員の9月7日付ブログによれば、当該の違法経営を続けていた企業側から「実情を説明したい」との連絡があり、すでに角井議員はお話を伺ったようです。

ずいぶんおかしな話です。

市役所から正式に建築基準法違反の指示が出されていた時は、1ヶ月間も無視を続けていた。

にもかかわらず問題が発覚した途端に、釈明に市議を訪れる。

企業側のこの態度の豹変は、一体何なのでしょうか。

角井議員は信頼できる先輩議員ですから、何らかのお考えがあって企業側の釈明をお聴きしたことと思います。

しかし、角井議員が自らブログの最後に書いておられるとおり、やはり正式な場で、公的な形で聞き取り調査を行なうのが正しい姿だとフジノは感じています。

百条委員会の設置を行なうべきです。



吉田市長のやったことは「単なる建築基準法違反では済まされない」「百条委員会もやむをえない」と法学者が言及/吉田市長のお友達が経営する企業が建築基準法違反のまま1ヶ月も「ヨコスカBBQパーク」の経営を続けていた問題

もう吉田市長がやることを応援している人は、吉田市長のお友達しか存在していない

もはや吉田市長のやることを応援しているのは、吉田市長のお友達だけしか存在していない。

フジノはそう感じています。

今、問題となっている『ヨコスカBBQパーク』をインターネット検索サイト『Google』で検索すると、トップに表示される記事。

「ヨコスカBBQパーク」で検索するとトップにヒットする記事は「横須賀経済新聞」

「ヨコスカBBQパーク」で検索するとトップにヒットする記事は「横須賀経済新聞」


これは、横須賀経済新聞の方が書いた記事です。

この方は、市長の後援会メンバーや古いお友達が理事である『NPO法人横須賀創造空間』の副理事を務めています。

この方は、随意契約によるサイクリングパンフレット問題が明るみになった時、それを報じた新聞社に『抗議文』を送った、とフジノは聴いています。

こうしたことから、フジノの脳裏に強く植え付けられているこの方のイメージは『吉田市長のお友達のひとり』というものです。

「横須賀経済新聞編集長」イコール「NPO横須賀創造空間」副代表理事

「横須賀経済新聞編集長」イコール「NPO横須賀創造空間」副代表理事


『吉田市長が中心で進めている取り組みをいつも応援する記事を書いておられる方』というイメージも強いです。

もう『横須賀経済新聞』の記事を『中立』とは感じられなくなり、今ではどの記事もフジノは流して読むだけにしています。

市長のお友達が経営していた、建築基準法違反にもかかわらず1ヶ月も経営を続けたヨコスカBBQパーク問題の大きな広がり

さきの本会議での一般質問で、田辺昭人議員によって明らかになった『ヨコスカBBQパーク』問題

ヨコスカBBQパーク問題のおさらい

  • 『横須賀ポートマーケット』は、横須賀新港埠頭の市有地に吉田市長の肝いりで作られた
  • せっかく新たに『大型バス用の駐車場』を作ったのに、そこをあえて潰して、『ヨコスカBBQパーク』を設置した
  • 『横須賀ポートマーケット』そのものの運営は、横須賀市が100%出資している外郭団体
  • しかし、その外郭団体を通して、市長のお友達(政治献金もしていた)が経営している企業が『ヨコスカBBQパーク』を経営することに決まった
  • このことにはかねてから市議会内外から強い批判があったが、反対を推し切っててスタートした
  • その結果、9月議会初日の田辺議員の一般質問であらゆる問題が明るみになった
  • 市役所から歩いて5分の距離にあるにもかかわらず、建築基準法違反を指摘されても1ヶ月も経営を続けていた

この問題について、神奈川新聞社が法律の専門家に取材をした記事が昨日(9月4日)報じられました。

2015年9月5日・神奈川新聞より

2015年9月5日・神奈川新聞より


以下に全文を引用します。

議会要求なら百条委員会も
横須賀市出資法人の違法営業

横須賀市全額出資の一般財団法人が市有地で違法営業を続けていた問題が、波紋を広げている。

注視されているのは、吉田雄人市長が違法状態を認識していたのに、1カ月も是正されなかったことだ。

横須賀市政に詳しい法学者は

「単なる建築基準法違反では済まされないのでは」

として、市長には地方自治法の順守義務違反などの有無を明らかにする必要があると指摘。

さらに、

「議会がしっかりとただす必要があると思う」

と述べ、真相解明に向けて議会が必要とするならば、偽証に罰則も適用される百条委員会などの設置もやむをえないとの認識を示している。

一般財団法人は「シティサポートよこすか」で、多くの市OBが再就職している。

具体的な運営は委託先の事業者が行っていたが、建築確認申請を出さないなど基準法に二重で違反した状態で、1カ月にわたりバーベキュー施設を営業していた。

吉田市長は、要因について質問された市議会で

「シティサポート内部の情報共有が不十分だったことが原因の1つではないか。市による指導や支援などについて不足していた面もあった」

と答弁した。

ただ、市長と担当部局が違法営業を知ったのは同じ時期。

市都市部は「口頭で指導していたが、一向に止まらず営業しているので指示書を出した」と経緯を説明している。

今回の事態を、地方自治を専門にする識者はどう位置付けるのか。

関東学院大学法学部の出石稔教授は

「報道を見る限りでは驚くばかり。(市庁舎と目と鼻の先の)市有地で市の全額出資法人が違反を承知して1カ月営業を続け、市長もこれを認識していたとしたら、単なる基準法違反では済まされないのではないか

と指摘する。

出石教授は、今回の基準法違反の行為自体に罰則があることに加え、コンテナを利用した建築物の取り扱いについて国土交通省から何度も通知が発せられるなど社会的問題になっていることを指摘。

さらに、地方自治法の規定で、市長はシティサポートに指揮監督や視察をしたり、報告を求めたりする立場であることに触れ、

「適切な指導をしてしかるべきなのに、なぜ違法状態が続いたのか。市長は法令順守を怠っていたのではないか、それ以前に政治的・道義的責任の有無を明らかにすることが必要ではないか」

と問題視する。

問題の解明には、議会が最大限に調査能力を発揮する必要があると強調。

「市長に責任があるのかないのか、財団法人の違反に対する措置をどうするのか。二元代表制の一翼として自治を担う議会が、しっかりとただす必要があると思う」

と主張した。

出石教授は横須賀市役所に20年余り勤めた後、同大教授に転身。現在は同大で副学長も務めている。

市議会としてはすでに地方自治法98条にもとづく調査委員会のたちあげを『別の問題』で検討していました。

しかしさらに先日の本会議で田辺議員が明らかにしたこの問題を受けて、98条による委員会だけでは甘いのかもしれないとフジノは感じています。

法学者のおっしゃるように100条委員会(刑事責任も問われます)がふさわしいと考えています。

法律違反があるのか。

癒着や便宜供与があるのか。

市長のお友達が進めていることだから、市職員も厳しく言えなかったのではないか。

こうしたことを厳しく調査すべきです。



虚偽・不誠実答弁を繰り返し市政を私物化する吉田市長に対して、批判が集中している明日の一般質問/2015年9月議会

明日の一般質問の内容を読むと、吉田市長への批判ばかりでした

明日からスタートする9月議会に向けて、今日は議会運営委員会が開かれました。

明日からの本会議に向けて議会運営委員会が開かれました

明日からの本会議に向けて議会運営委員会が開かれました


市長への一般質問が行なわれるのですが、その質問の内容をあらかじめ記した『発言通告書』が全議員に配布されました。

中でも大変目につくのが、吉田市長の虚偽答弁や不誠実答弁を繰り返す市議会でのいいかげんな姿勢を質す内容や、市政の私物化に対する追及です。

少しだけご紹介します。

大野忠之議員の発言通告書より

日本丸の招致問題について

(1) 7月7日と24日の神奈川新聞における吉田市長の「虚偽答弁」の記事に対する市長の率直な気持ちについて

(略)

(3) 市長が言うところの「誤解を招く答弁」について

ア 第2回定例会において南議員は通告に基づいて質問をしており、市長は副市長を初め関係部局の理事者を交えて検討し、本会議に臨まれていると思う。

市長が誤解をしていて「先方からの希望」という方向で答弁しようとしたとしても、関係理事者が「それは、事実と異なる」と異を唱えるべきだったのではないかと考えるが、事前の検討はどのようなものだったのか。

イ なぜ南議員への答弁で昨年の8月に久里浜港への寄港を要請していることを明らかにしなかったのか。

(4) 浦賀地区説明会での説明内容について

ア 浦賀地区での説明会では、日本丸の招致理由について「久里浜港のポートセールスのため」及び「浦賀は民有地であるため、久里浜港に誘致した」旨の説明がなされたとのことだが、南議員への答弁において「日本丸側の意向だった」と発言した理由を同説明会で言及しなかった理由について

(略)

(6) 議会での答弁に虚偽が許されるのであれば、議会制民主主義は成り立たなくなってしまうが、市長はどのように考えているのか。

大野議員が指摘している記事はこちらです。

2015年7月7日・神奈川新聞より

2015年7月7日・神奈川新聞より


この問題は極めて深刻です。

フジノは厳しく追及しつつもいつも心の中では後輩である雄人をかばいたい気持ちを持っています。

けれども、この問題ではかばうことができる要素がもはや全くありません。

吉田市長は、自らのウソを心から市民のみなさまにお詫びし、市議会に対しても深く謝罪すべきです。

他に選択肢はありません。

高橋英昭議員の発言通告書

横須賀警察署跡地について

(1) 土地購入に対する市の考え方について

ア 市として購入しないことは正式な決定なのか。正式決定であればその理由について

イ 重大な案件にもかかわらず、議会側への相談も報告もない理由について

高橋議員が指摘するとおり、事前に市議会には何も報告はありませんでした。

そもそもこんなことは『あってはならないこと』です。

2015年8月8日・神奈川新聞より

2015年8月8日・神奈川新聞より


上の記事でインタビューに応じて下さったあるPTA会長の言葉が象徴的です。

(記事より引用します)

県からの打診を断っていたことを報道で知ったといい、「なぜいらないとなったのか、私たちは寂しい思いをした」と指摘。

横須賀署の移転により、周辺地域での非行の抑止力低下をすでに実感しているという。

さらに、「市の中心地である跡地をちゃんと整備しないと、横須賀に住んでいる者も(市を)愛せなくなる。それでは絶対に市として繁栄しない」と強い危機感を示した。

新聞報道でも多数報じられたとおり、この問題ではたくさんの市民の方々が強い怒りを抱いています。

続いて、田辺議員の指摘も深刻です。

田辺昭人議員の発言通告書より

2.よこすかポートマーケットのBBQパークについて

(1) よこすかポートマーケットを運営する上での土地利用形態について

ア 土地使用料減免の状況について

イ 使用料を減免している場合の減免額及び減免の期間について

(2) 駐車場スペースをBBQパークとして利用する場合の市との協議の必要性について

(3) 同パーク設置の発案者について

(4) 貴重な大型パスの駐車スペースを削ってまで同パークを設置する必要性について

(5) 同パークの運営者について

(6) 同運営者の選定方法及び同者との土地利用等の契約形態について

(7) 同パークのコンテナが使用中止となった理由及び経緯について

(8) 市長及び都市部が同パークの違法営業形態を知ったそれぞれの時期について

(9) 同パークが建築確認申請を怠った理由について

3.市とシティサポートよこすかの関係について

(1) シティサポートよこすか及びよこすかポートマーケットに対する市の指導や監督の範囲について

このBBQパークについてもスタート前から強い批判がありました。

大型バス駐車場用地をあえて潰して作らせたBBQパーク

大型バス駐車場用地をあえて潰して作らせたBBQパーク


案の定、実施してみたところ問題が多発した訳です。

よこすかポートマーケットのホームページより

よこすかポートマーケットのホームページより


何故、市長はまわりの冷静な声を聴かずに独断専行でこうした取り組みをしたのか、大きな疑問です。

田辺議員の追及によって、こうした異常な状況が改善されることを望んでいます。

石山満議員の発言通告書より

職員採用問題について

(1) 平成27年3月25日付の議長からの申し入れに対する市長の回答について

(2) 同申し入れ後から採用決定に至るまでの正副議長並びに議会への市長の対応について

(3) 議会や市民からの不信感に対する市長の所見について

この問題も、極めて深刻です。

吉田市長は自らに政治献金をした人物を、市役所職員としてあえて採用したのです。

すでに採用の前から問題視した横須賀市議会は、「そのような採用は極めて慎重であるべきだ」と正副議長が申し入れを行なったにもかかわらず、わざわざ採用したのです。

これは以前にもあった、自分の後援会メンバーが所属するNPOに随意契約をしたのと全く同じ。

完全に『市政の私物化』です。

大村洋子議員の発言通告書より

市長の問責決議に関連する問題について

(1) 第2回定例会で上地議員から市長に対して問責決議案が出され、議会の多数により可決された。

後日、記者会見において上地議員だけではなく、私や藤野議員へも同様に直接的な答弁にならないようにしていたと市長はご自身の認識を言明されていた。

私は以前から、市長の答弁に対して真撃にお答えいただいていないという感を持っていたので、この際、この件についてしっかり質疑を交わしていきたいと考えるようになった。

同時に今年に入り、何点か市長の言動について議会からいろいろな場面で指摘はしていたが、市長自身が考えを表明する機会がなかった。

これでは、あやふやなまま水泡に帰してしまうので、「問責決議の発端である答弁拒否について」、「日本丸の久里浜港招致をめぐっての渡辺議員、南議員への説明のすりかえ」の2点についてこの場ではっきりさせたい。

ア なぜ、所属常任委員会の所管事項に関する一般質問は遠慮するという、議会側のルールを根拠に答弁しないと判断されたのか。

イ 市長は毎回答弁の最初に「ご質問ありがとうございました。」とおっしゃるが、いったいどのようなお気持ちで、おっしゃっているのか。

ウ 日本丸の招致に関して、なぜ、南議員への答弁で本市が8月21日に依頼書を提出していたことを第一義にふれなかったのか。

エ 神奈川新聞は市長の答弁に対して、虚偽答弁としているが、当の市長ご自身に虚偽答弁をしたとの認識はあるのか。

オ 市長は渡辺議員に追及されると依頼書のことを答弁せざるを得なくなり、依頼書そのものは見ていないが久里浜港に向けた招致を進めていくことは承知していたと答弁を二転三転させた。その後、依頼書は部長決裁だったと言い、結局市長決裁だったことがわかった。

このようなしどろもどろの答弁を繰り返したあげく、港湾部長に責任を負わせるような発言で終わってしまったことは、到底許されるものではない。

ご自分の言動を振り返って、現在どのようにお感じになっているか。

カ 今後はぜひ、真撃な態度で、誠実な答弁、説明を行っていただくようお願いしたいがいかがか。

この質疑についてはフジノも当事者のひとりとして名前が挙がっています。

問責決議を受けたにも関わらず、そのあとに行われた市長記者会見で吉田市長はまたも失言を繰り返しました。

そのやりとりを議事録で読んだフジノは

「市長の発言は最悪だ」

と頭を抱えました。

副市長や広報課長は何故このような市長発言をストップさせることができなかったのか、と疑問にも感じました。

吉田市長の放言は、いつもいきあたりばったりで危機管理意識も極めて低く、メディアに対する発言も全くトレーニングされていません。

市議会での発言は虚偽や不誠実。

その一方で、メディアのインタビューや、場所を市外に移しての市長のお友達(例えばG社のH氏)とのイベントなどでの数々の発言は、極めてだらしがない。

「横須賀市の恥をさらすような内容だからやめてほしい」

とフジノは批判をすることさえ、やめました。

このまま吉田市長が市長を続けることは、横須賀市にとって不利益が多いとフジノは感じています。対外的なイメージダウンばかりだからです。

吉田市長が外で発言していることの多くは首長としてあまりにも情けない発言が多く、それを批判してもっと多くの人の目につくようにしてしまうことでさらに横須賀市の利益を損なってしまうからです。

しかし、市議会のみなさまは、9月議会でそんな吉田市長のことを厳しく追及することを決めたようです。

けれども、吉田市長が受ける批判は全て『自業自得』としか言いようがありません。

明日、せめて少しでも誠実な答弁を行なうことで、吉田市長には失われた信頼を取り戻す努力をしていただきたいです。