長期休職からの復職に全国から頂いた温かいメッセージをいただきました。みなさまに心から感謝しています

上西充子先生、ありがとうございます

前回のブログで、議会への長期欠席に至った理由ととお詫びを記しました。

ありがたいことに、そのブログ記事を上西充子先生がご自身のツイッターでご紹介して下さいました。

上西充子先生のツイート1
上西充子先生のツイート2


上西充子先生(法政大学教授)とは、昨年11月に松戸市議会議員選挙でご縁がありました。

昨年11月11日、上西充子先生とフジノ@松戸駅

昨年11月11日、上西充子先生とフジノ@松戸駅


フジノにとって雲の上の方で、過労死防止対策推進法を市民活動として何とか実現したいという想いで居た2014〜2015年頃、上西先生の存在を知りました。

ブラック企業撲滅の為のシンポジウムなどに講師やシンポジストとして良く登壇して下り(つまり僕たちの味方です)、特に、若い人たちが働く上で身を守る為の分かりやすい本を著して下さっているという印象がありました。

昨年は、あまりにも国会で大臣が繰り返すダメ答弁を上西先生が『ご飯論法』と名付けたのがきっかけで、一気に世間の関心がこの問題に集まりました。

(*2018年の流行語大賞にも『ご飯論法』は選ばれています)

昨年11月はカフェで一緒にお食事をして、なかなかタクシーを見つけられずに一緒にタクシーを止めて、松戸駅までの車中でたくさんお話をさせていただき、駅についても話が止まらなかったという素敵な機会を頂きました。

でも、まさかフジノのことなんて憶えて居て下さるとは思いませんでした。

常に精力的に活動されている上西先生が、今回のツイートをして下さったことには本当に驚きましたし、嬉しかったです。

僕はもう若者という年齢ではありませんが、上西先生がずっと著作や講演で訴え続けてこられた「若者を過重労働で殺させない」という想いが伝わるツイートで、心にしみました。

ありがとうございます。



三宅雪子元代議士、ありがとうございます

さらに、三宅雪子元代議士もツイートして下さいました。

三宅雪子元代議士のツイート1
三宅雪子元代議士のツイート2

フジノにとって三宅元代議士は、障がい福祉をより良いものへ変えていく大切な心強い存在のひとりです。

月刊『手をつなぐ』にも寄稿されたり、障がいのある方々の味方です。

ただ、三宅元代議士もフジノが一方的に知っているだけで、やはり雲の上の存在でした。

じかにお会いしたことがあるのは2010年9月26日、茅ヶ崎市での講演会の時に少しお話をさせていただいただけ。

それなのに今回のフジノのツイートとブログを紹介して下さいました。胸を打たれました。

本当にありがとうございます。



みなさまに感謝しております

おふたりを始めとする善意の方々のおかげで、長期休職を報告したツイートは2万人以上の方にご覧いただくことができました。

フジノのそのツイートは2万人以上が見て下さいました

フジノのそのツイートは2万人以上が見て下さいました


そのおかげで、インターネットやSNSを利用しておられる方々にはフジノの状況は正確に伝わったのを感じています。

おふたりには深く感謝しております。ありがとうございます。

そして、全国のたくさんの方々からメール・DM・メッセンジャーなどで激励のお言葉をいただきました。すごく励まされました。

全国のみなさま、本当にありがとうございました。



病院通いが続いていますが、仕事を再開しつつあります

現状をお伝えしますと、昨日も都内の病院へ行き、今日はメンタルクリニックとカウンセリングと、ひたすら病院通いが続いております。

でも、ドクターもカウンセラーの方も

「少しずつ良い方向に向かっているね」

とおっしゃって下さっています。

長期休職中に頂いたご相談のメールにお返事を書き始めるなど、事務仕事を少しずつ再開しています。

できれば週末には、実際に人とお会いするような仕事も再開していきたいと思っております。

みなさまには大変なご迷惑とご心配をおかけしてしまいましたが、ゆっくりとリカバリーへ向かっていきたいと思います。

うつ病とパニック障害の2つの持病とは20年近いつきあいですが、今回の悪化は10年ぶりくらいのひどいものでした。でも、必ず克服したいと思います。

本当にありがとうございました。



過労死等防止対策推進シンポジウム@神奈川会場へ/毎年11月は「過労死等防止啓発月間」です

毎年11月は「過労死等防止啓発月間」です

毎年11月は『過労死等防止啓発月間』です。

国によるポスター

国によるポスター


厚生労働省が中心となって、

  • 国民への周知・啓発を目的に、各都道府県において『過労死等防止対策推進シンポジウム』の開催
  • 『過重労働解消キャンペーン』として、著しい過重労働や悪質な賃金不払残業などの撲滅に向けた重点的な監督指導
  • 一般の方からの労働に関する相談を無料で受け付ける『過重労働解消相談ダイヤル』

などを行ないます。



全国で最初の過労死等防止対策推進シンポジウム@神奈川会場へ

11月1日、全国の都道府県の中で最初にシンポジウムを開催するのが神奈川会場です。

神奈川会場のプログラム

神奈川会場のプログラム


フジノは、一昨年・昨年に続いて参加しました。

会場の日石横浜ホールにて

会場の日石横浜ホールにて


神奈川労働局から国の動向と神奈川県の現状報告、2つの講演とご遺族からの体験談発表が行なわれました。

(後日、資料などを掲載しますね)



市議としてもっとできることはないのか、焦りを感じています

過労自殺・過労死を無くすことはフジノにとって大切なテーマです。

メインテーマである自殺対策のひとつの分野であるからという一般論からだけではありません。

全国的に大きなニュースとなった悲劇がこのまちで起こりました。2008年6月、和民・京急久里浜駅前店で働いていた26才のMさんが過労自殺で亡くなったのです。

ワタミフードサービスがブラック企業として知られるきっかけとなり、裁判でも争われました。

こんなにも悲しい出来事は絶対にあってはなりません。

そこでフジノは、NPOやご遺族の方々とともに過労死等防止対策推進法を実現する為に活動しました(2014年11月成立)。

2015年4月(4期目)の市議会議員選挙では、過労死・過労自殺の防止を選挙公約にも掲げました。




当選後は、本会議での市長に対する一般質問でも取り組みを推進する為の提案を行ないました(2015年9月議会)。

けれども、選挙公約で掲げた2つの条例(公契約条例とディーセントワーク条例)を実現することはできませんでした。

政府が進めた『働き方改革』の方向性には賛同できる部分もありますが、残念ながら法制定の為に一緒に活動したご遺族の方々から広く支持を得られているとは全く思えません。

こうした国の動きと、自らの残り任期が半年を切ってしまった今、フジノはとても焦っています。

市議としてもっとできることはないのか。

もともと労働分野は国が所管していて、地方自治体(特に市区町村)が独自に動ける事柄はあまりありません。

けれども、フジノはいつもあらゆる国の所管であっても市独自でできることを見つけてきました。国が動くのが遅ければ、市がまず動けば良いと信じて活動してきました。

多くの他の分野では積極的に取り組みを進められてきたのですが、この過労死・過労自殺の防止についてはフジノは何もできていないと感じています。

残り半年、改めて市議として実現できることを検討して、1つでも取り組みを任期内に実現したいです。



藤野英明のプロフィール

【一部更新しました:2018年6月25日現在の経歴に更新しました】

1.現在の肩書き

「フジノとは何をしている人間なのか?」と尋ねられたら「こういう仕事をしています」と答える順番に記してみました。




2.外部から依頼・選任されて、就任している役職など

マニフェスト大賞ベストHP賞を受賞




3.自分の意思で所属している学会・勉強会

政策を実現する為に必要な知識や情報を学ぶ為に、いくつかの学会や勉強会に参加しています。




4-1.これまでの経歴(初当選まで)

政治とは全くカンケーない人生を送ってきました。父は警察官、母はパートタイマー、親戚にも政治家は誰もいません。

幼い頃の夢は「映画監督になること」でした。

公立の小中高校に通い、映画撮影・陸上部・バンド活動とふつうの青春を送っていました。

1974年〜2002年
1974年4月8日横須賀市追浜本町2丁目に生まれる(現在、45才)
1981年3月白鳩幼稚園 卒園
1981年5月市立夏島小学校に入学するが、5月に武山へ引越し
1987年3月市立武山小学校 卒業
1990年3月市立武山中学校 卒業
1993年3月県立横須賀高校 卒業
1998年3月早稲田大学・教育学部・教育学科・教育心理学専修(臨床心理学を専攻) 卒業
1993~98年大学時代を通じて、都内のメンタルクリニックにて無給研修生としてデイケアで働かせていただく
1998年4月東宝株式会社に入社
映画興行部、財務部(財務部資金課・財務課)にて丸5年間勤める

幼い頃からの夢だった映画の世界に入り、しかも日本映画界のトップである東宝に入社し、はたから見れば幸せな社会人生活を5年間、送っていました。

業界の花形である映画興行部での3年間は、まさにエキサイティングでした。週末ごとに国内外のトップスターを間近に見る、全国の映画館が東宝の動向を追っている。ドキドキする毎日、興行屋であり映画屋であることを誇りに感じました。

けれども29才の時、政治家に転職することになりました。



2003年
1月30日政治家に転職する決心をする
2月5日 Yデッキにて街頭演説を始める
3月31日 東宝株式会社を退職する
4月20日統一地方選挙に立候補
4月27日 市議会議員に初当選(45人中、第4位。4,967票)

立候補の相談に行った選挙管理委員会でも「選挙の1ヶ月前に立候補を決心しても遅すぎる。やめたほうがいい」と言われた無謀な立候補、泡沫扱いでした。

けれども、横須賀市民のみなさまに僕の想いと政策は、届きました。

政治家に転職して、最初の4年間。

2003年
5月民生常任委員会(福祉・医療・環境・消防)に所属する
財団法人横須賀市健康福祉協会・理事に就任する
議会だより編集委員会にて『議会でゲンキ』を作成する
議会IT化運営協議会にオブザーバーとして参加する
2004年
4月日本社会事業大学通信教育科(1年7ヶ月)の精神保健福祉士養成過程に合格、入学する
5月民生常任委員会に再び所属する
議会IT化運営協議会に2年連続でオブザーバー参加する
2005年
5月民生常任委員会に3年連続で所属する
10月31日日本社会事業大学通信教育科・精神保健福祉士養成過程を卒業
2006年
3月31日精神保健福祉士の国家試験に合格
5月教育経済常任委員会(教育委員会・経済部・上下水道局)に所属する
6月30日 『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』の代表に就任する
9月15日 上智大学大学院・総合人間科学研究科・社会福祉学専攻(福祉政策・運営管理コース)に合格
2007年
4月3日上智大学大学院・総合人間科学研究科・社会福祉学専攻(福祉政策・運営管理コース)に入学、福祉政策を専攻、地域社会政策の観点から自殺予防対策を研究する




4-2.これまでの経歴(2期目)

政治家に転職した最大の目的であった『自殺対策基本法』成立を実現できた為、1期かぎりで退職するつもりでした。

もともと大学時代に、恩師から大学院進学を薦められていたのですが、家計の事情で断念していました。それでも社会人になって9年間、学費をコツコツと貯めてきました。

政治家1期目の終わりに改めて大学院を受験し、無事に合格。地域社会政策としての自殺対策を研究しながら、精神保健福祉士として自殺へと追い込まれる方々を減らす為に働いていくことを決めていました。

けれども、多くの方からの「もう1度立候補してほしい」との声をいただき、2期目も立候補することになりました。

2007年
4月22日 市議会議員(2期目)に当選(63名中、第2位。6,901票)
5月民生常任委員会に所属する(通算4年目)
2008年
5月教育経済常任委員会(教育委員会・経済部・上下水道局を所管する)に所属する(通算2年目)
2009年
2月『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』の代表を辞任する
3月『市議会だより編集委員会』に就任
5月教育経済常任委員会(教育委員会・経済部・上下水道局)に所属する(通算3年目)
『議会IT化運営協議会』にオブザーバーとして3度目の参加
6月30日学費の支払いが不可能となり、上智大学大学院を自主退学する
11月6日第4回マニフェスト大賞(ベストホームページ部門)を受賞しました
2010年
2月第6回リリー賞の選考委員会に任命される。選考に関わらせていただきました
5月民生常任委員会(健康福祉部・こども育成部・消防局・環境部を担当)に所属する(通算5年目)
『議会IT化運営協議会』に4度目のオブザーバー参加
6月NPO地域精神保健福祉機構の理事に就任
7月横須賀市民生委員推薦会下町地区準備会委員に委嘱される
2011年
2月第7回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました




4-3.これまでの経歴(3期目)

東日本大震災が起こました。

「こんな非常事態に、選挙なんかやってる場合じゃないのに」という強い怒りがありました。けれども同時にそれは「たくさんの困っている方々の為にもっと政治がやるべきことがある」という強い想いとなり、3度目の出馬を決意しました。

2011年
4月25日市議会議員(3期目)に当選(61名中、第2位。6,457票)
5月12日教育福祉常任委員会(旧・民生常任委員会)に所属する(通算6年目)

財団法人横須賀市健康福祉協会・理事に就任

『議会報告会等準備会』委員に就任

6月『脱原発社会を考える議員連盟』の事務局長に就任
2012年
1月第8回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました
5月教育福祉常任委員会に所属する(通算7年目)

議会IT化運営協議会に5度目のオブザーバー参加

横須賀市民生委員推薦会・委員に就任

6月NPO地域精神保健福祉機構の理事に再任
2013年
1月第9回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました
5月教育福祉常任委員会に所属(通算8年目)

議会IT化運営協議会に6度目のオブザーバー参加

横須賀市スポーツ推進審議会委員に就任

6月民生委員推薦会下町地区準備会委員に就任

「市政功労者」と「全国市議会議長会在職10年表彰」を辞退(過去、辞退をしたのは木村正孝氏とフジノの2人のみ)

2014年
1月第10回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました
5月生活環境常任委員会(市民安全部・市民部・資源循環部・上下水道局・消防局を所管)に所属

議会IT化運営協議会に7度目のオブザーバー参加

6月NPO法人地域精神保健福祉機構の理事に再任される
2015年
1月第11回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました




4-4.これまでの経歴(4期目)

2015年
4月市議会議員に当選(4期目)
5月教育福祉常任委員会(健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会を所管)に所属

議会IT化運営協議会に8度目のオブザーバー参加

2016年
1月第12回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました
4月日本福祉大学(通信教育学部)福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科入学
5月教育福祉常任委員会(健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会を所管)に所属

議会IT化運営協議会に9度目のオブザーバー参加

社会福祉審議会・委員に就任

6月民生委員推薦会下町地区準備会委員に就任
2017年
1月 (仮称)政策検討会議等準備会にオブザーバーとして参加


第13回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。
5月 教育福祉常任委員会(健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会を所管)に所属

政策検討会議にオブザーバーとして参加

議会ICT化運営協議会に10度目のオブザーバー参加

横須賀市民生委員推薦会・委員に2度目の就任

8月ごみ屋敷対策検討協議会に所属
2018年
1月第14回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される
2月FM戦略プラン審査特別委員会の委員に就任
がん対策検討協議会にオブザーバー参加
3月日本福祉大学 通信教育部 福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科 卒業(福祉経営学学士取得)
5月 教育福祉常任委員会(健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会を所管)に所属

政策検討会議にオブザーバーとして再び参加

議会ICT化運営協議会に11度目のオブザーバー参加

横須賀市社会福祉審議会・委員に2度目の就任

6月NPO法人地域精神保健福祉機構の理事に再任される



そして、現在に至っています。



5.政党・会派には一切所属していません

どんな政党とも会派とも全くカンケーの無い、無所属です。

2008年11月12日をもって、横須賀市議会議員の中でフジノたった1人だけが無所属・無会派となりました。残りの40名はみんな、どこかの政党か、会派に所属しています)

フジノには後援会もありません。

どんな組織からも『推薦』などは受けていません。

職業として政治家をやりたいのではなく、このまちを変えるという「目的」を実現する1つの「手段」として政治家に転職をしました。

2006年4月25日のシンポジウムでのフジノ

パネリストとして招かれたシンポジウム(2006年4月25日)「あなたにとって政治とは?」と尋ねられて「目的を実現するための、ただの手段です」と改めて断言しました。

*市民のみなさんに対して政治家が伝えるべきことはあくまでも「政策」「このまちの未来」「活動の実績」「政治とお金」などだと僕は考えています。

*どこの大学を出たとか、どこの地域で暮らしているとか、家族が何人だとか、趣味は何だ、とか、そういった情報は政治家を選ぶ上での情報ではあるべきでない、そう固く信じています。

つまり、「同じ高校/大学の卒業だから応援しよう」とか「育った地元が同じだから投票しよう」ということはまちがっているからです。

投票はあくまでも政策に基づいて行うべきだとフジノは信じています。

年齢の若さなども政治家を選ぶ根拠では無い、と僕は信じています。

あなたが毎日の暮らしの中で感じているおかしい、もっとこうすればこのまちは良くなるのに、という想いと同じ想いを持った政策を訴えている人こそがあなたに必要な政治家だと僕は思います。

そんな政治家で在りつづけられる様にいつも全力で働き続けていきます。




profile2013fujino

おまけ

フジノの声を聴くことができます。ここをクリック!(2007年予算議会での演説です。全文はこちらです)



あさか由香さん(参議院・神奈川選挙区)を応援したい。絶対、国会議員になってほしい/参議院選挙2016

「肺がん」かもしれないと精密検査を受ける前夜、人生を振り返ってみました

特定健診の結果、胸部の精密検査が必要になりました。

肺を撮影したX線に、白い影が写っていました。

フジノは政治家なので、いつも最悪の場合を想定して、最善の行動を取るようにしています。

いくつかの想定(白い影の場合は、肺炎・結核・肺がんの可能性があります)のもとに、それぞれの対応を考えました。

この先ずっと仕事の予定も詰まっていましたし、通院や入院の必要が生じた場合のことを考える必要がありました。

最悪の場合は、『肺がん』かもしれません。

政治家としてフジノは、『がん対策』に取り組んできました。

だからいろいろなことを知っています。

例えば、様々ながんの中で、男性のがん死亡の第一位が『肺がん』であること。

難治性であること。

脳などに転移しやすいことなど。

さらにその治療法や、実際に『肺がん』になった方のお話もじかに聴いて、知っていました。

精密検査を受ける、前日の夜。

決してセンチメンタルになることなく、冷静に自分の生きてきたこれまでを少しふりかえりました。

そして、

「自分には遣り残したことは何も無いなあ」

と、とても穏やかな気持ちになりました。毎日全力で生きてきたし、喪われた人たちの所に行くだけだし、と思いました。



検査結果が分かったら、「ある気持ち」が沸き起こりました

精密検査を受けに行きました。

信頼するわが市立病院のドクターがCTの結果を丁寧に診て下さいました。

『肺がん』ではありませんでした(撮影した当時は『肺炎』の可能性が高く、今では『治りかけの肺炎』の可能性が高いそうです)。

やれやれ、これで仕事のスケジュールを変更しなくて済むな、と思いました。

家族にもよけいな心配をかけなくて済むぞ、と思いました。

会計を済まして病院を出ようとしたその瞬間、突然に

「おれには遣り残したことがある」

と感じました。まさに天啓のように、心に浮かんだのです。

それが

「あさか由香さんと三宅洋平さんを絶対に当選させたい」

だったんです。

それが僕の心が本気でいま求めていることだったのです。

笑っちゃいますよね。

「どれだけ仕事好きなんだよ?」って。

でも、それは「仕事だから」ではありません。

この国に生きる人たちのいのちと暮らしを守る、大きな力になってくれる2人だと本気で信じているからです。

全力で応援をしたい、それが今、自分がどうしてもやりたいことだ、とハッキリ自覚しました。

そして、精密検査を終えたその夕方、すぐにあさか由香さんの応援に三浦海岸と三崎口に向かいました。




上が三浦海岸駅で街頭演説をするあさか由香さんを、フジノがツイキャス中継したもの。

下が三崎口駅で街頭演説をするあさか由香さんを、フジノがツイキャス中継したもの。






僕の願い。「あさか由香さんを応援したい。絶対、国会議員にしたい」

それからも、わずかな時間を見つけては、いちボランティアとして『勝手連』で応援に行きました。

7月7日@鶴見駅前

7月7日@鶴見駅前


夜でも、1時間でも時間が取れれば、応援に向かいました。

あさか由香さんの地元・鶴見

あさか由香さんの地元・鶴見


あさかさんの政策は、ほとんどフジノの願いと一緒です。

だから、そんな社会の実現を目指す政治家として、応援するのは当然です。

連日の猛暑のもとでの街頭演説にも負けないあさかさん

連日の猛暑のもとでの街頭演説にも負けないあさかさん


でもそれだけでは無いのです。

あさかさんの人柄は本当に素晴らしいです。まさに国会議員になるべき存在だと強く感じます。

7月8日・横浜駅西口にて

7月8日・横浜駅西口にて


僕は政治家にはむいていません。

それは、立候補する前からずっと自覚しています。

できるならば元々働いていた映画の世界のような、人々に笑顔をもたらすような仕事で生きていきたかったです。

でもいま僕が人々に笑顔をもたらす為には、この政治というフィールドで頑張るしかないんです。

そして僕以上に政治の世界で人々に笑顔をもたらせる人がいたら、その人を全力で応援して支えていきたいのです。

それが、神奈川選挙区ではあさか由香さんです。

東京選挙区では、三宅洋平くんです。

今夜と明日のあと一日、とにかくココロの声にしたがって自分に素直でありたいと思います。

それが終わったら、治療というか療養に専念したいと思います。

これが今の僕の、本当に素直な気持ちです。

どうか、あさか由香さんを知って下さい。

そして、彼女の政策と人柄に触れて下さい。よろしくお願いします!



あさか由香さんを応援する勝手連「withあさか由香」のみなさんと横浜駅に集合!/参議院選挙2016

横浜での仕事をちょうど終えた頃、勝手連仲間のツイートが来ました

今日は夕方から18時過ぎまで、横浜で仕事でした。

ふとツイッターを見ると、こんなツイートが。

スタンディングを呼びかける勝手連「withあさか由香」のツイート

スタンディングを呼びかける勝手連「withあさか由香」のツイート


あさか由香さんを応援する個人個人の集まり・市民による勝手連『withあさか由香』のツイートです。

横浜での仕事が終わったので「withあさか由香」に合流するぞー!というフジノのツイート

横浜での仕事が終わったので「withあさか由香」に合流するぞー!というフジノのツイート


この後の東京に行く予定はキャンセルさせてもらって、合流することに決めました!



集合場所に居たのは、他党の最有力候補者と支援者のみなさんでした(汗)

こうして、集合場所である横浜駅西口にフジノは向かいました。

いつもながら細かいことまで気にしないフジノは「行けばなんとかなるなる」と西口に到着しました。

横浜駅西口に到着しました

横浜駅西口に到着しました


西口で最も人が集まりやすい場所は高島屋前なので向かうと、なんとそこには・・・

神奈川選挙区の当選に最も近いと世論調査をメディアが出しまくっている、自由民主党の超有力候補者・三原じゅん子さん(参議院厚生労働委員会・委員長)がいらっしゃいました。

三原じゅん子さん(参議院厚生労働委員会委員長)の応援演説をする山本一太さん(内閣府特命担当大臣)

三原じゅん子さん(参議院厚生労働委員会委員長)の応援演説をする山本一太さん(内閣府特命担当大臣)


しかも、応援演説をしておられるのは、内閣府特命担当大臣を務めておられた山本一太さんです。

思わずその演説に立ち止まったフジノに、運動員の方がすぐにチラシを手渡してこられました(さすがナイス統率力です)。

「厚生労働委員会をいつもネットで見ています。改正自殺対策基本法の成立とか、三原委員長にはいろいろご尽力いただき、ありがとうございました」

ときちんと御礼をお伝えして、その場を離れました。



合流できました!

その後、あたりをうろついていたら、たくさんの荷物を持つ2人組を発見。

声をかけてみたら、大当たりでした。さっそくフジノもお手伝いです。

運良く合流できて、準備を一緒にしました

運良く合流できて、準備を一緒にしました


三原じゅん子さんたちが活動している30mほど先に荷物を運びました。

準備をしていると、集合時間が近づくに連れて『withあさか由香』のみなさんも集まってきました。

憲法をいかし、希望の持てる社会へ

憲法をいかし、希望の持てる社会へ


フジノは1時間しか横浜に居られなかったので、全力で活動しました。

ワイシャツをしぼったら汗がだらりと落ちるくらい、がんばりましたよー!

このツイートには励まされました

このツイートには励まされました


こんなツイートにも励まされながら、『withあさか由香』のみなさまも本当に熱心でフジノ自身もエネルギーを頂きました。

良い候補者のまわりには、良い支援者が集まるものです。

「私、今日初めて参加なんですけれど、よろしいでしょうか・・・」

とフジノに声をかけてきてくれた方も数名いらっしゃいました。こうして新たなメンバーが続々と合流しました。

『withあさか由香』、すごくいい。党派も肩書も何もカンケー無い。

同じ想いの人たちが自分の意思で、少しずつ自分の時間を割いて、協力しあっている。素晴らしいことだと感じました。



20時まで県西部での街頭活動を終えたあさか由香さん、横浜に登場

フジノは20時30分で途中退出せねばならなかったのですが、

「21時頃にはあさかさんがこちらに来られるかも」

というお話がありました。

でも、朝8時から橋本駅を皮切りに、淵野辺駅、相模大野駅と1日中駆けまわって、18時半から20時まで海老名駅でマイクを握っていたあさかさん。

疲れているだろうし、来られなくてもしかたないよな、と思っていたら・・・・

合流したあさかさんの様子を伝えるツイート

合流したあさかさんの様子を伝えるツイート


あさかさんが本当に横浜に戻っていらしたことを後からツイートで知りました。

県西部での街頭活動を終えて、withあさか由香に合流したあさかさん

県西部での街頭活動を終えて、withあさか由香に合流したあさかさん


政治家に求められる資質の1つに、絶対的な体力があります(と言いつつ、フジノは持病持ちですが)。

あさかさんには、想いの強さと同時に世界各国を渡り歩いてきたタフネスと強さがあります。

こうした姿に、さらに支援が集まっていくのだと感じます。

明日の夕方には、あさか由香さんの応援演説に

  • 志位和夫さん(日本共産党・委員長)
  • 小沢一郎さん(生活の党と山本太郎となかまたち・共同代表)

のお二人がいらっしゃいます。

あさかさんを心底応援しているのは、僕たち市民だけじゃないんです。

土曜日の夕方というゴールデンタイムに、あえて政党の党首でビッグネームのお二人が揃って、あさか由香さんを応援します。

政界のリーダーたちからも、あさか由香さんがいかに期待されているかが、少し伝わったでしょうか。

あさか由香さんには、小沢一郎さん(生活の党・代表)からの必勝の為書きと、生活の党から正式な「推薦」も出ています

あさか由香さんには、小沢一郎さん(生活の党・代表)からの必勝の為書きと、生活の党から正式な「推薦」も出ています

あさかさんは、即戦力です。

誰もが8時間働けば安心して暮らせる社会に変えていく為に、あさかさんは全力で国会で働いていきます。

あなたのかわりに国会で全身全霊をかけて働いていくでしょう。

フジノはすでに期日前投票であさか由香さんに投票しました。

あなたも、ぜひあさかさんの生の声に、政策に、その人柄に、触れてみて下さいね!



あさか由香さんが横須賀で政策を訴えました/勝手連のフジノもマイクを握りました

以前にも書きましたが、フジノは「あさか由香さん」を勝手に応援することに決めています

すでにブログで宣言したとおりで、フジノは『あさか由香さん』を勝手に応援することに決めました。

彼女が実現を目指している政策は、フジノが願う在るべき社会の姿を描いてくれています。政策は、抜群に良いです。

ただ、それ以前にひとりの人間として、本当に魅力的で素晴らしい方です。人の痛みを自らの痛みとして感じられる、優しくて温かい方です。

フジノの6才年下なのですが、若くしてご家族を交通事故で亡くされて大変な苦労人であり、現在は子育て中のママでもあります。生活感覚は僕たちと同じです。

その一方で、学生時代にはバックパッカーとして、留学生として、さらにNGO活動に身を投じて、世界のあらゆる国々の人々と一緒に泣いて一緒に笑ってきた、国際感覚を身に着けているでっかい人でもあります。

そんな人間的魅力の高さは、実際に彼女にお会いすれば誰もがすぐに感じられるはずです。

フジノは人見知りですが、あさかさんは一回お会いしただけで大好きになってしまいました。

こんな方にこそ、国政を委ねたいと心から願わずにいられません。



今日18日、あさかさんが横須賀をはじめ三浦半島で政策を訴えにやってきました!

昨夜ツイッターであさか由香さんの日程が載っていたのを観ました。

5月18日のあさか由香さんの日程を告知するツイート

5月18日のあさか由香さんの日程を告知するツイート


「おお、明日(18日)は横須賀にあさかさんがいらっしゃるじゃないか!明日は議会だけど、終わりしだい絶対に行かなきゃ」

と思いました。

先ほどのブログに記したとおりで、市議会は午前中で終わりました。

そこで、11:30スタートの横須賀中央かわしま前(ザ・タワー前)での活動に向かうことにしました。

事務所に荷物を置いて、走ってかわしま前に向かいました。

平坂を駆け下りるフジノの脇を『あさか由香カー』が通り過ぎて行きました。

かけつけたフジノを見つけて笑顔で手を振ってくれたあさかさん

かけつけたフジノを見つけて笑顔で手を振ってくれたあさかさん


ちょうど司会の方がマイクでお話を始めたところにフジノは到着しました。

すると、街宣カーの上からフジノを見つけてくれたあさかさん、笑顔で手を振って下さいました。まだ2回しかお会いしていないのに、古くからの友達と再会するような感覚、とても親しみやすい優しくて明るいあさかさんです。

リーフレットをガンガンお届けしました

リーフレットをガンガンお届けしました


そのあさかさんの政策その人柄などの魅力を少しでも多くの横須賀のみなさまにお伝えしたくて、フジノはリーフレットをガンガン配らせて頂きました。

あさか由香さんリーフレット「8時間働けばふつうに暮らせる社会へ」

あさか由香さんリーフレット「8時間働けばふつうに暮らせる社会へ」


このリーフレット、本当に分かりやすくてデザインも見やすくて、できが良いんです。

ねぎしかずこ議員もスマイル!

ねぎしかずこ議員もスマイル!


このリーフレット、みなさまにもぜひお読みいただきたくて、フジノがスキャナーで読み込みました。

こちらをクリックしていただくと、PDFファイルでご覧いただけます。ぜひぜひご覧下さい!



なんとフジノも街宣カーの上に乗ってスピーチをさせていただきました!

大村洋子議員をはじめ、井坂直議員、ねぎしかずこ議員とともにフジノはリーフレットを配布していました。

するとしばらくして、なんと「フジノさんからもスピーチをしていただけませんか」と大村議員からお声がけを頂きました。

あくまでもフジノは勝手に応援しているだけですし(メインで頑張っている人より目立つのは気が引けます)、何よりもみなさん『あさか由香さん本人』の姿を見たくて声を聴きたくてここに来てくれている訳です(フジノの姿や言葉は余計ですよね)。

そうした理由から1度は固辞をしたのですが、改めて「ぜひ」とおっしゃって下さり、街宣カーの上に載りました。

昨日も市内のママたちから「子育てと同時に親の介護で心身が限界」と言われました、とフジノ

昨日も市内のママたちから「子育てと同時に親の介護で心身が限界」と言われました、とフジノ


どの政党にも所属しておらず、会派にも所属していないフジノ。

政策を実現する為であれば、自民党・公明党・民進党をはじめどの政党の国会議員の方にも政策実現のロビーイングに行くフジノ。

横須賀の児童虐待の厳しい現状、国のさらなる取り組みをあさかさんに託したいと訴えました

横須賀の児童虐待の厳しい現状、国のさらなる取り組みと訴えました


そんなフジノがあさかさんの隣に立つということは、

「彼女の政策は僕の願いでもあり、彼女が国会に行くことこそが僕の政策実現の近道でもあることなのです」

ということが、良い意味で市民のみなさまにお伝えできればいいなと願いながらマイクを握りました。



そしてあさか由香さんが語りました

そして、ついにあさか由香さん本人がマイクを握りました。

高校生から「あさか、がんばれー!」の声があがりました

高校生から「あさか、がんばれー!」の声があがりました


フジノは街宣カーの上にともに立ちながら、通り過ぎていく人々の姿を観察していました。

あさかさんの街角での評判はとても良くて、特に若い世代からの人気がとても高かったです。

高校生(中学生?)男子数人が大声で

「あさかー、がんばれー!」

と声をかけてくれました。

街宣カーの上で、真隣からあさかさん!

街宣カーの上で、真隣からあさかさん!


あさかさんの政策は大きく6つの分野にわけることができます。

戦争法制の廃止、という野党共闘の大義も重要な政策です。原発の廃止、エネルギーの転換も。

でも、その前に彼女が掲げているいちばんの政策は

「8時間働けばふつうに暮らせる社会へ」という『人間らしい生き方』の実現

です。

過労死を無くしたいという願い、ブラック企業で精神疾患に追い込まれる人を無くしたい、非正規雇用で不安定な働きた方ではなくて安心して結婚も子育ても考えられるような働き方にしたい、僕らの世代や下の世代がみんな願っている生活実感に根付いた想いが政策の筆頭に掲げられています。

「保育」の質も量も高めていきたいと、ひとりの母親として実感を込めて語るあさかさん

「保育」の質も量も高めていきたいと、ひとりの母親として実感を込めて語るあさかさん


次に彼女が掲げているのは

「1人ひとりの子どもが大切にされる社会へ」という『出産・子育て』の実現

です。

これもフジノが多くの市民の方々からほぼ毎週のように頂くご相談です。

保育園に子どもを安心して預けられるようにしてほしい、保育の量を増やすだけでなく質も高めてほしい、赤ちゃんから小学校卒業くらいまでこどもの医療費の出費が多くて大変だからサポートしてほしい、義務教育といいながら小中学校も高校も学用品費や部活動などでかかるお金が高すぎる、などなどです。

まさにフジノが市議会で取り上げている事柄ばかりでしょう?

あさかさんの政策というのは、まさにフジノが市議会で改革を訴えていることを、国会という場で実現していくというものなのです。

街宣カーの上からもフジノは「政策集をぜひご覧下さい」とお声がけしました

街宣カーの上からもフジノは「政策集をぜひご覧下さい」とお声がけしました


あさかさんの6つの政策については、ぜひ彼女のホームページをご覧下さいね。

あさか由香さんのホームページはめちゃくちゃデザインが素敵です

あさか由香さんのホームページはめちゃくちゃデザインが素敵です


なんといっても、あさかさんのホームページはデザインが素敵ですし、とっても読みやすいです。

もはや『オワコン』のフジノですが、かつてはマニフェスト大賞でベストホームページ賞を受賞したり、雑誌『Yahoo Internet guide』でハワード・ディーン候補や安倍晋三内閣官房副長官と一緒にとりあげられたこともあります。

そんな『かつてはインターネットに詳しい政治家だったフジノ』からしても、あさかさんのホームページは手放しで賞賛したいです。

内容もとてもわかりやすいですからぜひご覧下さいね!

内容もとてもわかりやすいですからぜひご覧下さいね!


こうしたホームページを作成している仲間が居てくれることも、とても素晴らしいです(お友達がデザイナーをしておられるのです)。

ぜひご覧下さいね。そして、あさかさんのことをぜひ知って下さいね。



横須賀での活動を終えてあさかさんは逗子へと向かって行きました

街宣カーでのお話を終えた後、短い時間ではありましたがいろいろなことをお話ししました。

横須賀の現状、改善すべき課題、市民のみなさまのくらし。あさかさんはそんなフジノの言葉をガッチリと受け止めて頂きました。

国会議員になるかもしれない方に、このまちのことを知って頂くことはとても大切です。

活動を終えてみんなで記念写真を1枚

活動を終えてみんなで記念写真を1枚


でも、このブログを読み返してみても全く彼女の人間的魅力をお伝えしきれなかったことが残念でなりません。

1度、ぜひあなたにもお会いしてほしいなあととても思います。

あさかさんはとても明るくて、お話ししてると冗談を飛ばし合ったり、元気をくださる方です。

あさかさんと冗談を言い合ったりちょっと談笑タイム

あさかさんと冗談を言い合ったりちょっと談笑タイム


その一方で、プロフィールにも書かれているとおりで、決して順風満帆な人生では無かった彼女のライフヒストリーを知っている僕は、その明るさと元気さにとても惹かれるのです。

ただ明るくて元気な人はたくさん居ますが、同時に深くて暖かくて他人に寛容でかつ明るくて元気な人はなかなか居ません。

ぜひあなたにもあさかさんに接してほしいなあ。

という訳で、今日はあさかさんが横須賀に来て下さいました。

これからもどんどんリーフレットを配ったり、フジノなりに勝手連としてできることをやっていきたいと思います。

大村洋子議員、井坂直議員、ねぎしかずこ議員、ありがとうございました。

一緒にリーフレットを配って下さったみなさま、おつかれさまでした。

これからもみんなで頑張っていきましょうね!



2015年12月議会・一般質問

藤野英明です。よろしくお願いします。

壇上で一例するフジノ

1.「性的な多様性」の存在を前提とした観点から男女共同参画推進条例」の見直しと「第5次男女共同参画プラン」策定の作業等を行なう必要性について

本市では『男女共同参画推進条例』の見直しと『男女共同参画プラン』の改定を定期的に行うことで、時代の流れに沿った理念と施策を盛り込んできました。

横須賀市男女共同参画推進条例

横須賀市男女共同参画推進条例

第4次横須賀市男女共同参画推進プラン

第4次横須賀市男女共同参画推進プラン


ただ、これまでは世の中には男性と女性の2つしか性別が存在しないという「男女二元論」の前提で『条例』も『プラン』も策定されてきました。

けれどもこれまでも数年間にわたって市長と質疑を通して明らかにしてきたとおりで

そもそも性とは男女の2つだけではなく、多様性に富むものであることが現在では自明の理となっています。

現在の本市の『条例』と『プラン』では、現実に存在している性的マイノリティとされる方々の存在が全く触れられていません。

したがって今後の改定作業ではこの観点の導入が不可欠だと僕は考えています。

そこで、市長のお考えを伺います。

平成25年第4回定例会において僕は一般質問で『男女共同参画推進条例』改正の必要性を訴えて市長の見解を伺いました。

その際、吉田市長は

「制定時には想定されていなかったとはいえ、性的マイノリティに関する理念は包含していると考えていますので、御意見として受けとめさせていただきます。」

と答弁しました。

しかし、僕はこの答弁は全くのこじつけで大変残念な答弁だったと感じています。

一般質問に立つフジノ

答弁を受けた当時も、そして今回の一般質問にあたっても複数の市民の方に現在の条例をまず読んでいただき、その上で市長答弁のように「性的マイノリティに関する理念は含まれていると思うか」を尋ねてみました。

その結果、全員が

「現在の条文のどこをどう読めば、性的マイノリティに関する理念に該当するのか理解できなかった」

とお答えになりました。

もちろん当事者であるいわゆる性的マイノリティとされる方々にも実際に条例を読んでいただき市長答弁を伝えたのですが、失望の声ばかりでした。

「自分は法学部の出身だけど、条文を無理に読み込んでまでセクマイがこの条例に入っているというのは無理がある」

「今まで横須賀市はいろんな取り組みをしてくれたこともあって、私たちの側に立って理解しようとしてくれているのかと思っていたけれど、法律である市の条例には書きたくないと感じさせる答弁は、結局、本音では私たちを無視したいのかと悲しくなった」

などの感想をもらいました。

そもそも条例の附則においてあえて「条例の定期的な見直し」を定めているその目的は、まさに条例の制定時には想定されていなかった事柄であっても、変化していく現実の社会に即して新たな条文を盛り込んでいくことで、現実をより良く変えていく為です。

附則「見直し規定」

附則「見直し規定」


今回の場合で言えば、「男女二元論」ではない「性的な多様性」の観点を、明確に誰もが分かる形で条文に書き込むことです。

そこで市長に伺います。

【質問1】
いわゆる性的マイノリティとされる方々の存在を当然の前提とした「性的な多様性」の観点に基づいて、全面的な「条例」の見直しを行うべきではないでしょうか。

お答え下さい。

(→市長の答弁へ)




次期の『第5次男女共同参画プラン』(平成30年度施行)策定は来年度(平成28年度)から作業を開始します。

『条例』では理念的な事柄が中心に記されるのと対照的に、『プラン』では詳しく年次と数値目標を明らかにした上で今後行なっていく取り組みを記す、重要な工程表です。

その取り組みはPDCAサイクルに基づいて計画通り実施しているか進捗状況を毎年評価し、さらに目的とした成果が得られたかどうかを検証します。

第4次男女共同参画推進プランの進捗管理・評価

第4次男女共同参画推進プランの進捗管理・評価


こうした「計画行政」のもとで進められる今の日本において、『プラン』に記されるか否かはまた「条例」とは別に実効性の担保において大きな意味があるのです。

そこで市長に伺います。




【質問2】
この『第5次プラン』策定に当たっては、従来の「男女二元論」を前提とせずに

いわゆる性的マイノリティとされる方々の存在を当然の前提とした「性的な多様性」の観点に基づいて、全面的な見直しを行うべきではないでしょうか。

お答え下さい。


(→市長の答弁へ)



世田谷区と杉並区では性的マイノリティに関する認知の有無、人権侵害の有無など市民の意識を調査する為のアンケートを実施しました。

世田谷区が実施した区民意識調査

世田谷区が実施した区民意識調査


性的マイノリティに関する設問

性的マイノリティに関する設問


アンケート結果を分析したページ

アンケート結果を分析したページ


この結果報告書をじっくりと読んでみたのですが、区民の方々の意識の現状、さらに今後の課題が明らかになり、これから取り組みを進めていく上で両区にとって大変有効な調査だったのではないか、と僕は高く評価しています。

本市では『男女共同参画プラン』の策定に当たっては、毎回、あらかじめ「市民意識調査」を実施してきました。

この結果分析を『プラン』策定に反映させていることからも、大変に重要な調査だと受け止めてきました。

そこで、市長に伺います。

【質問3】
来年度実施予定の『市民意識調査』では、従来の「男女共同参画」に関する設問だけではなく、「多様な性が存在する現実を反映したプラン」とする為にも「性的な多様性」に関する情報提供と意識調査を行なうべきではないでしょうか。

お答え下さい。


(→市長の答弁へ)




現在、市役所の所管課の名称は『人権・男女共同参画課』です。

そして『条例』や『プラン』に関して、諮問に基づいて議論や答申を行なっている機関は『男女共同参画審議会』です。

「性的な多様性」が自明の理である現在において、これらの名称や目的も、現実に沿ったものではありません。

そこで市長に伺います。

【質問4】
「性的な多様性」を前提とする現実に合ったものに変えていくべきではないでしょうか。

お答え下さい。


(→市長の答弁へ)

2.過労死・過労自殺等の防止の為に、国・県だけでなく、本市が積極的に取り組みを行なう必要性について

今では「karoushi」という単語は、海外においてもそのまま通用するそうです。

諸外国には存在しない異常な労働慣行が日本には存在します。

働かされすぎによってたくさんの人々が自殺や突然死に追い込まれたり、仮に生き残ることができたとしても、重い障がいや病気を抱えていかざるをえない現実があります。

一般質問を行なうフジノ


長年、僕は自殺対策に取り組んできたのですが、その中でこの異常な現実に気づき、絶対に放置してはならないと痛感してきました。

警察庁の統計では、遺書が残っていた方々の統計もあり、自殺の原因・動機を分析しているのですが、「勤務上の問題」によって毎年2,000人以上の方々が自殺へ追い込まれていました。

勤務問題を原因・動機の1つとする自殺者数(警察庁・内閣府)

勤務問題を原因・動機の1つとする自殺者数(警察庁・内閣府)


しかし、その一方で「労働災害」として認定された自殺は毎年わずか30件から90件ほどしかありません。

労災認定状況

労災認定状況


このように、異常な過剰労働を強いる企業とそうした企業を十分に取り締まらず、労災認定のハードルを高くして犠牲者と遺族を苦しめてきたこの国の政府の怠慢によってたくさんの犠牲が現在も増え続けています。

そしてどうしても忘れてはならないのが平成20年に本市久里浜の飲食店に勤務する20代女性が過労死させられた事件です。

そのブラック企業の対応のひどさも許せませんが、同じまちに暮らすひとりの人間として、そして自殺対策に取り組んできた政治家として本当にショックな事件でした。

当事者・家族・弁護士・研究者をはじめ関係者のみなさまが長年にわたって法整備を国会に働きかけてきたのですが、この事件の報道をきっかけに、僕自身も微力ながらそうした取り組みに参加するようになりました。

関係者のみなさまの本当に長年のご苦労とご尽力によって、昨年11月、ついに『過労死等防止対策推進法』が施行されました。

今年7月には『過労死等の防止のための対策に関する大綱~過労死をゼロにし、健康で充実して
働き続けることのできる社会へ』が閣議決定されました。

法律の中身も、『大綱』の中身も、関係者のみなさまにとっては納得がいく内容ではありませんでした。

それでも「小さく生んで大きく育てていこう」と励ましあい、今年から政府による具体的取り組みが本格的にスタートすることを見守ってきました。

しかし、現在までの国の取り組みは非常に弱く、怒りをおぼえるほどです。

現在11月は『過労死等防止啓発月間』です。

過労死等防止啓発月間を伝える厚生労働省のポスター

過労死等防止啓発月間を伝える厚生労働省のポスター


でも今この議場におられる、あるいはインターネット中継を観ておられるどれだけの方が今まさに『過労死等防止啓発月間』であることをご存知でしょうか。

ご存知ないと思います。

市長との一問一答を行なうフジノ

市長との一問一答を行なうフジノ


厚生労働省は11月1日から全国29会場で『過労死等防止対策推進シンポジウム』を開催しています。

過労死等防止対策推進シンポジウム神奈川会場

過労死等防止対策推進シンポジウム神奈川会場


全国で最初の会場となった11月1日の神奈川会場に僕も参加しましたが、そこにおられたのはかねてから面識のある方々、法整備の為にがんばってきたご遺族らばかりでした。

2015年11月1日に開催された神奈川でのシンポジウム

2015年11月1日に開催された神奈川でのシンポジウム


つまり、『法』によって国民のみなさまや経営者に啓発すると定めたのに十分な周知の取り組みも行なわれてはいないのです。

本市においても『広報よこすか』などでの広報も特にありませんでした。

そこで各部局へヒアリングをしましたが、国・県などから「何の協力依頼も来ていない」とのことでした。

確かに、国・県などから具体的な通知や政省令が出なければ、本市単独でいきなり何かを進めることは難しいかもしれません。

しかし、『過労死等防止対策推進法』の第3条(基本理念)及び第4条(国等の責務)において、地方公共団体は過労死等の防止の為の対策を国との協力・連携のもとに行なうことと定められています。

また、過労死等防止の事業と銘打っていなくとも、本市は『市民相談』の中で過重労働に苦しむ方々の相談にのってきた取り組みも僕は承知しています。

さらに、外郭団体である『横須賀市産業振興財団』でも産業カウンセラーによる相談窓口を毎週開催してきました。

かつては労働行政イコール国・県というしばりがありましたが、その状況下でも本市は働く市民の味方であろうとしてきた。

そして今では過労死等を防止する法律ができて、市にも対策をとる責務が定められたのです。

もっと本市には命を守る為にできることがあるはずです。

だからこそ、たとえ国の動きが不十分であっても、市民のみなさまの心身の健康を守る為に本市ができることをさらに率先して、積極的に行なっていくべきだと僕は信じています。

そこで、市長のお考えを伺います。

【質問5】
法において地方公共団体の責務も定められていますが、本市における過労死等防止の施策はどこが所管するのでしょうか。

【質問6】
法第5条では、『過労死等防止啓発月間』の趣旨にふさわしい事業が実施されるよう努めねばならないと地方公共団体に求めています。

今年度、本市が特に動けなかったのは承知していますが、今後、本市はどのような取り組みを行なっていくのでしょうか。

【質問7】
法第9条から第11条では、啓発活動・相談体制の整備・民間団体の活動に対する支援を地方公共団体に対して求めています。

今年度、本市は過労死・過労自殺等の防止に資する取り組みを行なってきたのでしょうか。

【質問8】
仕事と生活を調和させ、健康で充実して働き続けることのできる社会の実現に寄与する為に、本市は新たな取り組みの実施を検討すべきではないでしょうか。

以上4点についてお答え下さい。


市長の答弁を聴くフジノ

市長の答弁を聴くフジノ



3.「都市計画マスタープラン(案)」における本市から東京湾をまたいで千葉県へつながる道路(東京湾口道路)の位置づけに対する市長の考えについて

横須賀市歌の歌詞にもありますが、馬堀から東京湾をまたいで千葉県へとつなぐ橋、あるいは地下トンネル『東京湾口道路』が、かつて本市では真剣に計画されていました。

対岸の千葉県富津市HPでは今も明確に掲載されています

対岸の千葉県富津市HPでは今も明確に掲載されています


その後、国においては経済社会状況の変化と行政改革の流れによって、計画は凍結されました。

本市においても吉田市長の巨大公共事業に反対する観点から新たな『横須賀市基本計画』を策定する際に、計画の中の図から『東京湾口道路』の名称を削除しました。
 

横須賀市基本計画

横須賀市基本計画


けれども、削除したのはあくまで名前だけです。

全く理解できないことなのですが、図から名前だけを無くしたのです。

実質的には『東京湾口道路』を意味している『馬堀から東京湾へ伸びる矢印』」が『基本計画』の中のあらゆる図にはハッキリ描かれたままになっています。

名前は載っていないが「東京湾口道路」を意味する矢印が明記されている

名前は載っていないが「東京湾口道路」を意味する矢印が明記されている


全く理解できないこのような対応を取った理由として、『基本計画の策定に関する特別委員会』で当時の政策推進部長が

「姿勢として横須賀市が明るい未来に向かってということであるならば、国に対してそういった基本的な姿勢は手をおろさずに続けていく」

と答弁しました。

つまり、名前は削除したが道路をつくる意志は全く変わらない、との答弁がなされたのです。

「名前だけ無くして巨大公共事業を廃止したように見せかけたが矢印を図に残すことで、実際はこの道路を作りたい」という本市の姿勢を許すことはできません。

僕は市議会議員に転職する前のいち市民の時からずっと『東京湾口道路』はあらゆる観点から不要だと考えてきました。

そこで「実際は『東京湾口道路』を作りたい」という市側の意図が込められた『基本計画』を議会で可決するか否かの採決にあたっては、反対票を僕は投じました。

現在策定中でパブリックコメントにかけられている『都市計画マスタープラン案(目標年次2035年度)』においても、『名前は書いてないが実質的には東京湾口道路である矢印』が、プラン案中のほぼ全ての図に明記されています。

パブリックコメントにかけられている「都市計画マスタープラン(案)」

パブリックコメントにかけられている「都市計画マスタープラン(案)」


この矢印が記されたたくさんの図を見るたびに僕は強い怒りを覚えます。

将来都市構想図より

将来都市構想図より

土地利用方針図より

土地利用方針図より


そこで、市長のお考えを伺います。

【質問9】
川崎から木更津へトンネルで作られた『東京湾アクアライン』は総工費1兆4400億円に上りましたが、それに匹敵するこの巨大公共事業を、吉田市長はそもそもどのように評価しておられるのでしょうか。

【質問10】
『名前は削除したが、実質的には東京湾口道路を意味する矢印』を掲載し続けているという市民には理解しがたい現状を、吉田市長は市民に問われたら一体どのように説明するのでしょうか。

【質問11】
国は昭和30年代から東京湾口道路の為に約70億円と言われる税金を使って調査を進めてきましたが、実現せずに、平成20年になって、国土交通省が凍結を表明したと聞いています。

その後、現在に至るまで国における何らかの取り組みを把握しているのでしょうか。

【質問12】
仮に、国から建設に向けて働きかけがあった場合、吉田市長はそれに応じたいと考えているのでしょうか。

以上4点についてお答え下さい。








市長の答弁

ご質問ありがとうございました。

【答弁1】
『性的な多様性』の観点に基づき、『男女共同参画推進条例』を全面的に見直すべきではないか、というご質問を頂きました。

『男女共同参画推進条例』で目指している、誰もが性別にかかわらず個人として尊重され主体的に行動し、あらゆる分野において個性と能力が発揮できる社会は性的マイノリティとされる方々への理解・配慮もなされた社会であると思います。

性的な多様性に関する観点は重要なものと認識しているところですが、現行の条例において取り組んでいくことができると考えています。




【答弁2】
次に、『性的な多様性』の観点に基づき、『男女共同参画プラン』の策定を全面的に見直すべきではないかというご質問を頂きました。

第5次の『男女共同参画プラン』の策定にあたっては、様々な性の在り方を意識して進めていく必要性があると認識をしております。

今後『プラン』の策定に際し、市民アンケートや『男女共同参画審議会』等の意見を踏まえて、性的な多様性に関する課題を検討していきたいと考えています。




【答弁3】
次に、『男女共同参画プラン』の策定にあたっての『市民意識調査』において、性的な多様性に関する情報提供と意識調査を行なうべきではないかとのご質問を頂きました。

『性的な多様性』が認められつつある中、行政の取り組みも今後様々な性の在り方を意識して進めていく必要があると認識しています。

『性的な多様性』に関する情報提供についてはすでに取り組みを始めているところです。

今後『男女共同参画における市民意識調査』においても、『性的な多様性』に関する設問を加えることについて『審議会』の意見等を踏まえ、検討してきたいと考えています。




【答弁4】
次に、『人権・男女共同参画課』および『男女共同参画審議会』の名称や目的を性的な多様性を前提としたものに変更すべきではないかというご質問を頂きました。

所管課名や審議会の名称はその目的とともに、市民の方に分かりやすいことが大切であると考えています。

『人権・男女共同参画課』および『男女共同参画審議会』の名称や目的の変更については『第5次男女共同参画プラン』や事業の方向性などを踏まえ、考えていきたいと思います。




【答弁5】
次に、人権・男女共同参画課及び男女共同参画審議会の名称や目的を性的な多様性を前提としたものに変更すべきではないかという御質問をいただきました。
 
所管課名や審議会の名称は、その目的とともに市民の方にわかりやすいことが大切であると考えています。

『人権・男女共同参画課』及び『男女共同参画審議会』の名称や目的の変更については、第5次男女共同参画プランや事業の方向性などを踏まえ、考えていきたいと思います。




【答弁6】
次に、『過労死等防止対策推進法』において、地方公共団体の責務が定められているが、本市はどこの部局が所管するのかという御質問をいただきました。
 
本市における過労死等防止の施策のうち、自殺防止の相談啓発は健康部、国が行う事業所等への過重労働の防止・啓発の協力は経済部で行います。

また、職員を任用する立場では、総務部が産業医、精神科医、臨床心理士などを配置して、職員の心の相談に応じているところです。




【答弁7】
次に、過労死等防止対策推進法第5条で、地方公共団体に求められている『過労死等防止啓発月間』の趣旨にふさわしい事業について御質問をいただきました。

国と協力して過労死等の防止のための対策を推進することは、市としても重要なことだと考えていますので、引き続き広報紙やホームページを活用し、相談窓口の紹介や事業所等への啓発活動を行なっていきます。

また、11月20日に国から保健所に過労死等防止に関するリーフレット等が届きましたので、健康づくり課の窓口に配架をしています。
 
今後も、国の所管庁である労働基準監督署との連携を強化していきたいと考えています。




【答弁8】
次に、過労死等防止対策推進法第9条から第11条で、地方公共団体に求められている啓発活動、相談体制の整備、民間団体の活動に対する支援について御質問いただきました。

本市では、保健所健康づくり課で精神保健福祉相談を、市民相談室では社会保険労務士による無料の労働相談を行なっています。

さらに、横須賀市産業振興財団でも、産業カウンセラーによる予約制無料相談を実施しています。
 
また、私が横須賀地区災防団体等連絡協議会主催の全国労働安全衛生週間、横須賀地区推進大会に来賓として呼んでいただいたときに、その挨拶の中で、常にメンタルヘルスの必要性について話をさせていただき、周知・啓発に努めているところです。




【答弁9】
次に、仕事と生活を調和させ、健康で充実して働き続けることのできる社会の実現に寄与するために、新たな取り組みの実施を検討すべきではないかという御質問をいただきました。

仕事と生活を調和させる、いわゆるワークライフバランスの推進は、大変重要なことだと考えています。
 
今後は、事業者との連携を強化し、仕事と生活の調和に関する啓発活動を行ってまいります。




【答弁10】
次に、『都市計画マスタープラン(案)』における『東京湾口道路』の位置づけに関連して、東京湾アクアラインに匹敵する巨大公共工事の評価について御質問いただきました。
 
『東京湾口道路』は、東京湾アクアラインに匹敵する巨大な公共事業であり、道路ができれば、アクアラインと同様にレジャー活動のみならず、物流など経済活動についても効果があると考えています。

しかし、そこに投入する公費として、費用対効果は考えなければならないと思っています。
 
市として、本当に必要な道路については、これまでも『三浦半島地域広域幹線道路整備促進期成同盟』において積極的に要望活動を行なってきましたが、その活動の経過において、『東京湾口道路』は要望から外してきたところです。




【答弁11】
次に、『東京湾口道路』の矢印を掲載し続けている現状を市民に対してどのように説明をするのかという御質問をいただきました。

『東京湾口道路』については、平成27年8月14日に閣議決定された国土づくりの方針を示す国土形成計画における位置づけが存続していることから、継続して位置づけを行なっています。

『東京湾口道路』に関して、国が位置づけを持ち続けるのであれば、このように計画の中に名称は落としたものの矢印としては位置づけを行っているところです。




【答弁12】
次に、平成20年以降、国の何らかの取り組みを把握しているのかという御質問をいただきました。
 
平成20年以降の新たな取り組みの把握としては、平成20年7月4日に閣議決定された前の国土形成計画において、『東京湾口道路』の構想を進めるとしていた表現から、湾口部、海峡部等を連絡するプロジェクトについては、長期的視点から取り組むと今までのスタンスから位置づけがトーンダウンしています。

これ以外の話は、特段把握をしていません。




【答弁13】
次に、仮に国から建設に向けて働きかけがあった場合、それにどのように応じるのかについて御質問をいただきました。
 
現時点で、国からの働きかけは特段ありませんので、市としても当面整備に向けた要望を行なうつもりはありません。






フジノの再質問

市長、ご答弁ありがとうございました。では、再質問を行います。

まず『男女共同参画推進条例』の見直しを、いわゆる性的マイノリティの方々の存在も当然のものとして含めた『性的な多様性』の観点を取り入れて見直しをしてほしい、というふうに申し上げましたが、

社会は大きく『性的な多様性』を寛容に認めていく方向に変わっているにも関わらず、市長は前回(平成25年)と同様、「現状のままでいきたい」というふうにご答弁いただきました。

そこでぜひお聞きしたいんですが、この『横須賀市男女共同参画推進条例』のどの条文、前文なのか、何条をもって、具体的にその性的マイノリティの方々の存在が読み込めるのか?

僕がこれまで市民の方や、当事者の方からお聞きしても、

「どこを指して言っているのか。どこにも自分の事がはっきりと書かれていない。『男女』としか書かれていない」

というふうにみなさんおっしゃるんです。

市長、答弁調整の時、それから平成25年の時も答弁調整の時も、こういうことを話し合ったと思うんですが、どの条文で具体的にその答弁につながるのか、教えて下さい。



市長の答弁

『セクマイ』と呼ばれる方々を直接的には表現はしていませんけれども、

前文の中にある「誰もが性別に関わらず、個人として尊重される」

あるいは第1条の目的にある「誰もが性別に関わらず個人として尊重され・・・」

中略をしますが「主体的に行動できる社会」というのは、こうしたセクマイの方々への理解や配慮もされた社会でなければいけない。

そういう認識で申し上げました。



フジノの質問

先ほど市長は、僕が「『人権・男女共同参画課』と『男女共同参画審議会』の名称を変えよ」と質問した時に、「(名称は)わかりやすいことが大切だ」というふうにご答弁いただきました。

これは組織論の話でおっしゃったんだと思うんですけど、当然『条例』も分かりやすい観点から書かれなければならないと思うんです。

前文も第1条も読みましたが、これは文脈の中にたまたま「誰もが性別に関わらず」と書いてありますが、そもそも『条例』のタイトルからも、それから、その他の部分を文脈として読んでいけば、これ、『男性と女性しか指していないこと』は明白です。

「明記されないことが人の気持ちを傷つけていることになる」

ということを、たくさんこれまでも質疑で申し上げてきました。

横須賀市は相談窓口を持っていますが、「性的マイノリティに関する相談も受け付けていますよ、と明記してほしい」と言って、実際に書いていただきました。

それによって初めて「相談を受けて良いんだなというふうにわかったよ」というふうに言ってくれる。

『条例』ってすごく重いものだと、みなさん、市民の方も当事者の方も把握しておられるんです。

その中で、「自分たちは入れてもらえないのか。ひとこと、『多様な性の存在を前提とするこの社会の中で』とか、一言入っていれば全く違うのに」と。

それでも「全く見直す必要性がない」というふうにお考えなんでしょうか。



市長の答弁

この『条例』の制定の目的自体は、おっしゃるようにセクマイとされる方々への光を当てることや、その存在について想定した上で書かれたものではない、というふうに認識しております。

ですので、その見直しの必要性が全くないとは私も申し上げません。

ただ、現段階においては、それよりも市民のみなさんの理解をさらに進める為の啓発活動であるとか、市として取り組むべき事業を位置付ける『プラン』の策定事業の中でまずは取り組んでいくことが、順番としては正しいのではないかな、と思っています。



フジノの質問

初めて『性的な多様性』についての質問をしてからもう8年くらいになりますか、市長。

かなり長い間、市長と議論してきて、横須賀市は本当に先進的なまちだと理解しています。これは僕と市長の信頼関係の中でできたことなのかもしれません。

ただ、どうして対外に向けて、つまり『男女共同参画推進条例』とか、あるいは『宣言』とか、外に向けたことになると急にトーンダウンしてしまうのか。本当に理解ができません。

今年度予算で作っていただいた『性的マイノリティに関するリーフレット』の中でも、横須賀市は本当に先進的なことがたくさん書いてあって、

世の中ではよく『LGBT』と言いますが、横須賀市は『LGBTQ』と『Questioning』の方の存在も漏らしていないし、

それから、僕の前回の議会で質疑した『SOGI』(=Sexual Orientation and Gender Identity)についてもあえて書いてくれている。

これくらい進んだことを多くやっている。

でもこれ、配られるのは当事者の方、ご家族、学校。

なぜ、市の法規として大変重要な重みを持っている『条例』には書いていただけないのか。

『プラン』については前向きなご発言をいただいているのに、どうして法律の中には明記していただけないのか。

その違いは何故なんでしょうか。教えて下さい。



市長の答弁

この『男女共同参画推進条例』については、『条例』を設置した際の社会的な背景もやはり少し異なる、ということで、この条例に位置付けることが適当なのかどうかという議論も一方でしなければいけないと考えています。



フジノの質問

前回の質問をした時は、この『条例』の最後の『見直し』が行われた平成25年4月1日施行からわずか数か月の頃だったので、当時は社会状況もまだまだでしたし、改定をした直後でしたので、「時期尚早なのかもしれない」というふうに思いました。

けれども『附則』において必ず5年以内に見直しを行う事になっていますよね。

そして、これまでの横須賀市、そして横須賀市教育委員会の取り組みの中で、意識醸成や、それから実際にお困りの方の支援と、だいぶ進んできたと思うんです。

それで5年間経ちます。

まもなくこの改定に向かう時期がやってきます。

そこでぜひ取り組んでほしいと思うんです、『見直し』に。

市長おひとりがもちろん決めることではないのは承知しています。

ですから、条例改定の必要があるのかどうかも含めて、『男女共同参画審議会』に『条例の見直し』について諮問をしていただけないでしょうか。

そもそも『見直し』が必要かどうか自体を諮問していただけないでしょうか。

お答え下さい。



市長の答弁

現在この『審議会』へは『プラン』の方をしっかりと検討していただきたい、とそのように思っています。

まず来年度は議員ご提案の『アンケート』も実施をしたいと思っていますし、その『プラン』の中間評価も行なっていただく必要がある、と、そう思っています。

そういう意味では、今この段階で条例の見直しの必要性について諮問をする、というのは、この今の作業スケジュールの中では少し難しいかな、というふうに思います。



フジノの質問

市長、申し訳ないんですが、例えば「多様な性を前提とする」というひとことを入れる事だけに、そんなに作業時間というのは必要なものなんでしょうか。



市長の答弁

議員は「ひとこと入れるだけ」とおっしゃいましたが、『条例』ですし、そうすると『条例』の名称であるとか、あるいは『条例』のそもそもの策定目的であるとか、そういったものも一緒に勘案しなければいけないと思いますので、決して簡単な作業ではない、というふうに思っています。

いずれにしましても、平成28年度は市民の皆さんの意識の調査等を通じながらですね、こうした検討を進めていきたいと思っています。



フジノの質問

市長、「今の条例の中にも理念は含まれている」とおっしゃっているじゃないですか。

理念は含まれているなら文章に戻すだけの話で、条例の背景が変わるとか、そんなこと詭弁じゃないですか。

今、理念に含まれているなら、それをわかりやすい言葉に直すだけで、それがどうして市長の中では結びつかないのか分かりません。

どうしてこれだけ取り組みを進めているのに条例には書きたくないのか。

それは何故なんですか。



市長の答弁

決して「書きたくない」と申し上げている訳では、まずありません。

ただ、社会的な課題の1つとして、やはりまだまだ女性の社会進出・社会参画、そういった課題が一方で目に見える形で大きくある。

そういった課題の解決するためにつくられたこの『条例』と、その、多様な性を認めていく世の中を作っていくという理念的なものとを一緒にしてしまっていいのか、という議論というのは当然生じなければいけないと私は思っています。

往々にして女性の社会参画、そういった取り組みと、いわゆる性的な多様性を認めていく取り組みといういのは、一概に同じ手段を伴うとは限らないと思っていますので、理念のレベルで共有できていても、やはり『条例』の中で位置付けるとなれば、発生する作業というのは多いのではないかと思っています。



フジノの質問

まだ、「女性の社会進出が解決できていないからこのまま続けたい」ということなんですけれど、では性的マイノリティの方々が就職活動に大変苦しんでおられたり、企業の中で自分の本当の気持ちを話せないまますごく苦しい思いをしている。そういう人たちのことは関係ないと、この条例の中では関係ないんだと、そういうふうなお考えだということですか。



市長の答弁

この条例に位置付けることが適当かどうかというのはやはり議論はしなければいけないと思います。



フジノの質問

そうすると「別の条例を単独でつくる」ということでよろしいですか。



市長の答弁

そういった議論も含めて、『単にひとこと追加する』というでは済まない議論がこれから必要になるだろうというふうに思っています。

ただ、「『審議会』への諮問を」というふうにおっしゃいましたけれど、来年度の中でやるべき作業というのは、ある程度現在想定をしている中では、『条例』に関する審議まではなかなかボリュームとしても難しいのではないかと思っています。



フジノの質問

来年度できない、ということなんですけれど、将来については含みを残している、再来年度やるかもしれない。そう受け止めてよろしいですか。



市長の答弁

そう受け止めていただいて結構です。



フジノの質問

では続いて、『市民意識調査』について1点伺います。

『杉並区政モニターアンケート』および世田谷区が実施した『男女共同参画に関する区民意識実態調査の報告書』は読んでいただけたでしょうか?



市長の答弁

全部は読んでいませんが、ある程度の質問内容は押さえています。



フジノの質問

市長からすでに「次回の『市民意識調査』の設問については検討していきたい」と前向きなご答弁を頂いていますが、これら両方の調査をみると、かなりいろんな事が見えてきたと思うんです。

横須賀市においてもこれを僕が絶対にやるべきだというふうに考えるのは、横須賀市が横須賀市なりに出来る範囲で一生懸命やってきたこれまでの約8年近くのいわゆる性的マイノリティとされる方々への支援がどの程度市民のみなさまに浸透しているか、客観的に知る良いチャンスだと思うんですね。

言うならば、「初めての『性的マイノリティに関する施策の行政評価』が『市民アンケート』で初めて成される」という位置付けにもなるのかな、というふうに思っていますので、ぜひこれは必ず加えていく方向で進めていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。



市長の答弁

言葉に対する認知度や、理解の進み具合というのが把握できるような設問は用意したいと思います。



フジノの質問

続きまして、組織の名称についてです。

「分かりやすいことが大切だ」というふうに市長はご答弁の中でおっしゃいました。

人権・男女共同参画課。

『人権』というと過去、横須賀市の中には社会行政としていわゆる同和問題を扱ってきたり、それから我が国にいろいろな形で強制連行されてきた方々、外国人の方々の問題などを扱ってきた。

『人権』ってそういう事柄や障がいのある方々への差別の問題などがイメージができると思います。

そして『男女共同参画』というと、やはり『男性』『女性』という『男女二元論』の中で、女性の社会進出、そして女性も男性と同等以上に頑張れる、すごい存在なのだということを当たり前のものとしていこう、というその意図は、はっきり伝わってくるんです。

でも実際、『人権・男女共同参画課』がこれまで本当に頑張ってくれて、性的な多様性に関する取り組みは他のまちに絶対に引けを取っていないと思うんです。

そこに、もっと分かりやすい名称として、今やっていることを加えていくというのは何か問題があるんでしょうか。



市長の答弁

やはり、分かりやすさと、名称があまり長くなりすぎるというのは避けなければいけないとは思いますが、課の名称ではそういった考えです。



フジノの質問

では続いて、『過労死等防止』について質問いたします。

まず、所管課についてのご答弁、ありがとうございました。

基本は『経済企画課』が主管課になって、状況に応じて相談業務として『保健所健康づくり課』や『総務部人事課』が対応していくのかな、と思いました。

ただ1点ちょっと残念だな思ったのが、やはり地方公共団体の責務の1つとして、『教育活動を通じた啓発』というものも含まれております。

今回、発言通告に教育長に対する質問を入れていないので、市長から間接的にお伺いする形になるんですが、若い頃から労働関係法令について理解を深めることも重要であって中学校・高等学校を通じて啓発を行っていくことが必要だ、ということも『大綱』には明確に書き込まれているんです。

ですから必要に応じて『学校での指導・教育』というのが、教育委員会を通じてかもしれないんですが、来ると思います。

そういう意味では、やはり所管課は教育委員会が含まれるんではないか。

それからもちろん今までも市民相談に乗っていただいている市民部も含まれるのではないかと思うんですが、この認識は共有していただけるでしょうか。



市長の答弁

基本的にそういう認識は共有しますが、現在のところ『過労死防止』という観点での啓発が何か進んでいるとは、私も認識としてはあまり持ててはいません。



フジノの質問

続いて、認識の共有を図りたいという意味で何点か伺いたいんですが、市長は久里浜での『和民』における過労自殺の件は憶えておいででしょうか?



市長の答弁

憶えています。



フジノの質問

この時、このニュースを聞いた時の率直なお気持ちをお聞かせいただけますか?



市長の答弁

その時の気持ち、となかなか言えるかわかりませんが、やはり会社側の対応も良く無かった所ありますし、やはり研修も無ければ、本当に慣れない仕事をさせられて、長時間働かされた、と。

そういった労働をやはり認めてはいけないものだ、というふうに認識しています。



フジノの質問

「過労死・過労自殺、あるいは過労による疾病・疾患・障がいが引き起こされるような労働状況はあってはならない」と市長もお考えになって下さいますか。



市長の答弁

あってはならないと思います。



フジノの質問

バックグラウンドが同じ想いだという事で、共有していただけたと思います。

本当に20代後半の若い女性がこんなことで命を奪われるなんて絶対にあってはならない事だという怒りと悲しみと悔しさが、今もはっきり残っています。

そんな中で、国の対策の状況というのは本当にひどいものがありまして、先ほど国の全般の警察署の統計の中で『勤務問題』が2000人から居るのに、『労災認定』されているのが100人に満たない、というお話しをしました。

横須賀市も調べてみたんですけど、毎年、横須賀市では・・・ごめんなさい。人数をまるめるのは嫌なんですけど、おひとりおひとりのバックグラウンドがありますので・・・

けれどもだいたい約80名から100名の方が毎年亡くなっているとして、その中で遺書を残しておられた方で『勤務問題』がメインの理由だという方はやはり5名から10名は毎年いらっしゃる。

けれど多分、県の労働局へ経済部は問い合わせていただいたと思うんですが、平成20年の過労自殺事件以来、横須賀市内では過労自殺・過労死は起こっていない、『労災認定』されていないっていうふうになっているはずなんです。

こういう現状と国の基準、ハードルの高さなどを市長はどんなふうにお感じでしょうか。



市長の答弁

私も『労災』の統計の区分についてはあまり詳しくなくて、あまり行政的な答弁というのはしづらいところですけれども、実際、当事者の方のご遺志や置かれた状況というのはその前段でもよく拾い上げてはいただきたい、というふうには思います。



フジノの質問

やはり国・県は今までも労働行政、取り組んできたんだけれども、それでもこんなにも乖離がある、という現実をひとつ知っていただきたい。

感想まで求めてしまったのは申し訳なかったと思いますが、やっぱりこの現実というのは放置してはいけないと思います。

今回、法律で『地方公共団体』の責務が謳われました。

『地方公共団体』とは書かれてはいても、その中では県がメインになることが多くあるかもしれません。

それでもやっぱり横須賀市にもこういう実態があって、全国と同じ状況がある。勤務問題で苦しんで過重労働で苦しんで、そして自殺に追い込まれる人がいる。

そんな中でも横須賀市ができることがたくさんあると思っています。

先ほど市長が例にあげて下さった事、それから僕自身が例としてとりあげた事、いろいろあると思います。

最後に質問として、僕は「新しい取り組みを始めていただけないか」ということを申し上げました。

それは何かというと、今まで横須賀市がやってきたことっていうのは、基本的に相談中心なんです。

過重労働に苦しめられて「本当に限界だ」って言った時に、相談として受け止めてくれるのが市だった。

でもそれはやっぱりそれ、相談を受けてその場では楽になっても、企業に戻って働かされたら、また苦しみはかえってくる。

結局、相談をしてもその後の状況が変わらなければ、苦しみからは逃れられない。

だから僕、これから『過労死等防止対策推進法』がある今は、市に相談が来たりしたら、県や国の監督機関と意見交換をするタイミングを持ったり、定期的に持ってくれとは申し上げませんが、「こういうケースがあるんだ。実際にもっと支援してくれ」というふうに、市民の方の背中を押してあげる、支えてあげる。そんな取り組みをしていただけないか、というふうに思うんですが、いかがでしょうか。



市長の答弁

直接的に1番身近な組織としては『労働基準監督署』になろうというふうに思いますので、ぜひどんな連携ができるかというのは考えていきたいと思います。



フジノの質問

『労基署』には、『自殺対策連絡会』にもメンバーとして入っていただいていますし、接点はいろいろあると思うんです。

そんな中で横須賀市がもしも「助けてほしい」というサインを、声をあげてくれた方、市民相談に実際に来ていますし、その時にはやはり行政からサポートしてあげてほしい。

市には企業への監督権限なんていうのは存在しませんし、あくまでも啓発ぐらいしかできない。

でも啓発しかできないんでは、やはり実質的なサポートには弱いと思うんです。

そして、今の国・県の取り組みの弱さをみるにつけても、勤務問題で亡くなっている方がこれだけ、千倍くらい『労災認定』より多いのに放置されている状況をみるにつけても、実質的な企業への取り組みを、市も後押しをしてほしいというふうに要望したいと思います。

最後に、『東京湾口道路』に関する『都市計画マスタープラン』における位置づけについて質問をします。

僕は市長と市議時代からいろんなお話しをさせていただきましたが、『東京湾口道路』について、市長、熱意を持って市議から市長になった後も、まだ一時期仲が良かった頃、この話をした事をよく憶えています。

費用対効果の面からも考えなければならない、そういう抑えたニュアンスでは無くて、当時ははっきりと「必要は無いんだ」「防災に資するというものでも無いんだ」とはっきりおっしゃっていただいていたな、というふうに思います。

そんな中、『基本計画』に位置付けなければならないのも本当に残念な、玉虫色っぽい、いわゆる日本ぽい決着にはなりましたが、名前を落としたことをもって市長は「実質的にこれはもう廃止したんだ」と僕は受け止めて『基本計画』の時には質疑を交わしませんでした。

ただ『都市計画マスタープラン』、それから先ほどの政策推進部長の答弁を聞くと、ちょっと今、市長のおっしゃったことと齟齬があるような感じがしました。

そこで確認させてください。

『東京湾口道路』を造ることについて、政策推進部長は「明るい未来に向かう事」というような趣旨のご答弁をしておられます。

「『東京湾口道路』を造る事は横須賀にとって明るい未来につながることだ」と、市長はお考えでしょうか?



市長の答弁

あまりそうは思いません。



フジノの質問

ありがとうございます。僕も全くその通りだと思います。

そして、『横須賀が明るい未来に向かう事』と『巨大公共事業の借金を背負わされたりする事』は、全く相反する事だと思います。

また『東京湾フェリー』との関係もあると思いますし、取り組まねばならない課題はたくさん他にあると思います。

だからこそあえて今回この質問をしたいんですが、市長。『都市計画マスタープラン(案)』から、『矢印』も削除することはどうしてもできないんですか。

この地域主権の時代の中で、国の計画の中に入っているから仕方がない、ただ唯々諾々と受け入れて『矢印』を書き続けるんですか、これからも。

これはカット出来ないんですか、市長の判断で。



市長の答弁

国の『国土形成計画』、そしてこれに基づいて県もいわゆる都市計画区域の整開保と呼ばれる『整備開発保全の方針』、そして『神奈川交通計画』、こういったところでも同様の位置づけを行っていますので、なかなかこの位置づけを消し去る、という事は、そういったところとの合意形成が必要になるんではないかと思っています。



フジノの質問

最後の質問になります。

『名称』を外すだけでもどれほどご苦労なさったか、当時、市長からお聞きしたことをよく憶えています。

その『基本計画』の着地点というのは1期目の本当に厳しい中でよく頑張った、というふうによく憶えています。

が、いまや市長は2期目に入り、国や県のいろんな機関とも市長はお話しをするようになり、意見交換をする機会というのも大変増えたと思います。

本当に必要な道路はたくさんありますからそちらの取り組みを進めつつも、実際には『凍結』をされていて、そしてもう見込みはない道路。これを横須賀市民に向けた、このまちの将来の設計図、しかも都市マスタープランは2035年が目標年度ですから、あとほんの20年。

20年の後にこんな道路つくるのか。

ありえない。絶対にありえないと思うんです。

仮に計画が上がってきたらまた、その時は相談しながら載せていけばいいかもしれないけれども、今は絶対にできない。

それにも関わらず載せつづける事ってやっぱり僕はおかしいと思うんです、地域主権の時代に。

ですから、他の必要な道路についての要望活動・要請活動などがメインになるのは重々承知していますが、「こういった公共事業を横須賀はもうやらないんだ」、そうはっきりとメッセージを打ち出して、国の『計画』に逆に横須賀の声を取り入れさせるような、神奈川県の『計画』などにも横須賀市の声を反映させるような、そういう取り組みを市長にはぜひしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。

ご答弁をいただいて質問を終わります。



市長の答弁

考え方が相違するわけではないと思いますが、私としてはできればその作業にかける労力は、必要な道路への要望活動の労力に充てていきたいというのが正直なところです。

ですので、国や県の計画に位置付けられている以上ですね、この表記は変えずにこの表記を落とす作業を頑張るよりも、必要とされている道路の要望活動を頑張りたいというところです。



市長への一般質問の「発言通告書」を提出しました。3つのテーマ、合計12問やります!/2015年12月議会

市長への一般質問の為に「発言通告書」を提出しました

12月議会がまもなく11月27日からスタートします。

市長への一般質問を行なう議員はあらかじめ『発言通告書』を提出しなければなりませんが、けさ10時がそのしめきりでした。

フジノは今回も無事に提出することができました。

2015年12月議会でフジノが行なう一般質問の「発言通告書」より

2015年12月議会でフジノが行なう一般質問の「発言通告書」より


おとといから扁桃炎で39度前後の熱が続いてしまい、ギリギリの中での作業でした。

質問する内容そのものは長年の問題意識でずっと追いかけてきたものばかりなので熟知しているのですが、それを文章におとしこむのはまた別の苦労があります。

質問そのものを取りやめるか悩んだのですが、質問数を5つから3つへと減らして、何とか最後まで発言通告書を完成させることができました。

横須賀市議会議員になって約13年6ヶ月が経ちます。その全ての機会において本会議で毎回必ず市長に質疑を行なってきた唯一の議員がフジノで、この連続記録は現在も継続しています。

でも、正直そんな記録なんてどうでもいいんです。いつか誰かがフジノを追い抜いてくれるはずです。

そんなことよりも、質問できる全ての機会に質問(実際には質問の形を借りた市長への政策提案です)をしなければ、このまちの現実を変えることができないからなのです。

逆に言うと、政治家が質問を行なえば、例え時間はかかっても必ず現実を変えることができます。

その機会を1度でも逃せば、フジノは現実を変える大切な機会を1度損なってしまい、それによって今この瞬間を苦しんでいる市民の方々が直面している現実が変わらないままになってしまうのです。。。

だから、倒れても、質問数を減らしても、どんなにまとまりの無い文章になろうとも、質問をせずにはいられないのです。

(横須賀市議会が現在設置している吉田市長の虚偽答弁をはじめとする様々な問題に関する百条委員会があります。

その百条委員会について市民の方から「虚偽答弁といってもたいしたことないでしょう?」と声をかけられたことがあります。絶対に大したことではありません。

何故なら、市民のみなさまのいのちと暮らしを守りたいという想いからこれだけ真剣勝負を市議会の一員として行なっているのです。

それに対して市長が虚偽答弁をするということは、市民のみなさまのいのちと暮らしを守りたいという想いを踏みにじる行為なのです。だから絶対に許すことができないのです)



フジノの「発言通告書」の全文を掲載します

それでは『発言通告書』の全文を以下に記しますね。

1.「性的な多様性」の存在を前提とした観点から「男女共同参画推進条例」の見直しと「第5次男女共同参画プラン」策定の作業等を行う必要性について

本市では「男女共同参画推進条例」の見直しと「男女共同参画プラン」の改定を定期的に行うことで、時代の流れに沿った理念と施策を盛り込んできた。

これまでは「男女二元論」の前提で条例もプランも策定されてきたが、そもそも性とは男女の2つだけではなく、多様性に富むものであることが現在では自明の理である。

現在の条例とプランでは、現実に存在している性的マイノリティとされる方々の存在が全く触れられていないため、今後の改定作業ではこの観点の導入が不可欠である。
 
そこで、市長のお考えを伺う。

(1)平成25年第4回定例会の私の一般質問で「男女共同参画推進条例」改正の必要性を問われた市長は「制定時には想定されていなかったとはいえ、性的マイノリティに関する理念は包含していると考えていますので、御意見として受けとめさせていただきます。」と答弁した。

しかし、性的マイノリティに関する理念は包含しているとのことだが、現在の条文を読んだ圧倒的多数の市民の皆様がそのように受けとめるのは難しく、いわゆる性的マイノリティとされる方々も自分たちの存在が包含されているとこの条例を読んで感じることはないだろう。

制定時には想定されていなかった事柄であれ、現実に即した新たな条文を盛り込んでいくことが、まさに附則に基づいた定期的な見直しの意義である。「男女二元論」ではない「性的な多様性」の観点を、明確に条文に書き込むことが必要である。
 
したがって、いわゆる性的マイノリティとされる方々の存在を当然の前提とした「性的な多様性」の観点に基づいて、全面的な条例の見直しを行うべきではないか。




(2)次期の「第5次男女共同参画プラン」(平成30年度施行)策定は来年度(平成28年度)から作業を開始する。

この「第5次プラン」策定に当たっては、従来の「男女二元論」を前提とせず、いわゆる性的マイノリティとされる方々の存在を当然の前提とした「性的な多様性」の観点に基づいて、全面的な見直しを行うべきではないか。

(3)世田谷区と杉並区では性的マイノリティに関する認知の有無、人権侵害の有無など市民の意識を調査するためのアンケートを実施した。

これによって区民の現状及び今後の課題が明らかになり、大変有効な調査であった。
 
本市では「男女共同参画プラン」の策定に当たっては、毎回、あらかじめ「市民意識調査」を実施してきた。この結果分析を「プラン」策定に反映させており、重要な調査である。
 
そこで、来年度実施予定の「市民意識調査」では、従来の「男女共同参画」に関する設問だけではなく、多様な性が存在する現実を反映したプランとすべく、「性的な多様性」に関する情報提供と意識調査を行うべきではないか。




(4)現在、所管課の名称は「人権・男女共同参画課」であり、条例やプランに関する諮問に基づく議論や答申を行っている機関は「男女共同参画審議会」だが、これらの名称及び目的も、「性的な多様性」を前提とする現実に合ったものに変えていくべきではないか。



2.過労死・過労自殺等の防止のために、国・県だけでなく、本市も積極的に取り組みを行う必要性について

平成20年に本市久里浜の飲食店に勤務する20代女性が過労死させられた事件も1つの大きな契機となり、ご遺族や関係者の皆様の長年のご尽力によって、昨年11月に「過労死等防止対策推進法」が施行された。

今年7月には「過労死等の防止のための対策に関する大綱〜過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ〜」が閣議決定され、具体的取り組みが本格的にスタートした。現在11月は「過労死等防止啓発月間」である。
 
ただ、現在までの国の取り組みは非常に弱い。

11月から全国29会場で厚生労働省が「過労死等防止対策推進シンポジウム」を開催しているが、私自身が参加した神奈川会場も盛況とは言いがたかった。また、本市各部局へヒアリングしたが、国・県などから何の協力依頼も来ていないとのことだった。

しかし、「過労死等防止対策推進法」の第3条(基本理念)及び第4条(国等の責務)において、地方公共団体は過労死等の防止のための対策を国との協力・連携のもとに行うこととなっている。

そのような中、たとえ国の動きが不十分だとしても、市民の皆様の心身の健康を守るために本市ができることを積極的に行っていくべきだ。

そこで、市長のお考えを伺う。

(1)法において地方公共団体の責務も定められているが、本市における過労死等防止の施策はどこが所管するのか。




(2)法第5条では、過労死等防止啓発月間の趣旨にふさわしい事業が実施されるよう努めねばならないと地方公共団体に求めている。

今後、本市はどのような取り組みを行なっていくのか。




(3)法第9条から第11条では、啓発活動・相談体制の整備・民間団体の活動に対する支援を地方公共団体に対して求めているが、今年度、本市は過労死・過労自殺等の防止に資する取り組みを行なってきたか。




(4)仕事と生活を調和させ、健康で充実して働き続けることのできる社会の実現に寄与するために、本市は新たな取り組みの実施を検討すべきではないか。



3.「都市計画マスタープラン(案)」における本市から東京湾をまたいで千葉県へつながる道路(東京湾口道路)の位置づけに対する市長の考えについて

横須賀市歌の歌詞にもあるように、馬堀から東京湾をまたいで千葉県へとつなぐ橋、あるいは地下トンネル「東京湾口道路」が、かつて本市では真剣に計画されていた。
 
その後、国においては経済社会状況の変化と行政改革の流れによって計画は凍結された。本市においても吉田市長の巨大公共事業に反対する観点から新たな「基本計画」を策定した際に、「東京湾口道路」の名称を削除した。
 
しかし、削除したのはあくまで名称だけにすぎない。

実質的には東京湾口道路を意味している「馬堀から東京湾へ伸びる矢印」は「基本計画」の中に明記されたままである。

この理由として、基本計画の策定に関する特別委員会で政策推進部長が「姿勢として横須賀市が明るい未来に向かってということであるならば、国に対してそういった基本的な姿勢は手をおろさずに続けていく」と答弁した。
 
名称は削除したが道路をつくる意志は全く変わらない、との全く理解できない答弁と、そもそも東京湾口道路はあらゆる観点から不要だと考えてきた私は、「基本計画」の採決時には反対票を投じた。

現在策定中でパブリックコメントにかけられている「都市計画マスタープラン案(目標年次2035年度)」においても、「名称はないが実質的には東京湾口道路である矢印」が、プラン案中のほぼ全ての図に明記されている。

そこで、改めて市長のお考えを伺いたい。

(1)東京湾アクアラインは総工費1兆4,400億円に上ったが、それに匹敵するこの巨大公共事業を、吉田市長はそもそもどのように評価しておられるのか。




(2)「名称は削除したが、実質的には東京湾口道路を意味する矢印」を掲載し続けているという市民には理解しがたい現状を、吉田市長は市民に対してどのように説明するのか。




(3)国は昭和30年代から東京湾口道路のために調査を進めてきたが、実現せずに、平成20年には国土交通省が凍結を表明したと聞いている。

その後の国における何らかの取り組みを把握しているのか。




(4)仮に、国から建設に向けて働きかけがあった場合、吉田市長はそれに応じたいと考えているのか。

以上、大きく3つのテーマで合計12問の質問を行ないます。

今回とりあげることができなかったテーマは、教育福祉常任委員会の所管事項への質疑の場や、次回の予算議会などで必ず取り上げていきます。



選挙期間中に訴えてきた政策は全て本会議・委員会で提案します

4月末の当選から7か月、ようやく過労死・過労自殺等の防止をテーマに質問をすることができます。

選挙でもずっと過労死・過労自殺等の防止対策をフジノは訴え続けてきました。



上の動画は選挙中4月22日の演説の様子です。

国・県だけでなく、横須賀市にもできることがたくさんあります。

この質問をきっかけに、より深く広く過労死・過労自殺等の防止を市のレベルで進めていく提案をしていきたいです。



過労死・過労自殺で残されたご遺族をはじめ関係者のみなさまによって「過労死防止学会」が設立されました

「過労死防止学会」が立ち上がりました

本日ついに『過労死防止学会』が設立されました。

過労死防止学会の会場にて

過労死防止学会の会場にて


1年間に100人を超える方々が過労死・過労自殺に追い込まれている、極めて異常な社会=日本。

グローバル化や不況や経営難などを言い訳にして、経営者たちは人を人として扱わずにうまく利用し使い捨てにしています。いまだに19世紀のような雇用労働状況にあります。

大切な人のいのちを守りたい。そんな当たり前のことが現在の日本では、困難です。

そこで、ご遺族をはじめ、弁護士・医師・研究者・ジャーナリスト・組合関係者・活動家など『過労死・過労自殺』を無くしたいという強いを持つ方々が集まって、今日の学会立ち上げに至りました。

すでにNHKのニュースでも報道されたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

NHKニュースサイトより

NHKニュースサイトより


5月23日現在、会員は195名。今後さらに増えていく見込みです。

今日は、規約案の提案と審議・幹事の選出・2015年度予算などが決定されて、正式に発足となりました。
 
来年5月下旬には2016年度の総会も開催したいという方向でいます。



設立記念シンポジウムが開かれました

今日は、学会の設立を記念してシンポジウムも開かれました。

『急がれる過労死の調査研究と防止対策〜いま何が問われているか〜』

  1. 報告
    • 『過労死のない社会の実現をめざす遺族の願いと防止法の課題』
      寺西 笑子(過労死を考える全国家族の会代表)
    • 『過労死の根因とこれからの課題』
      熊沢 誠(甲南大学名誉教授)
    • 『ここ最近の日本における企業情勢と職場のメンタルヘルス』
      加藤 敏(自治医科大学精神医学教室教授)

  2. 討論
    • ノース・スコット(大阪大学人間科学研究科教授)
    • 岸 玲子(北海道大学環境健康科学研究教育センター特任教授)
    • 西谷 敏(大阪市立大学名誉教授)
    • 東海林 智(毎日新聞記者)

  3. 全体討論

(敬称略)

討論

討論


会場となった明治大学駿河台キャンパスの1123教室は、150人以上びっしりと埋め尽くされ、関心の高さをヒシヒシと感じました。

総会での質疑や自由な意見交換の場では、「他の長年の歴史を持つような学会と比べてこんな運営で大丈夫なのか」という心配の声や、「今裁判をやろうとしている人々にすぐに役立つような事例などをもっと参考にできるように今すぐやるべきではないか」という即効性ある取り組みを求める意見も出ました。

けれども、今ようやく過労死・過労自殺を防ぐ為の大同団結がここに実現したのです。

例えば、学会の代表的役割をして下さっている寺西笑子さん(全国過労死を考える家族の会・代表)は、だんなさまを1996年に過労自殺で亡くしておられます。つまり、20年がかりでようやくここまで辿り着いたのです。

そうしたみんなの想いが長い時間をかけて活動を繰り広げて、ようやく昨年に議員立法で『過労死等防止対策推進法』につながり、今日のこの学会につながったのです。

だからどうか焦らないで、一歩ずつ一歩ずつ、みんなができることをそれぞれに持ち寄って、力をあわせて、この学会を大きく育てていきましょう。

みんなでがんばっていきましょうね。



あさっての過労死等防止対策協議会では大綱案が決まる予定です

あさってには、厚生労働省により『過労死等防止対策協議会(第5回)』が開かれ、いまだ十分な議論は尽くされていないままに『大綱案』が決定されてしまいます。

フジノはもちろんこの現場にも立ち会ってきます。

過労死・過労自殺の防止の為に、いち地方自治体(横須賀)からしっかりと始めねばならないこともたくさんあります。

そのひとつとして『公契約条例』『ディーセント・ワーク条例』の横須賀版をぜひ作りたい、と考えています。



後日追記:翌日の朝日新聞が設立を報じてくれました

2015年5月24日・朝日新聞より

2015年5月24日・朝日新聞より



井坂しんや県議当選の報告会へ/社会保障・社会福祉を守り、戦争法案を認めない、強い想いをみんなで確認しました

井坂しんや県議の当選報告集会へお招きいただきました

今日は『日本共産党県議会勝利報告集会』にお招きいただきました。

日本共産党県議会勝利報告集会チラシより

日本共産党県議会勝利報告集会チラシより


率直なところ『部外者』であるフジノにまでわざわざお声がけ頂いたことがとても嬉しかったです。

喜んで参加させて頂きました。

すでにあらゆる意味でスタートしている県議会での闘いの様子をお話して下さいました

すでにあらゆる意味でスタートしている県議会での闘いの様子をお話して下さいました


県議会議員選挙の間、一生懸命いっしょに市内を駆け巡った懐かしいお顔とも再会できて、すごく嬉しかったです。

なかなか他人に心を開かないフジノなのですが、『一緒に汗をかいた人たち』のことは特別です。フジノにとっては、まさに『大切な仲間』です。

「井坂県議は選挙の時よりもぐっと良い顔つきになったなあ」とフジノは感じました

「井坂県議は選挙の時よりもぐっと良い顔つきになったなあ」とフジノは感じました


勝手連である『55ISAKA!井坂しんやサポーターズ』をはじめ、共産党の党員のみなさんも一緒になって、『大切な仲間たち』の再会を喜びました。



県議会での井坂さんたちの闘いはすでに始まっています

第1部では、井坂しんや県議からお話がありました。

また、三浦・葉山・横須賀の各議会の候補者が全員当選したことを改めてお祝いしました。

志位和夫委員長をはじめ、国会議員団からのお祝いのメッセージも届きました。

志位和夫委員長はじめ国会議員団からのお祝いのメッセージも届きました

志位和夫委員長はじめ国会議員団からのお祝いのメッセージも届きました


しかし、『当選報告集会』と銘打ってはいるものの、お祝いの雰囲気はスタート直後だけ。

井坂しんや県議会議員のお話も、すぐに現在の日本社会を取り巻いている厳しい社会状況について話題が変わりました。

フジノも関心の強く反対集会にも足を運んでいる憲法改悪の問題、戦争法案の話、あらゆる意味で危機感を共有しあう機会となりました。

選挙はもう遠い日の懐かしい思い出に過ぎません。現実はすさまじいスピードで進んでいます。

こうしてみんなで問題意識を語り合う機会は、とても大切なことだと思いました。



参加者みんなにマイクが渡され、それぞれの問題意識や想いが語られました

第2部は、立食形式でみんなで歓談しました。

乾杯する井坂県議

乾杯する井坂県議


軽食を取りながらそれぞれにマイクが回されていき、それぞれの想いや問題意識をお話しました。

フジノからは

  1. 地域医療構想の策定が今行われていること
  2. 6年間に計画期間が延長された医療計画
  3. 医療費適正化計画という名前の医療費きりつめ
  4. 市町村の国民健康保険制度の財政が都道府県に移管されてしまうこと

などについて、井坂しんや県議をはじめ、共産党神奈川県議団のみなさまへの期待することをお話させて頂きました。

県議選の様子をまとめたDVD上映を観る井坂しんや県議

県議選の様子を映像でまとめたDVDが上映され、観ている井坂しんや県議


また、勝手連というよりもフジノ自身は『井坂しんやさんの選挙公約』=『フジノの選挙公約』という想いで県議選を駆け抜けました。

だからこそ、市議会議員に再選された今、あの県議選で訴えた井坂さんの公約を横須賀市議会でも実現できることは全力で取り組むことをお伝えしました。

すでに、いくつもの取り組みの仕掛けをスタートさせていることもあわせて報告させていただきました。

井坂しんや県議とフジノ

井坂しんや県議とフジノ


井坂さんとはお話する機会が何度もあって、県議会での様子を聴かせていただきました。

横須賀市議会との大きな違いがいくつもあって、とてもご苦労されていることが伝わってきました。

フジノは政策が同じならば、政党なんて垣根はどうでもいいと信じています。

社会保障・社会福祉を守る為に、井坂しんや県議をはじめ、一緒に選挙を駆け抜けた仲間たちとともにこれからもがんばっていきたいと感じました。

共産党横須賀市議団をはじめ、関係者のみなさま、今夜はお招きいただきましてありがとうございました。



ご遺族の想いを無視した実効性の無い「大綱案」を策定するな!/過労死等防止対策協議会(第4回)

厚生労働省「過労死等防止対策推進協議会」へ

今日は、朝から霞ヶ関の厚生労働省へ向かいました。

『第4回過労死等防止対策推進協議会』を傍聴する為です。

会場の厚生労働省・省議室前にて

会場の厚生労働省・省議室前にて(写真は会議終了後なので、すごく不機嫌な表情)


フジノにとって、『過労自殺・過労死を無くすこと』は大切な政策であり、長年の重要テーマなのです。

そもそも国会で『過労死等防止対策推進法』が策定される為に、ご遺族の方々が一生懸命行なってきた署名活動などに賛同者として参加してきました。

だから今回の選挙においても、街頭演説では繰り返しこのテーマと具体的な対策を訴えてきたのです。



「法」と「大綱」のカンケー

この『協議会』では、閣議決定する為の『大綱』を作っています。

そもそも『大綱』とは何かというと...

『基本法』というタイトルの法律は、基本的には『理念』と『課題』と『対策の大枠』だけが記されたものです。

そこで、法律が施行されるとするに『大綱』づくりを行なって、具体的な数値目標や具体的な対策として何をするかを記すのです。『大綱』は政府が閣議決定をするので拘束力を持ちます。

基本法と大綱のカンケー

基本法と大綱のカンケー


フジノは、『自殺対策基本法』成立の後の『自殺総合対策大綱』づくりで「いかに『大綱』が重要か」を嫌というほど体験しました。

今回の『過労死等防止対策推進法』も分類的には『基本法』と同じです。

過労死等防止対策推進法はわずか14条です

過労死等防止対策推進法はわずか14条です


過労死等防止対策推進法もわずか14条しかありません。

そこで具体的な取り組みを定める為に、この『過労死等防止対策推進協議会』の場で、『過労死等の防止のための対策に関する大綱』を作っているのです。

今日の協議会の議事次第

今日の協議会の議事次第


だから、『過労死・過労自殺撲滅』『ブラック企業の規制』の為にも、この『大綱づくり』がめちゃくちゃ重要です。



省庁のつごうで拙速に「大綱」案の議論を終わらせるな!

けれども、今回の『協議会』の議論の進め方にフジノは怒りを感じています。

協議会終了後の様子

協議会終了後の様子


事務局(厚生労働省)側が原案のペーパーを出してきて、それをもとに『協議会』のメンバーが議論をしていきます。

事務局による「大綱」の素案

事務局による「大綱」の素案


例えば、こんなことが記されています。

素案に盛り込まれている目標

  • 2020年までに『週に60時間以上働く雇用者の割合』を5%以下にする

  • 2020年までに『年次有給休暇取得率』を70%以上にする

  • 2017年までに『メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業場の割合』を80%以上とする

  • 今後おおむね3年を目途に、全ての都道府県でシンポジウムを開催する

けれども、フジノは全く賛成できませんでした。

実際、複数の委員の方々(もっぱらご遺族の代表や過労死防止の為に闘ってきた弁護士の方々)からは

「もっと厳しい目標値を設定すべき」

「そもそも現在の労働基準監督署が機能していればこんなレベルの目標では低すぎる」

「労働時間を労働者の自己申告と認めたら、結局、ブラック企業では労働時間を規制できない。自己申告にさせてはダメだ」

「もっと実効性のある大綱でなければ意味が無い」

「議論は尽きていないのに、次回(第5回)の協議会で最終決定と勝手に決めないでほしい。議論を継続してほしい」

との意見がたくさん出ました。

会議も予定時間を20分ほど延長したのですが、結局は座長が予定通り次回での議論の打ち切りを宣言していました。

これでは法律が成立しても、結局のところ骨抜きにされてしまいます。過労死・過労自殺を防ぐことができなくなってしまいます!

フジノは全国のみなさまに、もっとこうした実態を知ってほしいです。