横須賀市の自殺対策の実施状況

2016年9月14日更新:2016年9月13日開催の自殺予防週間の街頭キャンペーンについて、2016年8月版の『よこすか心のホットライン』を掲載しました

横須賀市の「自殺対策事業」の実施状況を報告します。

1.ネットワーク構築

自殺予防対策の官民を超えたネットワークのたちあげはとても重要です。『横須賀市自殺対策連絡協議会』が2006年12月18日からスタートしました。

国は『都道府県』と『政令指定都市』に対して2年以内に設置するように通知を出しました。

しかし、都道府県でも政令市でもない一般市では全国で初めて横須賀市があえて『自殺対策連絡協議会』をスタートさせることにしたのは、横須賀の本気度の高さの現れです。

報道
2006年7月21日の神奈川新聞はこちら
2006年8月8日の毎日新聞はこちら
2006年7月27日には神奈川新聞の社説でも取りあげられました!

実際の会議の開催実績と配布された資料を掲載していきますね。

自殺対策連絡協議会の開催
年度開催日配布資料
20062006年12月18日
20072007年7月25日
2008年1月30日
20082008年7月10日
2009年1月22日
20092009年7月2日
2010年1月21日
20102010年7月15日
2011年1月20日
20112011年7月6日
2012年2月1日
20122012年6月27日配布資料はこちら
2013年1月30日配布資料はこちら
20132013年7月24日配布資料はこちら
2014年1月29日配布資料はこちら
2014
2015年1月28日配布資料はこちら
20152015年7月22日配布資料はこちら
2016年1月20日配布資料はこちら

*1.自殺対策連絡会の具体的な内容はこちらをご覧下さい。
*2.自殺対策連絡協議会の設置要綱(〜2012年度)はこちらを、自殺対策連絡会の設置要綱(2013年度〜)はこちらをご覧下さい。



2.人材育成

研修会
年度回数参加数
2010年度7回181人
2011年度4回37人
2012年度5回112人
2013年度3回74人

*1.研修会の具体的な内容はこちらをご覧下さい。



講演会
年度回数参加数
2007年度1回53人
2008年度1回98人
2009年度1回40人
2010年度6回88人
2011年度6回延178人
2012年度9回207人
2013年度8回251人

*2.講演会の具体的な内容はこちらをご覧下さい。

生きる支援連絡会
年度回数参加者数対象者
20118回市職員(相談部門、滞納対策部署)
20128回459人市職員(相談部門、滞納対策部署)、地域包括支援センター、介護援助職
20138回320人
20145回229人

*3-1.生きる支援連絡会議の具体的な内容はこちらをご覧下さい。
*3-2.生きる支援連絡会議の設置要綱はこちらをご覧下さい。




*4.自殺対策シンボルマーク「カタバミ」ピンバッジの配布

横須賀市では自殺対策シンボルマークを制定しています。

横須賀市自殺対策シンボルマーク

横須賀市自殺対策シンボルマーク


2010年6月から、ゲートキーパー研修等の研修を受講された方々に横須賀市の自殺対策シンボルマークであるカタバミのピンバッジをお配りしています。



3.自殺未遂者支援

(1)自殺未遂者支援事業
横須賀市では全国に先駆けて、自殺のハイリスク者である未遂をされた方々の支援に取り組んできました。

横須賀市保健所健康づくり課と横須賀共済病院が共同で立ち上げ、2013年度まで実施してきました。

2014年12月1日から新たに『横須賀市立うわまち病院』も未遂者支援に加わりました

自殺未遂者支援事業の実績
年度人数支援回数
2010年度
(8月開始)
7名47回
2011年度22名223回
2012年度30名
2013年度50名
2014年度30名



(2)自殺未遂者対策検討会

この未遂者支援事業のシステムの立ちあげまでの準備・調整、立ちあげ後に実際に支援対象となった方々の事例検討などを行なっているのが『自殺未遂者対策検討会』です。

自殺未遂者対策検討会
年度回数参加者数
2009年度2回
2010年度2回
2011年度1回
2012年度1回
2013年度1回15名
2014年度1回13名

*横須賀市の未遂者支援の取り組みが長期にわたって取材を受けて、2012年12月にNHK『首都圏ネットワーク』で放送されました。

2012年12月26日放送「NHK首都圏ネットワーク」より

2012年12月26日放送「NHK首都圏ネットワーク」より


その放送の様子はこちらをご覧下さい。



4.自死遺族支援

自死遺族の支援はとても大切なことです。

フジノが初めて自死遺族ケアについて訴えた2003年12月から4年、長年待ち望まれていた『自死遺族のわかちあいの場』がスタートしました。2007年12月、当初のネーミングは『自死遺族の支えあいの会』でした。

中核市では全国で初めての取り組みでした。
  
フジノ自身、第1回に参加しました。

広報よこすかお知らせ版・2007年11月25日号での告知記事

広報よこすかお知らせ版・2007年11月25日号での告知記事

*当初は2ヶ月に1回の開催でしたが、2013年度から1ヶ月に1回の開催となりました。

自死遺族分かち合いの会
年度回数参加者数
2008年度6回22人
2009年度6回21人
2010年度6回36人
2011年度6回28人
2012年度6回23人
2013年度12回14人
2014年度12回24人

NPO全国自死遺族総合支援センターに委託して分かち合いの会を開催しています。

自死遺族相談会
年度回数参加者数
2007年度1回2人
2008年度1回2人
2009年度1回1人
2010年度1回0人
2011年度1回0人
2012年度1回0人
2013年度2回2人
2014年度12回0人

5.関係機関との連携

関係機関との連携も多数行なっています。

自死遺族分かち合いの会情報交換会
年度回数
20111


自死遺族の集い情報交換・課題検討プレ会議

年度回数
20132回


市町村自殺対策主管課長会議

年度回数
20131回
2014
20151回


地域自殺対策担当者会議

年度回数
20132回
20142回




自殺対策官民連携協働ブロック会議

年度回数
20131回




6.正しい情報・知識の普及啓発

(1)街頭キャンペーン
横須賀市では、3月の自殺対策強化月間と9月の世界自殺予防デーにあわせて、街頭キャンペーンを毎年開催しています。

平成20年度(2008年9月11日)から、市民ボランティアの方々と『自殺対策連絡協議会』に参画している関係機関のみなさんと一緒に、自殺対策への取り組みをお伝えすると共に冊子『よこすか心のホットライン』などのリーフレットを配布しています。

自殺対策街頭キャンペーン
日時と場所パンフレット配布数
2016年9月13日@イオン横須賀店・横須賀中央駅
2015年9月10日@京浜急行追浜駅・横須賀中央駅
神奈川県と初めての共催
2015年3月16日
2014年9月10日(水)17~18時@ワイデッキ1,072部
2014年3月15日(金)17~18時@ワイデッキ
2013年9月10日(火)17~18時@ワイデッキ1,029部
2013年3月6日(水)@汐入駅前
2013年3月13日(水)@北久里浜駅前
2013年3月15日(金)@ワイデッキ
全て17~18時
2,475部
2012年9月7日(金)10~11時@追浜駅前
14~15時@京急久里浜駅前
17~18時@ワイデッキ
1,949部
2012年3月5日(月)@汐入駅前
2012年3月7日(水)@北久里浜駅前
2012年3月12日(月)@ワイデッキ
全て17~18時
1,949部
2011年9月9日(金)@ワイデッキ
2011年9月13日(火)@追浜駅前
2011年9月15日(木)@京急久里浜駅前
全て17~18時
2011年3月7日(月)@汐入駅前
2011年3月8日(火)@北久里浜駅前
2011年3月9日(水)@JR衣笠駅前
2011年3月18日(金)@ワイデッキ
全て17~18時
2010年9月9日@追浜駅前を皮切りに、2010年度は市内全21駅を回った追浜・京急久里浜・浦賀3駅
2,769部
2010年3月15日(月)@汐入駅前
2010年3月17日(水)@北久里浜駅前
2010年3月18日(金)@JR衣笠駅前
全て17~18時
2,560部


(2)相談窓口紹介リーフレット「よこすか心のホットライン」

いざという時に頼れる相談窓口がお悩みの種類に応じてたくさん存在しています。そうした頼れる窓口の存在を市民のみなさまに知って頂く為に、リーフレットを作成して配布しています。

毎年それぞれの取り組みの結果を検証して改善を続けていますので、取り組みの名前は同一のものでも、内容は初期と現在ではだいぶ変わりつつあります。



「やはりフジノの居場所は教育福祉常任委員会だ」と改めて充実感を覚えました/2015年6月議会・教育福祉常任委員会(2日目)

教育福祉常任委員会(2日目)が開かれました

今日は『教育福祉常任委員会(2日目)』が開かれました。

本日の委員会の閉会をお知らせする看板の前にて

本日の委員会の閉会をお知らせする看板の前にて


他の委員会の場合、議案や報告などの審査は1日で終わることが多いです。

けれども教育福祉常任委員会はほぼ毎回『予備日』を利用して、長時間にわたる議論になります。

しかも、本会議での一般質問の翌日に教育福祉常任委員会はいつも開催されるので、質問づくりの為に、徹夜が続きます。

本当に毎回毎回、体がとてもつらいです。

けれどもガンガン質疑をして、気持ちはものすごく充実感を覚えました。

委員長に

「フジノ議員、持ち時間を過ぎておりますので質問をそろそろ止めて下さい」

と制止されるその瞬間まで、1秒もムダにせずにフジノは全力を尽くしました。



政治家フジノを市民のみなさまが「こきつかう」のに最適なのがこの委員会なのです

やはり1年ぶりに帰ってきて、今日もハッキリと感じました。

社会保障・社会福祉政策、教育、児童家庭福祉にずっと取り組んできた政治家フジノの居場所は、ここ『教育福祉常任委員会』なのだ

と。

政治家として市民のみなさまの税金を頂いているフジノが、最も高い専門性をもって行政と向き合うことができるのは、ここなのです。

もちろん、1年間在籍した生活環境常任委員会でもいくつもの提案を実現してきました。

けれども、41年間の人生のうちの大半を精神保健医療福祉をはじめとする社会保障・社会福祉政策に関わってきたフジノです。

市民のみなさまが、政治家フジノを最も「こきつかう」ことができるのは、この委員会に所属させることです。

政治家フジノに支払われているお給料の原資である税金のムダ使いにもならないと思います。



全ての部局に対して合計14問の質問をしました

フジノが今日行なった質疑は、下の通りです。

教育福祉常任委員会でのフジノの質問

  1. 健康部と福祉部への質疑


    【健康部地域医療推進課と福祉部介護保険課への質問】
    (1)『病床機能報告制度』に関して、市立2病院を持つ本市と、指定管理者である地域医療振興協会との関係について

    (2)今回の『診療報酬改定』の目玉として新設された『地域包括ケア病棟』を、市立2病院が選ばなかった理由について

    フジノは市立病院に『地域包括ケア病棟』を新たに開設すべきだと考えています。特に、休床している市民病院の病棟を『地域包括ケア病棟』に転換すべきです。

    (3)『うわまち病院の建てかえ』の議論が進められているが、これは単なる建て替えではなく地域包括ケアシステム実現に向けて大きな意味を持つものであり、現在のように健康部だけで議論を進めるのではなく福祉部も今すぐ議論に積極的に関与する必要性について

    (4)『うわまち病院の建てかえ』とともに議論される『市民病院との機能分担』については、横須賀三浦2次保健医療圏のリーダーである横須賀市が積極的に市内外の病院とその『機能分担』を議論し調整を行っていく必要性について


    【保健所健康づくり課への質問】
    (1)参議院厚生労働委員会が6月2日に『自殺総合対策の更なる推進を求める決議』を全会一致で行ない、今後、自殺対策基本法は改正される。

    かねてフジノが市長に提案してきた横須賀市の『自殺対策行動計画』の策定についても、法改正では市区町村に義務付けされる見込みにある。したがって、今からさらに研究を進めて、PDCAサイクルによって自殺対策の取り組みと成果が明確にできる体制を作っていく必要性について

    (2)『横須賀こころの電話』が今年4月から毎月1日だけ新たに深夜から早朝まで相談を受ける時間帯を延長したが、現在までの状況はどうか。さらにこれまで提案してきた通り、相談員のメンタルヘルスを守り、NPOからの報告を丁寧に聴き必要な支援を積極的に行なっていく必要性について

    (3)かねてから指摘してきた自殺未遂者支援に取り組む本市の『生きる支援相談員』は非常勤で1名のみの雇用で立場が不安定であったが、残念ながらその指摘が的中してしまい、3月で『生きる支援相談員』が退職してしまった。その後、新たな人材を雇用できたか。また、こうした不安定な立場を継続することは今後も自殺未遂者支援の大切な経験と未遂者との信頼関係が退職とともに失われてしまうことにつながるので、常勤化すべき必要性について


    【動物愛護センター(生活衛生課)への質問】
    (1)『動物愛護センター』と地域のNPOやボランティアのみなさんのおかげで殺処分は減っているが、地域猫の存在を好ましく感じない住民の方々とNPO・ボランティアとの餌やりにまつわるトラブルも多発している現状がある。現在は、個々のNPO・ボランティアの方々が地域住民と話し合いをしたり、動物愛護センターが本来業務を超えて仲介に乗り出している。しかし、地域のことに最も精通している市民部コミュニティ支援課など他部署の協力も求めて、住民とのトラブルを積極的な解決を目指す必要性について




  2. こども育成部に対しての質疑

    (1)療育相談センター、特に『医療型児童発達支援センター』の定員は40名だが過去の実績では定員いっぱいまでこどもたちを受け入れていない。直近の在籍数・定員充足率の実績はどのようなものか

    療育相談センターのホームページより

    療育相談センターのホームページより

    (2)昨年来、複数の保護者の方々から、「療育相談センター、特に『医療型児童発達支援センター』に我が子をお願いしたいと頼んでも、断れられた」という苦情が来ている。こども育成部は、指定管理者である社会福祉法人からそうした苦情の報告を受けているか。また、じかに保護者からそうした苦情を受けているか

    (3)療育相談センターの支援体制が手厚く評判が良いのは承知しているが、質の高さだけでなく、保護者が望んでいるのに断るようなことなく定員まできちんと受けるように市は指定管理者を指導すべきではないか




  3. 教育委員会に対しての質疑

    (1)文部科学省から4月30日付けで出された『性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施などについて』との新たな通知では、これまで性同一性障害に偏っていた対応を、同性愛・両性愛・アセクシャルなども含んだ全般的ないわゆる『性的マイノリティ』とされる児童生徒への対応に広げるように求められている。本市教育委員会は、市内学校に対してこの通知を受けてどのような対応をとったか。

    (2)今年も6月に、市内全学校に対して『NPO法人SHIP』からポスター(人はみなそもそも多様な性があること、性的マイノリティに関するあらゆる相談を受け付けている相談窓口の紹介、の2種類)が送られたが、今年も市内学校がそれらをきちんと児童生徒が見る場所に掲示するよう依頼する必要性について。

    (3)そのポスターが掲示された学校とその学校内での掲示場所を教育委員会として把握する必要性について

以上、14問です。

これをわずか30分しかない持ち時間で質疑したので、だいぶ早口になりました。

けれども、用意していた質問は他にも多数ありました。

『持ち時間30分』には行政側の答弁の時間も含まれるので、とても短くあっという間に終わってしまいます。

それでもこの委員会での質疑こそ、実は市長への一般質問以上に大きく政策を動かす大切な機会なのです。フジノは最も重視しています。

今回もたくさんの市民の方々からの声をもとに、また、国・県の審議会や法改正の動きなどをもとに、質問を全力で作りました。

どのような答弁だったのかは明日以降、市議会インターネット録画中継からご覧いただけます。

明日は委員会での市内視察です。

さらに、25日には予備日を使用してなんと教育福祉常任委員会(3日目)が開かれることになりました。

『市立諏訪幼稚園の廃止』に関する集中審議です。

これでこそ、教育福祉福祉委員会です。

委員メンバーとしてはハードですが、深く市民生活に直結することがらがたくさんあるのでとてもやりがいがあります。

自分が在籍していなかった1年間の空白は、今ではさらに燃えあがるモチベーションになっています。

全力でその責務を果たしていきます!



フジノも応援演説をしました。井坂しんや候補の個人演説会@長沢第一町内会館へ/神奈川県議会議員選挙(5日目)

長沢第一町内会館で井坂しんや候補の個人演説会が開かれました

今夜、井坂しんや候補が育った地元である長沢で『個人演説会』を開きました。

個人演説会の看板です

個人演説会の看板です


場内は完全に満員でイスが足りず、立ち見の方も多数いらっしゃいました。

井坂しんや候補が生まれ故郷のみなさまにどれほど深く愛されているかがよく分かりました

井坂しんや候補が生まれ故郷のみなさまにどれほど深く愛されているかがよく分かりました


井坂しんや候補は、とても強く期待されていることをヒシヒシと実感することができました。




その井坂しんや候補の『政策の訴え』をどうかご覧になって下さい。

お願いします!



急きょフジノも応援演説をさせていただきました

フジノは井坂しんや候補の演説の様子をインターネット生中継(ツイキャス)する為に会場を訪れたのですが、司会の方から「応援の言葉を」とご指名を頂きました。

そこで、急きょ前に出て応援演説をさせていただきました。

何故フジノが井坂しんや候補を応援するのか、たくさんある理由のうちの1つをお話しました。

フジノは会場の参加者の方が映らないようにしつつ、自分の応援演説もカメラを回して生中継しました。

こちらです。




よろしければご覧下さいね。


働く人、特に若い人の働き方を守りたい、ブラック企業を許さないと訴える井坂候補

働く人、特に若い人の働き方を守りたい、ブラック企業を許さないと訴える井坂候補


ブラック企業を絶対に許さないと公約に掲げる井坂しんや候補。

過労死・過労自殺を絶対に無くすという井坂しんや候補の想いは、フジノと全く同じです。

7年前、この横須賀の久里浜のワタミで本当に悲しい過労自殺が起こってしまいました。

26才の将来ある女性が、ブラック企業によって過労自殺へと追い込まれたのです。

井坂しんや候補もフジノも、そのいのちを守ることができなかったことは深い心の傷になっています。

これからまさに夢のある未来に向かって働き始めた若いいのちが目の前で失われたことは、政治家として本当に情けなく、無力さを心から恥じました。

今回の県議選において、井坂しんや候補をフジノが強く支持している理由の1つが『この悔しさを共有していること』『2度と過労自殺を起こさせないこと』をお互いに深くこころに誓っているからです。

2度とこのようなことを起こさせない!

その為に、政治の持つ力を全て使って、いのちを守り、ブラック企業を許さない体制を作っていきたいです。



自殺をもう1度減らしていく為に保健師と精神保健福祉士を増員すべき

心理学的剖検を行なう必要性

先日書いたブログに対して、質問のメールを頂きました。

『心理学的剖検』とは、単に『調査』の為に行なうものではありません。

実施することで、同時にそれが『ご遺族のサポート』の役割を果たせなければなりません。

フジノはとても有効な取り組みだと考えています。

未遂者支援と精神保健福祉相談を立て直す必要性

さて、今日フジノが記したいことは、保健師と精神保健福祉士の増員の必要性についてです。

今回は市長への一般質問でもこのテーマを取り上げます。

精神保健福祉の砦である『保健所健康づくり課こころの健康係』は、近年取り組むべき課題が増えていく一方です。

ここは、8名の常勤職員と1名の非常勤職員で構成されています。

フジノが政策として取り組んでいるその多くの課題が『こころの健康係』の存在抜きには改善することができません。

そもそもの本来業務である精神疾患・精神障がいのある方々のリカバリーの支援。さらに、自殺未遂に追い込まれた方々の生活支援、いわゆる性的マイノリティーとされる方々のメンタルヘルス、社会的ひきこもりの状態にある方々の社会復帰など様々な課題があります。

しかし、そうした課題の増加に見合った人員配置とは全く言えないのが現状です。

  1. 未遂者支援が十分にできていない
  2. 精神保健福祉相談への対応が激減している

こうした現状を、9月26日の委員会質疑を通して、紹介します。

2013年9月26日・教育福祉常任委員会
question自殺対策推進事業の中の『自殺未遂者対策』について伺います。

これは本当に全国的に見てもまだまだ取り組んでいるところが少ない中で、横須賀市が特に頑張っていただいている。平成24年度では、28人の支援をしていただきました。

年度人数
平成22年度(10月開始)7名
平成23年度22名
平成24年度28名

この成果として、予後はどうだったのか。

回復をされて、その後未遂をせずにおられるのか。

あるいは再企図をしてしまった(再び自殺未遂をしてしまった)、既遂をしてしまった(自殺によって亡くなってしまった)というような、支援のその後の状況というのをお聞かせいただければと思います。

answer答弁者=保健所健康づくり課長
まず、直接支援に関わった人の中で、再企図をした人(再び自殺未遂をした人)は1~2名いたかと思いますけれども、再企図者は非常に少なく済んでいるということがございます。

当初事業を始める時に、その方の悩みが例えば多重債務で苦しんでいるとか、そういうことに寄り添って、何かそれを解決することによって支援が終了できるというようなもくろみがありました。

しかし、実際に関わってみると、支援してもなかなか簡単に解決のできるような問題ではない方が大変多うございます。もともと家族間の人間関係に問題があったりといった場合、その人間関係を修復するということは、行政が手を差し伸べてもできることではございません。

そうなると、半永久的に支援を続けるというわけにもいきませんので、どういった時に支援を終了するかといいますと、本人の自殺念慮(死にたいという気持ち)が消失したというふうに思われる時に、1回支援を切らざるを得ないというのが実際なんですね。

ですから、そういう意味では支援を終了した後も、寄り添った相談員の気持ちとしては、「あの人どうしているんだろうか。まだ大丈夫なのかな」とか、そういった思いの残る事業となっています。本当にすっきり解決してよかった、よかった、めでたしというケースは、本当にごくごく少ないというのが実際でございます。

question先ほど他の委員からもマンパワーのお話があって、部長・課長からもそれぞれ「現実的に人手が厳しくてキャッチアップし続けることができない」というお話がありました。

この『未遂者対策』についても今御答弁いただいたように、できればマンパワーをもう少し何とか増やして、もちろん希死念慮がなくなれば他の部局であったり、精神保健福祉相談で一般相談みたいな形でサポートすることになるのかもしれないけれども、もう少し超短期ではなくて、短期から中期ぐらいはサポートできるような体制を作れないのか。

その点についてはいかがでしょうか。

answer確かにもう少しマンパワーがあれば、もう少し長く支援をしたいという思いはございます。

そんなことで現実的には後ろ髪を引かれながら、「今回で終わるけれども、いつでも何か困ったことがあったら、また連絡してきてね」という形で1回はお別れしなければいけないというのが本当に実情でございます。

question自殺や自殺未遂を経済的な指標で評価したものが『自殺対策白書』に掲載されていますが、人の命が絶たれるということはものすごく大きな損失になると思います。

国立社会保障・人口問題研究所による自殺・うつ対策の経済的便益(自殺やうつによる社会的損失)」

国立社会保障・人口問題研究所による自殺・うつ対策の経済的便益(自殺やうつによる社会的損失)」


それから、『私(わたくし)』間の人間関係にとっても厳しいものがあると。その一番大事なところを支えていただいているのがこういう事業だと思うんですね。

市が経済対策を打つのと同じかそれ以上の意味があると思うんです。経済対策に比べると華やかさもないし、すごく時間のかかることでなかなか人員増というのを認められなかもしれない。

確かこの年度は『生きる支援相談員』という非常勤の方も雇用されていたと思うんですけれども、本当にあらゆる補助金を使ったり、あらゆる形で財政部を説得して、何とか人員を確保していただきたいと思うんですが、重ねて御答弁いただければと思います。

answer確かに、先ほど他の委員の御質問でもありましたように、もともと精神保健福祉相談というのが本当の基本中の基本の仕事です。

3~4年前は4,000件を超えるような数でございました。

年度件数
平成22年度3,911件
平成23年度3,526件
平成24年度2,921件

それが今2,000件台になってしまっているということは、これはある意味問題だと思っております。

一方で、こういう支援というのはやり出したら切りが無いというのも一方ではあるので、その辺のかける金額と効果とか、そういったことはある程度考慮しながら進めていかなければいけないのかなというふうには思っています。

ただ実際の現場の声としては、人手が非常に少ないという印象を持っていますので、課長としてもその辺の気持ちはくんで、管理部門には訴えたいなとは思っております。

question特に平成25年度の7月末現在の自殺の数字を見てみると、過去5年間で一番低い数字です。

これは平成24年度やその前の取り組みがきいてきているからあると思うんですね。

そこで人手が足りなくてサポートができなくて、ということになると、今度またがたがたがたと増えたりするようなこともあると思います。

今が本当に勝負のしどころだと思うんです。

何とかマンパワーの確保ができるようにお願いしたいと思います。

明日の一般質問で市長からどのような答弁が得られるか、自殺対策をもう1度立て直す為にも全力で議論を行なってきます!

自殺未遂者支援のマンパワーが足りない!/増大する課題に対応する為、精神保健福祉相談員を増員すべき

精神保健福祉相談員が足りない!

横須賀市は全国に先駆けて『自殺未遂者支援』に取り組んできました。

自殺未遂者支援事業(2010年8月スタート)

  1. 積極的支援
    自殺企図により、横須賀共済病院において入院治療をした方のうち、保健所の支援を希望した方に対し、健康づくり課精神保健福祉相談員がサポートする。
  2. チラシの配布
    自殺企図により横須賀共済病院に搬送された方で、積極的支援を希望しない方及びその家族に相談電話番号などを掲載したチラシを配布する。
  3. データの集積
    自殺企図により横須賀共済病院に搬送された方について、プロフィールや原因等の情報を収集し、今後の自殺対策に活用する。

2013年4月21日付・朝日新聞より

2013年4月21日付・朝日新聞より


今年4月の新聞記事でもこのように記されています。

同保健所の相談員7人が支援したのは、これまでに約60人。11年度に同センターに搬送された自殺未遂者の4割超が過去にも自殺を図っていたが、支援を受けた患者が再び自殺を図った例はほとんどないという。

それが今、マンパワー不足で十分な取り組みが行ない切れていないことが分かりました。

2013年9月26日・教育福祉常任委員会
question自殺対策推進事業の中の『自殺未遂者対策』について伺います。

これは本当に全国的に見ても、まだまだ取り組んでいるところが少ない中で、横須賀市が特に頑張って頂いている。

平成24年度では、28人の支援をして頂きました。

この成果、予後はどうだったのか。回復をされて、その後未遂をせずにおられるのか。

あるいは 再企図をしてしまった、既遂をしてしまったというような、その後の支援の後の状況というのをお聞かせいただければと思います。

answer答弁者=保健所健康づくり課長
まず、そこで直接支援に関わった人の中で、再企図をした人、1〜2名いたかと思いますけれども、再企図者は非常に少なく済んでいるということがございます。

そして、当初事業を始める時に、その方の悩みが例えば多重債務で苦しんでいるとか、そういうことに寄り添って、何かそれを解決することによって支援が終了できるというようなもくろみがあったんですが、 実際関わってみると、なかなか支援しても簡単に解決のできるような問題では無い方が大変多うございます。

もともと家族間の人間関係に問題があったりといった場合、その人間関係を修復するということは、行政が手を差し伸べてもできることではございません。

そうなると、半永久的に支援を続けるという訳にもいきませんので、どういった時に支援を終了するかといいますと、本人の自殺念慮が消失したというふうに思われる時に、1回支援を切らざるを得ないというのが実際なんですね。

そういう意味では支援を終了した後も、寄り添った相談員の気持ちとしては「あの人どうしているんだろうか。まだ大丈夫なのかな」とか、そういった思いの残る事業となっています。

ですから、本当にすっきり解決して、良かった良かった、めでたしというケースは、本当にごくごく少ないというのが実際でございます。

question先ほど他の委員からもマンパワーのお話があって、 部長、課長からもそれぞれ「現実的に人手が厳しくてキャッチアップし続けることができない」というお話がありました。

この未遂者対策についても、今御答弁いただいたように、できればマンパワーをもう少し何とか増やして、そしてもちろん希死念慮がなくなれば、他の部局であったり、あるいは精神保健福祉相談の一般相談の形でサポートすることになるのかもしれないけれども、もう少し超短期ではなくて、短期から中期ぐらいはサポートできるような体制をつくれないのか。その点についてはいかがでしょうか。

answer確かにもう少しマンパワーがあれば、もう少し長くを支援をしたいという思いはございます。

そんなことで、現実的には後ろ髪を引かれながら、「今回で終わるけれども、何かいつでも困ったことがあったらまた連絡してきてね」という形で1回はお別れしなければいけない、というのが本当に実情でございます。

question自殺や自殺未遂を経済的な指標で評価したようなものが『自殺対策白書』に掲載されていたり、お元気な方の命が絶たれるということは、物すごく大きな損失になると思います。

それから、私間の人間関係にとっても厳しいものがあると。その一番大事なところを支えていただいているのがこういう事業だと思うんですね。

市が経済対策を打つのと同じかそれ以上の意味があると思うんです。

経済対策に比べると華やかさもないし、すごく時間のかかることで、なかなか人員増というのを認められないかもしれない。

この年度は確か『生きる支援相談員』という非常勤の方も雇用されていたと思うんですけれども、本当にあらゆる補助金を使ったり、あらゆる形で財政を説得して、何とか人員を確保していただきたいというふうに思うんですが、重ねて御答弁いただければと思います。

answerもともと精神保健福祉相談というのが本当の基本中の基本の仕事です。

それが3~4年前は4,000件を超えるような数でございました。それが今2,000件台になってしまっているということは、これはある意味問題だと思っております。

一方で、こういう支援というのは、やり出したら切りがないというのも、一方ではあるので、その辺のかける金額と効果とか、そういったことはある程度考慮しながら進めていかなければいけないのかなというふうには思っています。

ただ、実際の現場の声としては、人手が非常に少ないという印象を持っていますので、課長としても、その辺の気持ちはくんで、管理部門には訴えたいなとは思っております。

question特に平成25年度の7月末現在の自殺の数字を見てみると、過去5年間で一番低い数字、それは平成24年度やその前の取り組みがきいてきているからあると思うんですね。

そこで、人手が足りなくてサポートができなくてということになると、今度またがたがたがたと増えたりするようなこともあると思います。

今が本当に勝負のしどころだと思うんです。何とかマンパワーの確保ができるようにお願いしたいと思います。




予算委員会スタート、健康部の予算案を審査しました/うわまち病院で精神科を再開!

予算委員会スタート/「健康部」の予算案への質疑でした

今日からついに2012年度の予算委員会がスタートしました。

フジノが所属する『教育福祉分科会』では、大きく下の3つについて審議していきます。

  1. 一般会計のうち
     (1)健康部
     (2)福祉部
     (3)こども育成部
     (4)教育委員会
  2. 特別会計
     (1)病院事業(市民病院・うわまち病院)
     (2)国民健康保険
     (3)介護保険
     (4)後期高齢者医療
     (5)母子寡婦福祉資金貸付
  3. 予算に関係する議案

今日の審議は『健康部』の予算と関連する議案についてでした。

フジノが行なった質疑は次の通りです。



1.地域医療連携事業

(1)『在宅療養連携会議』の成果を県と連携して取り組むべき

(2)事業化できる取り組みは年度途中でも実施していくべき

(3)『在宅療養講演会』の新年度の取り組みの方向性について

(4)多忙な医療職・福祉職らを対象にした『多職種合同勉強会』にいかにして参加を促す仕組みを作るのか

(5)『看護師離職防止研修』についても同様にいかにして研修への参加を促す仕組みを作っていくのか

議案説明資料より

議案説明資料より



2.精神保健福祉対策事業

(1)自殺未遂者支援を行なう『生きる支援相談員』の役割と毎日の業務の在り方について

(2)社会生活技能訓練への職員参加負担金について

(3)『認知行動療法』普及への新年度の取り組みについて

(4)『認知行動療法』の一類型である『当事者研究』の導入について

(5)本年度は応募ゼロであった『こころの健康づくり電話委託事業』の相談員をいかにして増加させるか

議案説明資料より

議案説明資料より



3.骨髄提供希望者登録推進事業

(1)骨髄バンクドナー登録の『定日受付』の過去の実績ゼロの現状をいかにして改善するか

(2)『骨髄移植』という言葉からくるイメージと実際の姿との乖離を埋める取り組みが必要ではないか

議案説明資料より

議案説明資料より



4.病院事業・市立うわまち病院の精神科が再スタート

(1)うわまち病院では今年1月から医師確保が叶って精神科を再スタートすることができたが、現在はどのような勤務形態か。将来的にはどのような位置づけを目指すのか。

(2)『総合病院における精神科』の持つ役割を重視して、入院患者のメンタルケア・緩和ケアへの取り組みをはじめとして、身体疾患を合併する精神疾患のある方々の救急受け入れなどに重点的に取り組むべき



5.議案「いのちの基金」の新設

(1)新設する『いのちの基金』への寄附金額が当初予算見込みを上回った場合に、対象事業(例えば不育症治療への補助)の人数や補助金額を増やせる仕組みを作れば、必ず寄附はたくさん集めることができる。こうした制度の柔軟な運用を行うべきではないか。

議案説明資料より

議案説明資料より



6.議案『子宮頸がん検診』へ検診の正式名称を変更

(1)検診名称を正確に『子宮頸がん検診』へ変更したことはより受診しやすくなる工夫として評価する。さらに、受診率を向上させる為に20代をターゲットにした広報の工夫を行うべきで例えば『新成人のつどい』とタイアップするなど取り組むべきではないか。

議案説明資料より

議案説明資料より


これまでは『子宮がん検診』という名前でした。

『子宮がん』とひとくくりにされがちですが、子宮がんには『体がん』と『頸がん』という全く異なる性質の2種類があります。

そこで今回、正式に『子宮頸がん』の検診なのだとハッキリと名前も変えることにしました。

名前の分かりやすさは単純なことに見えますが、実は人の行動に与える影響はとても大きいので、政策としてフジノはとても大切にしています。



総合病院に「精神科」が存在する重要性

どの質問もフジノにとって、ふだんから政策として大切にしていることばかりですが

その中でも今日特に重視したのは『うわまち病院の精神科が再スタートしたこと』に関しての質問です。

うわまち病院は、精神科医を医局にひきあげてしまった為に、長期間にわたって精神科を閉鎖していました。

この再開をフジノは何年間もずっと提案し続けてきました。

全国的に見ても、総合病院(いろいろな科があって入院もできる)の精神科が医師不足でどんどん閉鎖に追い込まれている現状があります。

まさに危機なのです。

それがついに2012年1月から精神科医(非常勤)を確保できて再スタートが実現しました!

ただ、これだけ多くのメンタルクリニックが開業している中で、単にそれらと同じような外来を行なっていては意味がありません。

他科も入院できる総合病院の中に精神科がある意味を強く打ち出していかなければなりません。

それは、身体疾患を合併した精神疾患のある方々が救急搬送されてもなかなか受け入れてもらえない全国的な現状に対して

精神科がある総合病院の救急では、必ず受け入れを行えるようにしていく。

こうした取り組みを行なってこそ、市民のみなさまに求められている医療が実現できるのです。

あまりにも世間には知られていないとても地味で地道な取り組みですが、いのちを守るために絶対に必要な取り組みです。

こうした問題にフジノはしっかりと向き合っていきます。

予算委員会の質疑だけでは時間が足りなくて、問題意識があっても提案しきれないことばかりです。

委員会が終わって議会シーズンが終わっても日常的にどんどん関係部局を訪れて直接に意見を述べていきます。



時間が足りず延会へ

さて、朝9時スタートに1時間早まった新しい予算委員会ですが、それでも時間は足りなくて、予定通りには終わらずに延会となりました。

次回の予算委員会(教育福祉分科会)は来週6日(火)です。

『福祉部』の審議の続きと『こども育成部』関連の予算についての予定です。



横須賀市が自殺未遂へと追い込まれた方々の支援をスタートします!

自殺未遂へと追い込まれた方々の支援がスタートします!

自殺予防対策をメインの政策とする政治家フジノにとって、『自殺未遂』へと追い込まれた方々への支援は、重要な課題です。

このまちでは、自殺対策への様々な取り組みが先進的に行われています。

例えば自殺対策関係者のネットワーク組織づくりや、広報・啓発活動にはかなり力を入れてきましたし、自死遺族の方々への支援にも取り組んできました。

しかし、残念ながら、『自殺未遂へと追い込まれた方々への支援』だけは、初当選した2003年からずっと提案を続けてきたのですがほとんど実現してきませんでした。

今フジノ自身が憶えているだけでも、本会議では03年12月、06年5月、06年9月、09年3月、委員会では05年12月と、様々な角度から具体策を提案してきました。

なかなか動き出せない『自殺未遂へ追い込まれた方々の支援』は、いつもフジノにとって重要な課題として存在してきました。

昨年のタウンニュース紙(09年3月)『市政展望』でのインタビューでも

今後は、自殺未遂をした方の再発防止に取り組み、さらに自殺対策の専門窓口を設置、コーディネーターを配置したい。

と答えています。

さらに過去の活動日記を見ても、数ヶ月に1度は必ず「未遂者対策が必要だ」「全く不十分だ」と記しています。

けれども、ようやくみなさまに『大きな進展』を報告できます!

それは

『自殺未遂者対策検討会』の設置と開催

です!



未遂へと追い込まれた方々の『生きる支援』に向けて

自殺未遂へと追い込まれてしまった方々が救急で搬送される時こそが、再発を防ぐ為の最大の危機介入のタイミングなのだから、救急と、搬送先の病院や救急救命センターと、保健所とが搬送された直後から連携してサポートできる体制を作るべきだ

と訴えてきました。

この『自殺未遂者対策検討会』はそうしたフジノの提案がほぼ実現した形です(具体的にはこちらこちらをご覧下さい)。

実現までに6年もかかってしまいましたが、率直にうれしいです。

この対策検討会は『自殺対策連絡協議会』の分科会としての位置づけです。

対策検討会メンバーは、

自殺対策連絡協議会から、委員長である大滝先生(湘南病院副院長)と、副委員長であり県立保健福祉大学の長雄順教授、

さらに、医師会の救急部会長である江畑先生、横須賀共済病院の救急救命センターの鈴木センター長、同センターの山形看護師長、精神科の柴田部長、医療相談室の中田室長、

横須賀市消防局の消防救急課から牛尾課長、事務局は保健所健康づくり課です。

現在の横須賀市の精神科救急における主要な方々がほぼ入っており、フルメンバーと言って良い顔ぶれです。

第1回目の検討会は、今月14日に開催されました(PDFファイルでのプログラムとメンバー表はこちら)。

この対策検討会は横須賀市の自殺と自殺未遂の実態についてのリアルな実態が検討される場でして、

事例の報告の内容などは個人が特定されかねない情報がとても多いので、一般的な傍聴は基本的に不可です。

また、同じ理由からいくつかの資料についてはフジノはここには掲載いたしません。

けれども、リアルな実態からしか本当に有効な対策が打ち出すことはできません。

対策検討会は今年度中(3月末まで)はもう1度開催される予定です。

そこでは、『自殺未遂者ケアフローチャート』案が正式に決定される予定です。

フローチャート案その1

フローチャート案その1


なんとか亡くならずにすんだ未遂の方々に対して、搬送先の病院やセンターに入院している時点でご本人の同意が得られたならば、保健所の精神保健福祉相談員がすぐに訪問をさせていただきます。

未遂に追い込まれた方々の体の傷は回復したとしても、そのまま同じもとのストレスフルな生活環境へと戻っていけば再び自殺へと追い込まれかねません。

そこで保健所の精神保健福祉相談員が問題のある状況を解決する為に、必要な専門機関に責任をもってつなげさせていただくのです。

こうして、本人(ご家族も含めて)の生活環境の困難や問題を解決していくことで再発を防いでいくのですね。

全国的に有名な岩手県の高度救急救命センター方式とほぼ同じ方法を、横須賀市の場合は、市と民間病院とが協力して行なう予定です。

こうした取り組みがついに横須賀市で行なわれることは、フジノは政治家として活動してきて本当に良かったと感じています。

まだ具体的な実践に向けては解決しなければならないことがありますが、自殺未遂へと追い込まれてしまった方々への支援は必ずスタートします。

1人でも多くの方の救われるべきいのちが本当の意味で守られることをこころから願っています。