偏見が強い日本は顔出しNGだった時代もありました。でも月刊誌「こころの元気+」の表紙モデルはみんな公募してくれた当事者です。大人気の「こころの元気+」表紙展、今年も開催です!/「リカバリー全国フォーラム2016」1日目(その3)

前の記事から続いています)

2階では「こころの元気+」表紙写真展が開かれます!

2階ホールに向かいました。

2階では「こころの元気プラス」表紙写真展開催中です

2階では「こころの元気プラス」表紙写真展開催中です


大好評のメンタルヘルスマガジン『こころの元気+』表紙展を今年も開催します(昨年の様子はこちら)。

メンタルヘルスマガジン「こころの元気+」

メンタルヘルスマガジン「こころの元気+」


メンタルヘルスマガジン『こころの元気+』とは、『NPO法人地域精神保健福祉(コンボ)』の会員のみなさまに毎月届けられている月刊誌です。

来年で創刊10周年を迎えます!

内容も表紙もあまりにも充実しているので、『全国約1万人の会員向け』という存在を超えて、何度も新聞やテレビで取り上げられるようになりました。




上の動画はNHKの特集番組です。

「表紙写真展」←素敵なデザイン!

「表紙写真展」←素敵なデザイン!


『「こころの元気+」表紙展』もとても人気なので、全国のいろいろなイベントや学会の場で開催されるようになりました。



表紙モデルは公募、みなさん精神疾患・精神障がいのある当事者です

何故『表紙』がそんなに好評なのでしょうか?

ふつうの雑誌で、表紙がこんなにクローズアップされることってあまり無いですよね。

1年待ち。

1年待ち。


実は、表紙モデルはプロではなく、全て一般の方から公募されています。

「こころの元気+」2011年1月号の表紙

「こころの元気+」2011年1月号の表紙


全ての方が『ピア』(当事者)、つまり精神疾患・精神障がいと同居しながら生活しているみなさまです。

かつて日本では精神疾患・精神障がいのある人は偏見・差別・スティグマの対象でしたから、「顔をだすなんてNG」という方もたくさんおられました。もしかしたら今でもそうかもしれません。

けれども『こころの元気+』では、9年前の創刊号からずっと表紙モデルは当事者の方々に出演していただいています。

表紙は全員読者モデル。全国からの応募が多数のため、採用されるまでに1年かかります。

表紙は全員読者モデル。全国からの応募が多数のため、採用されるまでに1年かかります。


表紙モデルは公募をしているのですが、今では応募して下さる方がとても多く、表紙モデルになるのは『早くても1年待ち』というとてもありがたい状況です。

精神疾患・精神障がいのある人々はかつて隠される対象だった現実を、月刊誌『こころの元気+』は変えてきたといっても過言では無いと思います。素晴らしい雑誌ですね〜。

撮影には1人1人ドラマがあります。

撮影には1人1人ドラマがあります。


撮影には、本当におひとりおひとりにドラマがあります。

以前にもご紹介しましたが、撮影風景の動画があります。

プロの写真家、プロのメイクさん、そして表紙モデルの方との撮影セッションの様子は、観ていてワクワクしますね。

「表紙モデルになりたい」という多くの方のご要望にお応えしたくて、6年前の『リカバリー全国フォーラム2010』では表紙モデル体験コーナーを設置したこともありました。

実際の撮影スタジオの様子を再現して、そこで撮影して、表紙をプリントアウトしてもらえるというコーナーです(大人気でした!)

実は、空き時間にフジノも撮影してもらいました。嬉しかった!

6年前、表紙モデルになったフジノ

6年前、表紙モデルになったフジノ


表紙モデルになりたい方はぜひ『こころの元気+』に応募して下さいね!



編集長の丹羽大輔さん、フジノの大恩人です

月刊誌『こころの元気+』の編集長は、丹羽大輔さんです!

編集長の丹羽大輔さん!フジノにとって大恩人です

編集長の丹羽大輔さん!フジノにとって大恩人です


10代だったフジノは悩み苦しんでいました。

丹羽さんに出会って、存在に本当に助けていただきました。大恩人です。

「精神疾患・精神障がいを持ちつつ、結婚・出産しているご夫婦は全国にたくさんいるよ」

というひとことに、フジノは前を向いて歩いていこうと思うことができました。

あれから20年以上経ちますが、丹羽さんのスタンスは本当に変わらないなあと感じます。

例えば、『表紙展』のパネルに記されたフレーズのひとつひとつも丹羽さんが考えておられるのですが、素敵です。

IllnessとWellness

IllnessとWellness


英語で『病気』と『健康』を意味する、『Illness』と『Wellness』。

この『違い』って何だと思いますか?

ある日、丹羽さんは気がついたそうです。

「病気は『I』で、健康や元気は『We』なんだ!」

そうなんです、まさに『リカバリー全国フォーラム』や『コンボ』が目指している「当事者みんな(We)で元気になっていこう!」という想いと同じじゃないか、と。

この2つの違いは丹羽編集長が気づいて書いたフレーズです。←大好きです

この2つの違いは丹羽編集長が気づいて書いたフレーズです。←大好きです


ひとりじゃないよ、みんなで元気になれるよ、という想いを『コンボ』も僕もみんなが持っています。

そんな想いを『こころの元気+』は毎月お届けしています。



「こころの元気+」は執筆陣もウリなんです

『こころの元気+』にはもうひとつ大きなウリがあります。

私も応援。

私も応援。


それは、紙面の半分以上を執筆しているのがコンボライターのみなさんなのです。

コンボライターとは、表紙モデルと同じく全国の当事者(ピア)のみなさんに応募していただいて、記事を書いていただいています。

フジノはマンガが大好きなのですが、実は『こころの元気+』に掲載されているマンガもピアのみなさんに描いていただいています。

どの記事もどのマンガも、とっても大好きです。

「こころの元気+」の執筆陣、すごいメンバーです

「こころの元気+」の執筆陣、すごいメンバーです


さらに、専門家の方々にも執筆していただいています。このメンバーもすごい人ばかりなんですよー。



ぜひ実物を手にとってご覧になって下さいね。そして会員になって購読してください!

そんな月刊誌『こころの元気+』を『表紙展コーナー』では実物を販売もしております。

「こころの元気+」実物も販売しています

「こころの元気+」実物も販売しています


全国のみなさまにもぜひご覧頂きたいです。

申し込みはコンボのホームページからもできるようになっています(こちらをご覧ください)。

見本をPDFファイルで読めるコーナーもあります。ぜひご覧下さいね!

表紙に囲まれるフジノ

表紙に囲まれるフジノ


今年もたくさんの方々に『表紙展』を観ていただけるのが楽しみです!

(次の記事に続きます)



【ご協力お願いします!】精神科の薬、ゆっくり減らして/全国の医療機関・薬局にポスターを貼り出してほしいのです

どうかご協力をお願いします

2010年からフジノが理事を務めている『NPO法人地域精神保健福祉機構(通称コンボ)』では、現在とても大切なキャンペーンを行なっています。

診療報酬の改定によって、今年10月から抗精神病薬などの『多剤処方』に制限が設けられます。

そこで、コンボでは

「クスリをのんでいるみなさま、クスリを減らすのは不安だと思いますが、ゆっくり減らせば大丈夫ですよ」

「ドクターのみなさま、クスリを減らすのは丁寧な説明ときちんとした体調管理のもとで行なって下さい」

と訴えるポスターを作成しました。

20140710poster

こうしたことをお伝えすることが目的です。

  • 今年10月から、『多剤処方』に制限が設けられることになったことを、当事者・家族のみなさまにぜひ知ってほしい。
  • いきなりクスリを減らすことはとても不安ですが、ゆっくり時間をかけて減らせば大丈夫、ということを、当事者・家族のみなさまに知ってほしい。
  • 減薬への不安を感じているみなさんに、ドクターも丁寧に説明をするようになってほしい

このポスターを全国の医療機関や薬局などに張ってもらいたいのです。

その為に、ぜひ1人でも多くの方々にご協力をお願いしたいのです。

イラストを描いてくれたのは…

ポスターのイラストは、『コンボライター』のぼうえんぎょさんが描いて下さいました。

『こころの元気+』には、『コンボライター』という制度があります。

『コンボライター』はすべてではありませんが、原則当事者がなることになっています。

多くの当事者が『コンボライター』として登録していて、特集のページで顔と名前を出して、記事を書いています。

「コンボライターという制度」より引用)

世界の流れとは逆に、日本の精神科医療は「多剤大量処方」を続けてきました

これまでの日本の精神科医療では、何種類ものクスリを大量に出すという『多剤大量処方』を当たり前のように行なってきました。

2009年8月6日開催・厚生労働省「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会」資料1より

2009年8月6日開催・厚生労働省「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会」資料1より


『統合失調症』に対して、日本では3種類以上のクスリを処方されている方々が過半数にのぼりますが、他の国々ではそんなことはありえません。

2009年8月6日開催・厚生労働省「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会」資料1より

2009年8月6日開催・厚生労働省「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会」資料1より


『うつ病』などに処方される抗うつ薬も、調査によれば日本は多剤併用の傾向がハッキリとあらわれています。

しかし、「『多剤大量処方』はダメだ」というのは、ずっと昔から世界的な流れです。

イギリスの『国立医療技術評価機構(NICE)』のガイドラインでは

抗精神病薬の多剤併用は「効果が上がることについて支持する証拠はほとんどない」「おのずと高用量になるので副作用のリスクをあげる」

と明記しています。

『多剤大量処方』はダメだ、ということは、フジノが臨床心理を専攻していた大学時代(20年以上前)から言われていました。

けれども日本はずっと変わりませんでした。

ずっと日本は、世界の流れに反して、独自の『多剤大量処方』を続けてきたのです。

「多剤大量処方」が続いてきたしくみ

「多剤大量処方」が続いてきたしくみ

これは完全な『医療政策の誤り』です。



(*上の動画はコンボとは無関係なのですが、多量多剤による当事者の苦しみや悲しみをとても分かりやすく表現しておられたので紹介させていただきました)

『多剤大量処方』は、精神疾患を治療するどころか、人々を苦しめてきました。

特に、副作用によって人々の『生活の質』を著しく下げてきたことに対して、フジノは怒りを感じています。

さらに(あくまでもフジノの私見ですが)、「精神疾患のある当事者の方々が若いにもかかわらず突然死する悲劇がしばしば起こってきたのは『多剤大量処方』が原因ではないか」と感じてきました。

こうした想いを抱いているのは、フジノだけでは無いはずです。

実際、コンボでは『統合失調症の人が知っておくべきこと〜突然死から自分を守る〜』という本も出版しています。

必読です

必読です


また、『多剤大量処方』はリカバリーの観点からも間違っています。

コンボとしても長年にわたって、『多剤大量処方』ではなく『シンプルな単剤の適量処方』の必要性を訴えてきました。

ようやく日本も「多剤大量処方」を認めない方向へ舵を切りました

こうした精神科医療の在り方を改善する為に、厚生労働省は2014年度の診療報酬改定によって『政策誘導』を行ないました。

精神科における薬剤の多剤処方に制限をする規定を設けたのです。

抗不安薬・睡眠薬の処方は2種類まで、抗うつ薬・抗精神病薬の処方は3種類までとなりました。

それ以上のクスリを処方すると、処方料・処方せん料・薬剤料が減らされることになります。

つまり、たくさんのクスリを処方する精神科ドクターは、収入が減らされます。

10月からの新しいしくみ

10月からの新しいしくみ


こうした『政策誘導』によって、ようやく日本の精神科医療も、クスリは『単剤適量』へと変わっていくはずです。

今年10月1日から適用されます。

「急な減薬」は体調を崩す原因になります。一定の猶予期間が必要です

ようやく日本の精神科医療も、改善される方向に舵を切りました。

それは良いことです。

でも、今まで『多剤大量処方』をされてきた方々は、突然クスリが減らされることはとても不安だと思います。

フジノも約20年にわたって精神科のクスリをのんでいるので、断薬による離脱症状の苦しみはとてもよく分かります。

クスリを急に減らすことで、離脱症状などの症状悪化が実際に起こることは、研究でも臨床でも明らかです(個人差もありますので必ず起こる訳ではありません)。

そこで、クスリを減らすことは、丁寧な説明と体調管理のもとで、時間をかけてゆっくりと行なうことが推奨されています。

今回の診療報酬の改定でも、多剤処方に制限を設ける規定は「いきなり4月1日から」ではなくて「10月1日から」と半年後からの適用となっています。

厚生労働省も「これは減薬に必要な期間を設ける為」と発表しています。

ポスターで「減薬はゆっくり時間をかける必要性がある」と伝えたい

こうした診療報酬改定の作業にあたって、一部の精神科の業界団体が反対しました。きっと『多剤大量処方』を続けたいという人々なのだと思います。

診療報酬改定が決定した後になっても、いろいろな理由をつけて反対している人々がいます。

フジノは、そうした人々を心の底から嫌悪しています。

もう『多剤大量処方』は絶対にやめるべきです。

今回このポスターを作成した理由は、『多剤大量処方』を延命させる為ではありません。

あくまでもコンボがこのポスターを作成した理由は、以下の2点からです。

  1. 今回の診療報酬の改定によって、多くの方々の処方の内容が変わる可能性があります。処方が変わるのは、こうした「多剤処方」への制限が設けられたことをみなさまに知ってもらう必要があること。
  2. 何よりも、減薬をすることとになるみなさまに、ゆっくりと時間をかけて減薬をする必要があることを知ってもらいたいこと。

ポスターを貼る場所への働きかけをどうかお願いします

みなさまにお願いがあります。

このポスターを、病院・クリニック・薬局・行政機関・地域生活支援センターなどに貼っていただきたいのです。

医療関係者のみなさまだけでなく、当事者のみなさま、家族のみなさま、福祉関係者のみなさま、行政関係者のみなさまにお願いです。

このポスターを病院・クリニック・薬局・行政機関などにお願いをして下さる方がいらっしゃいましたら、どうかご連絡ください。

コンボから必要枚数のポスターをお送りいたします。

【連絡方法】
インターネットのアンケートサイトに、ポスターの送り先などを書き込むためのフォーマットをつくりましたので、こちらにご記入ください。

申し込みサイト

申し込みサイト

【募集期間】
7月18日(金)15:00まで。

どうぞよろしくお願いいたします。

「こころの元気+」読者交流会(第3回)が開かれました!/NPO地域精神保健福祉機構(コンボ)

『こころの元気プラス』読者交流会(第3回)が開かれました!

今日は、千葉県市川市にある『NPO法人地域精神保健福祉機構(通称・コンボ)』の事務局へ。

月刊誌『こころの元気+(プラス)』第3回読者交流会でした。

そうだ!

『こころの元気+』と言えば、ずっと「いつか紹介したい」と思っていたことがあるので今、書きますね。

意外に知られていないのですが、月刊誌『こころの元気プラス』にはウェブマガジンもあるのです!

紙バージョンでは読むことができないウェブだけの情報もたくさんあります。

例えば、表紙モデルの撮影シーンやインタビューも観られます。

ドクトルイチキの『統合失調症・再発予防ネットセミナー』も大好評配信中です。

ぜひご覧くださいね。



ワークショップ形式で、意見交換をしました

さて、読者交流会にお話を戻します。

前回の読者交流会が好評だったので、これからも毎月1回くらいの割合でぜひ続けていこうと決まりました。

どこの場所で行なうのか、どのように参加者の方々を募集するのか、どれくらいの人数が一番ここちよく過ごしてもらえるのか、そもそも交流会はどんなプログラムがいいのか、まだまだ試行錯誤しているところです。

第3回目の読者交流会ですが、約10名の方々に参加していただきました。

「こころの元気+」のここが好き・嫌い

「こころの元気+」のここが好き・嫌い


今回もワークショップ形式で参加者のみなさまで意見交換を行ないました。

テーマは、『こころの元気プラスのここが好き・嫌い』です。

ワークショップ形式で意見交換

ワークショップ形式で意見交換


3つのテーブルに分かれて、ガチで意見をたくさん出してもらいました。

3つのテーブルでケンケンガクガク

3つのテーブルでケンケンガクガク


そして、発表タイムです。

この場でいただいたご意見はどんどん反映されていくことになります。

みんなで意見発表しました

みんなで意見発表しました

フジノが月刊誌『こころの元気プラス』を「すごいよなあ」といつも感じているところは、当事者メインの雑誌であることです。

有名なメジャーな執筆陣がたくさんいるのですがそれは「あくまでも魅力の一部」でしかありません。

この雑誌の主役は、全国でふつうに暮らしている精神障がいのある本人=当事者です。

『読者』としてだけではなくてどんどん『つくる側』として参加してもらいます。

本の『つくる側』と『読む側』のしきいがすごく低くて、原稿を執筆するのも、他の読者からの質問に投稿するのも、表紙モデルになるのも、望めば誰もができるのですね。

このことには何年経ってもフジノはいつも新鮮な驚きを感じます。

「こころの元気+」は表紙モデルも内容の大半を書いているのも当事者です

「こころの元気+」は表紙モデルも内容の大半を書いているのも当事者です


前回の読者交流会(昨年12月20日開催)の様子を参加者の方々がブログで紹介してくれました。

『Happy_piggy』『電脳精神病新聞』の2つです。
 
ぜひご覧くださいね!

(他にも取り上げてくれた方がいらしたら教えて下さいませ) 

「こころの元気+」編集長の丹羽大輔さん

「こころの元気+」編集長の丹羽大輔さん


上の写真が、『こころの元気プラス』編集長の丹羽さんです。
 
下の写真が、NPO共同代表の宇田川さんです。

コンボ共同代表の宇田川健さん

コンボ共同代表の宇田川健さん


『読者交流会』の参加者の募集はまだ大きく告知していなくて

この2回というのは、『元気プラス』の表紙モデルになってくれた方やコンボライターの方々にこちらから声をおかけして参加していただいています。

けれども今回はツイッターでは秘かに開催のお知らせをしたのですね。

そうしたら、そのツイッターを見て参加を申し込んでくれた方がいらっしゃいました。
 
ありがとうございます!

いずれ、これからは募集の方法ももっと分かりやすくドーンと広く行なえるはずですので、次回はこれを読んでいるあなたにもぜひ参加していただきたいです。

今回も楽しかったです。
 
参加してくれたみなさま、本当にありがとうございました。

全国のみなさま、『こころの元気プラス』をぜひ読んで下さいね!



月刊誌「こころの元気+」読者交流会(第2回)でした!/NPO地域精神保健福祉機構(コンボ)へ

「こころの元気プラス」読者交流会でした!

今日は、千葉県の本八幡にある『NPO法人地域精神保健福祉機構(通称・コンボ)』へ。

コンボが発行している月刊誌『こころの元気+(プラス)』の『読者交流会』が行なわれました。

参加者のみなさまと、司会の増川ねてるさん

参加者のみなさまと、司会の増川ねてるさん


2008年12月の第1回交流会から2年ぶりの開催となりました。

「また読者交流会はやらないんですか?」

と、しつこく尋ねつづけてきたフジノには、この開催は、とてもうれしかったです。

さらに、来年からは全国を少しツアーのようにまわって年4回くらいは交流会をおこなっていく予定(あくまでも予定)です。

というのも、この月刊誌を購読して下さっている方々は全国のあらゆる都道府県で暮らしている8,000人以上もの方々です。

東京など首都圏での交流会ばかりでは移動して来るのにおカネもかかるし、フジノみたいにパニック障がい持ちの人は新幹線のれないですよね。

だから、これからは読者交流会がみなさまのもとへ出張していくようになります。

すごいですねー!



発案・企画・運営はコンボの若手3人組ですよー

この読者交流会を発案・企画・運営を行なったのは、コンボの共同代表である宇田川さんと、今年6月に新たに理事に就任した増川ねてるさんフジノ『コンボ理事会の若手3人組』です!

(といってもフジノは今回、第2部の司会をした以外に何もしていないのですが...。ごめんなさい、次回はもっとがんばります!)

第1部のファシリテーターをしてくれた増川さん

第1部のファシリテーターをしてくれた増川さん


これから若手3人組で、どんどん楽しいアイディアを提案して実行していきますのでぜひ全国のみなさま、いろんなご意見くださいね!



「こころの元気+」は表紙モデルも執筆者も「当事者」なのです

さて、今日の読者交流会は『表紙モデル』になってくれた方々と『コンボライター』として活躍してくている方々に来ていただきました。

月刊誌『こころの元気プラス』の売りの1つは、『表紙モデル』です。

『こころの元気プラス』は創刊から5周年を迎えますが、第1号から表紙の写真は精神障がいのある方々ご本人にモデルとして出ていただいています。

「精神障がいのある方々が顔を出すなんてすごい!」と創刊当初はマスメディアにも好意的にたくさん報道されました。

かつて顔を出すのもはばかられた時代があった、ということなのですが、時代は確かに変わったのです。

下の写真は来年1月号(最新刊)の『こころの元気プラス』表紙です。

2011年1月号の表紙

2011年1月号の表紙


茨城県の武井さんがモデルになってくれました。とっても可愛らしい方ですね!

この表紙モデルは、精神障がいのある方々ならば誰でも応募することができるのですが、ものすごく大人気なのですね。

応募が殺到していて、表紙モデルに選ばれるのはすごく大変なことで編集部としてはうれしい悲鳴ですよね。

あんまり人気なので

「もっと多くの方々に表紙モデルを体験してほしい!」

ということで、この夏にひらかれた『リカバリー全国フォーラム2010』では体験コーナーが出されました。

会場のロビーに、簡易フォトスタジオが設置されてプロカメラマンの方が撮影、その場で表紙を印刷してくれるのです。

写真撮影は、RYOKOさんです。

いつも素晴らしい写真を撮影してくださるRYOKOさんとフジノ

いつも素晴らしい写真を撮影してくださるRYOKOさんとフジノ


ちなみにフジノもこの体験コーナーでプチ表紙モデルになりました。プロの腕前ってすごいなあ!
    ↓
表紙モデルになったフジノ

表紙モデルになったフジノ


さて、『こころの元気プラス』の表紙モデルに選ばれた方は、コンボの手を離れてマスメディアでも紹介されることがしばしばあります。

今日、『読者交流会』の会場に来てくれていた市川左千子さんもその1人です。

市川さんは12月号の表紙モデルになりました。

表紙モデルになった市川左千子さん

表紙モデルになった市川左千子さん


すると、それから1ヶ月後の毎日新聞(12月14日・朝刊)に市川さんが紹介されていました。

こちらをご覧ください)

すごいなあ。

さて、その表紙モデルの方々と一緒に『コンボライター』の方々にも来ていただきました。

この『コンボライター』のしくみも全く新しいもので、『こころの元気プラス』の売りの1つです。

全国の精神障がいのある方々にライターとして登録していただいて、記事を書いてもらうのです。採用されればもちろん報酬も出ます。

ぜひあなたも『表紙モデル』『コンボライター』になってくださいね!



ワークショップと意見交換をしました

今日は、新しい読者交流会の記念すべき第1回ということで『表紙モデル』&『コンボライター』の方々を対象にしてこちらから呼びかけて参加していただきました。

ん。彼も表紙モデルの1人です

まんなかの男性は小松さん。彼も表紙モデルの1人です


でも次回からは、ふつうに読者の方々に誰でも参加していただける形にしていきたいです。

今日はみんなでチキンを食べたりおかしを食べながら、第1部はワークショップ形式で

これまで5年間で発行された『こころの元気プラス』の中で最も好きな1冊を持ってきていただいて、その理由を発表してもらいました。

それから、新たな『究極の1冊』を作るとしたらどんな企画がいいのだろうか、ということも考えてもらいました。

第2部はフジノが司会をしながら、参加者みなさまのお話をうかがうカフェトーク形式で行ないました。

あっというまの数時間でした。

第2部はカフェトーク形式です

第2部はカフェトーク形式です


今日はとっても楽しかったですね!

参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

次回は東京以外の場所で、ぜひあなたとお会いできることを楽しみにしています!



コンボ事務局はこんなです

下の写真は、コンボ事務局の姿です。

コンボ事務局の風景

コンボ事務局の風景


ふだんはなかなか見られない光景なのでちょっと紹介してしまいました。

パソコンをのぞきこんで作業をしているのは共同代表の宇田川さん。

今回の読者交流会は、宇田川さんのおかげで開催できました。
 
宇田川さん、本当におつかれさまでした。
 
そして、これからもよろしくお願いします!