「ひとり親家庭への支援」を訴えました
フジノにとって、『ひとり親のご家庭』を支援することは本当に大切にしてきた政策です。
今日の街頭演説では、その想いを改めて強く訴えました。
今回お話した政策はすでに市議会で訴えてきたことばかりなのですが、でも市長は実行してくれませんでした。
けれどもフジノは『絶対にやらねばならない政策』だと信じています。
特に、『米軍人・元米軍人との離婚・離別によって泣き寝入りさせられているひとり親ご家庭への支援』は絶対に次の4年間で実現させます!
フジノにとって、『ひとり親のご家庭』を支援することは本当に大切にしてきた政策です。
今日の街頭演説では、その想いを改めて強く訴えました。
今回お話した政策はすでに市議会で訴えてきたことばかりなのですが、でも市長は実行してくれませんでした。
けれどもフジノは『絶対にやらねばならない政策』だと信じています。
特に、『米軍人・元米軍人との離婚・離別によって泣き寝入りさせられているひとり親ご家庭への支援』は絶対に次の4年間で実現させます!
今夜は大学院に聴講へ向かいました。
大学院の玄関にて
今夜は、高齢の方々の住まいについて(株)コミュニティネット代表取締役社長の高橋英興さんを講師にお話を伺いました。
高橋英興さんによる講義
それを手がけてきたのが高橋さんです。
理想の高齢者共同住居をめざして〜ゆいま~るシリーズの展開〜
高橋さんの取り組みが紹介されるのはどうしても『高齢者向け住宅』というカテゴリーや文脈であることが多いのですが、実際の高橋さんの仕事は『高齢者だけが暮らす住宅』ではありません。
高橋さんは『地域コミュニティ』を作っている、というのがより正確だと思います。
荒川区の中学校が廃止された跡地を利用して、2003年6月に開設されたのが『日暮里コミュニティ』です。
中学校の跡地利用
中・高層階の『ライフ&シニアハウス日暮里』は、『有料老人ホーム』という扱いになっています。
低層階の日本で初めての本格的な多世代型コレクティブハウス『かんかん森』はとても有名で、本も数冊出版されています。
現在、0〜87歳まで、37人の大人と15人の子どもたちが住んでいるそうです。
多世代が暮らす日暮里コミュニティ
他にも様々な実績があります。
駅前再開発型
リフォーム型
サテライト住戸
ゆいま~る那須
かねてからフジノは、『サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)』が全く無い横須賀市の現状を問題視しています。
市長に対しても『サ高住』が設置されるよう求めてきました。
今夜の講義を聴いて、単に『サ高住』が作られるだけではダメで、もっと深い取り組みの必要性を感じました。
これは絶対に実現したいです。
今日は、逸見の生涯学習センターへ向かいました。
『よこすかひとり親サポーターズひまわり』の主催する『ひとり親・プレひとり親の為のやさしい法律講座』にお邪魔する為です。
チラシ
市役所の市民相談室でもあらゆる相談を受けることができるのですが、やっぱり『ピア(同じ立場)』である方々が主催するこうした場の方が安心できるというのがありますよね。
加えて、テーマ自体がひとり親(シングルペアレント)に限定されていて、なおかつ、弁護士の方と無料でお話できる、というのはかなりありがたいですよね。
とても素晴らしい企画ですね。
『ひまわり』の素晴らしいところは、『プレひとり親』をいつも対象に含めていることです。
ひとり親になってからも大変なことはいろいろとありますが、そもそもDVをしている夫から離れて無事に離婚するだけでもかなり大変な場合があります。
本来はこのように『離婚する前からの支援』が本当に大切です。
ですからこうして毎回『ひとり親・プレひとり親』を対象としているのです。素晴らしいことです!
お母さんたちが講座に参加している間、こどもたちはボランティアの方々(高校生たちです!ありがとうございます)と一緒に、調理実習です。
今日は、おそばとおいしいスイーツを作ってくれました。
お見事!
午前中の講師を勤められた呉東弁護士は、お昼ごはんの時間も大人気でした。
フジノと同じテーブルだったのですが、お蕎麦を食べながらもずっとご相談を伺っていました。その姿は、宇都宮けんじ弁護士を想起させられました。
おそばを食べながらもシンママのご相談を伺う呉東弁護士、大人気でした
小さい子、大好き!こどもって本当にカワイイ。
お昼休みが終わった後、午後のプログラムの最初の時間を頂いて、フジノからも少しだけお話をさせていただきました。
どうしてもお伝えすべきだと考えたことがあって、お時間を頂きました。
また、「ペアレンティングホームを横須賀にも作ろう!」というお話もさせていただきました。
まだまだこどもたちと一緒に遊びたかったのですが、次の仕事へ向かいました(涙)。
さみしい。最近全然一緒にこどもたちと遊んでいないから、忘れられてしまいそう...。
(その1より続いています)
ペアレンティングホーム高津を外から観た様子
さらに、横須賀のひとり親支援に取り組む当事者団体『よこすかひとり親サポーターズひまわり』からも数名が同行して下さいました。
横須賀にペアレンティングホームを作りたいフジノとしては、現場を多くの方々と観て想いを共有できることは本当にありがたいです。
可愛らしいポストがお出迎え
石尾さん・細山さん・杉山さん
間取り
これまでの日本の住宅政策は持ち家がメインでしたが、現在では『シェアハウス』がとても有望な選択肢になってきています。特に、ここ2〜3年で急激に増加しています。
そんな仲で細山さんは
「単身者がシェアハウスでお互いに助け合う中で、生活が豊かになっている姿を見てきた。
だから以前からずっとシングルマザー向けのシェアハウスをやりたいと考えてきた。困っている方を少しでも助け合いがうまれればと思った」
と話して下さいました。
たくさん靴がある玄関っていいですよね。活気を感じます。
とおっしゃる細山さんの想いが協力してくれる仲間を引き寄せたのだと思います。
2011年12月、子育てとシェアハウスを関心がある人の座談会で、細山さんは秋山さんに出会ったそうです。そして意気投合、一緒に実現に至ったとのことです。
『ペアレンティングホーム』のコンセプトは、プラスに転じていく人をサポートして行きたいというものです。
今現在、生活に困窮しているというシングルマザーの方は入居することはできません。
ある程度の経済力の在る方が『スタートライン』として入居して頂くのが目的です。ここで『ずっと暮らしていくこと』はそもそもの目的ではありません。
この点で、これまでフジノが廃止に反対してきた『母子生活支援施設』とは、コンセプトとしては大きく異なります。
『離婚』が全国で増加していく中で『ひとり親』の絶対数も増えています。
『ひとり親』の姿も多様になっています。経済力のある方もいれば、DVなどにより心身ともに疲弊しておられる方もいらっしゃいます。
ただ、どんなひとり親の方々にも共通していることもあります。
それは、『離婚』からの『ひとり親』になって元気を回復していくというプロセスは一直線には進みまない、ということです。
この『ペアレンティングホーム』では、シェアハウスで暮らしていく中で『こころのサポート』であったり、ともに暮らす仲間というシンパシーがあることで、ギアが上がるように元気を回復して巣立っていって頂くことを目的にしています。
ひとり親になると、家の中で大人と話せる機会がないということに疲れてしまう方が多いです。
一方、『ペアレンティングホーム高津』では、話せる。恋愛の話をしたり、仕事の話をしたり。こういう当事者同士の当たり前のふつうの会話が実はとても大きなエンパワーメントになるのですね。
これは横須賀にも、そして全国にも必要な形の新しい支援(当事者同士のエンパワーメント)だとフジノは考えています。
行政からの補助は全くありません。
補助が無くとも運営が実現しているこのビジネスモデルは、とても良く考えられていると思いました。
さらに、入居にあたっては保証人も不要です。保証人協会なども不要です。
滞納もほぼ無いそうです。
●
行政の窓口でこの『ペアレンティングホーム』の存在そのものを『告知』してほしいという希望は無いことは無いそうですが…
まだコンセプトが理解されていないのか、行政から紹介されていらっしゃる方はDVによる被害を受けておられる方であったり(むしろシェルターなどに避難すべきでペアレンティングホームに紹介するのはいかがかと思います)、『ペアレンティングホーム高津』の目的とはちょっと合わないことが多いそうです。
●
もっともっと書きたいことがあるのですが、時間が無くて文章を書けないので、写真だけ掲載いたしますね。
フジノたちと共に見学して下さった、弁護士会からいらした弁護士の方々(荒川香遥さん、向井理絵さん、小澤亜季子さん)。
最後に、みんなで記念写真を撮影しました。
見学を受けて下さったチームペアレンティングホームのみなさま、そして入居しておられるみなさま、ありがとうございました!
フジノはこの仕組みを何とかして横須賀に輸出したいです。
さらに、この仕組みが全国に広まることを願っています!
朝一番で『よこすかひとり親サポーターズひまわり』の方々と待ち合わせをして、川崎市高津区へ向かいました。
目的地は『ペアレンティングホーム高津』です!
ずっと注目してきた取り組みなのですが、フジノは今日ついに現場を訪れることができました。
『ペアレンティングホーム高津』はシングルマザー専用のシェアハウスです。
昨年3月にスタートしました。
オープン前から、とても高い関心を集めてきました。
こうした優れたオリジナリティによって、マスメディアをはじめ、住宅専門紙・誌や、インターネットなどあらゆるメディアによってとりあげられてきました。
2012年2月4日付・毎日新聞より
スタートからまもなく1年、とても順調にいっているようです。
フジノはこの取り組みにとても強い関心を持っています。
横須賀にもこの取り組みを持ってきたい、横須賀にもペアレンティングホームを創りたい、と考えています。
フジノは1月21日の活動日記でこう書きました。
今回、横須賀市内唯一の母子生活支援施設は廃止となってしまうことが決まりました。
けれども「何らかの形で新たに作り出すことができないか」と考えています。
その想いを形にする為に、少しずつ取り組んでいこうと考えています。
市議会議員ですから市議会で訴えていくことは当然ですが、それだけではなく、別の在り方も考えて実践していくことができないか、と考えています。
近日中にまたご報告させていただきますので、しばらくお待ち下さいね。
この活動日記で書いた「新たに作り出したい形」の1つこそ、「ひとり親むけのシェアハウスを横須賀に創ること」です。
その取り組みに向けての報告の第一弾が、この『ペアレンティングホーム高津』見学です。
メディアの報道というフィルターを通してではなく、自分自身の目で実際の様子を見て、感じてきました。
果たして横須賀でも実現できるようなビジネスモデルなのか、なども含めて、報告していきたいと思います。
(次回へ続きます)