「横須賀子ども未来プラン(素案)」に448件もの意見が寄せられました/児童福祉審議会子ども・子育て分科会(第9回)

「子ども・子育て分科会(第9回)」が開かれました

今日は、児童福祉審議会の『子ども・子育て分科会(第9回)』が開かれました。

子ども・子育て分科会の会場にて

子ども・子育て分科会の会場にて


『子ども子育て支援新制度』が今年4月からスタートするにあたって、新たな計画を作らねばなりません。

2013年8月からスタートしたその計画づくりが、ついに終わろうとしています。



パブリック・コメントの結果、市民のみなさまから448件のご意見を頂きました

今回の議事は下の通りです。

子ども・子育て分科会の議事次第

子ども・子育て分科会の議事次第


昨年末に行なわれた『パブリック・コメント』の結果、市民のみなさまからたくさんのご意見が寄せられました。

199名の方々から、合計448件ものご意見を頂きました。政治家としてフジノは本当にありがたく感じます。

第1章から第4章までのパブリックコメントで寄せられた意見の件数

第1章から第4章までのパブリックコメントで寄せられた意見の件数


最も多くのご意見を頂いたのは、『地域子ども・子育て支援事業』についてでした(141件)。

第4章からその他までのパブリックコメントで寄せられた意見の件数

第4章からその他までのパブリックコメントで寄せられた意見の件数


続いて、『学童クラブの基準条例関係』が101件、『学童クラブの全般』が83件にものぼりました。

学童クラブの今後に対する不安と期待の高さが強く読み取れる結果となりました。

さらに、『子育て支援の推進』も56件とご意見が集中しました。

分野別に見ても、内容を見ても、市民のみなさまの『子ども・子育て支援』の在り方に対する強い関心が伺うことができました。



パブリック・コメントで頂いたご意見へどのような回答をするか議論されました

そのご意見に対して、『子ども・子育て分科会』がどのような回答(『頂いたご意見への考え方』と呼んでいます)をするのかが議論されました。

実際には、事務局である『こども育成部』が作成した回答案をもとに、分科会メンバーのみなさまがその案を読んで、議論をします。

最終的に、事務局の原案どおりに回答を出すことに決定しました。

その内容はこちらです。



児童福祉審議会・全体会へ送られました

この分科会の結果は、最終的に『児童福祉審議会・全体会』に送られました。

とはいえ、実際はわずか1時間後に『全体会』はスタートします。

その内容は次の記事で報告いたします。



学童保育が直面している様々な課題に対して「選ばれるまち」を目指す市長が取るべき本市の「公的責任」を果たす具体的な取り組み/2014年12月議会・発言通告(その2)

前の記事から続いています)

学童保育が直面している様々な課題に対して、「選ばれるまち」を目指す市長が取るべき本市の「公的責任」を果たす具体的な取り組みについて

一般質問の2問目は、『学童保育』についてです。

フジノは12年前に初立候補する前から学童クラブの現場をたびたび見学をさせて頂いてきました。

民家を借りて運営している学童クラブ(2003年)

民家を借りて運営している学童クラブ(2003年)


ようやく来年4月から『子ども子育て支援新制度』という改革が行なわれるのですが、大きな期待をしていただけに失望も大きかったというのが本音です。

2013年5月に示されたイメージ

2013年5月に示されたイメージ


これまで日本では『こども家庭福祉』に振り向けられる財源は極めて低かったのですが、『消費税アップによってその財源を確保する約束』になっていました。

消費税アップによって社会保障制度の安定財源が確保できると説明されてきました

消費税アップによって社会保障制度の安定財源が確保できると説明されてきました


しかし、みなさまご存知のとおり、安倍総理は増税の先送りを宣言して衆議院を本日解散しました。

国の動きはいつも不透明で、学童保育をはじめとする『こども家庭福祉の未来』は、まだまだ先行きは厳しいと感じます。

けれども国がどう動こうとも、フジノとしてはやるべきことは変わりません。

1つ1つの学童クラブを訪れて、目の前にある問題をしっかりと見つめて、議会の場で繰り返し指摘して、解決していくことをひたすら続けていくしかないと考えています。

さて、発言通告書の内容は下のとおりです。

2.学童保育が直面している様々な課題に対して、「選ばれるまち」を目指す市長が取るべき本市の「公的責任」を果たす具体的な取り組みについて

(1)学童クラブへの補助金のあり方を、横浜市のように人件費を積み上げる形に改善すべきではないか

市内の大半の学童クラブにおいて、指導員の給与は最低賃金と同じかそれ以下、社会保険には加入できない、という極めて劣悪な労働条件にある。
 
その理由は、学童クラブに対する本市からの補助(放課後児童健全育成事業補助金)が少ないためであり、「全国で1番高い利用料」と言われる保護者負担を徴収しても、全く待遇改善はできていない。
 
本市の学童クラブは「民設民営」でありほとんどが保護者による運営委員会方式を取っているため、指導員の契約上の雇用主は保護者となる。そもそも素人の集まりである保護者の運営委員会には経営の観点やコンプライアンスはない。

このままでは、時間外勤務の多さ・勤務体制・雇用形態・賃金など労働基準法違反などで保護者が訴えられるリスクがある。
 
したがって、指導員の生活を守り、保護者の訴訟リスクをなくすためにも、本市が現在行っている学童クラブへの補助の方法をゼロから見直して、横浜市が行っているように人件費を積み上げる形で補助する方式に変更すべきではないか。

(2)保護者の訴訟リスクをなくし、帳簿作成などの補助をできる体制を作るべきではないか

労働基準法違反の恐れがある現状を是正し指導員に社会保険を加入させられるようにするなど保護者の訴訟リスクを避けると共に、運営委員会の保護者に極めて大きな労苦を強いている「会計帳簿の作成」などの手間をなくすためにも、学童クラブには社会保険労務士や税理士など専門家の存在が不可欠だと私は考える。

こうした実務を担当し支援する専門家を、市の「公的責任」として学童クラブへ配置すべきではないか。

1学童クラブに1人の配置が財政的に難しいのであれば、近隣地域の複数の学童クラブをブロック化して、最終的に全学童クラブをカバーできる体制をつくるべきではないか。

(3)今後さらに小学校の教室に学童クラブを移設していく上で、学校側と学童クラブ側の相互理解を進めていくべきではないか。

ア.市長も既にご存知のはずだが、小学校の教室を利用しているある学童クラブの関係者に対して、当該学校の教職員が「学童保育なんて無ければ良いのに」との趣旨の発言をした。

教職員からこのような発言が出た背景を、市長と教育長はどのように考えているのか。

 
イ.他校とは異なり、すでに学童クラブが実際に小学校内にあって生の姿を毎日見ている教職員がこのような発言をしたという事態は深刻である。

施政方針で市長は「実施計画期間内に小学校の教室を利用する学童クラブを25クラブとする」と述べたが、単に小学校内に「物理的」に移すだけでは駄目なのだ。
 
学校と学童クラブが相互に理解を深める必要がある。

全国学童保育連絡協議会が実施した調査によれば、児童が小学校にいる時間は年間約1,221時間に対し、児童が学童保育にいる時間は年間約1,681時間に及ぶ。

「子どもたちの放課後の生活を保障するために極めて重要な存在である学童保育」について教職員の皆さまにもきちんと理解していただくように、市長・教育長は具体的な取り組みを行っていくべきではないか。

(4)開発に伴う学童保育ニーズの急激な増加への対策が必要ではないか


 
ア.マンションを初めとする中規模以上の開発の際は、必ずその地域において乳幼児・児童生徒数の増加が見込まれる。

例えば、中央地区に大規模なマンションが完成すれば、確実に保育および学童保育の量的な不足が起こる。

こうした事態に備えて、開発に当たる企業や事業体に対して「建物内への保育所・学童保育の設置を努力義務として課す」、もしくは「本市の教育・保育に対する指定寄付を努力義務として課す」など、実効性ある具体的な協力を求めるべきではないか。

 
イ.開発の結果、学童保育の急激な量的不足が実際に起こっている具体例が、浦郷小学校の隣地の大規模なマンション建設である。

小学校の隣地に大規模マンションが建設されました

小学校の隣地に大規模マンションが建設されました


これによって、『浦郷学童クラブ』は来年度新たな希望者がすでに27名もある。
   
現在の『浦郷学童クラブ』の施設規模では受け入れは不可能だが、本市には児童の放課後の生活を守る公的責任がある以上、対応しなければならない。
   
「浦郷学童クラブは保護者によって運営されているのだから、運営委員会によって抽選や所得状況などで選別するなど学童クラブ自身で判断すべき」といった対応では、市の公的責任を放棄している。

私は、市が責任を持って、浦郷小学校の第二校庭にプレハブを建て、全ての希望者の受け入れに対応すべきだと考える。

市長・教育長はこの学童保育希望者数の急増に対して、どのように対応するのか。

次の記事へ続きます)

新しい「教育・保育」の在り方の議論がまもなく終わります/教育・保育施設等設備・運営基準等検討部会(最終回)へ

横須賀市の「教育・保育施設」の在り方の議論がまもなく終わります

横須賀市での、新しい『子ども子育て支援制度』を軟着陸させる為の議論も、終わりが近づいてきました。

先日は『学童クラブ』についてブログで記しました。

教育・保育施設等の設備・運営基準等検討部会会場にて

教育・保育施設等の設備・運営基準等検討部会会場にて


今日は『教育・保育施設等の設備・運営基準等検討部会』の最終回(第7回)を傍聴しました。

『学童クラブ』と並んで、新しい制度の大きな目玉が『教育・保育』です。

『教育・保育』?

目玉の割には、耳慣れない言葉ですよね。

そこで今回は『教育・保育』について記したいと思います。

「教育・保育」って何だろう?

来年4月、新しい『子ども子育て支援制度』がスタートします。

そこで、厚生労働省・文部科学省・内閣府をはじめ、横須賀市や全国のまちで、これから新制度の説明会がどんどん開かれていきます。

すでに新聞やテレビや雑誌などでも、分かりやすくお伝えする特集などが組まれています。

このブログでは、フジノなりに思い切りかみくだいてご説明してみたいと思います。

新しい制度が生まれるとともに、新たに『教育・保育』というキーワードが生まれました。

フジノの定義する「教育・保育」とは、生まれてから小学校に入るまでのこどもたちに必要なあらゆる支援のこと

です。

カンタンでしょ?

ただ、このカンタンなことがこれまではややこしかったのです。

歴史的な背景から、『教育』と『保育』は、別の官庁が、別の法律で、別の手続きを取ってきました。

  • 幼稚園 = 文部科学省 = 教育
  • 保育園 = 厚生労働省 = 保育

時代の流れと社会の変化によって、

「こどもたちに必要な支援は別々に分けるよりも一体的に行なうべきだ」

ということになりました。

7種類の「教育・保育」のしくみ

けれどもシステムの変更は、シンプルには進みませんでした。

これまでの歴史的な背景をリセットすることはできませんでした。

本来ならば、『子ども子育て地域包括支援センター』みたいなものができて

「新しい子どもセンターは、生まれたばかりの赤ちゃんから小学校に入るまでのこどもたちに必要なあらゆる支援を提供します!」

となれば良かったのですが、そうはなりませんでした。

そのかわりに、2014年度からスタートする新しい『教育・保育』は7つの種類に分かれています。

新しい「教育・保育」の7つの種類と対象年齢

新しい「教育・保育」の7つの種類と対象年齢


支援を受ける場所が、幼稚園や保育園などの『施設』なのか、自宅や職場などの『地域』なのか、で2種類に分かれています。

  1. 施設型(3種類)
    ①認定こども園、②幼稚園、③保育園
  2. 地域型(4種類)
    ①家庭的保育、②小規模保育、③居宅訪問型保育、④事業所内保育

こどもたちは来年4月から、この7種類の『教育・保育』を受けることになります。

横須賀市はこれから新たに整備していきます

ただし、現在の横須賀市には、この7種類全てはありません。

横須賀市内に現在ある「教育・保育」は3種類

横須賀市内に現在ある「教育・保育」は3種類


2014年8月現在では、上に記した3種類しかありません。『施設型』の目玉である『認定こども園』も、まだ存在していません。

現在、同時進行で『計画づくり』を進めています。この計画に基いて、今は無い施設や事業も、整備していく予定になっています。

すでに「『認定こども園』へ移行する」という方針の幼稚園が複数あります。

2014年度予算では、幼稚園15園分の認定こども園移行への補助金も決まっています。

2014年度こども育成部保育課予算より

2014年度こども育成部保育課予算より


また、今後も横須賀市としては移行を支援していく予定です。

検討部会が終わり、次は児童福祉審議会で「答申」が決定されます

この『教育・保育』の施設について、具体的な基準を定める議論を検討部会で7回にわたって行なってきました。

議事次第

議事次第


前回記した『学童クラブ』と同じく、パブリックコメントを行なって、市民のみなさまからご意見を募集しました。

今日の検討部会では、その回答案を議論・決定しました。

新たに策定しなければならない3本の条例と、改正をする1本の条例の、骨子案も議論・決定しました。

この決定は、さらに、上部機関である『児童福祉審議会』で議論した上で、正式に決定します。

そして、市長に対して『答申』という形で報告されることになります。

『答申』をもとに市は議案をつくり、9月議会で議論が行なわれます。

説明会にぜひいらして下さい!

乳幼児期のおこさんがいらっしゃる保護者の方々や妊産婦の方々は、来年スタートの新制度について強い関心をお持ちのことと思います。

8月19日〜31日にかけて、横須賀市では20回の『説明会』を開催します。

横須賀市ホームページより

横須賀市ホームページより


特に、利用者負担が一体いくらになるのかなどはまだ国の基準が出ていない状況の為、決定していません。

それでも市民のみなさまにイメージしていただきやすくする為に、現時点での見込額などもきちんとご報告する予定です。

ぜひいらして下さいね。

また、フジノもお伝えしたいことはまだまだたくさんありますので、これからも続けて書いていきたいと思います。

横須賀の「学童クラブ条例」づくりのゴールが見えてきました/放課後児童クラブ設備・運営基準検討部会(最終回)へ

全国の市町村で「学童クラブ条例」づくりが進んでいます

横須賀市では新しい『子ども子育て支援制度』を作る為の議論は、昨年2013年5月にスタートしました。

中でも『学童クラブ』は、新しい制度の目玉の1つです。

*学童クラブには様々な呼び名があります。学童保育、放課後児童健全育成事業、放課後児童クラブなども同じ意味です。

児童福祉法改正によって、全国の市町村は新たに『学童クラブ条例』を作らねばなりません。

その条例に盛り込まなければならない内容は、例えば、

  • 職員の数
  • 施設の面積
  • 設置しなければならない設備
  • 開所日数
  • 開所時間

など、あらゆる事柄となります。

全国学童保育連絡協議会資料より一部改変

条例策定のスケジュール(全国学童保育連絡協議会資料より一部改変)


そこで昨年から今年にかけて、全国で一斉に条例策定の作業が行なわれています。

放課後児童クラブ設備・運営基準検討部会へ

横須賀市では、『放課後児童クラブ設備・運営基準検討部会』において、議論が行なわれてきました。

第1回(2013年12月26日)
  1. 横須賀市の放課後児童クラブの現状
  2. 放課後児童クラブガイドライン
  3. 社会保障審議会児童部会、放課後児童クラブの基準に関する専門委員会報告(第7回)
第2回(2014年3月7日)
  1. 社会保障審議会児童部会、放課後児童クラブの基準に関する専門委員会の報告書について
  2. 神奈川県下の放課後児童クラブの条例制定状況について
  3. 横須賀市の放課後児童クラブ運営の現状について(指導員のアンケート結果より)
第3回(2014年4月25日)
  1. 国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準(案)に関する意見の募集について
  2. 国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準(案)の概要
  3. 国の放課後児童健全育成事業の設備運営基準(案)【未定稿】について
  4. 本市が募集予定 (6月)のパブリックコメントの考え方について
第4回(2014年5月30日)
  1. 放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準(厚生労働省令第63号)とその基準(案)に寄せられたパブリックコメントに対する国の考え方
  2. 第3回検討部会における確認事項について
  3. 本市が募集予定(6月)のパブリックコメントの考え方について

約7ヶ月間の議論を見守ってきましたが、ついにゴールが見えてきました。

会議室にて

会議室にて


フジノは今日、最終回となった第5回目のこの部会を傍聴してきました。

パブリックコメントへの回答を検討しました

今回の議事は下の通りです。

第5回(2014年7月28日)
  1. パブリックコメント手続き(意見募集)結果について
  2. (仮称)放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の骨子(案)について

これまでの検討部会での議論の結果を、市民のみなさまにパブリックコメントの形で報告しました。

6月17日〜7月7日まで行なわれたパブリックコメント

6月17日〜7月7日まで行なわれたパブリックコメント


そして、6月17日から7月7日まで市民のみなさまからご意見を募集しました。

『学童クラブ条例』他6件についてのパブリックコメントだったのですが、合計714件のご意見を頂きました。

このうち、『学童クラブ条例』についてのご意見が693件でした。つまり総意見の97.1%です!

市民のみなさまの『学童クラブ』に対する関心の高さがヒシヒシと伝わってきました。

特にご意見が多かったものを紹介いたします。

条例の中でうたわれている支援員の数の下限・児童数の上限・非常災害対策・衛生管理等の実現に要する費用について、財政支援をお願いする。

また、民間施設を利用するクラブの家賃補助・指導員の資格取得・研修受講に要する費用についても、財政支援をお願いしたい。

(128件)

指導員の処遇について、継続勤務と人材確保のため、何らかの賃金保障・身分保障をしてほしい。

具体的には、市の非常勤職員として雇用しクラブに派遣するとか、社会保険への加入費用や年功序列型の賃金体系の実現のための 財政支援をお願いしたい。これらのことを保護者負担で実現するには、負担が重すぎます。

また、支援員の資格が規定されましたが、 資格と処遇は一緒に考えてほしい。

(98件)

働く保護者のため、寂しい想いをしている子どものために高い利用料を利用しやすい利用料にするため、行政の財政支援をお願いする。

特に、小さいクラブほど運営収支が厳しいので、何とかしてほしい。

(55件)

運営方式について、保護者会運営は保護者の負担が大変なので、児童数に補助金が影響されない『公設』や『委託方式』を検討しても良いのではないか。

運営委員会を年4回程度開催してほしいとのことだが、関係者の負担は大変です。

(54件)

こどもが安全で快適に生活できるよう指導員の数を増員して下さい。

指導員の配置基準について、児童の人数に応じた配置基準にして下さい。

指導員の確保が難しく複数配置ができかねる現状があるので条文を訂正すべきだと思います。

人材が確保できない場合の対応について明記すべきではないのか。

(54件)

専用区画の面積について、「児童1人につきおおむね1.65㎡以上でなければならない」とされていますが、その規定により定員を超えてしまい待機児童を出さざるを得ず、クラブを分割せざるを得ないことも考えられます。

待機児童が生じないように基準に応じた学童クラブを増やして下さい。

(46件)

回答は、ほぼ事務局案どおりになりました

こうしたご意見に対して、どのように回答するかの『原案』は、事務局(横須賀市こども育成部)が作成します。

事務局原案に対して、検討部会メンバーが意見を出していきました。

しかし、根本的な内容の変更が必要な意見は、取り入れられることはありませんでした。

本当に残念です。

パブリックコメント手続き結果(案)

パブリックコメント手続き結果(案)


結果的に、決定された回答のほとんどの内容は

今回検討をした基準は、条例として市内全ての学童クラブ事業者に適用するものです。

その為、規定する項目や内容については、既存の学童クラブの存在を意識して、最大公約数的な項目や内容に絞らざるを得ませんでした。

市独自の項目や内容の設定については、今後の課題として、市にお伝えしたいと考えております。

といったものとなっています。

市の責任を明確に位置づけることや、新たな財政支出が必要となる補助や、学童クラブ全体の底上げになるような基準などは、全く新たに記されることはありませんでした。

重ねて、残念でなりません。

検討部会に参加しているメンバーは現場の方々、事務局であるこども育成部のメンバーも現場の実情を理解している職員ばかり…。

それがこのように現状維持に押し切られてしまうのは、何故なのか。

財政部による財政規律が厳しいのか。市長に学童クラブを改善する意思が無いのか。

いずれにしても、学童クラブ関係者のみなさまにとって、とても残念なパブリックコメント回答となりました。

新しい『子ども子育て支援制度』に位置づけられた学童クラブは、今までと一体何が変わったのでしょう。

まずは新制度の立ちあげに間に合わせることが「最優先」だったのだろう、と言わざるをえません。

フジノや学童クラブ関係者のみなさんの大半は、新たな制度に位置づけられたことを過去最大のチャンスと捉えて、学童クラブの質を向上させてこどもたちの暮らしを守りたい、という想いでした。

そうした切実な願いは、ほとんど叶わなかった形になります。

残念です。

条例骨子案も原案のまま、決定しました

議題2、学童クラブ条例の骨子案についても、原案どおりに決まりました。内容は下の通りです。

(仮称)放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
  1. 条例の概要

    本条例は、放課後児童健全育成事業の適正な実施を確保するために、児童福祉法第34条の8の2第1項の規定に基づき、事業の設備・運営の基準を定めるために制定するものです。

    本市では、基本的には国が示す基準(放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準(平成26年厚生労働省令第63号))と同一の基準を条例に定めたうえで、以下の基準については、本市独自の基準を設けることとします。

    ●本条例において本市が独自に定める基準(経過措置)

    省令(国の基準)の内容本市が独自に定める内容
    なし現在運営されている放課後児童健全育成事業者については、当分の問、放課後児童健全育成事業所に必要な専用区画の面積基準への適合を猶予する。

    (考え方)
    現在運営されている放課後児童健全育成事業者は、新制度への移行後、「児童1人につきおおむね1.65㎡」という放課後児童健全育成事業所に必要な「専用区画」(遊び及び生活の場としての機能並びに静養するための機能を備えた区画)の面積基準を満たせないクラブが生じる可能性があります。

    そこで、新制度への円滑な移行を図るため、条例の施行の時点で運営している事業者については、面積基準への適合を当分の間猶予する経過措置を設けることとします。

  2. 施行期日

    平成27年4月1日(予定)

  3. 条例の見直し

    本条例は、その運用状況、実施効果等を勘案し、施行の日以後 5年以内に見直しを行うものとします。

新しい条例では、こども1人あたりの面積1.65㎡を最低基準とします。

けれども、いきなりすべての学童クラブがこども1人あたり1.65㎡の面積が必要だと定めると、これを守れない事業者も出ます。

そこで、経過措置として5年間の猶予(5年間は1.65㎡以下でもOKと認める)を『横須賀市独自の基準』として認めることとしました。

これが骨子案の内容です…。

条例の骨子案

条例の骨子案


もちろん、このあと9月議会で条例案の審議がなされます。

フジノとしては、こどもたちの暮らしがもっと根本的に守られるように全力を挙げて条例案の変更を求めていきます。

「船越学童保育の会」を見学しました/市内全ての「学童クラブ」を見学したい

「船越学童保育の会」を見学させてもらいました

本会議終了後、急いで市議会を出て京急田浦駅前に向かいました。

「船越学童保育の会」にて

「船越学童保育の会」にて


『船越学童保育の会』を見学させて頂く為です。

みんな超元気!

みんな超元気!


「今年は市内の学童クラブを全て見学したい」と決めてから、5月に訪れた『浦郷学童クラブ』に続いて、2カ所目となります。

こどもたちからヒアリング

こどもたちからヒアリングするフジノ


井坂しんや議員・大村洋子議員・ねぎしかずこ議員と一緒に、4名でお邪魔しました。

ものすごく古い建物に入っていました/こどもたちの暮らしを守る為に市の責任で移転を推進すべき

1985年にスタートした『船越学童保育の会』。

現在、京急田浦駅から徒歩1分のビルの中に入っています。

現在の「船越学童保育の会(第1・第2)」は京急田浦駅から徒歩1分のビルの中にあります

現在の「船越学童保育の会(第1・第2)」は京急田浦駅から徒歩1分のビルの中にあります


けれどもかつての『船越学童』はものすごい古い建物の中に入っていました。

田浦行政センターの分室や公民館としても使われていたそうです

田浦行政センターの分室や公民館としても使われていたそうです


大正5年の建築だそうです(大正15年との説もあり)。旧・田浦町役場の建物でした。

前回報告した『浦郷学童クラブ』も今年度に小学校の余裕教室に移転する前は、とても古い建物を借りて運営をしていました。

大村議員もこどもたちを笑顔で見守っています

大村議員もこどもたちを笑顔で見守っています


横須賀市は「こどもが主役のまち」を謳っていながら、市内の学童クラブの多くが全く不十分な環境に置かれたままです。

こどもたちの暮らしが守られるように、『学童クラブの移転』を市の責任で進めるべきだとフジノは考えています。

通うこどもたちが多くなった為に、学童クラブを分割しました

フジノたちが今回、視察先としてこちらを選んだのは理由があります。

すっかり父親の顔の井坂議員

すっかり父親の顔の井坂議員


学童クラブの『規模の適正化』の観点から国の要綱が改正されて、在籍者が71名以上の学童クラブへの補助金が打ち切られることになりました。

2010年度から3年間の経過措置が取られたのですが、これによって大規模学童クラブの分割が全国で進められました。

今日のおやつ

今日のおやつ


新しいマンションが建ったり、新興住宅地が開発された地域では、当然ながら学童クラブに通うこどもたちの数が急増します。

その為、横須賀市内でもそれまでの学童クラブを分割して、新たな学童クラブを立ち上げた地域がいくつもあります。

みんなおやつを美味しそうに食べています

みんなおやつを美味しそうに食べています


『船越学童保育の会』でも、今年度、新たに2つ目の学童クラブ(船越学童保育の会・第2)を立ちあげたのです。

4階

4階


同じ貸ビルの3階と4階の2つのフロアをそれぞれ別の学童クラブとして運営をしています。

学童クラブも横須賀市が「公的責任」で運営すべきだ

改めて、自分自身がその場に身を置いてこどもたちと一緒に過ごしてみて本当に良かったと思いました。

3階、4階、ともに元気いっぱいのたくさんのこどもたちで、すぐに汗だらけになってしまいました。

こどもたちが安心して暮らせる環境は、やはり小規模であるべきで、指導員の数もこどもたちの数に応じて増やすべきです。

「もっと学童保育に対して公的な責任に基づいた市の関与が必要不可欠だ」

というのがフジノの長年の主張です。

現在の横須賀市のような『民説民営』では明らかにムリがあります。

今日見学させていただいた『船越学童保育の会』は本当に頑張っている学童クラブです。

しかし、他の学童クラブでもここのように運営できる訳では全くありません。

一般論として「大規模だから分割しなければならない」としても、実際にはいくつもの問題があります。

  • その為の土地や建物も保護者たちが探さなければならない
  • 新しい土地や建物が見つかっても、全て契約や連帯保証人も保護者がならねばならない
  • 分割された新しい学童クラブの為の、指導員の求人も保護者が行なわねばならない
  • 会計・決算の手間が2倍に増えるが、それも全て保護者が行なわねばならない
  • 新たな学童クラブを立ち上げると手間は数倍に増えるが、運営の為の補助金は多くの場合、全く足りない
  • 新しいマンション建設や新興住宅地によってこどもの人数が増加して大規模学童クラブを分割しても、数年でこどもは減少する
  • 1度分割した学童クラブを統合することは分割以上に難しい

ちょっと考えるだけでも、問題はいくつもいくつも出てきます。

現在の『民殺民営』という運営形態は、こどもたちの暮らしに対する横須賀市の責任放棄だ、とフジノは考えています。

そうした状況は『子ども子育て支援新制度』の導入によって、国の姿勢として保育同様に学童保育も公的責任が明確に位置づけらて改善されるのではないか、とフジノは期待していました。

しかし、そうはなりませんでした。

ですから、改めて「横須賀市の学童クラブは横須賀市がしっかりと支えていく」と横須賀市自身が認識しなければなりません。

こうした基本的な在るべき姿を今後も市議会で強く訴えていくとともに、ぜひ一人でも多くの保護者の方々にも現状を理解して頂けるように情報を発信していきたいと思います。

本日は、『船越学童保育の会』のみなさま、見学を受け入れて下さってありがとうございました。

フジノはこれからも市内の学童クラブを全て見学したいと思っています。

見学OKという学童クラブは、どうかぜひご連絡ください。

よろしくお願いします!

浦郷学童クラブを見学しました/策定中の「学童保育条例」をこどもたちの未来を守るより良いものにする為に、市内全ての「学童クラブ」を見学したい

心身の疲れがひどいので、今日は取り急ぎ写真とひとことのみでごめんなさい。

明日改めてきちんと更新しますね。

浦郷学童クラブを見学させていただきました

今年は、市内外の『学童クラブ(学童保育)』を可能な限りたくさん見学しに行きたいとフジノは考えています。

いろいろなところにお声がけをして、見学のお願いをしています。

今日はその第1弾として、『浦郷学童クラブ』にお邪魔させていただきました。

こどもたちの素敵な笑顔をお見せできないのが残念!

こどもたちの素敵な笑顔をお見せできないのが残念!

横須賀市では、新たに『放課後児童クラブの設備及び運営に関する基準の条例』をつくります。

その為、現在は『児童福祉審議会放課後児童クラブ設備・運営基準検討部会』で検討を続けています。

保護者のみなさんとこどもたち。

保護者のみなさんとこどもたち。


どの写真もぼかし処理をしているので、こどもたちのすごく素敵な笑顔がお見せできないのがとても残念です。

今日はとても晴れていて気持ち良い1日だったのですが、そんな天気以上に晴れやかなこどもたちの笑顔と過ごせて楽しい半日を過ごすことができました。

ふだん学童クラブでこどもたちがしている遊びを保護者のみなさんも挑戦。

ふだん学童クラブでこどもたちがしている遊びを保護者のみなさんも挑戦。


『浦郷学童クラブ』のこどもたち・保護者のみなさん・指導員の方々、見学の受入をありがとうございました。大切な保護者会の機会に申し訳ございませんでした。

でも、またぜひお邪魔させてください。

今日はありがとうございました!

後日追記:この見学をもとに一般質問を行ないました

この日に浦郷学童クラブを見学をさせていただいたおかげで、ここで見て聴いて感じたことをもとに考えて、市議会で質疑を行ないました。

2014年6月議会でフジノは

『横須賀市が今後「学童クラブ」を学校校舎内に移転する方針ならば、必ず最低限の施設整備は責任をもって行なうべきだ』

という趣旨の一般質問を行ないました。

新しい「子ども子育て支援制度」づくりの議論がスタート/児童福祉審議会、子ども育成分科会、子ども・子育て分科会

「子ども子育て支援新制度」に向けて、児童福祉審議会で議論が始まりました

今日は『児童福祉審議会』が開催されました。

5月21日の児童福祉審議会に続いて、『子ども子育て支援新制度』についての議論が本格的なスタートを迎えました。

会場のはぐくみかん5階にて

会場のはぐくみかん5階にて


3つの会議が立て続けに開かれて、合計3時間にわたりました。

  1. 児童福祉審議会の全体会
  2. 分科会:子ども育成分科会
  3. 分科会:子ども・子育て分科会




傍聴者はなんと20名!「新制度」への関心の高さが感じられました

通常の傍聴の定員は10名なのですが、傍聴を希望する方々の熱意の高さもあり、今回は希望者全員(20名)が傍聴することが可能となりました。

フジノは様々な審議会を傍聴していますが、こうした関心の高さは大変うれしいことです。

第17回児童福祉審議会のプログラム

第17回児童福祉審議会のプログラム


もっぱら保育・幼稚園・学童保育などの関係者の方が多かったようです。

ぜひ市民のみなさまと関係者のみなさまと横須賀市とが一緒になって、新たな制度づくりを進めていきたいです。

第21回子ども育成分科会のプログラム

第21回子ども育成分科会のプログラム


新たに設置された『子ども・子育て分科会』は、今日が初開催(第1回)でした。

第1回子ども子育て分科会のプログラム

第1回子ども子育て分科会のプログラム

新しい制度づくりに向けての議論についてお伝えしたいことはたくさんあるのですが、ここでいったんストップします(のちほど改めて更新します)。

実はブログを書いている今、『猿島』で火災が起こったという連絡が入りました。とても心配です。