改めて、岸牧子さんという大切な存在/神奈川県2019

最終投票結果が出ました

選挙管理委員会から全議員宛に報告がありました。

昨日の神奈川県知事選挙の最終投票結果です。

神奈川県知事選挙2019の最終結果

神奈川県知事選挙2019の最終結果


黒岩知事が3度目の当選を果たしました。

そして、その差は圧倒的でした。

このブログでは、岸牧子さんについてフジノの想いを記したいと思います。



投票に行ってきました

時間はさかのぼりますが、昨日のお昼にフジノは投票に行ってきました。

投票に行ってきました

投票に行ってきました


フジノが投票したのは下のとおりです。

神奈川県知事選挙神奈川県議会議員選挙
岸牧子井坂しんや


フジノは岸牧子候補に投票しました

フジノは岸牧子候補に投票しました


フジノが投票した岸牧子候補は落選してしまいました。



岸牧子さんへの想いを改めて記したいです

投票する基準は、人の数だけいろいろな考え方があると思います。

フジノは今回のように2つの選挙があったり、比例区と選挙区のように2票を投じられる場合、このように投票する基準を決めています。

  • 1票は『政治家としての自分』の考えで投じる
    →政治家としてリアルに現実を動かしていく為に必要な存在に投票する
  • 1票は『個人としての自分』の想いを託す票を投じる
    →個人としての夢や信念を託したい存在に投票する

今回の選挙では、

政治家としてのフジノは、井坂しんや候補に投票しました。

この4年間、実際に機会を捉えて意見交換をさせていただいていますし、県と市と連携して取り組む上での大切な存在だからです。

落選するとは全く思いませんでしたし、今後もリアルに現実を動かしていって下さると信じて投票しました。

個人としてのフジノは、岸牧子候補に投票しました。

立候補した時から黒岩知事が再選されることは誰の目にも明らかでした。

横須賀市長選挙で当選できなかった岸牧子候補が神奈川県知事選挙に当選できる票を得ることは、現実的にはありえません。

それでも民主主義の根っこである選挙が成立しない=無投票で決定してしまうことだけは絶対にあってはなりませんでした。

フジノにとってもそうですが、選択肢を示せないということは本当に現役の政治家としては恥ずかしいことです。

そこにあえて市民団体の推薦を受けて、岸牧子さんが手を挙げて下さった。

岸さんの決断は、民主主義を守る上で、本当に素晴らしい決断だったと思います。

岸さん個人としては、苦しい決断だったと思います。

ツイッターなどSNSをみていると、無責任な発言がたくさんありました。

でも、観客席から無責任なやじを飛ばしているだけで、どの発言も岸さんの行動の尊さに勝るものはありませんでした。

落選するとわかっていても、相手が圧倒的な巨像のような存在であっても、対立軸がなければならないのです。選択肢が必要なのです。

だから、絶対に誰かが立候補しなければならないのです。

今回、既成政党はどこも候補者を出せませんでした。

本来ならば、既成政党が対立軸を打ち出すべきでした。

誰も動かない中で、民主主義を守る為の市民活動のリーダーとして長年にわたってがんばってきて下さった岸牧子さんが立ったのです。

岸牧子さんは、まさに身をていして民主主義を守った。本当に素晴らしいと思います。

今回、神奈川県内をくまなく回った岸さんは、その願いや訴えを広く多くの県民のみなさまにお伝えすることができたはずです。

決して今回の落選は、敗戦ではありません。

岸牧子さんは民主主義を守る為に闘ったのです。そして、選挙には落選しましたが、民主主義は守られました。

僕は岸牧子さんのことをかつてブログにこう書きました。

2013年5月23日のフジノブログより

2013年5月23日のフジノブログより

タイトル『岸牧子さんという大切な存在』

今回、市内で様々な市民活動をしている方々は『市長選挙に候補者を擁立しない方針』でおられたようです。

みんな、うまく吉田市長に取り込まれてしまったようでした。

フジノは広川候補を応援する立場ですが、多くの市民活動を共にしてきたひとりとして『候補者を立てないという方針』をふがいなく感じましたし、とても悔しかったです。

だから、周囲の反対を押し切ってまでも、岸牧子さんが立候補を決断した時、「とても素晴らしいことだ」とこころから拍手を送りました。

市長選挙では他の候補を支援するフジノですが、岸牧子さんの生き方はとても立派で深く尊敬しています。

(2013年5月23日のブログ記事より)

改めて、今も本当に同じ想いを強く感じています。

フジノの1票は、たとえ岸さんが落選したとしても全くムダにはなっていません。

岸さんの生き方はとても立派で、深く尊敬しています。立候補して下さって、本当にありがとうございました!



第18回図書館総合展が始まりました/国内最大の図書館フェア、国内外の素晴らしい取り組みを学ぶ絶好の機会です

国内最大の図書館関連イベントが今年もスタート!

「図書館は民主主義の砦」

というのがフジノの生涯変わらない立場です。

例えわがまちが財政危機になっても、あるいは安易な『ツタヤ図書館』化が全国で広がっていこうが、公共図書館を全力で守っていくことがフジノの使命だと信じています。

そんなフジノにとって、毎年秋に開かれる『図書館総合展』は国内外のベストプラクティスを学ぶことができる最高の機会です。

今年も11月8日~10日の3日間、パシフィコ横浜で開催されています。

図書館総合展のポスター

図書館総合展のポスター


このイベントは図書館や出版に関わる人であれば知らない人はいない、というものなのですね。

ぜひ図書館総合展の公式サイトもご覧になって下さいね。



唯一の短所、良いプログラムが同時刻に多数開催なのでたくさんあきらめねばならない

初日の今日フジノは午前と午後に1つずつ、2つの講座に参加しました。

会場のパシフィコ横浜にて

会場のパシフィコ横浜にて


下の画像は小さすぎて見えなくなってしまいましたが、今日開催されているプログラムの一覧です。

11月8日に開催されたプログラム

11月8日に開催されたプログラム


つまり、同時間帯に10個くらいのプログラムが同時進行で開催されているのです。

という訳で、事前申し込みの段階でどれに参加するか相当に悩んで「今現在の横須賀の問題に対応しているもの」「中長期的に横須賀に必要になってくるもの」などテーマを決めて選んでいます。

本当にたくさんの良いプログラムだらけなので、9割くらいはあきらめているような状況になってしまいます。



午後は4時間ぶっ続けの集中講義でクタクタですが充実しています

ところで今はこの『総合展』について記す気力がありません...。

集中講義「図書館政策」公立図書館の機能とその発揮の仕方

集中講義「図書館政策」公立図書館の機能とその発揮の仕方


午後に参加した4時間ぶっ続けの『集中講義「図書館政策」公立図書館の機能とその発揮の仕方』に参加した為です。

プログラム

  • 「公立図書館の機能とその発揮の仕方」
    宮脇 淳(北海道大学法学研究科教授)
  • 「新たな図書館機能の創造に向けて」
    佐藤達生(株式会社図書館総合研究所取締役)
  • 「サービス・プロバイダー型PFIが問いかけるもの」
    榊原康正(愛知県西尾市長)
  • 「地域文化創造への起点となる図書館条例」
    佐藤 篤(東京都墨田区議会議員)

【司会】南 学(東洋大学客員教授)



充実した内容ばかりだったので気持ちはたかぶっているのですが、いかんせん疲れが...。明日もあさっても朝からありますので、ブログに記すのはいつかまた。

外に出たら真っ暗でした。

外は真っ暗になっていました。冬ですね

外は真っ暗になっていました。冬ですね


ここでの学びは必ず横須賀の政策に活かします。

図書館は、民主主義の砦です。

こどもたちを貧困からも守りますし、自殺の犠牲を減らすことにも、あらゆるマイノリティの立場に追い込まれている人々も共に生きていかれる社会へと変えていくこともできる存在です。

公共図書館は、過小評価されています。

スタバでコーヒーを飲みながら過ごせるツタヤ図書館は、フジノの中では『一過性の流行』にしか受け止められません。

そんなものに流されずに、『王道』を歩みたいです。

(*何よりもツタヤ図書館は民主主義的に許せない問題が根底にあります)

フジノが願う『王道』とは、『図書館の自由に関する宣言』が理念ではなく当たり前のものとして実行されている、その理念も浸透しているまちにすることです。

そして、もっと本質的な意味で公共図書館の持つ可能性を広げて伸ばしていきたいです。

その上でも毎年こうして『図書館総合展』で学ぶことはとても大きな意義があります。

こちらは誰でも参加できますので、ご関心のある方は(平日開催ですが)明日あさってぜひ足を運んでみて下さいね!



虚偽答弁から8ヶ月、問責決議から2ヶ月、ようやく正式に訂正し謝罪した吉田市長/2016年予算議会

昨年12月議会での経緯

百条委員会』の中間報告が2015年12月10日に市議会に出されました。

百条委員会による「中間審査報告書」

百条委員会による「中間審査報告書」


「吉田市長の答弁は虚偽だった」との趣旨の指摘が成されました。

市長の政治責任を厳しく問う結論となった「中間審査報告書」

市長の政治責任を厳しく問う結論となった「中間審査報告書」


そして、『問責決議案』が出されて可決されました。

市長の与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました

市長の与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました


横須賀史上初めて『1人の市長が2度目の問責決議』を受けました。

ところで採決の前に、吉田市長の与党会派のある議員が反対討論に立ちました。

そして、

「もうこんな茶番はやめにしましょうよ!」



と壇上で叫びました。

同じ与党会派の議員が「そうだ!」と賛同のヤジを飛ばしました。

拍手までしました。

下の再生ボタンを押すと聞けます。




これを聴いたフジノは、

「この方々は『二元代表制』も『民主主義』も全く理解しておられない。同じ政治家として恥ずかしい」

と、とても残念に感じました。



二元代表制、そして質疑と答弁の持つ意味

市長を応援している人々が「市議会が市長をいじめている」と話していると聴きました。

完全な誤解であり、完全な間違いです。

そもそも『二元代表制』をとる横須賀市は、市長(執行機関の長)も市民の代表であり、市議会(立法機関)も市民の代表です。

市議会は、常に市長(執行機関)を監視するのが仕事です。

そもそも市議会が市長に厳しく向きあうのが本来の仕事であり、それを『いじめ』といった市民全体の同情をかうような表現を用いて吉田市長をかばうのは『単なるイメージ戦略』です。

さて、国・地方を問わず、議会では言葉による質疑・議論はとても重要なものです。

市議会は、市長が提出する議案や報告をもとに、疑問点や問題点を質し、市長らの答弁をもとに議論を行ない、そして採決(賛成か反対かを決める)に至ります。

市民のみなさまの税金や保険料がどのように使われるか。

市長らが提出する資料や答弁する言葉が正確な事実に基づいているものだという前提によって、市議会は質疑・議論を行なって、最終的に判断を下すのです。

しかし、市長が行なう答弁がウソであったとしたら?

そうです。

ウソの資料や答弁に基いて、市議会は誤った決断(賛成・反対)をすることになるのです。

つまり、そこに『民主主義』は成り立ちません。

昨年ずっと僕は、『戦争法制』への反対から若者たちが「民主主義って何だ?」と問う姿を見てきました。

国会の前で叫ぶ何万人もの姿を毎日のように報道を通して見てきました。

けれど、僕は言いたい。

「そもそも国会どころか、横須賀市にも『民主主義』が存在していないことに気づいてほしい」

と。

市のトップがウソをついていて、市議会はそれを正そうとしている。

しかし、市長を応援している人々は「茶番」「いじめ」という言葉による『イメージ戦略』で現実をごまかそうとしている。

いじめじゃないし、茶番じゃない。

実態は、『民主主義の危機』なのだ。

市民のみなさまはそれに早く気づいてほしいです。



「市長による民主主義の破壊」を正そうとする市議会の努力を「茶番」と叫ぶ与党議員

吉田市長はこれまでも数年間にわたってずっと不誠実な答弁を繰り返してきました。

それが2015年になってようやく市議会全体の問題意識として共有されて、『百条委員会』が立ち上がりました。

もはや市長の答弁が「本当のことを毎回きちんと答えているか信頼できない状態になってしまったから」です。

相手の言葉がウソかもしれない、その言葉の真偽そのものをまず調べねばならない。

こういう状態では『正常な議論』ができません。

つまり、質問者に対して答弁者が誠実に事実に基づいた答弁を行なうことが大前提にあって、初めて議論が成立するものなのです。

それが今、吉田市長のもとではその信頼関係が成立していないのです。

市議会は市民の代表です。

市民の代表にウソを言い続けている可能性が高いという事態に、市議会が事態の正常化を求めて『百条委員会』を設置したのは当たり前のことです。

ウソが続けば、質問しても無意味です。

実際この数年間、市長の答弁があまりにもいいかげんなので、フジノはこんな風に感じることがしばしばありました。

「どうせ市長に質問してもウソの答弁かもしれない。だったら市長に質問しても意味が無い。公務員としての矜持を失っていない部長クラスか課長クラスにしか質問しないことにしよう」

こういう状態を正常化する為に立ち上げたのが『百条委員会』です。

昨年12月議会までの『百条委員会』の中間報告で取り上げたのは、久里浜港への日本丸招致についての1つの虚偽答弁についてでした。

しかし市長が虚偽答弁を疑われたのは今回が初めてではなく、民主主義の根幹であるウソのない答弁をもとに議論を続けるという根本的な信頼関係が損なわれたのです。

『日本丸招致』問題での答弁だけがウソか本当かが問われているのではないのです。

『民主主義』が問われているから、だから『百条委員会』が開かれたのです。

それを理解できないままに反対討論で「こんな茶番はやめましょうよ!」と叫んだ議員は、残念ながら「そもそも『二元代表制』も『民主主義』も全く理解できていない」と断言します。

「そうだ!」とヤジを叫んだ議員もまた『民主主義』を理解できていない、大変情けない方だ、とフジノは悲しく感じました。





与党会派であれば、『民主主義』が破壊されていても市長にベッタリとついていく。

それは『二元代表制』に基づく政治家としてふさわしくありません。



虚偽答弁から8ヶ月、問責決議から2ヶ月、ようやく正式に訂正し謝罪した吉田市長

虚偽答弁から8ヶ月が経ちました。

『中間報告』『問責決議』から2ヶ月が経ちました。

2015年12月10日・百条委員会「中間審査報告書」では「速やかな訂正・市民への謝罪」を求めています

2015年12月10日・百条委員会「中間審査報告書」では「速やかな訂正・市民への謝罪」を求めています


今日スタートした2016年予算議会。

その冒頭で、市長から発言したい旨の要請が議長にありました。

『中間報告』と『問責決議』に応じて(すでに2ヶ月も経過していますが)、答弁の訂正と陳謝をしたいということでした。

市長は以下のように発言しました。




『百条委員会』まで開催されても認めず、2度目の『問責決議』から2ヶ月も経ってようやく正式に訂正し謝罪した吉田市長。

失われたこのまちの『民主主義』は、まだ全く回復していません。

『百条委員会』が扱う問題は、あと2つ残っています。

しかし、フジノの中では『百条委員会』が扱う3つの問題だけではなく、その他にもいくつもの市長への疑問(疑惑?)が残っています。

このように信頼関係が崩れたままの市議会と市長とで、まともな議論が成立するのでしょうか。

まともな議論が成立しないまま、市民のみなさまの税金や保険料の使いみちが決められていくのは、ひとりの政治家として40万人市民のみなさまに責任を持てない想いです。

吉田市長も、副市長も、部長らも、今年こそはしっかりしてほしいです。

そして幹部職員のやり方に「自分も従うしか無い」と諦めている課長職のみなさんも、諦めないでほしいです。

横須賀市はかつて全国に知られる『スーパー公務員』をたくさん排出してきた素晴らしい市役所でした。

『公務員の矜持』を持つ、熱い職員がたくさん存在している市役所でした。

今は多くの職員が萎縮しています。前例踏襲主義に陥っています。市長の顔色を窺ってばかりです。

今年こそはこのまちに『民主主義』を取り戻したいです。

今年こそは市民のみなさまの税金や保険料の使いみちや条例の制定改廃が正しい情報に基いて議論されて採決されるまちに横須賀を戻したいです。

今年こそは市職員のみなさまが胸を張って働ける市役所に戻したいです。

一刻も早く『民主主義』を横須賀に取り戻したいです。



翌日の神奈川新聞が市長の訂正・陳謝を報じてくれました

こうした『横須賀の危機』を全国紙は残念ながら報じてくれません。

2016年2月18日・神奈川新聞より

2016年2月18日・神奈川新聞より


けれども地元紙である神奈川新聞は、しっかりと報じて下さいました。ありがとうございます。



大晦日、今年最後の「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」でした/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2015-16

プロレス観戦後、ワイデッキへ

昨年までずっと大晦日はいつも父の入院先の病院にお見舞いに行っていました。

今年6月に父が亡くなり、『大晦日の午後から夕方のお見舞い』というスケジュールがぽっかり空いてしまいました。

でもそのおかげで、ドブ板通りで開催された大仁田厚選手の試合を観ることができました。

プロレスが大好きなフジノですが、父が12年前に入院してからはほとんど試合も観に行くことがありませんでした。大仁田選手の試合もずっと観たかったのですが、行けませんでした。

それが父の没後、初めて大仁田選手の試合を観れた、しかもいつも父と過ごすことにしていた大晦日に観れた、という不思議な巡りあわせに「人生って不思議なものだな」と改めて感じました。



今年最後の「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」へ

プロレス観戦から10分後にはもうワイデッキへ立っていました。

大晦日の実感が全くありませんでした

大晦日の実感が全くありませんでした


こちらは毎年変わらない、年末年始の『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』です。毎年、大晦日も変わらずに行なっています。

「横須賀こころの電話」をみなさまに知ってほしいです

「横須賀こころの電話」をみなさまに知ってほしいです


『横須賀こころの電話』は、大晦日も夜中0時まで電話を受け付けています。

多くの方々が『カウントダウン』でヴェルニー公園に集まったり、祖父母の実家に帰省したり、海外へ旅行しているこの年末年始。

それでも『横須賀こころの電話』の相談員のみなさまは、毎年大晦日も深夜0時まで電話を受けて下さっています。

もちろん明日の元日も朝10時から電話を受けてくれています。

そんなみなさんの日々の活動を思うにつけても、フジノも年末年始を休む訳には行きません。一緒にがんばるだけです。

今日もたくさんの方が声をかけて下さってありがとうございました。



2016年が「希望」を感じられる年になりますように

今年は、個人的にも、公人としても、厳しいことばかりでした。

個人的なことは割愛しますが、政治家としては解釈改憲からの戦争法案との闘い、本当に民主主義とは何かが問われた1年でした。

横須賀においても民主主義が揺らいだ1年でした。

数年前から何のノウハウも無いNPOに仕事を随意契約したり、不誠実答弁を繰り返してきた吉田雄人市長が、今年に入っても虚偽答弁を繰り返し、政治献金をもらった人間を採用するなど情実人事と疑われてもしかたないことがついに『100条委員会』の設置へとつながりました。

こうした間違った政治は、もう終わりにしなければなりません。

吉田市長は可能な限り早く辞任すべきだという結論にフジノは至りました。あらゆる面で停滞している横須賀を前に進めるには、トップが変わることがまず必要です。

長期的な人口推計はまず外れない、というのが社会保障に関わる人間の共通認識です。

このまち(そしてこの国)の人口は確実に大きく減少していくことは変わりません。

地方創生や小手先の少子化対策は、ほとんど効果が無いでしょう。

多くの政治家たちは、まるで数年で少子化や介護人材不足が解決できるかのようなことを言いますが、嘘です。論理的に絶対にムリです。

けれども、フジノもそうですが、社会保障・社会福祉の専門家は決して悲観していません。

必ずこのまち(この国)は、前に進んでいくことができます。

超少子・超高齢・多死社会においても、必ずこの困難を乗り越えていく方法はあるはずだと多くの専門家は信じています。

フジノも全く悲観していません。

ただ、市民のみなさまをはじめ、多くの方々はこのまち(この国)の将来に『希望』を感じることができていないのが現実だと思います。

それをフジノは2016年はしっかりと政策として分かりやすくご説明を繰り返し、市議会でも提案をしっかりと訴えて、実現していくことに全力を尽くしたいです。

誰もが『希望』を感じられるまち(国)へと改めて前に進めていきたい。

客観的な推計や事実に基づいた適切な危機感を持つこと、目の前の危機に対する合理的な対策をとった上での悲観は大切です。

しかし、その先に必ず『希望』はあります。

2016年は『希望』をしっかりと語っていきたいです。

みなさま、今年も大変お世話になりました。

明日もフジノはいつもどおり働いていますが、いちおう大晦日なので、来年への決意を語りました。

どうぞ良いお年をお迎え下さい。



財政危機でも公立図書館は守らなければいけない/ましてやTSUTAYA図書館化は絶対反対

公立図書館が「直営」をやめていく傾向に

海老名市立図書館が『直営』をやめて『指定管理者制度』を導入する、という記事が昨日の神奈川新聞に掲載されました。

2013年7月27日・神奈川新聞より

2013年7月27日・神奈川新聞より


すでに6月14日の海老名市議会で、指定管理者制度を導入する為の図書館条例の改正が可決されていました。

2003年6月の地方自治法改正によって指定管理者制度が導入されてから10年。

公務員の司書による直営型の図書館から、民間企業へのアウトソーシングの流れは加速しています。

神奈川県内の状況を調べてみました。

2012年4月1日現在、県内の公共図書館のうち、業務の一部・管理運営業務に民間委託を導入しているもの。

  • 86館中24館
  • 27.9%

すでに4分の1を超えていました。

図書館名委託内容委託先
横浜中央図書館司書補助業務、書誌作成業務
横浜市山内図書館指定管理者㈱有隣堂
横浜市都筑図書館司書補助業務(カウンター、物流など)
横浜市戸塚図書館司書補助業務(カウンター、物流など)
川崎市立川崎図書館外 6窓口業務外
相模原市立相模大野図書館外 1窓口業務外
藤沢市辻堂市民図書館NPO市民の図書館ふじさわ
小田原市立図書館外 1窓口業務外
秦野市立図書館窓口業務
厚木市立中央図書館窓口業務外
大和市立図書館窓口業務外
伊勢原市立図書館窓口業務外
海老名市立中央図書館外 1窓口業務外
綾瀬市立図書館指定管理者㈱有隣堂
葉山町立図書館その他
大磯町立図書館本館窓口 業務委託 を終了
H24.4.1 から臨時職員雇用
により本館・分館業務実施
ふるさと再生活用基金
㈱有隣堂

このような公共図書館の現状は、主に市町村の財政の悪化が原因で引き起こされています。

フジノは、公共図書館の『公設民営化』には反対です。

特に、

佐賀県武雄市長が行なったTSUTAYA図書館のような取り組みは、絶対に導入してはならない



という立場です。

全国をみてみると、長年にわたって図書館ボランティアを続けてきた地域住民の方々が立ち上げたNPOが指定管理を受けているなど、成功している事例も中にはありました。

さらに、あえて直営を選択して成功している事例もあります。

「指定管理者制度の導入には極めて慎重であるべきだ」とフジノは考えています。



財政悪化の影響で図書館がピンチに

直営を維持している図書館でも、財政悪化の影響がハッキリとあらわれてきました。

2013年5月3日付・神奈川新聞より

2013年5月3日付・神奈川新聞より

お隣の三浦市では、図書館のオープンしている時間を短くしたり、購入する図書の予算を減らしたりして対応しています。



そして、横須賀の状況は?

このような状況が取り巻く中で、横須賀市はどのような方針なのか。

昨年9月議会で、フジノは教育長と質疑を交わしました。

2012年9月16日・決算審査(教育委員会事務局)

フジノの質問

教育長にぜひ伺いたいのです。

今回決算を見てみて、『社会教育施設』であるということで、基本的には料金を取らないものが教育委員会の施設には複数あります。

図書館にしても博物館にしても、基本的には無料でお使いいただく。

ただ、単純に収支で見たらば、『収入』というものがあり得ないわけですから、ひたすら持ち出しになっていくわけです。

そうすると、例えば図書館について言えば、『TSUTAYA』と一緒に運営していこうというようなまちが出てきたりしてくる。

「指定管理者を図書館に導入していこう」というような話が出てくるわけです。

僕は、民間企業が個人情報を収集できるような形で図書館に参入するというのは、間違っているという立場です。

しかし反論するにしても、きちんと調査した上で反論が述べれなければならない、と思います。

(略)

そういった調査や議論というのはタブー視しないで、あらかじめ行なう必要があると思うのです。

それが上下水道局は16年間にわたって一切できなかった。

でも、議論自体はしておいてほしい、と思うのですね。

そんな意味で、平成23年度決算を見て、社会教育施設といえども税金の持ち出しだけでいいのか、そういった議論というのはなされたのでしょうか。

そしてこれから行なっていく予定はあるのでしょうか。

教育長の答弁

今、例に挙げられました博物館、あるいは図書館でございますけれども、

図書館につきましては、数年前から館の中で館長を中心に今後の運営のあり方、そして今の図書館の今後のあり方という部分では、内部で検討し、報告書としてまとめてもらって、私も一緒に話も聞いております。

いくつか今おっしゃっていただいたような課題もありますので、それも承知しているつもりです。

そういう中で、改めて今後将来を見据えた中で、よりどういう方向に進めていくかというのは、必要なことでありますので、検討を休むことなく、いろいろタイミングをつかみながら、早目、早目の改革が必要であれば、それは手を打っていきたいと思っております。

(略)

そういうことですので、先ほどからいろいろ御指摘いただいてますけれども、これまでの概念にとらわれることなく、いろいろな方面から、視点から検討は進めたいと思っております。

(質疑応答の引用は以上です)

教育長の答弁によると、横須賀においても数年前から館長を中心に内部で検討はスタートしている、報告書がまとめられている、ということでした。

市長選挙が終わり、これから新たな『実施計画』『財政基本計画』『行政改革プラン』が策定されます。

こうした計画策定の中で、市立図書館への指定管理者制度導入が記されることが無いように、引き続きフジノは訴えていきます。

特に、いくら財政難になろうとも、個人情報を民間企業に譲り渡すような間違った方向に進めてはならない、と考えています。

何故なら、図書館こそ『民主主義』の砦だと信じているからです。

点字図書館の「廃止」「民営化」の問題と同じです。

なかなか知られていない課題ですが、これからも機会を捉えて市民のみなさまにお伝えしていきます。



政策と政策をぶつける選挙を!/市長の決断に従った部長は問題なのか?

市長に限らず、政治家とは『政策』をぶつけあって、『政策』で市民のみなさまに選ばれるべきです。

いくら選挙がヒートアップしたとしても、『ネガティブキャンペーン』や『泥仕合』のような選挙には、フジノは絶対に反対です。

その意味で、1つの例を挙げて、今日は問題提起をしたいです。



「原子力空母母港化の担当部長だった広川さんはダメだ」という批判

あるHPでは、その広川さんを批判する文章が記されています。

他の立候補予定者である岸牧子さんを応援している『原子力空母の横須賀母港化問題を考える市民の会』のHPです。

原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会HPに記された広川さんへの批判

原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会HPに記された広川さんへの批判

こんな風に書かれています。

広川さとみ氏は、蒲谷市長時代の企画調整部長です。

『原子力空母母港化反対』を公約として平成17年6月の市長選挙に当選した蒲谷市長が、平成18年6月に『原子力空母母港化容認』に転じるポイントとなった、最初から容認ありきの『市民の意見をきく会』を仕切ったのも広川さとみ氏でした。

何としても、広川さとみ氏が横須賀市を仕切るような事態は御免願いたいものです。

これは『完全に的はずれな批判』です。

公務員であれ、会社員であれ、『組織に属している社会人』は、『上司の命令』に従うのが当然のルールです。

2006年当時、広川さんは企画調整部長でした。基地対策を所管している部署のトップです。

けれども、横須賀市の方針を決める最高責任者は『市長』です。『部長』ではありません。

  1. 選挙公約で『母港化反対』を訴えて当選した蒲谷前市長が『母港化容認』に転じたのは、当時の広川部長の責任なのでしょうか?
  2. 蒲谷前市長が決めた方針を、部下として遵守した当時の広川部長が、何故、批判を受けねばならないのでしょうか?
  3. 当時の広川部長は、蒲谷前市長に辞表を叩きつけるべきだったというのでしょうか?

広川さとみさんは『叩き上げ』の公務員として37年間にわたって全力を尽くしてきた方です。

公務員として、市長の命令を守るのは、当たり前のことです。

さらに公務員も会社員と同じですが、当然ながら私人としての生活があります。

広川さんは、家庭を持ち、お子さん3人を育てている父親です。

生活を捨ててまで、上司である『市長の命令』に背くとか、『意見を聴く会』をサボタージュするとか、市長に対して『辞表』を出してでも反対するなんてことは、あまりにも常識はずれで無責任です。

岸牧子さんのことをフジノは大好きなのですが、岸さんを応援している団体の1つによる『的はずれな批判』には、フジノは悲しくなりました。



どんなに批判を浴びても耐え忍ぶ「公務員」としての姿に感銘を受けました

また、「最初から容認ありきの『意見を聴く会』を仕切ったのも広川さんでした」とあります。

担当部長ですから仕切るのは『業務』ですから、これも当たり前です。

当時(2006年5月2日)、フジノもこの『意見を聴く会』について、蒲谷市長に意見書を提出しました。

しかし、蒲谷市長は現れませんでした。

かわりに担当部長である広川さんがフジノたちの意見書を受け取りました。

蒲谷市長のかわりにフジノたちの抗議に耳を傾ける広川さん(当時企画調整部長)

蒲谷市長のかわりにフジノたちの抗議に耳を傾ける広川さん(当時企画調整部長)

フジノたちがどれだけ厳しい意見を述べても、じっと忍耐でその言葉に耳を傾ける広川さんの姿に

「方針転換をしたのは蒲谷市長なのだから、部下に過ぎない広川部長には反論したいこともあるだろう。それでも一切の反論をせずに、私心を殺して上司を守る。さすが広川部長だ」

と敵ながらあっぱれという気持ちになったことをハッキリと憶えています。



政策と政策をぶつけあう市長選挙にしたい

今日はあくまでも1つの例を挙げました。

的はずれな批判は、政策論争とは全く無縁であって、民主主義を損なうことになります。

このまちの未来を良くする為に選挙に立候補するのですから、民主主義を発展させる選挙の闘い方を実践して下さい。

それぞれの立候補予定者を応援している方々は、政策論争をこころがけて下さい。

ぜひお願いします!



情報公開とはかけ離れた「新しいごみ処理施設」建設予定地の発表/神奈川新聞が社説で厳しく批判

情報公開とはかけはなれた「ごみ処理施設」建設予定地の発表

けさの神奈川新聞の社説は、横須賀市が突然に発表した『ごみ処理施設建設予定地』についてでした。

2010年2月24日・神奈川新聞・社説より

2010年2月24日・神奈川新聞・社説より

広域ごみ処理、合意形成へ情報公開を

横須賀、三浦両市の広域ごみ処理がようやく動きだした。

長年の懸案だった焼却施設など3施設の建設候補地に、横須賀市の長坂地区が選ばれた。

しかし、突然の発表に地元住民の戸惑いは大きい。

同市は情報公開に努め、住民の合意形成を図るべきである。

横須賀市は唯一の焼却施設である『南処理工場』が稼働して26年経過し、老朽化が進んでいることから

三浦市と共同でごみ処理施設を建設して利用し合う『ごみの広域処理』を目指し、昨年3月に基本計画をまとめた。

横須賀市内に焼却施設と生ごみ資源化施設、不燃ごみなどの選別施設を建設し、三浦市内には最終処分場を整備する。

県は1998年に『県ごみ処理広域化計画』をまとめ、単独市の横浜、川崎、相模原を含む9ブロックに県内を分割。2007年度までに広域化実施計画の策定を目指すとした。

ある程度の規模でごみ処理することにより、経費や環境面への負担軽減を図る狙いがある。

県環境農政部によると、現在は3ブロック増え、単独の3市を除いても9ブロックで広域化に取り組んでいる。

既に焼却施設の建設地を決めて住民との協議に入っているものから、計画策定に至らず協議中のものまで、各地の事情を反映して進行状況はさまざまだ。

理念としては広域処理に賛成しつつも、焼却施設の建設場所など具体的な話になると難しくなる。

横須賀、三浦両市のケースも例外ではない。

それも当然だろう。

処理施設の周辺住民は大気汚染など環境面に加え、ごみの搬入による交通問題の影響を懸念する。

ましてや、長坂地区のある横須賀市西部には県の産業廃棄物処理施設や市のプラスチック類減容固化施設があり、ごみ処理施設に対する反発は強い。

周辺住民の理解を得るために欠かせないのが情報公開である。

特に、環境面への不安を取り除く客観的なデータの提供は重要である。

できるだけ速やかで、きめ細かな対応が求められる。

住民の声に耳を傾けて市の施策に反映させるとともに、公害防止協定を締結して約束を守らせることもできる。

もし、ごみ処理に支障をきたすようなことがあれば、市民生活にも大きな影響を与える。

その重要さを思いながら、両者の前向きな話し合いを望みたい。

社説では、周辺住民の理解を得る為に欠かせないのが『情報公開』である、と記されています。

全く同感です。

しかし、情報公開という点においてこの問題に対して吉田市長はすでにスタートから完全にまちがっています。

候補地が3か所あったことも『秘密』、誰がどうやって決定したかも『秘密』。

『情報公開』とはかけ離れた、極めて異常な状況です。

こんなやり方が許されるならば、民主主義なんて不必要だということになります。

あらかじめ行政が決定したことに市民はただ従え、というのであれば市民なんて『奴隷』と一緒です。

このまちの『主役』は市民であって、市長も行政も政治家も、市民の『公僕』として働いているはず。

特に吉田市長は、

一方では市民のみなさまの声を聴く為にいろいろなメニューを作ろうとしながら

例えば、『住民投票条例』を作ろうとしたり『事業仕分け』に市民参加を求めたりしながら

一方では、市民のみなさまに決定だけを押し付けています。
 
そしてそれを「理解し協力してほしい」とごり押しているのです。

つまり、『使い分け』をしているのです。

行政にとって都合の良いことだけは市民参加、行政にとって都合の悪いことには市民不参加でいい、という使い分けです。

これでは、本音では市民を信頼していないとしか思えませんし、民主主義を冒涜しています。

『ニセ市民派』の汚い最低なやり方です。
 
そんなやり方に誰が納得できるのでしょうか。

だからこそ、フジノは今回の予算議会でもこの問題(=市長の言行不一致の姿勢)について追及します。