4年ぶりに「清水勝利のこれでいいのかニッポン!」に出演しました/がれき広域処理問題から4年後の今を語りました

司会の清水勝利さんと再会したくて、4年ぶりにラジオ番組に再び出演させていただきました

9月15日(火)0:30〜0:50、ラジオ日本の『清水勝利のこれでいいのかニッポン!Part2』に出演しました。

スタジオでの収録風景

スタジオでの収録風景


収録の日はフジノにとってめちゃくちゃ忙しいスケジュールだったのですが(教育福祉常任委員会でした)、清水勝利さんからのご依頼だったので喜んで引受させて頂きました。

実は、4年前にも清水さんの番組に出演させていただきました。

その時、フジノは清水さんに大変にお世話になったのです。

ラジオでフジノが興奮気味に話しているのは、まさに本音なのです。

4年前、東日本大震災の『がれき広域処理』反対のフジノを、よく放送してくれたよなぁ…。

フジノは、がれきの広域処理に反対をしていました。

当時「被災地を支援するにはがれきを受け入れろ」という論理によって、横須賀市民(特に芦名のみなさま)はとても苦しめられていました。

一般の市民の方にまで「非国民!」というような苦情が全国から送りつけられるという集団ヒステリーのような状況でした。

反対をしていたのはごくごくふつうの地域住民の方々ばかりだったのに、『活動家』とか『左翼の外人部隊』とか、ひどい言われようでした。

市議会にも「受け入れをしろ」という請願まで出されていて、反対をしていたフジノもひどいバッシングを受けました。

当時のそんな社会情勢の中で、よくラジオ日本と清水さんは放送して下さったなぁと感激したのをとてもよく憶えています。

4年ぶりに再会して改めて思ったのですが、やっぱり清水さんはすごい人です。

清水勝利さんは本当にすごい人。また政治家に復帰してほしいです。

清水勝利さんは本当にすごい人。また政治家に復帰してほしいです。


清水勝利さん、監督のYさん、ラジオ日本さん、ありがとうございました!

ラジオの中でフジノが触れているのは、この日のことです。現在は参議院議員として活躍しておられる山本太郎さんと一緒に、IWJのインタビューを受けました。



議論はもういい、早く実行すべきだ/「神奈川県地域医療支援センター」の立ち上げで横須賀・三浦の医師不足を克服できるか?

完全に出遅れた神奈川県の、「地域医療支援センター」立ち上げの議論の経過をチェックしにいきました

今日は、霞ヶ関から大急ぎで横浜・伊勢佐木長者町にある『神奈川県総合医療会館』に向かいました。

第4回となる『神奈川県医療対策協議会・地域料支援センター検討ワーキンググループ』が開かれたからです。

神奈川県医療対策協議会・第4回地域医療支援センター検討ワーキンググループ議事次第より

神奈川県医療対策協議会・第4回地域医療支援センター検討ワーキンググループ議事次第より


過去3回にわたってこの会議は開かれてきました。

第1回:2014年11月10日、第2回:2015年2月16日、第3回:2015年3月30日、です、

しかし、神奈川県ではすでに2012年12月の時点で黒岩知事が「検討したい」と発言していました。

にもかかわらず、会議の立ち上げが2年も遅れて2014年11月だったこともフジノにはまず疑問でした。

そして過去3回の議事録などを読むにつけても

「何故こんなにのろのろと議論を進めているんだ」

とフジノは焦りと怒りを感じながら見守ってきました。

2025年を迎える前にあらゆる取り組みが必要ですが、医療人材を育成することはとても大切なのに、医療政策の権限を持つ県の動きの鈍さにフジノは率直に『いらだち』を感じてきました。

そこで、今日は実際に会議の場に足を運んで、自ら傍聴することにしたのです。

神奈川県医療対策協議会の会場にて

神奈川県医療対策協議会の会場にて


実は、医師不足や医師の地域的偏りを解消する為の取り組みを議論する会議なのですが、この『センター設置』の取り組みが全国の中で神奈川県は完全に出遅れています。



国は全ての都道府県に「地域医療支援センター」設置を求めています

そもそもこの『地域医療支援センター』とは何かを簡単にご説明しますね。

2014年6月に成立した『医療介護総合確保推進法』において、全ての都道府県に『地域医療支援センター』の設置を求めています。

法成立後の、厚生労働省による各都道府県への説明資料より

法成立後の、厚生労働省による各都道府県への説明資料より


センターの部分だけ、大きく取り上げてみますね。

医師は足りないまちには全く足りないのですが、足りているところにはたくさんいます

医師は足りないまちには全く足りないのですが、足りているところにはたくさんいます


日本の医学部・医大を卒業した学生たちが医者になった後、「どの地域に行きなさい!」という命令を出すことはできません(*)

ですから、高い技術力や素晴らしいドクターがいる医大や病院には優秀な医師がどんどん集まります。そこで自らの腕を高めたいとい思うのは当然のことです。

(*)長年にわたって世界が注目しているキューバの医療は、社会主義国ということもありますが、1959年頃から、医学校の卒業生や新米の医師たちは最低限6ヶ月は農村で医師をすることを求められる代わりに高給が保障されるなど、キューバ革命の初期からへき地医療・農山村での医療に徹底的に力を入れてきました。

無料で医学校に入学できるかわりにへき地や農村での1年間働くことが義務とされました。

革命から50年が経った今も、WHOもキューバの医療の成果には強く注目しています。

一方の日本では、わが『横須賀・三浦2次保健医療圏』のように医師が足りないせいで『周産期医療』が厳しい地域もたくさんあります。

そこで政府は医師不足の地域をうまないように(偏りを無くす為に)法的な取り組みをスタートさせたのです。

厚生労働省がイメージしている『地域医療支援センター』とは、下のようなものです。

厚生労働省による「地域医療支援センター」イメージ図

厚生労働省による「地域医療支援センター」イメージ図


医療法上に、医師不足の医療機関の医師確保の支援等を行なう為に『地域医療支援センター』を明確に位置づけたのです。

医師は足りないまちには全く足りないのですが、足りているところにはたくさんいます

医師は足りないまちには全く足りないのですが、足りているところにはたくさんいます


法律に位置づけたのは2014年ですが、その前から各県が独自にスタートさせていました。

すでに2011年度以降、42道府県で合計2,170名の医師を各道府県内の医療機関へあっせん・派遣をするなどの実績を上げていました(2011年7月1日現在)。

先程も記しましたが、神奈川県ではすでに2012年暮れに黒岩知事が「設置に向けて検討したい」と発言していました。

それが伸びて、次は「今年2015年4月スタート」を目指していました。

2014年12月1日・神奈川県議会での黒岩知事の答弁より

医療介護総合確保推進法に基づく新たな財政支援を活用し、医療従事者を確保するための事業等を実施する経費を、今定例会に補正予算として提案したところです。

また、地域で不足している医師の確保については、医師の地域偏在解消に取り組むコントロールタワーとしての地域医療支援センターを来年度(2015年度)設置できるよう、このたび検討を開始しました。

それなのに、まだ議論をしているのです。

今回がワーキンググループでの議論は最終回のようです。

ただ。。。ワーキンググループの上に位置する『医療対策協議会』でさらに議論をするようです。

はっきり言って、何故こんなにのろのろと議論をしているのかフジノには全く理解できません。

医療に強いはずの黒岩知事なのに、とても残念です。

早くセンターをスタートさせるべきです。



2025年問題、それ以前に三浦半島の周産期医療を守る為に、神奈川県はもっと力を尽くしてほしい

『地域医療支援センター』はすでに他都県では設置されています。

神奈川県がこのようにとても遅れてスタートしたことは、県民のみなさまにとっては医師偏在解消に向けて大きなデメリットです。

ただし、他の成功例・失敗点を参考にすることができるメリットもあります。

絶対に失敗させないように、先行事例を学びながら慎重かつ大胆な取り組みをしてほしいです。しかも早く!

こういう強い怒りがたまりにたまっていたフジノは、神奈川県議会に社会保障政策に詳しい井坂しんやさんを県議として送り込まねばならない、という決意をしたのです。

もう『超少子・超高齢・多死社会』は進行していますし、1度目の最大の波が来る2025年は目の前です。

また、周産期医療が不十分で、こどもを産みたいおかあさんたちを守れないようなまちからはどんどん人が流出していきます。

フジノは横須賀の市議会議員として、神奈川県にもっと迅速な取り組みを強く求めます。

神奈川県知事を筆頭に、県庁の医療課のみなさま、医療政策の権限を持っているのは県です。

ならば、その責任を果たして下さい!

県議会ももっと厳しく県を追及して下さい!



「恋するフォーチュン・クッキー神奈川県Ver.」が公開されました

先にやられた…「恋するフォーチュン・クッキー」の神奈川県バージョン公開!

神奈川県知事を筆頭に、県内各地のあらゆる人々が登場する『恋するフォーチュン・クッキー』神奈川県バージョンが公開されました。

2013年10月20日・神奈川新聞より

2013年10月20日・神奈川新聞より


フジノとしては

「先を越された…何故、スカリンが出演しているのだ…出演するならば横須賀市バージョンだろ!?」

という感想でした。

率直に、悔しいです。

黒岩知事が横須賀への漁網受け入れ断念を発表しました/吉田市長のコメントも

黒岩知事、本会議にて漁網の横須賀受け入れ断念を発表

つい先ほど(17時頃)、神奈川県知事の本会議での発言について、横須賀市資源循環部長が全市議会議員に報告しました。

その内容を全文こちらに掲載します。

平成25年第2回県議会定例会・知事提案説明(平成25年6月10日)

次に、東日本大震災に伴う災害廃棄物、いわゆる震災がれきの受入れについてです。

平成23年12月、私は、神奈川県として震災がれきを受け入れ、被災地の復興に全面的に協力したい、そして、震災がれきの焼却灰を、地元の皆様のご理解を前提として、県が所有する「かながわ環境整備センター」に受け入れたいと表明いたしました。

その後、地元の方々をはじめ、県民の皆様にご理解をいただけるよう、地元説明会や対話の広場を開催し、安全性や受入方法などを説明しました。しかし、放射能に対する不安などからご理解を得ることはできませんでした。

一方、被災地の状況も刻々と変化し、大量に打ち上げられた漁網の処理に大変困っているという状況が判明しました。

そこで、平成24年7月に、放射能汚染の心配がない漁網を焼却せず、直接「かながわ環境整備センター」に埋め立てるという新たな提案をいたしました。

県議会における漁網処理の促進を求める決議や横須賀市議会の意見書がとりまとめられるなど、私にとって大変心強い動きもありました。

しかし、残念ながら理解を得られず、本年1月に「かながわ環境整備センター」の地元の大楠連合町内会から、受入れに反対する意向が示されたわけであります。

それでも、1日も早く震災がれきの処理を終え、復興に踏み出してほしい、そのために被災地からのニーズがある限り、震災がれきの受入れを実現し、お手伝いをしたいという私の思いは変わりませんでした。

そうした中、被災地でのがれき処理の進展により、本県への処理要請量が、5月に洋野町の漁網300トンに変更されました。

そして、4月8日に箱根町が最大100トン、5月10日に南足柄市が最大200トンの漁網の受入れを検討すると表明し、このたび、そのための補正予算の6月議会への提案について連絡をいただきました。

南足柄市長、箱根町長をはじめ、関係の皆様に感謝申し上げます。

これにより神奈川県として要請された300トンを受け入れる見通しが立ったと判断しましたので、「かながわ環境整備センター」への受入れは行いませんが、これまで、県からの要請に向き合っていただいた横須賀市及び地元の皆様そして、常にご支援をいただいた県議会の皆様にも改めてお礼申し上げます。

今後、県としても漁網の安全性の確認をしっかりと行い、南足柄市、箱根町と連携して、円滑な受入れを行ってまいります。

また、この黒岩県知事の発表を受けて、吉田雄人横須賀市長がコメントを出しました。

箱根町と南足柄市において、洋野町の漁網300tを処理する見通しが立ったことは、大きな前進だと思います。

洋野町の漁網の処理先が全て決まり、漁網の仮置場の土地利用が進めば、復興に弾みが着くと思います。

今後も、横須賀市において、被災地の復興に向けていろいろな面で協力していきたいと思います。

フジノが現時点でお伝えできる情報は、以上です。

県議会最終日、漁網受入を求める決議と意見書を可決/地元住民の想いを完全に無視

今日、神奈川県議会(最終日)本会議において、漁網の受入を求める決議と意見書が出されると連絡が入り、急いで横浜・日本大通にある神奈川県議会に向かいました。

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なんとかまにあって傍聴することができました。

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すると、まさに情報通りで、議事の最後に意見書案と決議案が出されていました。

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そして、ひどい内容の決議と意見書が圧倒的多数によって、可決されました。

まず、決議の全文はこちらです。(向笠茂幸議員ほか14名が提案。反対したのは若林県議のみ)


東日本大震災の津波で発生した漁網の処理の促進を求める決議

東日本大震災及びこれに伴う津波で発生した災害廃棄物は、岩手県、宮城県及び福島県の3県で約1,800万トンにのぼると推計されているが、本年12月現在の処理、処分量は、3県合わせて約600万トンに過ぎない。

神奈川県では、本年7月26日に、岩手県内の漁網を受け入れ、横須賀市の県立「かながわ環境整備センター」に直接埋め立てることについて、地元の大楠連合町内会に提案し、去る11月23日に、連合町内会の住民向けに、岩手県洋野町と野田村の漁網、約2,000トン、6,000立方メートルの受入について、説明会を開催した。

この説明会を受け、連合町内会は、漁網の受入について住民の意向調査を行い、12月22日に、その結果を基に受入反対の意向を表明した。この示された民意を重く受け止めている。

しかし、災害廃棄物の処理は、東北復興のため欠くべからざるものであり、又、一刻の猶予も無い日本全体の問題として、支援していく必要がある。特に漁網は、災害廃棄物とはいえ、津波により発生したものであり、被災地での処理が困難で、復旧・復興への障害となっている。岩手県を始め、洋野町、野田村は、神奈川県に対し、非常に大きな期待を寄せている。

神奈川県議会は、被災地の復興に向け、神奈川県に対し、漁網の受入について県民の理解を得るための取組を継続するよう求める。

以上のとおり決議する。

平成24年12月26日
神奈川県議会


次に、政府に対して出される意見書はこちらです。(向笠茂幸議員ほか14名が提案。若林県議が退出したので、全員一致で可決されました)


災害廃棄物である漁網の実効的処理の促進を求める意見書

東日本大震災及びこれに伴う津波で発生した災害廃棄物は、岩手県、宮城県及び福島県の3県で約1,800万トンにのぼると推計されているが、本年12月現在の処理、処分量は、3県合わせて約600万トンに過ぎない。

神奈川県では、本年7月26日に、岩手県内の漁網を受け入れ、横須賀市の県立「かながわ環境整備センター」に直接埋め立てることについて、地元の大楠連合町内会に提案し、去る11月23日に、連合町内会の住民向けに、岩手県洋野町と野田村の漁網、約2,000トン、6,000立方メートルの受入について、説明会を開催した。

この説明会を受け、連合町内会は、漁網の受入について住民の意向調査を行い、12月22日に、その結果を基に受入反対の意向を表明した。

しかしながら、災害廃棄物の処理は、東北復興のため欠くべからざるものである。

よって政府は、津波で発生した漁網の実効的処理を促進するため、次の事項について特段の配慮を講じられるよう強く要望する。

  1. 漁網の広域処理について必要な措置を講じること。
  2. 災害廃棄物の風評被害を防ぐため、十分な情報開示・提供を行い、地域住民の理解の促進に努めること。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成24年12月26日

内閣総理大臣殿
総務大臣殿
財務大臣殿
国土交通大臣殿
環境大臣殿
復興大臣殿

神奈川県議会議長


神奈川県議会は、地元に暮らす人々の想いを完全に無視して、こんなひどい決議と意見書を可決しました。

県議会議員のみなさんと、黒岩知事は、まだ地元に暮らすみなさんの反対が何故多かったのか、いまだに全く理解できていません。同じ政治家として、本当に情けないです。

決議にも意見書にも、全く共感できません。

県の「緊急財政対策」に関する説明会へ

夜から横須賀市日の出町にある県横須賀合同庁舎へ向かいました。

横須賀合同庁舎

神奈川県による『「神奈川県緊急財政対策」「神奈川州(仮称)構想案」に関する説明会』に参加する為です。

説明会場の前にたつフジノ

財政の厳しい神奈川県は、『緊急財政対策』を発表しました。

けれども、その内容についてはあらゆる立場から多くの批判が出ています。直接に大きな影響を受けることになる市民団体・障がいのある方々はもちろん、それぞれのまちの市長・市議会までも批判の声をあげています(例えば、下の神奈川新聞の記事をご覧ください)。

知事と18市長が「県緊急財政対策」テーマに意見交換会、議論かみ合わず/神奈川
神奈川新聞・10月25日(木)

施設や補助金の見直しを柱とする県緊急財政対策をテーマにした黒岩祐治知事と市長の意見交換会が24日、平塚市で開かれた。県財政の危機的状況を力説する知事に対し、予算編成作業の本格化を控えた各市長は見直し案の具体化を迫り、意見はかみ合わなかった。

19市のうち18市が参加した。知事は冒頭、県財政の現状などをパネルを使って説明。「危機感の共有を」と呼び掛けた。

ところが県民向け対話集会と同程度の内容に、市長からは「具体的にどうしたいのか」(加山俊夫相模原市長)との指摘が噴出。補助金の見直しは各市の予算編成に直結するため「プロセスと方法論を明示して」(平井竜一逗子市長)との声が相次いだ。

「県の役割について合意形成しないと議論が矮小(わいしょう)化する」(服部信明茅ケ崎市長)など広域自治体のあり方を協議する場の設置を求める提案も。県からの独立を志向する政令市は「ぜひ二重行政を解消する話し合いを」(林文子横浜市長)と要求した。

かみ合わないやりとりに、互いに発言を遮って確認を求める一幕も。財政難には各市も苦労してきただけに「いまさら『沈みかけた船』と言われると違和感がある」(林横浜市長)、「初めて補助金一覧を見た、なんてこの場で言うのは恥ずかしい」(吉田英男三浦市長)など、“先輩”首長としての忠告も飛び出した。

知事は閉会後、記者団に「みなさん同じ立場。一緒にやっていこうという点は確認できた」と総括。具体的な見直し内容の提示時期は「個別的な協議を通じて見えてくる話だ」として明確にしなかった。

横須賀市議会も『見直しに慎重な対応を求める意見書』を賛成多数で可決しています。

パワーポイントによる説明

こうした数多くの批判を受けて、神奈川県は財政危機の現状と対策の必要性への理解を求めて、県内5会場で説明会を開きます。

昨日の小田原会場に続いて、今夜は横須賀会場で説明会が開かれたのです。

古尾谷副知事

今夜は黒岩知事は不在。はじめのあいさつから説明まで、全てを古尾谷副知事が行ないました。

2時間のうち、古尾谷副知事による緊急財政対策の説明はわずか30分(すさまじく早口であっという間に終わりました)、残り1時間半は意見交換の時間とされました。

議事次第など

 

はじめフジノは質問しないつもりでした。市議会議員という立場で、必要があれば県庁側ともいつでも意見交換をできるからです。

今夜はひとりでも多くの市民の方々にどんどん意見を述べてほしい、と考えていました。

けれども最後の質問の手が挙がった後しばらく誰も手を挙げず、閉会させられてしまいそうだったので、フジノが質問をすることにしました。

Q1.まず基本的な在り方として疑問がある。市議として市民のみなさまに何かをご説明する時にはとても分かりやすさをこころがける。けれども副知事の説明はあまりにも早口で専門用語を使ってなされ、これではふつうに暮らしている市民のみなさまには全く理解できない。もしも理解を求めようとするならば、きちんとゆっくりとわかりやすく説明すべきではないか。

A1.昨夜の小田原会場では、私の説明が長すぎると言われた。それで今日は早口にしてしまった。お詫びしたい。

Q2.「ご理解」「ご理解」と繰り返しているが、副知事がおっしゃる「ご理解」とは何なのか?

A2.具体的には今、各団体に投げているところ。複数の補助などを一本化できないかなどを考えている。

Q3.いつまで、どのようなガマンをしたらどのような未来が待っているのか?ビジョンや具体的な将来像をしっかりと示してほしい。

A3.2年間の資金ショートをまずどうにかしたい。その結果については随時「見える化」していきたい。何年たったらこういう未来が来るというものは、今は示すことはできない。

 

実は、副知事が質問に答える前に、別の県職員(役職などは忘れました)からフジノに対して答えがありました。

言葉づかいや言い回しは丁寧なものの、何故かけんかごしで、率直にフジノはかなり驚きました。その内容は下のとおりでした。

「あなたは市議会議員という立場を名乗って今発言された。だから市議会議員としてのあなたにお答えする」

「藤野議員は我々と危機感を共有しているというが、もしも本当に危機感を共有しているならば、今あなたが発言したような質問自体が出ないはずだ」

「横須賀市も財政が厳しいはずだ。市議というお立場であるならば、県の財政を言う前に、まずは横須賀市の財政状況の厳しさについて藤野議員自身が市民の方々にしっかりと伝えてほしい」

こうした発言があってから、副知事がマイクをひきとって上記の答えをしました。フジノは戸惑いました。

「何故この県職員はムキになって怒っているんだろうか?」と驚くとともに、県の職員から失礼な対応を受けることは初めてでは無いので「県職員は自分たちが上級官庁だと誤解しているので、きっと市議会議員だから見下しているのだろう」と受け流すことにしました。

しかし、やはり何故こんな答えをいきなり受けたのか理解できなくて、閉会した後に副知事とその職員のもとを訪れて意見交換をすることにしました。

保健医療計画の素案、またも不毛な議論に終始しました/県の「保健医療計画推進会議」へ

「保健医療計画推進会議」へ

今日は伊勢佐木長者町の神奈川県総合医療会館へ向かいました。

保健医療計画推進会議の会場にて

保健医療計画推進会議の会場にて


前回に続いて、神奈川県の『保健医療計画推進会議』を傍聴するためです。



今回からは議論が本格化するはずが・・・

前回までで『改定骨子』が完成したので、今回からは『素案・たたき台』の議論が本格化するはずが...

「素案たたき台」についての議論はほとんど行われず...

「素案たたき台」についての議論はほとんど行われず…


...またも議論は迷走してしまいました。

黒岩知事の肝いりのアイディアを計画に盛り込むべく必死の事務局側(=県)と、それに反対する医師会選出の委員らで、本筋の『保健医療計画』とはかけ離れたやりとりが続きました。

こうした毎回のやりとりは、本当に時間のムダで、残念でたまりません。

フジノは他の都道府県の医療計画改定の審議会の議事録も目を通しているのですが、こんな不毛なやりとりはなされていません。

早く本筋の「この先5年間の神奈川県の保健・医療の目指すべき姿」の議論を行なってほしいです。



フジノはもっと「疾病」について学ばねばならない

『病気』『疾患』についてフジノはまだまだ分からないことばかりで、今とにかく必死に学んでいます。

これまでの『医療計画』が対象にしてきたのは「4疾病」=「がん」「脳卒中」「急性心筋梗塞」「糖尿病」でした。

ここに新たに「精神疾患」が加えられて「5疾病」になります。

「精神疾患」についてはフジノの専門分野ですので、わりと自信を持って理解していると思います。「脳卒中」も、僕の父がなってしまったという経験から、公私を問わずにかなり学びましたので、比較的理解しているつもりです。

けれども残りの疾患についてフジノの知識は全く足りていません。

「がん」は、子宮頸がんについては政治家として学んできたのですが、それ以外のがんについてはほとんど全く分かりません。

「糖尿病」については、政治家になってから人工透析をしておられる方々との出会いの中でいろいろ学びました(人工透析をしておられる方の多くが糖尿病がきっかけなのです)が、まだ分からないことばかりです。

「急性心筋梗塞」は、政治家に転職してすぐの2003年にAED導入を提案するきっかけになった出来事があっていろいろ学んだのですが、2005年に導入が実現してからは安心してしまい、ほとんどの知識が薄れてしまいました。

例えば、「急性心筋梗塞」になった後の6ヶ月間は「心臓リハビリテーション」が保険の適用になるのですが…心臓リハビリとは具体的に何を行なうものなのか、全くイメージがわきません。

初めて知る言葉を1つずつ調べて、ひたすら勉強しています。

今回の『医療計画』から、PDCAサイクルをしっかり回していく為に、あらゆる指標をもとに目標をたてていくことになっています。

けれども、その目標のもとになる指標がそもそも何を意味しているかを理解する為には、疾患そのものを深く知っていなければなりません。



より良い「保健医療計画」づくりの為に、もっともっと学ばなければならない

横須賀・三浦・鎌倉・逗子・葉山で1つの『二次保健医療圏』というゾーンになっています。

横須賀三浦二次保健医療圏

横須賀三浦二次保健医療圏


例えば、

この地域ではストラクチャー指標の1つである「虚血性心疾患により救急搬送された患者数」がゼロです。

という文章を読んでも、ゼロが良いことなのか悪いことなのか、他の地域には患者がいるのに何故この地域ではゼロなのか、フジノには全く判断がつかないのです。

もっともっと学ばなければ!

行政のあり方に不満がある時、政治家としてフジノはいつも「対案」を「提案」してきました。

だから、県の「保健医療計画推進会議」に対して強い不満を感じている以上、政治家としてフジノは「対案」を「提案」していくしかないはずです。

その為にも、もっともっと学ばなければいけない。がんばらなければ。



決算議会が終わりました/「県有施設及び補助金の見直しにおける慎重な対応を求める意見書」を採決しました

2012年決算議会が本日で閉会しました

今日ひらかれた本会議をもって、決算議会が終わりました。

2012年9月議会日程のポスター

2012年9月議会日程のポスター


フジノは『一般会計の決算』認定に反対しましたが、最終的には賛成多数で認定されました。

横須賀市議会の本会議場

横須賀市議会の本会議場


その他の議案も全て可決されました。

県に対する意見書案が可決されました

さて、フジノたち教育福祉常任委員会として出した意見書案は、無事に本会議でも可決されました。

2012年9月26日・朝日新聞より

2012年9月26日・朝日新聞より


神奈川県による急激な県有施設廃止・補助金廃止に対して、市民生活へのダメージを最小限に抑えるように求めるものです。

意見書は下のとおりです。

県有施設及び補助金の見直しにおける慎重な対応を求める意見書

神奈川県は、本年9月27日、「神奈川県緊急財政対策案」を公表した。

同案によれば、県有施設について、施設ごとに「施設廃止」「市町村・民間への移譲」などといった方向性を検討すること、県から各種団体や市町村への補助金等についても、その必要性や内容の妥当性をゼロベースで検証し、「廃止」、「削減」を含めた見直しを検討することとしている。

県有施設見直しの内容によっては、市民生活と本市行財政に多大な影響をもたらすことが懸念される。

例えば、県立三浦しらとり圏などの社会福祉施設については、民間施設では受け入れ困難な重度障害者を受け入れている。

このような施設が民間に移譲された場合、施設利用者への影響が生じることが懸念されることから、県有施設の果たしている役割は、いまだ大きいと言わざるを得ない。

また、市町村補助金及び各種団体への補助金の抜本的な見直しについても、実施された際の市民生活及び本市への影響は、はかり知れないものがある。

本市では、重度障害者医療費助成制度などにおいて、県補助金が廃止となれば、制度の安定的かつ継続的な運営が困難となることから、これら補助金の廃止は到底受け入れられるものではない。

一方で、県並びに本市を含め多くの自治体の財政は大変厳しく、継続的な住民サービスを実施するためには、抜本的な行財政改革を断行せざるを得ない状況にあることも事実である。

よって、県におかれては、県有施設及び補助金の見直しに当たり、市民生活等への影響を十分かつ慎重に検討した上で、見直しの範囲及びその影響を最小化するよう強く要望する。

フジノは昨年の県知事選挙では黒岩候補に投票したのですが、今では『黒岩知事の政策決定のやり方』は全く信頼できなくなりました。

実際にその政策を実施したらダメージを受ける人がどれだけいるのか、どれほど生活が苦しくなってしまうのか、現場の声も、暮らしている人々の顔も、聴いていないし、見ていないとしか思えません。

今回の県の見直しもそうです。

横須賀市議会としては、県の政策が間違っていれば、しっかりと意見を述べて、正していきます。

大切な県の「医療計画骨子案」、深い議論には全く踏み込めず/神奈川県保健医療計画推進会議

大切な「医療計画骨子案」の議論はあまりにタイトなスケジュール

夕方から、横浜・日本大通駅のすぐそばにある横浜開港記念会館へ向かいました。

横浜開港記念会館

横浜開港記念会館


前回(6月11日)に続いて『神奈川県保健医療計画推進会議』を傍聴する為です。

神奈川県保健医療計画推進会議の会場前にて

神奈川県保健医療計画推進会議の会場前にて


プログラムの最初に、今後のスケジュールが説明されました。

あまりにもタイトなスケジュール設定でした。

この重要な『改定骨子(案)』を、たった2回の会議(今日と次回の合計3時間)で決定しなければなりません。

しかも、次回の会議はわずか2週間後に開かれます。

「こんなことでは実質的な中身を十分に議論するのはムリだ」と感じました。

そして、その予感は的中しました。



医療計画骨子案、大切な議論には全く踏み込めず

今日の1時間半の議論の大半は不毛でした。

神奈川県保健医療計画改定骨子案

神奈川県保健医療計画改定骨子案


黒岩知事の強い意向で策定した『医療のグランドデザイン』をこの『医療計画』に反映させるべく

『グランドデザイン』から抜き出されたフレーズが『骨子(案)』のあらゆる所に埋め込まれていることに対して、大半の委員メンバーから強い反対意見が出され続けました。

すでにマスメディアでも報道されているとおりですが、黒岩知事の政策のいくつかについて、医師会が強く反対をしています。

そして、フジノは

「神奈川県医師会の主張が正しい」

と考えています。

今夜の会議でも、口火を切ったのこそ医師会系の委員でしたが、最終的には委員の大半がその意見に同調していました。

事務局である県庁側も黒岩知事の意向だから「仕方がなく入れている/入れざるをえない」という感じで

納得できるような合理的な反論も無く、ただひたすら「グランドデザインで決められたことなので」の繰り返し。

このままでは『骨子(案)』をまとめることができないので

事務局(県庁側)は黒岩知事に、この『推進会議』での反対意見の多さを説明して、反対が続出した部分については、削除すべきです。

もっとやらなければならない大切な議論が完全に置き去りになっています。

新たに『精神疾患』『在宅医療』が『医療計画』に加えられて、やっと大きく前身することができるのです。

それなのに、これらが今後5年間でどう在るべきかといった本質的な議論には全くなりませんでした。

フジノはひどく失望しましたし、その原因は黒岩知事の『グランドデザイン』への固執にある、と考えています。

『医療計画』とは、この先5年間に成すべきことを実効性のある取り組みとして記すものであって

黒岩知事の願望が強く織り込まれた『グランドデザイン』をムリに『医療計画』に盛り込もうとするのは、そもそも間違っています。

推進会議の終了後

推進会議の終了後


黒岩知事をはじめとする事務局と委員のみなさんには

「本当に困っている人たちを救うことができる大切な計画を作っているのだ」

という責任感をもっと持ってほしいです。

フジノは『医療計画』改定の指針を作る為の国の審議会を1年間追い続けてきましたが

本来、『医療計画』とはもっと大きな成果を出せる重要なものなのです。

それを強く意識して、神奈川県の『医療計画』も作ってほしいです。

次回の会議では、本質的な議論を行なってほしいです。