研修「【実践】タブレット議会~ICTで変わる議会改革~」 に参加しました/ローカル・マニフェスト神奈川勉強会

今日は、久しぶりに『ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟』の勉強会に参加しました。

研修会の会場にて

研修会の会場にて


フジノは2005年の立ち上げメンバーの1人なのですが、ここ最近は忙しくてちょっと距離を置いていました。

本研修会のプログラムに社会学者の西田亮介准教授の講演があり、じかにお話を伺いたかったことと、本研修会の代表である有賀まさよしさん(藤沢市議会議員)からの「フジノさんが来てくれるのを楽しみにしてます」の言葉に心を打たれて、参加しました!

辻堂駅そばの貸し会議室を会場に開催されたのですが、辻堂駅前は土地の使い方がゆったりしていて印象的でした。

辻堂駅前のテラスモール側

辻堂駅前のテラスモール側

詳しいレポートは、後日いたします。

取り急ぎ、写真とメモだけ掲載しますね。

今回の研修会の代表を務めて下さった藤沢市議会議員の有賀さん

今回の研修会の代表を務めて下さった藤沢市議会議員の有賀さん

研究会の様子

研究会の様子

司会の長島有里逗子市議会議員

司会の長島有里逗子市議会議員

【基調講演】 北川正恭さん(早稲田大学大学院・教授)
『地方議会から日本を変える』

北川正恭教授による講演

北川正恭教授による講演

【特別講演】 西田亮介さん(立命館大学大学院・特別招聘准教授)
「ネット選挙の可能性と課題~制度設計、ジャーナリズム、民主主義の視点から~』

西田亮介准教授による講演

西田亮介准教授による講演

フジノも全く同意見、理念なきネット選挙解禁でした。今も理念が無いままだと感じています

フジノも全く同意見、理念なきネット選挙解禁でした。今も理念が無いままだと感じています

【問題提起】 早稲田大学マニフェスト研究所議会改革調査部会
『地方議会の現状について~全国議会改革度調査2013結果分析から~』

自分の議会がどれだけの「改革度」なのかをみんなでチェックシートを使って自己チェックしました

自分の議会がどれだけの「改革度」なのかをみんなでチェックシートを使って自己チェックしました

【ワークショップ】 議会改革自己診断シートを活用したダイアログ
『真の議会改革には何が必要か?~私がすべきことは?~』
・グループワーク 45分
・発表/総括 30分

グループワークにみんなで取り組みました

グループワークにみんなで取り組みました

フジノたちのグループは、壁に模造紙を貼り付けて、議論を進めていきました

フジノたちのグループは、壁に模造紙を貼り付けて、議論を進めていきました

「発表」をフジノが担当しました

「発表」をフジノが担当しました

【実践講座】 ソリューションベンダーが提案する新たな議会の仕組み
1.議事録検索システムの現状と課題
  西川裕也(早稲田大学マニフェスト研究所/NTTアドバンステクノロジ)

2.タブレット端末導入と議会ICT化の展望
  ・タブレット端末操作演習
  君島雄一郎(前逗子市議会議員/アイシーティー推進部会会長)

講師の君島雄一郎さん

講師の君島雄一郎さん

逗子市議会で実際に導入されているiPadを利用した取り組み

逗子市議会で実際に導入されているiPadを利用した取り組み


前逗子市議会議員の君島雄一郎さんのプレゼンテーションは面白かった!

前逗子市議会議員の君島雄一郎さんのプレゼンテーションは面白かった!


  河村タクマ(鎌倉市議会議員/富士ソフト)、ほか

他の取り組みもどんどん進められていることを知りました

他の取り組みもどんどん進められていることを知りました


【クロージング】 北川教授総括、アンケート記入、事務連絡

みなさんと記念撮影

みなさんと記念撮影

美しい夕暮れの景色

美しい夕暮れの景色

横須賀市民を「談合」と決めつけた武雄市長をかばい、吉田市長は撤回も謝罪も求めず

一般質問を文字起こししました

6月6日の本会議でフジノが市長に対して行なった一般質問。

吉田市長の答弁を、文字起こししてみましたので、ぜひご覧下さい。

~ここから文字起こししたものです~

5.佐賀県武雄市長がフェイスブック上で横須賀市長選挙の立候補予定者(前副市長)を応援する人々を「談合」と記したことに対する市長の認識について

かつて僕は2012年12月議会での一般質問において吉田市長との意見の対立がもとで定年を前に中途退職していかれた7名の部局長クラスの職員に対する吉田市長の発言が極めて問題だと申し上げました。

辞めていった方々は、その後もこのまちでいち市民として暮らしています。

そうした方々の名誉を傷つけるような発言はあってはなりません。

市長と考えが違う為に定年を前に職場を去っていった元職員の方々は、退職した後に至っても市長の『政治的な敵』=『政敵』として扱われることには現役の市職員の方々もショックを覚えたことでしょう。

さらに今回は、吉田市長との意見の対立から任期を残して辞表を出した前副市長に加えて、ふつうに暮らす市民の方々までもがやり玉にあげられてしまいました。

吉田市長が親しくしている市長がひどい発言をした。

そして、その発言を吉田市長は嬉々として紹介しています。

5月14日、佐賀県武雄市長は市長選挙に臨む吉田市長を応援するメッセージをフェイスブックに記しました。

樋渡啓祐市長のFacebookページでの吉田市長を応援するメッセージ

樋渡啓祐市長のFacebookページでの吉田市長を応援するメッセージ


その中で、武雄市長は、吉田市長の対立候補である前副市長をとりあげて、この方を応援している市民の方々に対して『談合』という言葉を使って貶めています。

さらに、この発言を2日後の5月16日には、吉田市長もツイッターとフェイスブックにて

「佐賀県武雄市長から、熱いエールを頂きました。ありがとうございます!」

「ぜひ皆さんもご覧下さい」

と紹介しています。

吉田市長がFacebookとTwitterで「ぜひご覧下さい」と宣伝した、樋渡市長の発言

吉田市長がFacebookとTwitterで「ぜひご覧下さい」と宣伝した、樋渡市長の発言


こんな姿勢はリーダーとして全く不適格だと僕は感じています。

これでは、もしも吉田市長が再び当選したとしても、今後の市政運営は著しく困難になることでしょう。

この件に関して、市長の認識を伺います。

【質問】
(1)吉田市長は「談合」という言葉をどのような意味だと認識しておられるのでしょうか。

【質問】
(2)本市は電子入札の導入によって「談合」という「犯罪」を起こさせない仕組みに長年取り組んできました。

ところで、前副市長とは吉田市長が自ら2009年12月に指名した方です。

その方を信頼して、その政策を応援しておられる市民の方々の行動の一体どこが「談合」という「犯罪」にあたるのでしょうか。

具体的にご説明下さい。

【質問】
(3)この樋渡市長のフェイスブックでの発言を吉田市長自ら「ぜひ皆さんもご覧下さい」とツイッターやフェイスブックに記しています。
これは、樋渡市長の発言と吉田市長も同じ考えだということでしょうか。

【質問】
(4)もしも樋渡市長とは考えが異なり、このような発言が成されたことを吉田市長は遺憾に思うのであれば、ぜひ樋渡市長に発言を撤回するよう求めていただきたいのですが、いかがでしょうか。

お答え下さい。



吉田市長の答弁

佐賀県武雄市の樋渡市長のフェイスブック上での「談合」という言葉をどのような意味だと認識しているのかというご質問を頂きました。

【回答】
『談合』とは、その言葉の意味としては『話し合うこと』『相談すること』ですが、『負の意味合いが強い言葉』であると解釈をしています。

次に、「立候補予定者を応援する市民の行動のどこが談合にあたるのか」というご質問を頂きました。

【回答】
これはあくまでもフェイスブックに記事を掲載された、樋渡市長ご自身の認識による表現と受け止めています。

次に、「樋渡市長のタイムラインのリンクを私のツイッターやフェイスブックに記したということは同じ考えだということか」とご質問を頂きました。

【回答】
『談合』という表現を使われた真意は私には分かりませんが、全体として私への応援メッセージと受け止め紹介させていただいたものです。

次に、「樋渡市長に対して発言を撤回するよう求めるべきではないか」というご質問を頂きました。

【回答】
樋渡市長ご自身の認識であり、私から撤回を求めるつもりはありません。

(一般質問の文字起こしは以上です)

この質疑の様子を東京新聞が報じてくれました。

2013年6月7日・東京新聞より抜粋

2013年6月7日・東京新聞より抜粋


それは、新聞だって取り上げますよね...。

吉田市長は、自分のまちの市民を守らずに、他のまちの市長(お友達)をかばうことを選んだのですから。



似たもの同士、類は友を呼ぶ

自らのまちの市民が『談合』扱いされたことを、吉田市長は何とも感じていないそうです。

こんな吉田市長の答弁に呆れ果てて、フジノには再質問をする気も全く起こりませんでした。

吉田市長のお友達である佐賀県武雄市長が、大変に失礼な発言をしたことは事実です。

その『事実』さえ真正面から受け止めることもできない吉田市長。

そして、今も佐賀県武雄市長のフェイスブック上には、横須賀市民を『談合』扱いした言葉が記されたままです。

さらに、自らのまちの市民を『談合』扱いした武雄市長の言葉を、吉田市長は自らのツイッターとフェイスブック上で

「ぜひみなさんもご覧下さい」

と紹介を続けています。



自己顕示欲と自己正当化の塊、そして官僚天下り

この佐賀県武雄市長とは、どんな人でしょうか?

フジノは、彼が書いた著作を2010年暮れに2冊読みましたが、嫌悪感しか起こりませんでした。

例えば、医師会との対立をことさらに煽り立てて、自分だけが正しいとばかりの自己正当化の記述が続きます。

樋渡啓祐著「首長パンチ」109ページより

樋渡啓祐著「首長パンチ」109ページより


自分の意見と異なる相手を『抵抗勢力』扱いして、全否定する劇場型政治家タイプです。

また、樋渡市長の経歴を見ると、

  • 東京大学経済学部・卒業
  • 総務庁・入庁

東大を卒業して『官僚』という典型的なコース、そして佐賀県武雄市の市長に当選しています。

2006年に全国最年少で市長になったことを彼自身の著作でも繰り返し自慢気に記しています。

吉田市長もご自分が2003年当時は最年少で市議会議員にトップ当選したことを誇りに感じておられるようですから、似た者同士ですね。

ただ、樋渡市長は、吉田市長が2009年の市長選挙であれだけ批判した『官僚天下り』市長そのものです。

脱官僚宣言!吉田雄人改革マニフェスト2009表紙

脱官僚宣言!吉田雄人改革マニフェスト2009表紙


吉田市長は選挙の時には『官僚出身』の市長を批判し続けていました。

けれども市長になった途端に、自分の吐いた言葉はどうでもよくなった。

そんなことばかりです。

ところで、佐賀県武雄市のホームページを見ると、『市長のコーナー』にはテレビのニュース番組に出演している樋渡市長の写真が掲載されています。

佐賀県武雄市ホームページ「市長の部屋」より、テレビ番組「新報道2001」に出演する樋渡市長

佐賀県武雄市ホームページ「市長の部屋」より、テレビ番組「新報道2001」に出演する樋渡市長


わざわざテレビ出演しているご自身の写真を市のホームページに使う、そのセンスを疑います。

さらに、そのニュース番組では橋下大阪市長に向かって樋渡市長は親指を立てて(サムズアップ)ポーズを取っています。

女性を「戦争遂行の道具」、しかも「性欲処理の道具」であるかのような発言をした橋下大阪市長と、樋渡市長はご友人か何かなのでしょうか?

こんな写真を武雄市ホームページに掲載しているということにも、大いに疑問を感じます。

佐賀県武雄市長は、医師会との対立をきっかけにリコール騒動、辞職、再選挙を行ないました。

吉田市長による4年間の任期で、横須賀市と横須賀市医師会との関係は冷えきってしまいました。

地域包括ケア・在宅療養を進める為には医師会と横須賀市は一体となって取り組まねばならないのに!

また、佐賀県武雄市長が就任した後、ベテランの職員が大量に辞職しました。

樋渡啓祐著「首長パンチ」96ページより

樋渡啓祐著「首長パンチ」96ページより


吉田雄人市長も就任後、9人もの幹部職員が退職しました。

こうしたネガティブな状況が2人はそっくりです。

このような人を吉田市長はお友達として『首長ネットワーク』を作っています。

「類は友を呼ぶ」

今、フジノには、この言葉しか浮かびません。



神奈川新聞の特集「2013横須賀市長選」、吉田雄人市長

神奈川新聞が「2013横須賀市長選挙」特集

神奈川新聞が3回連続で『横須賀市長選挙』の特集記事を掲載しました。

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第1回目は、吉田雄人市長でした。

2013年5月21日・神奈川新聞より

2013年5月21日・神奈川新聞より

以下、引用です。

吉田雄人氏、「変革の浸透」道半ば

任期満了に伴う横須賀市長選は6月23日の告示まで約1カ月となった。

現在、表明順に現職1期目の吉田雄人(37)、前副市長の広川さとみ(61)市民団体元代表の岸牧子(56)の3氏が名乗りを上げている。

それぞれの現在の活動を報告する。

5月3日。横須宣市長、吉田雄人の政策公約(マニフェスト)の検証会が、市内で開かれていた。

2009年の初当選時に吉田が掲げた公約の外部評価は、3カ年度で「75.7点」。

『評価委員会』は「ぎりぎり及第点」と評価した。

だが壇上の吉田は、自らの任期に対する市民アンケート結果に思わずつぶやいた。

「...厳しい結論ですね」

「吉田市長が横須賀のリーダーになって市政の変化はあったか」との問いには「あった」「多少あった」が過半数。

横須賀青年会議所が行なった市民アンケート結果

横須賀青年会議所が行なった市民アンケート結果


だが「この4年、市政に満足しているか」には、「どちらでもない」「いいえ」が半数を超えた。

横須賀青年会議所が行なった市民アンケート結果

横須賀青年会議所が行なった市民アンケート結果


『評価委員会』は講評した。

「市民にとっては期待が大きかっただけに、今の結果には納得していないということだろう」

吉田は市議会議員を経て「チェンジ」をスローガンに前回の市長選に出馬。

大きな支持組織を持たずに、議会主要会派の推す前市長を破った。就任後の今も、公務の合間に駅頭に立つ。

「1期目では変化がなかなか実感できないかもしれないが、課題解決の土壌づくりは進んだ。これから芽が出る」。

18日、交流のある小田原市長の加藤憲一が吉田のわきに立ち、声を張り上げた。

吉田自身は1期目の実績の筆頭に、財政健全化への政策を挙げることが多い。

『財政基本計画』(3カ年)を策定して経費節減や債務返済の目標を設け、全会計の債務残高を就任時から100億円あまり減らしたとしている。

任期中には4件の企業誘致が実現。児童養護施設なども整備された。

だが一方で吉田は、ささくれだった議会との関係を1期目で改善することができなかった。

任期中に編成された計4力年度の当初予算案も、議会の修正を受けなかったの東日本大震災発生と重なった11年度分だけだ。

13年度予算では横須賀美術館(同市鴨居)の新企画や谷戸地域の居住促進といった目玉事業の投資が、政策効果への疑念などを理由に削られた。

市議時代にも任期の多くを無会派で過ごした吉田に対し、議会からは「重要な政策実現に向けた各会派への働きかけを市長自身でやろうとしない」(保守系会派)との不満の声が上がる。

吉田は17日、記者団との会見で「市長の場合、反対意見が意見が必ずある中で物事を進めなければならない」と、組織運営を重視する考えを示した。

「1期目では細かく”吉田カラー”を出せるようにしたが、今回は職員の考えを引き出せるものをつくる」。

今回の市長選では、政策集を示す方針だが、数値目標や財源、達成時期を盛り込むマニフェストは掲げない方針だ。

=敬称略

【略歴】
1975年生まれ。早大卒。コンサルティング会社、市議を経て市長。

【市長選で掲げる主な政策】

  • 中心市街地の再生と財政再建
  • 小児医療費無料の対象拡大、全小学校区での学童クラブ開設
  • 自治基本条例の制定

(高橋融生)

議案の否決は当然。否決されたのは、吉田市長のマニフェスト違反が原因

ところで、この記事では、市議会が予算案や議案を否決したことが重視されています。

記者の方はきっと「吉田市長と横須賀市議会の『対立』の構図を描きたい」のだと思います。

でも、それは違います。

否決したのは『対立』しているからではありません。

否決したのは『当然のこと』だからです。

もともと議会の役割とは、提案された予算案や議案をしっかりと議論して、問題があれば修正したり否決することです。

市議会はこの『正しい行動』を取っただけです。

例えば、吉田市長の提案が初めて否決されたのは、2009年12月14日のことです。

2009年12月8日・朝日新聞より

2009年12月8日・朝日新聞より


吉田市長は「市立看護専門学校の授業料を『値上げ』する」という議案を出してきました。

これを、市議会は否決しました。

フジノも反対票を投じました。

この詳しい経緯は、過去のフジノの活動日記(2009年12月7日分、2009年12月9日分)をご覧下さい。

看護師が圧倒的に不足している現状で、1人でも多くの看護師を育成する為に創立されました。

そして、市立看護専門学校では、優秀な学生さんたちが経済的なことで悩むことがないように、より安い授業料で運営されてきました。

自らマニフェストで「看護師の人材不足を解消する」ことを訴えておきながら、吉田市長は市立看護専門学校の授業料を「値上げ」する議案を出してきたのです。

これを横須賀市議会が否決したのは、全く正しい判断です。

吉田市長と市議会の『不毛な対立』などとはカンケーありません。

このまちの看護師は今も圧倒的に不足しています。

病院の現場だけでなく、訪問看護ステーションにも、特別養護老人ホームにも看護師は必要で、ますます人材が必要になります。

フジノはずっと市立看護専門学校の『学生の定員数』を増やしたり、『夜間部を設置』したり、『一度退職された看護師の方々の現場復帰の為の研修』を実施すべきだと提案しています。

それにも関わらず、吉田市長はこうした提案を拒否しています。

授業料を値上げし、かつ、看護師育成の提案を拒否しているのが吉田市長です。

2025年問題に直面する市民のみなさまのことを考えれば、横須賀市議会が反対するのは、当然の『合理的な判断』でした。

そして、この議案の他にもいくつも否決や修正されたものがありますが、その全てにおいて否決・修正の理由は、市民のみなさまの暮らしを守る為でした。

吉田市長の思いつきのアイディアや、広告代理店の口車に乗せられて、効果も見込めないことが分かっているのに大切な税金が浪費されてしまうのを、市議会が拒否したのです。

「感情論」では反対しない。全ては「政策」で判断しています

小泉純一郎元総理が総理になった頃から、政治家はなにかにつけて『敵』を仕立てあげて、自分のことを『抵抗勢力』と闘う『正義の味方』に見せる、という手法が取られてきました。

多くの市民のみなさまはそれを鵜呑みにしてしまい、『正義の市長VS悪の政治屋=市議会』だと思い込まされています。

けれども、現実は違います。

市議会は『抵抗勢力』ではないし、吉田市長は『正義の味方』ではありません。

そんな対立構造に仕立てあげられることがフジノは大キライです。

いつもいつだって、フジノはどの1つの議案に対しても、何日も徹夜して調べて、血尿が出るほど悩み抜いた末に、市民のみなさまにとって「賛成」「反対」「修正」などのどの結論を取ることが最も良いことなのかを判断しています。

横須賀市長選挙に向けて「公開討論会」が開かれます

公開討論会は6月10日(月)18:30開会です

今日、市議会議員向けにお知らせが配られました。

公益社団法人横須賀青年会議所(JCI横須賀)の主催で、市長選挙に向けて、今回も『公開討論会』が行なわれます!

横須賀市長選挙・公開討論会・6月10日(月)開催です

横須賀市長選挙・公開討論会・6月10日(月)開催です


フジノは『ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟』に所属しているのですが、『JCI』はそのタッグパートナーとも言える存在です。

2000年代前半から、『政策本位での候補者選び』を進める為の様々な取り組みをしてきて下さいました。

その1つが『公開討論会の実施』です。

中でも『JCI横須賀』の活動は素晴らしいです。

8年前(2005年)、全国で初めて『公示前(選挙スタート前)』の公開討論会を行なったのは、この『JCI横須賀』なのです!

2009年6月18日の横須賀市長選挙公開討論会の写真です

2009年6月18日の横須賀市長選挙公開討論会の写真です


実は、公示前に公開討論会を行なうのは公職選挙法のしばりがたくさんあって、とても制約も多いのです。

それでも4年前(2009年)の市長選挙でも『公開討論会』を開催して下さいました。

そして、この6月の市長選挙を前に、今回も『公開討論会』が開かれます!

JCI横須賀のみなさん、本当にありがとうございます。

このまちの未来を決めるリーダーは「政策」で選ぼう!

市民のみなさまが政治家を政策本位で選ぶことを繰り返していくことで、必ず政治家は政策を大切にするように変わっていきます。

朝の駅前のちらし配りや街頭演説などでは、通勤・通学途中のみなさまがじっくりと政策に耳を傾けることはできません。

この討論会は、候補者の訴える政策をしっかり知ることができるチャンスです。

もちろん、公開討論会も完璧ではありません。

平日の夜の開催ですし、18時半スタートでは都内にお勤めの方々はまず間に合いません。

本来ならば、インターネットでの生中継や録画中継なども行なうべきだと思います。

それでも、今回も公開討論会が開かれることは、民主主義を前進させていく大切な取り組みです。

そして、市民のみなさまにとって、たくさんの課題が山積みのこのまちのリーダーを決める上で、良き判断材料になるはずです。

  • 日時:6月10日(月)開場18:00、開会18:30
  • 場所:ヨコスカ・ベイサイドポケット(横須賀市本町3-27。汐入駅徒歩1分)
  • 入場料:無料(定員になりしだい入場は締め切らせていただきます)
  • 問い合わせ先:公益社団法人横須賀青年会議所 046-824-1061

どうか1人でも多くの方に参加していただきたいです。

そして、あなたの毎日の暮らしの中で感じている「不安」や「困難」を変えてくれる『政策』を訴えている候補者を見極めて下さい。

あなたが必要としている『政策』を実現しようとしている候補者を、あなた自身が見つけて下さい。

選挙には行かない、政治は分からない、市長なんて誰がなっても同じ、ではありません。

確かに選挙に行くのはめんどくさいし、忙しくて時間がとれないかもしれません。

でも、その忙しさを生み出しているのもまた政治の結果なのです。

確かに政治は難しい単語で語られて、ふつうに暮らしている人々には分からないことばかりです。

でも、難しい単語や専門用語を使って政治を市民から遠ざけるような政治家は、ダメです。

もっとふつうの言葉で語りかける、分かりやすい説明を一生懸命行なおうと努力する政治家を選んで下さい。

そうすれば、政治はあなたにとって身近なものに変わっていきます。

確かに市長なんて誰がなっても同じだと思えるかもしれません。

でも、国会では『政権交代』が繰り返し行なわれることで、官僚の意識も大きく変化しました。選挙によって政治家の政策がより練られていき、少しずつではありますが、単なる理想を訴えるだけの政治ではなく、現実的な成熟した議論が行なわれるようになってきました。

横須賀市でも同じです。

36年間続いた官僚政治。

その『官僚政治』の打破を訴えて4年前に当選した吉田市長。

けれども、この4年間を振り返ってみれば大きな成果は何も無い現実。

さらに、今では、官僚以上に『官僚主義』に陥っている吉田市長。

あなたは、この先の4年間も吉田市長に横須賀市政を任せるのでしょうか?

それとも、改めて『政権交代』を横須賀でも選ぶのでしょうか?

それを決めるのは、市民のみなさまです。

つまり、あなたです。

みなさま、ぜひ『公開討論会』にいらして下さいね!

吉田市長のマニフェスト検証大会が5月3日に開催/横須賀市長選挙2013

マニフェストの最終評価を検証する会が開かれます

4年前、吉田市長はマニフェストを掲げて市長選挙に臨みました。

マニフェストとは『市民のみなさまとの契約』です。

したがって、任期が終わるにあたっては、その契約した中身がしっかり実行されたのかを検証するルールになっています。

これは、全国でマニフェストを掲げた政治家がみな責任をもって行なっていることです。

任期の真ん中であった2年前には、吉田市長のマニフェストを中間検証する為に、2011年5月25日には『横須賀市長マニフェスト中間検証大会』が開かれました。

そして、4年間の任期がまもなく終わる為、最終検証が行なわれます。

けさのタウンニュースの記事で開催が報じられました。

横須賀青年会議所が吉田市長のマニフェスト検証大会を開催

横須賀青年会議所が吉田市長のマニフェスト検証大会を開催


5月4日16時から、逸見の生涯学習センター大会議室で開催されます。

フジノとしてはぜひ1人でも多くの方々に参加していただきたいと願っています。

マニフェストを捨ててはいけない

残念ながら、吉田市長は、今回の市長選挙ではマニフェストを掲げないと明言しています。

フジノはマニフェスト選挙を推進する為の全国の議員で活動をしている『ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟』の1人として、本当に残念に感じています。

2009年9月3日、市長就任後初となる所信表明演説では、吉田市長はこのように述べました。

選挙において市民に付託されたのは「私」ではなく「マニフェスト」だと宣言した市長所信表明

選挙において市民に付託されたのは「私」ではなく「マニフェスト」だと宣言した市長所信表明


これは本当に素晴らしい所信表明演説でした。

それなのに、民主党政権の失敗からマニフェストそのものへの評価は下がり、吉田市長もマニフェストを捨てました。

マニフェストそのものの有効性は全く失われていないのに、それを捨てるということは、またも古い政治へと戻ってしまいかねません。

2013年市長選挙に臨む候補者のみなさまには、ぜひマニフェストを策定してほしいとフジノは願っています。

立候補予定者による討論会もぜひ開催してほしいです

4年前、2009年6月18日には『公開討論会』が開催されました。

8年前に第1回が開かれました。

運営を担当して下さっている横須賀青年会議所(JC)のみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。

JCのホームページにはすでに今年の討論会の開催に向けて、立候補予定者の方々への参加の呼びかけが行なわれています。

公益社団法人横須賀青年会議所HPより

公益社団法人横須賀青年会議所HPより


今回は、横須賀青年会議所(JC)のみなさまには、ぜひともインターネットによる生中継(Ustream)や録画中継も行なっていただきたいと願っています。

会場に来られない方々にも、ぜひご覧頂けるような形で運営をお願いしたいです。

どうか市民のみなさま、市長選挙に関わる様々な取り組みにお時間の許す限り、ご参加下さいね。

2012年第2回臨時会(12月27日)市長への質疑

藤野英明です。よろしくお願いします。

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葉山町ごみ処理広域化脱退損害賠償請求事件の第二審判決を受けて、市長は上告を求めて議案第150号・訴えの提起を提案しました。

しかし、上告しても判決が覆る可能性は低く、市民のみなさまに何の利益も与えないどころか、三浦半島全域に暮らす方々に不利益を被らせる可能性が高いと僕は判断しました。

そこで、以下の数点について市長の見解を伺います。

1.今年1月の葉山町長交代は本訴訟を早期解決に向かわせる好機だったはずだが、その為に吉田市長は、どのような取り組みをしたのか。

蒲谷前市長が起こしたこの訴訟は、三浦半島という狭い地域で隣り合う行政組織が訴えあう、住民不在の不毛な裁判でした。

本来、市長が交代した時点で訴訟を終えるべきでしたが、吉田市長は判断を誤り、訴訟を継続させました。

しかし今年に入って、もう1度チャンスがやってきました。

葉山町長の交代です。

今年1月の葉山町長選挙において山梨崇仁候補が掲げたマニフェストには、「ごみ処理」についてこのように記してあります。

「葉山町には最終処分場がありません。中間処理である焼却炉を含め、近隣自治体とのパートナーシップ、事業連携で安定的なごみ処理体制を再構築します」

森英二・前町長の押し進めたごみの単独処理からの方針転換を明確に打ち出していました。横須賀・三浦との訴訟も継続したくないという考えです。

つまり、町長交代を受けて、市長と新しい葉山町長が解決に向けてお互いに努力をすれば、住民不在の不毛な裁判をもっと早く終わらせることができたはずなのです。

そこで、これまで吉田市長は解決に向けてどのような取り組みをしてきたのか、次の4点について伺います。

【質問】
(1)今年1月に山梨崇仁氏が葉山町長に就任した後、この訴訟に関わる問題について、市長は葉山町長と直接に会って意見交換を行なったのでしょうか。

【質問】
(2)意見交換を行なったのであれば、いつどのような形で行ない、どういった内容を話し合ったのでしょうか。

【質問】
(3)意見交換をしていないのであれば、その理由は何故でしょうか。

【質問】
(4)葉山町長の交代後、本訴訟を早期解決に向かわせる努力として、市長は具体的にどのような取り組みをしてきたのでしょうか。

お答え下さい。
 

2.第二審判決が出た12月19日、市長を訪問した葉山町長の面談を拒否した理由は何故か。また、市長の対応に問題はなかったか。

第二審判決が出た12月19日、葉山町長は横須賀市役所と三浦市役所を訪れました。葉山町長はその理由を「町として争う意思は無く、誠意を示そうとして訪れた」と報道陣に述べています。

けれども、三浦市長は市長不在との理由から、横須賀市長は面談を拒否し、どちらの市長とも面談できませんでした。

テレビや新聞で報じられてこれを知った多くの市民の方々が驚きました。

住民不在の不毛な訴訟を終わらせる為には、トップ同士が腹を割って話し合うことが大切であるにも関わらず、市長という責任ある立場の人間が「会いたくない」と面談を拒否することはあってはならない、と僕は強い疑問を感じました。

面談を拒否した意図がどこにあったのか全く理解できませんので市長に、以下の6点について伺います。

【質問】
(1)事前に連絡が無かった為に葉山町長との面談を市長は拒否したと報じられていますが、それは事実でしょうか。

【質問】
(2)12月19日に第二審判決が出るとのスケジュールはこの訴訟の関係者は誰もが前もって知っている公然の事実であるにも関わらず、あらかじめ葉山町長(あるいは葉山町の事務方)から吉田市長に面談してほしいとの打診は事前に一切無かったのでしょうか。

【質問】
(3)12月19日の午後は、わずか数分間の面談が実現できないほどに市長は過密なスケジュールだったのでしょうか。葉山町長の来庁前後の市長の日程は具体的にどのようなものだったのか、総務部長、お答え下さい。

【質問】
(4)日程が理由ではなく、あえて面談を拒否したのでしょうか。もし何か戦略的な意図があって、あえてそうしたのであれば、面談を拒否することで横須賀市長は葉山町長にどのような意思を示す意図があったのでしょうか。

【質問】
(5)面談拒否を報道で知った多くの市民の方々は、むしろ吉田市長の大人気ない対応に深く失望している現状をどのように受け止めているのでしょうか。
 
【質問】
(6)葉山町長の訪問が突然の事だったとしても、あえて市長は会う時間を割くべきだったのではないでしょうか。

ここで過去の経緯を1つ挙げます。

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訴訟において横須賀市はごみ処理広域化の枠組みからの脱退にあたって葉山町が「取るべき手続きを踏んでいない」と主張してきました。

一方、葉山町は手続きを踏んだと主張しています。

それは、そもそも平成20年に葉山町がごみ処理広域化の枠組みから脱退した時、葉山町長の面会の求めに蒲谷前市長が応じることができず、かわりに副市長が面会をしたことに起因しています。これをもって葉山町長は、広域化の枠組みを脱退するにあたって「取るべき手続きを踏んだのだ」と主張したのです。

こうした過去の経緯を考えれば分かるように、会わなかったことが『脱退』という相手の真意を汲めずに、結局は、訴訟へとつながりました。

吉田市長の今回の面談拒否という対応は、前市長と全く同じ轍を踏んでいます。

しっかりと葉山町長に会って、腹を割って対話を重ねて、お互いの妥協点を探して努力するという対応こそが、必要だったのです。

つまり、市長は相手方に非があろうがなかろうが、葉山町長と面談をすべきだったのではないでしょうか。

お答え下さい。
 

3.有権者の負託という選挙結果に基づく政治情勢の変化を「司法」が判断することの『限界』について、自らもマニフェストを掲げて当選を果たした吉田市長はどのように考えているか。

そもそもこの訴訟を起こしたことそのものが間違っていると僕が考える理由の1つは、「政治」と「行政」が本来の働きをせずに安易に「司法」に判断を委ねたからです。

本来は、「政治」が決着をつけるべき課題を「司法」に判断させることは「政治」の努力不足です。

また、行政組織である市役所と町役場が対立して自らの努力では問題を解決できずに「司法」に判断を委ねることは「行政」として敗北です。

吉田市長は政治家であると同時に行政のトップでありながら、自ら解決する努力を放棄して「司法」にその判断をあおぐという安易な選択をしたのは、政治家としても行政トップとしても失格です。

市長ご自身はその意味を理解しておられるでしょうか。

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今回、高等裁判所の第二審の判決文を読んで、政治・行政の判断に対して司法が価値判断を下すことの無理を改めて痛感しました。

具体的には、13ページ6行目から9行目にこう記されています。

「地方公共団体の施策決定の基盤を成す政治情勢の変化をもってただちに前記のやむを得ない客観的事情にあたるものと解すべきではない」

分かりづらいので僕の言葉で言い直しますと、

「選挙で町長が交代したからといって政策を変えるということはやむを得ない事情とは言えない」

と高等裁判所は判断した、ということです。

けれども、それは間違っています。

そもそも選挙とは、これまでの政策を続けるか、それともその政策を変えるべきか、という有権者の選択の場です。

その有権者から投票という形で負託を受けた新しい首長が自らの掲げた選挙公約やマニフェストに基づいて、それまで継続されてきた政策を大きく転換する可能性があるということは当然の前提なのです。

継続されてきた政策を転換することで、新たな利害やトラブルが当然ながら発生します。

そうしたリスクにも関わらず、政策を変えることができるのは首長の決断には選挙によって民意という正当性が付与されるからなのです。

こうした選挙によるダイナミックな政策転換こそが民主主義の根本的な原則だと僕は信じています。

それを今回の判決文のように「司法」が「やむを得ない客観的事情にあたるものと解すべきではない」と判断を下したことは、「司法」の越権だと僕は考えています。

また、選挙による有権者の選挙公約・マニフェストへの負託が軽んじられた司法判断だと僕は考えています。

そこで市長に伺います。

【質問】
自らもマニフェストを掲げて当選を果たした吉田市長は、第二審判決文の当該部分について、どのように考えているのでしょうか。

お答え下さい。
 

4.訴訟を続けることは、三浦半島全体に不利益をもたらすのではないか。

僕がこの訴訟そのものに反対してきた理由の1つは、行政組織同士の対立は住民に不利益をもたらすからです。

地図の上では行政組織ごとに境界線が引かれていても、実際に暮らしている住民にとって、三浦半島の中に境界線は存在していません。

葉山町・横須賀市・三浦市を含めた三浦半島は一体のもので、歴史的・文化的にも相互に深くつながっており、経済的にも密接な関係にあります。

湘南とも横浜とも違う、半島という地域特性によって、1つの存在としての一体感を持っています。

さらに市や町の枠組みを超えた半島全体での取り組みも実際に増えています。

具体的に保健医療福祉分野で例を挙げれば、三浦半島は1つの「2次医療圏」であり、1つの「障がい保健福祉圏域」であり、1つの「高齢者保健福祉圏域」です。

「横須賀三浦障がい保健福祉圏域自立支援協議会」や「三浦半島地区メディカルコントロール協議会」などの組織も協同で設置しています。

1つの自治体では対応することが不可能な保健医療福祉サービスを圏域全体で協力して対応しなければ、住民のいのちと暮らしは守れないからです。

三浦半島はひとつになって、お互いに力を合わせて協力しあっていかなければ、この厳しい経済社会状況の中、共倒れになるだけです。

それにも関わらず、すでに4年間にわたって、半島の中で訴訟を続けていることは明らかに異常事態です。

訴訟の結果、見かけ上は賠償金が得られるとしても、実際には狭い半島の中で「葉山地域」の住民の税金が「横須賀地域」に移動するだけのことで、商業的な付加価値も生まなければ、何の経済効果も無く、納税者にとっては全く無意味です。

上告していたずらに訴訟を続けることは住民の想いとかけ離れているばかりか、

保健医療福祉をはじめとする三浦半島圏域で一体となって行なわねばならない取り組みにも、悪影響を与えるのではないかと強い懸念を抱いています。

【質問】
市長は、こうした懸念の声にどう答えるのでしょうか。

お答え下さい。

5.この訴訟は具体的に市民にどんな利益をもたらすのか。

上告をして訴訟を続けた末に、市民にどんな利益がもたらされるのか、全く見えません。

街角でも、井戸端でも、市民は誰もこの訴訟を話題にしません。

訴訟の内容そのものを説明しても、上告など誰も望んでいないのが現実の市民の声です。

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そして、こんな裁判に対しても市民のみなさまからお預かりした大切な税金が使われていることに強い怒りがあります。

あえて税金を投じてまでこんな訴訟を継続する必要性は無いと僕は断言します。

こうした僕の意見に対して、そして市民のみなさまに対して、市長はどう説明するのでしょうか。

【質問】
(1)上告しなかった場合、本市が受けられる賠償金額はいくらなのでしょうか。また、上告しなかった場合のこれまでの訴訟に関わる総費用はいくらでしょうか。

【質問】
(2)上告して敗訴した場合、本市が受けられる賠償金額はいくらなのでしょうか。また、上告して敗訴した場合の訴訟に関わる総費用はいくらになる見込みでしょうか。

【質問】
(3)吉田市長は、この訴訟を続けることが市民にどのような利益をもたらすと考えているのでしょうか。

【質問】
(4)吉田市長は、上告しても敗訴した場合、市民に不利益を与えることになるとは考えていないのでしょうか。

以上お答え下さい。

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質問は以上ですが、議案について、最後にひとこと申し上げたいことがあります。

こんな訴訟を続けることで、市役所の職員が何名もかかりきりになり、担当者、課長、部長、副市長、市長、そして市議会議員と多くの人間の大切な時間がこれに費やされてきました。

相手方の葉山町でも、三浦市でも同じようにたくさんの人間がこの訴訟に時間を奪われています。

さらに今日はこうして臨時議会まで行われています。

本当であれば、もっと他の仕事に費やすことができた貴重な時間が失われてしまいました。

これだけ多くの人間がこの問題でこれまでに費やした時間を金額に換算したら、税金が一体いくら不毛に浪費されたことになるのでしょうか。

何千万円どころでは無く、何億円にものぼると思います。

この訴訟は人件費がムダになったから賠償しろという内容ですが、この訴訟をしていることそのものがむしろ、人件費の壮大なムダになっていることを理解すべきです。

市民のみなさまは、我々政治家に対して、もっと意義のある仕事をしてほしいと望んでいるはずです。

市長が議案を出してきた以上しっかりと質疑は行ないますが、

「こんな議案を審議する為に僕は政治家になったのではない」

と、とても虚しく感じます。

被災地のがれき受入問題、そして今、漁網受入問題でも、吉田市長の対応のまずさによって、地域に暮らす人々はお互いに疑心暗鬼になりました。地域の絆が損なわれかねない苦しい状況に追い込まれています。

地域を守る、人々の絆を守ることが本来の政治家の仕事のはずです。

かつて2009年の所信表明演説で吉田市長は、三浦半島の「半島文化」について述べて、0468の市外局番を持つ三浦半島で暮らす我々を『三浦半島人』と呼びました。

そんな吉田市長の本来の仕事はその『三浦半島人』の絆を守ることではありませんか。

この小さな半島の中でお互いに争いを続ける為の議案を出す為に吉田市長は市長になったのでしょうか。

吉田市長は何をすべきだと信じて市長になったのか、初心に帰ってほしいと切に望みます。

市長の誠実な答弁を期待して、これで僕の一問目を終わります。

 

 

 

4年ぶりに「基地周辺地区安全対策協議会」が再開へ/フジノの提案、実現します

基地周辺地区安全対策協議会の開催がアナウンスされました

本日、政策推進部長から全市議会議員宛に報告がありました。

『基地周辺地区安全対策協議会』を開催する、との内容です。

2008年に最後に開催されて以来、約4年ぶりの再開となります。

基地周辺地区安全対策協議会の開催通知


2006年1月3日早朝、米が浜通りで出勤中の横須賀市民の女性が米兵によって強殺されるという残忍な事件が起こりました。

フジノは、この殺人事件の裁判の傍聴に通い続けました。

決して『特殊な異常者』が殺人を侵すのではありません。いわゆる白人ではない貧困層の若者が、軍隊にしか勤め口が無く、抑圧された軍隊組織の中で戦争に送り込まれていくと、ふとしたきっかけで残忍な犯罪を起こしうるのです。

(その後も米兵による殺人が横須賀で起こり、その裁判の傍聴にも通いました。そこでもフジノは同じ結論に至りました)

この殺人事件を受けて、2006年3月29日に、第1回の『基地周辺地区安全対策協議会』が開かれることとなりました。フジノは『基地周辺地区安全対策協議会』にも毎回参加しました。

この『協議会』に対してフジノは不満もたくさんありましたが、それでも一定の効果を持つ『ソフト面の対策』としてとても有効だと考えるに至りました。

それからフジノは、米兵によって重大な犯罪が起こされるたびに『基地周辺地区安全対策協議会』の開催を求めてきたのです。

決してこの『対策協議会』は特効薬ではありません。

けれども、米海軍からトップクラスの人間が参加して、横須賀市、警察、町内会、商店会など、市民を含めたあらゆる立場のメンバーが同じ危機感と問題意識を共有する場を持つことは、とても重要です。

メンバーの関心が増すのはもちろんのこと、対策としてより具体的な取り組みが成されるようになります。

そこで、2012年の今まさに相次いでいる米兵犯罪を防止する為に、フジノは12月議会での一般質問において、この『基地周辺地区安全対策協議会』を開催するように吉田市長へ提案しました。

そのフジノの提案が実現することになりました。

まずは良かったです。

けれども、本当に大切なのは『安全対策協議会』を開いた後です。

2012年12月議会・一般質問より

フジノの質問

5.相次ぐ米兵犯罪への、より実効性のある具体的対策を米軍に提案する必要性と、本市独自の取り組みの必要性について

沖縄県での米兵による集団強姦致傷事件を受けて、米軍は夜間外出禁止令を発したものの、米兵による事件が相次いでいます。

さらに11月23日には、米海軍横須賀基地に所属する米兵が『公然わいせつ罪』によって逮捕されました。

国内外で広く取り入れられている犯罪学の『割れ窓理論』に基づけば、こうした軽微な秩序違反行為をしっかり取り締まらなければ、いずれは凶悪犯罪が起こりうるとしています。

本市ではかつて複数の強盗殺人が起きています。

そうした被害者の犠牲を絶対にムダにしない為にも、凶悪犯罪を再発させてはなりません。

3日前には、米海軍横須賀基地に所属する全ての兵士の飲酒を禁じる『夜間禁酒令』が出されました。

しかしこんな『禁止令』はまず実現不可能で、逆に、状況を悪化させるのでは無いでしょうか。

むしろ、ささやかなことであっても実現可能な対策を1つずつ実施していくことこそ必要だと僕は考えています。

(質問(1)は省略)

(2)本市もできる取り組みを行なうべきではないか

まもなく年末で、これから飲酒量が増える時期です。

米軍自身による綱紀粛正の徹底は当然ですが、市民の安心安全を守るという観点から、本市が自らできることに取り組むべきです。

例えば、『基地周辺地区対策協議会』を再開して、具体的な対策を考えていくことなどが必要だと僕は考えます。

【質問】
そこで市長に伺います。

本市が決断すれば実施できる取り組みを、積極的に行なっていくべきではないでしょうか。お答え下さい。



市長の答弁

議員ご提案の通り、米軍関係者の事件を再発させない為に、本市としても取り組むことは必要であると思います。

毎月1回、金曜日の夜に地元町内会の方が中心となり実施されている夜間パトロールには、本市としても積極的に協力をしています。

また、事件の再発防止については機会があるごとに米側に申し入れているところですが、今後におきましても再発防止に向け、米側としっかり話し合って行きたいと考えております。

<ここからは、一問一答方式での質疑になります>


フジノの質問

市独自の施策について質問します。

先ほどの質問の中でも申し上げましたが、『基地周辺地区安全対策協議会』を再開する予定はありませんか?



市長の答弁

『基地周辺地区安全対策協議会』は平成20年に開催されて最後ということもありますので、こちらは必要に応じて開催していきたいと考えています。



フジノの質問

「必要に応じて」というのはどういう時でしょうか?

僕は今すでに「必要だ」と思っているのですが、いかがでしょうか?



市長の答弁

米軍で今回また新たな再発防止策がとられた訳ですけれども、そういったものの説明を受け、その意見交換をする場として開催するというのも選択肢の1つであろうと認識しています。



フジノの質問

そこは同意します。

以前に開催されていた時期には、『安全対策協議会』では米軍から具体的な対策プログラムが副市長に報告されて、我々もどういう対策が行われているのかというのが非常に理解しやすかった。

そういう米軍との意見交換の場を、市長は日常的な対話の場を持っていると思うのですが、市長だけではダメなんです。

市民、商工会議所など多くのメンバーが入っていた『安全対策協議会』の場では、広く情報交換ができる訳です。そういう意味でも、早期に『対策協議会』をぜひ開催していただきたいというふうに思います。



前市長と同じ答弁をした吉田市長にはがっかりした

それにしてもうんざりさせられたのは、フジノの提案に対して吉田市長が蒲谷前市長と全く同じ答弁をしたことです。「必要に応じて開催していきたい」と。

2007年の前市長への質疑の時も2012年の今回の質疑にも、事務方の答弁を書いている市職員が同じ人物なのかもしれませんが、バカにするのもいいかげんにしてほしいです。

「必要に応じて開催する」なんてくだらない官僚答弁はやめてほしい。

こちらは市民の命がかかっているから「今すぐに必要だ」と必死に提案しているのです。

前市長はフジノが何度も提案した後にようやく開催することにしました。

今回、吉田市長が唯一マシなのは、フジノの1回の提案ですぐに開催することにしたことです。

けれども、前市長も吉田市長もどちらも本会議では「開催する」と答弁せず、その後に開催すると決定しました。これでは意思決定が遅い。

そもそもフジノに提案されて動くのではなく、自分で決心してすぐに開くべきなのです。



「いのちを大切にする横須賀へ」とマニフェストに記した市長は「行動」で示してほしい!

3年半前、「いのちを大切にする横須賀へ」と吉田市長はマニフェストに記しました。市長に当選してからも、横須賀市の『基本計画』における『重点プログラム』として「いのちを守るプログラム」の項目を入れています。

しかし、「いのちを守る」という言葉に対して、もっと真剣になるべきです。

政治家の仕事とは「いのちを守ること」だけしか無い、とフジノは考えています。いのちを守る為に成すべきことに全身全霊をかける。他に政治家に仕事なんて無いはず。

市長はもっと「いのちを守る」という言葉の重みを、行動で示すべきです。



まもなく12月議会/吉田市長は最後に1つだけでも成果を出せるのか?

けさは『議会運営委員会』が開かれました。来週28日(水)から12月議会がスタートします!

市長への一般質問を行なう予定者は12名と多数になりましたので、初日(29日)と翌日の予備日(30日)の2日間にわたって本会議を開きます。

もちろんフジノも市長への一般質問を行なう予定です。質問の順番は、28日の議会運営委員会で抽選によって決まります。

12月議会のポスター

12月議会のスケジュールは下の通りです。

12月議会スケジュール
11月28日 議会運営委員会(いわゆる「直前議運」と呼ばれるもので、翌日の一般質問の質疑の順番などが決まります)
11月29日 本会議(1日目・市長への一般質問)、教育福祉常任委員会(請願の審査に参考人を呼ぶか否かを議論します)
11月30日 本会議(2日目・市長への一般質問、市長から提出議案の説明)
12月3日 教育福祉常任委員会と都市整備常任委員会(市長から提出された議案を審議、市民の方々から出された陳情・請願の審議、部局から報告事項を受けてその内容について質疑、所管事項についての質疑など)
12月4日 予備日(本会議や委員会が延びると予備日を使用します)
12月5日 総務常任委員会と生活環境常任委員会 (市長から提出された議案を審議、市民の方々から出された陳情・請願の審議、部局から報告事項を受けてその内容について質疑、所管事項についての質疑など)
12月6日 予備日
12月7日 自治基本条例検討特別委員会と防災体制等整備特別委員会
12月10日 予備日
12月12日 予算決算常任委員会理事会、予算決算常任委員会(予算に関わる議案はここで賛否の採決を行ないます)
12月14日 議会運営委員会(討論の順番を決めたりします)、本会議(最終日。委員長による委員会審議の報告、賛否の討論、議案の最終的な採決)、議員研修会

12月議会では、いつもの補正予算案の審議に加えて、吉田市長のマニフェストに関わる3つの議案も審議される予定です。

吉田雄人マニフェストより

吉田雄人マニフェストより

  1. 自治基本条例案(継続審議になっています)
  2. 『住民投票制度』をつくる為の条例案
  3. 『地域運営協議会』をつくる為の条例案

まもなく吉田市長の任期4年間が終わろうとしています。

市長に就任してからこの3年半、吉田市長が選挙で掲げたマニフェストや公約は、ほとんど実現していません。成果といえるものは、ほぼゼロです。

ですから、この3つの条例案は、吉田市長のラストチャンスだと思います。これらさえも実現できないとすれば、もはや次期市長選挙には立候補すべきではない、とフジノは考えています。

2011年1月のフジノの活動日記で書いたことを改めてここに記します。

フジノとしては、市民のみなさまがハッキリと意思表示をできるようになる常設の『住民投票制度』を盛り込んだ自治基本条例の実現こそが、何よりも重要だと考えています。

 

これは吉田市長のマニフェストであるだけでなくフジノが政治家になってからの8年間を通しての悲願でもあります。

 

このまちの主役は、市議会でも市長でも無く、市民のみなさまであるということを制度として保障するのです。

 

この国には『お任せ民主主義』が蔓延しています。それでは絶対にダメなのです。

 

政治家も官僚も万能なんかではありません。市民のみなさまこそが、自分のまちを動かしていく存在なのです。その意識をハッキリと感じていただく為にも住民投票制度を実現することは重要です。

 

眠ってしまっている市民のみなさまの目を覚ます為の劇薬ともいうべき存在が住民投票制度です。

 

これは、絶対に実現しなければいけません。

 

吉田市長にとっては、美術館問題をはじめとする、あらゆる選挙公約・マニフェストが崩れ落ちた2年間でした。これまで成果と言えるものは、ほとんど何も思いつきません。

 

今年、住民投票制度をもりこんだ自治基本条例を実現できるかどうか吉田市長のラストチャンスだとフジノは考えています。

 

この12月議会で「吉田市長の4年間とは何だったのか」の結論が出るのだと思います。

また、地域主権一括推進法によって、横須賀市が福祉施設などの新たな基準を設ける為の議案がたくさん出されます。

フジノたち教育福祉常任委員会では36本の議案を審議する予定です。

市民の方々から出されている請願・陳情についても、とても重要なものがいくつも出されています。例えば、保育園の給食についても小学校同様に放射線量の測定を行なってほしいという請願をはじめ、社会福祉関係の県単独補助制度の維持継続を求める意見書を提出してほしいという陳情などです。

さらに、追加で『教育委員会委員』などの人事案件についての議案も出される予定です。

どの議案・請願・陳情もしっかり議論していきます!

財政白書をどうか読んで下さい

市民のみなさまにお伝えする為の『財政白書』が発行されました。

ぜひみなさまに読んでいただきたいと思います。
こちらです。

横須賀市財政白書

 

財政状況を市民のみなさまと共有する為の『財政白書』を発行することはとても大切です。

市長選挙の時にフジノが吉田候補を支持した理由の1つが『マニフェスト』の中で「財政状況がよくわかる冊子を全戸配布します」と記されていたからです。

吉田市長のマニフェスト

市長選挙の時に掲げたマニフェストの中の「財政白書」にあたる部分

 
『マニフェスト』の原文では「全戸配布します」とありましたが、それは市議会の反対によって実現できませんでした。

そのかわり、横須賀市ホームページに掲載したり、広報よこすかに概要を載せたり、出前トークで活用したりという形をとっています。

全戸配布はできないけれども1人でも市民の方々に読んでいただく為に、このフジノHPにも『財政白書』を掲載しましたので、どうか読んで下さい。

基幹的な収入の減少

 

もちろん、読んでも全くおもしろくありません。明るい内容は何もありません。

あるのは、バブルに溺れた上の世代が負の遺産として今の世代に押しつけた残骸です。将来の見通しが甘いまま、ハコモノ建設にひたすすんだツケの数々が記されています。

読んでいるうちにムカついてくるかもしれません。

それでも現実から目をそむけることはもはやできない、というのがフジノの想いです。

人口の減少と構成の変化

 

数ページだけペラペラとめくって流し読みするだけでもけっこうです。どうか、この横須賀市の深刻な財政状況について、フジノと想いを共有して下さい。

特に、怒りを。

基金の減少

 

「この『財政白書』では、まだまだ表現が甘い」

「吉田市長に都合が良いように書かれている」

そんなふうに感じる部分も複数あります。

それでも。

それでもフジノとしては1人でも多くの方々に読んでいただきたいと強く願っています。どうかご覧ください。

政治家フジノがつくった唯一のハコモノ、「スワンベーカリー県立大学駅店」

政治家フジノがつくった唯一のハコモノ「スワンベーカリー」

今日は、『スワンカフェ&ベーカリー赤坂店』へ。
 
赤坂に仕事で来ると、いつもごはんをここで食べることにしています。

何故かというと、店内にところせましと全国のスワンベーカリーの写真が飾られていて

2006年にオープンした横須賀の『スワンベーカリー県立大学駅店』の写真もあるからです!

『スワンカフェ&ベーカリー赤坂店』前でフジノ

『スワンカフェ&ベーカリー赤坂店』前でフジノ


全国のスワンベーカリーの中に横須賀店があることは、フジノの誇りです。

スワンベーカリー県立大学駅店が5周年を迎えました

実は、横須賀のスワンベーカリー(県立大学駅店)が3月6日で5周年を迎えました

2006年3月の内覧会から、もう5年も経ったのですね~。
 
本当に早いものです。

全てのスタートは2004年でした。

かねてから『障がいのある人も無い人も共に働く場』としての成功例である『スワンベーカリー』をフジノは横須賀に作りたかった。

ヴェルニー公園に市が新たにつくるカフェとして、ヤマト福祉財団に対して「スワンベーカリーを出店してほしい」とフジノは提案しました。

残念ながら、これは条件が合いませんでした。

しかし、横須賀へのスワン誘致へのフジノの想いは強かったので、今度は横須賀市に対して2005年に市議会で提案をしました。

ときの沢田市長がその提案を受け入れてくれて、みずから京浜急行に働きかけてくれました。

そして、京浜急行も決断をしてくれて、『特例子会社』である京急ウィズが『スワンベーカリー』を横須賀でオープンすることになりました。

沢田元市長には深く感謝しています。

2011年4月6日・神奈川新聞より

2011年4月6日・神奈川新聞より


障がいのある人も無い人もともに働ける。それがスワンベーカリー。

そして、スワンの取り組みがどんな企業でも当たり前のことになることを、フジノはいつも願っています。

「特例子会社の横須賀への誘致」は今年の予算にも計上されました

そして、障がいのある人も無い人もともに働ける社会に向けた1つの過渡的な手段として『特例子会社』があります。

「横須賀市内への特例子会社の設立・誘致」をフジノは2003年から提案し続けてきました

そのフジノの想いは、吉田市長のマニフェストの中にも盛り込まれました。

吉田市長のマニフェストより

吉田市長のマニフェストより


そして彼が市長になった今では、

特例子会社の誘致の為の事務費は今年の予算にもしっかりと載っています。

これからもっともっと障がいのある人も無い人も共に働いていかれる当たり前の世の中になるように、しっかりと働いていきます!

「療養病床の廃止」の凍結が国会で明言されました!/衆議院予算委員会で長妻昭厚生労働大臣が答弁

「療養病床の廃止」の凍結が国会で明言されました!

国会では、予算委員会がスタートしました!

今年の夏の衆議院選挙では、あらゆる政党のマニフェストをフジノは徹底的に読み込みましたが

民主党のマニフェストの中には下の画像のように

『当面、療養病床削減計画を凍結し、必要な病床数を確保する』

という政策が記されていました。

民主党マニフェスト・P25より

民主党マニフェスト・P25より


フジノはこの政策に大賛成です。

横粂勝仁さん(現在・代議士)の選挙を支援をする中でも、マニフェストのこの部分についてはフジノの街頭演説でも何度もとりあげました。

政権交代がなされた今、一刻も早くこのマニフェストを実現してほしい!

そう強く願ってきました。

それが今日の予算委員会での平岡秀夫さんと長妻厚生労働大臣との質疑の中で

「療養病棟の削減計画は凍結する」

という主旨の答弁がなされたのです。これは快挙です!

もちろん、マニフェストで契約したのですから当然ですし、国会答弁はただの答弁でしかなく実行されなければ意味はありません。

けれども、フジノのように植物状態(遷延性意識障害)の父がいるような家庭にとってはつまり、全国にすさまじく多い介護難民のみなさまにとっては大きな、とてつもなく大きな一歩です。

新しい政府には、一刻も早い対応を実行してほしいです。可能な限り、早く!とにかく早く!

いのちがかかっているのです!



ひるがえって横須賀の現状はどうか?/あまりにも多い待機者数

さて、新しい中央政府は新たな方針を打ち出しましたが、地方政府である横須賀市の現状は、どうでしょうか。

この問題を、政治家としてフジノはしつこくずっと追い続けてきました。

蒲谷前市長に対しても厳しく追及してきましたし、それは吉田新市長に対しても同様です。

いのちがかかっている問題だからです

特に、横須賀市内には介護療養病床がたった90ベットしかありません。

その為に、本来ならば、療養病床でのケアが必要な方々も、しかたがなく全く別の施設なのですが『特別養護老人ホーム』への入所を申請しているという実態があります。

では、この特別養護老人ホームへの待機をしている方々がどれくらい多いかといえば、2,072人にものぼるのです。
 (この中には、フジノの父も入っています)

さらに、2,072名の方々のうち、特に重度の方々は1,402人にものぼるのです。
 (フジノの父もここに入っています)

この2つのデータは2008年4月1日現在です。

さらに、少し古いデータなのですが、平均的な入所への待機期間は2年3ヶ月にもなるのです。

けれども、特別養護老人ホームでは、フジノの父のような、気管切開(のどに穴をあけてタンの吸引をしている方)であったり、経管栄養(胃に穴をあけて点滴のように栄養を送り込んでいる方)であったりという方々は、絶対に受け入れてはくれません。

旧政権の明らかな政治の失敗によって、このまちにも、『介護難民』があふれているのです。

吉田市長のマニフェストには特別養護老人ホームの待機者数を減らすことがはっきりと記されています。

しかも、前回の9月議会でのフジノの質疑に対して、「待機をしている方々は本当はどのような方々なのかを精査したい」と答弁してくれました。

待機者2,072人の中には、絶対に

  • 知的障がいのある方々が高齢になった今、受け入れてもらえていない

  • 父のように本来は療養病床が担当すべき人が受け入れてもらえていない

という現実があるはずなのです。

単に、要介護度3以上が重度という扱いで重度の待機者は1,402名です、なんてデータは使いものになりません。

本当に必要なのはどのような介護サービスなのか。どのような施設が本当は求められているのか。

  • 第1に、待機者を減らすことは今すぐ徹底的に行なうべきです。

  • 第2に、待機している方々の本当のニーズに応じた対応をなすべきです。

政治・行政の方針ひとつで救うことができるいのちをあっけなく失わせることができます。

本来、政治というのは、いのちをまもることが最大の仕事のはずです。

中央政府も地方政府もこの当たり前のことをしっかり進めるように

フジノだけでなく、どうか市民のみなさま、あなたも一緒に厳しくチェックをしつづけてください。お願いします!



後日談

翌日の新聞にも大きく掲載されました。

2009年11月3日・東京新聞より

2009年11月3日・東京新聞より

介護療養病床の廃止『凍結』
実態調査踏まえ判断

長妻昭厚生労働相は2日の衆院予算委員会で、慢性疾患の高齢者が長期入院する介護型療養病床について、2012年3月末までの廃止方針を凍結する考えを明らかにした。

療養病床が削減された場合、入所者は特別養護老人ホームなど別の介護保険施設に移されると説明した上で

「受け入れ側のベッド数がどうなっているか議論が整理されないまま社会問題になっている。凍結しようと考えている」

と表明した。

また長妻氏は、事務方に実態調査を指示した。

廃止凍結など方針見直しには医療制度改革関連法(06年6月成立)の改正が必要だが、同氏は実態調査を踏まえた上で判断する考え。

予算委で長妻氏は

「法律で『廃止』となっているが、(時期を)猶予することも含め検討したい。患者が本来受けるべき介護、医療となるよう丁寧にやりたい」

とした。

社会保障費抑制の一環として自公政権下で決まった療養病床削減は、介護保険適用の介護型(今年6月時点で約9万床)を老人保健施設などに転換させた上で全廃し、医療保険適用の医療型(同約26万床)を22万床まで減らす計画。

「多くの高齢者が、必要なケアを受けられない医療・介護難民になる」

などの批判が上がっていた。

民主党は政権公約で

「削減計画を凍結し、必要な病床数を確保する」としている。

(引用おわり)