朝日新聞「窓~論説委員室から~」でフジノが紹介されました/これまで実現してきた自殺対策の取り組みを全国に知ってもらえました

朝日新聞『窓~論説委員室から~』でフジノが紹介されました

11月15日に取材を受けた朝日新聞・論説委員の石橋英昭さんから

「今夜の夕刊に掲載予定です」

と、ご連絡をいただきました(石橋さん、ありがとうございます)。

そこで仕事の合間を縫ってバイクに乗って、汐入駅の売店で朝日新聞の夕刊を買いにいきました。

帰宅ラッシュで混みあう駅前の売店に寄りかかりながら、新聞をひらいて読んでみました。

足早に帰路につく人々は、会社員だった頃の僕の姿と同じです。

かつての僕は、自分が新聞に載るなんて思いもしませんでした。

きっとあなたは自分自身の名前が載った新聞を読むことになるなんて思ったりはしないことでしょう...。

僕は自分がこんな人生を送ることになるとは想いもしませんでした。

ただふつうに暮らせれば、それだけで良かったのに。

決して悪い意味では無くて、そこに描かれていた僕の姿は、僕と同じ名前だけれども僕自身では無いような気がしました。

政治家として誰よりも歯を食いしばって仕事をしている自負心はあるけれど、それは美談でも何でもない。

現実の世界でキーボードを打ってこれを書いている僕は、

今この瞬間もあらゆることに悩み迷いもがいていて何ひとつ乗り越えられていないし、

前に歩もうとしても足が前に出ずに、立ちすくんでしまう瞬間がたくさんあります。

ただのどこにでもいる存在でしかない僕が今こうして生きていることに苦しみを感じます。

そんな自分をあえてとりあげてくれた石橋論説委員に感謝しています。ありがとうございます。

下が記事の全文です。

2009年12月7日・朝日新聞・夕刊より

2009年12月7日・朝日新聞・夕刊より

窓~論説委員室から~ 『心のガードレール』

いつしか心を病んだ恋人を、懸命に支えてきた。
 
回復の兆しが見え、距離を置いて見守っていたある日、彼女は突然、命を絶ってしまう-。

そんな経験をした藤野英明さん(35)は、初めは自分を猛烈に責めた。
 
見かねた親友に

「自殺のない世の中をつくればいいじゃないか」

と、諭された。

政治家ならできることがあるはずと、勤め人を辞め、地元神奈川県横須賀市の市議になったのが6年半前のことだ。

まだ、自殺の問題を議会で口にするのがはばかられたころだった。

市の幹部の1人は

「勝手に死んだ人の面倒まで、行政は見ていられない」

と言った。

だが、藤野さんの訴えは次第に共感を広げてゆく。
 
06年に成立した国の自殺対策基本法も、追い風になった。

市独自の「いのちの電話」を立ち上げる。
 
消防局に自傷行為で救急出動したデータを報告させ、分析する。保健所の協力で、自死遺族の集まりを開く。

2年前の市議会では、市長が初めて施政方針の演説で自殺予防に触れた。

遠い身内や、知り合いの知り合いに自殺者を持つ人は少なくない。ごく身近な悲劇を減らすことこそ、地方政治の仕事ではないか。

そう考える藤野さんは『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』を結成し、情報交換を進める。

交通事故で命を奪われる6倍もの人が自死している日本。

街のあちこちに、心のカーブミラーやガードレールを、取り付けてゆきたい。

(石橋英昭)

現在フジノは代表を交代しましたが、『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』では今も全力で活動をしています。

18日には、福島みずほ自殺対策担当大臣をはじめ、副大臣・政務官に『有志の会』として直接にお会いして自殺予防対策のさらなる推進を訴えにいきます。

地方議員は、国会議員よりも現場に近い存在であって、本気で働けばいくらでも自殺対策に乗り出すことができます。

これを読んでいるあなたが地方議員でもしも自殺対策を本気で進めていこうと考えているならば、ぜひ一緒に活動してみませんか。

誰もが希望を感じて生きられる社会へと身近なまちから変えていきたいと願う方がいれば、ぜひ一緒に活動していきましょう。

必ず自殺を減らすことはできます。

もっともっと暮らしやすいまちへと変えていくことは、必ずできます。

その為に、どうかあなたの力を貸して下さい。
 
一緒に『生きやすい社会』を創っていきましょう。

そして、市民のみなさま。

必ず自殺は減らすことができます。

自殺に追い込まれる犠牲者をゼロへとしていく為にどうかみなさまの力を貸して下さい。

お願いします。