滋賀県東近江「三方よし研究会」の取り組みを横須賀でも実現したい/ついに小鳥輝男先生の講義を受けることができました

ついに小鳥輝男先生の講義を受けることができました!

夕方から、新年最初の大学院での聴講でした。

国際医療福祉大学院


青山一丁目駅から徒歩1分、国際医療福祉大学院へ向かいました。

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世の中はまだ松の内ですから、都内はすごい人出でした。

楽しそうにお正月気分を満喫しておられるたくさんの方々の姿を横目に、フジノはひたすら勉強です。

仕事漬けの暮らしですが、フジノは決してそれがキライではありません。

楽しそうに過ごしている人々が明日も楽しそうに暮らせるようにするのが政治家の仕事ですから。

楽しそうな人々の姿を見られることはは、フジノの喜びの1つでもあります。



「三方よし研究会」を学びたくて、受講を決めたのです

今夜の講師は小鳥輝男先生『三方よし研究会』世話人代表・小串医院院長・前滋賀県医師会長)でした。

後期も大学院で聴講をしようと決めた理由の1つが、この『三方よし研究会』の取り組み(2007年10月スタート)を学ぶことでした。

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だから、今夜はますます気合いが入りました。



「三方よし研究会」の取り組みは横須賀にとってお手本です

『三方よし研究会』の取り組みをひとことでお伝えするのは難しいのですが、地域包括ケアを実現する為の、あらゆる職種がひとつになって進んでいく集まりです。

似たような集まりは横須賀市にもあります。

昨年からようやく横須賀市・医師会・衣笠病院の共同で多職種連携の為の会(多職種合同研修会)をスタートしました。

厚生労働省の音頭によって、おととしくらいから全国で進められつつあるこうした場づくりは、そもそも各地域での自発的にスタートした取り組みをお手本にしています。

その素晴らしいお手本の1つが以前こちらに記した片山先生の尾道医師会方式による取り組みであったり、今夜の小鳥先生らによってスタートした『三方よし研究会』なのです。

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各地で自発的にスタートした取り組みですが、その問題意識はみんな同じです。

2025年に向けて、75才以上の後期高齢者が激増していきます。

このままでは、もはや病院でも施設でも自宅でも亡くなることができない、つまりどこにも死に場所が無い『看取り難民』が発生します。

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それを防ぎたい。

誰もが尊厳ある死に方を迎えられるようにしたい。

これが共通の問題意識です。

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全国の実践をしておられる方々は、それぞれの立場でその為に活動をしているのです。プレーヤーは地域に関わりを持つ全ての存在です。

例えば・・・

  • 市民(患者さん本人、ご家族)
  • ドクター(病院、診療所問わず)
  • 看護師
  • 保健師
  • 歯科医師
  • 薬剤師
  • ケアマネージャー
  • 介護福祉士
  • ヘルパー
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • 弁護士
  • 行政書士
  • 社会福祉協議会
  • 行政
  • 政治

・・・などなど。

もっともっとたくさんのプレーヤーが存在しているはずです。

そしてフジノは、政治家の立場から実現しようとしています。

地域包括ケア、在宅療養、いろいろな呼び方がありますが目指しているゴールは同じものです。

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地域包括ケア・在宅療養の実現には、絶対に市民のみなさまの事前の参画(日常からの参画)が必要です。

それがどんなものなのかをぜひ市民のみなさまに知っていただきたいです。

その為にも、小鳥輝男先生を横須賀にお招きして講演をしていただけたらいいなと思います。

ただ、すごく分かりやすく写真で紹介した本も少しずつ出版されてきました(実物はぜひカフェトークなどの機会にお見せしますね!)。

特におすすめなのは、國森康弘さんによる『みとりびと』シリーズです。

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花戸貴司先生の永源寺地域での活動を撮影した素晴らしい本です。

花戸先生のお話もできればじかに伺いたいです。大学院の来期の講師としてぜひ招いて頂きたいです(高橋先生、事務局のみなさま、ぜひお願いします)。

市民のみなさまにはフジノたちが目指している地域の姿を共有していただけるようにどんどん情報を発信しますので、どうか関心を持って下さいね。

もちろん、毎日の生活が忙しくて目の前の課題で大変なのは百も承知です。

けれども、社会保障(保健・医療・福祉)の財源には限界があって、さらにはそれを減らそうとする政治家たちもたくさんいて、放っておけば、危険な方向へ向かわせられてしまいます。

(保険料の値上げ、自己負担のアップ、それにもかかわらず医療・福祉サービスは大幅にカットされる、お金のある人しか医療・福祉が受けられないという社会)

それを防いで、より良い医療/福祉の姿を実現する為には『地域包括ケア』の推進が必要だと信じて進んでいくフジノたちの動きをどうか関心を持って見守ると共に、ぜひ一緒に作っていって下さいね。

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小鳥先生は滋賀県で活動しておられますが、いつか『三方よし研究会』の活動の現場をぜひ見学させていただきたいです。

小鳥輝男先生、今日はありがとうございました!



横須賀の取り組みのひとつ「在宅療養シンポジウム」のおしらせです!

ということで、さっそくですが<おしらせ>です。

『みんなで支える在宅療養シンポジウム』を開催します

日時:1月13日(日)13:00~16:15(開場 12:30)
会場:横須賀市文化会館・大ホール
申し込み不要、当日先着1,000人
プログラム:

1.基調講演『自然死のすすめ』
講師:社会福祉法人同和園附属診療所長 中村仁一氏「自分の死について考えると生き方が変わる」と説く中村先生にいかに自然な死を迎えるかについてお話しいただきます。

2.パネルディスカッション『在宅療養と看取りの場所』
在宅療養と在宅看取りについて、日頃からそれを支える方々のお話をうかがいます。

ぜひいらしてくださいね!

フジノは今年もしっかりと地域包括ケア・在宅療養の実現の為に全力を尽くしていきます。



小鳥輝男先生!

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