横須賀市が「中学校完全給食推進本部」を設置しました。市長が本部長、6局17部が本部員、全庁体制です/中学校完全給食の実施に向けた体制づくり

横須賀市が『中学校完全給食推進本部』を設置しました

本日、横須賀市が『中学校完全給食推進本部』を設置しました。

中学校での完全給食の実施に向けた体制づくりのひとつです。

『中学校完全給食推進本部』の設置規定を、以下に全文を紹介します(本文中の赤太文字はフジノがしました)。

横須賀市訓令甲第9号

中学校完全給食推進本部設置規程を次のように定める。

平成28年8月19日

横須賀市長 吉田雄人

中学校完全給食推進本部設置規程

(設置)
第1条 市立中学校における完全給食の実施について必要な事項を検討するため、庁内に中学校完全給食推進本部(以下「本部」という)を設置する。

(組織)
第2条 本部は、別表第1に掲げる職員を本部員として組織する。

(本部長等)
第3条 本部に本部長及び副本部長を置く。

2 本部長は市長をもって充て、副本部長は副市長をもって充てる。

3 本部長は、会務を総理し、会議の議長となる。

4 本部長に事故があるときは、沼田副市長がその職務を代理する。

(会議)
第4条 本部の会議は、本部長が招集する。

2 本部は、必要に応じて本部員以外の者の出席を求め、意見を聴くことができる。

(専門部会)
第5条 本部に専門的な事項を検討するため、専門部会を置く。

2 専門部会は、別表第2に掲げる職員を部会員として組織する。

3 専門部会に部会長を置き、教育委員会事務局学校教育部長をもって充てる。

4 部会長は、専門部会において検討した事項を本部に報告しなければならない。

5 部会員は、会議に出席できない場合は、代理人を出席させなければならない。

6 第3条第3項及び前条の規定は、部会長の職務及び専門部会の会議について準用する。

(庶務)
第6条 本部及び専門部会の庶務は、教育委員会事務局学校教育部学校保健課において行う。

(その他の事項)
第7条 この規程に定めるもののほか、本部の運営に関し必要な事項は本部長が定める。

別表第1 (第2条関係)

市長
副市長
上下水道局長
教育長
政策推進部長
政策推進部渉外担当部長
総務部長
財政部長
財政部市税担当部長
市民安全部長
市民部長
福祉部長
健康部長
こども育成部長
環境政策部長
資源循環部長
経済部長
経済部観光担当部長
都市部長
土木部長
港湾部長
上下水道局経営部長
同技術部長
消防局長
市議会事務局長
教育委員会事務局教育総務部長
同学校教育部長
選挙管理委員会事務局長
監査委員事務局長

別表第2 (第5条第2項関係)

教育委員会事務局学校教育部長
政策推進部基地対策課長
財政部財政課長
同資産経営課長
市民安全部危機管理課長
健康部保健所生活衛生課長
環境政策部環境管理課長
資源循環部資源循環総務課長
同廃棄物対策課長
都市部公共建築課長
同開発指導課長
同建築指導課長
上下水道局技術部給排水課長
消防局予防課長
教育委員会事務局教育総務部学校管理課長
同学校教育部学校保健課長

市長が本部長、副市長が副本部長です。

さらに本部員は、市役所の6局17部がメンバーとなっています。

さらに、具体的な議論を進めていく為に『専門部会』が立ち上げられます。ここには、ほぼ全ての部局から課長が参加します。

市長が『推進本部』を招集して、今後の議論が進められていきます。

まだフジノのもとにはこの『推進本部』の具体的な役割の説明はありません。

どの程度の頻度で開催されるのか、いつまでを目標にどのようなスケジュールで議論をしていくかもまだ分かりません。

今後、市議会に対して委員会の場などで詳しい説明が行なわれていく予定です。

具体的な内容が分かりしだい、改めて市民のみなさまにもすぐにご報告いたします。



ヘイトスピーチ対策に実効性ある取り組みを横須賀市が行なう必要性について/市長への一般質問の発言通告書(その1)

まもなくスタートする6月議会のポスターが市内に貼り出されましたね

まもなく6月8日から、6月議会がスタートします。

市内に掲出されている「6月議会」のポスター

市内に掲出されている「6月議会」のポスター


開催される本会議や常任委員会・特別委員会などのスケジュールのポスターが、市内の掲示板に貼りだされていますね。

平成28年第2回市議会定例会提出議案

平成28年第2回市議会定例会提出議案


フジノたち議員にも、市長が提出する議案が配布されました。

ついに6月議会が始まります。



市長への質問の発言通告書を提出しました

今日は、6月議会に市長へ一般質問を行なう議員たちにとって『発言通告書』の提出締切日でした。

フジノも『発言通告書』を提出しました。

その内容を数回に分けてご紹介したいと思います。

1.ヘイトスピーチ対策の実効性ある取り組みを本市が行なう必要性について



2016年5月24日、『本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取り組みの推進に関する法律』(以下『ヘイトスピーチ対策法』)が国会で成立した。

ヘイトスピーチ対策法

ヘイトスピーチ対策法


あくまでも理念法であるこの法律をきっかけとして、次は、全国の各自治体が地域の実情に応じた実効性のある対策を取っていくことが我々に与えられた責務である、と私は考えている。

(1) 国の『ヘイトスピーチ対策法』の成立を受けて、本市は法の理念を実効性ある対策にすべく、今後どのような検討を行なっていくのか。

(2) 私は以下の3点について、可能な限り早く取り組むべきだと考えるが、市長はどのようにお考えか。

  1. へイトスピーチに当たるおそれのあるデモや集会の申請があった時に、憲法が保障する『表現の自由』を最大限尊重すると同時に、市民の安全と尊厳を守る『ヘイトスピーチ対策法』の理念に照らして、公園使用の許可・不許可を速やかに審査し判断する新たな機関が必要ではないか。

    横須賀市HP「公園の使用・占用等の許可申請について」

    横須賀市HP「公園の使用・占用等の許可申請について」

  2. 公園使用の不許可処分に反して、デモや集会が強行された場合の対応等を検討すべきではないか。

    都市公園条例・第6章罰則・第45条(過料)

    都市公園条例・第6章罰則・第45条(過料)


    現在、本市の都市公園条例では『過料』こそ定めているが、目の前の事態に対応できる実効性ある規定(例えば、新たに「退去を命じる」等)を加えるように条例改正等を検討すべきではないか。
  3. 市内の公園等でヘイトスピーチに当たるおそれのあるデモや集会が申請された時は、神奈川県警と本市が連携して相互に情報交換を行い、神奈川県警と本市が足並みをそろえて対応できる体制づくりを検討すべきではないか。

メディアでの報道では、ヘイトスピーチは新大久保や川崎などの限られた地域の問題のように受け止められかねません。

実際に市民の方々とお話をしていると、「あれは川崎の話でしょ?」と言われてしまうこともあります。

けれども在日コリアンの知人・友人がいるフジノにとって、彼ら彼女らが

「すぐそばの川崎であんなひどいことが行なわれるたびに、自分たちも苦しくてたまらない」

と痛みや苦しみを感じておられるのを知っています。

だから、国の理念法を実効性あるものとする為に、横須賀市がしっかりと対策を取っていくことが大切だと強く感じています。

残りの質問は、次の記事に掲載しますね。



「長井海の手公園ソレイユの丘」大型遊具イメージが情報公開されました/フジノが反対した補正予算の中身

補正予算にフジノが反対した最大の理由「長井海の手公園ソレイユの丘」大型遊具を「地方創生」交付金で買うこと

2月13日のフジノブログに、こう書きました。

(2015年2月13日のブログより)

横須賀市への『地方創生先行型』交付金は2.7億円です。

このうち、最も高い9950万円を使う事業は『長井海の手公園ソレイユの丘への大型遊具の設置』です。

2.7億円のうち、約1億円はハコモノに使われます。

(略)

それにしても、国が説明した『「しごとづくりなど」の事業』のどこに『長井海の手公園ソレイユの丘』の大型遊具の設置が当てはまるのでしょうか?

明確な政策目標のもと、客観的な指標が求められるのでしょうか?

国の交付金も反対でしたが、市の使い方にも反対です。

フジノには、これらは税金のムダ使いだとしか思えません。

現在開かれている予算議会に、この『地方創生先行型』交付金を使って『長井海の手公園ソレイユの丘』に新たに大型遊具を買い入れるという補正予算が出されました。

しかもどのような大型遊具を買うのか、都市整備常任委員会に対して、具体的な資料さえ出されませんでした。

芳賀親男議員が委員会で資料要求をし、その具体的な説明資料が出されました。

ぜひご覧下さい。

議案第2号・2014度一般会計補正予算(第5号)中
長井海の手公園施設改修事業
遊具イメージパース案

  1. 経緯
    2013年度の長井海の手公園あり方検討において、公園の魅力向上のための施設のリニューアル対策の1つとして、子どもが楽しめる施設の導入の提案がなされた。

    この提案を受け、子どもが一層楽しく遊ぶことができる公園を目指すとともに、公園全体の魅力の底上げと、平日や閑散期の集客向上を図るため、大型遊具の新設を『第2次実施計画』に位置付けた。

    2014年度以降の経緯は以下のとおり。

    内容
    2014年4~6月第2次実施計画に基づいて、メーカー7社から15案の自由提案を受ける
    2014年7~9月上記提案の内5案を基に、市内小学校・幼稚園・保育園・来園者等にアンケート実施(計684件) *1
    平成26年10月~27年2月アンケート結果を基に、遊具のコンセプトを決定。メーカー4社に、イメージ及び概算見積を依頼。

    *1 アンケート対象者:小学校5年生(長井・大楠・富士見)、幼稚園保護者(大楠・諏訪)、保育園保護者(追浜・上町・鴨居・武)、来園者、庁内子育て職員


  2. 遊具のコンセプトについて
    アンケート結果から、新規指定管理者と協議を行い、メーカーにイメージパー
    スを依頼するための遊具コンセフト(条件)を以下の様に決定した。
    ①基本条件

    • 市内に無い規模の目玉となる遊具
    • キーワードは『市内外の集客増』『市内子育て世代の満足』
    • 対象年齢はO~12歳とする



    ①アンケート結果を基に決定した条件

    • 遊具規模は30mX45mに収まる範囲内
    • ランドマーク要素をつける
    • メイン遊具は跳躍系遊具(マット・ネット等)
    • メイン遊具と融合する形のステージ(2階以上)をつける
    • ステージ自体にも豊富な遊びの要素(滑り台・クライム系等)をつける
    • 砂場をつける(市内減少傾向r幼児のニーズが高い)
    • 全体として、遊具を利用した日陰や保護者用ベンチ等をつける

  3. イメージパースの仕様
    主遊具
    A案船型複合遊具+回廊型ネットトランポリン
    B案回廊型ネットトランポリン+ロング滑り台
    C案回廊型ネットトランポリン(中)2基+タワー型滑り台
    D案展望回廊型遊具(上部ネットトランポリン)

    *主遊具以外に、全ての案に小型遊具・砂場
    *表中の数値及びイメージパースは参考であり、詳細仕様については今後決定とする


  4. 最終選定について
    • イメージ4案を基に、長井海の手公園内にて来園者アンケートを実施予定
    • アンケート結果を参考に最終案を選定し、仕様を決定する

「A案」は下のイメージ図の通りです。

長井海の手公園・大型遊具イメージパースA案

長井海の手公園・大型遊具イメージパースA案


「B案」は下のイメージ図の通りです。

長井海の手公園・大型遊具イメージパースB案

長井海の手公園・大型遊具イメージパースB案


「C案」は下のイメージ図の通りです。

長井海の手公園ソレイユの丘・大型遊具イメージパースC案

長井海の手公園ソレイユの丘・大型遊具イメージパースC案


「D案」は下のイメージ図の通りです。

長井海の手公園ソレイユの丘・大型遊具イメージパースD案

長井海の手公園ソレイユの丘・大型遊具イメージパースD案


とにかくお客さんを横須賀に呼びこむことが大切だ、市内のこどもたちに喜んでもらえることが大切だ、というのが遊具導入の大きな2つの理由だそうです。

けれども約1億円もの予算を使う価値があるとは思えない、しかも『地方創生』の目的とは合致しているとは思えない内容で、フジノとしては全く賛成できません。

市民のみなさまは、税金の使いみちはこんな形で本当に良いのでしょうか?

フジノは全く賛成できません。

吉田市長がかつて訴えていた『ハコモノ改革』とは、こんなことがゴールなのか…。

とても大きな失望感だけが残りました。

この予算は、先ほど閉会した『予算決算常任委員会』で可決されました(共産党・フジノのみ、反対)。



【続報】猿島の防火対策を強化します/猿島での火災のその後

猿島のその後の経過と安全対策を報告します

東京湾唯一の無人島、猿島

8月29日に猿島で起こった火災について、前回に続いて、その後の経過や安全対策の強化について続報を報告します。

猿島の上空から見たグーグルマップの航空写真

猿島の上空から見たグーグルマップの航空写真


まず、その後の経過を報告します。

その後の経過

  • 2013年9月25日(水) 火災がれきの処理を完了
  • 2013年9月27日(金) 運航再開(当初運航予定だった9/26は欠航)
  • 2013年10月17日(木) 株式会社トライアングルに『厳重注意文書』を手交
  • 2013年10月29日(火) 株式会社トライアングルから『事故報告書』『今後の安全対策方針』の提出を受付

最終的に何が出火原因だったのかは、警察・消防の調査によっても『不明』のままでした。

安全対策の強化について

同じような火災を再び起こさせない為の対策が重要です。現時点での方針は下の通りです。

安全対策の強化について

  1. バーベキューの残り炭の処分に関する改善
    • 一般客のバーベキューコンロや炭などの持込みを禁止
    • 使用済の炭の運搬・処理はスタッフが行なう
    • 残り炭を大型プール(水槽)に1日、水没させる(酸素と熱を遮断)
  2. 防火管理体制の見直し
    • バーベキューレンタル施設以外の公園内散策路等の『消火設備設置』について検討を行なう
  3. スタッフ便を増便
    • 繁忙期は、最終便(17:00)の後に17:30発のスタッフ便を運航して安全管理を徹底する
  4. 管理シートの作成・実施
    • 『閉園時チェックリスト』を作成し、閉園時にチェックリストの安全項目を確認し、管理責任者に報告後、最終便に乗船する
  5. 定期的な消防訓練の実施
    • 年1回以上の消防訓練を継続実施し、動作の確認や防災意識の啓発を図る

以前にも記しましたが、フジノとしてはこれに加えて島内の一部箇所に防犯カメラを設置すべきではないかと考えています。


今日12月1日から来年2月末までの冬のあいだ、猿島航路は土日のみの運航になります。

猿島を訪れてみたい方は、株式会社トライアングルの運航スケジュールをご覧になってからいらして下さいね。

今後の予定

火災で焼けてしまった施設などの完全復旧は、来年の夏になる予定です。

今後の予定

  1. 2014年夏までに、火災で焼失したレストハウス(物販棟)やボードデッキ等の復旧を行なう。
  2. 猿島公園内で得られる事業収益(売上金)に対し、数パーセントの料金(施設使用料)を市が徴収するための条例改正について、2014年度を目途に行なう
  3. 施設改修や自然・文化遺産を生かした公園整備に係る費用を確保するため、猿島公園を都市公園条例に基づく有料公園に位置付けるための条例改正を行なう(全面復旧後)

また、すでに新聞報道されているとおり、横須賀市は有料化を行なう予定でいます。

2013年9月10日・神奈川新聞より

2013年9月10日・神奈川新聞より

【続報】猿島、復活!/猿島航路、9月26日から再開します

猿島、再スタートです!

8月29日に起こった猿島での火災について、その後の動きを報告します。

今日は、良いニュースです!

本日開催された『都市整備常任委員会』にて、環境政策部から下の説明がありました。

【報告】

  1. 猿島航路の運航は9月26日(木)から再開し、同日、猿島公園の入園も再開する。
  2. 入園再開の理由は、火災で発生した『がれき』処理の目途が立った為。
  3. がれき処理に係る工事期間は、2013年9月12日(木)~25日(水)までを予定。

    工事施工業者は、東洋船舶工業株式会社(横浜市神奈川区)

【今後の予定】

  1. 入園再開後は、公園内の散策や各種イベント等の参加は従来どおり可能となる。

    ただし、バーベキュー用品等のレンタルショップ利用については、レストハウス(物販棟)を復旧した後となる。

  2. 火災で焼失したレストハウス(物販棟)やボードデッキ等、早急に全面復旧すべく、現在、検討を進めている。全面復旧の目途が立った時点で改めて報告する。
  3. この都市整備常任委員会で報告後、プレスリリースを行なう。また9月13日(金)付、タウンニュースの紙面にも掲載予定。
  4. 広報よこすか9月号に掲載された次のガイドツアーは予定どおり、実施する。

    ・9月26日 海自横須賀地方総監部・艦船見学&歴史と緑の猿島巡り
    ・9月28日 猿島公園ガイドツアー&フラダンス体験

猿島、まもなく復活です!

真夏の猿島は海水浴が楽しいですが、9~10月の猿島は島内を散策するのがとてもオススメです。

猿島航路を運行しているトライアングルのホームページの『運行時刻表』をチェックして、ぜひ遊びにいらして下さいね!

早期の再開は、本当に喜ばしいことです。

【続報】猿島航路は早期に再開する方針、BBQは年度末までに再開/猿島での火災のその後を報告します

2つの常任委員会協議会で報告・質疑

今日は市議会へ向かいました。

市役所にはためく4本の旗

市役所にはためく4本の旗。右端が市議会旗です

2つの常任委員会(都市整備・総務)の『協議会』(*注)が開かれて、猿島での火災について、市側から報告がなされました。

(*注:正式な会期中に開かれるのが『委員会』で、閉会中などに開かれるのは『協議会』という扱いになります)

『猿島』を所管しているのは『環境政策部』です。

環境政策部の組織図

環境政策部の組織図


この『環境政策部』を担当しているのが『都市整備常任委員会』ですので、フジノはこちらの『協議会』を傍聴しました。

協議会では、はじめに環境政策部長から所管施設で起こった火災に対する謝罪の言葉がありました。

協議会の議事次第

協議会の議事次第


続いて、これまでの経過と今後の方針についての報告が資料と口頭で行なわれました。

配布された資料の内容は、フジノが前回前々回の活動日記で紹介したものと同じです。

報告から新たに分かった3つのこと

環境政策部からの報告を通して、フジノが新たに知ったことは3つありました。

  1. 8月30日の警察・消防の調査結果、『物販棟』から出火したものと思われる。

    →最も火災被害が強かったことなどから、火元としては確実と思われる。

  2. 今後、燃えてしまった物販棟やボードウォークなどの残骸のある現地の『片付け』を業務委託する手続きを早急に進めたい。

    →管理棟に被害は無くほぼ利用可能であり、島内の散策やエコツーリズムなどの実行には差し支えない為

  3. 片付けが終わった後は、可能な限り早く『航路』は再開したい。

    →物販やBBQ以外は早期に再開したいという市の意向がある為

警察・消防による火災の原因調査は終わっています。

市によるいくつかの確認作業が終わった後は、火災の残骸を早急に片付ける。

さらに、安全性が確認された後は、猿島航路は可能な限り早く復旧させたい。

こうした市の方針が明確になりました。

あとは、復旧工事の為の財源が必要です。

(→報告したいことはまだありますので、次回に続きます)

猿島航路

猿島を訪れたことが無い方には『猿島航路』のイメージが湧かないかもしれません。

三笠公園脇の船乗り場から猿島桟橋までの海をわたる約10分の船旅なのですが、素敵な動画をアップしている方(Jchonanさん)がいらっしゃいましたので、ぜひご覧下さい。

*音声は風の音がすごいので消して動画のみをご覧下さい。

【続報】原因は不明/猿島での火災について報告します

猿島の火災、被害状況と原因について

昨日、猿島で起こった火災のその後の状況を環境政策部長から報告を受けましたので、市民のみなさまにお知らせいたします。

猿島公園の被害状況について

平成25年8月29日(木曜日)18時33分、猿島公園レストハウスから出火し、同日20時49分に鎮火確認した火災の被害状況について、現在の状況を下記の通りに報告します。

1.被害物件:

  • レストハウス(物販棟) 木造平屋建(1階部分 床面積163.97平方メートル)
  • ボードデッキ 木造(2階部分)
  • 管理棟 木造一部RC造2階建(1階部分)

2.被害状況:

レストハウス(1階 床面積163.97方メートル)は全焼し、レストハウス上部(2階部分)に設置されたボードデッキ(消失面積は約200平方メートル)についてもほぼ全焼した状況。

また、管理棟(1階部分)の屋根及び柱の一部が延焼した。

3.火災原因:

出火の原因については、たばこやバーベキューの炭の不始末による疑いはありましたが、警察及び消防による調査の結果、不明となりました。

ということで、『原因不明』との報告を受けました。

火災の現場写真1

火災の現場写真1

火災現場の写真2

火災現場の写真2

火災の現場写真3

火災の現場写真3

火災の現場写真4

火災の現場写真4

猿島航路は当面、欠航が続きます

猿島航路に船を出している株式会社トライアングルのホームページでは、以下のように報告されています。

猿島での火災について(続報)

(前半部分は省略)

猿島航路の運航再開の目途はたっておりません。

少なくとも9月いっぱいの運航再開はないものと思われます。また、猿島バーベキューも当面の営業再開はございません。こちらも決まり次第、速やかにご連絡いたします。

8月30日夕方に、猿島では管理棟の電気が復旧し、消防関係者他スタッフが昨日に続き泊り込んで事後対策に当たっております。

8月30日の昼間に再び小さな炎が上がりましたが、直ちに消火されています。

皆様におかれましては、ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

また、猿島へ行かれる予定でした皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますこと、重ねて深くお詫び申し上げます。

(後半部分は省略。引用はここまで)

フジノが今日お会いした何人もの市民の方々からくちぐちに「今回の火災は残念だ」「猿島はレストハウスを再建できるのか」とご心配の声を頂きました。

これまでも猿島は幾多のピンチを乗り越えてきました。

今年6月末には、大雨と強風によって砲台構造物の一部が大木と一緒に落下してしまいました。

かつて2010年には、台風12号の影響で猿島桟橋が破損して2週間にわたって猿島航路が欠航となったことがありました。

さらに、1993年から1995年までは、海水浴場も閉鎖されて猿島航路は廃止されて、立ち入りそのものができませんでした。

そのたびに、いくつもの危機をのりこえてきたのが『猿島』です。

今回もきっと猿島は大丈夫なはずだとフジノは信じています。

どうか市民のみなさまにも見守っていただけますようお願いします。

猿島で起こった火災について報告します

猿島の火災は20時50分に鎮火確認されました

本日18時半頃、猿島で火災が起こりました。

猿島での火災を撮影した市民の方による写真

猿島での火災を撮影した市民の方による写真


真っ暗な東京湾での大きな火は対岸の広い地域から見えました。

119番通報を受けた消防局は、すぐに猿島へと消火活動へ向かいました。


上の動画+下の画像2枚は、ブログ『ぶらり横須賀しょーぼー』からご厚意により転載させていただきました)

可搬消防ポンプ

可搬消防ポンプ

消火活動のため猿島へ向かう消防隊員 (第1陣)

消火活動のため猿島へ向かう消防隊員 (第1陣)


猿島は本当に多くの方々から愛されており、市民のみなさまからもとてもご心配の声を頂きました。

また、ツイッターやフェイスブックなどのSNS上にも、たくさんの写真がアップされていました。

最終的に21時過ぎには「鎮火確認済み」との全市議会議員宛の報告が猿島を所管している環境政策部長からありました。

その報告を全文掲載いたします。

猿島公園レストハウスの火災鎮火について(最終報)

平成25年8月29日(木)20時49分、猿島公園レストハウスからの出火については鎮火が確認されましたので下記の通りに報告します。

日時:平成25年8月29日(木)
場所:猿島公園レストハウス(横須賀市猿島1番)
災害種別:火災
火災区分:建物火災
時系列

  • 18:33 出火確認
  • 18:56 消防局がトライアングル船舶にて出航
  • 19:00 猿島到着、レストハウス炎上中、可搬ポンプ3台で消火活動開始
  • 20:00 鎮圧確認
  • 20:49 鎮火確認

なお、火災の原因につきましては、明日発表いたします。

また、明日以降の猿島航路は欠航とさせて頂きます。再開につきましてはあらためて連絡いたします。

以上

ということで、明日以降の猿島行きの船は『欠航』ですのでご注意下さい。

猿島航路を運行している株式会社トライアングルのサイトはこちらです)

大変なご心配を多くの方々におかけいたしました。

詳細がさらに分かりしだい、これからもお伝えしてまいります。

続報はこちらをご覧下さい)

『長井海の手公園ソレイユの丘』の1年間の赤字は4億9,030万円(2011年度)

「長井海の手公園」が出した2011年度の赤字

フジノがこのまちの『ハコモノ3兄弟』と名付けている3施設が、横須賀市の財政へ与えているダメージを報告しています。

今日は、三男坊にあたる長井海の手公園『ソレイユの丘』について、1年間の税金投入額(=赤字)を見てみましょう。

収入はありません。

『ソレイユの丘』で、市民の方々がアトラクションなどに支払う料金は全て運営管理をしている(株)ファームの収入になり、横須賀市には1円も入りません

支出を説明します。

1.総合公園整備事業費:1億230万7,000円

内訳:公有財産購入(BTO施設買取一式)

10年間かけて施設を買い取る為のローンの分割払いみたいな支払いを続けているのですが、2011年度の支払い金額が1億230万円です。

神奈川県から1200万円の補助金が出されましたので、1200万円を除いた横須賀市の支払いは9030万7,000円となります。

環境政策部・決算説明資料より

環境政策部・決算説明資料より


続いて、運営管理ににかかった費用です。

2.長井海の手公園運営事業:4億円

運営を委託している『株式会社ファーム』に対して毎年4億円の指定管理料を支払っています。

環境政策部・決算説明資料より

環境政策部・決算説明資料より


ということで、1+2=2011年度のソレイユの丘にかかった費用は、4億9030万7,000円でした。

先ほど述べたとおりで横須賀市への収入はゼロですから、

つまり、

4億9030万7,000円の赤字

です!

「長井海の手公園」のこれまでの利用者数

続いて、2005年のオープンから2011年度末までの利用者数の動きをみてみましょう。

ソレイユの丘・利用者数の実績

年度利用者数
2011年度 52万4,503人
2010年度 55万2,833人
2009年度 65万8,418人
2008年度 65万9,981人
2007年度 58万8,506人
2006年度 65万8,355人
2005年度 73万6,084人

2011年度の『ソレイユの丘』の利用者数は、前年度比マイナス2万8,330人の52万4,503人となりました。

東日本大震災があった2011年度の決算なので芸術劇場と同じく、集客施設にとって厳しい1年間だったのは事実です。

けれども、こと『ソレイユの丘』については大きな災害が無くても、猛暑日が続いたり台風が来たりという当たり前の天候の変化だけですぐに数万人もガタ落ちになってしまうという、集客施設としては致命的な欠陥を抱えている施設です。

2010年9月を例に挙げます。

猛暑日と雨が数日間続いた結果、9月だけで前年度比較マイナス4万8,600人となったのです。このように、天候が変わるだけであっという間に利用者数が減ってしまうのです。

農業型テーマパークなので基本的には日光の下で過ごす性格であるとはいえ、直射日光を避けられるような施設も雨が降ったら降ったで建物内で楽しめるような施設もほとんどありません。集客施設としての工夫が無いので天候が変わるだけで利用者が激減してしまうのです。

オープンした2005年がピークで、約74万人でした。

それから2年続けて減少して約59万人へと落ち込みました。翌年、芝ぞりゲレンデとミニSLを新たに導入するなどテコ入れをして、ようやく2009年には約66万人と盛り返しました。

けれども2010年には一気に55万人へ転落し、2011年には52万人へとさらに減少しました。

このままでは、利用者はいずれもっと減少していくのではないでしょうか。

「長井海の手公園」改革は遅々として進んでいません

かねてから『長井海の手公園ソレイユの丘』に対して、市議会議員時代の吉田市長とともにフジノは厳しく追及をしてきました。

2009年に吉田市長が新たに市長に就任した後も、フジノは抜本的な改革を求め続けてきました。吉田市長の改革のスピードはあまりにもゆっくりで、時にはフジノから見て、改革を放棄しているようにも映りました。

そうした姿勢を厳しくフジノが追及すると

「財政面から見て、これらの3施設(ハコモノ3兄弟)の建設により、市債償還費や維持管理費が増大し、本市の財政状況を悪化させた一因になっているとの認識に変わりはありません」

といった答弁を吉田市長はするものの、とにかく動きが遅くて、赤字による市税の出血は今も続いています。

ようやく今年2012年度予算案で示されたのが『長井海の手公園ソレイユの丘あり方検討委員会』です。

現在の指定管理者との契約期間が終了する2015年度からの運営形態の見直しをする為の検討委員会です。

環境政策部・2012年度予算説明資料より

環境政策部・2012年度予算説明資料より


外部の有識者も加わるこの『あり方検討委員会』は来年2013年3月までに1回開かれる予定です。

2015年度からの運営形態の見直しを検討する、という目的そのものもあまりにもスローですが検討委員会の初回の開催が2013年になるなんて...遅すぎますよね、動きが。

それで今は何をしているかというと、この『あり方検討委員会』で議論する為の『たたき台』を作る為に、市役所内部の関係部課長によるプロジェクトチームを開いています。

プロジェクトチームのメンバーは、環境政策部からは緑地管理課、公園建設課。経済部からは商工観光課、農林水産課、集客担当課長。政策推進部からは政策推進課、行政管理課。

6月から合計3回、開催したのですが、1回目は顔合わせ、2回目は『ソレイユの丘』への現地視察、3回目は議論スタートという内容でした。

4回目の開催は、日程調整中です。

『あり方検討委員会』のメンバーの候補は議論しているものの、まだ決定していないとのこと。とにかく、もっと早く動いてほしいです。

2009年に吉田市長が市民のみなさまに選ばれたのは、若さとか悪しき官僚主義の打破とかいろいろな要因はありますが、何よりも改革のシンボルとして市民のみなさまが求めたのは『ハコモノ3兄弟』が垂れ流す巨額の赤字への『スピード感ある徹底的な改革』だった、とフジノは信じています。

それからもう3年が経ちました。

フジノは改革をあきらめずに対策を訴え続けてきました。

けれども、吉田市長の任期はもう1年を切りました。

任期が切れる前に、しっかりとけじめを付けてほしいです。