大雨の避難勧告のタイミング、自殺対策の再強化、同性カップルの婚姻届への横須賀の向き合い方/生活環境常任委員会としてのフジノの初質疑

11年間所属した「教育福祉常任委員会」から異動して、初めての本格的な質疑を行ないました

今日は『生活環境常任委員会』に出席しました。

生活環境常任委員会の「議事次第」より

生活環境常任委員会の「議事次第」より


この委員会はすでに何度か開催されているのですが、本格的な議論(議案・請願の審査、報告事項・所管事項への質疑)をするのは、今日が初めてです。

これまで11年間、フジノの主戦場はずっと『教育福祉常任委員会』(旧・民生常任委員会、旧・教育経済常任委員会)でした。

  • 政治家に転職した理由である、自殺対策・精神保健福祉・障がいに関する政策

  • 学生時代から専攻やボランティアとしてずっと取り組んできた、教育・こども家庭福祉などに関する政策

  • 自らの家族に降りかかったことをきっかけに全身全霊で取り組んできた、慢性期の医療・市民病院改革・高齢者福祉・地域包括ケアに関する政策

こうしたフジノが大切にしている政策のほぼ全てを扱うことができる委員会でした。

つまり、政治家としてのフジノの『存在理由』である政策を扱う部局がこの委員会ではほぼ網羅されていました。

とても恵まれていた仕事環境だったと思います。

例えて言えば、就職活動の結果『希望の職種』『希望の会社』に採用されて、さらに就職後に『希望の部署』に配属された、というような感覚です。

だから、フジノはいつも高いモチベーションで24時間寝食を忘れてフル稼働で働くことができたのだと思います。

しかし、12年目にして『異動』と相成った訳です。

フジノは会社員だった5年間で、4回もの異動を経験しています。

異動によるモチベーションの変化や新しい異動先のカルチャーへの順応など、気持ちの変化が起こることは体験しています。

でも、どの職場にも学ぶべきことはたくさんあったし、どこの部署でも最後には「まだここを離れたくない。やるべきことがたくさんあるのに」と感じるようになっていました。

だから、今回の生活環境常任委員会への異動に際しても

「教育福祉常任委員会を出たら、フジノは質問のレベルが下がった」

なんて、絶対に言われたくありません。

今まで行なってきたレベル以上の質疑を、生活環境常任委員会でも絶対に必ずやる。

そう固くこころに決めてきました。

こうして迎えたのが、今日の委員会でした。

委員会を終えてみて、自分自身では

「まだ知識量や情報量は全然ダメ。もっと学ばねばダメ。しかし、モチベーションは全く下がっていないで質疑に取り組めた」

と感じたのですが…。

果たして、いかがだったでしょうか?

傍聴して下さった方々・インターネット中継をご覧になった方々・質疑を受けた市職員の方々などのみなさま、生活環境常任委員会委員としてのフジノの質疑は、どうでしたか?

ぜひ感想をお聴かせ下さい。



所管事項として、フジノが今回行なった質疑は3つです

議案・請願・報告ともに、今回も大切なものがいろいろありました。これらは少しずつ報告していきたいと思います。

今日は『所管事項への質疑』について報告します。

これは、所管している部局(消防局・上下水道局・資源循環部・市民部・市民安全部)に対して、何を質疑しても良いというものです。

つまり、政治家個人個人の関心や大切にしている政策に沿って、質疑を行なうことができる重要なチャンスです。

その『所管事項への質疑』において、フジノは下の3つのテーマで質疑をしました。

1.避難勧告の発令の在り方と国への改善提案について

大雨の時、気象庁等が『土砂災害警戒情報』を発表したら地方自治体は『避難勧告』を出すべきだ、と内閣府が4月に指針を改定した。

しかし横須賀市は「この指針改定は現実的でない」との判断から、実際の大雨に際してもこの指針に基づいたタイミングでは『避難勧告等』を出していない。

  1. 現場の経験と勘に基づく横須賀市独自の『避難勧告』を出すタイミングがあるが、それを客観的な基準として明確化すべきではないか。

  2. そして、「これこそ現実的な基準である」と横須賀市の基準を示し、国に対して指針を再度改定するように求めるべきではないか。




2.前年比2倍に増加している横須賀市の自殺の犠牲者を減らす為の、自殺対策の再強化について

  1. 市民部窓口サービス課への提案
    →『死亡に伴う各種手続きの案内』に掲載している相談先の改訂、表現・内容のリニューアル

  2. 消防局消防・救急課への提案
    →自殺未遂による搬送をされた本人及びご家族、自殺による搬送と不搬送となった方のご遺族に対する相談先リーフレットの配布

  3. 消防局総務課への提案
    →消防団に対して5年間をかけて全団員にゲートキーパー養成研修を受けて頂く目的の明確化

  4. 市民部地域コミュニティ支援課への提案
    →地域運営協議会をはじめとする地域の自治組織の役員らを対象にしたゲートキーパー養成研修の実施

  5. 市民部人権・男女共同参画課への提案
    →性的マイノリティ当事者のご家族に対する相談機関の紹介や周知の徹底




3.「同性カップル」による婚姻届の申請が成された時の横須賀市の対応について

青森市において、『同性カップル』が婚姻届を出そうとしたものの青森市は憲法を理由に『不受理』とした。これは極めて重要な問題提起だと全ての自治体が受け止めねばならない。

わが国でもようやく多様な性の在り方への社会的な認知度が向上しつつあるが、同性婚は認めない現状がある。この現状に対する異議申立てとして、市役所に同性カップルが婚姻届を出すという取り組みは今後必ず全国的に起こっていくはずだ。

  1. そこで、「もし今日、『同性カップル』によって婚姻届が出されたら、横須賀市役所はどのような対応を取るべきなのか」という点について検討を始めるべきだ。

  2. また、フジノは昨年2013年予算議会において「法的な婚姻は認められなくとも、横須賀市役所を訪れた『同性カップル』に対してはシンボリックな意味で市長が『祝福』する取り組みをスタートすべきだ」と提案した


    現状では憲法や婚姻法による同性婚が認められなくとも、多様性を大切にするまちである横須賀市では市長の名のもとに婚姻を望む『同性カップル』に『祝福』をするという取り組みの実施を、『性的マイノリティ関係課長会議』での検討課題とすべきではないか。



以上3つのテーマについて質疑をしました。

具体的な質問と答弁の内容は、後日改めて掲載します。

ぜひみなさまの感想や意見をお願いします。



生活環境常任委員会のフジノ、スタート/議員生活12年目にして新たな委員会へ

12年目にして初めての委員会=生活環境常任委員会へ

今日は『生活環境常任委員会(協議会)』でした。

委員会室前にて

委員会室前にて


福祉・教育畑ひとすじのフジノは、これまで11年間にわたって『教育福祉常任委員会(旧・民生常任委員会、教育経済常任委員会)』に所属してきました。

しかし、今年、ついに追い出されてしまいました。

保健・医療・福祉・教育を専門の政策とするフジノが、議員生活12年目にして全く畑違いの委員会に異動になってしまいました。

これまでも他の委員会の議事録は全て読んでいるのですが、とりいそぎ生活環境常任委員会への異動が決まってから、改めてこの委員会の過去の議事録を読み返しています。

ただ、まだ少し勘どころが分からずにいます。

それでも、

「今、勉強しているところなので分かりません」

では、市民のみなさまの代表として許されない、と自覚しています。

6月議会までにはしっかり知識の下地は仕上げて、議論についていかれるようにしたい。さらには、議論そのものをリードできる存在に早くなりたいです。



市内の所管施設の視察先

ちなみに今日の議題は、市内の施設を視察する日程と行き先を決めることでした。

議事次第

議事次第


決定した視察先は、下の2つです。

  1. 鷹取雨水滞水池築造工事現場(上下水道局)
    合流式下水道改善事業の一環として、追浜処理区の汚濁負荷量の削減に寄与するもの。現在、滞水地の掘削後、型枠を設置し、躯体コンクリートを打設中。
  2. ICTの利活用による救急医療支援システム(消防局)

しっかり学んできます。



【続報】猿島の防火対策を強化します/猿島での火災のその後

猿島のその後の経過と安全対策を報告します

東京湾唯一の無人島、猿島

8月29日に猿島で起こった火災について、前回に続いて、その後の経過や安全対策の強化について続報を報告します。

猿島の上空から見たグーグルマップの航空写真

猿島の上空から見たグーグルマップの航空写真


まず、その後の経過を報告します。

その後の経過

  • 2013年9月25日(水) 火災がれきの処理を完了
  • 2013年9月27日(金) 運航再開(当初運航予定だった9/26は欠航)
  • 2013年10月17日(木) 株式会社トライアングルに『厳重注意文書』を手交
  • 2013年10月29日(火) 株式会社トライアングルから『事故報告書』『今後の安全対策方針』の提出を受付

最終的に何が出火原因だったのかは、警察・消防の調査によっても『不明』のままでした。

安全対策の強化について

同じような火災を再び起こさせない為の対策が重要です。現時点での方針は下の通りです。

安全対策の強化について

  1. バーベキューの残り炭の処分に関する改善
    • 一般客のバーベキューコンロや炭などの持込みを禁止
    • 使用済の炭の運搬・処理はスタッフが行なう
    • 残り炭を大型プール(水槽)に1日、水没させる(酸素と熱を遮断)
  2. 防火管理体制の見直し
    • バーベキューレンタル施設以外の公園内散策路等の『消火設備設置』について検討を行なう
  3. スタッフ便を増便
    • 繁忙期は、最終便(17:00)の後に17:30発のスタッフ便を運航して安全管理を徹底する
  4. 管理シートの作成・実施
    • 『閉園時チェックリスト』を作成し、閉園時にチェックリストの安全項目を確認し、管理責任者に報告後、最終便に乗船する
  5. 定期的な消防訓練の実施
    • 年1回以上の消防訓練を継続実施し、動作の確認や防災意識の啓発を図る

以前にも記しましたが、フジノとしてはこれに加えて島内の一部箇所に防犯カメラを設置すべきではないかと考えています。


今日12月1日から来年2月末までの冬のあいだ、猿島航路は土日のみの運航になります。

猿島を訪れてみたい方は、株式会社トライアングルの運航スケジュールをご覧になってからいらして下さいね。

今後の予定

火災で焼けてしまった施設などの完全復旧は、来年の夏になる予定です。

今後の予定

  1. 2014年夏までに、火災で焼失したレストハウス(物販棟)やボードデッキ等の復旧を行なう。
  2. 猿島公園内で得られる事業収益(売上金)に対し、数パーセントの料金(施設使用料)を市が徴収するための条例改正について、2014年度を目途に行なう
  3. 施設改修や自然・文化遺産を生かした公園整備に係る費用を確保するため、猿島公園を都市公園条例に基づく有料公園に位置付けるための条例改正を行なう(全面復旧後)

また、すでに新聞報道されているとおり、横須賀市は有料化を行なう予定でいます。

2013年9月10日・神奈川新聞より

2013年9月10日・神奈川新聞より

【続報】原因は不明/猿島での火災について報告します

猿島の火災、被害状況と原因について

昨日、猿島で起こった火災のその後の状況を環境政策部長から報告を受けましたので、市民のみなさまにお知らせいたします。

猿島公園の被害状況について

平成25年8月29日(木曜日)18時33分、猿島公園レストハウスから出火し、同日20時49分に鎮火確認した火災の被害状況について、現在の状況を下記の通りに報告します。

1.被害物件:

  • レストハウス(物販棟) 木造平屋建(1階部分 床面積163.97平方メートル)
  • ボードデッキ 木造(2階部分)
  • 管理棟 木造一部RC造2階建(1階部分)

2.被害状況:

レストハウス(1階 床面積163.97方メートル)は全焼し、レストハウス上部(2階部分)に設置されたボードデッキ(消失面積は約200平方メートル)についてもほぼ全焼した状況。

また、管理棟(1階部分)の屋根及び柱の一部が延焼した。

3.火災原因:

出火の原因については、たばこやバーベキューの炭の不始末による疑いはありましたが、警察及び消防による調査の結果、不明となりました。

ということで、『原因不明』との報告を受けました。

火災の現場写真1

火災の現場写真1

火災現場の写真2

火災現場の写真2

火災の現場写真3

火災の現場写真3

火災の現場写真4

火災の現場写真4

猿島航路は当面、欠航が続きます

猿島航路に船を出している株式会社トライアングルのホームページでは、以下のように報告されています。

猿島での火災について(続報)

(前半部分は省略)

猿島航路の運航再開の目途はたっておりません。

少なくとも9月いっぱいの運航再開はないものと思われます。また、猿島バーベキューも当面の営業再開はございません。こちらも決まり次第、速やかにご連絡いたします。

8月30日夕方に、猿島では管理棟の電気が復旧し、消防関係者他スタッフが昨日に続き泊り込んで事後対策に当たっております。

8月30日の昼間に再び小さな炎が上がりましたが、直ちに消火されています。

皆様におかれましては、ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

また、猿島へ行かれる予定でした皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますこと、重ねて深くお詫び申し上げます。

(後半部分は省略。引用はここまで)

フジノが今日お会いした何人もの市民の方々からくちぐちに「今回の火災は残念だ」「猿島はレストハウスを再建できるのか」とご心配の声を頂きました。

これまでも猿島は幾多のピンチを乗り越えてきました。

今年6月末には、大雨と強風によって砲台構造物の一部が大木と一緒に落下してしまいました。

かつて2010年には、台風12号の影響で猿島桟橋が破損して2週間にわたって猿島航路が欠航となったことがありました。

さらに、1993年から1995年までは、海水浴場も閉鎖されて猿島航路は廃止されて、立ち入りそのものができませんでした。

そのたびに、いくつもの危機をのりこえてきたのが『猿島』です。

今回もきっと猿島は大丈夫なはずだとフジノは信じています。

どうか市民のみなさまにも見守っていただけますようお願いします。

精神疾患のある方が身体疾患を合併すると診てもらえない現実/神奈川県精神科救急医療調整会議

精神疾患のある方が身体疾患を合併すると診てもらえない現実

夕方から、横浜市の日本大通りにある情報文化センターへ。
 
神奈川県が開催した

『第1回・神奈川県精神科救急医療調整会議部会』

を傍聴しました。

この部会は、今年12月まで5回開催予定で『搬送受入基準(案)』を作成します。

消防法の規定に基づいた基準があるのですが、『観察基準』『選定基準』『伝達基準』『受入医療機関確保基準』などを決めていきます。

会場入り口にて

会場入り口にて


今年、全国の都道府県が『医療計画』の改訂を行ないますが、精神保健医療福祉の改革を進める為にとても重要な動きです。

課題は山積みですが、特にフジノが重視している課題の1つが

『精神疾患のある方々が身体疾患を合併した時の救急医療』

です。 

『精神疾患のある方』がケガや病気をする(=身体合併症を起こす)と、救急患者として病院が受け入れないことがとても多くあります。

もちろん119番をかければ、救急隊は来てくれて『搬送できる病院』を探します。

でも、照会をかけても、病院側から受け入れを拒否されてしまうのです。

理由は

「ベットに空きが無い」

「精神科医がいないので精神障がいのある方は診察できない」

といったものです。

これは一般の方々には知られていませんが、実は、精神疾患のある方々にとってはよくある身近な問題です。

しかも、命を落としかねない、深刻で切実な問題です。

例えば、単なる『腸閉そく』が起こっただけなのに、搬送先が見つからない為に亡くなってしまうということも実際に起こっています。

ガンや生活習慣病は誰にでも当然起こりますし、精神疾患があろうと無かろうと同じです。

さらに精神疾患のある方は長い間クスリを服み続けている影響で『身体合併症』を併発しやすいです。

それなのに精神疾患があるだけで、『ケガや病気になった(=身体疾患を合併した)時に受け入れ病院が無い』という現状は、絶対に変えなければいけません。



実際にあった「事例」は悲しいものばかりでした

今日の部会では、県の『精神科救急医療情報窓口』において、実際にあった事例の紹介がありました。

精神科救急医療情報窓口

精神科救急医療情報窓口


こちらをご覧ください)

救急隊が現場についてからも、搬送できる病院が見つからない為に現場に滞在し続けた時間が30分以上になってしまったケースのうち、

『背景として精神疾患あり』が第1位(14.96%)となりました。

2位(6.16%)は『飲酒あり』でした。

横浜市の消防局・救急担当の方からはより具体的な話がありました。

『現場滞在時間』が245分間(約4時間)もかかったケースがありました。

『頭部打撲』で119番通報したのですが、受け入れてくれる病院が見つかるまでに4時間もかかったのです。

その方には統合失調症があったそうです。

会議室から県庁とランドマークタワーが見えました

会議室から県庁とランドマークタワーが見えました


フジノはこうした話を身の回りでよく聴きます。

そこで、現状をデータで確認する為に横須賀市の消防局・救急に『搬送困難事案』にはどのような背景があるのかを洗い出してもらっています。



改善に向けた神奈川県の取り組み

こうした状況に対応する為に、県も動きをスタートさせてはいます。
 
例えば、『地域医療再生計画』です。

おととし12月から1年間かけて作られた県の『地域医療再生計画』の『追加分』が昨年12月に発表されました。

ここでも救急受け入れ体制の整備がとりあげられています。

(県の『地域医療再生計画』より抜粋)

6.具体的な施策

(3)精神科医療体制の強化

ア.精神科的背景のある身体合併症救急患者の受入体制の整備

【目的】
精神科的背景のある身体合併症救急患者の受入体制を整備し、受入拠点病院を確保する。

【事業内容】
病院における身体合併症救急患者の受入体制を確保する取組みに対し補助し、支援を行う。

【総事業費】1億2000万円

イ.地域医療機関支援のための緊急相談窓口の設置

【目的】
精神科を設置していない地域の医療機関に対し、身体合併症救急患者への精神症状への対応を大学病院の精神科医が支援する。

【事業内容】
地域の医療機関が精神科的背景のある身体合併症救急患者を受け入れた場合の精神症状への対応について、電話等により北里大学東病院の精神科医等が支援を行なう緊急相談窓口の運営に対し補助し、支援する。

【総事業費】1億円

ウ.精神科救急基幹病院の再整備

【目的】
精神科救急医療や新たな精神科医療の充実を図り、精神科救急基幹病院の機能強化を図る。

【事業内容】
県立精神医療センター芹香病院及びせりがや病院を統合・再整備し、精神科救急医療の充実と、思春期医療やストレスケア等の新たな精神科医療への拡充を図る。

【総事業費】58億8084万円

(5)医療人材の養成

ア.精神科的背景のある身体合併症救急患者に対応できる専門医の養成

【目的】
精神科的背景のある身体合併症救急患者に対応できる専門医を養成するための卒後講座を開設し、各救命救急センターや地域の医療機関に専門医を供給し、精神科的背景のある身体合併症患者の対応の強化を図る。

【事業内容】
東海大学医学部及び北里大学医学部において、精神科的背景のある身体合併症救急患者に対応できる専門医を養成するための卒後講座の開設に伴う教授等の人件費、運営費等に対し寄附を行う

【総事業費】2億2000万円

この問題に日本で最初に取り組んだのは1973年、都立松沢病院がスタートです。

それからすでに約40年近くが経ちますが、いまだ解決には至っていません。

問題の根深さを考えるにつけても、すぐに解決するのは難しいのかもしれませんが、『精神疾患があろうと無かろうと、救急医療が差別なく誰もが受けられる体制』を作りたいです。

フジノは自分のテーマとして、これからもしっかりと関わり続けていきたいです。



この夏休みは市民防災センター「あんしんかん」をぜひ訪れて下さい!/津波対策のビデオが新たに観られるようになりました

市民防災センター「あんしんかん」がとてもオススメです

横須賀市役所のすぐななめうしろに『横須賀市民防災センターあんしんかん』という施設があります。

市役所のななめうしろにある、市民防災センターあんしんかん

市役所のななめうしろにある、市民防災センターあんしんかん


阪神大震災を受けて、防災教育の必要性の高まりました。

そして2002年4月から、消防局と教育委員会が協力して『あんしんかん』はオープンしました。

市民防災センター「あんしんかん」ホームページより

市民防災センター「あんしんかん」ホームページより


2008年度では1万7200人もの方々が訪れています。

市内の小学校40校から2200人幼稚園26園から1000人と、たくさんのこどもたちに防災教育を体験しながら学んでもらっています。



新しく「津波対策のビデオ」が観られるようになりました

その『あんしんかん』では4月から『津波対策』のビデオを誰でも観られるようにしています。

津波から生きのびるために知ってほしいこと、取るべき行動を15分間の映像で紹介しています。

新しく観られるようになった「津波対策のビデオ」から

新しく観られるようになった「津波対策のビデオ」から


CGや模型を使って、津波が起きる原因や、起きた時の避難方法を詳しく説明しています。



こどもたちの防災教育にとても有効です。大人のみなさま、ぜひいらしてください

フジノはお昼休みを利用してビデオを観てきました。

津波が起こるメカニズム

津波が起こるメカニズム


今日も、たくさんのこどもたちが訪れていました(きっと13時から見学スタートなのだと思います)。

防災の知識をこどもたちと大人たちが一緒に付けていく体験型の施設ですので、ぜひ大人のみなさまこそ、ふらりといらしていただけたらと思います。

朝9時から夕方5時まで、定休日は毎週月曜日です。



「ぼうさい夏まつりinあんしんかん」もとてもオススメです

8月は、4日間にわたって『ぼうさい夏まつりinあんしんかん』がひらかれます。

8月5日(金)、6日(土)、12日(金)、13日(土)、時間はすべて10:00~12:00です。

予約はいりません。

こちらは幼児から小学生が対象です。

ふだんから体験できる地震・消火器・煙避難体験コーナーをはじめ、下のブースが開かれます。

  • 非常ようよう釣り
  • 非常用品をねらえ
  • 防災ピンポンクイズ
  • ボールdeしょうか?
  • がれきの中から非常用品を探せ!
  • はしごdeレスキュー

横須賀市と姉妹都市の世界各国の消防士の衣装の展示や、消防服を試着することもできます。

楽しみながらとても大切なことを学ぶことができる、夏休みには最適の場所です。

ぜひ親子でいらしてくださいね!



募金活動へのご協力ありがとうございます/東北地方太平洋沖地震による犠牲者の方々に心からお悔やみを申し上げます

募金活動へのご協力ありがとうございます

昨夜は、横須賀市民の多くの方々が、都内や川崎・横浜から帰宅することができずに

市内におられた方々も深夜2時半すぎまで停電が続いて

睡眠も取れずに、大きな不安と疲労の中で夜を明かしたことに、ご苦労をの中で過ごされたことと思います。

市議として求められる責任感と冷静さを保つように努めながらも、テレビからの映像を観るたびに胸がはりさけるような悲しみに押しつぶされそうになりました。

『東北地方太平洋沖地震』による犠牲者の方々に心からお悔やみを申し上げます。

また、被災された全てのみなさまにお見舞い申し上げます。



「災害対策本部」解散の後、すぐに募金活動をスタートしました

昨日から横須賀市に立ち上げられていた『災害対策本部』は、14時30分に解散しました。

この解散をもって市としての公的な動きはひと段落した、とフジノは判断しました。

ここからはフジノ個人としてやれることを、やらなければなりません。

いろいろ悩んだ末に、2004年10月の新潟中越地震2007年3月の能登半島地震などに続いて『募金活動』を行なうことに決めました。

そこで、16時に『カフェトーク』を終えて(意地でいつもどおりに開催しました)、薬をもらいに病院へ行き、急いで横須賀中央に戻ってきました。

とにかく大急ぎで募金活動の準備をしてYデッキに向かいました。

そして、17時から募金活動をはじめました。

Yデッキを通りかかった市民の方が撮った写真を送ってくれました

Yデッキを通りかかった市民の方が撮った写真を送ってくれました


19時まで行なう予定でしたが、残り15分のところで家族から急用の電話が入りまして終わりました。

わずか1時間45分の活動でしたが、本当に多くの方々から温かいお気持ちをいただきました。

みなさまからお預かりした募金

みなさまからお預かりした募金


6998円の募金

をお預かりしました。

月曜日、すぐに振り込みをして『振込証明書』をホームページに掲載します。

ご協力くださった全てのみなさまにこころから感謝しています

いつも募金の時は、10円、100円、と照れながらも若い人々が本当にたくさん来て下さいます。

その姿に接するたびにフジノはこの国に希望は必ずあるのだと痛感します。

今日は、8才の女の子が1ヶ月のおこづかいが400円だというのに、40円の募金をしてくれたことがとても強く心に残りました。

おこづかいの10分の1も募金をしてくれた、その想いを絶対にムダにしません。

本当にありがとうございます!



東北をはじめ被災したみなさまのご無事を祈っています

通りがかる多くの方々が、東北にいらっしゃる親戚・家族・友人の安否がわからずに、苦しい想いを抱えておられました。

どうか1日も早く無事が確認できることを心から祈っています。

そして、横須賀からも消防隊が『緊急消防援助隊』として派遣されましたが、消防隊をはじめ、自衛隊のみなさまの無事も強く願っています。



横須賀市が自殺未遂へと追い込まれた方々の支援をスタートします!

自殺未遂へと追い込まれた方々の支援がスタートします!

自殺予防対策をメインの政策とする政治家フジノにとって、『自殺未遂』へと追い込まれた方々への支援は、重要な課題です。

このまちでは、自殺対策への様々な取り組みが先進的に行われています。

例えば自殺対策関係者のネットワーク組織づくりや、広報・啓発活動にはかなり力を入れてきましたし、自死遺族の方々への支援にも取り組んできました。

しかし、残念ながら、『自殺未遂へと追い込まれた方々への支援』だけは、初当選した2003年からずっと提案を続けてきたのですがほとんど実現してきませんでした。

今フジノ自身が憶えているだけでも、本会議では03年12月、06年5月、06年9月、09年3月、委員会では05年12月と、様々な角度から具体策を提案してきました。

なかなか動き出せない『自殺未遂へ追い込まれた方々の支援』は、いつもフジノにとって重要な課題として存在してきました。

昨年のタウンニュース紙(09年3月)『市政展望』でのインタビューでも

今後は、自殺未遂をした方の再発防止に取り組み、さらに自殺対策の専門窓口を設置、コーディネーターを配置したい。

と答えています。

さらに過去の活動日記を見ても、数ヶ月に1度は必ず「未遂者対策が必要だ」「全く不十分だ」と記しています。

けれども、ようやくみなさまに『大きな進展』を報告できます!

それは

『自殺未遂者対策検討会』の設置と開催

です!



未遂へと追い込まれた方々の『生きる支援』に向けて

自殺未遂へと追い込まれてしまった方々が救急で搬送される時こそが、再発を防ぐ為の最大の危機介入のタイミングなのだから、救急と、搬送先の病院や救急救命センターと、保健所とが搬送された直後から連携してサポートできる体制を作るべきだ

と訴えてきました。

この『自殺未遂者対策検討会』はそうしたフジノの提案がほぼ実現した形です(具体的にはこちらこちらをご覧下さい)。

実現までに6年もかかってしまいましたが、率直にうれしいです。

この対策検討会は『自殺対策連絡協議会』の分科会としての位置づけです。

対策検討会メンバーは、

自殺対策連絡協議会から、委員長である大滝先生(湘南病院副院長)と、副委員長であり県立保健福祉大学の長雄順教授、

さらに、医師会の救急部会長である江畑先生、横須賀共済病院の救急救命センターの鈴木センター長、同センターの山形看護師長、精神科の柴田部長、医療相談室の中田室長、

横須賀市消防局の消防救急課から牛尾課長、事務局は保健所健康づくり課です。

現在の横須賀市の精神科救急における主要な方々がほぼ入っており、フルメンバーと言って良い顔ぶれです。

第1回目の検討会は、今月14日に開催されました(PDFファイルでのプログラムとメンバー表はこちら)。

この対策検討会は横須賀市の自殺と自殺未遂の実態についてのリアルな実態が検討される場でして、

事例の報告の内容などは個人が特定されかねない情報がとても多いので、一般的な傍聴は基本的に不可です。

また、同じ理由からいくつかの資料についてはフジノはここには掲載いたしません。

けれども、リアルな実態からしか本当に有効な対策が打ち出すことはできません。

対策検討会は今年度中(3月末まで)はもう1度開催される予定です。

そこでは、『自殺未遂者ケアフローチャート』案が正式に決定される予定です。

フローチャート案その1

フローチャート案その1


なんとか亡くならずにすんだ未遂の方々に対して、搬送先の病院やセンターに入院している時点でご本人の同意が得られたならば、保健所の精神保健福祉相談員がすぐに訪問をさせていただきます。

未遂に追い込まれた方々の体の傷は回復したとしても、そのまま同じもとのストレスフルな生活環境へと戻っていけば再び自殺へと追い込まれかねません。

そこで保健所の精神保健福祉相談員が問題のある状況を解決する為に、必要な専門機関に責任をもってつなげさせていただくのです。

こうして、本人(ご家族も含めて)の生活環境の困難や問題を解決していくことで再発を防いでいくのですね。

全国的に有名な岩手県の高度救急救命センター方式とほぼ同じ方法を、横須賀市の場合は、市と民間病院とが協力して行なう予定です。

こうした取り組みがついに横須賀市で行なわれることは、フジノは政治家として活動してきて本当に良かったと感じています。

まだ具体的な実践に向けては解決しなければならないことがありますが、自殺未遂へと追い込まれてしまった方々への支援は必ずスタートします。

1人でも多くの方の救われるべきいのちが本当の意味で守られることをこころから願っています。