【おしらせ】大雪警報の発表を受けて「災害警戒本部」を17時に立ち上げました/今後の雪にご注意下さい!

「災害警戒本部」を設置しました

『大雪警報』の発表にともなって、1月22日17時に田中副市長を本部長とする『災害警戒本部』を設置しました。

横須賀市ホームページでの市民のみなさまへの報告

横須賀市ホームページでの市民のみなさまへの報告





「災害警戒本部」とは?

今夜に設置した『災害警戒本部』ですが、言葉は似ているものの『災害対策本部』とは別モノです。

『災害対策本部』を設置するほどではない事態の時に設置されるのが『災害警戒本部』です。

「横須賀市地域防災計画・風水害対策計画編」配備指令の発令基準等より

「横須賀市地域防災計画・風水害対策計画編」配備指令の発令基準等より


災害の発生のおそれがある時/災害が発生した時、必要に応じて副市長が設置します。

『災害警戒本部』を設置した時には、市民安全部長が各部局と神奈川県に連絡します。

『災害の情報を収集して、関係機関との連絡調整を図り、災害対策等を推進すること』が目的です。



フジノの提案で2015年から「地域防災計画」に新たに「雪害」が加えられました

2014年予算議会でフジノは、『地域防災計画』に『雪害』を加えるように提案しました。

それから1年、2015年に改定が実現して『雪害』が加えられました。

『地域防災計画』風水害対策計画編(平成26年度改訂)
第3部第1章「災害応急対策の基本方針」より

第9章 雪害対策

第1節 基本方針

大雪による都市機能の阻害、交通の途絶、孤立など雪害による人的被害を最小限に抑えるとともに、都市機能のいち早い回復に向けた対策を実施する。

第2節 応急活動体制

  1. 大雪注意報等の発表に基づく体制構築
    関係対策部は、横浜地方気象台が大雪注意報を市域に発表した場合は、積雪に備えた準備を実施する。

    なお、大雪警報等の発表や雪害が発生、又は発生する恐れがある場合は、第2章に定める体制に移行する。


  2. 帰宅困難者対策
    (1)市の対応
    総合対策部及び市民安全対策部は、状況に応じて駅周辺に帰宅困難者の一時滞在施設を民間施設の協力を仰ぎながら開設し、帰宅困難者への開設状況の広報、鉄道事業者への情報提供等を行う。

    (2)鉄道・バス事業者の対応
    鉄道・バス事業者は、利用者へ運行状況等の情報提供に努めるとともに、それぞれが有する施設・機能を十分に活用し、駅周辺における混乱防止に努める。

    また、市が帰宅困難者用の一時滞在施設を開設した場合は、市と連携し一時滞在施設の案内を行う。

    (3)企業・事業所等の対応
    企業・事業所及び不特定多数の者が利用する施設の管理者は、大雪に関する情報を収集した上で、組織内に的確に伝達し、地震災害対策計画編第2部第4章及び第3部第5章第6節に準じて帰宅困難者の発生抑止に努める。


  3. 応援要請
    総合対策部は、市域全域における積雪により既存の体制では孤立者や被災者の救助・救出が不可能と認めた場合は、神奈川県知事に対し、自衛隊の災害派遣要請の要求を行う。

  4. 除雪・排雪対策
    (1)除雪対策
    自宅及び自宅周囲の生活道路などの除雪は住民によることが原則であるが、除雪が困難であり、かつ住民の救助・救出が必要な場合には、消防対策部を中心に関係対策部及び関係機関が連携し、自主防災組織や近隣居住者等から協力を仰ぎ活動にあたる
    こととする。

    (2)排雪対策
    道路管理者は、雪捨場の設定の際は、交通の障害にならないよう配慮する。


第3節 交通・ライフライン対策

  1. 道路交通対策
    道路管理者は、その管理する道路について関係機関と連携し早急に被害状況を把握し、降雪による交通事故防止のため、必要に応じて交通規制を実施する。

    併せて、主要な道路に関しては除雪等を実施するとともに、大雪等の災害時において道路上の放置車両により緊急車両の通行や除雪作業に支障がある場合は、災害対策基本法に基づき、関係機関と連携して車両を移動するなどして道路機能の確保に努める。


  2. 鉄道対策
    鉄道事業者は、利用者への適切な情報提供に努めるとともに、鉄道施設等の被害状況について早急に把握し、除雪の実施、応急復旧等を行う。

横須賀市としては、市民安全部をはじめとする担当部局が『地域防災計画』をもとに、しっかりと対応を行なっていきます。



市民のみなさまもどうかご注意を!お手元に懐中電灯などのご用意をお願いします

けれども行政だけでなく市民のみなさまも、どうかこの後の天候の行方にご注意ください。

雪が強く降り続ければ、停電も起こるかもしれません。

どうかお手元に懐中電灯をご用意ください。

また、寒さ対策に電気を使った暖房(エアコンやこたつなど)が使えなくなる可能性もありますので、灯油ストーブがある方は出しておいて下さい。

東日本大震災の時に横須賀では深夜まで停電を経験しました。あの時(3月11日深夜)に感じた寒さや不便さよりも、今夜の方が寒さは上回ると思います。

どうか、市民のみなさまご自身でご用意できる防災グッズはぜひお手元にご準備下さい。

また、お急ぎでない外出はどうか明日以降に先延ばしして下さいね。

横須賀市が発信する『防災情報メール』なども受信できるようにぜひ登録して下さるとありがたいです。

よろしくお願い致します!



「雪害対策」を加えた「地域防災計画」の改訂案が承認されました/横須賀市防災会議

「横須賀市防災会議」が開かれました

今日は、『横須賀市防災会議』が開かれました。

横須賀市防災会議の会場にて

横須賀市防災会議の会場にて


会長は横須賀市長、メンバーは、警察、自衛隊、消防団、医師会、バス、鉄道、電気、ガス、NTTなど、災害時に協力しあわねばならない関係者が一同に介する、30名を超える大きな会議です。

30名を超える関係者が集合する大会議です

30名を超える関係者が集合する大会議です


2014年予算議会でフジノが行なった一般質問での提案がきっかけでスタートした、新たに『雪害対策』を加える『地域防災計画』の改訂。

ついに改訂の最終段階までやってきました。

「横須賀市防災会議」の議事次第より

「横須賀市防災会議」の議事次第より


今日この『防災会議』で承認されれば、神奈川県に報告して、正式決定となります。



「雪害対策」が承認されました

下の資料が配布されて、委員の議論が行われました。

横須賀市地域計画
風水害対策計画編の改訂について

  1. 改訂の目的

    本市では、平成26年2月に2回にわたる大雪に見舞われ、市内において降雪による多くの混乱がもたらされました。

    この経験を踏まえ、大雪による都市機能の阻害、交通の途絶、孤立など雪害による人的被害を最小限に抑えるとともに、都市機能のいち早い回復に向けた対策を実施する為、『横須賀市防災計画・風水害対策計画編』に『雪害対策』を新たに追加することとしました。

  2. 改訂内容(雪害対策として追加する内容)

    (1) 市の体制

    各部局は、大雪注意報が発表された場合は、積雪に備えた準備を実施します。

    さらに、大雪警報又は暴風雪警報の発表や雪害が発生、又は発生する恐れがある場合は、災害警戒本部を設置します。


    (2) 帰宅困難者対策

    ア.市の対応
    市は、民間施設の協力の下、駅周辺に一時滞在施設を開設し、帰宅困難者への広報、鉄道・バス事業者への情報提供等を実施します。

    イ.鉄道・バス事業者の対応
    鉄道・バス事業者は、利用者への運行状況等の情報提供に努めるとともに、それぞれが有する施設・機能を十分に活用し、駅周辺における混乱防止に努め、また、市が一時滞在施設を開設した場合は、市と連携し、その案内を実施します。

    ウ.企業・事業所等の対応
    企業・事業所及び不特定多数の者が利用する施設の管理者は、大雪に関する情報を収集した上で、組織内に的確に伝達し、『横須賀市地域防災計画・地震災害対策計画編』に準じて帰宅困難者の発生抑止に努めます。

    (3) 応援要請

    市は、既存の体制では孤立者や被災者の救助・救出が不可能と認めた場合は、県知事に対し、自衛隊の災害派遣を要請します。

    (4) 除雪・排雪対策

    自宅及び自宅周囲の生活道路などの除雪は住民を主体としますが、除雪が困難であり、かつ住民の救助・救出が必要な場合には、市と関係機関が連携し、自主防災組織や近隣居住者等からも協力を仰ぎ活動します。

    また、雪捨場の設定にあたっては、交通の障害にならないように配慮します。

    (5) 道路交通対策

    道路管理者は、管理する道路について関係機関と連携し早急に被害状況を把握し、降雪による渋滞や交通事故防止の為、必要に応じて交通規制を実施するほか、主要な道路に関しては除雪等を実施し、道路機能の確保に努めます。

    (6) 鉄道対策

    鉄道事業者は、利用者への適切な情報提供に努めるとともに、鉄道施設等の被害状況について早急に把握し、除雪の実施、応急復旧等を実施します。

  3. パブリック・コメントの実施結果について

    平成26年10月に事務局において取りまとめた改訂案について、平成26年11月月5日から12月4日までの間、横須賀市市民パブリック・コメント手続条例に基づき、市民等からの意見募集を実施しました。

    その結果、提出された意見はありませんでした。

いくつかの質疑があったのち、承認されました!

これで正式決定です。横須賀市はこの改定された計画を、神奈川県に報告します。

あとはまもなくスタートする予算議会で、委員会報告を行なうことで全ての手続きが完了します。



「計画」は「実施」されてこそ

『雪害への対策』が明確に『地域防災計画』に位置づけられました。

大きな成果です!

フジノが『地域防災計画』の改訂にこだわり続けてきたのは、それが『マニュアル』だからです。

災害時には、市職員をはじめ、バス・鉄道事業者、道路管理者、自衛隊、企業・民間事業者など全ての関係者が連携することが必要です。あらかじめ作られた『マニュアル』があれば、災害を想定して『防災訓練』を実施することで連携や体制づくりができます。

また、どんな組織にも人事異動があります。例えば、わが市役所の市民安全部には素晴らしい職員が多数居ますし、3.11の危機的な状況を体験している職員も居ます。しかし、数年おきに必ず異動せざるをえません。

けれども『マニュアル』があれば、あらゆる体験やノウハウは引き継がれていくことができます。

だからフジノは『雪害対策』を絶対に『地域防災計画(=マニュアル)』に盛り込みたかったのです。ついに実現しました。

マニュアルは作るだけではダメです。

マニュアルに基いて、くりかえし訓練を行なう必要があります。

そして、実際の災害が起こった時には、その訓練をもとに少しでも被害を食い止めるのです。

計画が完成した今、フジノは次のステップとして必要な訓練の実施をしっかりとチェックしていきます。

特に、『帰宅困難者の発生』や『一時滞在施設の開設』などは、『雪害』に限らずあらゆる災害でも必要になることです。

しっかりと取り組みが実現していくように、これからも全力を尽くしていきます。



「降雪の注意を呼びかける横浜市」と「今回も何もしない横須賀市」とあなたはどちらが在るべき防災体制だとお考えですか?

明日29日(金)は「降雪の予報」が出ています

『雪害対策』に執念を燃やしてきたフジノは、今年1月1日に雪が降った時も緊張しながら雪が早く止むことを祈り続けました。

そして、明日1月29日(金)は、関東地方でも雪が降るとの天気予報が数日前から出されています。

昨日1月28日のツイッターで記した通り、ケガ人を出さないように、帰宅困難者を凍えさせることが無いように、市民安全部・消防局・警察ら関係者のみなさまと全力を挙げて取り組み決意でいます。

「雪害への対策」に気合いを持って臨む決意を書いたフジノのツイート

「雪害への対策」に気合いを持って臨む決意を書いたフジノのツイート


こうしたツイートをフジノが書いた理由はもう1つあって、

政治も全力で『雪害対策』に取り組みます!

というアナウンスを市民のみなさまにお伝えしたいからなのです。



「横浜市の防災専門ツイッターアカウント」は注意を呼びかけました

そんな中、本日17:45に「横浜市総務局危機管理室」ツイッターアカウントによる注意のよびかけを出しました。

「横浜市総務局危機管理室」ツイッターアカウントによる注意のよびかけ

「横浜市総務局危機管理室」ツイッターアカウントによる注意のよびかけ


これは、フジノにとって理想的な『危機管理のコミュニケーション戦略』の1つだと高く評価したいです。



これまでのフジノと質疑から「何も起こっていなければ横須賀は情報発信しない方針」のまま

2014年はずっとこのテーマに取り組んできたフジノですが、すでに3回の委員会質疑の結果、横須賀市の基本姿勢は今回も同じでしょう。

市民のみなさまにお聴きしたいのです。

このままで良いのですか?

吉田市長による「何も無ければ情報発信しない方針」は間違っている。フジノは「ダメだ」「変えるべきだ」と考えています。

あなたのご意見をお聴かせ下さい。



雪の元旦/ひとり自殺対策街頭キャンペーン2014-15

元日も「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」へ

今日は、2015年1月1日。新しい年になりました。

市民のみなさまにとって今年がより良い1年になることをこころから祈っています。

フジノは政治家に転職して12年が経ちました。

その間、ずっと『年賀状』は一切出していません。また、政治家として招かれた『忘年会』『新年会』も徹底的に全てお断りしてきました。

2015年1月1日「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」に立つフジノ

2015年1月1日「ひとり自殺対策街頭キャンペーン」に立つフジノ


警察・消防・救急・自衛隊・医療福祉関係者のみなさまと同じように、元旦であろうと全くカンケーなく、フジノはいつもどおり働いています。

政治家の仕事は「市民のみなさまのいのちを守ることが全てだ」と信じています。

この仕事に就いている限り、フジノにとって年末年始はカンケー無い。

12年間ずっとそう信じて今日まで働いてきました。

2015年になっても、その信念は全く変わりません。



初雪の為、横須賀に残る決断をしました

ところで、天気予報通りだったとはいえ、『初雪』が降ったことにはとても驚きました。

市内の地域によっては強く降ったものの、「それほど長く続く雪ではない」との予報でした。

けれども、フジノは昨年2月の大雪がどうしても頭をよぎってしまいました。

横須賀市の『地域防災計画』に『雪害』への対策が今年から正式に加わることになったのですが、その提案をしたのはフジノです。

だから、「もしも『雪害』に伴う何らかの出来事が起こりうるならば、フジノはそれを全て見届けねばならない」という責任を感じました。

もともとフジノの今日のスケジュールは、お昼過ぎ『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』を終えて、午後は渋谷・宮下公園前の『越年・越冬』支援のボランティアに向かうというものでした。

でも、「雪がおさまるまではとにかく市外に出るのはやめよう」と判断して、横須賀に残りました。

元旦から4日までの4日間は、渋谷での支援活動(『のじれん』)のボランティアにどうしても行きたかったので、無念さと悔しさをとても感じました。

「越年・越冬」の活動(その2)渋谷・山谷

「越年・越冬」の活動(その2)渋谷・山谷


こればかりは仕方がありませんが、それでももどかしくてたまりませんでした。。



元旦に街頭に立つことの「ご褒美」

雪がおさまって、すぐにいつもどおり『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』に立ちました。

今日は初めての場所(ワイデッキ下広場にあるJTBの前)で活動を行ないました。

JTBの前で初めて活動を行ないました

JTBの前で初めて活動を行ないました


ところで、元日からちゃんと働いていると、『神様からのご褒美』みたいな出来事が起こるものです。

昨年1月1日の『ひとり自殺対策街頭キャンペーン』では、とても懐かしい再会がありました。

今年は、『里帰りしていた親友』がわざわざワイデッキまで来てくれました。すごく嬉しかったです。

里帰りしていた親友が撮影してくれました

里帰りしていた親友が撮影してくれました


ものすごく嬉しかったです。

明日こそ、市内での市民相談・街頭キャンペーンを昼までに終わらせて、都内の路上生活者支援に向かいたいです。

全国のみなさまに「ぜひご参加ください」とお願いしておきながら、フジノ自身が行かないのでは失格だと思います。

明日こそ、必ず参加します!

今年も1年間、全身全霊をかけて働いていきたいと思います。

市民のみなさま、今年もどうぞおれをこきつかってください。

働くぞ!



パブリックコメントが終わりました/新たに「雪害対策」を加えた「地域防災計画」の改訂案

「地域防災計画」改訂に対するパブリックコメントの実施期間が終わりました

11月4日のフジノブログでお伝えしたとおり、新たに『雪害への対策』を加えた『地域防災計画』の改訂案へのパブリックコメントを実施しました。

そして、12月4日で募集が終わりました。

これまでの経緯は、ぜひこれらの記事をご覧下さいね。

雪害への対策は、この1年間ずっとフジノの大きなテーマでした。



改訂案へのご意見はゼロでした。

パブリックコメントの結果、市民のみなさまからのご意見はゼロでした。

パブリック・コメント手続の実施結果について(市民安全部長より)

パブリック・コメント手続の実施結果について(市民安全部長より)

勝手ながらフジノとしては、市民のみなさまから

「原案のままでいいよ」

「『雪害対策』が『地域防災計画』に明記されて良かった」

「まずは原案どおりにスタートしてみて、これから改善点が出てきたら反映させていこう」

と、支持していただいたのだと受け止めています。

今後の流れは、下の通りです。

  • 『横須賀市防災会議』への報告

  • 神奈川県への報告。→この時点で改訂は完了します。

  • 3月の予算議会で、市議会への報告

横須賀市のホームページより「横須賀市防災会議」について

横須賀市のホームページより「横須賀市防災会議」について


従来の慣例からいけば、上の3つの報告で大きく内容が変更されることはありません。

この改訂案がほぼ決定となりました。

市民のみなさま、フジノの『雪害対策』への想いを受け止めて下さってありがとうございました!



「計画」は作ることではなく「実践」され無ければ意味がない

はからずも今日12月16日、内閣府特命担当大臣(防災)から以下の呼びかけが出されたばかりです。

暴風雪等への対応についての内閣府特命担当大臣(防災)から国民への呼びかけ(12月16日)

  1. これから北日本から西日本の広い範囲で大荒れの天気となり、特に、北海道地方では雪を伴った猛烈な風が吹き、見通しが全くきかない猛吹雪となるおそれがあります。

  2. 昨年3月には北海道で暴風雪のなか、走れなくなった車を離れて凍死するなど、9名の方が犠牲となられました。こうした被害を出さぬよう、不要不急の外出は控えてください。

  3. 万一、車の運転中に視界がきかないなど、危険を感じたら、速やかに安全な場所に停車してください。また、動けなくなった場合は、すぐに救助を依頼して、車の中で待機してください。

    その際、車の排気口周辺に雪がたまると一酸化炭素中毒のおそれがあるので、排気口周辺を定期的に除雪するようにしてください。


  4. 最新の気象情報に注意して、身の安全を確保されるようお願いします。

天気予報をこまめに見ているのですが、関東地方の東部(特に海沿い)は雪こそ降らないかもしれませんが、かなり気温が下がるようです。

仮に『大雪』になるようなことがあれば、市民安全部・消防局・県警・公共交通機関・民間の建設業協会のみなさんらと協力しながら、被害が最小限にとどまるように尽力します。

市民のみなさまもどうか天候にご注意くださいね。

よろしくお願いします!



【ご意見ください】新たに「雪害への対策」を加えた「地域防災計画」の改訂案/明日から1ヶ月、パブリックコメント実施します

雪害対策を加えた地域防災計画の改訂案、パブリックコメントを行ないます

9月8日のブログ記事でお知らせしたとおり、横須賀市の『地域防災計画』を改訂します。

現在、横須賀市の『地域防災計画』には4つの『対策編』があります。

横須賀市のホームページより

横須賀市のホームページより


これまでは記述が全く無かった『雪害への対策』を、新たに『風水害対策計画編』に盛り込みました。

その改訂案に対して、市民のみなさまのご意見を頂きたいので、『パブリック・コメント』を行ないます。

横須賀市地域防災計画風水害対策計画編の改訂案についてのパブリックコメント

  1. 募集の期間
    11月5日(水)~12月4日(木)

  2. 改訂案の提供方法
    (1)市のホームページへの掲載
    (2)市役所の市民安全部危機管理課と市政情報コーナー
    (3)各行政センター
    (4)フジノのこのブログ記事

  3. 提出方法
    (1)ご意見を記す書式は、特に定めておりません。
    (2)ご住所とお名前を明記して下さい。

    *市外在住の方の場合は、以下のことについても明記してください。
    (1)(市内に在学・在勤の場合)勤務先名と所在地、学校名と所在地
    (2)(本市に納税義務のある場合)納税義務があることを証する事項
    (3)(本パブリック・コメント案件に利害関係を有する場合)利害関係があることを証する事項


  4. ご意見の提出先
    (1)直接持ち込み
    ・ 横須賀市市民安全部危機管理課(横須賀市役所1号館4階)
    ・ 市政情報コーナー(横須賀市役所2号館1階32番窓口)
    ・ 各行政センター

    (2)郵送
    〒238-8550
    横須賀市小川町11番地
    横須賀市市民安全部危機管理課 「地域防災計画の改訂案」担当あて

    (3)ファックス
    046(827)3151

    (4)メール
    ps-pc@city.yokosuka.kanagawa.jp




改定案の内容をご紹介します

改定案の内容は、以下のとおりです。

難しい表現や行政チックな単語もありますが、1行ずつゆっくり読んでいただければご理解いただけるはずです。

そして、もしもご質問があれば、フジノ宛でも市民安全部宛でもOKですので、どんどんご質問いただけるとありがたいです!

「横須賀市地域防災計画風水害対策計画編の改訂案について」

パブリック・コメント資料

パブリック・コメント資料


【改訂趣旨】
本市では、2014年2月に2回にわたる大雪に見舞われ、市内において降雪による多くの混乱がもたらされました。

この経験を踏まえ、大雪による都市機能の阻害、交通の途絶、孤立など雪害による人的被害を最小限に抑えるとともに、都市機能のいち早い回復に向けた対策を実施する為、横須賀市防災計画風水害対策計画編に以下の通り『雪害対策』を新たに追加します。

  1. 市の体制
    各部局は、大雪注意報が発表された場合は、積雪に備えた準備を実施します。

    さらに、大雪警報又は暴風雪警報の発表や雪害が発生、又は発生する恐れがある場合は、『災害警戒本部』を設置します。

  2. 帰宅困難者対策

    (1) 市の対応
    市は、民間施設の協力の下、駅周辺に一時滞在施設を開設し、帰宅困難者への広報、鉄道・バス事業者への情報提供等を実施します。

    (2) 鉄道・バス事業者の対応
    鉄道・バス事業者は、利用者への運行状況等の情報提供に努めると共に、それぞれが有する施設・機能を十分に活用し、駅周辺における混乱防止に努め、また、市が一時滞在施設を開設した場合は、市と連携しその案内を実施します。

    (3) 企業・事業所等の対応
    企業・事業所及び不特定多数の者が利用する施設の管理者は、大雪に関する情報を収集した上で、組織内に的確に伝達し、『横須賀市地域防災計画地震災害対策計画編』に準じて帰宅困難者の発生抑止に努めます。


  3. 応援要請
    市は、既存の体制では孤立者や被災者の救助・救出が不可能と認めた場合は、県知事に対し、自衛隊の災害派遣を要請します。

  4. 除雪・排雪対策
    自宅及び自宅周囲の生活道路などの除雪は住民を主体としますが、除雪が困難であり、かつ住民の救助・救出が必要な場合には、市と関係機関が連携し、自主防災組織や近隣居住者等からも協力を仰ぎ活動します。

    また、雪捨場の設定にあたっては、交通の障害にならないように配慮します。


  5. 道路交通対策
    道路管理者は、管理する道路について関係機関と連携し早急に被害状況を把握し、降雪による渋滞や交通事故防止のため、必要に応じて交通規制を実施するほか、主要な道路に関しては除雪等を実施し、道路機能の確保に努めます。

  6. 鉄道対策
    鉄道事業者は、利用者への適切な情報提供に努めるとともに、鉄道施設等の被害状況について早急に把握し、除雪の実施、応急復旧等を実施します

以上です。



この後のスケジュール

パブリックコメントの後のスケジュールは、下の通りです。

  • 11月5日〜12月4日 パブリック・コメント実施
  • 12月中〜1月 可能な限り早く、パブリック・コメントへの回答を公表
  • 1月~3月 『横須賀市防災会議』への報告。県への報告を経て改訂完了。市議会への報告

来年4月からは新しくなった『地域防災計画』になります!



フジノが「雪害への対策」を「地域防災計画」に盛り込むことにこだわった理由

今回の改訂は、今年2月にフジノが行なった一般質問によって実現しました。

何故、フジノがこの一般質問を行なったか。

その最大のきっかけは、フジノの知人のご家族が『雪害』によって、亡くなってしまったからです。

この2月の大雪で、横須賀市では幸いなことに亡くなった方はいませんでした。

しかし、全国では怪我をされた方や亡くなった方もいらっしゃいました。

そんな犠牲者のひとりが、フジノの知人の弟さんでした。まだ結婚したばかり、新婚さんでした。

その方の暮らすまちには、横須賀市と同じく、やはり『地域防災計画』に『雪害への対策』が盛り込まれていませんでした。

だから、絶対に『雪害への対策』に取り組まねばならないと強く決心しました。

ご遺族である知人には、お会いするたびに横須賀の地域防災計画の状況ではありますが、「一般質問をしました。市長の答弁は前向きでした」「実際に改訂されることが決定して委員会で報告されました」と報告しています。

フジノは、弔い合戦のような気持ちで取り組んだ一般質問でした。

悲しくて情けないことですが、政治は(フジノは)いつも犠牲が出て初めて問題の大きさに気がつくのです。

このままいけば、無事に『地域防災計画』の改訂は実現します。

けれども、亡くなった知人の弟さんのいのちは喪われたまま、戻ってくることはありません。

この『地域防災計画』の改訂は、失われたいのちの上に実現したものです。

だから、絶対により良いものにして、そして、今後の雪害の時には絶対に犠牲者を全国でも横須賀でも出さないと固く決意しています。



横須賀の「地域防災計画」に新たに「雪害」が盛り込まれます/フジノの提案、実現しました

「生活環境常任委員会」が開催されました

ただいま9月議会が開会中ですが、今日はフジノが所属している『生活環境常任委員会』が開かれました。

この常任委員会で所管している部局には、市民安全部消防局があります。

防災対策は、フジノにとって自殺対策と同じく「いのちを守る」というとても大切な取り組みです。

広島市の土砂災害の大きな被害もあって、今日の委員会でもフジノは災害対策についてのたくさんの質疑を行ないました。

今日のブログでは、そんな質疑の中から1つ報告いたします。



「地域防災計画」に新たに「雪害対策」を加える件についての経過報告

今年3月の予算議会の一般質問で、『雪害』を新たに『地域防災計画』に加えるようフジノは提案しました。

その提案に対して、市長も「地域防災計画に加える」との答弁を行ないました。

それから半年が経過して、本日の生活環境常任委員会の場で『市民安全部』から経過報告が行われました。

生活環境常任委員会で市民安全部から配布された資料

生活環境常任委員会で市民安全部から配布された資料

地域防災計画の改訂について

  1. 改訂概要

    (1)改訂する計画 
    風水害対策計画編

    (2)改訂理由
    本年2月の降雪対応時の課題を踏まえ、『雪害対策』を新たに追加します。

    (3)雪害対策の基本方針
    大雪による都市機能の阻害、交通の途絶、孤立など雪害による人的被害を最小限に抑えるとともに、都市機能のいち早い回復に向けた対策を実施することとします。


  2. 雪害対策として追加する項目案

    (1)市の体制
    各部局は、大雪注意報が発表された場合は、積雪に備えた準備を実施。

    大雪警報または暴風雪警報の発表や雪害が発生、又は発生する恐れがある場合は、災害警戒本部に移行。

    (2)帰宅困難者対策

    (ア)市の対応
    総合対策部及び市民安全対策部は、民間施設の協力の下、駅周辺に一時滞在施設を開設し、帰宅困難者への広報、鉄道事業者への情報提供等を実施。

    (イ)鉄道・パス事業者の対応
    鉄道・バス事業者は、利用者へ運行状況等の情報提供に努めると共に、それぞれが有する施設・機能を十分に活用し、駅周辺における混乱防止に努め、また、市が一時滞在施設を開設した場合は、市と連携しその案内を実施。

    (ウ)企業・事業所等の対応
    企業・事業所及び不特定多数の者が利用する施設の管理者は、大雪に関する情報を収集した上で、組織内に的確に伝達し、『地震災害対策計画編』に準じて帰宅困難者の発生抑止に努める。

    (3)応援要請
    総合対策部は、既存の体制では孤立者や被災者の救助・救出が不可能と認めた場合は、県知事に対し、自衛隊の災害派遣を要請。

    (4)除雪・排雪対策
    自宅及び自宅周囲の生活道路などの除雪は住民を主体とするが、除雪が困難であり、かつ住民の救助・救出が必要な場合には、関係対策部及び関係機関が連携し、自主防災組織や近隣居住者等からも協力を仰ぎ活動。

    雪捨場の設定にあたっては、交通の障害にならないよう配慮する他、河川等を利用する場合は、流下能力を確保し、溢水災害等の発生防止に留意。

    (5)道路交通対策
    道路管理者は、管理する道路について関係機関と連携し早急に被害状況を把握し、降雪による渋滞や交通事故防止の為、必要に応じて交通規制を実施する他、主要な道路に関しては除雪等を実施し、道路機能の確保に努める。

    (6)鉄道対策
    鉄道事業者は、利用者への適切な情報提供に努めると共に、鉄道施設等の被害状況について早急に把握し、除雪の実施、応急復旧等を実施。


  3. 今後のスケジュール
    • 11月 パブリック・コメント実施
    • 1月~3月 防災会議、県報告を経て改訂完了、議会報告

来年3月には、計画改訂が完了します。

もちろん、計画は作るだけでは意味がありません。

訓練の繰り返しと共に、連携していくあらゆる団体・官公庁・民間事業者・市民のみなさまとともに、実効性のある計画に絶えずブラッシュアップしていきたいです。



災害の発生は防げないけれど、被害を減らす「減災」は政治家の責任だから

「『自分の提案』が実現に近づいた!」

という喜びも、フジノには確かにあります。

しかし、それよりも少しホッとした気持ちの方が大きいです。

東日本大震災が起こってからは、災害の発生に対していかに被害を減らせるかをいつも考えずにはいられません。

雨が強く降るたびに、崖などの急傾斜地の多いこのまちでは土砂災害のことを考えずにはいられません。

「政治家として『取るべき対策』をしなければならない」

という、切迫した焦りや責任を感じずにいられなくなりました。

季節は変わり、少しずつ冬が近づきつつあります。

ここ数年間は、毎年、雪が降っています。今年の冬も雪が降るかもしれません。

その時、被害を絶対に起こしてはならない、という気持ちが強くあります。

だから、今回の『雪害対策』が新たに地域防災計画に加わるということも、

うれしさよりも、むしろ、「政治家として果たすべき責任が少しだけ果たせた」とホッとする気持ちの方が大きいです。

これからも実効性のある対策を提案し続けていきたいです。



横須賀の「地域防災計画」へ新たに「雪害」を加えることになりました/2014年予算議会

フジノの市長への質問を神奈川新聞が報じてくれました

昨日フジノが行なった市長への質疑の一部を、神奈川新聞が報じてくれました。

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大雪への対策を『地域防災計画』に明記する必要性についてです。

2014年3月1日・神奈川新聞より

2014年3月1日・神奈川新聞より


以下に、該当部分を引用します。

市長はまた、2週連続で東日本を襲った大雪を受け、『地域防災計画』で対象とする災害に『雪害』を位置づける方針を明らかにした。

具体的には、交通機関との連携強化や帰宅困難者対策を盛り込む見通し。

藤野英明氏(無会派)の質問への答弁。




「地域防災計画」に雪への対策を加えます

現在の横須賀の『地域防災計画』には、雪への対策が記されていません。

横須賀市地域防災計画

横須賀市地域防災計画


ここに新たに雪への対策を盛り込むことになりました。

東日本大震災からまもなく3年を迎えます。

『災害への対策』は本当に重要です。

何十年ぶりの大雪であろうと、あるいは初めて遭遇するような災害であっても、しっかりと対応できるまちに変えていきたいです。



2014年予算議会・個人質問

藤野英明です。よろしくお願いします。

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1.大雪による災害への対策について

この2月、2週連続で大雪が東日本を襲いました。

横須賀中央駅前

横須賀中央駅前


幸いなことに本市では死者こそ出ませんでしたが、怪我・建物の損壊・停電・道路や交通機関のマヒ・帰宅困難など、市民のみなさまの暮らしに大きな影響が出ました。

もしも降雪が数日に及んでいたら、また地震など他の災害も同時に起きていたとしたら、より深刻な事態に陥っていた可能性があります。

日常的に積雪がある地域では、雪への対策を『地域防災計画』に盛り込んでいますが、現在、本市では「雪害」は盛り込んでいません。

横須賀市地域防災計画

横須賀市地域防災計画


その為、首都圏では数十年ぶりと言われた今回の大雪には手探りで対応していくしか無かった側面もあります。

大切なことは、その体験をもとに「学んでいくこと」です。

そしてその学びを「次に活かしていくこと」で被害を減らすことができるはずです。

そこで市長に伺います。

【質問1】
1.今回の大雪において、本市は十分な対応を取れたのでしょうか。

【質問2】
2.本市は、今後どのような取り組みが必要だと考えていますか。

お答え下さい。



2.市長施政方針と新年度予算案における最重点施策について

「最重点施策1.子育て・教育環境の充実」について

施政方針と「都市イメージ創造発信アクションプラン」の説明を聴いて、本市の『イメージ』を『プロモーション』によって変えたいという強い意気込みは理解しました。

けれども、僕が感じたことは、『イメージの改善』よりも、まず『現実の改善』に力を入れるべきではないか、という違和感でした。



交通の利便性への認識と、現実的な改善の必要性について

最も違和感が強かったのは『交通アクセス』についてです。

市長は、各種のアンケート結果から結婚・子育て世代が重視しているのは通勤のしやすさなどであり、本市の『交通の利便性』を民間事業者とも効果的にプロモーションしていく、と述べました。

けれども僕は「市外への交通の利便性は高い」とはどうしても考えることができません。

市内の交通アクセスも悪い。陸の孤島と化した今回の大雪でも多くの市民の方々がそれを再確認させられたはずです。

市民病院小児科の入院診療廃止とうわまち病院への集約に対して西地区の子育て世帯が感じている不安は、交通アクセスの悪さによる所も大きいです。

そこで市長に伺います。

【質問3】
求められている取り組みは『プロモーション』ではなく、長年の課題である本市の『交通アクセスの悪さ』を現実的に改善することではないでしょうか。

お答え下さい。



こども政策アドバイザーの位置づけ等について

子育て・教育政策などへの助言や本市の子育て環境や取り組みなどを、著名で発信力の高い方にブログなどで発信して頂くという『こども政策アドバイザー』の設置が新たに提案されました。

「平成26年度予算の概要」より

「平成26年度予算の概要」より


けれども、この必要性が今ひとつ僕には理解できません。

【質問4】
その位置づけは『最重点施策1.子育て・教育環境の充実』では無く、『最重点施策3.地域経済の活性化』に置かれていました。あえてここに位置づけた理由は何故でしょうか。

【質問5】 
また、アドバイザーはどのように募集し、どのような権限を持つのでしょうか。

具体的にどういった方の就任を考えているのでしょうか。

お答え下さい。


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「学ぶ機会の保障」の必要性について

「全国学力テストの正答率で全国平均を必ず上回るという強い意気込みをもって、学力向上に取り組んでまいります」

という市長の所信に僕は賛同します。

『貧困の連鎖』を断ち切る上で、『教育』こそ最大の手段です。

しかし、現状では、『横須賀の教育』を受けても『横須賀のこどもたち』は平均点も取れるようにはなれない。

もちろん、そのような結果が生まれる背景には『貧困や低所得、家庭力の弱さ』があります。

それでも、今の『横須賀の教育』では児童生徒の学力を高めることには成功していないのが現実で、これは『定住促進』以前の大きな問題であり、改善すべきです。

ただし、全市の平均的な学力の底上げの為にはさらに2つの観点が必要だと僕は考えています。

第1に『世帯の所得に左右されず学べること』、第2に『良い生活習慣が確立できること』です。

この2つの観点から質問します。

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世帯の所得に左右されずに学べる機会の保障について

本市は、貧困・低所得世帯にあるこどもたちの学ぶ機会を保障することに全力で取り組むべきだと僕は考えています。

本市には、経済的な理由によって就学困難な高校生への『横須賀市奨学金』があります。

成績や内申点などの条件が無く、返済の必要がない給付型で、厳しい立場にある生徒にとって非常に大切な学資金です。

他市には見られない、『学ぶ機会の保障』という本市の姿勢を示すシンボリックな事業である為、その在り方を議論したいと思います。

これは今まで対象がわずか180名と限定されていて、生活保護基準を1倍とすると、0.34倍という所得が極めて低い世帯までしかカバーできていませんでした。

これを新年度予算案では、新たに対象を20名増やす方針が示されました。

大変に良いことなのですが、2点疑問があります。

【質問6】
1.この拡大によって生活保護基準の何倍までカバーできるようになるのでしょうか。

【質問7】
2.何故、「20名の増加」と設定したのでしょうか。

お答え下さい。



小中学校の準要保護世帯への就学援助の削減について

今回の奨学金の対象拡大を僕が手放しで喜べない理由は、同時に、小中学生の就学援助の削減も行われたからです。

奨学金の対象を20人増やすのに必要な予算は240万円。この財源を、就学援助を削ることで捻出しました。

就学援助とは、経済的に厳しい小中学生への補助です。

横須賀市では、生活保護基準の1.3〜1.5倍にあたる『準要保護世帯』に対して補助をしているのですが、この就学援助のうち、学用品費を半額にカットします。

小中学生の低所得世帯への補助をカットして、高校生の低所得世帯への奨学金に回したのです。

【質問8】
これこそ、昨年12月議会で僕が指摘した「部局内ペイ・アズ・ユー・ゴー原則」の最も悪い例ではないでしょうか。

市長の認識をお聞かせ下さい。

また、学用品費の半額カットによって360万円の財源が捻出できたのですから、本来ならば、奨学金の対象を30人まで拡大できました。

しかし、20人にとどめたことによって『低所得世帯への支援』を総額として削減したのです。

こうした対応は絶対にやるべきではありません。

【質問9】
市長、これは撤回すべきではないでしょうか。

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お答え下さい。



スクールソーシャルワーカーの増員の必要性について

こどもたちを本来守るべき存在であり安心できる居場所のはずの『家庭の力』が低下しています。

そこで本市では児童生徒だけでなく、家庭の課題や複雑な問題に対応する為にスクールソーシャルワーカーを活用してきました。

僕は、現状ではわずか3名分しか予算措置されていないスクールソーシャルワーカーを増やして全市に配置する必要があると訴えてきました。

【質問10】
教育委員会では関係者にヒアリングも行なってスクールソーシャルワーカーを増員する予算要求を行なったはずですが、新年度予算案では現状維持にとどまっています。

市長は何故増員配置を認めなかったのでしょうか。

お答え下さい。



「生活習慣の改善」の必要性について

全市の平均的な学力の底上げの為に、僕が第2に必要だと考えるのは「生活習慣の改善」です。

学力は、食事・睡眠・運動などの生活習慣と極めて深い相関関係にあるからです。

一方、本市の現状はというと『児童生徒体力・運動能力生活習慣等の調査結果』によれば、本市の児童生徒の生活習慣は悪化しています。

また、児童生徒健康・体力向上推進委員会担当部会の報告によると、本市の小中学校の児童生徒は、新体力テストにおいて全国平均と比較して危機的な状況にあります。

生活習慣や体力・運動能力を改善していくことは一見無関係に見えますが、実は、学ぶ姿勢や学ぶ意欲を高めることにつながっています。

【質問11】
したがって、学力の向上を目指すならば、生活習慣の改善の取り組みが極めて重要ですが、市長・教育長はどのような取り組みを行なっていくのでしょうか。

お答え下さい。



新教育長としての所信について

新年度予算案で市長が提唱している「教育環境の充実」には、教育委員会事務局トップである教育長のリーダーシップが欠かせません。

昨年第4回定例会において、青木さんの教育委員選任議案が提出された際、僕は、学校教育・社会教育について17の質問を行ないました。

その答弁は、市長が行なわざるをえず、青木教育長のお考えは間接的に伺わざるを得ませんでした。

そこで青木教育長がどのようなお考えで教育行政を進めていくのか改めてお尋ねします。

【質問12】
現在、教育長に就任された青木教育長ご自身のお考えは、この時の市長答弁と全く同じでしょうか。

もしも市長答弁とは異なる点や改めて追加したい点があれば、この際ぜひご答弁ください。


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「最重点施策2.生涯現役社会の実現」について


特定健診・保健指導を強化する新体制について

新たに保健事業に取り組む為に、福祉部健康保険課に保健師らを増員するとともに保健所健診センターで保健指導をスタートします。

この新体制について、4点伺います。

【質問13】
健康保険課の新体制に何故「管理栄養士」を加えなかったのでしょうか。

お答え下さい。



平日夜間・土日のコール・リコールの必要性について

健診の受診率をアップさせるには、地道なコール・リコールの取り組みしかありません。

つまり、受診勧奨を行なうと共に、実際に医療機関での受診に至ったかどうかの確認を行なう取り組みです。

そして、コール・リコールは「平日夜間」や「土日」の電話や訪問による取り組みも必要です。平日夕方までで土日は休み、という訳にはいきません。

【質問14】
健康保険課の新体制では、平日夜間・土日のコール・リコールも実施していくのでしょうか。

お答え下さい。



市内医療機関および保健所健診センターでの特定健診・特定保健指導を、土日も実施する必要性について

同じく、特定健診の受診率を高める取り組みとして、土日も受診可能とすべきです。

【質問15】
現在、土日も受診可能な医療機関は多くありません。新たに土日も実施して頂けるように市内医療機関に要請すべきではないでしょうか。

【質問16】
また、新たに特定保健指導をスタートする保健所健診センターは、土日もオープンして特定健診・特定保健指導を実施すべきではないでしょうか。

お答え下さい。



生涯現役社会の実現の為に「全ての年齢」で保健政策に取り組む必要性について

人の運動・体力能力は20代まで向上した後、ゆっくりと低下していき、高齢になると急激に低下します。

中高年になってから生活習慣病予防に、高齢期になってから介護予防に取り組んでも、そもそも児童期に培われた運動・体力能力がベースですから、それ以上の改善は難しいです。

さらに、児童期においても生活習慣病予備軍は存在していますので、早期からの支援が重要です。

したがって、いかに児童期にベースとなる運動・体力能力の成長と良い生活習慣を確立させられるかが生涯を通じて大切となります。



全ての年齢を対象にした健康な生活習慣の確立を支援する取り組みの必要性について

先ほど質問2(1)ウで述べたように、本市の小中学生の運動・体力能力は全国平均と比べてかなり低い状況にあります。

ヘルスアップ尼崎戦略事業

ヘルスアップ尼崎戦略事業


先進的な事例として全国に知られる兵庫県尼崎市の「ヘルスアップ尼崎戦略事業」では、十代から健診に取り組んでいます。こうした取り組みに学ぶべきです。

【質問17】
生涯現役社会を実現する為には、本市でも児童期から高齢期まで全ての年齢において、健康な生活習慣の確立を支援する取り組みが必要ではないでしょうか。

お答え下さい。



実施計画の「生涯現役プロジェクト関連事業」に教育委員会とこども育成部の位置づけと役割を明記する必要性について

健康意識の醸成と行動化は全世代が行なうべきことです。

しかし、『実施計画(案)』の『生涯現役プロジェクト関連事業』には全庁的な取り組みの必要性はうたわれているものの、教育委員会とこども育成部がどう取り組むのかが明記されていません。

「実施計画(案)」より

「実施計画(案)」より


地域での取り組みを進めていくラジオ体操とウォーキングへの参加も、全世代に働きかける必要があります。

【質問18】
そこで、『実施計画(案)』の『生涯現役プロジェクト関連事業』には、教育委員会とこども育成部の位置づけと役割を明記すべきではないでしょうか。

お答え下さい。



「最重点施策3.地域経済の活性化」について

4月からの消費税増税は『地域経済の活性化』を進める上で不安要因であるとともに市民のみなさまの暮らしにダメージを与えうるものです。

そこで、3点伺います。

増税によって所得の低い方々への負担の影響を抑える為に臨時福祉給付金・子育て世帯臨時特例給付金が支給されます。

しかし、その対象となる方々は自ら申請手続きを取らねばなりません。

【質問19】
1.まずは徹底的な周知が必要ですが、どのように対応していくのでしょうか。

【質問20】
2.この給付金によって市民生活への影響が十分に抑えられているか、定期的に調査をすべきではないでしょうか。


【質問21】
3.調査の結果、必要に応じて「簡素な給付措置」以外の取り組みも柔軟に取り組むべきだと思いますが、市長の考えをお聞かせ下さい。


フジノの後ろ姿



3つの最重点施策に資する、本市の「公共図書館の在り方」を検討する必要性について

吉田市長就任後、本市の図書館サービスは改善が重ねられてきました。

横須賀市立中央図書館

横須賀市立中央図書館


自宅でインターネットで予約をして、受け取りや返却をするのは図書館以外の場所、例えばコミュニティセンターやコンビニエンスストアなどでもできるようになりました。

横浜Fマリノスと児童図書館の絵本のコラボレーション、コミュニティセンターとのジャズ演奏のコラボレーション、課題解決コーナーの設置なども記憶に新しいところです。

これまでこうした1つ1つのサービス向上はなされてきましたが、しかし、公共図書館にはもっと大きな可能性があります。

3つの最重点施策である『子育て・教育環境の充実』『生涯現役社会の実現』『地域経済の活性化』に対しても、公共図書館は大きく貢献してくれるはずです。

ここで1度しっかりと根本的な意味で『本市の公共図書館の在り方』を検討する必要があると僕は考えています。

【質問22】
1.本市の公共図書館の在り方を検討する必要性について市長・教育長はどのようにお考えでしょうか。

【質問23】
2.また、そうした検討の場として、図書館法第14条に規定されている『図書館協議会』を本市も立ち上げるべきではないでしょうか。

「図書館法」より

「図書館法」より


お答え下さい。



市長の答弁

御質問いただき、ありがとうございました。
 
まず、大雪への本市の対策について、十分な対応がとれたのかという御質問をいただきました。
 
【答弁1】
今回の2月8日、14日と2回にわたる大雪では、交通機関の麻痺とそれに伴って帰宅が困難になった方々、着雪による停電、倒木などが発生しましたが、幸い、これらの影響によって亡くなられた方や重篤な傷病者は発生しませんでした。

【答弁2】
次に、今後どのような取り組みが必要と考えているかという質問ですが、帰宅困難者への対応については、2月8日の大雪の際は、積極的にはできませんでした。

その為、2月14日の大雪の際には、その前日から主要駅周辺の施設、具体的には斎場に帰宅困難者が発生した場合の受け入れのお願いをしたところです。
 
今後は、このような対応をいつでも確実に行えるように体制を整えていきたいと考えています。




次に、交通の利便性への認識と現実的な改善の必要性について御質問をいただきました。

【答弁3】
市民アンケートでは、『本市の魅力』として「交通の利便性が高い」と感じている人が多い状況にあります。

一方で、市内の公共交通機関を初め交通環境において、解決を図らなければならないさまざまな課題があるということは十分認識をしています。今後は、市内の交通アクセスの改善に向けても努力をしていきたいと思います。




次に、新たに設置する『子ども政策アドバイザー』の位置づけについて御質問をいただきました。

【答弁4・5】
子ども政策アドバイザーを地域経済の活性化の中に位置づけた理由は、定住政策の視点に立ったことによるものです。子ども政策アドバイザーには、子育て・教育政策に精通し、知名度が高く、発信力の強い方を選任したいと考えています。

次に、世帯の所得に左右されず学べる機会の保障について御質問をいただきました。

【答弁6・7】
来年度、奨学金の定員を200名に増員した場合、最上位の認定者は生活保護基準の0.5倍を超える見込みです。また、昨年度の状況では、最上位の認定者は生活保護基準の0.34まで下がっていました。そのため、少しでも定員を拡充し、高校生に対する就学上の援助を充実する必要があると考えたからです。




次に、小・中学校の準要保護世帯への就学援助費の削減について御質問をいただきました。
 
【答弁8・9】
このたびの奨学金の拡充については、認定者の生活困窮度が非常に高く、定員を増員することが本市の子育て支援の充実を図る観点から適切であると考えたからです。また、就学援助費の削減については、経済的に比較的余裕がある家庭の援助額の見直しを行い、就学支援の公平性を図ったものです。したがいまして、御指摘の例には該当しないと考えています。




次に、スクールソーシャルワーカーの増員の必要性について御質問をいただきました。

【答弁10】 
スクールソーシャルワーカーの必要性については十分認識をしています。

中学校23校に配置されているスクールカウンセラーに合わせ、平成25年度からは小学校4校にも市費でスクールカウンセラーを配置しました。それぞれの学校では、教員や相談員とともに、家庭や関係機関と連携をして、個別のケースに対応しています。

今後は、小学校スクールカウンセラーとともに、スクールソーシャルワーカーの適正配置について検討してまいります。




次に、教育環境の充実における生活習慣の改善の必要性について御質問をいただきました。
 
【答弁11】
一般的に、規則正しい生活習慣を身につけている子どもは体力や学力も高いことが明らかになっています。早寝早起きができて、朝食をしっかり食べて、勉強にも遊びにも一生懸命になれる、そんな活力あふれる横須賀の子どもたちを育むことが大事であると考えていますので、教育委員会と連携しながら取り組みを進めてまいります。




次に、新教育長としての所信については、教育長から答弁をいたします。



 
次に、健康保険課の新体制に管理栄養士を配置する必要性について御質問をいただきました。

【答弁13】
生活習慣病予防の保健指導には、食事指導、運動指導が必要なことは認識していますが、指導に当たっては、必要に応じて福祉部や健康部に配置されている管理栄養士と連携することができる為、まずは保健師5人で取り組んでいきたいと考えています。

今後、取り組み結果を検証する際に、管理栄養士の配置の必要性についても検討していきたいと考えています。




次に、健康保険課の新体制における平日夜間、土日のコール・リコールの取り組みの必要性について御質問をいただきました。

【答弁14】
特定健康診査の受診率を向上させるため、はがき・電話・訪問による受診勧奨に取り組んでいくことを考えています。その中で、平日昼間に電話や訪問で勧奨できない受診対象者には、平日夜間、土日の個別勧奨、再勧奨を実施してまいります。




次に、市内医療機関及び保健所健診センターでの特定健診を土日も受診する必要性について御質問をいただきました。
 
【答弁15・16】
特定健診を土日に行う実施医療機関については調査をしていますので、まずはその結果を受診券を送付する際に同封する医療機関一覧に記載するとともに、ホームページにも掲載し、周知を図ってまいります。

土日に対応できる医療機関の拡大については、その調査の結果をもとに検討してまいります。




次に、全ての年齢を対象にした健康な生活習慣の確立を支援する取り組みについて御質問をいただきました。
 
【答弁17】
児童期から健康な生活習慣を身につけていただくことは大変重要なことであると認識をしています。

健康診断や健康診査は、児童期から高齢期まで実施されていますが、疾病予備軍と言われる人たちへの対応についてはまだまだ工夫が必要と考えています。

健康な生活習慣を身につけていただくための保健指導のあり方は、先進都市の例なども参考にしながら、今後とも研究してまいりたいと考えています。




次に、生涯現役プロジェクト関連事業において、教育委員会と子ども育成部の位置づけと役割を明記する必要性について御質問をいただきました。

【答弁18】
生涯現役プロジェクト関連事業の目的は、健康管理を行う人の裾野を大きく広げていくことです。したがいまして、必要に応じてプロジェクトチームに子ども育成部や教育委員会も加えていきたいと考えています。




次に、臨時福祉給付金、子育て世帯臨時特例給付金の給付対象者に対する徹底的な周知について御質問をいただきました。
 
【答弁19】
市民全体に対しては、広報よこすか及び本市のホームページで制度の周知を図ります。また、給付対象者については、個別に周知を図ってまいります。周知の時期については、子育て世帯臨時特例給付金は6月から、臨時福祉給付金は7月から実施をする予定です。




次に、簡素な給付措置によって市民生活への影響が十分に抑えられているか、定期的な調査をすべきではないかという御質問をいただきました。
 
【答弁20】
単年度で終わる国の給付制度による市民生活への影響について、市として独自の調査をする考えはありません。




次に、簡素な給付措置以外の取り組みにも柔軟に取り組むことについて御質問をいただきました。
 
【答弁21】
消費税が引き上げられたことについての市民生活への影響緩和については、本市の責務として臨時福祉給付金及び子育て臨時特例給付金の申請率、給付率を高めることが重要であると考えています。




次に、本市の公共図書館のあり方を検討することについて御質問をいただきました。
 
【答弁22】
現在の図書館については、改革が必要であると考えています。

これからの公共図書館は、市民や地域の抱えるさまざまな問題解決に結びつく情報を得られる施設であるべきだと捉えています。また、開館日や開館時間の拡大等の利用しやすさという面でも、そのあり方を教育委員会には検討していただきたいと考えています。




次に、『図書館協議会』について御質問をいただきました。

【答弁23】
市立図書館を運営する上で、市民意見が反映、実現される仕組みは必要と考えていますので、図書館協議会に限定せず、改革の中で検討していただきたいと考えています。

私からは以上です。



教育長の答弁

私にいただいた質問のうち、まず、教育環境の充実における生活習慣の改善の必要性についてお答えいたします。

【質問11への答弁】
学力の向上を考えるときに、生活習慣の改善は必要不可欠です。

昨年度実施した学力向上シンポジウムにおいても、県立保健福祉大学の教授にパネリストとして御協力いただき、教員や保護者に対して、生活習慣改善の大切さを訴えていただいたり、子どもたちの体力向上を目指して設置している児童生徒健康・体力向上推進委員会でも、生活習慣改善の取り組みは最重要課題として位置づけています。

今後は、『学力向上推進委員会』と『児童生徒健康・体力向上推進委員会』の連携も視野に入れながら取り組んでいくことも検討してまいります。




【質問12への答弁】
次に、私の新教育長としての所信について御質問をいただきました。
 
昨年の第4回市議会定例会本会議での藤野議員からの質問に吉田市長が答弁した内容に対して、私もそのように取り組んでいく所存であり、異なる部分はございませんが、

1点、17番目の質問で、市長は私に取り組んでほしい課題を7点述べられておりますが、私としては1点追加し、学校への学童保育開設の促進を加えて重点的な課題として取り組みたいと考えています。

本市の教育行政はさまざまな課題を抱えていますが、子どもたちに最善の教育環境と機会を提供することが私の最大の使命と考えていますので、それに向けて努力していきたいと考えております。




【質問22への答弁】
次に、本市の公共図書館のあり方を検討することについて御質問をいただきました。
 
横須賀市立図書館ではこれまで、図書の貸し出しをサービスの中心に置いて運営をしてまいりました。

現在は、市民の知的困り感を解消する施設として、中央、北、南の各図書館で課題解決コーナーを設置するなど、市民の役に立つ図書館を目指す取り組みを始めております。
 
今後は、市民の知的欲求を満足させるだけでなく、気軽に立ち寄れる魅力ある図書館づくりを目指して検討していきたいと考えています。




【質問23への答弁】
次に、『図書館協議会』について御質問をいただきました。
 
現在、本市では『図書館協議会』を設置しておりませんが、各図書館の貸し出しカウンターや各館に設置している利用者の声の箱、電子メール等でいただいた御意見を図書館運営に反映するとともに、必要に応じて社会教育委員会議に報告し、御意見を伺っております。
 
市民意見が反映、実現される仕組みについても、市立図書館のあり方を検討していく中で、具体的な手法を考えていきたいと考えています。
 
私からは以上でございます。



フジノの再質問

市長、教育長、御答弁ありがとうございました。

代表質問、4日間聞いていて、初日、2日目ぐらいは市長が丁寧過ぎる答弁を行って、議会からは「長過ぎるぞ」とやじが飛ぶぐらいで。

僕は市議会に対して、市民の皆様に対して、しつこいぐらい丁寧に説明していく市長の姿勢というのは、非常に好ましく感じていたわけですけれども、残念ながら、僕に対しての答弁は何を言っているのかわからないぐらい早口で、具体策についてはほとんど語られないままで、質問時間20分に対して答弁も14分ぐらいと、非常に残念な露骨な姿勢が見てとれて、非常にがっかりしたというのをまず感想として申し上げたいと思います。

前回の議会でも申し上げましたが、我々は敵対関係にはありません。選挙のことを引きずっておられるのかもしれませんが、そういう姿勢は改めていただきたいというふうに指摘したいと思います。
 
まず、大雪による災害への対策についてです。
 
これは2月8日に大雪が降って、その直後の週明けに市民安全部危機管理課長と意見交換をして、本当に数十年ぶりの大雪だったので手探りでやるしかないことも多かった。

一生懸命市民安全部の皆さん、消防局の皆さん、そして市職員の皆さんには頑張っていただきました。
 
その結果、2月14日以降の大雪に対しては、市役所、そして市長の情報発信もかなり的確にできていたのではないかというふうに思います。
 
そのような中で、数点、再質問したいと思います。
 
まず、質問の1で申し上げたとおり、本市には『地域防災計画』に雪害への対応は現在明記しておらず、他編を準用することになっております。

この点については、雪害も今後明記していくということでよろしいのでしょうか。

市長からの答弁

『地域防災計画』に位置づけていきたい、と思っています。

フジノの再質問

『地域防災計画』に明記していくに当たって、ぜひ公共交通機関との情報提供及び市の情報発信のあり方について協議をしていただきたいと思います。

市長も市民安全部も、そして僕も感じたことの中には、公共交通機関、鉄道、バス、タクシー、情報が刻々と変わる、そして公式に認めていただいた情報しかお出しできないので、市としても、市民安全部としても、我々議員としても、きちんと情報がお出しできない。

ただ、ツイッター上を見ると、現場にいる方からは刻々と情報が入ってきていて、市は本当はいろいろな情報を持っているけれども、公式な情報ではないから出せないということで非常にもどかしい思いがありました。

鉄道・バスは、1市町の問題ではなくて、沿線全域の問題であり、バスの運行区域全体にかかわるものです。

ですから、雪害に当たって、これはひいては災害全般の連絡体制の構築にも当たるのですが、県や市内他町沿線区域の自治体と調整をして、公共交通機関事業者からの情報提供のあり方、そしてそういった情報をどのように市が出していいのか、そういうことも防災計画の中で協議して、マニュアルとして記していただきたいというふうに思いますが、御検討いただけるでしょうか。

市長からの答弁

地域防災計画に位置づけていきたいと思っています。

フジノの再質問

『地域防災計画』に明記していくに当たって、ぜひ公共交通機関との情報提供及び市の情報発信のあり方について協議をしていただきたいと思います。

市長も市民安全部も、そして私も感じたことの中には、公共交通機関、鉄道、バス、タクシー、情報が刻々と変わる、そして公式に認めていただいた情報しかお出しできないので、市としても、市民安全部としても、我々議員としても、きちんと情報がお出しできない。

ただ、ツイッター上を見ると、現場にいる方からは刻々と情報が入ってきていて、市は本当はいろいろな情報を持っているけれども、公式な情報ではないから出せないということで非常にもどかしい思いがありました。
 
鉄道、バスは、1市町の問題ではなくて、沿線全域の問題であり、バスの運行区域全体に関わるものです。

ですから、雪害に当たって、これはひいては災害全般の連絡体制の構築にも当たるのですが、県や市内他町沿線区域の自治体と調整をして、公共交通機関事業者からの情報提供のあり方、そしてそういった情報をどのように市が出していいのか。

そういうことも防災計画の中で協議して、マニュアルとして記していただきたいというふうに思いますが、御検討いただけるでしょうか。

市長からの答弁

具体的な手続まで定める位置づけにはなっていないと思いますけれども、そういった体制の整備については取り組んでいきたいと思っています。

フジノの再質問

ありがとうございます。

そして、今回の雪害に対して、震災の教訓がなかなか生かされなかったと思ったのが、企業で仕事を終えた方々の早帰り、あるいは宿泊をさせるという措置が企業側には余り見られなかったということです。

これは市民の皆様がお勤めの会社というのが都内であったり、川崎であったり、横浜であったりと、非常に広域にわたりますので、なかなか企業の皆さんに「こういうときは早帰りをしてください、あるいは無理に帰らせないで宿泊をしてください」というのを呼びかけるのは、1市町村ではやはり難しいことなのですが、

震災の教訓を考えるならば、雪だといって決して甘く見ずに、やはり宿泊させる、無理に帰らせないというような方向性がもっとあってもよかったのではないか。

それが帰宅困難者を今回生んだのではないかというふうに思っているのですが、そういった呼びかけなども再度検討していただきたいと思うのですがいかがでしょうか。

市長からの答弁

市内企業には、帰宅困難者への対応として、そういった働きかけをしていますので、雪の状況の中でもそういう呼びかけはできると思います。

フジノの再質問

ありがとうございます。
 
当然市内の企業に対しては、市長はそうした働きかけを行ったと思います。

ただ、本市の場合、やはり市外からお帰りになる会社員の皆さんが多いと思いますので、近隣市町とも連携しながら、改めて今の取り組みを広げてほしいと思いますが、いかがですか。

市長からの答弁

なかなか近隣市町と連携してというのが、どこまで横須賀市民が勤めに出ているかということにもなりますので、基本的には市民の皆さんへの啓発というのに取り組んでいきたいと思っています。

フジノの再質問

それからもう1点、企業のことで非常に気になったのが、東日本大震災の後、企業が災害の中でもビジネスを継続していかれるようにしようという『BCP』を策定しようというお話が割と広がったと思います。

ただ、それから3年経って、私が個人的に知っているのは、市内企業でいうと、『BCP』を策定しているのは1社のみしかなかったです。
 
市長はこういった取り組みに力を入れている企業の存在を把握しておられるかどうか、その点、これに関連して伺いたいと思います。

市民安全部長からの答弁

今の『BCP』の計画の有無については承知してございませんが、商工会議所等といろいろお話はしてございます。

フジノの再質問

これは通告に直接書いていないことで、大変恐縮だったのですが、やはりそういった企業の姿勢というのが求められると思うのです。

把握にも努めていただきたいですし、企業側にも策定していただくように、ぜひ奨励していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

市民安全部長からの答弁

今後確認をさせていただきたいと思います。

フジノの再質問

続いて、都市イメージ、そしてプロモーションについて、再度質問していきます。
 
『都市イメージ創造発信アクションプラン』を拝見したのですが、ここで書かれている分析というのは、横須賀中央駅から都内は何分、横浜は何分というモデルなのです。

しかし、実際に今度完成するザ・タワーに暮らす人ならば、駅まで少し歩いて横須賀中央駅から横浜まで30分、品川まで50分で済むかもしれないのですけれども、実際には市内で人口が微増しているのは西地区、これから西地区にもっと多くの方に来てもらえると思います。あるいは、西地区でなくても、市内で開発が進んでいる地域に人々は暮らしていただくわけです。

そうすると、実際には横須賀中央駅まで移動するのに、まずバスで何分もかかってしまう。

これは市長、都市計画に規定されている道路の取り組みをきちんと行っていくという話もありましたが、そういう部分をきちんと加速させていかなければ、ここで書かれているような交通の利便性などというのは絵にかいた餅で、駅からは近いかもしれないけれども、駅に行くまでという生活の移動の部分がうそになってしまう。

僕は父に連れられ、三十数年前、武山に来たわけですが、追浜と比べると、バスの定時制交通は悪いですし、雨が降れば横須賀中央に来るのに50分以上かかるというような。

確かに横須賀中央駅からは横浜に出やすいです。でも、通勤のしやすさという意味では、それは不動産会社に市が提示されたようないいお話ばかりではなかったという思いがあります。

そのようなことも含めて、とにかくまず、市内交通の利便性を改善しなければ、市外へ通勤するのも難しいというふうな思いがあります。こういうことの認識に対して、市長はどのようにお考えですか。

市長からの答弁

西地区も含めて、鉄道駅が周辺にないところに住んでいる方にとっては、バスなども使わなければいけなくて、駅から駅というのとドアからドアという意味ではかなり時間がかかるというのはおっしゃるとおりですので、交通機関の今後の利便性の向上には今後も努めてまいりたいと思っています。

フジノの再質問

その際に、ぜひ民間事業者に御協力をさらに求めていただきたいと思うのです。

バスが、時間がかかるといっても、何分かかるのかわかるだけで、人の心理的な待ち時間へのいらいらというのは薄くなる。

市長も横浜などに行かれること、あるいは市外、他県へ行ったことがあると思うのですけれども、バスとバス停が無線でつながっていて、前のバス停を出たのかどうかだけでもわかったり、あるいはあと何分ぐらいで来そうだということがわかる。

こういうような交通事業者の取り組みも奨励する、あるいは市がサポートする、そういうことを行うことであっても、かなり市民の方々の実際の交通アクセスへの不便さ以外に心理的な負担感というのは減っていくと思うのです。そういった試みを一つずつやっていくことが、よりよい成果につながっていくのではないかと思いますがいかがでしょうか。

市長からの答弁

渋滞緩和の取り組み等、京急バスとは一緒にやってきている経緯もありますので、今後も定時制の確保や便数の増便等、いろいろお願いをしながら、よく調整をしていきたいというふうに思います。

フジノの再質問

続いて、『こども政策アドバイザー』等の位置づけ等についてです。
 
これはほとんど答弁が聞き取れなかったので、再度、同じ答弁で結構です、お願いいたします。

市長からの答弁

地域経済の活性化というところに位置づけたのは、定住促進の施策の中に位置づけたからです。

フジノの再質問

「Aの理由は何ですか。」「Aだからです。」という答弁に当たると思います。

定住政策に位置づけた、だから地域経済の活性化のところに置いた。

そうではなくて、『こども政策アドバイザー』がこういう働きをし、こういう機能を持っているから、具体的に子育て・教育環境の充実に置くよりは地域経済の活性化に置くほうがふさわしいというような、もう少し説明があるべきかと思うのですが、いかがですか。

市長からの答弁

『このこども政策アドバイザー』の方には、子育て世代の定住に向けてさまざまな政策提言や発信作業というものを担っていただきたいと思っていますので、定住政策を位置づけてある地域経済の活性化の中に位置づけてあります。

フジノの再質問

それから、『こども政策アドバイザー』をどのように募集して、どのような権限を持つのか、具体的にどういった方の就任を考えているのかという点についても、再度お答えください。

市長からの答弁

現在、この『こども政策アドバイザー』の就任を想定している方々ですが、基本的には子ども関連の実践の場で取り組んでいる方々で、男性1名、女性1名、そして幼児教育分野の学識経験者の方を男性ですが1名、今考えています。

フジノの再質問

位置づけがいま一つ理解できないのですけれども、その方々は誰にアドバイスをするのか。

それから、こども育成部、教育委員会のように、子ども政策にまさに取り組んでいる方々に対してはどのような権限を持つのか。位置づけをもう少し教えてください。

市長からの答弁

この『こども政策アドバイザー』の方々には、基本的には庁内関連部局で検討チームを設置していく予定です。その検討チームへのアドバイスが1つ。
 
そしてもう一つは、横須賀の魅力に関する懇話会を市内事業者、特にメディア関係者や不動産事業者、公共交通機関の関係者の方々と開催をする予定ですが、こういった方々が共通の認識を持つための講演なども現在検討しています。

フジノの再質問

僕がこの政策を理解できないのは、やはり子どもの政策に取り組んでいる現場のこども育成部の職員の皆さんや教育委員会の方々のほうが実際に取り組みや良さも知っていると思うのです。

そこに屋上屋をかけるような状態で、一体どのような方が来られるのかもイメージがつかないのですけれども、その方々が何らかの役職につくのかもよくわかりませんが、そしてその発言がどのような重みを持つのかもよくわからないまま、この就任の予算を認めるというのは、なかなかしづらいのです。
 
どのような方がいらっしゃるのですか。尾木ママか何かがいらっしゃるのですか。

市長からの答弁

もう少し具体名を申し上げますと、現在、子育て環境の充実に取り組んでいる方2名のうち、1名は駒崎弘樹様、こちらは病後児保育に関するNPО法人フローレンスの代表理事を務めていらっしゃいます。

もう1方が小室淑恵様、株式会社ワーク・ライフバランスという会社の代表をやっていらっしゃって、家庭の充実が仕事の充実につながるといった観点で仕事をしていらっしゃる方です。
 
また、幼児教育の分野の学識経験者の方は開一夫様、この方は東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻の教授の方で、日本赤ちゃん学会常任理事を務められている方で、学識的な立場から御意見をぜひいただきたいと思っています。

フジノの再質問

皆さん有名な方で、中には個人的な知人もいたりして、お名前そのものに反対ということではないのですけれども、部局との位置づけ、それからプロジェクトチーム、それから横須賀の魅力に関する懇話会との位置づけ、この方々の役職はどういった存在に当たるのでしょうか。

市長からの答弁

地方自治法の中では専門員の位置づけになります。

そして、先ほど答弁したとおり、庁内関連部局の中で検討チームを立ち上げる予定ですので、その中での議論等に対して、専門的な見地からアドバイスをいただきたいと思っています。

フジノの再質問

『都市イメージ創造発信アクションプラン』の1つではあるのですけれども、具体的な有名人を活用するのではなくて、このプランの中で実際の政策をより発信していくという形では足りないのでしょうか。

この方々が発信することでなければ、今、こども育成部や教育委員会、さらには経済部がいろいろな形で都市イメージ向上のために頑張っていただいている、政策推進部が頑張っていただいている。

この市が持っているノウハウでは足りない部分をこの方々が補ってくれるというような、何か特筆すべきものがあるのでしょうか。

市長からの答弁

イメージを発信していくために、政策も充実していかなければいけないわけですが、基本的にはこれを切り離してまず考える必要があると思っています。イメージの発信に資する政策もあれば、そうではない政策も当然存在しています。
 
ただ、それをしっかりと見きわめて発信作業をしていくことというのは、こういった専門的な見地からアドバイスをぜひいただきたいと思っています。
 
また、都市イメージの創造発信に資するような政策として、新たにこういうのがあったらいいのではないかというような議論も当然出てこようかと思います。

もちろん現場や予算等の制約もありますけれども、そういった専門的な見地、あるいは発信という見地からいただく御意見というのも大切にしていきたいと考えています。

フジノの再質問

では、次の質問に移ります。学ぶ機会の保障の必要性についてです。
 
まず高校の奨学金について伺いたいと思います。
 
これは20名対象を拡大することで、0.5倍までは何とか対応できるのではないかということでした。

これは何倍であればいいかという話は、なかなか判断が難しい、できる限り多くしてあげたい。

それから、教育委員会の奨学金ですから、本来、貧困・低所得世帯には福祉政策で対応すべきというのが基本ですから、その両方の兼ね合いを考えなければならない。ただ、横須賀市の教育の機会を保障するという姿勢を示すシンボリックな事業だというふうに私は考えているのです。

そのような中、20名に限定した合理的な説明や根拠というのがどうしてもわからない、先ほどの説明を伺っても。もう少し納得できる説明をしていただけないでしょうか。

市長からの答弁

これまで生活保護基準と照らし合わせますと、0.34倍という状況だったのを、一つの数字ではありますが、0.5倍以上まで持っていく数字ということで20名増ということです。

フジノの再質問

その0.5倍に持っていきたいという根拠はどういうところにあったのでしょうか。

市長からの答弁

少しでも上に伸ばしていきたいというところです。

フジノの再質問

トートロジーに陥ってしまいますが、少しでも増加したいという気持ちは同じです。

それがなぜ0.5倍なのかという説明になっていないと思うのです。

財政的な判断があったのか、あるいは一度に給付型を増額すると後年度の負担が大きくなる、これも財政的な理由ですけれども、もう少し具体的な、査定を行ったときの判断基準があるはずです。

なぜ20名というふうに判断をしたのか、その点の御説明をお願いします。

市長からの答弁

60人から180人に一度上げた時点がありましたが、そのときも基本的には生活保護基準0.5という数字をとっていましたので、今回もその0.5という数字に一つ準拠いたしました。

フジノの再質問

そのときはなぜ0.5を基準にしたのですか。

市長からの答弁

これは正直少しでもふやしたい中で、やはり財政的な背景を少し踏まえながら、0.5という数字を一つ目安に持っているということです。

フジノの再質問

教育長、伺わせてください。

社会福祉協議会で2年間勤務された後に教育長になられました。

毎年、就学の時期になると、貧困・低所得世帯の方が社会福祉協議会に来られて、生活福祉資金貸付、特に就学支度金が必要だという方々の姿を生で見てきたと思うのです。

そのような方が教育長になられて、とても期待しているのです。
 
この給付型の奨学金について、その必要性を青木教育長はどのようにお感じになっていますか。

教育長からの答弁

議員から、私が社会福祉協議会当時のお話がありましたので、お答えさせていただければ。
 
社会福祉協議会で行っている事業は貸し付けでございます。卒業後にお返しいただく。

今ここで横須賀市教育委員会が高校生に支給しておりますのは、いわゆる支給でございますし、返さなくていいわけですので、それは多ければ多いほどいいということにはなろうかと思いますけれども、どこかで基準を設けない限り、やはり厳しいものがあると思います。

フジノの再質問

青木教育長には奨学金の意義をどのようにお感じになっているかということをお聞きしたので、改めてその質問に答えてください。

教育長からの答弁

学びたい意欲を持っている人に経済的な理由で学ぶ機会を奪うことがないようにという保障だと思っております。

フジノの再質問

全くそのとおりです。

学びたいという意欲がある子どもがいて、そしてその成績のいかんを問わず、学びたいのだという子に対して、横須賀市は利息を取らず給付するのです。

しかも、1万円の月額ですけれども、消費税が4月に増税になるから、1万円は実質的には目減りします。8,000円ぐらいの価値しか持たないかもしれません。

そのような中で、この給付対象を広げる、あるいは金額を増加するというのは非常に大事ではないですか。

横須賀市の姿勢を、教育委員会の姿勢を示す本当に大事な政策ではないですか。

これがいくら否定はされても、どう見てもベイ・アズ・ユー・ゴーです。市長の過去の答弁を見ると、枠はつけてはいないけれども、同じ部局内、前年度の予算の中で収まるようにという予算編成要領は出している。

これはもう市長がベイ・アズ・ユー・ゴーをかけていないと言ったとしても、部局は委縮しています。

だから、小・中学生の就学援助を、学用品費を精査したといって半額カットして、そのカットした金額をもってようやく奨学金の対象を拡大できるというふうに、やっと教育委員会が知恵を絞って出したわけです。

でも、市長は同じときに答弁していますけれども、優先事業についてはベイ・アズ・ユー・ゴー、市長の言い方では違いますけれども、それにとらわれずに優先的に予算を配分しなさいというふうに、当時、市長は答弁しておられます。
 
今の青木教育長のお考えでいけば、これはもっと対象を拡大したとしてもよかったはず。

しかも、就学援助の学用品費を半額にカットしていて、実際には360万円のお金が浮いたのですから、本来20人ではなくて30人に拡大できたではないですか。

これを0.5にこだわって、もし人数が、今は就学援助の見込みが2%という形で推移していますけれども、来年もっとふえてしまったとしたら、では来年は対象を0.5に合わせて250人、300人と広げてくれるのですか。0.5が必ず基準としてキープできる基準なのですか。

そういうところがすごく曖昧な上に、財政規律ということを低所得の世帯にまで網をかけていることに物すごく怒りを感じます。それで子育て・教育環境の充実などと言えるのですか。
 
その点についてお2人はどうお考えか、市長、教育長、お答えください。

市長の答弁

財政が大変厳しいという中で、プロセスの話がありましたので、財政査定の話をさせていただきますが、財政部による財政の査定というのは大変厳しいものがあります。

実際、今回、この奨学金増額をしないという査定でした。

けれども、これについては、やはり市の奨学金制度の趣旨ということを考えたときに、人数をふやすということをやるべきだというのを私が予算措置をさせていただきました。
 
そういう中で、ぎりぎりの予算査定をしている中での結果というふうに受けとめていただきたいと思います。

教育長からの答弁

私が就任をして各課のレクチャーを受けました際に、この就学援助等奨学金の増員については、それぞれ説明を受けました。

私の判断では、ベイ・アズ・ユー・ゴーになっているというような理解はいたしませんでした。

フジノの再質問

財政が厳しい折、予算査定はぎりぎりの折衝で、市長の言葉で本来は対象を拡大しないものを拡大することができたというふうに、少し自慢気に聞こえたところなのですけれども、イメージづくりに4,000万円かけるのなら、貧困・低所得世帯の子どもに4,000万円かけるほうがよほど横須賀市のイメージはよくなりませんか。僕はそういう判断をします。
 
財政が厳しい折、重点施策に投資していくのですから、イメージ向上も当然大事です。

でも、今暮らしている人で、しかも意欲がある人たち、頑張って学校に行きたいと言っている人たち、そういう人たちを学校に行かせるためのもちろん福祉施策もあって、それから個人としての奨学金もあって、学校が出す奨学金もあって。

でも、横須賀市の奨学金は給付型で、しかも無利子なのです。

ほかの奨学金などと違って社会に出た後に借金を20年間背負う必要がないのです。

横須賀市の最重要施策といってもおかしくないのです。それがなぜ240万円しかアップできなくて、しかも片や就学援助を360万円カットしていて、なぜ就学援助でカットした分ぐらいまで引き上げられないのか。その点の市長の子育て環境、教育環境の充実にかける思いが問われているのだと思うのですけれども、いかがなのですか。

まず、就学援助のカットは撤回して、それから20人しか対象をふやさないというのはもっと拡大すべきなのではないですか。

市長からの答弁

これ以上は繰り返しの答弁になりますが、基本的には財政が厳しい中、査定を経て予算案を提案している中で、こうした奨学金制度の趣旨というのを鑑みて増員という形で提案させていただいているところです。

教育長からの答弁

平成26年度に対しましては、それぞれ20名の増、それで0.5の基準、かつて定めた基準に到達をしているということと、就学援助の基準1.5を1.3と引き下げたことについては、私が事務方の説明をそれなりに理解しましたし、ある程度裕福な方がいましたので、この基準を下げたということに対しては、私は理解をしております。



フジノの再質問

青木教育長は、今回、実際には予算に手を突っ込めなかったと思うのです。前永妻教育長が予算をほとんどつくっていかれた。

就任されてからまだ1カ月で議会答弁に立たなければならない辛い立場だと思います。
 
もし青木教育長が予算をゼロから査定していたらば、就学援助の学用品費のカットを行いましたか。



教育長からの答弁

私は職員からのレクチャーを受ける中で予算編成、現在の予算を議会に提出していく説明の中で、1.3になったことについては理解をいたしました。



フジノの再質問

横須賀市では今回、学用品費を2分に1にカットしていますが、川崎市においては新市長が当選し、むしろ就学援助の対象を拡大する方向にあります。

横須賀市は学用品費のほかにあと6種類あるのですけれども、川崎市の場合は、中学生の部活動費も対象に加えることにした。

横須賀の場合は、宿泊を伴うような遠征については就学援助が出ているのですけれども、子どもたちが経済環境、家庭の所得に左右されずに部活動ができる、そういったことが子どもの健やかな育ちには必要だということで、川崎市は拡大していく方針です。
 
そういった他のまちの状況もぜひ調査していただきたいと思うのですが、青木教育長、いかがですか。



教育長からの答弁

就学援助全般について、他市町村の状況などもこれからは調査して検討してまいります。



フジノの再質問

それでは、スクールソーシャルワーカーについて伺いたいと思います。
 
スクールソーシャルワーカー、予算としてはいじめ対策の費目で配置されているのですが、青木教育長に伺います。

スクールソーシャルワーカーの必要性はいじめ対策だけではないですよね。



教育長からの答弁

スクールソーシャルワーカーについては、かなり家庭の深いところまで入っていって問題の解決に当たるという役割をお願いしておりますので、いじめにとらわれず不登校の場合なども場合によってはお願いすることはあると思います。

フジノの再質問

支援教育推進プラン、新しいプランを見ても、それから『教育振興基本計画第2次実施計画』を見ても、スクールソーシャルワーカーの必要性というのは、いじめ対策以外にもかなり盛り込まれています。

先ほど市長の答弁では、今後、教育委員会とも連携しながら、その適正配置については検討していくということでしたが、適正配置というよりは子どもたちの課題、家庭の課題を解決するには増員配置が必要ではないか、そういう方向でぜひ御検討いただきたいと思いますが、いかがですか。



市長からの答弁

学校関係に配置している職員は多数いますので、そういった他の資格を持った職員等とどうやって連携をしていくのか、そういったあり方も含めて考えるべきだと思っています。



フジノの再質問

最後に、消費税増税による影響の緩和措置について伺います。
 
簡素な給付措置については、個別に申請を促す取り組みもしていただけるということで、大変ありがたいと思います。
 
ただ、増税をした後、簡素な給付措置というのは、あくまでも暫定的な措置ですから、その後、賃上げが追いついてこなければ市民の暮らしというのは厳しいものがあると思うのです。

そういったことを市は調査して、その状況を国にぶつけていくというようなことも私は必要だと思っているのです。ぜひそうした取り組みを行っていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。



市長からの答弁

この国の制度は単年度で終わる制度ですから、それの効果を調べて国にぶつけるということは、調査コスト等を考えて、余り実効性がないのではないかと思っていますので、現在はそういったことを行う考えはありません。



フジノの再質問

最後になりますが、効果を調べるというよりは、貧困世帯や低所得世帯がさらに苦しめられないように、ぜひ市としては見守っていただきたいというふうに思います。



後日追記:神奈川新聞が報じてくれました

フジノの質疑を翌日の神奈川新聞が報じてくれました。

2014年3月1日・神奈川新聞より

2014年3月1日・神奈川新聞より


以下に、該当部分を引用します。

市長はまた、2週連続で東日本を襲った大雪を受け、『地域防災計画』で対象とする災害に『雪害』を位置づける方針を明らかにした。

具体的には、交通機関との連携強化や帰宅困難者対策を盛り込む見通し。

藤野英明氏(無会派)の質問への答弁。




丁寧すぎる答弁を行なう吉田市長への「好印象」は3日間で裏切られました/市長へのフジノの質疑、終わりました

市長としっかり議論できることを期待していました

2月26日のブログに、フジノはこう書きました。

昨日と今日の2日間、吉田市長の答弁を聴いていて、とても丁寧になった印象があります。

ひとつひとつの答弁が時間的にも長くなりました。

市議会側からは「長い!」とヤジが飛んでいたので、フジノだけの印象では無いはずです。

政治家にとって、しつこいくらいに丁寧に説明するという姿勢はとても必要だと思います。

フジノはこの2日間の吉田市長の答弁の姿勢に、とても好印象を抱きました。

そんな訳で、フジノは「吉田市長としっかりとした議論ができるのではないか」と期待していました。

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今回のフジノの質問には、吉田市長を攻撃する内容はありません。

  1. 大雪の災害への対策
  2. 市内の交通アクセスの改善
  3. 所得に左右されずに学べる機会の保障
  4. 学力向上の為には、体力・運動能力の向上も必要
  5. 特定健診・保健指導の体制強化
  6. 消費税増税が及ぼす悪影響への対策
  7. 公共図書館の在り方の再検討の必要性

どれもとても当たり前の内容かつ重要な内容の質問です。



質問する相手によって答弁の姿勢を使い分ける吉田市長

それにもかかわらず、実際のフジノの質疑に対して吉田市長からかえってきた答弁は...。

早口、おざなり、具体性なし。

そもそも質問している項目に答えていない。

初日・2日目の代表質問で大会派に対してあまりに丁寧すぎる答弁をして「長いすぎるぞ」とヤジられた吉田市長から、完全に一変していました。

昨日質問に立った大村洋子議員(共産党)に対しても、すでにひどい答弁ではありました。

大村議員の質問のスタンスは市長に対する批判的かつ厳しい追及型でした。だから、市長がそっけない答弁をするのもまあ理解はできました。

けれども、フジノの質問は、むしろ吉田市長の新たな政策を後押しするような内容もありました。

それが、こういう答弁が返ってくるのですから、吉田市長は『相手』によって答弁の『姿勢』を変えているのです。

フジノの後ろ姿


沢田市長・蒲谷市長とフジノは政策的に対立してきましたが、こういう大人げない情けない対応はなさらない方でした。

吉田市長の答弁には、正直に、人としてガッカリしました。

フジノは再質問の為に登壇した後、素直な本音の想いをまず述べました。

代表質問4日間、市長の答弁を聴いていて、初日・2日目ぐらいは市長が丁寧すぎる答弁を行なって議会からは「長すぎるぞ」とヤジが飛ぶくらいでした。

僕は、その市議会に対して市民のみなさまに対してしつこいくらいに丁寧に説明していく市長の姿勢というのは、非常に好ましく感じていたわけです。

けれども、残念ながら僕に対する答弁は、何を言っているかわからないぐらい早口で、具体策についてはほとんど語られないままで、質問時間20分に対して答弁も14分ぐらい。

非常に残念な露骨な姿勢が見て取れて、非常にがっかりしたというのが、まず感想として申し上げたいと思います。

前回の議会でも申し上げましたが、我々は敵対関係にはありません。

市長選挙のことを引きずっておられるのかもしれませんが、ちょっとそういう姿勢は改めていただきたいというふうに指摘したいと思います。

フジノはバチバチの政策論議ができると信じていたのです。

けれども実際には、そうはなりませんでした。

しかも、答弁の内容が咬み合わないとか、政策が異なるとか、そういうこととは全く違います。

もっともっと次元の低い、どうでも良いレベルのことがらです。

とにかく失望しました。



フジノの質問内容を紹介します/市長への質問に向けて発言通告書を提出しました

発言通告書を提出しました

2月25日から代表質問がスタートします。

20140218poster


フジノは2月28日に質問に立つ予定です。

質問者とその順番について(議会運営委員会資料より)

質問者とその順番について(議会運営委員会資料より)


本日、発言通告書を議会事務局に提出しましたので、フジノが行なう質疑の内容を紹介します。



大雪への対策について

まず最初の質問は、東日本を2週連続で襲った雪についてです。

大雪による災害への本市の対策について

  •  2週連続で東日本を襲った大雪によって、本市では幸いなことに死者こそ出なかったが、怪我・建物の損壊・停電・道路や交通機関のマヒ・帰宅困難など、市民生活に大きな影響が出た。

    20140218policecar


     もしも降雪が数日に及んでいたら、また地震など他の災害も同時に起きていたとしたら、深刻な事態に陥っていた可能性もある。

     日常的に積雪がある地域では、雪や雪害への対策を『地域防災計画』に盛り込んでいるが、本市では現在、定めておらず、『地域防災計画』の他編の規定を準用して対応することとしている。

  1. 今回の大雪において、本市は十分な対応を取れたのか。
  2. 今後どのような取り組みが本市には必要だと考えているか。




市長の施政方針と新年度予算案における最重点施策について

ここから先は、市長が行なった施政方針演説に基づいて質疑を行ないます。

まず『子育て環境の充実』について、フジノの疑問点を市長にただします。

(1)「最重点施策1.子育て・教育環境の充実」について

「子育て環境の充実」について

  • プロモーションやイメージを変えることよりも、実際の状況を改善すべきではないかと感じる。具体的に2点を挙げ、市長の見解を問う。
  1. 交通の利便性への認識と、現実的な改善の必要性について

     各種アンケート結果では、結婚・子育て世代が居住条件として重視しているのは通勤のしやすさなどであり、本市の「交通の利便性」を民間事業者等とも効果的にプロモーションしていく、と市長は述べた。
     
     しかし、私は市長の認識とは異なり、本市から市外への交通の利便性は高いとは思わない。市民の多くも今回の大雪でも痛感させられたはずだ。

     また、市内の交通アクセスも悪い。市民病院小児科の入院診療廃止とうわまち病院への集約に対して西地区の子育て世帯が感じている不安は、市内の交通アクセスの悪さも大きい。
     
     求められている課題はプロモーションではない。長年の課題である本市の交通アクセスの悪さを現実的に改善することではないか。

  2. こども政策アドバイザーの位置づけ等について

     新たに「こども政策アドバイザー」の設置が提案されたが、「最重点施策1.子育て・教育環境の充実」では無く、「最重点施策3.地域経済の活性化」に位置づけられている。

    「平成26年度予算の概要」より

    「平成26年度予算の概要」より


     あえてここに位置づけた理由は何か。

     また、アドバイザーはどのように募集し、どのような権限を持つのか。具体的にどういった方の就任を考えているのか。

続いて、『教育環境の充実』に関して、世帯の所得に左右されない『学習の機会』を保障する必要性について市長にただします。

「教育環境の充実」における「学習の機会の保障」の必要性について

  • 「全国学力テストの正答率で全国平均を必ず上回るという強い意気込みをもって、学力向上に取り組んでまいります」と市長は述べて、いくつかの取り組みを挙げた。

     市長の取り組みには賛成だが、全市の平均的な学力の底上げの為にはさらに2つの観点が必要だと私は考えている。

     まず第1に「世帯の所得に左右されず学べること」が必要だと考える。

     貧困・低所得世帯にあるこどもたちの学習の機会を確保することこそ、本市は積極的に取り組むべきではないか。

1.世帯の所得に左右されず学べる機会の保障について

 経済的な理由により就学困難な高校生への『横須賀市奨学金』は、成績や内申点などの条件が無く、返済の必要がない給付型で、厳しい立場にある生徒にとって非常に大切な学資金であり、他市には見られない、教育機会の保障という本市の姿勢を示す事業である。
 
 ただし対象人数が180名と限定されており、生活保護基準の0.34倍という極めて所得が低い世帯までしかカバーできていなかった。

 新年度予算案では、対象を新たに20名増やす方針が示された。

「平成26年度予算の概要」より

「平成26年度予算の概要」より


 大変に良いことだが、これによって生活保護基準の何倍までカバーできるようになったのか。

 何故、20名の増加と設定したのか。



2.小中学校の準要保護世帯への「就学援助」の削減について

高校生への『奨学金』の対象を新たに20人増やすのに必要なコストは240万円だが、その財源は、小中学校の『就学援助』を削ることで捻出した。

つまり、生活保護基準の1.3〜1.5倍にあたる準要保護世帯に補助してきた『就学援助』のうち、学用品費を半額にカットすることで捻出するのである。

これは、昨年12月議会で私が指摘した「部局内ペイ・アズ・ユー・ゴー原則」の悪い例そのものではないか。

また、360万円の財源が捻出できたのだから、高校への『奨学金』を本来ならば30人まで増やすことができた。

しかし、20人の増加にとどめたことにより、貧困・低所得世帯への支援を総額として削減した。こうした対応は絶対にやるべきでは無い。改善すべきではないか。



3.スクールソーシャルワーカー(SSW)の増員の必要性についてについて

児童生徒を本来守るべき存在であり安心できる居場所であるはずの「家庭」の力が低下している中、児童生徒だけでなく家庭の課題や複雑な問題に対応する為にSSWを活用し、家庭・学校・関係機関との連絡調整を行なってきた。

教育委員会もSSWの必要性から予算要求を行なったはずだが、市長は何故SSWの増員配置を認めなかったのか。

また、『教育環境の充実』に必要な『生活習慣の改善』について取り組みを求めます。

「教育環境の充実」における「生活習慣の改善」の必要性について

全市の平均的な学力の底上げの為に、私が第2に必要だと考えるのは「生活習慣の改善」である。学力は、食事・睡眠・運動などの生活習慣と極めて深い相関関係にあるからだ。
 
本市児童生徒体力・運動能力生活習慣等の調査結果によれば、本市の児童生徒の生活習慣は悪化している。

また、児童生徒健康・体力向上推進委員会担当部会の報告によると、本市の小中学校の児童生徒は、新体力テストにおいて全国平均と比較して危機的な状況にある。

  1. 遠回りに見えるが、生活習慣や体力・運動能力を改善していくことが、実は、学ぶ姿勢や学ぶ意欲を高めることにつながっている。
     
    したがって、学力の向上を目指すならば、生活習慣の改善の取り組みが極めて重要だが、市長・教育長はどのような取り組みを行なっていくのか。

新教育長としての所信について

本市の「教育環境の充実」には、教育委員会事務局トップである教育長のリーダーシップが欠かせない。さらに現在、国会では教育委員会制度の見直しがすすめられており、教育長の権限と責任が重視される方向にある。こうしたことから、新たに選任された教育長の所信を伺いたい。

  1. 昨年第4回定例会において、青木氏の教育委員選任議案が提出された際、同氏が学校教育・社会教育にどのようなお考えを持っているかを知るために、私は17の質問を行なった。

    その答弁は、市長が行なわざるをえず、青木氏のお考えは間接的に伺わざるを得なかった。
     
    現在、新教育長に就任された青木教育長ご自身のお考えは、この時の市長の答弁と同じなのか。私が行なった17の質問に対して、もしも異なる答弁や、改めて追加したい点があれば、この際ぜひご答弁いただきたい。

フジノの提案がほぼ取り入れられた内容になっている『最重点施策2』ですが、あと一歩踏み込んだ取り組みを実施する必要性について市長をただします。

(2) 「最重点施策2.生涯現役社会の実現」について

特定健診・保健指導を強化する新体制について

  1. 健康保険課の新体制に管理栄養士を配置する必要性について

    新たに保健事業に取り組む為に、福祉部健康保険課に保健師等の職員を7人増員して体制を強化する。

    何故この新しい体制に「管理栄養士」を加えなかったのか。

  2. 健康保険課の新体制における、平日夜間・土日のコール・リコールの取り組みの必要性について

    健診の受診率をアップさせるには、受診勧奨を行うと共に実際に医療機関での受診に至ったかどうかの確認を行なうなどのコール・リコールの取り組みしか無い。その為、体制を強化した健康保険課では、「利用勧奨の強化を行なう」方針であることは評価したい。

    ただし、コール・リコールは平日夜間や土日などの電話・訪問による取り組みも必要である。
     
    健康保険課の新体制は、平日夜間・土日のコール・リコールを実施していくのか。

  3. 市内医療機関および保健所健診センターでの特定健診を、土日も実施する必要性について

    受診率を高める取り組みとして、土日も受診可能とすべきだ。

    現在、土日に受診可能な医療機関は多くない。新たに土日も実施して頂けるように市内医療機関に要請すべきではないか。

    また、新たに特定健診をスタートする保健所健診センターは、土日もオープンして健診を実施すべきではないか。

生涯現役社会を目指す取り組みは特定健診・保健指導だけに矮小化してはならず、全ての年齢で取り組む保健政策の必要性について

 人の運動・体力能力は20代まで向上した後、ゆっくりと低下していき、高齢になると急激に低下する。中高年になってから生活習慣病予防に、高齢期になってから介護予防に取り組んでも、そもそも児童期に培われた運動・体力能力がベースでそれ以上の改善は難しい。さらに、児童期においても生活習慣病予備軍は存在しており、早期からの支援が重要である。

 したがって、いかに児童期にベースとなる運動・体力能力の成長と良い生活習慣を確立させられるかが生涯を通じて大切となる。

  1. 全ての年齢を対象にした健康な生活習慣の確立を支援する取り組みの必要性について

     先進的な事例として全国に知られる兵庫県尼崎市の「ヘルスアップ尼崎戦略事業」では、10代から健診に取り組んでいる。

    「ヘルスアップ尼崎戦略事業」より

    「ヘルスアップ尼崎戦略事業」より


     先ほど質問2(1)ウで述べたように、本市の小中学生の運動・体力能力は全国平均と比べてかなり低い状況にある。
     
     生涯現役社会を実現する為に、本市は、児童期から高齢期まで全ての年齢において、健康な生活習慣の確立を支援する取り組みが必要ではないか。
  2. 実施計画の「生涯現役プロジェクト関連事業」に、教育委員会とこども育成部の位置づけと役割を明記する必要性について

    健康意識の醸成と行動化は全世代が行なうべきことだが、「実施計画」(案)の「生涯現役プロジェクト関連事業」には全庁的な取り組みの必要性がうたわれているものの、教育委員会とこども育成部がどう取り組むのかが明記されていない。地域での取り組みを進めていくラジオ体操とウォーキングへの参加も、全世代に働きかける必要がある。

    実施計画の「生涯現役プロジェクト関連事業」には、教育委員会とこども育成部の位置づけと役割を明記すべきではないか。

(3) 「最重点施策3.地域経済の活性化」について

消費税増税が市民生活に与える影響を抑える対策について

  1. 臨時福祉給付金・子育て世帯臨時特例給付金は対象者が自ら申請手続きを取らねばならない為、まずは徹底的な周知が必要だが、どのように対応していくのか。
  2. 「簡素な給付措置」によって市民生活への影響が十分に抑えられているか、定期的に調査をすべきではないか。
  3. 調査の結果、必要に応じて「簡素な給付措置」以外の取り組みも柔軟に取り組むべきだと考えるが、いかがか。

(4) 3つの最重点施策に対応する、本市の「公共図書館の在り方」を検討する必要性について

吉田市長就任後、本市の図書館サービスは改善が重ねられてきたが、さらに3つの最重点施策「子育て・教育環境の充実」「生涯現役社会の実現」「地域経済の活性化」に資する「本市の公共図書館の在り方」を検討する必要がある。

  1. 本市の公共図書館の在り方を検討する必要があると私は考えているが、市長・教育長はどのようにお考えか。
  2. そうした検討の場として、図書館法第14条に規定されている「図書館協議会」を本市も立ち上げるべきではないか。

「図書館法」より

「図書館法」より



以上です。

文字ばかりで読みづらくてごめんなさい。