学童保育まつり(第17回)へ/横須賀を「こどもに選ばれるまち」にしたいなら、市長・教育長は全力を尽くすべきだ

第17回学童保育まつりへ

今年も『学童保育まつり』に行ってきました(昨年の様子はこちら

集まれ!元気なこどもたち!学童保育まつり

集まれ!元気なこどもたち!学童保育まつり

天候にも恵まれて、市役所前公園はたくさんの人であふれていました。

学童保育まつりの会場入口にて

学童保育まつりの会場入口にて


主催して下さっているのは『横須賀市学童保育連絡協議会』と『指導員会』です。

各学童クラブの旗が飾られました

各学童クラブの旗が飾られました

おしるこ(100円!)カラダが温まりました

おしるこ(100円!)カラダが温まりました

じゃんけんに勝つと1本オマケなのですが、勝ちました!

じゃんけんに勝つと1本オマケなのですが、勝ちました!

更新の途中でごめんなさい。
あとで追記しますね!

こどもたちの健やかな暮らしの場を10年間も続けてくれてありがとうございます/浦郷学童クラブ10周年記念式典へ

浦郷学童クラブ開設10周年記念式典へ

市立総合高校のある久里浜から、大急ぎで追浜の浦郷小学校へ向かいました。

浦郷小学校にて

浦郷小学校にて


今年4月に浦郷小学校の中に移転した『浦郷学童クラブ』が、開設10周年を迎えた記念式典が今日、行なわれたのです。

見学をさせていただいたり一般質問を行なったことなどのご縁もあって、フジノもお招きいただきました。

浦郷学童クラブ 10周年記念式典のお知らせ

拝啓皆棟、益々ご発展のこととお喜び申し上げます。
さて、浦郷学童クラブは本年度、10周年を迎えることができました。

また、かねてからの願いであった浦郷小学校への入所を今年4月から実現でき、気持ち新たに新しい学童での生活を送っております。

つきましては、10周年と新しい学童へのお披露目の機会を兼ねての式典を開催させていただきます。

お招きいただいて、10才の誕生日をみんなでお祝いする大切な場に立ち会わせていただいたこと、フジノは本当に嬉しかったです。

浦郷学童クラブ10周年記念式典プログラムより

浦郷学童クラブ10周年記念式典プログラムより


式典は、体育館を会場にして行われたのですが、大盛況でした。

浦郷学童クラブに通っていた歴代のOB・OGのみなさんたちがお祝いに駆けつけました

浦郷学童クラブに通っていた歴代のOB・OGのみなさんたちがお祝いに駆けつけました


現在利用しているこどもたち・保護者の方々・運営委員・指導員の方々はもちろんのこと、歴代のこどもたち(大人になっています)をはじめ、歴代の保護者の方々、歴代の指導員の方々もいらっしゃいました。

横須賀市学童保育連絡協議会をはじめ、たくさんの来賓もお祝いに駆けつけました

横須賀市学童保育連絡協議会をはじめ、たくさんの来賓もお祝いに駆けつけました


場所そのものは、変わりました。商店街にあった古い建物から、新たに小学校の中へ移転しました。

けれども『浦郷学童クラブ』が、卒業してからも帰ることができる・愛されている場であることが、とてもよく伝わってきました。

来賓あいさつをする井坂しんや議員。御自身のお子さんも学童クラブを利用していらっしゃいます。

来賓あいさつをする井坂しんや議員。御自身のお子さんも学童クラブを利用していらっしゃいます。


来賓あいさつとして、市議会議員もお祝いの言葉を述べる機会をいただきました。

来賓あいさつ、「学童クラブへの公的責任の甘さ」をフジノはお詫びしました

フジノからはお祝いの言葉だけでなく、6月議会の一般質問で取り上げた事柄のうち、今も横須賀市が改善していない事柄についてのお詫びを申し上げました。

横須賀市内の学童クラブの大半が、今までは民間の借家やビルの中で運営してきました。

それを吉田市長は『2期目の方針』として「横須賀市は2017年度までに市内の25学童クラブを小学校の教室へ移転していく」と打ち出しました。

横須賀市の「第2次実施計画」より

横須賀市の「第2次実施計画」より


『浦郷学童クラブ』は、まさにその1例目にあたるモデルケースなのです。

しかし、フジノが指摘したとおり、『こどもたちの生活に必要な最低限度の施設整備』さえ不十分なままです。

『市長の方針』と強く謳っていながら、ただ形だけ「学校に移した」のでは、しわ寄せはこどもたちに来るのです。

学童クラブとは、スペースだけあれば良いのではありません。放課後に『自宅のかわりにこどもたちが暮らす場所』なのです。

6月議会でフジノは、以下のことを指摘しました。

  • 市内の小学校は全ての教室にエアコンが設置されているのに、浦郷学童クラブにはエアコンが設置されていない。夏は暑く、冬は寒い中で、こどもたちの健康は守られるのか。
  • 固定電話が引かれていない。何かがあった時、どうやって連絡をとるのか。すぐ教育委員会が動いて電話事業者と交渉すべき
  • 教室についている『手洗いうがい用の流し』はあるが、『調理をする為の流し(シンク)』が設置されていない。これではおやつ作りにも不衛生でダメ。
  • 玄関にひさしが無い為、雨の日もこどもも保護者も雨に濡れながら傘をたたんで学童クラブの出入りをしている。ひさしを設置するのは当然のはず。
  • 夜間に足元を照らす街灯が無くて、冬の夕方は真っ暗で危ないし、こどもたちは怖い想いをする。最後に帰る指導員の方々も危ない。

今では、固定電話は実現しました。これは市のチカラです。

電話とファックスは固定回線でつながるようになりました。でもまだインターネットは未接続です...

電話とファックスは固定回線でつながるようになりました。でもまだインターネットは未接続です…


しかし、その他については『市は何もせずに放置したまま』もしくは『保護者の負担によって改善された』という状況です。

やっとエアコンがついて、こどもたちの健康も守られるはず

やっとエアコンがついて、こどもたちの健康も守られるはず


エアコンは、7月に設置済み。シンクは、8月に設置済み。

どちらも、保護者のみなさんがお金を出し合って設置しました。

ひさしは、市は何もせずに『放置』です。

街灯も「保護者が迎えに来る時は懐中電灯を使えばいい」と、市は『放置』です。秋も深まり、日が暮れるのはどんどん早くなってきました。

市議会で市長が行なった答弁とは異なり、懐中電灯を使って迎えに来ている保護者の方なんて、実際にはいません。仕事場から急いで学童クラブにこどもを迎えに行くのに、懐中電灯なんて持ってきてないんです。

現場を見てほしいです。

市職員もちゃんと夜に来て、保護者がこどもたちを迎えに来る時間帯に見てほしいです。指導員の方々が帰る最後の時間まで立ち会ってみてほしいのです。

それをやっていないから、市議会で事実とは違う答弁を平気でしてしまう(つまり、ウソの答弁をしたのです)。

だからフジノは「しょせん吉田市長の『学童クラブを学校の中に移す』という方針なんて中途半端でこんなものか」と感じています。

『浦郷学童クラブ』に先頭を切って小学校の中に移転していただくことで、いろいろな課題を見つけて、一緒に悩み、見つけた改善点をひとつずつ実行していく。このモデルケースをもとにして、2017年度までに25学童クラブを学校内に移転させることを成功させるのです。

こうした市の当たり前の責任が果たされていないことを、フジノは来賓あいさつの場で、率直にお詫びいたしました。

来賓挨拶って、明るいことや楽しいことだけ話せれば良いのに、なかなかフジノの場合にはそれができなくて残念です(涙)。

式典の後は、学童クラブへ場所を移して懇親しました

来賓あいさつの後は、楽しい時間です(笑)

これまでの10年間の浦郷学童クラブのすさまじい数の写真をまとめたスライドショーが上映されました。

10年間の歴史を紹介するDVD。涙を流しながらご覧になっておられる方もいらっしゃいました

10年間の歴史を紹介するDVD。涙を流しながらご覧になっておられる方もいらっしゃいました


笑いあり、涙あり、とてもよくできていました。

(編集された方はものすごく大変な手間と時間がかかったことと思います。おつかれさまでした!)

さらに、こどもたちの出し物もありました。

こどもたちの出し物として、縄跳びを見せてくれました。お見事でした!

こどもたちの出し物として、縄跳びを見せてくれました。お見事でした!


ダブルダッチ、お見事でした。

こうして1時間半の楽しい式典は終わりました

こうして1時間半の楽しい式典は終わりました


さらに式典が終わった後は、体育館を出て、学童クラブへと向かいました。

こどもも元こどもも元気いっぱい/とても貴重な意見交換をすることができました!

それにしても、こどもたちのエネルギーに、フジノはすごく元気をもらってしまいました。

決算議会のまっただなかということもあって過労&睡眠不足でフラフラだったのですが、こどもたちの姿を見ているうちにすっかり元気が戻ってきました。

また、かつて浦郷学童クラブを利用していた元こどもたちの楽しそうな会話を聴いているうちに「やっぱり学童クラブっていいものだなぁ」と再確認しました。

学童クラブを利用していた児童OB・OGにお話を伺える機会なんて、めったにありません。

ものすごく貴重な機会でした。

OB・OGのみなさんたちが記念撮影

OB・OGのみなさんたちが記念撮影


さらに、お祝いに駆けつけた他の学童クラブの指導員の方々や保護者の方々ともたくさん意見交換をさせていただきました。他の学童クラブを見学させていただく約束も、数カ所オッケーが出ました。

実行委員長の國枝さんとフジノ

実行委員長の國枝さんとフジノ


すっかり学童クラブの部屋に座り込んで和んでしまったフジノは、こどもたちや元こどもたちや保護者の方々や指導員の方々と1時間半も語りまくってしまいました。

追浜東町商店街(前はこの商店街に浦郷学童クラブは位置していたんですよー)

追浜東町商店街(前はこの商店街に浦郷学童クラブは位置していたんですよー)


パシフィコ横浜へ向かうべき時間を大幅に過ぎていることに気づいて、追浜駅まで走って向かいました。

でも、とても楽しかったです!

こいちゃんを筆頭に、『浦郷学童クラブ』のこれまで10年間に関わった全ての方々に、こころからお祝いを申し上げます。10周年、おめでとうございます。

これからの浦郷学童クラブ(もちろん他の学童クラブも)がこどもたちの健やかな成長の為にさらに良い場となるように、政治家としてフジノも全力を尽くしていきます。

市民のみなさま、学童クラブは『放課後の家庭』であるとともに、『異年齢のこどもたちが社会性を身につけられる場』『核家族時代でも大家族でいられる素敵な場』です。

どうか市民のみなさまも、学童クラブにチカラを貸して下さいね。

よろしくお願いします!

知って学んで意見交換して、みんなで「学童クラブ」を高めていこう!/三浦半島学童保育研究集会へ

第11回となった「三浦半島学童保育研究集会」に参加しました

今日は、総合福祉会館へ向かいました。

第11回を迎えた『三浦半島学童保育研究集会』に参加する為です。

「第11回三浦半島学童保育研究集会」プログラムより

「第11回三浦半島学童保育研究集会」プログラムより


名前のとおり、三浦半島の横須賀市・三浦市・逗子市・葉山町の学童保育に関わるあらゆる立場の方々が集まって、みんなで意見交換をして、ともに学びあっていこう、という素敵な場です。

会場にて

会場にて


『学童保育(学童クラブ・放課後児童健全育成事業・放課後クラブなど呼び名はいろいろあります)』といっても、それぞれのまちごとにいろいろなことが違います。

  • スタートした年
  • 位置づけ(逗子市は公設民営。葉山町では公設公営+民設民営。横須賀・三浦は民設民営)
  • 運営主体(横須賀は運営委員会+法人、三浦市は全て保護者会、逗子市は株式会社+保護者会)
  • 保護者が支払う保育料(葉山町では無料。逗子市は1万2,000円。三浦市は1万5000〜1万6000円。横須賀市では1万8,000〜2万5,000円!)
  • 学童クラブが入っている建物(逗子市では全ての小学校に学童クラブが必ず入っている。他のまちは一部学校・残りは民家やアパートやマンションや空き店舗での賃貸など)
  • 学童クラブが開所している時間帯

などなど、何もかもが異なります。

第6分科会資料より

第6分科会資料より


さらに、それぞれのまちの学童クラブもいろいろな形があります。どれが「正解」というものはありません。

そうした『違い』を学びながら、お互いの『良い所』を学びあって、どんどん取り入れ合っていくことがとても大切だとフジノは考えています。

何度目かの参加になりますが、毎回参加するたびに『学び』があります。今日もたくさん『学び』がありました。



第6分科会「三浦半島の学童保育」に参加、意見交換をしました

午前は全体会、午後は6つの分科会に分かれての取り組みとなりました。

  1. 入門講座「学童保育ってなあに?」
  2. 「今どきの子どもたち〜子どもの姿に悩んだら〜」
  3. 「子どもを取り巻くインターネット事情とその課題」
  4. 「今、学校で」
  5. 「一緒にあそぼう」
  6. 「三浦半島の学童保育〜各地域の課題、運動の交流〜」

フジノが選んだのは、第6分科会です。

『三浦半島の学童保育〜各地域の課題、運動の交流〜』

平成27年度に本格実施される『子ども・子育て支援新制度』に向け、全国どの自治体でも『子ども子育て会議』を設置し、学童保育に関しても支援計画や『整備および運営に関する条例』の策定を進めています。

条例に関しては、すでに横須賀市では条例案を示しパブリックコメントを実施、議会で審議がなされています。

三浦市、逗子市そして葉山町でも今年中に条例案の審議がされる運びとなります。

これからの学童保育施策に関わる各自治体の動きを交流し、私たちの望む学童保育を求めるために 今後どのような運動(働きかけ)が必要とされるのかを考えていきましょう。

  1. 学童保育に関する国の動きはどうなっているのでしょう。
    • 児童福祉法の改正
    • 子ども・子育て支援新制度
    • 子ども・子育て支援事業計画
    • 放課後児童クラブの設備及び運営に関する条例(省令)
    • 放課後児童支援員
    • 放課後子ども総合プラン
  2. 自己紹介も兼ねて各地域の現状と課題を出し合いましょう。
    横須賀市、逗子市、三浦市、葉山町
  3. これからの働きかけ

ついおとといの本会議で、横須賀市では『放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例(通称・学童保育条例)』が成立しました。

(まさに)ずっとこの条例(学童クラブの設備や運営の最低基準を法律で定めること)をフジノは追いかけ続けてきました。

第6分科会へ参加しました

第6分科会へ参加しました


それにもかかわらず、横須賀市議会ではフジノ1人だけが反対票を投じ、反対討論にまで立ちました。

何故そうした決意を持つに至ったのか、率直な想いを語りたいという気持ちもありました。

また、三浦半島の他市町はこの条例を議会に提案していません。だから、他のまちの方々にも参考にしてほしいという想いもありました。

意見交換が続きました

意見交換が続きました


この分科会は、約25名の参加でした。

横須賀は約15名、三浦・葉山・逗子からは約5名です。

メンバーは、学童クラブの指導員の方々、保護者の方々、行政の担当者の方々、そして政治家。

しかし、1つ、とても残念なことがありました。

三浦・葉山・逗子からは、こども家庭福祉カンケーの行政担当者の方々が出席されていました。

けれども、横須賀市役所からの参加はゼロでした(涙)

市議会議員の参加は、横須賀からはフジノ、葉山町からは長塚かおる議員でした。

とても良い意見交換ができました。フジノもどんどん発言しましたし、他のまちの方々に質問もたくさんしました。

休憩時間もありましたが、そこでもフジノも意見交換を続けました。



次の勝負は「子ども・子育て支援事業計画」づくりです!

現在の学童クラブを、こどもたちが健やかに安心して暮らしていかれる場にする為に、これからも改善しなければならないことばかりです。

今日の研修は、『その為にやらねばならない多くのこと』をフジノにたくさん教えてくれました。

「子ども・子育て支援事業計画」策定作業

「子ども・子育て支援事業計画」策定作業


『条例』は成立しましたが、次は『子ども・子育て支援事業計画』づくりです。

下は、横須賀市の計画づくりのスケジュールです。

日程内容
平成26年10月第8回分科会
審議内容: 計画案(パブリック・コメント手続案) について
平成26年11月パブリック・コメント手続
平成27年1月第9回分科会
審議内容: パブリック・コメント手続の結果
平成27年1月児童福祉審議会
市長へ計画案の答申
平成27年3月議会報告・計画公表

計画の事務局案はすでにほとんど出ています。

フジノとしては先日の一般質問でも、計画事務局案に足りない視点を指摘しました。

今回の『学童クラブ条例』策定で盛り込めなかったことは、計画の中にしっかりと位置づけるように努力したいです。

学童クラブ関係者のみなさま、12月議会に向けてもう1回、意見交換しましょうね!

ということで、今日の研修は本当に素晴らしい機会となりました。

こどもたちの健やかな暮らしを守る為にがんばっている三浦半島のみなさんと、来年も再来年もぜひこの場でお会いしたいです。

本日はありがとうございました!



横須賀の「学童クラブ条例」づくりのゴールが見えてきました/放課後児童クラブ設備・運営基準検討部会(最終回)へ

全国の市町村で「学童クラブ条例」づくりが進んでいます

横須賀市では新しい『子ども子育て支援制度』を作る為の議論は、昨年2013年5月にスタートしました。

中でも『学童クラブ』は、新しい制度の目玉の1つです。

*学童クラブには様々な呼び名があります。学童保育、放課後児童健全育成事業、放課後児童クラブなども同じ意味です。

児童福祉法改正によって、全国の市町村は新たに『学童クラブ条例』を作らねばなりません。

その条例に盛り込まなければならない内容は、例えば、

  • 職員の数
  • 施設の面積
  • 設置しなければならない設備
  • 開所日数
  • 開所時間

など、あらゆる事柄となります。

全国学童保育連絡協議会資料より一部改変

条例策定のスケジュール(全国学童保育連絡協議会資料より一部改変)


そこで昨年から今年にかけて、全国で一斉に条例策定の作業が行なわれています。

放課後児童クラブ設備・運営基準検討部会へ

横須賀市では、『放課後児童クラブ設備・運営基準検討部会』において、議論が行なわれてきました。

第1回(2013年12月26日)
  1. 横須賀市の放課後児童クラブの現状
  2. 放課後児童クラブガイドライン
  3. 社会保障審議会児童部会、放課後児童クラブの基準に関する専門委員会報告(第7回)
第2回(2014年3月7日)
  1. 社会保障審議会児童部会、放課後児童クラブの基準に関する専門委員会の報告書について
  2. 神奈川県下の放課後児童クラブの条例制定状況について
  3. 横須賀市の放課後児童クラブ運営の現状について(指導員のアンケート結果より)
第3回(2014年4月25日)
  1. 国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準(案)に関する意見の募集について
  2. 国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準(案)の概要
  3. 国の放課後児童健全育成事業の設備運営基準(案)【未定稿】について
  4. 本市が募集予定 (6月)のパブリックコメントの考え方について
第4回(2014年5月30日)
  1. 放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準(厚生労働省令第63号)とその基準(案)に寄せられたパブリックコメントに対する国の考え方
  2. 第3回検討部会における確認事項について
  3. 本市が募集予定(6月)のパブリックコメントの考え方について

約7ヶ月間の議論を見守ってきましたが、ついにゴールが見えてきました。

会議室にて

会議室にて


フジノは今日、最終回となった第5回目のこの部会を傍聴してきました。

パブリックコメントへの回答を検討しました

今回の議事は下の通りです。

第5回(2014年7月28日)
  1. パブリックコメント手続き(意見募集)結果について
  2. (仮称)放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の骨子(案)について

これまでの検討部会での議論の結果を、市民のみなさまにパブリックコメントの形で報告しました。

6月17日〜7月7日まで行なわれたパブリックコメント

6月17日〜7月7日まで行なわれたパブリックコメント


そして、6月17日から7月7日まで市民のみなさまからご意見を募集しました。

『学童クラブ条例』他6件についてのパブリックコメントだったのですが、合計714件のご意見を頂きました。

このうち、『学童クラブ条例』についてのご意見が693件でした。つまり総意見の97.1%です!

市民のみなさまの『学童クラブ』に対する関心の高さがヒシヒシと伝わってきました。

特にご意見が多かったものを紹介いたします。

条例の中でうたわれている支援員の数の下限・児童数の上限・非常災害対策・衛生管理等の実現に要する費用について、財政支援をお願いする。

また、民間施設を利用するクラブの家賃補助・指導員の資格取得・研修受講に要する費用についても、財政支援をお願いしたい。

(128件)

指導員の処遇について、継続勤務と人材確保のため、何らかの賃金保障・身分保障をしてほしい。

具体的には、市の非常勤職員として雇用しクラブに派遣するとか、社会保険への加入費用や年功序列型の賃金体系の実現のための 財政支援をお願いしたい。これらのことを保護者負担で実現するには、負担が重すぎます。

また、支援員の資格が規定されましたが、 資格と処遇は一緒に考えてほしい。

(98件)

働く保護者のため、寂しい想いをしている子どものために高い利用料を利用しやすい利用料にするため、行政の財政支援をお願いする。

特に、小さいクラブほど運営収支が厳しいので、何とかしてほしい。

(55件)

運営方式について、保護者会運営は保護者の負担が大変なので、児童数に補助金が影響されない『公設』や『委託方式』を検討しても良いのではないか。

運営委員会を年4回程度開催してほしいとのことだが、関係者の負担は大変です。

(54件)

こどもが安全で快適に生活できるよう指導員の数を増員して下さい。

指導員の配置基準について、児童の人数に応じた配置基準にして下さい。

指導員の確保が難しく複数配置ができかねる現状があるので条文を訂正すべきだと思います。

人材が確保できない場合の対応について明記すべきではないのか。

(54件)

専用区画の面積について、「児童1人につきおおむね1.65㎡以上でなければならない」とされていますが、その規定により定員を超えてしまい待機児童を出さざるを得ず、クラブを分割せざるを得ないことも考えられます。

待機児童が生じないように基準に応じた学童クラブを増やして下さい。

(46件)

回答は、ほぼ事務局案どおりになりました

こうしたご意見に対して、どのように回答するかの『原案』は、事務局(横須賀市こども育成部)が作成します。

事務局原案に対して、検討部会メンバーが意見を出していきました。

しかし、根本的な内容の変更が必要な意見は、取り入れられることはありませんでした。

本当に残念です。

パブリックコメント手続き結果(案)

パブリックコメント手続き結果(案)


結果的に、決定された回答のほとんどの内容は

今回検討をした基準は、条例として市内全ての学童クラブ事業者に適用するものです。

その為、規定する項目や内容については、既存の学童クラブの存在を意識して、最大公約数的な項目や内容に絞らざるを得ませんでした。

市独自の項目や内容の設定については、今後の課題として、市にお伝えしたいと考えております。

といったものとなっています。

市の責任を明確に位置づけることや、新たな財政支出が必要となる補助や、学童クラブ全体の底上げになるような基準などは、全く新たに記されることはありませんでした。

重ねて、残念でなりません。

検討部会に参加しているメンバーは現場の方々、事務局であるこども育成部のメンバーも現場の実情を理解している職員ばかり…。

それがこのように現状維持に押し切られてしまうのは、何故なのか。

財政部による財政規律が厳しいのか。市長に学童クラブを改善する意思が無いのか。

いずれにしても、学童クラブ関係者のみなさまにとって、とても残念なパブリックコメント回答となりました。

新しい『子ども子育て支援制度』に位置づけられた学童クラブは、今までと一体何が変わったのでしょう。

まずは新制度の立ちあげに間に合わせることが「最優先」だったのだろう、と言わざるをえません。

フジノや学童クラブ関係者のみなさんの大半は、新たな制度に位置づけられたことを過去最大のチャンスと捉えて、学童クラブの質を向上させてこどもたちの暮らしを守りたい、という想いでした。

そうした切実な願いは、ほとんど叶わなかった形になります。

残念です。

条例骨子案も原案のまま、決定しました

議題2、学童クラブ条例の骨子案についても、原案どおりに決まりました。内容は下の通りです。

(仮称)放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
  1. 条例の概要

    本条例は、放課後児童健全育成事業の適正な実施を確保するために、児童福祉法第34条の8の2第1項の規定に基づき、事業の設備・運営の基準を定めるために制定するものです。

    本市では、基本的には国が示す基準(放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準(平成26年厚生労働省令第63号))と同一の基準を条例に定めたうえで、以下の基準については、本市独自の基準を設けることとします。

    ●本条例において本市が独自に定める基準(経過措置)

    省令(国の基準)の内容本市が独自に定める内容
    なし現在運営されている放課後児童健全育成事業者については、当分の問、放課後児童健全育成事業所に必要な専用区画の面積基準への適合を猶予する。

    (考え方)
    現在運営されている放課後児童健全育成事業者は、新制度への移行後、「児童1人につきおおむね1.65㎡」という放課後児童健全育成事業所に必要な「専用区画」(遊び及び生活の場としての機能並びに静養するための機能を備えた区画)の面積基準を満たせないクラブが生じる可能性があります。

    そこで、新制度への円滑な移行を図るため、条例の施行の時点で運営している事業者については、面積基準への適合を当分の間猶予する経過措置を設けることとします。

  2. 施行期日

    平成27年4月1日(予定)

  3. 条例の見直し

    本条例は、その運用状況、実施効果等を勘案し、施行の日以後 5年以内に見直しを行うものとします。

新しい条例では、こども1人あたりの面積1.65㎡を最低基準とします。

けれども、いきなりすべての学童クラブがこども1人あたり1.65㎡の面積が必要だと定めると、これを守れない事業者も出ます。

そこで、経過措置として5年間の猶予(5年間は1.65㎡以下でもOKと認める)を『横須賀市独自の基準』として認めることとしました。

これが骨子案の内容です…。

条例の骨子案

条例の骨子案


もちろん、このあと9月議会で条例案の審議がなされます。

フジノとしては、こどもたちの暮らしがもっと根本的に守られるように全力を挙げて条例案の変更を求めていきます。

学童保育まつり(第16回)へ/こどもたちの笑顔を守る為に、指導員の待遇や学童保育の制度を改善しなければならない

第16回学童保育まつりへ

今年も『学童保育まつり』に遊びにいってきました。

学童保育まつりは毎年楽しみです

学童保育まつりは毎年楽しみです


(*フジノは今年もプライベートでの参加です)

おしらせのチラシ

おしらせのチラシ


お天気そのものは丸一日とても気持ち良い晴れ空でした。

午後になると風がとても寒くなってしまい、足もとが石のタイル張りの市役所前公園は足から冷たさが上がってくる感じでした。

会場

会場


毎年開かれている『学童保育まつり』ですが、今年でもう第16回目です!

主催して下さっているのは『横須賀市学童保育連絡協議会』と『指導員会』です。

そして、当日は保護者のみなさんとこどもたちが一生懸命に運営してくれています。こどもたちはステージ出演をしたり、出店の販売に元気いっぱいです。

ダンス

ダンス


僕にこどもがいたら学童クラブに通わせたい

ここ数年は、学生時代(小~高)の同級生や後輩から声をかけられることが多くなりました。

「藤野先輩!」とか「会長(中学時代に生徒会長だったので今でもそう呼ばれます)」と声をかけられると、気持ちが一瞬で昔に戻ってしまいます。

みんな、おこさんがとても元気そうに過ごしていて、こどものいないフジノとしてはそんな姿を見ると、こころからうれしくなります。

ステージのプログラム

ステージのプログラム


ステージプログラムでは、市職員の方のおこさんが出演する縄跳びを観ました。

放課後のおうち

放課後のおうち


このお祭りに参加したり、学童クラブを見学させてもらったりするたびに思うことは「もしも僕にこどもがいたら、学童保育に通わせたい」ということです。

1年生から6年生まで年の違うこどもたちが一緒に過ごしている姿は、きょうだいのようです。

ひとりっこが多い今の時代、学童クラブでみんなで過ごすことができるのは、とても幸せなことに感じます。

笑顔を守る為には、学童保育を守らなければいけない

ただ、その一方で学童保育を支える指導員の方々が置かれた労働環境の厳しさや待遇の改善の必要性を絶対に忘れてはならないといつも感じています。

こどもたちの幸せが指導員のみなさんの犠牲の上に成り立っているのでは、絶対にいけません。

今日のお祭りで見ることができたたくさんの笑顔を守る為にも、指導員のみなさん、そして学童保育を取り巻く環境と制度を改善していくことが必要なのだと自覚しています。

旗


今年もこどもたちの元気さにつられてたくさんの食べ物を買ってしまいました。

カレーうどん、とってもおいしかったです!ありがとうございました。