「選挙公報」の配布がスタートしました!インターネットでも見られます/横須賀市議会選挙2019・4日目

けさから「選挙公報」が配布スタートしました

けさの新聞朝刊に『選挙公報』が折り込まれました。

「横須賀市議会議員選挙公報」より

「横須賀市議会議員選挙公報」より


新聞購読をしておられない方の為に横須賀市選挙管理委員会のウェブからも見ることができます。

フジノは3ページ目の1番上の左側に掲載されています。

合計7ページもある『選挙公報』ですが、市民のみなさまにお願いがあります。

どうか全ての候補者の公報をじっくりと読んでみてください。

人の数だけお困り事や悩み事は違います。

あなたの暮らしはあなたにしか分かりません。

そして政治家にもそれぞれに専門分野や得意分野があります。

だから、『あなたの願いや想いに合致する政策』を訴えている政治家をあなた自身にぜひじっくりと探してほしいのです。

あなたの命と暮らしを守ってくれる候補者は誰なのか、どうか見つけて下さい。



フジノの「選挙公報」をご紹介します

先日のブログに記したとおり、『選挙公報』はわずか11cm×15cmの小さな原稿スペースしかありません。

そんな狭いスペースにフジノの16年間の想いを込めて書き上げるのは本当に難しかったです。

加えて、手作りの原稿なので、無事に印刷された実物を見てホッとしました。

自分の『選挙公報』が無事にきれいに印刷できていて、本当に嬉しかったです。

藤野英明の選挙公報

藤野英明の選挙公報


(*こちらを印刷して配るのは公職選挙法で禁じられています)

画像では見づらいので全文をご紹介します。

「福祉のまち、よこすか」をめざして
藤野 英明 45才 無所属

今、政治はあなたの信頼を失っています。

けれども僕は市議4期16年間の仕事を通じて、政治が現実を変えられることを証明してきました。

僕は、大切な人を自殺で亡くした為に、政治家になりました。

本来ならば、政治が全力を尽くせば救えたはずの命を守る為です。

自殺対策が無かった横須賀市でゼロから対策を実行し続けた結果、平成28年には自殺の犠牲者数を過去20年で最少に減らす事ができました。

全身全霊で政治家が働けば、様々な困難に満ちた現実も必ず変えることができるのです。
 
11年間、ひとりきりで提案し実現してきた性的マイノリティとされる方々への横須賀市の取り組みも平成30年に全国一位に選ばれ、パートナーシップ制度も始まりました。
 
この16年間、障がい・高齢・ひとり親・こども・外国人、3000件以上のご相談にのってきました。

ともに悩み涙を流し、ともに解決策を考え、議会で提案し、ともに解決を喜んできました。


これからも僕はいつもあなたとともに歩み続けます。

そして、このまちを必ず希望の感じられるまちへ変えていきます。

だから、おれをこきつかえ!

そして次の欄には、このように記しました。

保健・医療・福祉・介護・教育の専門家として
全ての課題にいつも全力で取り組み続けています

  • 自殺対策と精神保健医療福祉がライフワークです。
  • 2050年をみすえた地域まるごとケア(高齢・障がい
・こども・ひとり親・生活困窮・外国人市民など分野を超えて誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる為に保健・医療・福祉・介護・教育を統合)推進
  • 不妊症・不育症治療の支援
  • 流産・死産・新生児死亡へのグリーフケアの充実
  • 小児在宅ケア体制の確立
  • 里親と養子縁組の普及
  • 市立2病院の改革
  • 性的な多様性の保障
  • 反貧困
  • DV・児童虐待の防止
  • 保育の質の向上
  • 学童保育の充実
  • 不登校と社会的ひきこもりの支援
  • 犯罪被害者の支援
  • 特別養護老人ホームの待機者数減少
  • 脱原発・脱被曝

などに取り組んできました。

これからも「命を守る」為に全身全霊で働きます!

これらは全て選挙チラシの内容に対応しています。

最後に、経歴欄です。

  • 追浜生まれ、武小、武中、県立横須賀高校 卒業

  • 早稲田大学 教育学部(臨床心理学専攻)卒業

  • 東宝(株)に5年間勤務(映画興行部、財務部)

  • 上智大学大学院(福祉政策専攻)中退

  • 横須賀市議会議員を4期つとめる

  • 「市議会の質問王」=全41議員中、単独トップ!
     →本会議で市長へ一般質問・個人質問・緊急質問を15年9カ月継続し、登壇回数74回。



  • 精神保健福祉士、日本心理学会認定心理士

  • 認定NPO地域精神保健福祉機構(コンボ)理事
     →精神障がい当事者・家族・支援者ら8000名所属
 2010年から理事をつとめる

以上です!



県内唯一の「私立・公立」「保育園・幼稚園・こども園」合同の就職セミナー&相談会を開催しました/教育・保育の人材確保は横須賀市にとって最重要課題です

「教育・保育の人材確保」は横須賀市にとって最重要課題です

昨年に続いて、教育・保育の人材確保の為の就職セミナー&相談会に参加しました。

会場の総合福祉会館にて

会場の総合福祉会館にて


保育園の待機児童の多さが全国的な問題になって、久しいです。

もちろん待機児童をゼロにすることは大切です。

けれどもそれ以上に、核家族化が進んでかつてのように大家族みんなでこどもを育てられる時代ではなくなりました。

孤立した子育ても深刻化しており、こどもの健やかな成長、保護者のメンタルヘルス、虐待防止など様々な観点から保育園・幼稚園・こども園(教育・保育)の存在が絶対に欠かせません。

保育士・幼稚園教諭の方々のおかげで、こどもの難病が早期に発見できたり、虐待事案を防ぐことができた、という事例はたくさんあります。

このような様々な観点からも、『教育・保育の質』を守り高めていくことを常に目指しています。

その為にもまず最も大切な存在である保育士・幼稚園教諭の方々に横須賀で就職(復職)していただき、できれば長く務めていただくことが最重要課題です。

しかし、隣接する横浜市、川崎市、さらに東京都は、財政力を武器に様々な形で魅力的な『処遇改善策』を取っています。

横須賀市のベテランの保育士・幼稚園教諭の方々が横浜に転職してしまうこともすでに起こっています。

つまり、他都市との人材確保の競争になっているのです。

上地市長の就任以来、こども家庭福祉への積極的な予算配分がなされています。

ただ、そもそも財政的に厳しい横須賀市では、無い袖は振れません。

莫大な財政支出によって他都市よりも飛び抜けてすごいと言えるような『処遇改善』までには至っていません。



横須賀市には、県内唯一の私立・公立を問わない、保育園・幼稚園・こども園合同の就職セミナーがあります

無い袖は振れなくとも、横須賀市には恵まれた環境があります。

こどもたちを守りたいという危機感を共有し、こどもたちと保護者が健やかに暮らしていかれるようにとの想いを同じくする存在が協力しあっています。

その現れが、今日開催された、横須賀市と『横須賀市私立幼稚園協会』と『横須賀市保育士会』の三者合同による就職セミナー&相談会です。

県内唯一の私立・公立「保育園・幼稚園・こども園」合同の就職セミナー・相談会です

県内唯一の私立・公立「保育園・幼稚園・こども園」合同の就職セミナー・相談会です


保育園・幼稚園・こども園への就職を考えている学生の方々や、復職をお考えの方々を対象に、毎年こうして就職セミナーとブースを設けての個別相談会を開催しています。

私立も公立も一緒になって、さらに保育園・幼稚園・こども園も一緒になって、合同での就職セミナーを開催しているのは神奈川県では唯一、横須賀だけなのです。

こどもたちの健やかな育ちという目的の前に、みんなで協力しあって取り組みを進めています。



就職セミナーでは横須賀の教育・保育の魅力が語られました

この悪天候にもかかわらず、就職を考えておられる学生さんたちが40名も来場してくれました。

昨年は70名の参加でしたので(晴天でした)、それに比べれば大きな減少です。

けれども、台風12号がやってきているにもかかわらず参加されたみなさんには、より強い本気度を感じました。

並木先生のお話とこどもたちのかわいい動画

並木先生のお話とこどもたちのかわいい動画


第1部は、保育園の立場からと幼稚園の立場からそれぞれに横須賀で教育・保育の現場で働くことの魅力が語られました。

横須賀幼稚園の鈴木理事長による幼稚園の魅力について

横須賀幼稚園の鈴木理事長による幼稚園の魅力について


人生の最も早い時期に、教育・保育の現場で働くということはとても大きなやりがいがあることを改めてフジノも感じさせられるお話でした。

例えば、鈴木理事長(フジノと1才違いなので親近感があります)のお話で

「働いていると苦しいこともあるし、幼稚園とはなんだろうと自問自答することもある。

そんなある日、幼稚園を卒園してから20年以上経っていたのに、ある日、街角で自分を担任して下さっていた幼稚園の先生を偶然お見かけした。

お声がけをして、先生に『自分も幼稚園で働くようになりました!』と報告したかった。

その時、ふと気づいた。

そうか、幼稚園で働くということは、こどもに今すぐに成果とか効果は見えないかもしれない。

けれども今の自分のように、卒園から20年経っていてもすぐに顔を見分けられるくらい印象に残る、ものすごく大きな影響を与える仕事なのではないか」

というエピソードがありました。

フジノはとても共感しました。

追浜生まれのフジノは白鳩幼稚園に通っていました。今でも年少・年長どちらの先生のお名前もフルネームで憶えています。

仕事で追浜を訪れるたびに、白鳩幼稚園の前を通るたびに「A先生・B先生はどうしておられるかな?」と気にしていることを思い出しました。

鈴木理事長がお話したとおりで、人格形成のスタート地点の時期に出会った先生方の存在は大人になっても忘れることは無いのですよね。

とても尊い、やりがいのある仕事だと改めて再確認したエピソードでした。



保育園・幼稚園・こども園のブースが今年から1ヶ所に集結しました

第2部は、ホールに移動です。

市内の保育園・幼稚園・こども園のブースがどーんとホールに集まりました。

たくさんのブースを1つずつ回る学生さん

たくさんのブースを1つずつ回る学生さん


実は昨年まで、業種ごとに部屋が分かれていたのです。

その理由を担当課の職員に聴いてみると、

「幼稚園は幼稚園の部屋、保育園は保育園の部屋、と分かれている方が学生には分かりやすいということだったんでしょうかね」

と、よく分からない理由が・・・

就職を考えている学生であれば1年生から参加できるセミナーなのに、幼稚園と保育園とを分ける必要は全くありません。

むしろ「分けてきたことはマイナスだった」とフジノは考えています。

真剣なまなざしでお話を伺う学生さんたち

真剣なまなざしでお話を伺う学生さんたち


全てのブースをホールに集結させることは大きな効果があるとフジノは考えています。

学生さんや復職を考えている方々が、市内の教育・保育を一覧することができて、自由にお話を聞くことができる訳です。

そしてお話を伺う中で、今までは考えていなかった分野に進むきっかけにもなりうると思います。

加えて、幼稚園と保育園とこども園とがそれぞれのブースをお互いに観ることができ、会話をすることができることはまさに顔の見える関係につながります。

教育・保育に関わる連携ができるきっかけにもなると思います。お互いの良いところをぜひ学び合っていただく機会にもしてほしいと願っています。

ホールの様子

ホールの様子


上地市長が就任して1年。

ささやかなことに観えるかもしれませんが、担当課の提案がどんどん出てくるようになった良い成果の1つではないかとフジノは受け止めています。

本日は、参加者のみなさま、ありがとうございました。

保育士・幼稚園教諭のみなさま、ありがとうございました。

そして取材に訪れて下さった、ジェイコムさん・はまかぜ新聞社さん、ありがとうございました。

どうかひとりでも多くの方が、このまちで、ともにこどもたちの健やかな成長の為に働いて下さることを心から願っています。

お待ちしております!



「第50回・横須賀市保育事業大会」にお招きいただきました

記念すべき「第50回・横須賀市保育事業大会」にお招きいただきました

今日は、『横須賀市保育事業大会』にお招きいただきました。

記念すべき第50回大会です。

*後日、文章を記します。

第50回・横須賀市保育事業大会の会場にて

第50回・横須賀市保育事業大会の会場にて

「花のおさなご」の合唱

「花のおさなご」の合唱

勤続5〜6年の保育士等の方々が表彰されました

勤続5〜6年の保育士等の方々が表彰されました

上地克明市長による挨拶

上地克明市長による挨拶

上地克明市長とフジノ

上地克明市長とフジノ

小泉進次郎代議士による記念講演

小泉進次郎代議士による記念講演

「選挙公報」の配布がスタートしました/横須賀市議会議員選挙(4日目・その1)

けさから「選挙公報」が配布スタートしました

けさの新聞朝刊に選挙公報が折り込まれました。

「横須賀市議会議員選挙公報」より

「横須賀市議会議員選挙公報」より


大変ありがたいことにフジノは1面の上から2段目でした。

7ページもある『選挙公報』ですが、どうか市民のみなさまにお願いです。

全ての候補者の政策をじっくりと読んでみてください。

あなたの税金の使いみちを決めるのが、政治家です。

どの政治家が最もあなたの生活を支える政策を訴えているかを見つけ出して下さいね。



フジノの「選挙公報」をご紹介します

フジノが一生懸命に書いた『選挙公報』の原稿、印刷された実物を観たのは今日が初めてでした。

だから、自分の『選挙公報』が無事にきれいに印刷できていて、本当に嬉しかったです。

実際に印刷された「フジノの選挙公報」

実際に印刷された「フジノの選挙公報」


画像では見づらい方の為に、全文をご紹介します。

「福祉のまち、よこすか」をめざして
藤野 英明 41才 無所属

必要な医療や福祉が十分に受けられないのに、国保・介護保険や消費税等はみな値上がりし、生活は苦しく、誰もが多くの悩みを抱えています。

市長の交代で政治が変わると信じたものの、何も変わりませんでした。

そして、横須賀市の人口流出は全国ワースト1位となり、自殺も前年比17人も増加しました。

それでも僕は絶対にあきらめません。

政治家として12年間、現実を変え続けてきたからです。実現した政策は数えきれません。

約20年前、僕はうつ病とパニック障がいを発症し、今も闘病中です。

父は11年前から植物状態で障がい1級です。

だから、僕は社会福祉がどれほど重要か、他の誰よりも知っています。

だから、僕は命をかけて政治家として毎日全力で働いてきました。

これからも、僕はこのまちを変えていきます。

いのちを守る、誰もが「希望」を感じることができるまちへ。

「このまちに暮らして良かった」と誇りを感じられる「福祉のまち、よこすか」を必ず実現していきます。

だから、おれをこきつかえ!

そして次の欄には、このように記しました。

「自殺対策」と「精神保健医療福祉」をはじめ、社会保障・社会福祉政策がライフワークです。

  • 2050年をみすえた地域包括ケア(住み慣れた地域で誰もが最期まで安心して暮らせる為の保健・医療・福祉・介護の統合)

  • ひとり親家庭への支援

  • DV・児童虐待の防止

  • 低所得世帯への支援

  • 「貧困の連鎖」防止

  • 保育の質の向上

  • 学童保育の充実

  • 不登校・社会的ひきこもり支援

  • 障がいのある方の生涯を通じた一貫した支援

  • 性的マイノリティの支援と啓発

  • 市立病院の改革

など

そして、

  • 脱原発・脱被曝!



いのちと暮らしを守る政策に徹底的にとりくんでいきます。

最後に、経歴欄です。

  • 追浜生まれ、武小、武中、県立横須賀高校 卒業

  • 早稲田大学 教育学部(臨床心理学専攻)卒業

  • 東宝(株)に5年間勤務(映画興行部、財務部)

  • 上智大学大学院(福祉政策 専攻)中退

  • 「横須賀市議会の質問王」=政策提言回数、単独トップ!
     →12年間全ての本会議で、市長へ政策の提案(質問)をしたのは全議員中フジノ1人でした。

  • 第4回マニフェスト大賞(ベストHP賞)を受賞

  • 自殺対策を推進する全国地方議員の会 前代表

  • 精神保健福祉士、日本心理学会認定心理士

  • NPO地域精神保健福祉機構(コンボ)理事
     →全国8000名が所属、最年少で理事に選任

以上です!



市長・教育長への「一般質問」と、2つの議案への「反対討論」を行ないました/2014年9月議会

本会議にてフジノは一般質問を行ないました

丸2日間あまり寝ていないので、今日のブログは短い文章でごめんなさい。

本日の本会議(2日目)において、フジノは市長・教育長に対して一般質問を行ないました。

答弁に立つ吉田市長の後ろ姿と、質問者フジノ(本会議場にて)

答弁に立つ吉田市長の後ろ姿と、質問者フジノ(本会議場にて)


この質問の全文はこちらに掲載しております。

ぜひご覧下さいね。



反対討論を行ないました

また、今日は市長提出議案の採決がありました。

採決にさきだち、フジノは2つの議案に対して反対討論を行ないました。

討論の演説内容はこちらに全文を掲載しましたので、どうかご覧下さいね。



心身の疲労はピークですが、やる気は全く落ちてません

今日は本会議が終わった後に、さらに決算審議のスタートとなる予算決算常任委員会全体会が開かれました。

休憩時間にエネルギー補給

休憩時間にエネルギー補給


9月議会は、大きく前半と後半に分かれています。

今日から9月議会は後半に入ります。

前半後半
9/1〜18
(議案の審査)
9/18〜10/7
(決算の審査)

今日から10月7日までは、決算の審査に全力を傾けることになります。

市役所1階の案内板

市役所1階の案内板


こうして今夜は7時くらいに全ての会議が終わりました。

明日もあさってもその次もその次もずっと仕事の予定が入っています。

もうずっと休暇をとっていないので、曜日の感覚も全くありません。

でも、仕事へのやる気には満ち溢れています。

明日もがんばります!



2014年9月19日・本会議での討論

藤野英明です。

20140919persuasion4

2つの議案に対して、反対討論を行ないます。

「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について」への反対討論

「議案第69号・放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について」に反対する立場からの討論を行ないます。

【反対理由その1】
第1の理由は、『子ども・子育て支援新制度』における『放課後児童健全育成事業』の、そもそもの位置づけに反対だからです。

『放課後児童健全育成事業』、通称・学童保育は、『子ども・子育て支援新制度』では、市町村が行なう『地域子ども・子育て支援事業』に位置づけられています。

子ども子育て支援新制度の給付・事業の全体像

子ども子育て支援新制度の給付・事業の全体像


これはそもそも民主党政権の2010年10月に発表された『子ども・子育て新システムの基本制度案要項』において、学童保育の位置づけが『子ども・子育て支援事業』に位置づけられ、『個人に対する給付』ではなく、『事業者に対する補助』という位置づけになってしまいました。

議論がスタートした当初は、「保育所や幼稚園と同列に学童保育を位置づけるべきだ」との議論があり、僕はそれを強く期待していました。

しかし、最終的には『市町村事業』へ押し込まれてしまいました。

これが政権が変わった後も、現在の『子ども・子育て支援新制度』に引き継がれているのです。

しかし僕は、『全ての子ども・子育て家庭を対象とした基礎的な給付』である『子ども・子育て支援給付』に位置づけるべきだ、と考えていました。

つまり、子ども手当、こども園給付、地域型保育給付と同じ位置づけで、学童保育の利用を望む全ての児童・保護者が権利として受けられる制度にすべきだ、と考えてきました。

以上のことから、僕はそもそも『子ども・子育て支援新制度』における学童保育の制度的位置づけに賛成ができませんので、それに基づいた本市の基準を定める条例案にも賛成ができません。

20140919persuasion3

【反対理由その2】
第2の理由は、本条例案では附則を設けており、児童1人あたりの専用区画の面積(横須賀市が新たに定める最低基準は児童1人あたり1.65平方メートル)に関する規定について、当分の間、経過措置を設けるとしているからです。

(設備の基準)
第9条2
専用区画の面積は、児童1人につきおおむね1.65平方メートル以上でなければならない。
(経過措置)
附則2
この条例の施行の際現に存する放課後児童健全育成事業所については、当分の問、第9条第2項の規定は適用しない。

これは「おおむね5年間」との答弁が委員会ではありましたが、こどもの健やかな発育に必要な面積の確保をしない学童クラブを最大5年間放置できることになってしまうのです。

そもそも保育所の場合は2〜5才の児童の1人あたり最低基準は、1.98平方メートルである中で、学童クラブの最低基準は児童1人あたり1.65平方メートルと狭い訳です。

小学1〜6年生まで体格は様々な学童クラブで、児童1人あたりの面積は1.65平方メートルでは狭すぎます

小学1〜6年生まで体格は様々な学童クラブで、児童1人あたりの面積は1.65平方メートルでは狭すぎます


1.65平方メートルという基準は、学童クラブの面積要件として不十分だと僕は考えています。

本来であれば、横須賀市は積極的な人的・財政的な支援を教育委員会とともに行なって基準を高めるように誘導していくべきところを、逆に5年間猶予するというのはこどもたちの健やかな発育に悪影響であり、認めることはできません。

【反対理由その3】
第3の理由は、本条例案では、長年の課題である「指導員の方々の低賃金と雇用状況の改善」が期待できないからです。

【反対理由その4】
第4の理由は、「指導員の雇用条件の改善」ができなければ、本市の学童クラブは保護者のみなさんによって民設民営で運営されている為、運営委員会の保護者の方々が労働基準法違反による訴訟リスクを回避できない状況が放置されてしまうからです。

以上4つの理由から、議案第69号に反対します。

20140919persuasion2

家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例について」の反対討論

「議案第70号・家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例について」に反対する立場から討論を行ないます。

「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例」目次

「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例」目次


僕は、『小規模保育事業B型』に反対しています。

反対の理由は、『保育の質』の低下を懸念しているからです。

どんなに保育のプロである保育士のみなさんが全力を尽くしても、それでも乳幼児の死亡や事故が起こります。

死亡事故件数

死亡事故件数


現状では、保育施設で発生した事故について、全治30日以上のけがや死亡に関しては、発生場所や発生状況を自治体が厚生労働省に報告する制度が設けられています。

しかし、そのデータは単に集めて公表されているだけで、事故が起こった原因の分析や再発防止策には活用されていない現状があります。

そこでようやく今年9月9日に、内閣府・厚生労働省・文部科学省が合同で有識者会議を開き、保育事故再発防止データベースを新たに作り、専門家が事故原因の究明や再発防止策を考える案が提案されました。

このように、保育の現場での事故の原因究明や再発防止策はいまだ全く進んでいない現状があります。 

20140919persuasion5

かつて2010年9月に、本市内の家庭保育福祉員が保育中の生後4ヶ月の男の子が亡くなる、という痛ましい出来事がありました。

現在もご遺族と本市との間では訴訟が継続しております。

2014年2月26日・神奈川新聞より

2014年2月26日・神奈川新聞より


当時、僕はご遺族であるお母さまから、じかに悲しみの声をお聴きしました。

それ以来、家庭保育福祉員に限らず、保育所での保育など、あらゆる「保育の質を上げること」を自らの大切な課題として取り組んできました。

教育福祉常任委員会在籍中は、繰り返し『保育の質』を高める為の提案を行ってきました。

しかし、今回の国の『子ども子育て支援新制度』では、『保育の量』を拡大することが最優先されています。

国が示した小規模保育事業の3類型

国が示した小規模保育事業の3類型


小規模保育事業にはA・B・Cの3つの類型がありますが、職員全員が保育士ではなくとも良いB型があります。

繰り返しますが、保育のプロである保育士のみなさんが全力を尽くしてもそれでも乳幼児の死亡や事故が起こるのです。プロでは無い方々を保育の場に配置することは、『保育の質』を下げることであり、僕は認めません。

国の基準では「保育従事者のうち半数以上は保育士とする」とありますが、今回の議案第70号、条例案中の第31条(職員)では、「保育従事者のうち4分の3以上は保育士とする」と国基準を上回るものとしました。その理由は、委員会での質疑によれば「保育の質の確保の為」とのことでした。

しかしそれでも、短大や専門学校にて2年間の養成課程と国家試験の合格を経て初めてなれる正式な保育士とは異なり、『その他保育に従事する職員』を4分の1配置すれば良いという職員配置基準には、納得できません。

『その他保育に従事する職員』になるには、市長が行なう研修を修了した者とされており、明らかに保育のプロである保育士との差があります。

したがいまして、『保育の質』を高めることがこどもたちの幸せにつながるのだと信じてきた僕にとって、この小規模保育事業B型を認めることはできず、その基準を定めた条例案にも反対します。

20140919persuasion1

以上で2つの議案への、僕の反対討論を終わります。

(討論は以上です)

市議会の採決の結果

フジノの反対討論もむなしく、採決の結果、賛成多数で2議案とも可決・成立しました。

保育中に亡くなった4才児の死亡事故を絶対に再発させない為にも「保育の質」を全力で守り高めていきます/家庭的保育の基準条例に反対討論をしました

家庭的保育事業(保育ママ)等の基準を定める条例に反対しました

フジノにとって、4年前の家庭的保育(保育ママ)利用中に4才児が亡くなった出来事は決して忘れることができません。

それまでフジノは『保育士の人材確保』に強い関心があったのですが、大きくスタンスを変えるきっかけとなりました。

政策として『保育の質』を守り向上させることに徹底して取り組み始めました。

本日の本会議で、家庭的保育事業(保育ママ)などの基準を定める条例が新たに定められる議案が採決されました。

最終的に議会全体では可決されたのですが、フジノは反対しました。

反対討論に立つ藤野英明

反対討論に立つ藤野英明


そして反対理由を討論として壇上から述べました。

以下にご紹介します。

議案第70号家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について反対する立場から討論を行ないます。
 
僕は、小規模保育事業B型に反対しています。

反対の理由は、『保育の質』の低下を懸念しているからです。

どれほど保育のプロである保育士の皆さんが全力を尽くしても、それでも乳幼児の死亡や事故が起こります。

保育施設での死亡事故件数

保育施設での死亡事故件数


現状では、保育施設で発生した事故について、全治30日以上のけがや死亡に関しては、発生場所や発生状況を自治体が厚生労働省に報告する制度が設けられています。

しかし、そのデータは単に集めて公表されているだけで、事故が起こった原因の分析や再発防止策には活用されていない現状があります。
 
そこで、ようやく今年9月9日に、内閣府、厚生労働省、文部科学省が合同で有識者会議を開き、『保育事故再発防止データベース』を新たにつくり、専門家が事故原因の究明や再発防止策を考える案が提案されました。

このように、保育の現場での事故の原因究明や再発防止策は、いまだ全く進んでいない現状があります。
 
かつて、2010年9月に、本市内の家庭保育福祉員が保育中の生後4カ月の男の子が亡くなるという痛ましい出来事がありました。

現在も御遺族と本市との間では訴訟が継続しております。

2014年2月26日・神奈川新聞より

2014年2月26日・神奈川新聞より


当時僕は御遺族であるお母様からじかに悲しみの声をお聞きしました。

それ以来、家庭保育福祉員に限らず、保育所での保育など、あらゆる保育の質を上げることをみずからの大切な課題として取り組んできました。

教育福祉常任委員会在籍中は、繰り返し、『保育の質』を高めるための提案を行ってきました。
 
しかし、今回の国の子ども・子育て支援新制度では、『保育の量』を拡大することが最優先されています。

国が示した小規模保育事業の3類型

国が示した小規模保育事業の3類型


小規模保育事業にはA、B、Cの3つの類型がありますが、職員全員が保育士でなくてもよいB型があります。

繰り返しますが、保育のプロである保育士の皆さんが全力を尽くしても、乳幼児の死亡や事故が起こるのです。

プロではない方々を保育の場に配置することは『保育の質』を下げることであり、僕は認めません。

「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例」目次

「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例」目次


国の基準では、保育従事者のうち半数以上は保育士とするとありますが、今回の議案第70号、条例案中の第31条、職員では、保育従事者のうち、4分の3以上は保育士とすると国基準を上回るものとしました。

その理由は、委員会での質疑によれば、『保育の質』の確保の為とのことでした。

しかし、それでも、短大や専門学校にて2年間の養成課程と国家試験の合格を経て初めてなれる正式な保育士とは異なり、その他保育に従事する職員を4分の1配置すれば良い、という職員配置基準には納得できません。

その他保育に従事する職員になるには、市長が行う研修を修了した者とされており、明らかに保育のプロである保育士との差があります。
 
したがいまして、『保育の質』を高めることが子どもたちの幸せにつながるのだと信じてきた僕にとって、この小規模保育事業B型を認めることはできず、したがって、その基準を定めた条例案にも反対します。

条例案は可決されてしまいました。

けれども『保育の質』を高める為の取り組みは条例がどうなろうと絶対にこれからも続けていかねばなりません。

フジノはこれからもずっと『保育の質』を高める為の政策提案を続けていきます。

それだけが、亡くなった4才のおこさんに対してこのまちの政治家としてできる唯一の償いだと思うからです。

こどもを喪う悲しみははかりしれないものがあります。

流産・死産・新生児死亡など、世間には全く知られていない悲しみがたくさんあります。

フジノはどのひとつの命に対しても誠実に向き合っていきたいです。



和順保育園を「委員会の市内視察」で訪れました/待機児童の多い地域の認可保育所の積極的な取り組み

市内の認可保育所の視察へ

教育福祉常任委員会の視察、目的地の2カ所目は、和順保育園(久里浜2丁目)です。

お寺の広い境内が保育園の園庭として使われているのでこどもたちは安心して遊びまわることができます

お寺の広い境内が保育園の園庭として使われているのでこどもたちは安心して遊びまわることができます

社会福祉法人和順会によって、1970年から運営されている『認可保育所』です。

認可保育所とは、児童福祉法に基づいて中核市である横須賀市が設置を認可した施設のことです。

その前身は、なんと1936年(昭和11年!)までさかのぼります。

正業寺の第19世渡部真戒上人が託児所を開設して、久里浜地域の百数十人のこどもたちが通っていたそうです。

第2次世界対戦によってやむなく閉所せざるをえなかったものの、認可保育所として再開し、長い歴史を持つ由緒ある民間保育園です。

建て替え後の新園舎からは、園児たちの楽しそうな声が聴こえてきました

建て替え後の新園舎からは、園児たちの楽しそうな声が聴こえてきました

横須賀市の保育所の待機児童数を行政センター別に見ると、久里浜行政センター管内が最も多い状態が続いています。

行政センター管内別の2008~2013年度の待機児童数

行政センター管内別の2008~2013年度の待機児童数


そんな中、和順保育園はいつも積極的な取り組みを続けてきて下さいました。

60名の定員でスタートした和順保育園ですが、2010年に園舎の建て替えとともに定員を90名へと拡大して下さいました。

2010年5月に新しい建物となりました)

工事費の総額は2億4,817万円です。

市の補助が1億3,339万円、借入金が8,750万円、自己資金が2,728万円の内訳になります。

もはや保育園は『公的な存在』であるにもかかわらず、新たな園舎への建て替えにもこれだけの自己負担が必要となるのですから、民間事業者はとても大変です。

フジノはこどもたちからひたすらハイタッチを求められました。もしや広川ハイタッチ、流行している?

フジノはこどもたちからひたすらハイタッチを求められました。もしや広川ハイタッチ、流行している?

こどもたちは元気いっぱいでフジノたちを迎えてくれました!

みんな大きな声であいさつをして迎えてくれました

みんな大きな声であいさつをして迎えてくれました


フジノのここ数年間の大切な政策の1つが『保育の質』を高めることです。

待機児童数の多さから全国では『保育所の数』を増やすことに目が行き過ぎています。

『数』を増やすだけでは絶対にダメ。

和順保育園のリーフレットより

和順保育園のリーフレットより


乳幼児は、かなりの割合で突然死が起こるものです。

そんな時に保育士の先生方の知識や機転によって、いのちが守られたケースも本当にたくさんあります。

こうしたことからもフジノは、保育士の先生方の『研修の機会』を確保することがとても重要だと考えて、市議会でも提案を続けて来ました。

他の福祉分野と同じく、保育においても慢性的な人材不足です。

だから、望んでも研修に出られることがなかなかできない現実があります。

そんな中、和順保育園では必ず保育士の先生方が順番に研修に出られるようにプログラムを組んでおられるとのことでした。

とてもありがたいことです。

みんなが描いた作品が飾られていました(ゴールデンウイークの思い出)

みんなが描いた作品が飾られていました(ゴールデンウイークの思い出)

乳幼児にとって、食事はとても大切です。

福島第一原発事故の後、食材の産地も保護者向けにオープンにし続けてくれています

福島第一原発事故の後、食材の産地も保護者向けにオープンにし続けてくれています

横須賀市では、こどもたちの保護者の方々から保育園の給食食材の放射性物質の測定をしてほしいという請願が出されました。

市議会は不採択としたものの、こうして保育園によっては自発的に食材の産地をオープンにしてくれています。

とてもありがたいです。

今日のお昼ごはんは何かひとめで分かるようにディスプレイされています

今日のお昼ごはんは何かひとめで分かるようにディスプレイされています

園長先生はご住職もしておられるのですが、同じ敷地の中にあるお寺(正業寺)の建物に移って、お話を伺いました。

正業寺

正業寺


保育園のこどもたちも、年1回ほどはこちらのお寺の中で、畳の上に座ったり、折り紙を折ったり、お茶とお茶菓子を頂いたりする機会などもあるそうです。

とても良いことだと思います。

大野委員長・永井副委員長ら

大野委員長・永井副委員長ら

フジノはいろいろな市民の方々から育児のご相談を頂きます。

そうした機会のひとつで、園長先生には大変にお世話になりました。

フジノだけでなく、こども育成部保育課としても和順保育園の取り組みにはいろいろな機会に助けていただいています。

こうした積極的な取り組みを進める保育園を、市をあげてしっかり支援していかれるようにしたいと改めて感じました。

【書きかけ】保育園を見学しました/現場と力を合わせて保育の質をさらに高めたい

公立保育園の見学へ

今日は、市内佐野町にある横須賀市立上町保育園を見学させていただきました。

横須賀市立上町保育園

横須賀市立上町保育園


可能な限り、1ヶ所でも多く福祉の現場を訪れたいとフジノは願っています。

『こども家庭福祉』の分野では、児童養護施設乳児院母子生活支援施設などにこれまで足を運んできました。

『保育園』については、民間が設立した『私立保育園』は、いくつも見学をさせていただいたことがあります。

それなのに『公立保育園』の見学経験はゼロ…。

これから進めていかねばならない『こども園』についても、まずは公立保育園がその役割を担う可能性が高いです。その存在意義はますます高まっています。

そこで、かねてから公立保育園を見学したいと願ってきたのですが、なかなかタイミングが合わず、実現せずにいました。

乳児たちはお昼寝の時間でした

乳児たちはお昼寝の時間でした


それがついに今日、市立の保育園を見学させていただく機会に恵まれました。

上町保育園を見学先に選んだ理由

フジノが上町保育園を見学先に選んだ理由は、「地域との関わりが深いから」です。

いすもとても小さくてかわいらしかったです

いすもとても小さくてかわいらしかったです


例えば、それを象徴するとても素敵なエピソードがあります。

1月は横須賀でも大雪が降りました。

坂道の多い横須賀市内では、雪が積もったり凍ってしまうと、ご高齢の方々をはじめ転倒してケガをしてしまうことがしばしばあります。

やや急な坂道の上に建っている上町保育園では、雪が積もると、こどもたちの送迎が大変になってしまいます。

保育園の門から坂を見下ろした所。傾斜のやや強い坂の上に保育園は位置しています

保育園の門から坂を見下ろした所。傾斜のやや強い坂の上に保育園は位置しています


そこで大雪の翌日、保育園の先生方はいつもよりも朝早く出勤をして、雪かきをするつもりでした。

しかし、登園してみると…。

保育園の入り口に至る坂道の半分に、雪がありません!

実は、地域の方々が心配をして、すでに雪かきをして下さっていたのでした。

こういうエピソードがたくさんあるのが上町保育園です。

地域の町内会(東佐野第一区親睦会)による見守り隊も毎日行なわれています

地域の町内会(東佐野第一区親睦会)による見守り隊も毎日行なわれています


ふだんから送迎の時間帯には、緑色のベストを着た『見守り隊』の方々が交通安全を毎日サポートして下さっています。

上の写真も、保育園の坂のすぐ下に設置してある交通安全の看板を、地域の町内会の方々がリニューアルしてくれたデザインです。

毎年、こどもたちの描いた絵をもとに新しい看板を作成して下さっています。

今、新しい『保育園の役割』として、地域との関わりを深めていくことが強く求められています。

けれども実際には、自分のこどもや孫がその保育園に通ってでもいない限りは、地域の大人たちが保育園と接点を持つ機会はなかなかありません。

そんな中、地域との関係が良好な上町保育園の存在は、とてもありがたいです。

「保育の質」を高める為に

昨年からフジノが取り組んでいる政策の1つが『保育の質』を高めることです。

マスメディアでは「入園したくても保育園が足りない」といった待機児童数の問題など、『保育の数』が報道されることが多いです。

当然ながら、数を増やすことは大切です。

けれども、今後はもっと『保育の質』こそ注目されなければならない、というのがフジノの考えです。

そこで、議会での質疑でも取り上げて来ました(例えばこちらをご覧下さい)。

今日の見学で最もお聴きしたかったのは、『保育の質』を高める為の現場からの声です。

研修を受ける機会を増やしたい

何よりも福祉業界では、『人材』が全てです。

研修を受ける機会があれば、業務としてしっかりと受講させてほしいとフジノは願っています。

しかし現状では、受講を希望する声があっても、その全てには答えられていません。

何故ならば、保育業界も慢性的な人員不足だからです。

規定の人数ギリギリで運営せざるをえないので、研修に送り出してしまえば、そのしわ寄せが起こります。

希望者全員を研修に送ることができない状況が続いていますが、みんなで共有する努力は続けられています

希望者全員を研修に送ることができない状況が続いていますが、みんなで共有する努力は続けられています


スケジュールをやりくりした上で、限られた人数だけを順番に研修に送り出しています。

そして、帰ってきた方から受講した内容を話してもらったり資料をコピーするという形で保育園全体がその研修を共有できるようにしている、とのことでした。

フジノとしては、希望した方がひとりでも多く受講できるように環境面を何とかして改善したい、と改めて感じました。

自己評価を実施したい

*今はここから先の文章を書く時間的な余裕がありません。明日以降、改めて文章を載せます。この先についてはとりあえず、写真だけ。ごめんなさい。

入り口の様子

入り口の様子

保護者むけの「何でもご相談ください」が掲出されていました

保護者むけの「何でもご相談ください」が掲出されていました

「かながわ福祉サービス運営適正化委員会」の連絡先も紹介されています

「かながわ福祉サービス運営適正化委員会」の連絡先も紹介されています

「何でもご相談ください」の掲示がきちんと掲出されています

「何でもご相談ください」の掲示がきちんと掲出されています

ぐっすり

ぐっすり

手作りのおやつ

手作りのおやつ

おやつの検食をさせていただきました

おやつの検食をさせていただきました

通常業務に加えて卒園式を金曜日に控えて大変お忙しい中を、園長先生・副園長先生にお時間を割いていただきまして、本当にありがとうございました!

保育の質、給食食材、不育症への支援、医療計画、看取り加算などへの提案/教育福祉常任委員会でのフジノの質疑

丸2日にわたって開かれた「教育福祉常任委員会」

2日目の今日もフジノはたくさんの質疑を行ないました。




その中から『所管事項』についての質疑を報告します。

これは30分間の持ち時間であれば、担当する部局について何を質疑しても良いというものです。フジノ自身の重視する政策を最も深く反映できる質疑の時間の1つです。

12月議会では、下の質問を行ないました。

  1. 健康部
    (1)『神奈川県保健医療計画』についての意見照会に対する横須賀市の回答の具体的な内容について
    →地域医療推進課へ
  2. 教育委員会
    (1)横須賀美術館で来年開催される第2回目の『試行事業』に向けて、経済部集客担当と美術館運営課(特に現場)との詳細な情報交換を行なう必要性について
    →美術館運営課へ

    (2)学校給食の食材におけるミカンの産地が公式に変更されたという事実の有無について
    →学校保健課へ

  3. 福祉部
    (1)市内の特別養護老人ホームとグループホームにおける『看取り』の状況、『看取り加算』の状況について
    →介護保険課へ

    (2)来年4月スタートの『優先調達法(国等による障害者就労施設などからの物品などの調達の推進等に関する法律)』に向けた障害福祉課と総務部との対応の状況について
    →障害福祉課へ

  4. こども育成部
    (1)不育症治療費助成事業への申請状況と来年度に向けた周知について
    →こども健康課へ

    (2)保育ママ(家庭保育福祉員)の『保育の質』の確保の為の取り組みについて
    →保育課へ

上のどれもフジノにとって、本当に大切にしてきた事柄です。

  • 医療計画を実効性のあるものにすること
  • 美術館の赤字を1円たりとも出させないこと
  • 放射性物質からこどもたちを守ること
  • 2025年に向けて地域包括ケアを実現すること
  • 障がいのある方々の作る商品・製品をより流通させること
  • 不育症治療に取り組む方々の経済的な負担を支援すること
  • 保育ママを増加しながらも『保育の質』を絶対的に高めること。

30分というような縛りがなければ、もっと質疑したいことはたくさんあります。

それでも現実的には縛りがあるので、限られた時間の中で、可能な限り現実的に実現できる対案をしっかりと提案し続けるように尽力しています。




特別委員会に所属していないフジノにとっては、「質疑に立つ」という意味では12月議会のスケジュールの半分を終えてしまったことになります。

けれども、上地議員らとともに提出した議員提案があります。その議員提出議案はこれから特別委員会でも審議されます。




本会議の最終日に向けても気を抜かずにしっかりと取り組んでいきます。



『保育の質』を高める為に/決算審査2日目

「保育の質」をいかに高めていくか

今日の決算審議は、こども育成部と教育委員会でした。

こども育成部に対してフジノは、特に「保育の質」をいかに高めていくかをテーマに質疑を行ないました。

具体的には、

研修を受けられる体制確保・保護者からの苦情や意見の受付・自己評価の取り組み・第三者評価の受審を行なっていくべきだ

と提案しました。

質疑をするフジノ。市議会中継より


いくら保育園が人手不足であっても『保育の質』を守る為に、園長・主任・保育士のみなさんがしっかりと研修を受けることが必要です。

現在、横須賀市では、園長会、副園長会、市の保育課による研修、さらに外部の『白峰学園保育センター』で研修を受けることになっています。

この『保育センター』に対して、横須賀市は運営費87万円を支払っています(うち2分の1は『安心こども交付金事業費補助』として神奈川県から補助を受けています)。

(画像:こども育成部の決算説明資料より)




また、初任保育所長研修会・保育センター研修旅費等116万円を支出して、港南台にある保育センターへの研修に参加する保育士の方々に交通費を支給しています。

(画像:こども育成部の決算説明資料より)



そこで、下の質問をしました。

  • 各保育園の保育士は、研修をしっかり受けているのか
  • 市の保育課は、各保育士の研修の受講状況を把握しているのか




意見や苦情を出せる仕組みづくりが必要

また、保育士の対応や保育園の在り方などについて、保護者のみなさんがいつでも意見や苦情を出せる仕組みづくりが大切です。

フジノは障がい福祉の施設をいろいろ見学してきましたが、権利擁護の為に『第三者機関』の連絡先や『福祉オンブズパーソン』の顔写真と電話番号が施設の玄関やホールの壁など見やすい所に大きく貼りだされています。こうした取り組みは保育園でも必ずやらなければいけません。

(画像:例えば、A市ではこんなポスターが貼りだされています)



そこで下の質問をしました。

  • 『保育の質』を高める為に保護者が意見や苦情をいつでも出せるような仕組みをどのように周知しているのか?
  • 他の福祉施設では権利擁護の為に『第三者機関』の連絡先が掲出してあるが、保育園ではそうしたわかりやすい掲示を行なっているのか




第三者評価を受けることが必要

さらに、福祉のあらゆる分野において『第三者評価』を受けることが求められています。

(画像:全国社会福祉協議会のガイドラインより)



外部の目が入ることによって、閉鎖性や密室性が無くなります。そして、客観的な視点での改善ができるようになります。

厚生労働省も2011年3月に『福祉サービス第三者評価基準ガイドライン(保育所版)』の改正を通知しました。積極的な取り組みが必要です。

しかし、現在、横須賀市の公立保育園で『第三者評価』を受審した保育園はゼロです。

さらに市内の民間保育園でもわずか2カ所だけしか受審していません。

(画像:WAMNETより)



一方で、県内の他都市では積極的に公立保育園の第三者評価に取り組んでいます(例えば、相模原市川崎市横浜市などをご覧ください)。

そこで下の提案をしました。

  • 市立保育園は積極的に「第三者評価」を受審すべきではないか




まず自己評価を行なうこと

第三者評価の前の段階として、『自己評価』を行うことが、実はとても大切です。

(画像:全国社会福祉協議会のガイドラインより)



保育士さんたちが自らのサービス評価を通して、自らのサービス内容や水準を検証して、 管理体制の改善に取り組み機会となります。経営者にとっては、自らの理念を組織全体に浸透させて、職員のサービス改善に対する意識を育てるツールにもなります。

そこで下の提案をしました。

  • 市立保育園は『自己評価』を積極的に行なうべきではないか

こうして『保育の質』が守られなければ、市民のみなさまは安心してこどもを保育園に預けることができません。

まず必要な研修を必要に応じて必ず受けられるようにする。次に、自分の保育園を自分たちでチェックをする。良いところ、足りないところ、ひとつずつ確認して共通の認識を持つ。そして第三者評価機関に外部の目でしっかりとチェックをしてもらう。

こうした保育園が向上しようと努力している姿を保護者のみなさまに見ていただき、その過程を保護者のみなさまと共有することが大切です。それによってさらに信頼関係をさらに深めていくことにもつながります。

こうした取り組みの必要性を重ねて訴えました。





その他の質疑

こども育成部に対してフジノが行なったその他の質問は以下の通りです。

  • 保育所による地域支援の取り組みについて
  • 家庭保育福祉員(保育ママ)の募集方法の改善について
  • 社会福祉施設水道料金等繰出金の負担は一般会計から繰り出すべきものなのかについて
  • 青少年・教育相談におけるいじめ相談への対応について
  • 里親支援機関事業委託による里親数の増加について

教育委員会に対しても、決算審議を通して事業執行の在り方についていくつもの提案を行ないました。