エイジング・イン・プレイスを当たり前にする為に/神奈川県・WHO共催シンポジウム「超高齢社会を乗り越えるために」

*文章が途中までなのですが、掲載します*

神奈川県・WHO共催のシンポジウムへ

今日は、横浜・日本大通りの産業貿易センターへ向かいました。

県庁のすぐそば

県庁のすぐそば


神奈川県WHO(世界保健機関)が共同開催したシンポジウム

『超高齢社会を乗り越えるために〜誰もが住み慣れた地域で、元気に長生きできる豊かな未来社会の実現へ〜』

に参加する為です。

このシンポジウムは、さらに厚生労働省・経済産業省・内閣府の3府省が後援をしています。

神奈川県・WHO共催シンポジウム「超高齢社会を乗り越えるために」リーフレット

神奈川県・WHO共催シンポジウム「超高齢社会を乗り越えるために」リーフレット


2期目の黒岩知事は『未病』という概念の活用と、『特区』を活用した最新のテクノロジー技術の発展を、海外にアピールしてきました。

2015年8月、韓国訪問

2015年8月、韓国訪問

2015年6月、アメリカの州知事と

2015年6月、アメリカの州知事と


昨年2014年11月には、WHOにも黒岩知事は訪れており、それがきっかけで今日のシンポジウム共催にいたりました。

国の政府とWHOではなくて、いち地方公共団体である神奈川県とWHOがじかに提携してイベントを開催した、ということはとても珍しいです。

会場にて

会場にて


そこで、今日のシンポジウムがどのようなものになるのかを知りたくて参加しました。



黒岩知事の基調講演

まず、黒岩知事の基調講演です。

『神奈川県の超高齢社会に対するビジョン』

神奈川県知事 黒岩祐治

黒岩知事による基調講演

黒岩知事による基調講演


実際の内容は簡単なプレゼンテーションで、4つのことが語られました。

まず第1に『未病』という概念の説明です。

「未病」という概念の説明

「未病」という概念の説明


ただ、フジノは「黒岩知事が『未病』という概念にこだわりを持ちすぎていること」に強い違和感があります(黒岩知事の1期目と全く同じ構造です)

さらに2期目に入ってからの黒岩知事は『未病』を『ME-BYO』と英語にして世界に発信をスタートしました。

『健康長寿・健康寿命の延伸』『生活習慣病予防』などを徹底的に進めていく上で、確かに『ひとことで言い切れる新しいキーワード』は重要かもしれません。

けれども、超高齢社会への突入に直面する世界各国が求めているのは『未病』という概念そのものではありません。

そうではなくて、神奈川県が特区を活用して連携しているサイバーダイン社をはじめとする、日本の介護ロボットなどの最先端かつ優れた新たな科学技術だとフジノは考えています。

『未病』という概念にこだわりすぎるあまりに政治的に足元をすくわれて、健康長寿をすすめるという重要な取り組みそのものが停滞させられないか、強い不安をフジノは感じています。

つづいて、第2に『未病を治し、健康長寿社会を目指す』という理念の説明です。

「食」「運動」「社会参加」この3つはとても大切ですね

「食」「運動」「社会参加」この3つはとても大切ですね


第3に『未病を治す為の、最新のテクノロジーの紹介』です。

「これこそが世界各国から最も求められているものだ」とフジノは考えています。

AminoIndex(アミノインデックス)

AminoIndex(アミノインデックス)


『味の素』の『アミノインデックス』では、少量の採血をすることだけであらゆることが分かるようになります。

血液中のアミノ酸濃度を測定することで、健康状態やさまざまな病気の可能性を明らかにする2種類(AICSとAIMS)の解析サービスです。

2015年8月現在では、胃がん・肺がん・大腸がん・前立腺がん(男性のみ)・乳がん・子宮・卵巣がんのリスクスクリーニングが可能です。また、栄養不足のリスク・内臓脂肪蓄積リスク・脂肪肝リスク・食後高インスリンリスクの測定が可能です。

つまり、ほんのちょっとの血液だけで『生活習慣病リスク』『がんリスク』が分かるという優れた技術です。

TOTOの「ヘルスモニタリングトイレット」

TOTOの「ヘルスモニタリングトイレット」


TOTOの新たなトイレの技術では、ウォッシュレットで尿の量や出方をデータ化して調べることができます。

ひとはみな毎日トイレに入る訳ですが、そこでのおならやおしっこを自動的に測定して、体調や生活習慣病リスクや疾病リスクが分かる、というすごい発想です。

すでにこの技術は実現化していて、帰宅してからインターネットで調べたのですが、販売もスタートしているようです。

こうしたテクノロジーが全ての家庭に普及してくれれば、フジノが必死に推進しているような『特定健診の受診』に市民のみなさまにわざわざ足を運んでいただく必要も減っていきます。

未病への新しいアプローチ

未病への新しいアプローチ


第4に、『神奈川県がこれまで行なってきたこと、これから行なっていくこと』です。

未病を世界へ発信

未病を世界へ発信



WHO上級政策アドバイザーによる基調講演

2つ目の基調講演はWHO側からでした。

『グローバルヘルシーエイジング〜私たちにとって意味するものとは?〜』

イズレネ・アラウジョ・デ・カルバーリョ氏
WHOエイジングアンドライフコース上級政策アドバイザー

「エイジフレンドリーな環境(どう訳せば良いのかな。。。高齢になろうとも暮らしやすい当たり前の環境づくり、だろうか)を創るのがWHOの重要な目標だ」と述べておられました。

その為に

  • 年齢差別との戦い
  • 自律性の確保
  • あらゆる政策と政府のすべてのレベルにおける健康な高齢化

が必要だとのことでした。

イズレネ・アラウジョ・デ・カルバーリョ氏による基調講演

イズレネ・アラウジョ・デ・カルバーリョ氏による基調講演


WHOでは『高齢化と健康に関するワールド・レポート』という報告書を発行しています。

高齢化と健康に関するワールド・レポート

高齢化と健康に関するワールド・レポート

「ここで述べられているWHOの目指す姿と、神奈川県による『ヘルスケア・ニューフロンティア』はとても似た考え方だ」とイズレネ氏は述べていました。

同感です。

これから世界全体が超高齢社会を乗り越えていく為の政策パッケージは最終的にいくつかに収斂されていくのだと思いました。

このワールド・レポートの日本語概要版はこちらからご覧になれます)

エイジフレンドリーな環境づくりの為に

エイジフレンドリーな環境づくりの為に


健康長寿に投資をするということは未来を創るということ、との言葉が繰り返し述べられました。全く同感です。




特別講演

『超高齢社会を支えるロボットテクノロジー』
筑波大学大学院教授 山海嘉之

山海嘉之教授による特別講演

山海嘉之教授による特別講演

いまや世界的に有名なHAL

いまや世界的に有名なHAL

単間接型のHAL

単間接型のHAL





セッション「神奈川県発のME−BYOプロジェクト」

続いて、神奈川県の顧問を務めている宮田俊男氏(日本医療政策機構エグゼクティブ・ディレクター、内閣官房健康・医療戦略室戦略推進補佐官)から神奈川県の取り組みの説明がありました。

「ライフイノベーションの実現に向けて」

「ライフイノベーションの実現に向けて」


「黒岩知事の考え方はオバマ大統領の考え方と同じ」とか、とにかく黒岩県知事に対するヨイショ発言が多く、聴いていてあまり意味の無い講演でとても残念でした。

宮田氏の講演で初めて知ったことが2つありました。

まず第1に、神奈川県庁主体で『ライフイノベーションセンター』を作っていくそうです。

神奈川県がすすめているライフイノベーションセンター

神奈川県がすすめているライフイノベーションセンター


そこには、臨床研究、医療機関、さらにファンドにも入ってもらうとのこと。

2020年に羽田空港と殿町を橋で結ぶ計画

2020年に羽田空港と殿町を橋で結ぶ計画


第2に、さらにオリンピックが開催される2020年に、ライフイノベーション特区の川崎・殿町と羽田空港の間の海に橋を渡す計画があることを知りました。

これには少し驚きました。



パネルディスカッション「高齢期を住み慣れた地域で生活するために」

○パネリスト
・WHOエイジングアンドライフコース専門官 
 アン・マルグリート・ポット (Dr. Anne Margriet Pot)

・WHOエイジングアンドライフコース上級政策アドバイザー
 イズレネ・アラウジョ・デ・カルバーリョ (Dr. Islene Araujo de Carvalho)

・筑波大学大学院教授 山海嘉之

・セントルイス大学医学部教授 ジョン・モーリー (Dr. John Morley)

・国際高齢者団体連盟(IFA)国際事業部長
 グレッグ・ショー (Mr. Greg Shaw)

・メキシコ国立老年医学研究所長
 ルイス・ミゲル・グティエレズ・ロブレド (Dr. Luis Miguel Gutierrez-Robledo)

・リエージュ大学教授 
 ジャン・イーブ・レジンスター (Dr. Jean-Yves Reginster)

・アフリカ人口保健リサーチセンター
 イザベラ・アボデリン (Dr. Isabella Aboderin)               




エイジング・イン・プレイスを誰にとっても当たり前にする為に

どの方のどの講演や発表もとてもベーシックな内容でした。

会場ビルからの眺め

会場ビルからの眺め


実際のところ、地域包括ケアを重要政策としているフジノにとって『予想を上回るもの』はありませんでした。

どれもとても『基本的な概念』ばかりです。

でも、この普及こそが最も難しいポイントなのです。

専門家や現場の関係者は誰もが『エイジング・イン・プレイス』『健康長寿』『地域包括ケア』などの理想を当たり前として実現すべく、毎日その実践に向けてがんばっています。

けれども、それが本当に必要とされるご高齢の方々やご家族、さらにはご高齢になる前の30〜50代の若い世代の人々には、ほとんど浸透していないのではないか、と感じるのです。

フジノはすでに3年前の一般質問でも『エイジング・イン・プレイス』をテーマに質疑をした時、全く同じ感想を述べています。

一部の自覚的な方を除けば、エイジング・イン・プレイスなどの概念も知られていません。



2015年の今、その重要性はますます高くなっています。

  • もっともっと伝えていくこと。
  • 理解していただくこと。
  • そして、健康長寿な超高齢社会を無事に乗り切れる政策を実現すること。

これらは、フジノたちこそやらねばならない仕事です。

その意味で、『黒岩知事の発信し続ける姿勢そのもの』は(まだまだ県民に浸透しているとは思えないけれど)大切なことだと感じます。

(『未病』という概念にこだわりすぎるのも、あまり意味が無いとも感じます)

『保健』『予防』『ヘルスケア』あるいはどんな単語を使っても良いのですが、2025年〜2050年の超少子・超高齢・多死社会を乗り越えていく為にはこうした取り組みをひとりひとりの個人が実践していかねばムリなのです。

けれども個人がいきなり生活様式(ライフスタイル)を変えることはできませんし、そこには政府をはじめとする政治行政と産学官民連携でのあらゆる取り組みによる支援が必要です。

改めて、自らの責務を深く痛感させられたシンポジウムでした。



後日談:10月22~23日に「未病サミット」が開かれました

10月22~23日に「未病サミット」が開かれました。

専門家のみが参加可能でフジノは行くこともできなかったのですが、とても関心がありました。

当日の様子を神奈川新聞が報じてくれました。

2015年10月23日・神奈川新聞より

2015年10月23日・神奈川新聞より




2015年10月24日・神奈川新聞より

2015年10月24日・神奈川新聞より



大学院の講義「支援機器活用の最前線」が終わりました/半年間の学びは大きく視野を広げてくれました

2015年度前期の講義「支援機器活用の最前線」が最終回でした

夕方から東京・青山一丁目の国際医療福祉大学院へ向かいました。

国際医療福祉大学院の玄関にて

国際医療福祉大学院の玄関にて


一コマ目は『支援機器活用の最前線』です。

今夜の講師は、渡邉真一先生(横浜市リハビリテーション事業団)です。

今夜の講師・渡邊慎一先生

今夜の講師・渡邊慎一先生


4月14日からスタートした2015年度前期の講義『支援機器活用の最前線』の最終回となりました。

総括:支援機器の今後に向けて

総括:支援機器の今後に向けて


今夜の講義もとてもたくさんの学びがありました。



半年間の学びは、フジノの視野を大きく広げてくれました

この半年間をふりかえって、受講しようと決意した目的よりもさらに大きな成果が得られたことを感じました。

そもそもフジノは『支援機器』『福祉機器』の必要性は、実体験として祖父・父との暮らしの中で理解していたし、政治家として高齢者保健医療福祉に関わる中で実際にかいまみてきました。
 
けれども、今まで『支援機器』について体系的には学んだことがありませんでした。

また、世界中の最先端の動向を学ぶ機会もありませんでした。

それがこの半年間の講義のおかげでよく理解できました。

さらに、「大きく視野が広がった」ということを感じました。

まず『支援機器』を使うことで『認知機能』などが改善されるのは、当然のことです。それは単に第1段階に過ぎません。

それ以上に求められている本質的なことに改めて目を向けさせていただき、支援機器活用の必要性を改めて学ぶことができました。

5月「現場からの発信:ターミナルケアにおける支援機器」では講義の深さに涙が出ました

5月「現場からの発信:ターミナルケアにおける支援機器」では講義の深さに涙が出ました


生きることそのもの・最期の瞬間の迎え方そのものも『支援機器』の在り方ひとつで大きく変わることもよく分かりました。



地域包括ケア実現の為にも支援機器の活用は不可欠です

『地域包括ケア』を実現するには(例えば「ときどき入院、ほぼ在宅」のようなイメージです)、要介護度が上がっても安心して自宅で暮らせなければいけません。

また、ただ『自宅』に居るだけではダメです。

『病院』のかわりにただ『自宅』に居る、『施設』のかわりにただ『自宅』に居る、それではダメなのです。

人が人らしく居られる為には、他者との交流・地域との交流をはじめとする『社会参加』が可能でなければなりません。

そこで『支援機器』の存在が必要になるのだとつくづく感じました。

つまり、地域包括ケアを実現する為には、ひとりひとりの社会参加の機会を広げられる支援機器の存在が不可欠なのです。

すでに2015年の現在でも介護人材・福祉人材の確保が極めて厳しい現在で、2025年〜2050年にむけてさらなる人材不足が見込まれています。
 

パルロの実物と、実際に導入されている施設での映像を観て、その効果の高さに驚きました(5月の講義)

パルロの実物と、実際に導入されている施設での映像を観て、その効果の高さに驚きました(5月の講義)


そうした状況に対して、ロボットなどの新しい『支援機器』の存在はマンパワー不足に対応できる可能性があります。

また、介護人材・福祉人材のマンパワー不足だけでなく、ご家族の介護に対しての救いになる可能性もあります。例えば、すでに開発されている『支援機器』でも腰痛への対応や心身の苦痛をかなり軽減できます。つまり、介護疲れを軽減することにもつながります。

講義は夜なので、窓の外の景色はいつも夜景でした

講義は夜なので、窓の外の景色はいつも夜景でした


このように書いてくると良いことばかりに思えてきますが、決してそうではありません。

同時に、『支援機器』の導入にあたってのリスク管理の重要性も学びました。

6月の体験演習「福祉用具安全確認トレーニングと認知症安心支援トレーニング」より

6月の体験演習「福祉用具安全確認トレーニングと認知症安心支援トレーニング」より


あらゆる機会において言えることですが、導入にあたってひとりきりで判断することはリスクを過小評価してしまいます。

チェックシート

チェックシート


ここでも多職種連携でのチェックが大切だと感じました。

今回の講義の受講者はやはり現場の方々が多い印象でした。政治家で参加していたのはフジノだけ。

どの講義を受けるときもフジノは

「これを活用可能にする為にどうやって政策的に落としこんでいくべきなのか」

といつも考えながら講師のお話を伺っています。

実は、政策的にどのような支援機器への関わりができるか、現時点ではフジノには消化しきることができませんでした。

神奈川県といえば黒岩知事のリーダーシップでロボット特区などの取り組みが有名です。支援機器のさらなる発展につながる環境づくりが政策的に進められています。

では、横須賀市ではどうすれば良いのでしょう。

また、横須賀市に暮らす市民の方々の為に、ご家族(ケアラー)の為に、介護職員のみなさまの為に、フジノはどう政策に『支援機器』の活用を位置づけていくべきなのでしょうか。

そこがまだ見つけることができずにいます。

ただ、悲観はしていません。視野を広げてもらえた以上、さらに学び考えていけば良いのです。

人が人として生きていき、人生の最期を終えるその瞬間まで、その人の想いをサポートし続けられる地域包括ケアの実現に向けて、さらに努力をしていきたいです。



選挙5日前だろうと休みません!/2015年度前期も大学院で福祉政策の最先端の動きを学びます

2015年度前期も福祉政策の動向を追い続けます

今日は、都内・青山一丁目の国際医療福祉大学院へ向かいました。

2014年度後期に続いて、2015年度前期も学びます。

国際医療福祉大学院前にて

国際医療福祉大学院前にて


講義は毎回本当に難しいです。

でも、半年間必死に食らいついて学ぶことで、フジノの考え方や政策がどんどん深まってきている自覚がハッキリあります。

さらに、これまでも『政策提言』にも大きく反映できましたし、実現した政策がいくつもあります。

政務活動費を使わせていただいており、全力で学びます!



講義「支援機器活用の最前線」

今期は2コマ受講します。

どちらもまさに最先端の議論ばかりなので置いていかれないように、毎回必死に学びたいです。

支援機器活用の最前線

支援機器活用の最前線


支援機器の活用は、神奈川県知事がロボット開発を熱心にすすめていることもありますが、福祉人材の確保が全くできていない現実を前にもっと真剣に注目しなければならないテーマです。

また、地域でのリハビリテーションは精神保健医療福祉の世界では昔から当たり前の考え方だったのですが、高齢者福祉の世界でもかなり進化してきたことを痛感しています。

そこで最新の動向を学ぶ為に受講しました。

講義名講師
1総論:支援機器概論国立障害者リハビリテーションセンター研究所 顧問 諏訪 基
2総論:介護ロボットの産業化と発展に向けて株式会社日本政策投資銀行業務企画部 副調査役 植村 佳代
3総論:2015年介護報酬改定と福祉用具・介護ロボット厚生労働省振興課福祉用具・住宅改修指導官 東 祐二
4支援機器開発・活用の最前線大和ハウス工業株式会社 ユニ・チャームヒューマンケア株式会社
5現場からの発信:施設でのコミュニケーションロボット導入事例(開発)富士ソフト株式会社 (導入施設)株式会社ツクイ
6現場からの発信:ターミナルケアにおける支援機器一般財団法人とちぎメディカルセンター 在宅ホスピスとちの木
ホスピスマネージャー・看護師 片見 明美
7現場からの発信:重度障害の人への機器利用NPO法人 とちぎノーマライゼーション研究会理事 伊藤 勝規
8体験演習:福祉用具安全確認トレーニングと認知症安心支援トレーニング有限会社サテライト代表取締役 堤 道成
9現場からの発信:ケアマネジャーから見た支援機器前橋市地域包括支援センター西部主任ケアマネジャー 山田 圭子
10最新事情:特区で行う最新機器の貸与岡山市 医療政策推進課長 福井 貴弘
11研究の最前線:認知症への機器国立障害者リハビリテーションセンター研究所部長 井上 剛伸
12海外事情:中国の支援機器社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団 横浜市総合リハビリテーションセンター顧問 田中 理
13総括:支援機器の今後に向けて社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団 横浜市総合リハビリテーションセンター部長 渡邊 慎一




講義「地域包括ケアシステムの構築のために」

もう1コマは、定員100名の会場が満員で、開いている座席が見つからないほどでした。

地域包括ケアシステムの構築のために

地域包括ケアシステムの構築のために


15回の講義を統括している中村秀一先生もすごい方ですが、今回も充実しすぎるほどに充実している講師陣が揃っています。

タイトル講師
1医療・介護改革の流れと地域包括ケアシステムについて(国の政策)厚生労働省 医療介護連携担当審議官 吉田 学
2地域医療ビジョン、医療計画と介護保険事業計画厚生労働省 医政局地域医療計画課課長 北波 孝
3データの活用法産業医科大学教授 松田 晋哉
4地域包括ケア病棟医療法人社団和楽仁芳珠記念病院 理事長 地域包括ケア病棟協会会長 仲井 培雄
5都市部の取り組み東京都世田谷区 副区長 秋山 由美子
6住民参加のまちづくり滋賀県東近江市総務部まちづくり協働課主幹 山口 美知子
7在宅医療医療法人アスムス理事長 太田 秀樹
8訪問看護一般社団法人 全国訪問看護事業協会理事長 伊藤 雅治
9認知症対策旭脳神経内科リハビリテーション病院院長 旭 俊臣
10急性期・救急医療と地域包括ケア東京医科大学教授 医療法人社団親樹会恵泉クリニック 院長 太田 祥一
11地域包括ケアの理論兵庫県立大学大学院経営研究科教授 筒井 孝子
12生活支援サービス社会福祉法人全国社会福祉協議会事務局長 渋谷 篤男
13住まいと介護日本社会事業大学教授 井上 由紀子
14オランダの在宅ケア国際医療福祉大学大学院教授 堀田 聰子
15地方における取組み南砺市(前南砺市市民病院院長)政策参与 南 眞司

この講義がどれくらいすさまじいのかは、医療・福祉業界の人々ならば分かりますよね?

立っているのが中村秀一先生、教壇は吉田審議官、そして最前列で調光しておられるのが大熊由紀子先生!

立っているのが中村秀一先生、教壇は吉田審議官、そして最前列で調光しておられるのが大熊由紀子先生!


そもそも、あの大熊由紀子先生(日本に「ねたきり老人」という言葉を発明したと言える方です)がこの講義をわざわざ最前列で聴講しておられるのですから…。

日本の最重要課題である「地域包括ケア」をあらゆる立場の講師から学べる講義です

日本の最重要課題である「地域包括ケア」をあらゆる立場の講師から学べる講義です


今日の講師は、厚生労働省の吉田学審議官でした。

吉田審議官は、地域包括ケアを実現する為に肝いりで新たに作られた『医療介護連携担当』の審議官です。

教室には、医療・介護の現場で働く方々をはじめ、経営者の立場の方、地方自治体で地域包括ケアを担当している課長クラスなど、気合いの入った生徒ばかり。

フジノも気合いが入ります。

今日は、知らない方から「あなたはいつも熱心に授業を聴いておられますね」と褒められました(嬉しい!)。

そりゃあ、もう泣きたくなるほど難しいので、必死に聴いています。

(1)授業で1回目の講義を受ける
(2)授業を録音しておいて帰りの電車で聴きながら帰る
(3)ウェブで1週間だけ録画中継を観られるので、改めて3回目を観る
(4)分からない事柄はあらゆる文献を取り寄せて調べまくる

ここまでやらなければ、国の最新の動向から地方で頑張っている最前線の取り組みまで、本当の意味では理解できないとフジノ自身は感じているのです。

ここまでやらなければ、2025年、そして2050年の日本社会を乗り越える政策を打ち出せないとフジノは感じているのです。

がんばります!