【速報】2016年の国民健康保険の「保険料率」が決まりました/1人当たり保険料は9万2976円、前年比1410円の値下げへ!

「国民健康保険運営協議会」が開かれて、大切なことが決まりました

本日、『国民健康保険運営協議会』が開かれました。

横須賀市国民健康保険運営協議会の会場にて

横須賀市国民健康保険運営協議会の会場にて


毎年5月の『協議会』で、市民のみなさまにとって重要なことがらが決定します。

議事次第

議事次第


それは、国民健康保険の『保険料率』です。

市民のみなさまには『国民健康保険料』を、毎年6月から翌年3月までの10ヶ月間かけてお支払いいただいています。

この『保険料』の金額を決めるのに必要なのが『保険料率』なのですが、実は毎年この『保険料率』は変更されています。

例えば、昨年2015年度の保険料率は下のとおりでした。

2015年度の国民健康保険料率

2015年度の国民健康保険料率


今日、新たに2016年度の『保険料率』が正式に決定いたしました。



2016年度の1人当たり保険料は、前年比1410円の値下げです

2016年度の『保険料率』は下の通りです。

「未決定」と印刷されていますが、協議会にて「了承」され、決定しました

「未決定」と印刷されていますが、協議会にて「了承」され、決定しました


これによって

2016年度の1人当たり保険料=9万2976円

と決まりました。

2015年度は9万4386円でしたので、1410円の値下げです。

これは明日31日、『告示』されます。

『告示』とは、市役所の掲示板への掲示や『市報』への掲載などです。

けれども「これでは市民のみなさまにはまず伝わらないだろう」とフジノは毎年感じています。

そこで、このブログで『速報』としてお伝えいたします。

「決定とともにまず最初に知るべきは市民のみなさまであるべきだ」とフジノは考えてきたからです。

まもなくスタートする6月議会で、教育福祉常任委員会にも報告がなされます。

その後、6月15日から市民のみなさまのもとに保険料計算書が郵送され、『広報よこすか』にも掲載されることになります。




保険料は人によって異なりますので、値下げになる方も値上げになる方もいます

2016年度の1人当たりの国民健康保険料(平均)は9万2976円となりました。

ただ、これはあくまでも平均値ですので、おひとりおひとりの金額は異なります。

横須賀市の被保険者は約11万人ですが、このうち約5万人くらいの方々の保険料はこの平均値になる見込みです。

さらに値下げになる方もいれば、逆に値上げになる方もいらっしゃいます。

フジノの場合はさらに値上げになります。

正確にみなさまおひとりおひとりがいくらになるかは、6月15日から郵便で発送される計算書で通知されますので、いましばらくお待ち下さい。



「2年連続の値下げ」に、ホッとしています

社会保障がメインの政策であるフジノは、『医療』の最後のセーフティネットである『国民健康保険』を守ることが重要な使命だと考えてきました。

その為、国民健康保険が財政危機に追い込まれた2012年には、もはや『値上げ』せざるをえないことを率直に市民のみなさまにお伝えしました。

もちろん『値上げ』の前にフジノはあらゆる改善策を提案してそれを実現してきました。

そして2013年と2014年は、2年続けて『値上げ』をさせていただきました。市民のみなさまには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

市民のみなさまの生活実態を常に目の当たりにしてきたからこそ、反貧困の政策に取り組んできたフジノです。

たくさんの方から「また値上げなのか」「これ以上何を切り詰めればよいのか」という怒りや嘆きの声をお聴きするたびに、胸が苦しくてたまりませんでした。

それでも当時、最後のセーフティネットを守る為にはどうしても値上げが必要だということを、市民のみなさまに(納得はいかなくとも)理解していただきたいとフジノは説明を続けてきました。

最も厳しかった2012年から4年間が経ち、こうして『2年連続の1人当たり保険料の値下げ』という結果になり、心の底からホッとしています。



市民のみなさまのご協力のおかげです。ありがとうございます

この結果が得られたのには、市民健診や特定健診に力を入れる為に市役所に新たに保健係を立ち上げたりデータヘルス計画の導入を提案したり、1つずつ取り組んできたこともあります。

しかし、何よりも大きかったことは、市民のみなさまが2年にわたる値上げをお許しいただいたことです。

本当にご迷惑をおかけいたしました。

同時に、ご協力をいただいたことに心から感謝をしております。

市民のみなさまからの怒りの声や不安の想いなど、全て受け止めるのが政治家としての責任だと考えています。

これからもみなさまからのご意見の全てにしっかりと耳を傾け、ご質問のひとつひとつにきちんとお答えしていきます。

どうかよろしくお願い致します。



改革をしなければ「赤字20億円」だった2015年度の国民健康保険は「黒字28億円」見込みへ/市民のみなさまに深く感謝しております

国民健康保険運営協議会へ

今日は、『国民健康保険運営協議会』を傍聴しました。

国民健康保険は『医療』のセーフティネットです。

政治家フジノにとって、みなさまが安心して医療を受けられる為に国民健康保険を守ることはとても重要な課題です。

会場にて

会場にて


けれども国民健康保険の仕組みはとても複雑で分かりづらく、市民のみなさまにとって大切なものなのに理解されづらい制度になっています。

そこで、市民のみなさまに少しでも早くかつ可能な限りシンプルに『現状と課題』をお伝えし続けていくことが必要だと発信を続けてきました(例えばこんな記事も書きました)。

今日のブログでも、財政状況についてお伝えしたいと思います。



「国民健康保険運営協議会」の委員が新しくなりました

『国民健康保険運営協議会』の委員の任期は2年間で、今日の会議から新たな委員(第30期です)となりました。

『広報よこすか』で募集をしていたのですが、あなたは気が付きましたか?

「広報よこすか2015年8月号」では委員(被保険者)の募集を行ないました

「広報よこすか2015年8月号」では委員(被保険者)の募集を行ないました


さて、今日の議題は2つでした。

国民健康保険運営協議会の議事次第より

国民健康保険運営協議会の議事次第より

  1. 2015年度の決算見込みの報告
  2. 『国民健康保険費財政健全化計画』の進捗状況の報告



まだ2015年度は4ヶ月以上残っていますが、現時点での決算見込みが推計によって出されました。

ここでは2015年度の決算見込みについて、お伝えしますね。



「2015年度の決算見込み」は「黒字28億円」に回復しました

ずっと財政を追い続けてきたフジノにとっては、本当にホッとした決算見込みとなりました。

2015年度の決算見込みより

2015年度の決算見込みより


上の画像では見づらいので、改めて歳入・歳出・差引を記しますね。

2015年度の決算見込み
歳入600億4266万円
歳出571億9219万円
差引28億5046万円

黒字28億5046万円の見込みとなりました。



改革をしなければ「赤字20億円」になる見込みでした

何故フジノにとって「本当にホッとした決算見込み」だったのか?

それは、横須賀市にとって国民健康保険の財政の厳しさはこの数年間の大きな問題だったからです(問題は終わっておらず、これからもずっと続きます)。

もしも何も改革をしなかったとしたら、実は2015年度の国民健康保険は「赤字20億円」になる見込みでした。

2013年に横須賀市が出した推計より

2013年に横須賀市が出した推計より


この問題を直視して、フジノだけでなく市議会側は改革の提案をいくつも行ないました。

それに応えて、健康保険課長をはじめ行政側も問題意識を共有してよく頑張ってくれたと思います。

2014年3月には『国民健康保険費財政健全化計画』を完成させて、対策を実施してきました。

財政健全化計画での2015年度決算見込み

財政健全化計画での2015年度決算見込み


その計画の中でも将来の財政見込みを推計しました。

その推計では、改革を実行したとしても2015年度決算見込みは「黒字2億2524万円」に過ぎませんでした。

さらに翌2016年度には「赤字14億3248万円」に転落する見込みだったのです。

つまり、改革を実行したとしても、とても厳しい財政状況が長く続いていくという、かなり暗い将来像しか描けなかったのです。

それが今日発表された直近の決算見込みでは、2015年度決算は「黒字28億円」の見込みとなりました。



市民のみなさまに心から感謝を申し上げます

この結果には、複数の原因があります。

『財政健全化計画』による細やかな努力が功を奏したこともありますが、それはここまで巨額の改善には決してつながりません。

むしろ、例えば、インフルエンザの大流行などのネガティブな要因がたまたま起こらなかったなどのラッキーな偶然によるものも大きいです。

しかし、フジノが個人的に何よりも大きな原因として考えているのは、『保険料の値上げ』と『保険料の決定方法の変更』です。

2013年、『保険料の値上げ』という大きな痛みを、市民のみなさまに強いることになってしまいました。

今も本当に申し訳なく感じています。

けれどもこの値上げのおかげで、当面この数年間は『医療の最後のセーフティネット』を守ることができました。

市民のみなさまに対して、フジノは心の底から深く深く感謝しています。

本当に、ありがとうございました。

値上げに対して多くの市民の方々から「保険料が高い」というご批判をフジノは受けてきました。

ご批判は、そのとおりだと思います。もっともっと保険料の設定の仕方には工夫が必要ですし、保健事業にさらに力を入れて病気になることそのものを無くしていくことも不可欠です。

それでもなお『保険』とは、人類が発明した本当に素晴らしい助けあいの仕組みだとフジノは考えています。

今は元気な人が保険料を払い、病気になった人が安心して医療を受けることができる。でもその元気な人もいつ病気やケガをするか分からない訳で、その人もいざという時には医療を受けることができる。こうして、まさにお互いにお互いを助けあっている仕組みが『保険』なのです。

この大切な『保険』の仕組みを失うと、アメリカのようにお金持ちでなければ医療を受けられなくなってしまいます。

全額自己負担をしなければ医療を受けられない、お金持ちでなければ病院に診てもらえない、そんな社会にしたくありません。



あらゆる情報を全て市民のみなさまに報告していきます

けれども、この黒字をキープできるのはわずか数年に過ぎません。

2025年〜2050年の『超高齢・少子・多死社会』を乗り切るのは本当に難しいことだからです。

さらに、そもそも医療費というものは、ささやかな出来事によって大きく変化してしまうものなのです。

(*ですから、4ヶ月以上を残している2015年度中に何らかの疾病が大流行したりすれば、黒字も一気に無くなる可能性があります)

ですから、この先もまた市民のみなさまに保険料の値上げをはじめ、苦しい想いを強いることがあるかもしれません。

それでもなお『国民健康保険』を守る為に、つまり、市民のみなさまの命を守る為に、やらねばならないことは必ず事前に全て情報をお伝えしてまいります。

100%の賛成はしてもらえないとしても、「ムカつくけど、しかたない」と少しだけでも感じていただけるように、全ての情報を正確に丁寧にお伝えしていきます。

今日のこのブログ記事も、そのフジノの想いの1つです。

どうかこれからもこのまちで誰もが安心して医療を受けられるように、市民のみなさまの力を貸して下さい。

どうかよろしくお願いいたします。



【速報】今年の国民健康保険の「保険料率」が決まりました/保険料は9万6262円、前年比432円の値上げへ

市民のみなさまに大切なお知らせです

ものすごく重要なことがらが正式に決定しましたので、市民のみなさまに『速報』としてお伝えさせて頂きます。

それは、2014年度の国民健康保険の『保険料率』です。

今年から『保険料率』の決め方が、新たに『告示方式』という方式に変更となりました。

新しい方式での初めての決定となります。

「未決定」と印刷されていますが、協議会にて「了承」され、決定しました

「未決定」と印刷されていますが、協議会にて「了承」され、決定しました


上の表のとおりの保険料率が、昨日5月29日に開催された『国民健康保険運営協議会』で了承されました。

本日30日、告示されます。

告示の方法は、市役所の掲示板への掲示や『市報』への掲載などです。

こうした告示を市民のみなさまが目にすることは、「まず無いだろう」とフジノは感じます。

「もっと違う形ですぐに市民のみなさまにお伝えすべきだ」とフジノは感じてきました。

まもなくスタートする6月議会で、もちろん市議会には報告がなされます。

けれども、何よりもまず最初に知るべきは市民のみなさまであるべきだとフジノは考えてきました。

こうした情報こそ市長がすぐに市民のみなさまにお伝えすべきだと思うのですが…

いつものことですが、市長は、自らのブログやツイッターにはこうした情報を全く書こうとしません。

したがって、「社会保障に関する情報を発信するのは、政治家としてフジノの責任なのだ」とフジノは自覚しています。

そこで取り急ぎ、このブログでこのような形で報告させて頂きました。

本来であれば、もっと時間をとってきちんと丁寧に詳しくご説明すべきなのですが、あくまでも『速報』として『決定事項』のみをお伝えさせて頂きます。



2014年度の国民健康保険料(平均)は9万6262円、前年比432円の値上げ

この決定によって、2014年度の1人あたりの国民健康保険料(平均)は9万6262円となります。

2013年度は9万5830円でしたので、432円の値上げです。

これはあくまでも平均値ですので、おひとりおひとりの金額は異なります。

例えば、1年間の所得が100万円以下の世帯では、約3%の値下げとなる見込みです。

また、1年間の所得が100万円〜700万円の世帯では、4%〜8.5%の値上げとなる見込みです。

みなさまおひとりおひとりがいくらになるかは、今後の具体的な計算によって算出されることになります。

かねてからフジノは、「国民健康保険を守る為には値上げをせざるをえない」と申し上げてきました。

これから6月に向けて、おひとりおひとりのもとへ正式に決定した保険料の通知が届くことと思います。

ほとんどの方々にとっては、昨年も値上げ、今年も値上げとなります。

「また値上げか」という怒りの気持ちや、「これ以上何を切り詰めればよいのだろう」と今後への不安の気持ちを持たれる方々も多いことと思います。

消費税をはじめとする様々な負担増は、みなさまの生活に大きなダメージとなることは、フジノも十分に理解しております。

本当に申し訳なく、こころからお詫びの気持ちでいっぱいです。

それでも今回の国民健康保険の値上げもどうしても必要なものなのだということを、どうか市民のみなさまに(納得はいかなくとも)理解していただきたいとフジノは願っています。

市民のみなさまからの怒りの声や不安の想いなど、全て受け止めるのが政治家としての責任だと考えています。

みなさまからのご意見の全てにしっかりと耳を傾け、ご質問のひとつひとつにきちんとお答えしていきます。

どうかよろしくお願い致します。



「国民健康保険費財政健全化計画」の実施によって、国民健康保険の4年後の収支は「赤字26億円」へ改善の可能性

国民健康保険運営協議会が開催されました

社会保障を守ることが、政治家としてのフジノの使命です。

市民のみなさまの『医療』の最後のセーフティーネットである『国民健康保険』は、今まさに危機にあります。

この制度を絶対に守りぬくことが、フジノにとって極めて重要な課題です。

そんなこのまちの国民健康保険の今後を大きく左右する『国民健康保険費財政健全化計画』が発表されました。

今日、『国民健康保険運営協議会』が開催されました。

約10ヶ月間にわたって急ピッチで策定が進められてきた『国民健康保険費財政健全化計画』が、ここでついに発表されたのです。

会場にて

会場にて


議題は下の5つでした。

  1. 2013年度の補正予算案
    →承認されました

  2. 2014年度の当初予算案
    →承認されました

  3. 『国民健康保険費財政健全化計画』の策定
    →承認されました

  4. 国民健康保険条例の改正
    →承認されました

  5. 第2期特定健康診査等実施計画の変更
    →承認されました



『国民健康保険費財政健全化計画』は、無事に『国民健康保険運営協議会』で承認されました。

次に、まもなくスタートする予算議会に報告されます。

そして、この4月から正式にスタートすることになります。



4年後の収支を▲44億円から▲26億円へ半減できるかもしれない

昨年11月のこのブログで、フジノは国民健康保険の今後4年間の『収支見通し』を報告しました。

『収入』ー『支出』=『収支差引』、つまりプラスならば黒字、マイナスならば赤字です。

2013年11月時点での『収支見通し』は、4年後(2017年度)にはマイナス44億円となる危機的な見込みでした。

このような厳しい状況を改善する為に、『財政健全化計画』を策定したのです。

2013年11月に報告した収支見込みと、今回新たに発表された「計画を実施した場合の収支見込み」とを表にしてみました。



収支差額の見通し(2014〜2015)
2014年度2015年度
現状のまま98万円▲20億5810万円
計画を実施した場合7億2217万円2億2524万円



現状のままでいけば、わずか2年後にはマイナス20億5810万円。

国民健康保険料を再び大幅に値上げせざるを得ない、とても厳しい状況でした。

それが『国民健康保険費財政健全化計画』を実践してうまくいけば、2年後もプラス2億2524万円におさめることが可能かもしれません。

収支差額の見通し(2016〜2017)
2016年度2017年度
現状のまま▲33億9877万円▲44億3509万円
計画を実施した場合▲14億3247万円▲26億6257万円



現状のままでいけば、4年後にはマイナス44億3509万円でした。

しかし『財政健全化計画』を成功させることができれば、なんとか4年後もマイナス26億6257万円にとどめることが可能かもしれません。

つまり、「何とか2年間だけは息をつける状態」になるかもしれません。



厳しい取り組みを成功させる為に、どうか力を貸して下さい

発表された『財政健全化計画』では、実施しなければならないたくさんの取り組みが提案されています。

「1円でも収入を増やし、1円でも支出を減らす」と言葉にすると簡単なのですが、人のいのちがかかっている医療の世界では、それはとても難しいことです。

それでもあらゆる取り組みを全て実践して、絶対にそれらを成功させて何とか赤字を圧縮しなければ、医療の最後のセーフティーネットである国民健康保険を守ることができません。

そして、計画が全て成功したとしても、4年後にマイナス20億円という厳しい財政状況に変わりはありません。全く楽観できる状況ではありません。

『国民健康保険費財政健全化計画』は、ようやく今、プランが記されただけです。

これを厳しく1つずつ全て実践して成功させていかねば、ただの絵に描いた餅です。

どの取り組みをとっても、市民のみなさまのご協力なしには実現できません。

どのような取り組みを行なっていくか、これからブログで1つずつ紹介していきたいと思います。

どうかみなさま、この厳しい状況を一緒に乗り越えていきましょうね。

どうか力を貸して下さい。

こころから、よろしくお願いいたします。



国民健康保険(2013年度決算見込み)は値上げのおかげで「12億円の黒字」/国民健康保険運営協議会へ

議論がやや活発化した国民健康保険運営協議会

今日は、『国民健康保険運営協議会』が開かれました。

会場にて

会場にて

この『国民健康保険運営協議会』とは、法律で定められた重要な議論の場です。

市(事務局)から出された提案はまずここで議論されて承認された後で初めて市議会へと提案されます。例えば、みなさんの保険料を決めたり、制度などでおかしいと感じることは問いただすこともできます。

横須賀市ホームページより

横須賀市ホームページより


けれども、フジノがこれまで傍聴し続けてきた限りにおいては、重要な場であるにもかかわらず議論が全くありませんでした。

形だけの議論の場になってしまっているとすれば、それは2つの理由があります。

  1. 委員としての人選ミス
  2. 事務局による活性化の努力不足

そこでフジノは、9月議会の教育福祉常任委員会において、この点を指摘して改善を求めて質疑を行ないました。

2013年9月30日・教育福祉常任委員会
question『国民健康保険運営協議会』を傍聴させていただいて、毎回感じるのは、残念ながら議論が活発ではないということです。

会長は有識者でありますし、研修も受けておられるということで安心して見ていられるという感じですが、僕が傍聴した会議によっては、協会けんぽの方がお1人発言したのみであったり、あと質疑も一切ないままに終ってしまうこともありました。

この『国民健康保険運営協議会』というのは、制度の成り立ちから見たら、ここがまさに重要なポイントで、被保険者の代表も入って頂いている。

値上げの話ですとか財政の話になれば、もっと議論が出てもよいはずだと考えているのです。

任期を迎えるに当たっては、メンバーの人選などももう少し考えていただくべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

answer答弁者=健康保険課長 
委員の任期については、9月13日まででございます。9月14日以降の2年間の任期の新委員ということで今募集、推薦等をさせていただいています。

その中で、2名の方については公募委員という形で公募をかけまして、先日、面接等をさせていただいて決まっております。

それ以外の方については、公益委員・支払い側の委員・被保険者の委員という形で各5名ずつ、プラス被用者保険代表ということで協会けんぽの1名の計16名という形になっております。公募委員の2名以外の方については、それぞれの団体のほうで推薦をいただいて、うちのほうで委嘱させていただいておるという実態でございます。

question同じく特別会計である『介護保険運営協議会』を傍聴することもあるのですが、活性化するようにうまく持っていっているのですね。事務局の頑張りもあると思います。

例えば、介護保険料であれば値上げがありましたので、その値上げについての批判的な御意見が出たりしました。国民健康保険だって実際の被保険者の方々にまちに出て意見を聞けば、皆さん値上げに反対だと思うのです。でも『国民健康保険運営協議会』の場ではそういう話は出ない。

それはもしかしたら事務局が事前のブリーフィングでしっかりと根回しをして、運営協議会では意見が出ないのかもしれないのですが、やはり議論が出る場であってほしいと思うのです。

『運営協議会』の場で御理解いただけなければ、議会でも理解を得るのは難しいし、ましてや市民全体に理解を得るのは難しいという、よい意味で第一関門であってほしいと思うのです。

今の事務局案の追認機関のような、前の任期のような形であれば、開いている意味が正直わからないという思いもあります。

その場で議論が百出すればいいという意味ではなく、制度の今後を一緒に考えていただくパートナーとしてこの『運営協議会』を活性化していっていただきたいと思うのですが、課長、いかがでしょうか。

answer委員おっしゃるとおり、この『運営協議会』は、国民健康保険の重要事項を審議するという位置づけで国民健康保険法による法定設置という形の協議会でございます。

国民健康保険制度そのものが複雑多岐にわたっていてなかなか理解というのが難しい部分でございますが、うちのほうとしては、そういった重要事項を審議する協議会の本来目的に関して、わかりやすく説明、または委員各人の意見を反映できるような形でこの協議会を今後進めていきたいと考えております。



こうして迎えたのが、本日の新しいメンバーによる初の『国民健康保険運営協議会』です。

傍聴を終えた最初の印象としては、全ての委員が必ず発言しておられて明らかに活性化したと思います。

ただ、まだまだ制度の基本的な理解をしておられない委員の方も多く、単に制度の仕組みを尋ねる「これはどういうものですか?」という質問も多かったです。

『議論』にはなっていないことも多くありましたので、ぜひ委員のみなさまには国民健康保険の制度に対する理解を深めて頂きたいと感じました。



2013年度決算見込みは、黒字12億円へ

さて、今日の『国民健康保険運営協議会』では今年度(2013年度)前期の実績をもとに、通年での収支見込みの推計が報告されました。

それによれば、なんとか12億円の黒字が見込まれました。

2013年度決算見込み
歳入

503億8339万円

歳出

491億5806万円

差引

12億2530万円

黒字(見込み)となった理由は、下の3つです。

  1. 2013年度は、保険料の値上げを行なったこと
  2. 2012年度の繰越金が予算よりも4億2000万円増加したこと
  3. 2013年度の保険給付(医療費の支払い)が6億3000万円減少したこと

この3つの原因全てが、あくまでも一時的な現象にすぎません。したがって、この黒字12億円は2014年度の赤字ですぐに消える見込みです。

さらに、資料として今後5年間の推計も出されていましたが、2017年度には赤字44億円の見込みとなっています。

引き続き、国民健康保険の財政は厳しいままです。単年度(ある1年間)の黒字では、一喜一憂することはできません。


今日の『国民健康保険運営協議会』の結果は、続いてフジノたちのいる市議会へと議論の場が移ります。

国民健康保険を守ることは、全ての人が医療を受けられる為の最後のセーフティーネットです。

フジノは社会保障を守る為に、全力を尽くしていきます。



国民健康保険(2012年度決算)は黒字へ/あくまでもたまたまラッキーだったに過ぎない

2012年度の国民健康保険の決算の結果

今日は、『国民健康保険運営協議会』が開かれました。

国民健康保険運営協議会の議事次第

国民健康保険運営協議会の議事次第

ここで、2012年度決算の最終的な金額が報告されましたので、みなさまに報告します。

まず、下の図をご覧下さい。これは2012年3月の予算議会での補正予算です。

2012年3月の補正予算(図はフジノ作成)

2012年3月の補正予算(図はフジノ作成)


2012年4〜12月の9ヶ月間の実績(前年度比+3%の医療費の伸びでした)をもとに推計しなおした結果、7億8000万円の赤字に転落する、とこの時点では見込まれていました。

その赤字を何とか穴埋めする財源が必要でした。

そこで、県から1億5000万円の借金をして、市税からも6億3000万円を追加投入することになり、補正予算が組まれました。

しかし、その後、2013年1〜3月の医療費の伸びが鈍化しました。

このおかげで、結果的に2012年度の最終的な医療費の伸び率は約1.8%にとどまりました。

2012年度国保会計の決算は最終的に黒字へ(国民健康保険運営協議会資料をもとにフジノが作成)

2012年度国保会計の決算は最終的に黒字へ(国民健康保険運営協議会資料をもとにフジノが作成)

こうして、当初の予想を覆して、最終的に『4億1926万円の黒字』という結果に終わりました。

『黒字』という単語には極めてポジティブな響きがありますが、今回のこの4億の黒字は「たまたま」「結果的に出た」「ラッキーだった」という性質のものに過ぎません。

もちろんこの黒字は、そのまま2013年度の国民健康保険費に繰入金として用いられます。

市民のみなさまであれば、当然ながらこの疑問が浮かぶはずです。

もしもこの4億円の黒字がハッキリと分かっていたとしたら、2013年度の保険料の値上げはしなくても済んだのか?

この問いに対して、フジノはこう考えています。

「やはり、値上げは必要でした」

もちろんフジノはかねてから主張してきたとおり、「値上げは所得階層別にもっと細やかな対応をすべきだった」と今も考えています。

所得の低い世帯の方々に大きなダメージを与えた2013年度の保険料の値上げの方法はまちがってるとフジノは考えています。

しかし、「値上げそのものは必要不可欠だった」と今も確信しています。

国民健康保険は、市民のみなさまにとって誰もが医療にかかることができる最後のセーフティネットです。

だからこそ、絶対に守らなければならないとフジノは考えています。

現在の横須賀市の保健・医療・福祉政策はもっと努力をして、そもそも医療にかからずに健康で在り続けられるような取り組みが実現できるはずです。

ただ、そうした予防的取り組みに加えて、超高齢社会における医療費の伸びに対応する為には、やはり財源も必要なのです。

だからこそ、2013年の保険料値上げそのものは、必要でした。

さらに重要なのは、「2014年度予算案、2015年度予算案をどのように組んでいくか」という問題だとフジノは考えています。