仁藤さん、このまちでもJKビジネスや風俗に追い込まれたり性暴力に遭っている人が居ることをフジノもよく知っているし変えたいと本気で考えています/仁藤夢乃さん講演会へ

仁藤夢乃さんの講演会に参加しました

今日は、逗子市役所へ向かいました。

仁藤夢乃さん講演会の会場である逗子市役所にて

仁藤夢乃さん講演会の会場である逗子市役所にて


『女子高校生サポートセンター一般社団法人Colabo』の代表である仁藤夢乃さんの講演会に参加しました。

仁藤夢乃さん講演会チラシ

仁藤夢乃さん講演会チラシ


仁藤さんは、思春期の女子を守り自らの意思で生きていかれるように支援する活動に全力で取り組んでこられた方です。

例えば、『Colabo』の2016年度の活動実績は下のとおりです。

  1. 相談事業
    相談者数135名
    面談400回
    同行支援151回
    他機関連携119件

  2. 食事・物品提供
    食事568食
    物品336件
    書籍『難民高校生』87冊

  3. 一時シェルター
    稼働日数111日
    利用者27名
    利用件数218件
    宿泊者14名
    宿泊数40泊

  4. サポートグループ「Tsubomi」活動
    参加者36名
    活動日数94回

  5. 啓発事業
    講演会57回、9005名参加
    街歩き研修35回、284名参加

素晴らしいですね。

フジノが改めてご紹介するまでもなく、テレビの報道特集などでその活動をご存知の方も多いのではないでしょうか。

(ご存じない方はぜひこのブログ記事の最後に掲載した動画や本をぜひご覧下さいね)



このまちにもたくさんの被害者や支援の必要な人達がいます

初めて仁藤さんからフジノが連絡をもらったのは、2014年8月のことでした。

雨宮処凛さん(作家、フジノの半生を本にして下さった方です)が仁藤夢乃さんについて書いたブログを紹介するツイートをしたところ、仁藤さんから下のようなツイートを頂きました。

2014年8月21日に仁藤夢乃さんから頂いたツイート

2014年8月21日に仁藤夢乃さんから頂いたツイート

「地元には行き場がないといい、JK産業で働く横須賀の女子高校生にも会っています」

これを読んでフジノは、表現が適切ではないのですが、少しホッとしました。

横須賀の性暴力・性被害に向き合ってくれる仲間が現れた、と感じたのです。

高校時代、部活の中で先輩から後輩たちが連続で強姦被害に遭っていると相談されてから、フジノは性暴力の問題にずっと向き合ってきました。

心理学専攻だった大学時代も、たくさんの相談を受けてきました。

市議会議員に転職してからも、犯罪被害者支援の為に議会の内外で全力で取り組んできました。

犯罪被害者支援の窓口の設置を求め、実現させました。

犯罪被害者支援条例の制定を訴え、市の条例に被害者支援の条文を加えることを実現しました。

ふだんから性犯罪の被害に遭った方に同行支援したり、警察の聴取や裁判に挫けそうになるご本人やご家族をサポートしてきました。

幼い頃に被害に遭った方の場合は、その成長を見守ってきました(今もです)。

警察に訴えられない被害の苦しみも多く、その声を受け止めてきました。

フジノのメインテーマである自殺対策・精神保健福祉と、性暴力・性被害はとてもつながっています。

また、性犯罪に遭った当事者の方に講師となっていただき、市職員向けの研修と市民向けの講演を開催することができました。

けれども、まだまだ取り組みは足りません。

厳しい経済社会状況が続く中でセーフティネットが無くなり、そのかわりにJKビジネスや風俗が性を商品化するかわりに衣食住を提供する偽物のセーフティネットが張り巡らされました。

フジノは、ここと闘う為に必死でもがいています。

しかし闘うべき相手はあまりにも大きくかつ闇は深くて、「これは一生涯をかけても変えられないかもしれない」と絶望的に感じることもあります。

そのような心情に襲われる時もあるので、仁藤さんからのツイートを拝見して、仲間が現れたような気持ちになって思わずホッとしたのです。

そして、フジノだけではできないたくさんのことをして下さっていることをとてもありがたいと感じました。

フジノは政治家としてソーシャルアクションを行ない、制度や法律を変えていきます。

仁藤さんたちは、今この瞬間に握りしめる手が必要な相手の手を離さずに、シェルターやアウトリーチをして下さっています。

役割分担と連携。

現場を持つことと法整備や制度を変えること、どちらも欠けてはならない取り組みです。

そんな仁藤夢乃さんですが、今日ようやく実物にお会いすることができました。

仁藤夢乃さんの著作

仁藤夢乃さんの著作

「可能性を信じて」

「可能性を信じて」

「すべての人に衣食住と関係性を」

「すべての人に衣食住と関係性を」





僕はこれからも僕なりに全力で取り組んでいくのだと改めて決意しました

講演の内容は、彼女の著作を読んでいただいたり、動画を観ていただければ、だいたいイメージしていただけると思いますので、ブログではご紹介しません。

フジノが最前列でど真ん中に座っていたからという訳ではありませんが、今日の講演の中でもやはり仁藤さんから

「横須賀中央ではアンダー(未成年)がたくさん働いていて、お店もそれを分かっていて働かせているし、お客もそれを目当てで来ている」

「今も横須賀の子がColaboに来ている」

というお話が出ました。

「あなたたち大人がしっかりしてないから」

と怒られたような気がしました。

ずっと横須賀で貧困や性暴力の問題に取り組んできたフジノは、その言葉を聴いて、率直に、悔しいし残念だしフジノの力不足であることを痛切に感じさせられました。もっと取り組まねばとさらに決意しました。

でも、仁藤さん。

現場だけでは改善できないこともあるんです。

フジノもソーシャルワーカーのはしくれだから、じかに現場で対応をできることはとても大切だし、支援する側もされる側も今この瞬間に必要なアクションがなされることによって充足感が高いこともよく理解しています。

けれども、この経済社会状況はもっと悪化していくし、人々の意識(特に男性中高年)はカンタンには変えることができないのも事実です。

性暴力を受けたり、水商売や風俗業の偽物のセーフティネットにからみとられていく人も増えていく一方の状況は続くと思います。

だから、あえてフジノは政治家という立場に居て、これからもソーシャルアクションに取り組んでいく覚悟です。

制度や法律を変えるにはとても時間がかかります。遅すぎるという批判もそのとおりだとフジノ自身、理解しています。

そして、「Colaboに横須賀の子が来てますよ」という言葉を聞かされるたびに自らの力不足を感じ、心が痛みつつも、現場だけでは変えられない側面をフジノが引き受けて、それでも必ず現実を変えていきます。

必要なのは特別な支援ではなく「当たり前の日常」

必要なのは特別な支援ではなく「当たり前の日常」


フジノは、この15年ずっと市内の水商売や風俗業で働く方々からたくさんの相談を受け続けてきました。

キャストの女性だけでなく、黒服やスカウトの男性からも相談を受けています。そこには10代もたくさん居ました。

だから、市内の水商売や風俗業の実態がどのようなものか(その一部は)把握しているつもりです。

偽物のセーフティネットと書きましたが、その偽物のセーフティネットが必要な人にとっては本当のセーフティネットになっている現実も理解しています。

自傷行為をしまくっている子がメイドの格好ができるメイドカフェで居場所を見つけたと本気で感じているのも事実です。

メイドの格好で接客をするだけではなくて、交渉という名の口車に乗せられて、店の外で会ったり性行為をさせられていることも知っています。

精神障がいや知的障がいのある方が、「フルタイムで働くことはできない自分にとって自由な時間に出勤できて日払いでお金が得られるのはありがたいから」と風俗で働いていることも知っています。

善悪で言えばまちがっていても、それによって助けられている人たちが居ることもまた事実であることも知っています。良識のある人々からすれば、水商売や風俗によって自己肯定感を得ることはまちがいなのだと断罪されるのでしょう。

アルコール依存症によって母子分離させられてしまったひとり親の方が、再びこどもと一緒に暮らせる為には安定した生活が必要だからと言われて、手っ取り早くお金を得る為に(お金を得ることが生活の安定では無いのですが)水商売で毎晩お酒を飲んでいることも知っています。

世間からすればまちがっていると判断されることでも、他に生きる術を知らない人たちがたくさんいることも知っています。

けれども、フジノはそんなカンタンに物事を善悪に二分割して考えることはできません。

人は生きていかねばなりません。

そして、誰もが健康で金銭的に安定した屋根のある温かい部屋で暮らしていかれる訳ではありません。

そんな時に、仕事を選んでいられないのもまた事実です。

全ての人々の生活の質を高めるべきなのは当然ですが、まず僕はできる限り多くの人々を『生』の側に何とかして留めるのが最優先の仕事だと思っています。

仁藤さんたちの取り組みはとても正しいし、正義だと思います。まっすぐで健やかに見えます。

一方、フジノは真っ黒でなければグレーでも良いと考えますし、マイナスよりはゼロに近いくらいならば良いと考えます。まがりくねっていて、病んでいるかもしれません。

それでも理想を追求しつつも、目の前の現実をのみこみながら、前に進んでいくという立場です。

きっと、こうしたフジノの姿勢は、勧善懲悪の観点からいけばとても物足りない姿勢に映ることだと思います。

全員は救えないし、加害する奴らをゼロにはできない。そんな権力はフジノには無い。

清濁あわせのんで、理想と現実をぜんぶ受け止めて、そして、それでも前に進んでいくことが必要なことだとフジノは考えています。

長くなりましたが、これが今日フジノが仁藤夢乃さん講演会に参加してみて、改めて感じたことでした。

人々に読まれるべき文章では無いのかもしれませんが、心の中にしまっておくのではなくて、あえて本音を自分の為にブログに書いておくべきだと感じたので、ここに記すことにしました。



こちらの動画をぜひご覧ください

仁藤夢乃さんと『Colabo』の活動は限られた文字数ではお伝えできません。

その活動を紹介した報道特集などがたくさんYouTubeにアップされています。その一部を掲載しますので、ぜひご覧下さい。





仁藤さんが書いた本もぜひ読んでみてください



山本太郎参議院議員と雨宮処凛さんがトーク!でんわ勝手連とAEQUITASの活動には心を打たれました/国会が100倍楽しくなるホントの政治の話

ウェブマガジン「マガジン9」イベントへ

2005年3月スタートのウェブマガジン『マガジン9』。

とても内容が良いのでフジノはいつも読んでいるのですが(フジノのことも2回も書いていただきました)、『マガ9』では定期的にイベントも開催しています。

それがなんと次回は、山本太郎参議院議員と雨宮処凛さんがトークをされるとのこと。

*最近フジノを知った方はご存知ないと思うので、一応。

雨宮処凛さんの著作『生きのびろ』にフジノのルポを1章書いて下さいました。

山本太郎さんは国会議員に立候補する前から横須賀に脱原発の講演にお招きしたことがきっかけで様々なテーマで共闘させていただいています。

そんなフジノにとってなじみの深いお2人ですが、こうして改めて『人前でお2人が2時間もトーク』をするのはとても珍しい機会だと思います。

2人が同時に人前に立つとすれば、街頭宣伝などで共にマイクを握るわずか数分くらいの機会がほとんどでは無いでしょうか(人前でなければ、議員会館内での質問主意書を作る為のミーティングはしておられると思います)。

会場の「北とぴあ」にて

会場の「北とぴあ」にて


これは珍しい! 

改めて、同じ年仲間である太郎さん処凛さんがどんなお話しをするのか楽しみで、きゅうきょ参加することにしました。

そこで今日は東京・王子の『北とぴあ』を訪れました。



「国会が100倍楽しくなるホントの政治の話」

内容をお知らせするウェブサイトの告知をご紹介しますね。

マガ9学校のおしらせより

マガ9学校のおしらせより

国会が100倍楽しくなるホントの政治の話

「みなさまの鉄砲玉、山本太郎です! これ、もう、変えていくだけなんですよ、あとは。そうですよね!」。

2015年9月19日未明、5度にわたる一人牛歩の後に、参議院本会議で安全保障関連法案が可決した後、国会前でコールを続ける市民の前に出てきた山本太郎さんは、こう明るく言ったのでした。

間違いなく彼の存在や発言や行動は、遥か彼方の遠い存在だった「国会」や「国会答弁」の世界を、「お茶の間」的な世界に引きずりこんでくれました(政治というのは、そもそもは私たちの足元にあるもの、なのでこれが正しいのですが…)。
 
そんな山本太郎さん、平日は国会でフル活動、週末は「あなたの街に太郎を呼ぼう!」プロジェクトで全国を飛び回り、さまざまな場所で、みなさんとじっくりお話をされているところ。

そこで、首都圏で生太郎さんの話を聞いてみたいが、なかなかチャンスがない…という方のために、夏の選挙を1ヶ月半後に控えた絶好のタイミングで、お話をたっぷり聞ける機会を作りました。 

ゲストはマガ9でお馴染みの雨宮処凛さん。

雨宮さんは、太郎さんの国会質問の作成チームの一員でもあります。安倍総理を国会の場で追い詰めた国会質問がどのように作られたのか、太郎さんがよく話されている「国会議員を市民が利用する」とはどういうことなのか、そしてそれを実現するにはどうすればいいのか、などもお聞きする予定です。

山本太郎さんを突破口に、なんとか政治を私たち市民の手にとりもどすことができないのか、無関心層に呼びかけて、次の国政選挙の投票率をアップすることができないのか、そんなことを考えています。

ぜひ、今イベントには「政治にあまり関心がない」、「選挙に誰を入れたらいいかわからない」というお友達を一人でも多く、連れてきてください! また、一緒に動く仲間が欲しいという人もご参加ください!! 沢山の仲間と出会える――そんな場所も提供する予定です。

山本太郎(やまもと・たろう)参議院議員。

1974年、兵庫県宝塚市生まれ。2011年3月11日に発生した東日本大震災の後、4月より反原発活動を開始。13年7月、参議院議員選挙に東京選挙区より出馬、666,684票(11.8%)を得て当選。14年12月「生活の党」に合流、「生活の党と山本太郎となかまたち」の共同代表に。15年1月より内閣委員会、行政監視委員会、東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会、国の統治機構に関する調査会に所属。2015年第189回国会・「我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」における、総理及び各大臣へのロジカルかつ鋭い質疑の数々と、わが国の立憲主義の崩壊への体を張った抗議とが、大きな話題となる。2015年1月内閣委員会、行政監視委員会、東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会、国の統治機構に関する調査会に所属。現在、原発問題、被曝問題、子どもと放射能、TPP問題、労働問題、社会保障制度改革、表現の自由に関わる問題等に特に深く関わり活動中。主な著書に『ひとり舞台 脱原発-闘う役者の真実』(集英社)、『みんなが聞きたい 安倍総理への質問』(集英社インターナショナル)。

雨宮処凛(あまみや・かりん)作家・活動家。

1975年、北海道生まれ。2000年、 自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、イラクや北朝鮮への渡航を重ねる。06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。3・11以降は脱原発運動にも取り組む。07年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。著書に『プレカリアートの憂鬱』(講談社)、『雨宮処凛の闘争ダイアリー』(集英社)、『14歳からの原発問題』『14歳からわかる生活保護』『14歳からわかる生命倫理』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『何もない旅 何もしない旅』(光文社知恵の森文庫)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社現代新書)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社文庫)、『バカだけど社会のことを考えてみた』(青土社)、『命が踏みにじられる国で、声を上げ続けるということ』(創出版)、『仔猫の肉球』(小学館)など多数。最新刊は『14歳からの戦争のリアル』(河出書房新社)。「反貧困ネットワーク」世話人、「週刊金曜日」編集委員、フリーター全般労働組合組合員、「こわれ者の祭典」名誉会長。

本日の様子は、山本太郎さんのスタッフの方々がツイキャスで生中継と録画公開をして下さっています。










もう上の映像をご覧いただけば全てなのですが...。

山本太郎参議院議員と雨宮処凛さん

山本太郎参議院議員と雨宮処凛さん

それでもやっぱりフジノ自身の『参加した感想』を後日また改めて書きたいと思います。



ロックフェスかよ!すさまじい人の数でした/5.3憲法集会〜戦争・原発・貧困を許さない〜

憲法記念日に横浜みなとみらいで開かれた集会に参加しました

今日は憲法記念日です。

フジノは、横浜・みなとみらいの臨港パークで開かれた『5.3憲法集会〜戦争・原発・貧困を許さない〜』に参加しました。

会場にて

会場にて


呼びかけ人は、以下のみなさんです。

呼びかけ人

青井未帆/雨宮処漂/池田香代子/石坂啓/色川大吉/上野千鶴子/大石芳野/大江健三郎/小山内美江子/落合恵子/鎌田慧/香山リ力/神田香織/木内みどり/古今亭菊千代/小室等/小森陽一/早乙女勝元/佐高信/津地久枝/瀬戸内寂聴/田中優子/鳥越俊太郎/なかにし礼/浜矩子/樋口陽一/三上智恵/武者小路公秀/山内敏弘/山口二郎
(五十音順、敬称略)

呼びかけ人の多くが、フジノが個人的に親しい方、面識はなくとも著作を読んでとても尊敬している方々ばかりです。

政府が戦争法案に突き進んでいる中の、かつ戦後70年の節目の憲法記念日です。

呼びかけ人のみなさまの訴えにフジノは強く賛同して、初めてこのような集会に参加することを決めました。



音楽の演奏、呼びかけ人の訴え、政党あいさつ、リレートークなどもりだくさんでした

今日のプログラムは以下のとおりでした。

プレコンサート

  • 司会:菱山南帆子・望月聡彦

  • 大島花子(歌)・岡大介(力ン力ラ三線・唄)・ハルノトモ(和太鼓)


メインステージ

  • 司会:木内みどり

  • 呼びかけ人から:
    大江健三郎/樋口陽一/雨宮処濠・落合恵子・香山リ力・津地久枝

  • 政党挨拶:
    民主党・共産党・社民党・生活の党と山本太郎となかまたち

  • 沖縄から:
    高里鈴代(沖縄、基地・軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表)

リレートーク

戦争・原発・貧困・差別に関わる問題の解決に向けて、その先頭に立ってとりくんでいる皆さんから。

クロージングコンサート

クミコ(歌)・こぐれみわぞう(ロックチンドン)




凄まじい数の人・人・人、3万人以上も集まりました

こうした集会に参加したのは初めてだったのですが、衝撃でした。

主催者発表3万人でした

主催者発表3万人でした


ふだんは芝生がだだっ広くどこまでも続いている臨港パークの地面が、見えないくらい人だらけでした。

撮影:正しい報道ヘリの会 野田雅也(JVJA)

撮影:正しい報道ヘリの会 野田雅也(JVJA)


すさまじい数の人・人・人。

ロックフェスかよ!

ロックフェスかよ!


パニック障がい持ちで人混みが苦手なフジノは、はじめのうちは最後尾で観ていました。

すさまじい数の人に青ざめているフジノ

すさまじい数の人に青ざめているフジノ


それでもあまりにも人が多いので、パニック発作が出そうになりました。

けれどもどうしてもプログラムの最後まで参加したかったので、あえて逆転の発想をしてみました。

あえて、最前列に行ったのです!

最前列に移ってからはツイキャスで生放送もしました

最前列に移ってからはツイキャスで生放送もしました


目の前にはステージしかありません。大々群衆がドドーンといる後ろさえ振り向かなければ、大丈夫。

そこで途中からはあえてステージ最前列まで行って参加しました。それにしてもすごかったです。

社会民主党の吉田党首

社会民主党の吉田党首

会場一番人気だった志位和夫委員長。ロックスターでした。

会場一番人気だった志位和夫委員長。ロックスターでした。








憲法を守りたい。いのちを守りたい。全ての人を貧困から守りたい。

全てが終わった後、臨港パークから海を眺めてみました。

真正面にはベイブリッジ、左手には風車が見えました。

右手には見えないけれど、あの向こう側は米軍基地と自衛隊の基地がある横須賀だ、と思いました。

穏やかな海

穏やかな海


小・中学校の社会科で憲法を学ぶ機会は何度もありました。

でも、高校時代は受験科目ごとに分かれていたので世界史を受講して、日本史はほとんど学びませんでした。

だから、日本史は自分でガリガリと本を読んで学びました。

日本の歴史をしっかりと学ぶべきです。学べば学ぶほどに、アメリカに従属して戦争をしてしまうような国に日本がなっては絶対にいけないことが分かります。

また、大学に入ってすぐの一般教養でも、『憲法』を選んで受講しました。

憲法は、権力をしばるもの、文章にされる以前から存在している基本的な人権を明文化したもの、そのように学びました。

政治家になってから12年間が経ちますが、今でもフジノは憲法を定期的に音読することにしています。

2015年を生きる今の日本人として、日本語の文章としてぎこちなさを感じる条文もあります。

それでも、この憲法を守ることが政治家としての最大の責務だと信じて生きてきました。

その想いをずっと貫いてこれからも生きていきたいです。



山本太郎参議院議員がヘリから空撮・中継してくれました!

山本太郎参議院議員が『正しい報道ヘリの会』から、臨港パークの様子を空撮してくれました!

ぜひご覧下さい!



企画・呼びかけ:広瀬隆(作家) 
リポート:山本太郎(参議院議員)
スチール撮影 野田雅也(日本ビジュアル・ジャーナリスト協会)
ビデオ撮影:谷口直哉(IWJ)
配信:OurPlanetTV、IWJ
コーディネート:OurPlanetTV
提供:正しい報道ヘリの会(寄付をしてくださった皆さん)




後日追記:当日の様子を取材した動画がたくさんご覧いただけます!

当日はたくさんのメディアや個人・団体が生中継をしておられました。

さらに録画としてアップして下さったものも多数あります。

そのうちの一部をご紹介いたしますので、ぜひご覧下さいね。






『Our Planet-TV』の活動は本当に素晴らしいです。











山本太郎参議院議員の質問主意SHOW/最低賃金&生活保護について

質問主意書を分かりやすく解説した番組がアップされました

山本太郎参議院議員が提出した『質問主意書』への内閣からの回答を解説するネット番組『質問主意SHOW』の新しい動画がアップされました。

山本太郎参議院議員と雨宮処凛さんが出演しています。

【1.最低賃金について】

【2.生活保護について】

ぜひご覧下さい。

ぜひ観て!座間宮ガレイさん「勝ちにいく!ネット選挙の戦術の作り方」はフジノの選挙への想いと通じるものがありました。

座間宮ガレイさんの講演、オススメです!

今日の夕方、参加したかったレクチャーがあります。

山本太郎参議院議員の選挙で出会った、座間宮ガレイさんのレクチャーです。

どんな内容だったかというと、こんな感じです(座間宮ガレイさんのブログより引用)。

2014年1月5日『勝ちにいく!ネット選挙の戦術の作り方』@千駄ヶ谷区民会館

▼ネット選挙レクチャーの内容

日本で最初のネット選挙を深く経験したブロガーの座間宮が、電通も博報堂も教えない、自民党も知らない、ネット戦術について、熱く語ります。

  • ネット選挙解禁で世界中の人を勝手連にする方法
  • そこから導き出される、ネット選挙の事前準備の方法
  • ネット選挙で集票しようという安易な発想を捨てる!
  • 投票行動を促すことも大事だが、『選挙運動行動』を促せ!
  • 誹謗中傷・デマ対策をする方法
  • シビアでポジティブなメッセージが人を行動させる
  • ネット選挙にどのように力を入れれば当選後に役立つのか
  • 山本太郎氏の参議院選挙におけるネット選挙の戦術紹介

インターネットは苦手? 大丈夫です。

スキルは任せろ? あなたの力が役に立つ時がきました。

経験ある人たちの力を、インターネットで結びつけていきましょう!

ネット選挙をいち早く「勝つ」ツールとして駆使した山本太郎参議院議員のネット選挙参謀としてのノウハウを凝縮した「ネット選挙戦術」の具体的方法論をレクチャーします。

自分にもできる!よし、動こう!と即戦力としてネット選挙に関わる人が激増する内容にします。

熱いハートをもったあなたが、選挙を勝つために盛り上げられる時代なのです。

沢山の方に集まって頂いて、大いに盛り上がり、ネットが苦手な方々をサポートする動きを作り出したいと思います。

ネットが苦手な方、得意な方、どなたでも僕の話を聞けば、選挙に対してよりポジティブに向き合うことができるのではないかと思います。

でも、フジノは行くことができませんでした。

しかし、しかし!

なんと、録画で観ることができました!

熱いプレゼンテーション

熱いプレゼンテーション


その場に行かれなくても動画を録画で誰でも観ることができるなんて、本当にありがたい。インターネットのおかげで時間も空間も超えることができた気がします。

一気に観ました。

とても分かりやすくて熱くて気持ちの良いレクチャーです。

こちらです。


ぜひとも1人でも多くの方に観てほしいです!

座間宮さんの訴えは、フジノの想いに通じるものを感じた

フジノは、市議会議員として3回の『選挙』に出馬してきました。

左から1期目、2期目、3期目の選挙ポスター

左から1期目、2期目、3期目の選挙ポスター


でも、僕は『選挙』が大キライです。

幼い頃から『選挙』があるたびに「こんなにバカげたものは無い」といつも感じてきました。

  • ポスター、ムダ。
  • 選挙カー、うるさい。
  • 名前の連呼、迷惑。

とにかく全てがバカバカしい。

けれども、今の僕には「自殺を減らす」という人生の全てを賭けてやらねばならない『目的』があります。

その『目的』を叶えるには、いちソーシャルワーカーとして毎日闘い続けるという『手段』よりも、政治家として政策を実行するという『手段』の方がより有効だと判断しました。

(僕の判断基準は、スピードでした)

『政治家』という『手段』を手に入れる為には、どんなに心の底からキライでも『選挙』に出馬しなければなりません。

『目的』を叶える為には、どんなにキライだろうが『選挙』をやらなければならないのです。

それならば、自分が大嫌いな『選挙』とは、あらゆる意味で根本的に違う『選挙』をやろう、とフジノは決心しました。

コネも無い、後援会も無い、お金も無い、何も無い。

選挙カーも使わない。名前も連呼しない。

世の中の『選挙』が大嫌いな僕自身が納得できる僕のやり方で『選挙』をやる。

そして、やりました。

だから今、政治家フジノが存在しています。

(そんなフジノの奮闘記を雨宮処凛さんが本に取り上げて下さいました。詳しくは、雨宮処凛さんの著書『生きのびろ!生きづらい世界を変える8人のやり方』(太田出版、2010年)をご覧下さいね)

座間宮ガレイさんのレクチャーを観ていて、そんなフジノが抱いている『選挙』への想いとすごく通じるものを感じました。

政治家フジノのことを好きな人は、きっとこの座間宮さんのレクチャーが好きになると思います。

『選挙』への向き合い方が変わると思います。

ぜひご覧下さいね。

反貧困世直し大集会2013〜もう1度リアルに向きあおう〜

反貧困世直し大集会2013へ

今日は、東京・四谷区民ホールで開催された『反貧困世直し大集会2013』に参加しました。

反貧困世直し大集会2013会場にて

反貧困世直し大集会2013会場にて


2008年から毎年、反貧困世直し大集会が開催されてきました。

フジノは2010年以来3年ぶりの参加となりました。

もう1度リアルに向きあおう

2013年のテーマ「もう1度リアルに向きあおう」


今日のプログラムは下の通りでした。

  1. オープニング
  2. 映画上映「逃げ遅れる人々」「メトロレディーブルース」
  3. 当事者発言 法律お役立ち さまざまな人のリアルな声を聞こう
  4. パネルディスカッション「反貧困運動のこれから」
  5. STAND UPアクション

Ustreamでも録画(ダイジェスト)が観られますので、ぜひご覧になってみて下さいね。

Video streaming by Ustream

この国では様々な課題を抱えた人は「貧困と自殺へと追い込まれていく構造」がある

『当事者発言』では、10名の様々な立場の方々からお話を伺いました。

  • 精神障がいのある方の立場
  • 生活保護を受けている方の立場
  • セクシャルマイノリティの立場
  • シングルマザーの立場
  • 水商売で働かざるをえない方の立場
  • 東日本大震災の自主避難者の立場

などなど様々な立場からのお話でした。

反貧困のシンボルマーク

反貧困のシンボルマーク


みんな、フジノが政策として大切にしている問題の、それぞれの渦中におられる方々でした。

この国に生きている限りは、はじめはそれぞれの課題はバラバラであっても、やがてそれぞれの課題が深刻化していくにつれて『貧困』という1つの状態へとみな追い込まれていくのです。

日本のあらゆるマイノリティの方々が置かれている現状というのは、すり鉢状のアリ地獄みたいになっているのを感じます。

その渦の奥には『貧困』があって、そのさらに一番奥には『自殺』があります。

11年前にフジノは『自殺』と闘う為に政治家になりました。『自殺』を無くす為の取り組みを始めていくと(つまりアリ地獄の底から上を見上げてみると)すぐにそこへと追い込まれていく人々のあらゆる課題が見えてきたのをおぼえています。

自殺を無くす為には、このアリ地獄そのものをぶっ壊さないといけません。しかし、アリ地獄を壊すにはとてつもなく時間がかかります。

そこで、その破壊作業を地道に取り組みながら、同時にアリ地獄に落ちそうな人をそもそも落ちてこないようにしなければならないと取り組んできたのが僕の11年間でした。

10名の方々のお話を伺いながら、そんなことを思い出していました。

たとえ現状がどんなに厳しいものであっても直視して闘っていかねば

パネルディスカッションはめちゃくちゃインパクトあるお話をたくさん伺うことができました。

赤石千衣子さん(しんぐるまざあず・ふぉーらむ)が司会、パネリストは下の3名です。

パネルディスカッションはめちゃくちゃ充実していました

パネルディスカッションはめちゃくちゃ充実していました


有利子の奨学金の返済に苦しんでいる人々の存在は、とても身近です。フジノの親友も、大学卒業後10数年にわたって返済を続けていました。

日本学生支援機構(旧育成会)奨学金貸与人員数の推移

日本学生支援機構(旧育成会)奨学金貸与人員数の推移

今では現在の大学生の50%以上が奨学金を受けているとのこと。奨学金がもはや『貧困ビジネス』と化している現状を知り、暗澹たる気持ちになりました。

それでもとにかく現状を見つめて、その状況をとにかく打ち砕いていくことが必要だと改めて感じています。

大内裕和さんが取り組んでいる『愛知県学費と奨学金を考える会』『奨学金問題対策全国会議』の活動には、フジノも関心をもって見つめていこうと思います。

集会宣言

最後に、集会宣言を採択しました。

採択された集会宣言

採択された集会宣言

集会宣言

私たちが経験している生きづらさには、貧困という名前があると気がつき、その姿がみえるようにとりくみはじめて6年がたちました。

その問、私たちは、どんな社会を実現すれば、この生きづらさから抜け出せるのか、考えをだしあってきました。理想の社会に至るには、いくつもの道があるけれど、ひとつだけ一致しているのは、私たちが目指すべきものは、誰もが尊厳をもって生きることができる社会でなくてはならないということです。そして、私たち自身が、私たちの未来を決める主人公であることです。

仕事の仕方や家族のあり方など、私たちの生き方を国が決めて、社会保障や税や雇用は、国が決めた生き方にあてはまる人だけを優遇する。貧困から抜け出したいならば、どんな仕事でもえり好みするなといわんばかりの雇用対策。そんなふうに国が決めた生き方にあてはまらないがゆえに、私たちは、生きづらい思いをしています。私たちは、反貧困ネットワーク結成以来、社会保障や税や雇用のあり方を、社会の現状にあわせて変えることを訴え続けてきました。

でも、政府は、変わらなければならないのは、私たちのほうだ、といわんばかりです。私たちは、園が決めたとおりに生きて働き変わらなければならないのでしょうか。

企業がもっと儲かって、お金持ちがもっとお金持ちになれば、社会全体がうるおって、おこぼれが下のほうにも回ってくる。だから企業にはやさしく法人税は減税。企業を儲けさせるために生身の人聞を犠牲にする。生活保護を削減し、何時間残業してもカウントゼ口、解雇しやすいように労働の規制を緩和する。その上、所得が少ない人のほうが負担が大きくなる消費税は増税。また、東京電力福島第一原発事故から、2年7カ月が経ちましたが、故郷を追われた多くの人々が、今なお、困難な中での避難生活を強いられています。貧困問題は、より一層深刻化しています。

現実を直視せずに、オリンピックで景気と気分を高揚させれば何とかなるなど、今はもう通用しません。半世紀前の高度成長期の産業社会の論理では、私たちの生きづらさは解消されることはありません。国が決めた生き方にあわせて私たちが変わることはできないし、そんなことは解決策にはなりません。私たちは、今日の集会での議論をつうじて、貧困問題は社会全体の問題であり、私たち誰もが人間らしく生きることができるように、制度のほうを変えなくてはならないことを、再確認し、これからも声をあげ、行動することを宣言します。

2013年10月14日(月・祝)

集会参加者一同

全てのプログラムが終わって外を観ると、秋の夕暮れでした。

会場である四谷区民ホール(9階)から観た新宿御苑の景色

会場である四谷区民ホール(9階)から観た新宿御苑の景色

雨宮処凛さんとの再会

雨宮処凛さんと再会しました。山本太郎参議院議員の選挙ぶりです。

雨宮処凛さんと再会しました

雨宮処凛さんと再会しました


実は、今日のパネルディスカッションの最中に、社民党の党首選挙の結果、石川大我さん(豊島区議会議員)が敗れてしまったことが分かりました。

雨宮さんともこのことについて「とても残念」「でも出馬によってマスメディアでも報道の仕方がかなり改善された」といったことをお話しました。

フジノはちょうど今、雨宮処凛さんの新著『バカだけど社会のことを考えてみた』を読んでいます。

雨宮処凛著「バカだけど社会のことを考えてみた」青土社

雨宮処凛著「バカだけど社会のことを考えてみた」青土社


何度お会いしても本の著者とお会いするのって、不思議な感覚です。

しかも、自分がその雨宮さんの本(『生きのびろ!~生きづらい世界を変える8人のやり方~』に掲載されているというのがいまだに実感がありません。

「生きのびろ!」雨宮処凛著

「生きのびろ!」雨宮処凛著

「雨宮さん、最近僕はすっかりうつ病とパニック障害がひどくて、『生きのびろ!』に取り上げてもらった頃のようにはがんばれなくなってしまいました」

とフジノは愚痴ったのですが、雨宮さんは笑顔で

「あの勢いで暴走し続けるよりも、それくらいのペースでずうっと生き続けていく方がいいよ」

と応えてくれたのでした。

そうだ、あの本のテーマは「生きのびる」ことだった。

いろいろなことに追い込まれてしまって、僕自身がそれを忘れてしまうところだった。

みんな、生きのびよう!

緊急院内集会「生活保護引き下げのトリックは見破られた!社会保障生計調査を隠すのは誰?」へ

「生活保護基準の引き下げ」に反対する国会内集会に参加しました

今日は、国会の隣にある衆議院第一議員会館へ向かいました。

衆議院第一議員会館前にて

衆議院第一議員会館前にて


生活保護基準の引き下げに反対する『緊急院内集会』に参加しました。

院内集会への参加を呼びかけるチラシ

院内集会への参加を呼びかけるチラシ


『生活保護引き下げのトリックは見破られた!〜社会保障生計調査を隠すのは誰?〜』です。



なぜ厚生労働省は「暮らしの生のデータ」を使わず、「新たな独自基準」を使ったのか

フジノは生活保護基準引き下げに反対です。

生活保護引き下げのトリックは見破られた!

緊急院内集会(第3弾)「生活保護引き下げのトリックは見破られた!」会場の様子


2週間前の4月12日、国会の予算委員会で長妻昭代議士が行なった質疑は、とても重要なものでした。

引き下げが及ぼす影響についての基調講演

引き下げが及ぼす影響について小久保哲郎弁護士による基調講演


厚生労働省では『社会保障生計調査』という調査を行なっています。

生活保護を受給していらっしゃる方々から毎年1100名の方々をサンプリングして、1年間毎日とにかく全ての支出を記録してもらう(家計簿のさらに細かい)ものです。

暮らしの生のデータが得られる、とても重要な調査です。

『社会保障生計調査』と呼んでおり、厚生労働省のホームページにもその『概要』が公表されています。

厚生労働省のホームページより

厚生労働省のホームページより


しかし、今回の生活保護基準の引き下げにあたっては、この『社会保障生計調査』は使われなかったのです。

かわりに、一般世帯のデータを元にした『生活扶助相当CPI』という数値を用いました。

司会をつとめて下さった稲葉さんと雨宮さんのお2人

司会をつとめて下さった稲葉さんと雨宮さんのお2人


あえてこの『生活扶助相当CPI』を使ったのです。

2013年1月までは無かったデータで、厚生労働省が独自に作成したものです。

つまり、今回の生活保護基準の大幅な引き下げを正当化する為にこじつけで作られたデータなのです。

みわよしこさんの講演

みわよしこさんの講演「生活扶助相当CPIを検証する」



「生活保護基準引き下げ」ありきで造られたニセ指標だという事実を多くの方々に知って欲しいです

今回の緊急院内集会では、広くこの事実を知ってもらう為の講演が中心となりました。

みんなで紙にメッセージを記しました

生活保護基準引下げに反対するメッセージを参加者みんなで記しました


『社会保障生計調査』の詳しいデータを開示すれば、生活保護世帯の本当の暮らしぶりが明らかになります。

そこで予算委員会で長妻昭代議士はデータを公開するように田村厚生労働大臣に求めました。

しかし、厚生労働大臣は、データの公開を拒否しています。

山井和則代議士(元厚生大臣政務官)と長妻昭代議士(元厚生労働大臣)とフジノ

山井和則代議士(元厚生大臣政務官)と長妻昭代議士(元厚生労働大臣)とフジノ


より詳しく知りたい方は、ぜひ4月12日衆議院予算委員会第5分科会の長妻議員の質疑をご覧下さい。

また、日本福祉大学の山田壮志郎准教授による資料「生活扶助CPIの問題点〜生活保護世帯の消費実態を反映しない物価指数」もぜひご覧下さい。

日本では長期にわたって『デフレ』が続いており、あらゆる物の値段が下がっています。

それに連動して、政府は、年金や生活保護世帯の受給額を下げます。

「物価が下がっているのだから、生活費も安く済んでいるはず」

という理屈です。

しかし、現実は違います。

『デフレ』で物価が下がっても、実は、低所得の世帯ほど、受けられる値下がりの恩恵は少ない。

これが現実です。

『デフレ』の恩恵を受けられたのは、所得の高い層です。

現実を隠して所得の低い世帯にダメージを与える政策を取るのは、絶対にまちがっています。



山本太郎さんの応援に行ったんじゃない。これは僕の選挙だ!

小雨が降る横須賀から、杉並へと向かいました。

脱原発を実現する為の、大切な闘いです。

行動だけを見れば、表面的には山本太郎さんの応援に行ったと映るのでしょう。

けれども、違います。

本質的な意味において、他人の『応援』に行ったのではありません。脱原発を実現しなければならないフジノにとって、僕自身の為の闘いです。

だから応援じゃない。これは僕の選挙そのものです。

ここに集まった全ての方々にとっても同じです。

この国から原発を無くさねば未来が無い。そんな国に生きる1人の当事者として、自らの闘いとしてみなさんはここにやってきたのです。

この国で生き続けていく為に、自らのいのちを守る為に、山本太郎さんの姿を通して、実は自らの闘いを闘っているのです。

明日、良かれ悪しかれどんな結果が出ても、まだまだ闘いは続いていきます。今日は単なる1つの通過点です。この世界で安心して暮らしていかれるように、原発が無くなるその日まで闘いは続きます。

 

今夜の様子を写真と動画で紹介します。
 

高円寺に到着
 

チーさんとフジノ、『チーム横須賀』です。

チーム横須賀、高円寺に到着!
 

純情商店街の前に立ち、チラシを配りまくり、大声で告知をしまくり、交通整理をしまくり、被れと言われれば被りモノを被り、全力投球しました。

かぶりもの
 

それにしてもすごい人出でした。人、人、人。まさに、黒山の人だかり。

かつて横須賀を訪れた山本太郎さんに「ドイツでの脱原発デモはまるでロックフェスのようだ」と教えてもらいました。

今年2月に横須賀で開いた脱原発議連の講演会で、ドイツの様子を取材してきたビデオを山本太郎さんが流してくれました。

今夜の高円寺は、そのビデオの中のドイツのようでした。

今夜のプログラム

そのすさまじい数の人々が、言霊でつながっていきました。

湯川れい子さんがいらっしゃいました。湯川さんの言葉。ぜひ耳を傾けてみて下さい。

たくさんの方々が言霊でつながりました
 

山本太郎さんの言葉。ぜひお聴き下さい。

街頭に立つ山本太郎さん
 

井上さくら横浜市会議員です。

井上さくら横浜市会議員とフジノ
 

雨宮処凛さんも新宿から駆けつけてくれました。

雨宮処凛さんも駆けつけました
 

孤高の人、広瀬隆さんもいらっしゃいました。広瀬隆さんの魂の叫び。

広瀬隆さんによる呼びかけ
 

3.11以降のこの国で暮らす、ふつうの人々の本音を山本太郎さんは語りました。

彼が語る言葉は、僕自身の言葉でした。

あなたもそう感じたでしょう?

彼の語る言葉は、あなたが伝えたい想いそのものだったはず。


 

山本太郎さんは、あなたであり、僕です。

決して他人のお話ではありません。

あなたの声、僕の声が、国会で語られなければならない。
それを山本太郎さんが代弁していくのです。

すさまじい聴衆
 

20時。

マイクを置いた後も、たくさんの人々が山本太郎さんを囲み続けました。

街頭演説終了後、群衆にもみくちゃにされる山本太郎さん
 

インターネット系のメディアを中心に、たくさんのカメラも山本太郎さんを追い続けました。

そして、たくさんの仲間たちが声をあげつづけました。

高円寺駅前では深夜まで活動は続きました
 

僕も、声をあげつづける。まだまだ闘い続ける。

どうかあなたも一緒に闘って下さい。

街頭演説終了後、山本太郎さんとフジノ
 

たろさん、おつかれさまでした!

明日からもっと忙しくなりますよ。

都知事候補の宇都宮けんじさん/脱原発・反貧困を実現する為に。

予算決算常任委員会、上下水道局との意見交換、資源循環部からのヒアリングなどを終えて、フジノは大急ぎでJR蒲田駅へ向かいました。

JR蒲田駅前

 
東京都知事選挙の候補者である宇都宮健児さん(前・日弁連会長)の、ボランティアをする為です。

宇都宮健児さんチラシ

 

宇都宮への想いは、まさに山本太郎さんに対する想いと同じです。

12月議会の会期中とはいえども、傍観者として何もせずにいるのは、フジノには耐え難いことでした。

そこで、今夜わずかな時間でしたが、ボランティアに駆けつけました。

蒲田駅前のフジノ

 

今年3月、早稲田奉仕園で開かれたイベント『大切な人を自死で亡くすということ』で、フジノはパネリストととして宇都宮さんとご一緒させていただきました。

宇都宮さんは弁護士として、サラ金や闇金、オウム真理教などの社会の闇と向き合い、生きづらい弱い立場へと追い込まれてしまった人々を守る為に闘い続けた方です。

けれども、間近で実際に接する宇都宮さんは『歴戦の闘士』というより、テレビや文章から受けるイメージ以上にとても温厚で優しい方でした。フジノは改めて宇都宮さんのことを好きになりました。

 
応援弁士として雨宮処凛さん

 
宇都宮さんといえば、日比谷公園での『年越し派遣村』の名誉村長です。

貧困は確かに目の前にあったのに、長い間、マスメディアや世間から忘れ去られていました。日本社会に貧困が大きく存在していることを再発見させたのが2008年の派遣村でした。これも宇都宮さんの果たした大きな仕事の1つです。

『反貧困』の立場を取る人間にとって、ここ蒲田というのは、象徴的な場所です。

いわゆる『ネットカフェ難民』と呼ばれる状況へ追い込まれた方々が、とても多いことで知られています。

上の写真で、マイクを持って語りかけているのは雨宮処凛さんです。

雨宮さんもまた『反貧困ネットワーク』の副代表として、宇都宮さんと共に『反貧困』の活動を続けてこられました。

(雨宮さんが書いた宇都宮さんの「アンパンと牛乳」のエピソードに強く共感します!)

ここに、こうしたメンバーが集まっていることそのものが、これが単なる選挙運動ではなく、たくさんの人々を貧困へと追い込む経済社会状況との闘いを意味しているのだ、とフジノは感じています。

宇都宮さん

石原前都知事が任期途中で仕事を投げ出した為に、突然に東京都知事選挙が行われることになりました。

けれども、これは大きなチャンスです。

脱原発を実現させる為に、反貧困を進める為に、希望を感じることが持てる人生へのサポートにしっかり取り組む政治・行政へと変える為に、この選挙は大きなチャンスなのです。

今まさにみんなでこころを1つにして闘うべき時です。

命がけの友達がいてくれたからフジノは自分らしさを貫いても当選できたのだ/ポスター貼りをしてくれたみんなと「おつかれさま会」でした!

初日からどこまでも終わらない仕事にキリをつけて・・・

今日は、朝の『議員総会』からスタートしました。

午後からは『各会派代表者会議』に委員外委員としてフジノは出席をして
 
「定例会の前倒し開催をするべきだ」

との提案を行ないました。

震災からまだ1ヶ月半、今すぐ議会を開くべきです。

さらに、無会派の議員のみなさんと集まって所属委員会を話し合って決めました。

また、多くの議員の方々と震災対策の意見交換をし続けました。

とにかく初日から大忙しでした。

まだまだやらなければならないことはあったのですが、どこかで自分で区切りを付けないと政治家の仕事に終わりはありません。

エイヤッと17時半に市議会を出ました。

そして、大急ぎで事務所に戻って一通りの事務仕事を終えると、自宅に着替えに戻りました。



友人たちとめちゃくちゃ久しぶりに会うことができました

19時から友達と待ちあわせ。

選挙初日にフジノのポスター貼りをしてくれた人たちを中心に『おつかれさま会』と称して、ふだんは忙しくて会えない友達らと集まりました。

選挙初日にみんなはボランティアでポスター貼りをしてくれたのですが、フジノは誰とも会えていません。

みんながポスターを貼っている間、フジノはひとりきりで歩いて街頭演説に向かい、そのまま20時まで戻りません。みんなはポスター貼りを終えたら帰っていきました。

だから、誰とも会えていないのです。

久しぶりに再会できた友達と(ポスター貼りの日にフジノは誰とも会えてません)

久しぶりに再会できた友達と(ポスター貼りの日にフジノは誰とも会えてません)


こんな機会でも無いと、僕の働き方では友達には全く会うことができません。

だから本当にうれしかったです。

それでも声をかけた4分の1も集まれませんでした。

大人になると忙しくてなかなか会えなくてさみしいです。



友達にも家族・親戚にも会えない。でもそれが僕の仕事だから

政治家の仕事はとにかく忙しくて、友達にも会えないのですが、家族とも全く過ごせません。

特に、甥っ子にはいつも可哀そうな想いをさせています。フジノが忙しいせいで、まだ1度もうちに泊まりに来たことがありません。

大切な甥っ子

大切な甥っ子


選挙が始まる前に
 
「ゴールデンウィークになったら泊まりにおいで」

と約束をしたのですが

やっぱり選挙が終わってもフジノの忙しさが全く変わらず約束を守れません...。

そこで、お泊りのかわりにはならないのですが、今夜の『おつかれさま会』に来てもらいました。

8年前の初めての選挙の時には甥っ子はまだ3才でした。

でも、まちかどの選挙ポスター掲示板の中にフジノのポスターを見つけると

「ひでにいにがいる!」

と、言ってくれたのですね。とても大切な家族です。

甥っ子はフジノの幼い頃にそっくりな顔をしています

甥っ子はフジノの幼い頃にそっくりな顔をしています


今日の司会は、わが甥っ子が勤めました。

甥っ子の「カンパイ!」のかけ声で、みんなで乾杯しました。



僕がいま生きていられるのは「命がけの友達がいてくれたから」

今回の選挙は、とにかくタイトなスケジュールになってしまいました。

  1. フジノ自身が立候補への決心がなかなか付かなかったこと
  2. 立候補を決めてからも選挙よりも震災対応を最優先にしたこと

など

とにかく選挙のことを後回しに後回しにしたせいで、ポスターが完成したのも締切日の前日という感じでした。

そんなフジノのガンコさを理解して、さらに助けてくれたのが今夜こうして集まってくれた友達のみんなでした。

「『選挙なんかやってる場合じゃない』というフジノの気持ちはよく分かった。

ただ、政治家の肩書があってこそ実現できることもたくさんあるんだから、

当選する為に最低限やらなければならないことだけはやって、それ以外の時間は全て震災対応すればいい」

フジノの想いを汲んでくれてこんな風に言ってくれた友達がいたから、最後の最後までフジノは、自分流を貫くことができました。

かつて雨宮処凛さん(フリーライター)がフジノのことを取材してくれたのですが

「知名度ゼロ、資金ゼロ、世襲でも何でもないフジノさんが何故、当選できたと思いますか?」

と質問しました。

それに対してフジノは

「命がけの友達がいてくれたから」

と答えました。

「生きのびろ!」雨宮処凛著、太田出版より

「生きのびろ!」雨宮処凛著、太田出版より


(このやりとりは『生きのびろ』という本に収録されています)

人見知りの激しいフジノは、友達がごく少ししかいません。

でも、その数少ない友達はみんなフジノがこころの底から信じられる親友なのです。

今回の選挙でも、いや、今までのあらゆる苦しかった日々を通じて、友達が居てくれなかったらフジノは生きてこれなかったと思うのです。

自分でも

「本当にフジノはめんどくさい性格だな」

と思うくらいに、自分が正しいと信じたことしかできないフジノを

理解してくれて

信じてくれて

体を張ってくれて、
 
支えてくれて

助けてくれる、

そんな友達のみんなのおかげで僕はこうして毎日生きのびてこれたのだと思いました。

小中高大の友人、大人になってから出会った友人も。

小中高大の友人、大人になってから出会った友人も。


横須賀から名古屋に引っ越した友達夫婦が、わざわざ「当選おめでとう」を伝えに来てくれました。

名古屋から来てくれた友達夫婦と。フジノの顔はひどいのでモザイク

名古屋から来てくれた友達夫婦と。フジノの顔はひどいのでモザイク


多くの政治家たちは、目の前の選挙に当選する為に必死になりすぎて、選挙のたびに政党を移ってみたり、会派を出たり入ったり。

実現することもできない夢のような公約をしてみたり、媚びたり、おカネに頼ったりします。

でも、僕にはこういう友達が居てくれるから、目の前のことにいちいちブレずにいられるのだと思います。

今回の選挙でも、多くの候補者の方々がフジノよりも目立つ豪華なポスターを作っていました。
 
おカネもかかってるんだろうなあと思います。

一方、フジノのポスターは相場よりもかなり安い価格で、しかも写真撮影から納品まですさまじく短い期間で完成させたものです(レタッチという修正なども一切かけていません)。

けれども、何が決定的に違うのかといえば、関わってくれた人たちの『思い入れの強さ』が違うのだと思います。

思い入れが強くなければいくらおカネをかけてもどんな有名なカメラマンやデザイナーがついてもダメなんだろうなと思います。

今回のポスターは写真の3人のおかげで作ることができました

今回のポスターは写真の3人のおかげで作ることができました


今夜もみんな忙しくて、途中で帰る人もいれば、仕事が終わってから最後に顔だけ出して終わりという人もいました。

でも、こうしてわずか2時間半だけでもこころから信じている友達たちと再会できたことは本当にうれしかったです。

中学時代から大好きな言葉「NOBODY'S PERFECT」

中学時代から大好きな言葉「NOBODY’S PERFECT」


今ではすっかり『政治家フジノ』も有名になってしまい、全国の「立候補したい」という方々からよく質問を受けるようになりました。

「どうしたら当選できるのでしょうか?」

「フジノさんはどうやって当選したのですか?」

こんなこと、人それぞれなので答えることはできません。

でもその答えがもしもあるとすれば、僕に言えることはひとつだけ。

「命がけで信じてくれる友達がいてくれること」

これは言葉のあやではなくて、本当にリアルな意味で「命をかけて」信じてくれる友達のことです。

僕はその点において、すごく素晴らしい友達がいてくれて、とても恵まれているのだなあと感じます。

これからも友達から信頼を失わない為には、フジノは自分の信念にどこまでも誠実にまっすぐ歩いていくことが何よりも大切なのだと信じています。

それは政治家としてというよりも、僕の人生を通じて大切なことだと思います。

だからこれからもずっとずっとがんばっていきます。

みんな、今夜は会えてうれしかったよ!
 
またいつか会おうね。



「犠牲の累進性」を越えられるか/日本の貧困・世界の貧困を無くす為に「ミレニアム開発目標(MDGs)」の達成を

犠牲の累進性を越えられるか/日本の貧困・世界の貧困

今日は午後から築地本願寺で開催された『STAND UP TAKE ACTION』に参加してきました!

世界中の貧困問題の解決を目指して2000年に『ミレニアム開発目標(MDGs)』が策定されました。

20100911MDGs

その内容は、世界189ヵ国の代表者たちが「2015年までに世界の貧困を半減すること」などを約束したものです。

しかし、約束から10年が経った今も『MDGs』は達成される見込みがありません。

そこで、2006年から、貧困を無くす為に立ちあがる世界同時アクション『STAND UP』がスタートしました

1人ひとりが立ち上がる(STAND UP)ことで、『MDGs』を達成して貧困を無くしたいという意志を示して、各国の代表者たちに約束の実現を求めてきました。

そして昨年は、世界各地でなんと1億7000万人以上もの人々がこのアクションに参加して、世界の貧困をなくすという声を各国の代表者たちに届けました。

実はこの参加者数の多さは、ギネス記録として注目を集めています。

さらに今年9月には、『国連MDGsレビューサミット』が開かれます。
 
これまでの取り組みを振り返り、今後の取り組みを話し合う場です。

このサミットの直前である今、日本でも『STAND UP』の全国的なムーブメントが起こっています。

今日フジノが参加したのは全国のイベントの1つです。

『どっちが深刻?!日本の貧困・世界の貧困~犠牲の累進性を越えられるか~』

プログラムとしては、

  1. ミレニアム開発目標(MDGs)の説明
  2. 日本の貧困削減目標の説明
  3. シンポジウム
  4. STAND UP

というものでした(配られた資料はこちら)。

20100919symposium1

シンポジウムの出演者は、次の5人です。

  • 雨宮処凛さん(作家・活動家)
  • 稲葉雅紀さん(MDGs達成の為のNGOネットワーク代表)
  • 村田俊一さん(国連開発計画=UNDP駐日代表)
  • 湯浅誠さん(反貧困ネットワーク)
  • 吉岡逸夫さん(ジャーナリスト)

フジノがこのシンポジウムにどうしても参加したかった理由が2つあります。

その第1番目が『犠牲の累進性』を越えるということについてです。

雨宮処凛さんが名付けて世間に広めようとしているキーワードなのですが

「どれほどあなたが苦しいとしても今置かれている状況は他のもっと貧しい人や大変な人に比べたら、何でもない」

「もっとつらい人はいるよ」

というような言葉で、問題から目をそらさせてガマンを強いるやり口や雰囲気のことです。

これは本当におかしいです。

もっとつらい人がいようが何だろうが、今、苦しい人は、今、本当に苦しいのです。

この『犠牲の累進性』の論理を使うのは決して権力者やマスメディアだけではありません。
 
僕たちも気をつけなければ、自然とからみとられてしまいます。

この『犠牲の累進性』をフジノはのりこえたいし、この国の空気を変えたいといつも願っています。

20100919symposium2

そして第2番目の理由は、今回の司会をつとめてくれた大学生の中島実優さんは『活動家一丁あがり講座』の1期生なのですが

フジノのカフェトークにいつも来て下さっているAさんもこの『活動家一丁あがり講座』の1期生なのですね。

Aさんはふつうの女の子ですが、本当に生活が厳しい。まさにワーキングプアへと追い込まれています。

そんな彼女が『活動家一丁あがり講座』を受講すると知った時、こんなふつうの女の子が立ちあがるのだということをフジノは本当にうれしかったですし、

そうやって立ちあがろうと決意した人を受け止めてくれる場(講座)があることに感動を覚えました。

そんな縁もあって、このシンポジウムにどうしても参加したかったのですね。



フジノの決意

さて、シンポジウムが終わると、ついに『STAND UP』です。

立ちあがる自分なりの決意を紙に記してみんなでそれを空にかざしている姿を写真に撮ります。

フジノの決意は、これ。

フジノの決意

フジノの決意


築地本願寺の広場で、参加者200人もの方々が一斉に雄たけびと共にスタンドアップしました!

20100919standup3


『STAND UP』のブログにまもなく載ると思うのですが、築地本願寺でのテイクアクションで横長の旗を持っているのはフジノなのですよー。

20100919standup2



雨宮処凛さんとの再会/フジノの提案はすでに他都市で実現していた!

『STAND UP』が終わって帰り仕度をしていると

「フジノさん、来てたんですね」

聞き覚えのある声が!

なんと、雨宮処凛さんが声をかけてきてくれました。

雨宮さんとは1年ぶりの再会でした。

「ちょうどご連絡しようと思っていたのですが、フジノさんのインタビューものった『QUICK JAPAN』の連載が今度、単行本として出版されるんですよ」

おおー!すごくうれしいです。単行本、絶対に買わなくちゃ。

後日追記:この本は2010年11月に発行されました。詳しくはこちらをご覧下さいね)

そして、近況報告&意見交換をしました。

雨宮処凛さんとフジノ

雨宮処凛さんとフジノ


今回フジノが市長へ行なった一般質問では

『猛暑』と『貧困』による熱中症被害は『災害』だと捉えて「公共施設を猛暑から避難するシェルターとしたらどうか?という提案をしました」

と、お話しすると

「あ、フジノさん。それ、どこかの自治体が実際に行なっているはずですよ」

と、雨宮さんが教えてくれました。えー!知らなかったです。

そこで、さっそくツイッターでこのことをつぶやいてみると、帰り道の電車の中で、すぐにフォローしてくれている方が教えてくれました。

なんと大阪府吹田市では消防署の研修室を24時間開放しているとのこと!

クーラーが効いていて水も飲めます。宿泊もできます!

シェルターの利用可能人数は4署で29人、受付で名前・住所・緊急連絡先などを用紙に記入すれば、誰でも利用可能なのです。

室温はクーラーによって28度にキープされて、布団一式と冷えたペットボトルの水も用意されています。

そしてもしも体調不良になった時には、内線電話を使って同じ建物の中にある救急隊に助けを求めることもできるのです。

これこそフジノがめざしていたものです。

横須賀市長はゼロ回答でしたが、やっぱりこれ、実現できるんじゃん。

やればできることなら、何故やらない!吉田市長は貧困と闘う気持ちが無いのか?

下の動画は、YouTubeにのっていたニュースです。ぜひご覧くださいませ。

(ちなみにフジノが提案したことのほとんどが環境省からまもなく地方政府に通知されるとの情報もありました!やっぱり今回の質疑の方向は正しかったんですね~!)



貧困問題に取り組まない政治家はいらない

雨宮さんのまわりには、いつも人が集まります。
 
今日も雨宮さんに会えてうれしくて涙を流していた女の子の姿も。

そんな超有名人である雨宮処凛さんと親しげに会話をしていたが為にフジノまでが「この人、すごい人なのかも」と誤解されてしまい、熱い視線が...。

「どんなお仕事をされているんですか?」

と質問されて

「自殺対策をしている政治家です」

と答えると

「えー、政治家に会ったの初めてです!写真とらせてください!」

と頼まれてしまいました(汗)。

特に断る理由も無いので、のぼりと一緒にポーズしました。照れつつもなんか有名人になった気分です。

貧困問題に取り組まない政治家はいらない

貧困問題に取り組まない政治家はいらない


でも、その写真をメールで頂いて、今改めて見つめてみると

この『のぼり』はまるでフジノの為につくられたのではないか

というくらいにフジノの想いにぴったりでした。

 いのちを守る

この当たり前の問題に取り組まないなんて、それは政治家じゃない。

自殺へと追い込まれる人々をなくす

貧困に苦しむ人々をなくす

その為に、社会を変える

それこそ政治家の仕事じゃないか。
 
僕はそう信じています。