うわまち病院NICUを「委員会の市内視察」で訪れました!フジノの提案が採用されました/教育福祉常任委員会・所管視察(その1)

視察先2カ所にフジノの提案が採用されました!

毎年5月に全ての常任委員会のメンバーが交代するのですが、6月議会中に新メンバー全員で市内視察をするのが恒例となっています。

その視察先は、各部局からの提案に加えて、委員からの提案もできることになっています。

この市内視察先の提案に毎回フジノは全力を込めています。

何故ならば、委員会の全メンバーが同じ現場を観ることで、問題意識を共有できるとても貴重な機会だからです。

もちろん今年も市内視察先を全力で提案しました。

市内視察のスケジュール表

市内視察のスケジュール表


そして、なんと今年は、合計3カ所の市内視察先のうち2ヶ所がフジノの提案した場所になりました!

本当に嬉しいです。

西郷委員長・伊東副委員長はじめ、委員のみなさまに感謝しております。



うわまち病院のNICUを視察しました

今日がその『委員会の市内視察』の日でした。

2台の普通車に分かれて視察先へ向かいました

2台の普通車に分かれて視察先へ向かいました


まず1カ所目として、うわまち病院のNICUを訪れました。

うわまち病院小児病棟

うわまち病院小児病棟


NICUは『Neonatal Intensive Care Unit』の略です。

直訳すると『新生児集中治療室』です。

うわまち病院NICU入り口

うわまち病院NICU入り口


早産などで体重が数百グラムしかない赤ちゃん(超低出生体重児と今は呼びます)や、病気など症状の重い赤ちゃんが、生まれてすぐに入院する場所です。

NICUからGCUに移った赤ちゃん

NICUからGCUに移った赤ちゃん


生まれたばかりの赤ちゃんは、とても不安定です。

呼吸、心拍、血圧、体温、血液中の酸素の量などを24時間体制でモニターしなければなりません。

外から見えない脳や心臓の様子をエコーを使ってチェックしたり、数百グラムしかない小さな赤ちゃんの手足から細い針で採血をします。

細いカテーテルで1時間にわずか0.1ミリリットルという微量の点滴を行なうようなこともあります。

赤ちゃんの様子について説明を受ける委員のみなさん

赤ちゃんの様子について説明を受ける委員のみなさん


新生児専門の小児科医・産婦人科医・新生児集中ケア認定看護師・臨床工学技士・理学療法士・臨床心理士・保育士など、高度な専門性をもつ多職種が必要です。

こうした高度な治療を行なえるスタッフと専門的な設備が必要な為に、NICUは限られた病院にしかありません。

かつては市立2病院のもう1つである市民病院にもNICUはありましたが、現在はうわまち病院にしかありません。

横須賀・三浦では、あとは共済病院にしかNICUはありません。

GCUの様子

GCUの様子


そして、うわまち病院・共済病院で対応しきれない場合には、横浜市立大学附属市民総合医療センター神奈川県立こども医療センター北里大学病院などにお願いすることになります。

GCUを説明して下さる宮本朋幸先生

GCUを説明して下さる宮本朋幸先生


早く小さく生まれた赤ちゃんにとってNICUは『第2の子宮』とも呼ぶべき不可欠な存在です。

少子化によって赤ちゃんの絶対数が減少していますが、一方で、NICUの存在は絶対に不可欠だとフジノは考えています。

赤ちゃんの様子を説明して下さる宮本先生と、聴いているフジノ

赤ちゃんの様子を説明して下さる宮本先生と、聴いているフジノ


NICUはとても大切な場所なので、委員会視察のチャンスを除けば、議員でも中に入る機会はまずありません。

(フジノは、2005年の委員会視察で市民病院NICUを見学したのが公的な視察の唯一の機会でした)

だからこそ、どうしても視察して全ての委員メンバーで想いを共有したかったのです。

左から、加藤議員・大村議員・西郷委員長・宮本先生・板橋議員。

左から、加藤議員・大村議員・西郷委員長・宮本先生・板橋議員。


今年度から横須賀市では『小児在宅ケア』を推進する為の新たな連絡調整の場を立ち上げます。

かつては助からなかった命が医療の進歩によって救われるようになりました。

その一方で、人工呼吸器、胃ろう、たん吸引など24時間つきっきりでのケアが必要です。

こどもたちはNICUを退院すると、自宅で暮らしていくことになります。

今ではほとんどの医療的ケア児・医療依存度の高いこどもたちと家族が自宅で暮らしています。

けれども実態は、家族の犠牲でなんとか成り立っている現実があります。

まだまだ自宅を訪問してくれる医師や看護師や介護士の絶対数が足りない為に、家族が24時間つきっきりになっています。

数時間のまとまった睡眠を取ることもできないという声をたくさんお聞きしてきました。

こうした現状を変えていく為に、『小児在宅ケア』に関わる保健・医療・福祉・保育・教育など多職種の絶対数を増やしていくこと、顔の見える関係を作っていくことが必要です。

今年度新たに立ち上げる場は、まさにその実現の為に不可欠な存在です。

何を観るにも先頭で突っ走ってしまうフジノ

何を観るにも先頭で突っ走ってしまうフジノ


NICUは、小さく生まれた赤ちゃんを守り育む場であると同時に、退院後の『小児在宅ケア』のスタート地点です。

特に、うわまち病院はこれまでもNICU退院後の地域生活を支える拠点として取り組みを進めてきてくれました。

今日の視察が、NICUそのものの重要性と『小児在宅ケア』の重要性などを教育福祉常任委員会のみなさんと共有できるきっかけとなることをフジノは強く願っています。

左から、宮本朋幸さん、管理者の沼田裕一さん、健康部長の内田さん

左から、宮本朋幸さん、管理者の沼田裕一さん、健康部長の内田さん


視察を受け入れて下さった、沼田管理者・宮本センター長はじめうわまち病院小児科のみなさま、ありがとうございました!




(市内視察の様子は次の記事に続きます)




*写真は全てGCUのものです。GCUとは『Glowing Care Unit』の略で、NICUと比べると症状の軽い赤ちゃんが治療を受けたり、容態が改善してきた赤ちゃんがNICUから移る病床のことです。

3年間にわたる「うわまち病院の建て替え」の議論が終わり、ついに市長に「答申」を提出しました/市立病院運営委員会(うわまち病院建替え検討第13回)へ

3年に及ぶ「うわまち病院の建て替え」の議論がついに終わりました

今日は『市立病院運営委員会』が開かれました。

市立病院運営員会の会場前に立つ藤野英明

市立病院運営委員会の開場前にて


『うわまち病院の建て替え』についての議論がついに終わりを迎えました。

2015年2月に第1回がスタートし、今日の会議で13回目、あしかけ3年間にわたる議論でした。

市立病院運営委員会の「答申書」

市立病院運営委員会の「答申書」


報告書が完成しました。

委員会の終了後、この報告書を土屋委員長が上地市長に『答申』として提出しました。



答申の内容

答申内容のメイン部分は、次のとおりです。

  1. 市立病院が担うべき医療機能と機能分担について
    市立2病院体制を維持しつつ、連携の強化、経営の効率化を図るため基本協定の一本化を図られたい。

  2. うわまち病院の建替えについて
    うわまち病院は老朽化が進んでいることから早期建替えを望むが、財政状況が厳しい中、施設規模等については、十分検討されたい。

全文は後日改めて掲載しますね。



フジノの提案から5年。感慨深いです

とても感慨深いです。

何故ならば、フジノは『提案者』だからです。

うわまち病院の建て替えは2012年9月にフジノが初めて提案しました。

それから5年半もかかりましたが、

「ようやくここまでこぎつけることができた」

とホッとしています。

フジノの提案から2年後、ようやく前市長も『うわまち病院建て替え』の必要性を理解しました。

こうして2014年度予算案に盛り込まれました。

「2014年度当初予算の概要」より

「2014年度当初予算の概要」より


さらに、横須賀市の『第2次実施計画』にも明記されました。

第2次実施計画(案)プログラム2「命を守るプログラム」より

第2次実施計画(案)プログラム2「命を守るプログラム」より



市民のみなさまとのお約束をこれからも果たしていきます

2014年当時のブログにフジノはこう記しました。

2014年2月15日のブログ記事より

実際の建てかえ工事が完了するのは、2023年頃ではないかと予想しています。

つまり、今から約10年のスパンで行われる巨大な事業です。

医療政策を重視してきた政治家として、フジノは2018年までの議論をしっかりリードしていきます。

そして、議論の行方を1つずつしっかりとみなさまに報告していきます。

市民のみなさまへのお約束どおり、提案者としてフジノは責任をもって3年間の議論を見守ってきました。

本会議・委員会の場では、市民のみなさまにとってより良い医療提供体制を常に提案し続けて『議論をしっかりリード』してきたと自負しています。

完成した報告書の内容は、フジノが望んだ方向性とほぼ合致しています。

新しいうわまち病院は、市民のみなさまにとってより良い医療を提供できる病院に必ずなると確信しています。

また、もう1つのお約束である『議論の行方を1つずつしっかりとみなさまに報告』してくることも果たしてこれたと思います。

今後、この『答申』をもとに、2018年度中に健康部が『将来構想』を作ります。

『将来構想』の中身についても重要で、フジノはまだまだ気を緩めることはできません。

実際の建て替えが実現して完成し、市民のみなさまにより良い医療を提供できるようになるその日まで、これまでどおり市民のみなさまとのお約束をしっかり果たしていきたいと思います。

議論をして下さった土屋委員長をはじめ委員のみなさまには、心から御礼を申し上げたいです。

そして、事務局としてがんばって下さった健康部にも感謝しています。



市民病院とうわまち病院の「2病院体制」をこれからも維持していく方針が固まりました/市立病院運営委員会(うわまち病院建替え検討第11回)へ

「うわまち病院建替え」の議論が大詰めを迎えています

うわまち病院の建替えについて議論をしている『市立病院運営委員会』が開かれました。

本日の会議で11回目となります。

市立病院運営委員会の会場前にて

市立病院運営委員会の会場前にて


かねてからフジノは、築50年を超えて老朽化が進むうわまち病院を建て替えるよう提案してきました。

2012年9月議会、2013年9月議会と繰り返し提案を行ないました。

その提案が通り、2014年度予算案に『うわまち病院建て替え検討』の予算が計上されて、さらに『第2次実施計画』にも明記されました。

翌2015年2月には市長から市立病院運営委員会へ『諮問』がなされました。

フジノの提案からは5年、そして市長の『諮問』からは2年半が経ちます。

市立病院運営委員会・議事次第

市立病院運営委員会・議事次第


そしてついに次回の委員会(2018年1月)では、市長への答申の『素案』が提示されます。

議論が大詰めを迎えていることに、提案者のフジノとしては感慨深いものがあります。

ただ、無事に建替え工事を終えて、市民のみなさまに安心してご利用していただけるまでにはまだ何年も必要です。

まだ、全く気を緩めることはできません。



市民病院とうわまち病院の「2病院体制」は維持される見通しです

横須賀市には、うわまち病院と市民病院の2つの市立病院があります。

市議会の一部の会派からは「うわまち病院の建替えと同時に市民病院を統合して1病院にすべき」という提案がなされています。

しかしフジノは大反対です。

「絶対に現在の『2病院体制』を維持すべきだ」とフジノは考えています。

そもそも両病院(特に市民病院)の歴史的な背景や地理的な位置づけを考えれば、2病院を統合するメリットは市民のみなさまにはありません。

むしろ、それぞれの病院の機能分化(役割分担のことですね)と連携を深めていくことで、市民のみなさまが安心して医療を受けられるというメリットがさらに大きくなっていくとフジノは考えています。

ありがたいことに、『市立病院運営委員会』の委員のみなさまは、フジノと同じ考えでした。

本日の議論も「このまま2病院を維持していく」という方向で議論は決着をみました。

2018年3月末には最終的に『答申』を行ないますが、2病院体制を維持していく旨の内容になる見込みです。



しっかりと議論の内容をお伝えしていきます

毎回みなさまにお約束していることですが、提案者としてフジノはうわまち病院の建て替えについては全ての情報をお伝えしていきます。

うわまち病院の建て替えには、市民のみなさまの税金がとても多く使われることになります。

ソフト・ハード両面において絶対に今よりも優れた、そしてアクセスしやすい病院へと生まれ変わらせたいとフジノは考えています。

ご意見やご質問があれば、ぜひメールやツイッターでお尋ね下さい。

こちらのブログで必ずお答えしていきます。



【速報】猿島で土砂崩れが起こりました/5名が軽傷を負いました

猿島で土砂崩れが起こりました

本日、環境政策部から以下の報告を受けましたので、市民のみなさまにもご報告いたします。

猿島公園における土砂崩れ事故について(第一報)

(報告内容)
猿島公園で土砂崩れ事故が発生しました。

詳細については下記のとおりです。

  1. 事故要因:土砂崩れ
  2. 発生日時:2017年11月6日(月)14時30分頃
  3. 発生場所:猿島公園 日蓮洞窟下の磯場付近
  4. 被害状況:けが人5名
     ・男性グループ3名
     ・女性グループ2名
  5. 怪我の状況:軽傷(土砂崩れによる、かすり傷や打撲)
  6. 発生時の状況:落石事故発生時に男性2名は岩場から土砂回避のため海に飛び込んだ。

    男性1人は落石が膝にぶつかり打撲、女性2名は足もとに土砂が50センチ程度埋まった。

  7. 経過:
     ①15時14分、株式会社トライアングルから119番通報
     ②15時20分、臨時便にて救急搬送
     ③男性グループ3名は市立うわまち病院へ搬送
      女性グループ2名は横須賀共済病院へ搬送
    ④落石発生箇所は立ち入り禁止処置

怪我を負われた方々に心からお見舞いを申し上げます。

猿島は東京湾唯一の無人島として、市民の方だけでなく、本当に多くの市外の方々にも観光名所として愛されています。




台風が続いて雨によって地盤が緩んでいたものと思われます。

安全が確保されて、誰もが安心して猿島で過ごせることを願っています。

また、続報が入りしだいご報告いたします。



市立2病院の次期指定管理者に「地域医療振興協会」が再び選ばれました。2018~2020年の3年間が対象です/うわまち病院及び市民病院指定管理者審査委員会(最終回)

市民病院・うわまち病院の次の3年間の指定管理者を選ばねばなりません

横須賀市には、市立の病院が2つあります。市民病院うわまち病院です。

どちらも経営上の理由から、現在では市が設置して民間が運営する『公設民営』となっています。

横須賀市立市民病院

横須賀市立市民病院


まず市民病院ですが、2009年度までは『直営方式』(公設公営)で運営していました。医師・看護師など職員はみな市職員でした。

2010年度からは『直営』を廃止して、新たに『指定管理者制度』を導入しました。

そして、民間である『公益社団法人地域医療振興協会』を『指定管理者』に選びました。

こうして、新たに『公設民営』による市民病院の運営がスタートしたのです。

第1期の指定管理期間は、2010~2017年の8年間でした。

今年度いっぱいで、第1期の指定管理期間が終わります。

横須賀市立うわまち病院

横須賀市立うわまち病院


一方、うわまち病院はそれよりも早い2006年から『指定管理者制度』を導入しました。こちらも同じく『地域医療振興協会』によって運営がなされています。

うわまち病院の第1期の指定管理期間は、2006~2013年の8年間でした。第2期は2014~2017年の4年間でした。

こうして、今年が2病院とも指定管理期間の最終年度を迎えました。

どちらも最終年度が同じになったのは、今後の2病院の指定管理期間を同じにする為に、あえて揃えたのですね。

(2021年以降は2病院を一括して管理・運営をすることもフジノは提案しています)

そこで、今年中に2018年度からの指定管理者を新たに選ばねばなりません。

市民病院・うわまち病院のこれまでのこれからの指定管理期間

市民病院・うわまち病院のこれまでのこれからの指定管理期間


このような経緯から、これまで『うわまち病院及び市民病院指定管理者審査委員会』を開催して選考作業を行なってきました。



合計3回の指定管理者審査委員会が開かれました

第1回は7月13日(非公開)、第2回の9月21日には、地域医療振興協会によるプレゼンテーションが行なわれました。

第2回うわまち病院及び市民病院指定管理者審査委員会

第2回うわまち病院及び市民病院指定管理者審査委員会


あらゆる民間から手を挙げてもらう『公募』ではなく、これまで運営を担ってきた『地域医療振興協会』のみに引き続き運営をお願いする形となります。

ただ、単に引き続き引き受けてもらうというのではおかしいので、次期の指定管理期間はどのような運営を行なっていくかの事業計画や財務審査などを行なって、審査をします。その上で基準を満たしていれば再び選ばれる、という審査方法です。

ぜひ市民のみなさまにも、プレゼンテーション資料をご覧いただきたいので掲載いたしますね。

そして本日、『第3回うわまち病院及び市民病院指定管理者審査委員会』が開かれました。

審査会場の横須賀市救急医療センターにて

審査会場の横須賀市救急医療センターにて


市立病院改革はフジノにとって初当選からの重要テーマですので、もちろん傍聴に行ってきました。

議事次第より

議事次第より


今回が最終回です。

財務審査と事業計画書について意見交換を行なった後に、採点が行なわれました。



両病院ともに「地域医療振興協会」が選ばれました

5人の委員の採点結果が発表されました。

市民病院 うわまち病院
1479点/2150点満点 1551点/2150点満点

2150点満点のところ、両者ともに基準点を上回っており、『地域医療振興協会』が再び選ばれました。

『審査委員会』はこの結果を市長に答申します。

答申を受けて市長は、12月議会に指定管理者との契約を議案として提出します。

この12月議会で議案が可決されると、正式な決定となります。

ですから今日のブログのタイトルでフジノは「決定」と書いていますが、まだ正式な決定ではありません。

ただこの答申からの変更は考えにくいので、『実質的な決定』という意味になります。

こうして、『地域医療振興協会』が引き続き2020年度まで市民病院・うわまち病院の運営を担うことになりました。



フジノの提案、実現します

実は、次期指定管理期間において、『地域医療振興協会』から新たな提案がなされました。

市民病院に、ドクターカーの配置を検討していること、そして新たに回復期病棟をオープンさせたいこと、の2つです!

ドクターカーが実現すれば、さらに西地区のみなさまをはじめ、三浦市・葉山町など『市民病院エリア』の医療環境が大きく改善することになります。

また、現在の市民病院では人材不足の為に閉じたままの病棟があるのですが、ここを新たに回復期病棟としてオープンさせることも素晴らしい朗報です。

これはフジノが提案し続けてきたことでした。

例えば、昨年12月議会でもこんな質疑をしています。

2016年12月2日・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

 続いて、市民病院なのですが、個人的な想いとしては、『回復期』『慢性期』、足りていないところは休床をしている病棟を何とかあけて、そして市民のみなさんに提供していただきたいという思いが強くあります。

(中略)

ですから、休床しているベッドを何とか『回復期』『慢性期』であけていく方向で御検討いただきたいのですが、その点についてはいかがでしょうか。

市立病院担当課長の答弁

 
この10月に、東の4階を回復期であけたというところですが、あと残りが東の3階と中央の4階がまだ今休棟しています。
 
現段階の報告の状況としては、今中央棟4階は『急性期』に、それから東の3階は『回復期』に入れてございます。
 
今後、当然看護師の確保等の状況等を見据えなければいけないのですが、休棟している2カ所については、どういう方向で行くかというのは、その辺具体的にあけられるようになったら、もう少し考えたいと思いますが、今のところは『急性期』と『回復期』に入っているという状況です。

フジノの質問

看護師のみなさんの確保の状況を見ながら、ぜひこの休棟している、休床しているベッドを使えるようにしていっていただきたいというふうに思います。

この回復期病棟の実現は、早ければ2018年度中とのことです。

フジノは自らの提案が嬉しいというよりも、この『横須賀・三浦2次保健医療圏』において不足している『回復期』のベットが1つでも増えることで市民のみなさまの医療環境が改善されることにホッとしています。

ただ、まだまだ人材不足の現実もあり、油断することはできません。

実現に向けてしっかりと注視していきたいと思いますし、市民のみなさまには今後も迅速な情報発信を行なってまいります。



「NICU入院中の新生児と母親のもとへ地区担当の保健師は必ず訪問すべきだ」とこども育成部へ提案しました/2017年9月議会

健康部に続いてこども育成部へ提案しました

本日の教育福祉常任委員会では、こども育成部分の決算審査でした。

こども育成部部分の決算を審査しました

こども育成部部分の決算を審査しました


そこでおとといの健康部への提案に続いて、こども育成部に対しても同じ提案をしました。

それは

NICU入院中の新生児と母親のもとへ地区担当の保健師は必ず訪問をすべきだ

という提案です。

健康部は、市立2病院を所管しています。そのうち、うわまち病院にNICUがあります。

こども育成部は、『こんにちは赤ちゃん事業』(新生児訪問)を実際に担当している部署です。

そこであえて両部に提案しました。

こども育成部に行なった質疑は以下の通りです。

 

2017年10月4日・予算決算常任委員会教育福祉分科会・こども育成部への質疑

フジノの質問

実は、健康部との質疑をしました時に、市立うわまち病院にはNICUがあって28週から受け入れているということで、いわゆる低出生体重児が入院している。

「そこ(NICU)にどれくらい『地区担当保健師』が入ってきていますか」

というのをお聞きしたときに、

「ほぼ無い」

というお答えだったのです。

うわまち病院はうわまち病院で熱意があるので、

「保健師がいらっしゃらなくても我々が面倒をみる」

とおっしゃるのですが、僕は少し違う見解を持っています。

いずれはNICUを卒業していくのであって、その後、発育が健やかにいく子もいれば、チューブをつけて退院していく子もいて、療育につながらねばならない子もいる。

いずれは社会に出ていかねばならない、退院しなければならないが、今のままだと、お母さんそして赤ちゃんは、そのNICUあるいはGCUのある病院の助産師、看護師、MSWに信頼を強く寄せてしまって、『地区担当保健師』にそこまで思いがつながらないと感じています。

ですから、例えば共済病院・うわまち病院・北里大学病院・横浜市大病院などに早期に訪問して、NICU退院後の地域移行にスムーズにつなげられるように、NICU入院中からアプローチをする必要があると思うのですが、いかがでしょうか。

こども健康課長の答弁

おっしゃるとおり、NICUに入院されるということは、その後の子育てについての不安も強くなると思います。

地区担当保健師は病院の方に訪問する場合としない場合とありますが、基本的には、出生連絡票をいただくと、すぐにお母さんと連絡をとります。

お母さんの体調の確認と赤ちゃんの様子をお聞きします。

多くの方が搾乳して母乳を病院に届けたりしますので、そこでのトラブルから育児不安に発展することもありますので、そこで母乳相談を行ったり、また産後ケアのほうをお勧めしたりして、できるだけ退院に向けてスムーズに家庭に移行していけるような支援はさせていただいています。

藤野委員の御意見もありますが、私としては、今の段階で保健師とお母さんの関係性が取れにくいとは思っておりません。

例え病院に訪問していなくても、関係性は取れていると思っています。

ただ、ただ今頂いた御意見は私たちもしっかり受けとめていくものだと思います。

私たちの思いだけでは子育てはできませんので、病院の助産師、地区担当の保健師、実際子育てしているお母様たちの意見なども聞きながら、全数訪問したほうがいいのか、または今の体制の連携を強めていくことが必要なのか、その辺はよく考えていきたいと思います。

フジノの質問

課長とは事前に意見交換もさせていただいたのですが、熊本の市民病院ではNICUに入院中から病院に訪問するやり方で、取り組みとしてかなり良い形で産婦との信頼関係を早期に確立することができている。

そういう意味では「全数訪問が良い」というのが僕の意見です。
 

こども育成部は「現在のやり方でも関係性が取れにくいとは思っていない」ものの、フジノの提案も「しっかりと受け止めて考えていきたい」との答弁でした。

前向きな答弁だったと思います。

こども育成部の内部の議論がどのような結論になるのか、注視していきます。

フジノとしては、1年半にわたって複数の産婦さんから実体験を聴かせて頂いてきた中で、この提案に至っています。

つまり、「NICU入院中から地区担当保健師が新生児・母親を訪問すべきだ」と強く信じています。

NICUの看護師・助産師のみなさんは危機的な状況にある赤ちゃんとお母さんに対して、本当に熱心に支援をして下さいます。

けれども、NICUからは必ず退院する時が来て、自宅で暮らしていかねばならなくなります。

NICUの看護師・助産師のみなさんは、あくまでも院内での支援がメインです。退院して自宅に帰ったら、地区担当保健師が支援のメインを担わねばなりません。

だからこそ、その時に備えて早くから地区担当保健師との信頼関係がしっかり構築されている必要があります。

それは先んじてこの取り組みを実施している熊本市民病院での成果からも明らかです。

必ずこの取り組みは、退院後の新生児とお母さんにとって良い影響を与えるとフジノは信じています。

今後もこのテーマについては追い続けていきます。



NICU入院中の新生児と母親のもとへ地区担当の保健師は必ず訪問すべきだとフジノは考えています/教育福祉常任委員会(2017年9月議会)

「全ての赤ちゃん」を守ることがフジノの重要なテーマです

『自殺対策』と『精神保健福祉』と『性的な多様性の保障』が政治家フジノのメインテーマだと広く世間には受け止められていると思います。

けれどもそれらと同じくらいフジノが大切にしてきたテーマがあります。

それは、『全ての赤ちゃんを守ること』です。

そもそも赤ちゃんを持つことができない、『不妊症』『不育症』の支援にも全力で取り組んできました。

残念ながら『流産』や『死産』をしてしまった赤ちゃんと天使ママ・天使パパの支援も大切なテーマとして取り組んできました。

さらに、早産や様々な理由で『小さく産まれてきた赤ちゃんたち』や『医療的ケアが必要な赤ちゃんたち』を守ることも、フジノの重要テーマです。

何故ならば、本当に支援が必要なのに現状ではまだしっかりとした支援がなされていないからです。

NICUなどの医療関係者のみなさんは不眠不休で尽力してくださっていますが、少なくとも政治の光は当たっているとは言えません。

だから、フジノは『全ての赤ちゃんを守ること』に取り組み続けてきました。

今回の決算審査においても、その視点から問題提起と具体的な提案を行なっていきます。



NICUに入院中の新生児と母親のもとへ地区担当保健師は全数訪問をしていないことが判明しました

今日の委員会では、健康部分の決算を審査しました。

健康部(一般会計と病院事業会計)の決算を審査しました

健康部(一般会計と病院事業会計)の決算を審査しました


健康部はうわまち病院も所管していますので、生まれてすぐに『NICU』で暮らしている赤ちゃんたちについて質疑と提案を行ないました。

下に、その部分についての質疑応答をご紹介します。

2017年10月2日・予算決算常任委員会教育福祉分科会・健康部への質疑

フジノの質問

うわまち病院のNICUの助産師の方々やメディカルソーシャルワーカーの方々は、低出生体重児の赤ちゃんの御家族の御苦労や産後うつなどのケアには取り組んでくださっているのでしょうか。

市立病院担当課長の答弁

 
そういう悩みをお持ちのお母さんがいらっしゃれば、まずは身近にいる看護師ですとか、もしくは医師等にお話があれば、当然、相談には乗っております。

フジノの質問

ありがとうございます。
 
本当にNICUというのは『体の外にあるお母さんの子宮』のようなイメージで、赤ちゃんにとってはとても過ごしやすい場所かと思うのですが、そこに毎日面会に来るお母さんやお父さん、御家族にとっては、大変御苦労も多いことだと思います。

相談があったら乗られるのは絶対行なっていただいているとは思うのですが、顔色を見て、少しねぎらいの言葉をかけていただくとか、そういったこともぜひしていただけたらと思っております。

フジノの質問

最後に、病院事業に関して伺いたいのは、せっかくうわまち病院のNICUがあるのに対して、こども育成部の地区担当保健師が来ているのかどうか。

本来であれば、『こんにちは赤ちゃん事業』というものがあって、生まれたならば、必ず訪問をする。

横須賀市はほぼ100%に近いことを誇っている。

けれども、NICUで生まれた子どもたちのところに、入院中からは来ていない。

いずれ退院をして地域で療育を受けなければならないかもしれない、またはこども医療センターに転院しなければならないかもしれない、人工呼吸器をつけなければいけない、いろいろな状況があって、NICUの本当になれ親しんだ助産師、メディカルソーシャルワーカーたちだけに頼ることは、もうできなくなっていく訳です。

ですから、本当に早い時期から地区担当保健師に来ていただかないといけないと思っているのですが、実際のところ、市立病院には、特にうわまち病院を指しているのですが、来ていただいているのでしょうか。

市立病院担当課長の答弁

 
1つは、少しずれてしまうかもしれないのですが、今、まずうわまち病院の中で対応ができるかどうかというところだと思います。

という意味では、まず看護師が、先ほども言いましたように、そういう悩み事等があれば御相談に乗るということで、さらにもし必要があるならば、例えば精神科医を御紹介するとかという方法が、まず病院の中でできることかなと思います。
 
ただ、例えば病院を出た後のことも考えてということになりますと、こども育成部の方にうわまち病院の方から、例えば看護師等が見ていて、必要があれば、またそういう御連絡を差し上げて、間を取り持つというようなことは行なっているようです。

フジノの質問

病院側の対応としては百点満点だと思うのですが、子どもの生涯を通じた支援、一貫したケアを考えた時に、本市全体としてはそれではよろしくないのかなと。

病院としては全力を尽くしているけれども、これから社会に出ていかねばならない子どもを考えたときには、うわまち病院のスペースの問題もあると思うのですが、そうではなくて、やはり早い時期から地区担当保健師が来て、どんなお子さんなのか、どんな御家庭なのかを把握していくのがいいのかなと感じました。

また、こども育成部のところでお聞きしたいと思いますが、この件については御答弁をありがとうございました。

今日この質疑を通して分かったことは、『地区担当保健師はNICUへ全数訪問をしていない』という事実です。

この答弁をもとに、フジノはこども育成部の決算審査において必ず『地区担当保健師はNICU入院中の新生児と母親を早期に訪問すべきだ』と提案します。

その結果も必ず報告いたしますね。



ぜひご参加を!今年もがん征圧「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2015三浦半島」が県立保健福祉大学で行なわれます

がん征圧「リレー・フォー・ライフ三浦半島」が今年も開催されます

昨年2014年に三浦半島で初めて開催された『リレー・フォー・ライフ三浦半島』。

神奈川県立保健福祉大学のたくさんの学生さんたちがボランティアとして活躍してくれました。

フジノはいち参加者として2日間(ぶっ通しではありません…)歩かせていただきました。

昨年もボランティアとして活躍して下さった方から

「今年も開催します!」

という心強いメールを頂きました。

まだ約3ヶ月先ですが、もうご紹介してしまいます。みなさま、ぜひ一緒に歩きませんか?

2015年9月開催の「リレー・フォー・ライフ三浦半島」のチラシ

2015年9月開催の「リレー・フォー・ライフ三浦半島」のチラシ

9月26日(土)12:00スタート

9月27日(日)12:00ゴール

リレー・フォー・ライフ三浦半島チラシより

リレー・フォー・ライフ三浦半島チラシより

参加のお申し込みはこちらのホームページからお願い致します。

参加申込書(イメージ図)

参加申込書(イメージ図)


こういう申込書がダウンロードできますので、ご記入の上、お申込み下さい(参加費500円です)。

秋の気持ちいい青空の下、夕暮れ時、夜は星空を見ながら、みんなで語り合って歩きましょう!



老朽化した「うわまち病院」を視察した全委員が「建てかえすべき」の意見を述べました/市立病院運営委員会(うわまち病院検討第2回)へ

第2回「うわまち病院の建て替え」の議論が行われました

今日は、横須賀市立うわまち病院を会場にして開かれた『市立病院運協委員会』を傍聴しました。

会場となった横須賀市立うわまち病院にて

会場となった横須賀市立うわまち病院にて


うわまち病院の建て替えに関する議論は、今年2月に初めて第1回が行われました。

『うわまち病院の建て替え』は、2012年からフジノが提案してきた大切な政策の1つです。

フジノが「うわまち病院の建て替え」を提案してきた理由

  1. 昭和40年代に建築されたうわまち病院の本館等の老朽化は著しく、患者さん側・医療提供者側どちらにとっても不便かつ安全でない為。

  2. 2025年〜2050年への対応として、横須賀・三浦2次保健医療圏の医療提供の在り方(特に病院の機能分化と強化)を急いで再編しなければならない為。

実際の建て替えにかかる期間は、構想から完成まで10年間近くかかるものです。

第2次実施計画(案)プログラム2「命を守るプログラム」より

第2次実施計画(案)プログラム2「命を守るプログラム」より


現在すでに2015年です。

迫り来る『2025年』に向けて「もはや待ったなし」の状況に追い込まれています。

しかしこんなにも『大切な議論の場』なのですが、今日も(いつもながら)傍聴はフジノ1名でした。

フジノは市民のみなさまに「全ての情報を必ずお伝えしていきます」と昨年このブログでお約束しました。

しっかりとその議論に向き合い、全ての情報を市民のみなさまにお伝えしていきます。



今日のプログラムは「うわまち病院を実際に視察すること」でした

今回のメインのプログラムは、全委員が『うわまち病院』を実際に回ってみることでした。

副院長・看護師長らに付き添っていただき、その場その場で質問や意見交換をしながら、全委員が病棟内を観て歩いて回りました。

「横須賀市立病院運営委員会・次第」より

「横須賀市立病院運営委員会・次第」より


今この瞬間も患者さまがおられる病棟を見学して回る為、どうしても人数に制限が必要です。その為、『傍聴者』は視察には立ち会えませんでした。

委員のみなさまが院内を視察している間、留守番をしていたフジノ

委員のみなさまが院内を視察している間、留守番をしていたフジノ


『傍聴者』=フジノの場合は『市議会議員』ですから、いくらでも他の機会に視察することは可能です。

でも、もしも他にも傍聴を希望した市民の方々がおられたら、視察に同行させてあげてほしかったです。

そして、視察を終えてきた全委員から感想が述べられました。

「今のままでは狭すぎる。建て替えが必要だ」

「かなり老朽化が進んでいる。建て替えしか無い」

「直さねばならない点は多いが、現状をしっかり把握しなければならない」

「ソフト面では最新の機器を導入したり先進的な運営をしているのに、あまりにも廊下や天井や建物のハード面がひどい」

「建て替えが早急に必要だ」

「ボロを隠しながらも一生懸命に知恵と工夫で運営をしている。医療提供者側はハード面が充実すると甘えが出てくる。建て替えをするにしても、今の知恵と工夫を忘れないでほしい」

「増築を重ねてご苦労されていることがわかった。患者さんが快適に過ごせるようにしてほしい」

「工夫のおかげで何とか持っていることがよくわかった。それに対して、横須賀市側のずさんな医療政策は極めて問題だ。南館を新たに建築する前に、病棟全体をどうすべきかもっとしっかり考えるべきだった」

「うわまち病院への道路をどうすべきかなども含めた総合的な観点での計画が必要だ。また近隣病院との調整も横須賀市が積極的に乗り出すべきだ」

あらゆるご意見が出ましたが、共通しているのは「建て替えが必要だ」という点です。

フジノはこの声を聴いて「今日の視察は大成功だ」と感じました。全ての委員が同じ感覚を持つ、ということは大切です。

ようやく『うわまち病院』の建てかえの必要性をみんなが肌で感じたことは、大きな意味があります。

ただ、繰り返しますが『うわまち病院』建てかえの必要性をフジノが提案してきた理由は2つあります。

『老朽化を理由とした建て替え』はあくまでも、目の前の現実への対応でしかありません。

それよりもっと大切なことは『2025〜2050年の超高齢社会における在るべき医療提供体制づくり』の1つとしての、『未来に対応する為の建て替え』なのです。

この点については本当に大切なので、フジノは今後も繰り返し繰り返し分かりやすくご説明していきたいと思います。



これからの議論のスケジュール

最後に、事務局から2015年度のスケジュールが報告されました。

次回以降の委員会予定

  • 第3回(2015年7~8月)
    (1) 『地域医療構想』及び『新公立病院改革プラン』の策定について

    (2)うわまち病院をとりまく環境について
    ア 横須賀市及び地域の人口推移予測
    イ 横須賀市及び地域の患者推計
    ウ 横須賀市及び地域の医療資源

    (3)市内の地域医療支援病院の現状について
    ア うわまち病院、市民病院、横須賀共済病院の概要

    (4) 委員からの質問事項について
    ア 救命救急センター患者数
    イ 地域周産期医療センター患者数
    ウ 高額医療機器による検査件数等


  • 第4回(2015年10~12月)
    (1) 今後、うわまち病院が担うべき医療機能について

  • 第5回(2016年1~2月)
    (1) 今後、うわまち病院が担うべき医療機能について(第4回からの継続審議)

    (2) 市民病院との機能分担等について

ただ、委員のみなさまから「医療機能の分担のパートナーである『市民病院』も視察したい」との声があがり、次回は市民病院の視察を行なうことになりました。

そうすると、議論のスケジュールは上の図のとおりにはいかず、1回ずつ繰り下がることになります。

住み慣れた場所で誰もが老いていくことができる、そして人生の最期の時も地域で迎えることができる。

そんな当たり前の社会を実現するには、本当にまだまだやらねばならないことがたくさんあります。

そして、それは政治・行政だけでは実現できません。

市民のみなさまおひとりおひとりの意識の変化も必要です。

これからも市民のみなさまにどんどん情報をお出ししていきますので、ぜひ一緒にこの課題に取り組んでいって下さいね。

よろしくお願いします!



ついに「うわまち病院」建てかえの議論がスタートしました/市立病院運営委員会(うわまち病院検討第1回)へ

「市立病院運営委員会」に市長から「諮問書」が出されました

今日フジノは『市立病院運営委員会』を傍聴しました。

市立病院運営委員会の会場にて

市立病院運営委員会の会場にて


何故ならば、フジノが提案してきた『うわまち病院の建てかえ』の議論がこの『市立病院運営委員会』でついにスタートしたからです。

「横須賀市立病院運営委員会・次第」より

「横須賀市立病院運営委員会・次第」より


正式に、市長が『諮問書』を読み上げて、市立病院運営委員会の土屋委員長に手渡されました。

横健地第67号
平成27年(2015年)2月5日

横須賀市立病院運営委員会
委員長様

横須賀市長 吉田雄人

諮問書

本市が開設する市立うわまち病院は、平成14年7月1日に国立横須賀病院の移譲を受け、公設民営方式(指定管理者制度)により管理運営を行っている。

移譲から今日までの問、南館の増築(療養病棟及び回復期リハビリテーション病棟の開設)や、救命救急センター及び地域周産期母子医療センターの指定など医療機能の充実を進めてきた。

一方、病院施設については、一部を除いて国立横須賀病院時代の昭和40年に建築された建物であり、平成14年度から15年度にかけて大規模改修を行ったものの、老朽化のほか、医療機能の充実を進めてきていることから手狭になっており、病院運営上の課題となっている。

また、今後、高齢化の進展や人口減少が予測される中で、うわまち病院だけでなく、市民病院も含めた二つの市立病院がどのような役割を担っていくべきか、方向性を示していく必要がある。

このため、以下の事項について検討されるよう諮問する。

  1. うわまち病院が担うべき医療機能について
  2. うわまち病院の建替えについて
  3. 市民病院との機能分担について

こんなにも『大切な議論の場』なのですが、傍聴はいつもながらフジノ1名でした。

フジノは市民のみなさまに「全ての情報を必ずお伝えしていきます」と昨年このブログでお約束しました。

そこで今日のブログでは、フジノとして「何故ここが『大切な議論の場』なのか」をしっかりと記してみたいと思います。



「古い建物」を壊して建てかえるだけではなく、30年先の未来を見据えて「必要な医療体制」を実現すべきです

横須賀市には2つの市立病院(市民病院うわまち病院)があります。

このうち、うわまち病院は築50年が経つ建物もあります。

老朽化に対して『リフォーム的な手直し』を重ねてはきました。

20140215uwamachihospital


それに対して、フジノは『建てかえの必要性』を市議会で繰り返し提案してきました。

何故なら

「超少子・超高齢・多死社会(2025年問題、2050年問題)において、横須賀市の在るべき医療の姿を考えると『現在のうわまち病院の体制(建物だけではありません)』では対応しきれない」

と判断したからです。

もちろん提案にあたっては、うわまち病院で働く方々や市内医療関係者の多くの方々にヒアリングをしました。

その結果、すでに昨年おしらせしたとおり、横須賀市は2014年度予算に『うわまち病院建てかえの検討』を盛り込みました。フジノの提案が実現した訳です。



「うわまち病院」建てかえの議論をスタートするにあたって

ただし、このプロジェクトは完成まで今後約10年にわたって続くものです。古い建物を壊して新しくするだけではダメなのです。

このまちの未来をしっかりと見据えて、いくつもの視点をしっかりと議論していかなければなりません。

新しい「うわまち病院」のソフトとハードの在り方を検討する前提として詳細に検討すべきだとフジノが考える視点

  • 社会保障制度の変化(特に、県の医療政策の権限が強くなっていくなどの大きな変化がすすめられています)

  • 今後の横須賀市と三浦半島全体の人口と人口構造の変化

  • 横須賀・三浦2次保健医療圏の在るべき医療の姿

  • 横須賀・三浦2次保健医療圏における、総合病院と診療所の医療機能の分化

  • 医療と福祉の連携と統合

  • 横須賀市の将来的な財政の在り方

このまちに暮らす人々のいのちを守るという明確なビジョンのもとで、いくつもの視点を丁寧な将来推計と照らし合わせながら、横須賀・三浦2次保健医療圏の拠点病院の1つとしてのうわまち病院の姿を議論していかなければなりません。

限られた医療資源(人口減少で若者が徹底的に減っていく中での医療人材の確保の難しさをはじめ、ソフト・ハード両方の不足)、増えていく一方の高齢者(高齢=複数の疾病を抱えている)という現実が目の前に存在しています。

わが国の医療政策としては、どんどん病院のベットを減らしていく方向に向かっています。

世界の先進国ではみな、入院主体の医療はもはや終わったからです。日本も同じです。

医師・看護師・検査技師・薬剤師などの医療人材は、全く足りない現実があります。

そこで、急性期(今すぐに治療をしなければ命に影響があるような状態)に限られた医療資源を集中的に投下します。

その一方で、どのようなケガや病気であってもまずは誰もが『診療所(かかりつけ医)』にかかる仕組みを作っていくことになります。

本当に重篤な方々だけが総合病院や高度な医療施設のある病院での治療を受ける仕組みへと変わります。

そして、急性期の治療を終えた方は、亜急性期〜慢性期の病棟を経て、福祉施設or自宅へと帰っていかねばなりません。

戦後日本がこの60年近く誰でも総合病院にかかれた、安心できる時期まで入院していられた、そういう医療の仕組みは完全にもう終わったのです。

財政的にも、医療人材的にも、あらゆる意味においても。

それは、横須賀も全く同じです。

だから、今回の『うわまち病院の建てかえ』は建物を壊して新しくする、というようなレベルのお話では全くありません。

例えば、西地区のみなさまの大きなご不安や反対のお気持ちを理解しながらもフジノは、市民病院の小児科医のみなさんをうわまち病院に集約することに賛成したのも同じ理由です。

医療の仕組みは、あなたが慣れ親しんでこられたであろう、これまでの60年間の日本の医療とは全く姿が違うものになります。



今後さらに議論が重ねられていきます

こうした「慎重な議論が必要だ」という考え方はフジノだけでなく、横須賀市健康部も同じく共有しています。

議論の場である『市立病院運営委員会』を定期的に開催して、議論を重ねていきます。

それから、ようやく建てかえの工事に向けて動き出すことになります。

市立病院運営委員会の今後の予定

【第1回 (今回)】

  • 諮問事項(うわまち病院建替え検討)の説明

  • うわまち病院の現状説明
    建物等について
    職員数について
    患者数の状況
    医療機能について
    経営状況



【第2回(2015年度・春)】

  • うわまち病院の見学



【第3回(2015年度・夏)】

  • 横須賀市及び地域の人口推移予測

  • 横須賀市及び地域の患者推計

  • 横須賀市及び地域の医療資源



【第4回(2015度・秋)】

  • 今後『うわまち病院』が担うべき医療機能について

第5回 (2015年度・冬)

  • 今後『うわまち病院』が担うべき医療機能について(第4回からの継続審議)

  • 『市民病院』との機能分担等について

ちなみに、今日配布された資料はこちらです。



改めてお約束します

フジノにとって、『医療政策』は最重要な取り組みの1つです。

財政がどれだけ疲弊しても、人口がどれだけ減少しても、ご高齢の方々がどれだけ増えても、絶対にフジノは『セーフティネットとしての社会保障』を守ります。

国・県・市の制度を全てしっかりと学んで、どんなささやかな法改正も追いかけて、保健・医療・福祉政策のあらゆる情報をみなさまに発信していきます。

かつて吉田市長があまりにもいいかげんな対応をしたせいで西地区のみなさまに大きなご不安を与えた『市民病院の小児科入院診療の廃止』のような間違った方法は、『うわまち病院の建てかえ』にあたっては、絶対に取らせません。

昨年と同じ言葉ですが、改めてお約束します。

どんな細かなささやかなことに思える情報も、全て発信していきます。

全てを市民のみなさまにお伝えして、そして1つずつ丁寧にご説明して、そうすることがいったいどのような未来につながっていくのかをお話していきます。



看護職のための合同就職説明会へ/3年間実施する「看護師確保対策協働モデル事業」の2年目の取り組み

人材不足の看護師を確保する為の取り組み

今日は、総合福祉会館にて『看護職のための合同就職説明会』が開かれました。

2014年度の説明会チラシより

2014年度の説明会チラシより


看護師の資格を持っているけれど1度退職された、いわゆる潜在看護師の方をはじめ、看護職を目指そうという高校生の方々や一般の方まで、どなたでも参加できるイベントです。

  1. ブースコーナー
    市内の全11病院、訪問看護や高齢者施設など19施設が参加
  2. ブースコーナー

    ブースコーナー

  3. レクチャーコーナー
    現役の病院看護部長の講演と病院に復職した看護師の体験談
  4. 講演・復職者体験談

    講演・復職者体験談

  5. 相談コーナー
    復職支援相談・進学相談・就職相談

この説明会は『看護師確保対策協働モデル事業』の1つとして実施しています。

看護職のための合同就職説明会会場にて

看護職のための合同就職説明会会場にて


『NPO法人看護職キャリアサポート』と市内の病院看護管理職で組織する『看護師確保対策協働モデル事業実行委員会』、そして横須賀市が主催して実施しています。

2013〜2015年度の3年間、実施していく予定です。

2013年度の説明会

2013年度の説明会


昨年度も、『合同就職説明会』(2013年度は17ブースでした)、看護職対象の『キャリア支援研修』や『キャリアカウンセリング』などが実施されました。



どの病院・福祉施設も福利厚生や研修が充実しています

各病院・福祉施設ともに、福利厚生や研修にとても力を入れています。

例えば、保育について。

聖ヨゼフ病院では、保育が必要なおこさんがいらっしゃる方は、保育料の補助があります。

医療法人社団相光会(湘南グリーンをはじめとする4つの老健、グループホーム等を多数運営しています)では、企業内保育所を設置しています。

ブースの様子

ブースの様子


看護の仕事をしばらく離れていた方々が復職するにあたって、技術に追いつく為の教育研修が欠かせません。

そのプログラムを見せていただきましたが、充実したプログラムでした。

途中入職であっても、年間計画、先輩看護師によるサポートなど充実していました。

病院・福祉施設・訪問看護ステーションなどのパンフレットが多数置かれています

病院・福祉施設・訪問看護ステーションなどのパンフレットが多数置かれています


フジノとしては、病院だけでなく、ぜひ『訪問看護ステーション』『福祉施設』なども復職先としてみなさまに検討していただきたいと願っています。

例えば、『ライフゆう』!

大きなやりがいが感じられるはずです。

結婚や出産や介護などによって、いったんは退職された看護師のみなさまには、ぜひ復職にチャレンジしていただきたいと願っています。

横須賀市は、全力でサポートしていきます。

今回のような就職説明会の機会以外にも、いつでもご相談いただけます。

市の他にも、『神奈川県ナースセンター(公益社団法人神奈川県看護協会・看護師等無料職業紹介所)』では、毎日ご相談を受け付けています。

お待ちしております!