全国初、HTLV-1の講演会+相談会+交流会が開催されました/HTLV-1は全国に100万人のキャリアがいるのに全く知られていないウイルスです

HTLV-1について「講演・相談・交流」する全国初の取り組みへ

今日は、横浜の『かながわ県民センター』へ向かいました。

『かながわ難病相談・支援センター』が主催する医療講演会に参加しました。

かながわ難病相談・支援センター主催の医療講演会へ

かながわ難病相談・支援センター主催の医療講演会へ

テーマはこちら。

『ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV-1)の現状とHTLV-1関連脊髄症(HAM)について』

山野嘉久さん(聖マリアンナ医科大学)が講師です。

日本のHTLV研究の第一人者・山野嘉久さん

日本のHTLV研究の第一人者・山野嘉久さん


HTLV-1と関連疾患についての解説、日本と世界の現状、最新の情報などをお話ししてくれました。

さらに、講演が終わった後は、相談と交流会が行なわれました。
 
実はこうした取り組みは全国でも初めてとのことです。

HTLV-1に対して、これから政策的に取り組みたいフジノにとって本当に貴重な機会でした。

参加することができて、とてもありがたいと感じました。



3期目のフジノの目標は「HTLV−1撲滅」です

「今回の選挙が終わったら一刻も早く取り組みたい」

と心に決めていたことがフジノにはいくつかあります。

その1つが『HTLV-1』撲滅を目指しての活動です。

でもほとんどの方々にとっては

「HTLV-1、何じゃそりゃ?」

って感じですよね?

2009年6月4日までは、フジノも何にも知りませんでした。

この日、フジノが敬愛してやまない浅野史郎さん(元宮城県知事)が白血病を発症した、というニュースに出会いました。

その時、初めてこのウイルスの存在を知りました。

かれこれ18年以上前(大学時代)からアサノさんは、フジノにとって、ものすごく大切な存在です。

いつも元気いっぱいでフルマラソンを完走するほどのアサノさんが、命の危機にあるというニュースは、激しいショックでした。

だから、アサノさんを襲った病気のことをとにかく知りたいと思い、それから少しずつ勉強をしてきました。



HTLV-1は全国に100万人のキャリアがいる感染症ウイルスです

HTLV-1というのは、『ヒトT細胞白血病ウイルス-1型』というウイルスのことで、1980年代に日本人の研究者によって発見されました。

発見こそつい最近だったのですが、ウイルスはずっと存在していて日本では縄文時代より前から感染があった、という報告があります。

2008年度におこなわれた調査では、全国に108万人のキャリアがいると推計されています。

HTLV−1キャリアは全国100万人以上

HTLV−1キャリアは全国100万人以上


感染ルートは3つです。

  • お母さんからこどもへの感染(主に母乳による)
  • 性交による感染
  • 輸血による感染(1986年以降は対策をとったので無くなりました)

そして最も多いのが、お母さんからこどもへの感染です。

HTLV-1は母子感染ルートが最も多いです

HTLV-1は母子感染ルートが最も多いです


日本人の約100人に1人がこのHTLV-1に感染している訳で、とても身近なウイルスです。

ただ、ほとんどの人は発症しません。

100人のキャリアのうち、約5人ほどの方が発症します。

ATL(成人T細胞白血病)、HAM(HTLV-1関連脊髄症)、HU(HTLV-1関連ぶどう膜炎)、などを発症します。

HAMについて

HAMについて


アサノさんは、このうちのATLを発症したのでした。

発症から約2年が経ち、骨髄移植を受けたアサノさんの闘病は続いています。
 
ただ、この5月から、慶応大学で再び教壇に立つことになりました。

そこまで回復されたことにフジノは心からホッとしつつも

「もっとこの病気について知らなければ」

という気持ちがとても強くなりました。

何故ならば、このウイルスは撲滅することができるはずだからです。



HTLV-1を撲滅できるか否かは「日本」にかかっています

しかも、先進国の中でキャリアがこれほど多いのは日本だけ。
 
他の病気のようには、欧米で研究がなされていません。

だから、研究や治療をリードするのは日本の役目です。

そして、日本がHTLV-1を撲滅できれば、世界中でもこのウイルスを撲滅できる可能性が高くなると言われているのです。

つまり日本の研究者の役割はものすごく高いです。

一方、このウイルスとの闘いは『政治の仕事』そのものです。
 
政治が全力を尽くせば、必ず撲滅することができるはずなのです。

国政レベルでは積極的に研究を後押しする、国家戦略として総合対策を打ち出すなどの取り組みが必要です。

しかしどのテーマでも大切なのは、現場に最も近い市町村が国が打ち出した対策が全ての地域で実施されるように丁寧に普及させていくことです。

これから政治家としてフジノは総合対策の実現に向けて、できることを全て行ないたいと考えています。

市議会で質疑をしていくのはもちろんですが、さらに市民のみなさまにも理解していただきたいと願っています。

少しずつ、活動日記や議会活動報告チラシなどを通じてあなたにもHTLV-1について知っていただきたいと思います。



HTLV-1についてぜひ知って下さい

ぜひこちらのホームページなどをご覧ください。

  1. NPO法人はむるの会
  2. HTLV-1情報サービス

また、山野先生はじめ多くの先生方が分かりやすく説明している動画集もあります。
 
とても分かりやすいので、ぜひご覧ください。

さらに、かながわ県民センターの14階には『NPO神奈川難病連』が運営している『かながわ難病相談・支援センター』があります。

相談電話(045-321-2711)もあります。

フジノ自身も分からないことがあると、こちらで教えてもらっています。

血液内科のドクターは日本に3000人いらっしゃるそうですが、残念ながらHTLV-1について詳しいドクターはほとんどいらっしゃいません。

だから症状が出ても診断がおりないまま、重症になってたらい回しになってようやく山野先生ら詳しい専門家のもとにたどりつくパターンがほとんどだそうです。

どうかみなさまも、ぜひこちらをご利用下さいね。