権力者が垂れ流す差別的な言葉に苦しめられるこどもたちを守る為に大人ができることは「まず知ること」です/「第25回AIDS文化フォーラムin横浜」の最終日でした

3日間にわたって開催された「第25回AIDS文化フォーラムin横浜」の最終日でした

一昨日に続いて、『第25回AIDS文化フォーラムin横浜』に参加しました。

「第25回AIDS文化フォーラムin横浜」

「第25回AIDS文化フォーラムin横浜」


3日間にわたるフォーラムも、ついに今日が最終日です。

「AIDS文化フォーラムin横浜」(3日目)会場前にて

「AIDS文化フォーラムin横浜」(3日目)会場前にて


午前は、講座『HIV感染者の分娩と未受診妊婦の問題』に参加しました。

HIV感染者の妊娠と未受診妊婦の問題

HIV感染者の妊娠と未受診妊婦の問題


この講座は、昨年に続いての参加です。

フジノにとって、ものすごく大切にしているテーマです。

『HTLV-1と妊娠』についての取り組みと同じく、『HIVと妊娠』についても今後もしっかり取り組んでいきたいです。

午後は、トークセッション『Ribbonを繋ごう in YOKOHAMA』に参加しました。

Ribbonで繋ごう in YOKOHAMA

Ribbonで繋ごう in YOKOHAMA

  • レッドリボン
  • オレンジリボン
  • イエローリボン
  • スプリンググリーンリボン
  • パープルリボン
  • レインボーリボン

それぞれの活動に取り組んでいる方々がトークセッションをしました。

あなたはそれぞれのリボンが何を表しているか、ご存知でしたか?

フジノにとってはどの活動も大切にしているテーマなので、こうしてそれぞれの活動をしている方々がつながっていくことがすごく嬉しかったです。

歴史をふりかえると、権力の側は、人々を常に分断しようとします。

それに立ち向かうには、『つながること』がとても大切です。

つながりは、大きな力になります。

今回のフォーラムのテーマは『#リアルとつながる』でした。良いテーマだなあと感じます。

バーチャルでつながるのも全然OKですし、リアルでも人々がどんどんつながっていってほしいと願っています。

全体会・閉会式

全体会・閉会式


そして、『全体会・閉会式』に参加しました。

『AIDS文化フォーラム』はどんどん全国へ広がっていっています。

今年はすでに5月に、佐賀で開催されました。

名古屋では、9月2日に開催です。

京都では、9月29日・30日に開催です。

そして陸前高田で、11月18日に開催されます。

閉会式の最後に、隣の席の人とみんなで手をつないで撮影をしました。

フジノは『AIDS文化フォーラムin陸前高田』を主催する方々と手をつなぎました。陸前高田では、11月18日に『AIDS文化フォーラムin陸前高田』が開催されます。

「すっかり報道されなくなりましたが、本当はまだまだ復興していない陸前高田を現地に観に来て下さい」

との言葉をいただきました。

陸前高田、とても行きたいです。

パニック障がい持ちのフジノは即答できず、悲しかったです(涙)

でも、それぞれの持場で、それぞれに与えられた役割を果たしていくことが大切ですものね。

お互いにがんばっていきましょうね!



ついにかずえちゃん(YouTuber)にお会いすることができました

『AIDS文化フォーラム』の魅力は、大きく2つあります。

第1に『学びの場として選びきれないくらい魅力的なプログラムがたくさんあること』です。

フジノにとって今回も本当に充実した『学びの機会』でした。

ここで学んだことがきっかけで、さらに掘り下げて文献や論文を漁って、当事者の方々から生の声を聴かせていただく大きなモチベーションになっています。

そして、横須賀市議会でのフジノの質問に直結していくことが多いです。

第2に『人とつながることができること』です。

今年のフォーラムでフジノが最もつながりたかった方が、かずえちゃん(YouTuber)です。

かずえちゃんを初めて知った人は、ぜひこちらの動画をご覧下さいね。




フジノは、初日の開会式の後で話しかけたかったのですが、たくさんの方が話しかけておられたのでいったん諦めました。

そして「今日こそは必ず!」と決心して、トークセッション終了後に思い切って声をかけさせていただきました。

3分間で『自己紹介』『何故かずえちゃんにかねてから関心があるか』『横須賀のセクシュアリティに関する主な取り組み』を伝える為に、数日前から何度も頭の中で練習してきたのですが、なんとかうまく伝えきることができたと思います。

かずえちゃんは、横須賀を訪れたことがあることを話してくれて、横須賀でのセクシュアリティに関する取り組みにも関心を持ってくれたようでした。

かずえちゃんとフジノ

かずえちゃんとフジノ


小中高校生たちの『将来やりたい仕事・なりたい職業』で大人気なのがYouTuberです。

フジノの親戚や、仕事を通じて出会うこどもたちも、けっこうYouTuberを目指している子が多くいます。

かずえちゃんは、まさにこどもたちの憧れの仕事=YouTuberをしています。

かずえちゃんの公式YouTubeチャンネル

かずえちゃんの公式YouTubeチャンネル


さらに、そのYouTubeの内容は本当に素晴らしいです。

セクシュアリティについて11年学んできたフジノですが、人の数だけセクシュアリティは様々です。

2008年のブログ記事に

「性的マイノリティなんて存在しておらず、性的バラエティだ」

と書きましたが、人はみな本当に様々です。誰ひとりとして同じセクシュアリティは存在しません。

だから、フジノはかずえちゃんのYouTube動画を観ては学んでいます。

フジノが生きている人生の中で出会える人の数は限られていますし、信頼してご自身のことを語ってくれる人に出会える機会はさらに少なくなります。

けれどもかずえちゃんの動画の中では、リアルな生の声がたくさん語られています。



















行政は、啓発事業という形で講演会を開いたり、リーフレットを作ったり、ポスター展示をしたりします。

横須賀市も市職員への研修・教職員への研修(新規採用された方をはじめ、複数の機会があります)・幼稚園や保育園や学童保育で働く方々への研修医療機関への研修などをはじめ、あらゆる形で理解を深める取り組みをしています。

けれども、年1回、たった2時間くらい、研修を受けたくらいでは理解なんて不可能なんです。

やらないよりは絶対やるべきですが、足りないのです。

だから、ぜひかずえちゃんの動画を週1本ずつで良いから、市職員のみなさんや教職員のみなさんや大人の市民のみなさまは観てほしいのです。

学んでほしいのです。

すでにこどもたちはYouTubeにもYouTuberにも慣れ親しんでいますから、かずえちゃんの動画も観ています。自然と学んでいます。

一方、大人たちの多くはテレビのバラエティで流れてくる誤った情報ぐらいしか知りません。

学んだことが無い為に、正しい情報を知りません。

だから、セクシュアリティのことを大人は学んでほしいのです。

自分のこれまでの価値観とは違うかもしれない、性的な多様性を知ってほしいのです。

今、国会議員たちが信じられないような言葉を撒き散らしています。権力者による差別に満ちた言葉が世間にあふれることで、こどもたちを追い詰めています。

今年はこどもたちの自殺が、増えるかもしれません。

フジノのこの予想は、当たる可能性があります。

2015年6月、アメリカの最高裁が同性婚は合憲であると判決を出し、アメリカ全土で同性婚が認められました。

その後、アメリカのこどもたちの自殺が減ったと言われています。

つまり、多様なセクシュアリティが肯定された=自らのセクシュアリティが肯定されたことによって、こどもたちは生きることを選べたのです。

今、日本ではその正反対のことを政治家たちが行ない、政党もそれを許しています。とても危険な状況です。

「こどもたちの自殺が増えるリスクが極めて高い状態にある」とフジノは感じています。

だから、無知で無能な為政者たちの言葉を、保護者が、教職員が、市職員が、蹴散らしてほしいのです。

こどもたちの命を守る。

その為にも、かずえちゃんが作ってる動画を少しずつ観てほしいのです。

楽しくて、明るくて、時に切なくて、とても分かりやすくて素敵な動画をたくさんたくさん作ってくれています。

ぜひ観てほしいのです。

ぜひ正確なことを知って下さい。

『知ること』は、ささやかだけれどとても大切なことです。

そして、垂れ流される差別・偏見・スティグマに苦しむこどもたちを守る為のバリアーに、あなたになってほしいのです。

今日はそんな想いをかずえちゃん本人に伝えることができました。

『AIDS文化フォーラムin横浜』主催者のみなさま、関係者のみなさま、今年もありがとうございました!



フジノは今年もどこか悪い診断が出るかドキドキしています/早くも今年で5回目。保健所健診センターで「特定健診」を受けてきました(2018)

今年も「特定健診」を受けてきました

今日は『特定健診』に行ってきました。

保健所健診センターで特定健診を受けました

保健所健診センターで特定健診を受けました


議会日程が突然入ったり、家族の手術があったり、2回も受診を延期してもらってしまいました。

ようやく受診できて嬉しいです!

わが国では40歳を超えると『特定健診』を受けることができます。

毎年同じことを書いていますが、とてもオススメな制度です。

国民健康保険のみなさま、お手元に横須賀市からの封筒は届きましたか?

フジノに送られてきた、受診券と受診できる医療機関のリスト

フジノに送られてきた、受診券と受診できる医療機関のリスト


フジノは今年も逸見にある保健所健診センターで受診しました。

受診費用1230円で、健康で長生きすることができるように、いろいろなヒントをくれます。

親切な職員さんたちのスムーズな誘導のもと、受診項目もスムーズに進んでいきます。

基本メニューは、診察・問診・血液検査(脂質・血糖・肝機能・腎機能)・尿検査(尿糖・尿たんぱく)・血圧測定・身体測定(身長・体重・腹囲)・心電図です。

さらにオプションで歯科検診なども付けることができます。

それから、申込をすれば、保健師さんがマンツーマンで結果説明と相談にのってくれる『特定健診結果まるごと相談会』もおススメです。

「保健師による特定健診結果まるごと相談会」のおしらせ(広報よこすか6月号より)

「保健師による特定健診結果まるごと相談会」のおしらせ(広報よこすか6月号より)


これは本当におススメですよー!



市民のみなさまに受診してほしくて、自分を「実験台」にしています

さて、こうして毎年フジノが『特定健診』を受けているのは、

だからです。

『特定健診』を受けるとどんなメリットがあるのかを、フジノ自身のカラダを実験台にして市民のみなさまに観て知っていただくことが目的です。

フジノの場合、『特定健診』を受けたおかげで、こんなことが分かりました。

これまでの検診結果・・・

→どの年も精密検査の結果、『経過観察』という形で全て大丈夫でした。けれども、身をもって『特定健診』の大切さを学びました。

ふだん健康に気を付けていても、毎年どこかしら悪いところが見つかります。

今年もどこか悪いところが見つかるのかなあとドキドキしています。

でも、自分では観ることもできず痛みなどの自覚もない部分(心臓とか肺とか)の悪化は、こうして特定健診で知るしかありませんよね。

だからこそ、ぜひ市民のみなさまにも『特定健診』を受けていただきたいのです。

フジノの検査結果はまたブログでお伝えしていきたいと思います。

あなたもぜひ受診してみてくださいね。



横須賀市がん克服条例案づくり、全条文の議論1周目を終えました!/がん対策検討協議会(第6回)

ついに全条文の議論が1周目終わりました

本日、第6回がん対策検討協議会を開催しました。

がん対策検討協議会の開催を前に

がん対策検討協議会の開催を前に


前回、意見が分かれてしまった第7条についても、改めて賛成して進めていきたいとの意見表明がなされて全会派の合意が得られました。

フジノとしては「第7条が無ければこの条例を作る必然性は無い」とまで断言していましたので、全会派の合意が得られたことは本当に嬉しかったです。

今日は参考人をお招きすることも無く、スタートからラストまでひたすら条文と逐条解説の議論に集中しました。

  • 第8条 がんの早期発見の推進
  • 第9条 がん医療に関する情報の収集及び提供
  • 第10条 がん医療の水準の向上
  • 第11条 緩和ケアの推進
  • 第12条 在宅医療の充実
  • 第13条 患者等の支援
  • 第14条 がん教育の推進
  • 第15条 市民運動
  • 附則

さらに、井口議員から条文を追加したいとの提案があり、新たに第5条として加わることになりました。

  • 第5条 事業者の責務

(*という訳で、新たに第5条が追加されたので、旧5条以降全て1条ずつ繰り下がります)

議事次第

議事次第


ついに、第8条から最後の附則まで1周目の議論を終えることができました(次回は積み残しの部分と、2周目の議論に入ります)。



食べたいものを食べたい気持ちを尊重する条例です

今日の議論で特に達成感があったのは、第12条の逐条解説に新たな一文を加えることができたことです。

それは

特に、在宅で医療を受けるがん患者の心のよりどころは、いつも自宅で食べているものを食べたいという気持ちであり、その気持ちを尊重することも重要と考える。

という一文です。

前回(第5回)の協議会で、在宅医療・緩和ケアの観点から千場純先生を参考人としてお招きしました。

その際、がんの発症や治療によって食欲がわかなくなってしまうこと、がん患者さんへの食の支援が必要であること、(絶対数の少ない調査とは言え)いつもながらの食事を望む方がほぼ全てであることなどに言及がありました。

第5回協議会での千場先生のパワーポイント資料より

第5回協議会での千場先生のパワーポイント資料より


その場で千場先生にも質疑を重ねましたが、栄養(食)の重要性、特に自宅へ戻った後の食べたいという気持ちを何とか条例に盛り込みたいと考えました。

条例案そのものの提案者である青木哲正議員と、協議会の休憩時間も、終了後もそのことについて意見交換をさせていただきました。

こうして、今回を迎えました。

フジノとしてはこの12条の議論がスタートした時に、この想いを改めてお伝えしました。

そこに重ねて青木哲正議員から「具体的にこの文章を逐条解説に盛り込んではどうだろうか」とご提案をいただきました。

それが今回決定した上の一文です。

田辺委員長はじめ他の委員のみなさまもこの点についてはとても共感して下さいました。

どうしても条例の文章そのものは、抽象的で固くなりがちです。

そこを逐条解説の解釈の文面でより具体的にその条文が何を示しているのかを表していくのです。

今回この一文が入ったことで、この条例案に対するフジノの思い入れはより強くなりました。

国も法律を作っていて、県も条例を作っていて、それでもあえて横須賀市議会が『がん克服条例』を作る必然性は何なのか。

その答えは、こうした一文が入っていることにあると信じています。

つまり、横須賀市議会が作っているこの条例は、食べたいものを食べたいという気持ちを大切にしていくことを市として応援していくものなのです。

がんとともに生きていかねばならないとしても


自宅で暮らそう。


食べたいものを食べよう。

そういう想いも詰まった条例になっています。



緩和ケア=末期、ホスピス=死にゆく場所、ではありません

そして、もう1つこだわったのが第11条の緩和ケアの推進です。

緩和ケアには残念ながら誤ったイメージがついてしまっています。

誤ったイメージ

  • 末期がんの方へ行なうのが緩和ケア
  • 末期がんの方が過ごすのがホスピス
  • これは、かつてWHOが「治癒を目指した治療が有効でなくなった患者に対するケア」という定義をしていたのが原因です。

    WHOはこの定義を2002年に改めました。

    けれども今でも古い定義のイメージが残ってしまっているのです。

    現在の緩和ケアは、早期から治療と併行して行なわれます。

    緩和ケアは、心と体と魂の苦痛を取り除いたり、社会的な不安を取り除く為に必要な時にはいつでも行なわれるものです。

    生きていく上での生活の質を守る為のケアの1つです。

    早期から緩和ケアを実施することで生存期間そのものも長くなるという研究結果もあるくらいなのです。

    そして、ホスピスについても誤解があります。

    ホスピスは『死にゆく場所』では無くて、『生きる場所』なのです。

    (これは、2月11日に参加した『全国こどもホスピスサミット』に行った時にも同じことを書きましたね)

    こうした想いを直接的には記すことはできませんでした。

    ただ、『第11条 緩和ケアの推進』という条文の存在そのものによって、お示ししたつもりです。

    『がんと診断された時からの緩和ケアの推進』を明記しています。

    『緩和ケア病棟』『緩和ケア病床』の積極的な情報提供に加えて、『自宅で緩和ケアを受けられる体制の整備』を明記しています。

    こうした条文には、緩和ケアへの誤解を解いて、より良く生きる為の支援を勧めたいという想いを込めているつもりです。

    本音を言うと、一般質問の発言通告書の締め切りに追われながらほぼ隔週で開催される『がん対策検討協議会』はとても大変です。

    心身の負担感はとても大きいです。正直つらいです。

    けれども、命をじかに対象としたとても重い条例に関わることができて、こんなに大切な機会は2度と無いのではないかという強い責任を感じながら毎回出席をしています。

    ようやく1周目の全条文の議論が終わったばかりで、まだまだ作業は続きます。

    がんに関りのある全ての方々の想いを意識しながら、これからの議論にも全力で臨みたいと思います。



    政治家人生で初めてフジノが市議会を代表して来賓あいさつをさせていただきました!/横須賀市腎友会・第11回定期総会

    横須賀市腎友会の定期総会にお招きいただきました

    今日は、ヴェルクよこすかで行なわれた『横須賀市腎友会』の第11回定期総会にお招きいただきました。

    横須賀市腎友会定期総会にお招きいただきました

    横須賀市腎友会定期総会にお招きいただきました


    『横須賀市腎友会』は、慢性腎臓病・CKD、人工透析をしておられる方々の当事者会です。現在250名の会員がいらっしゃいます。

    定期総会のプログラムはこのようなものでした。

    ブログラム

    1. 開会のことば(黙祷)
    2. 会長挨拶
    3. 来賓挨拶
    4. 表彰式
      (透析歴 5年/10年/15年/20年/25年/30年)
    5. 報告事項
      (1)平成29年度活動報告
      (2)平成29年度会計報告
      (3)平成29年度会計監査報告
      (4)平成30年度役員確認
      (5)50周年に向けての取り組み
    6. 協議事項
      (1)平成30年度活動方針(案)提案
      (2)平成30年度予算(案)提案
      (3)その他
    7. 閉会のことば

    午後の部:医療講演会
    テーマ フットケアについて
    講師 小川成章先生(医療法人厚済会追浜仁正クリニック院長)

    佐野会長はじめ会員のみなさま、本日は定期総会の開催おめでとうございます。

    そして表彰を受けられたみなさま、おめでとうございます。

    複数の団体が合併して『腎友会』となって11年になります。

    その前身である『人工腎共励会』の歴史は長く、再来年2020年には50周年を迎える歴史ある存在です。

    もしも市民のみなさまが人工透析をする可能性をドクターから伝えられるようなことがあれば、ぜひ『腎友会』に相談をなさって下さい。

    とても心強い当事者=ピアとして、あらゆる相談にのって下さるはずです。



    なんとフジノが市議会を代表して来賓あいさつをしました

    実は、衝撃的な出来事がありました。

    来賓あいさつの場で、市議会を代表してなんとフジノがあいさつをさせていただいたのです。

    定期総会のプログラム

    定期総会のプログラム


    市民のみなさまには全く知られていないことですが、横須賀市議会にはひとつの慣習があります。

    議会の内外のどちらでも、基本的に何事も多数派から尊重されるようになっています。

    当然ながら、生涯を『無所属』で『無会派』で貫くと決めているフジノは、何事においても順番は最後になります。

    例えば、議会の中での場合。

    本会議の質問は抽選で質問順が決まりますが、委員会での質問は抽選ではありません。ほとんどの場合、多数会派から発言がスタートします。ですから、この15年間フジノの発言順はほぼ全ての委員会において最後にスタートします。

    例えば、議会の外での場合。

    何らかの集まりに招かれた場合、何期当選したとしてもカンケーはなく、イスの並び順は常に下座になります。

    ステージの上で来賓として司会の方から紹介されるような時も、フジノが名前を呼ばれるのは常に最後です。

    何らかのあいさつのスピーチは、議長がするものです。

    議長が不在の場合は副議長が、副議長が不在の場合は常任委員会の委員長が、委員長不在の場合は副委員長がスピーチを行ないます。

    フジノは『無所属』『無会派』なので、委員長などのポストとも生涯を通じて無縁ですので、スピーチをする機会はありません。

    ですから、こうした当事者会にお招きいただいたとしても他の議員をさしおいてフジノが代表として来賓あいさつをするということはありえません。

    ただの慣習なのでルールとして文章化されている訳ではありません。

    この慣習をフジノは全く否定していませんし、嫌な気分になったこともありません。

    どの業界にいても様々な慣習がありますので、そういうものだとそのまま受け止めてきました。

    佐野弘樹会長のごあいさつ

    佐野弘樹会長のごあいさつ


    しかし。

    今日は5人の市議が出席していながら、『無所属』で『無会派』のフジノが市議会を代表してあいさつをするようにとのご指名をいただきました。

    慣習からいくと『ありえないこと』なので、フジノはいったんお断りしました。

    そして、他の市議のみなさんに相談をしました。

    何故ならば、来賓あいさつなんかで腎友会と市議会のカンケーが悪くなるようなことがあってはならないからです。

    相談の結果、最終的に他のみなさんの合意をいただいたので、ご指名のとおりにフジノがスピーチを引き受けることにしました。

    (たぶん『人工腎共励会』の50年の歴史を通じても初めてのことかもしれません!)

    透析歴の長い方々への表彰が行なわれました

    透析歴の長い方々への表彰が行なわれました



    ぜひ政治家にあなたの暮らしや想いを語りかけてほしいのです

    フジノにとって、慢性腎臓病・CKD対策、そして人工透析を受けておられる方々への支援は、とても大切にしている取り組みです。

    毎年必ず議会質疑もしていますし、腎友会から毎年議会へ出される陳情の内容は考えが同じなので毎回賛成をしています。

    そのような訳で、お話したいことは山ほどありました。

    けれども1つの想いを伝えることに専念しようと決めました。

    それは、

    議員たちにあなたの想いを伝え続けて下さい

    という一点です。

    透析歴30年の方々も表彰されました

    透析歴30年の方々も表彰されました


    今日出席していた5名(井坂議員、石山議員、小幡議員、渡辺議員)はみな人工透析についてもCKDについて造詣の深い議員ばかりでした。

    けれども横須賀市議会には40名の議員が居て、それぞれに異なる専門分野を持っています。

    議員に限らずに世間のみなさまも同じですが、身近に人工透析をしておられる方が居るといった機会が無ければ、なかなかそのご苦労や、CKD対策の重要性などを知ることはできません。

    そもそも政治家は万能ではありませんので、当然ながら知らないことがたくさんあります。

    みな、得意分野と苦手な分野があるものなのです。

    フジノの場合は社会保障・社会福祉を専門としていますので、港湾や入札制度などは苦手分野にあたり、残念ながら表面的なことしか理解していません。

    しかし、議員には『共感する力の高い人』がたくさんいます。

    一度でもご相談を受ければ、その状況をリアルに理解して、課題を解決する為に動かずにはいられない人がたくさんいます。

    だから、会場のみなさまにお願いしました。

    どうかあなたのそばに暮らしている議員に、あなたの毎日の暮らしについて語ってほしいのです、と。

    陳情を出していただくのも絶対に必要です。

    でも、近所に暮らしている議員に、慢性腎臓病とはどのような体験をするものなのかを話して伝えてあげてほしいとお願いしました。

    僕たち政治家は、全てのことを知ることはできません。

    万人と同じように24時間365日しか与えられておらず、その中であらゆるご相談をお聞きしてはそのつど必死になって制度や法律を学び、解決策や改善方法を探していきます。

    全ての問題に関心を持つことはできず、当然ながら限界があります。

    でも、陳情が了承されない(可決のことですね)時に

    「関心を持ってもらえない」

    と虚しさをおぼえるだけではなくて、あきらめないでほしいのです。

    繰り返しになりますが、議員という存在は、もしもご相談を受けたならばできる限り何とかして問題解決をしたいと願う人がほとんどです。

    だから、「日常のあらゆる場面で伝え続けてほしい」とお願いをしました。

    議員にぜひ学ばせてほしいのです、とお願いをしました。

    これから先、フジノが市議会を代表してスピーチをするような機会は2度と無いだろうなと思います。

    けれども、いつもどのような集まりや団体の方々に対しても、同じことを心の中で語りかけています。

    「政治家を、使って下さい。政治家は、いのちと暮らしを守りたいといつも願っています。その為にも、どうかあなたの想いをぜひ政治家に語りかけて下さい」

    と。



    横須賀市がん克服条例づくり、HTLV-1対策のフジノの提案が「逐条解説」に明記されました!/がん対策検討協議会(第4回)

    第4回がん対策検討協議会が開かれました

    本日は『第4回がん対策検討協議会』が開かれました。

    がん対策検討協議会(第4回)が開かれました

    がん対策検討協議会(第4回)が開かれました


    『横須賀市がん克服条例(案)』の策定の為に、2週間に1度という異例のスケジュールで『協議会』を開き、議論を行なっています。

    民間企業の意思決定の観点に立つと「2週間に1度」では、ゆっくりに聞こえるかもしれません。

    けれども、市議会の全ての会派の総意(つまり41人の議員全員の合意)を得る為に、会議の開催前にたくさんの議論が行なわれています。

    今日のような正式な会議の場においてもメンバーは議論をしますが、その前提として、全ての会派が多くの議論を行なった上で、集合をするのですね。

    さらに、会議ごとに参考人をお招きして最新の知見をお聴きしていることも大きいです。

    市議会議員は、医療の専門家ではありません。

    もちろんフジノは医療政策の勉強はふだんからしてはいます。

    けれども最新の知見をお聴きしてそれを理解してすぐ条例に反映できるかといえば、不可能です。

    その為にはさらに勉強して、理解して、条例に反映する為にはどのような文言にすべきなのかを検討する為の時間と労力が必要です。

    加えてこの会議だけが仕事の全てではありませんので、2週間に1度というペースは本当にキツイ、というのがフジノの率直な感想です。

    けれども、この条例が成立し取り組みが進めば、確実に守ることができる命が増えるのです。

    どれだけ心身ともにきつくても、全力で臨んでいます。



    フジノの悲願「HTLV-1撲滅」を条例案に盛り込むべく提案をしました

    ブログでも記してきたとおり、フジノは『横須賀市がん克服条例(案)』に『HTLV-1撲滅』をどうしても盛り込みたいという想いがありました。

    その想いを田辺昭人委員長はじめ委員のみなさんにご相談したところ、

    「正式に提案をペーパーにして『がん対策検討協議会』の場で協議してもらうようにしてみたら?」

    とアドバイスいただきました。

    そこで本日開催された『がん対策検討協議会』において、フジノ案を正式に提案させていただきました。

    フジノによる「HTLV-1対策をより明確に打ち出す為のご提案」

    フジノによる「HTLV-1対策をより明確に打ち出す為のご提案」


    下のペーパーと、参考資料を配布させていただきました。

    2018年4月27日

    がん対策検討協議会のみなさまへ

    藤野 英明

    HTLV-1対策をより明確に打ち出す為のご提案

    横須賀市らしい「がん克服」の取り組みを考えた時、次世代にがんを持ち越さない手段がある「HTLV-1の母子感染対策」への取り組みがふさわしいと思いました。

    これまで本市は、神奈川県内でも初めて『母子感染対策研修会』を実施し、HTLV-1対策に取り組む研究者からも高く評価されています。

    そこで以下の2点を提案します。

    【提案1.第6条2項への文言を追加する】

    (現行の第6条2項)
    市は、感染により発症するがんについて、除菌及びワクチン接種等による対策を講ずるとともに、性別、年齢等に係る特定のがんについては、その予防に関する啓発及び知識の普及等の具体的な予防策を講ずることとする。

         ↓

    【新たに文言の追加を提案】
    市は、常に最新の科学的知見を取り入れ、感染により発症するがんについて、除菌、完全人工栄養の勧奨及びワクチン接種等による対策を講ずるとともに、性別、年齢等に係る特定のがんについては、その予防に関する啓発及び知識の普及等の具体的な予防策を講ずることとする。
    (*赤太文字の文言を追加)

    【提案2.新たに第7条2項を追加する】

    【新たに第7条2を追加】
    2 HTLV-1対策として、市は、常に最新の科学的知見を取り入れ、母子感染を予防する為に完全人工栄養を勧奨し、その意義を医療従事者及び行政機関は常に研修し、妊婦の意思決定支援と心のケアを行い、市民への啓発を行わねばならない。医療機関は、近い将来、治療法が開発された時にその恩恵を受けられるように、キャリア妊婦およびキャリア妊婦から出生した児へのフォローアップに努めねばならない。

    添付した参考資料はPDFファイルにしましたのでこちらをご覧下さい。

    委員のみなさまの賛同を頂きまして、正式に議論していただくことになりました。



    フジノが提案した2つの条文の目的をご説明します

    フジノの目的は、2つの手段を条例に位置づけることです。

    現時点で唯一有効な科学的根拠があるのは、母乳による感染を防ぐ為に完全人工栄養を積極的に勧めることだけなのですね。

    そこで、妊婦健診でHTLV-1に感染している(キャリアである)と診断された妊婦のみなさまに、正確な情報の提供をすることと、意思決定の支援をすることと、心のケアを行なうことを、市に義務付けることです。

    これが第6条第2項への文言の追加の提案です。

    また、我が国の研究者の必死の研究により少しずつ治療薬が開発されつつありますが、現時点ではキャリアの方々からHTLV-1(ウイルス)を完全に取り除く方法はありません。

    しかし、山野嘉久先生らの研究が進めば、必ず近い将来に治療が可能になるとフジノは信じています。

    それなのに、HTLV-1に感染しているお母さん・生まれてきたこども(満3歳以降に検査することができます)を医療機関(産婦人科や小児科)が把握していません。

    キャリアであることが分かっているお母さんとこどもをフォローアップしていれば、治療薬が開発された時に、すぐにその恩恵を提供することができます。

    そこでフジノは、医療機関に対してフォローアップを努力義務として課すことを提案しました。これが第7条2項です。

    この2つの手段を講ずることが、現時点で地方自治体である横須賀市にできることだとフジノは考えました。



    条文化はせず「逐条解説」に明記することになりました!

    フジノから提案理由を説明し、今回の参考人としてお招きしていた水野靖大先生(マールクリニック横須賀・院長)のご意見もいただき、委員のみなさんから質問を受けて、協議に入りました。

    その結果、条文化はせずに、『逐条解説』に盛り込むこととなりました。

    『逐条解説』とは、条文(抽象的な短い文章です)が具体的にどのようなことを指しているのかを明らかにする為に条文とセットで記される文章です。

    第6条(がんの予防の推進)2項の『逐条解説』に以下の文章が加わりました。

    (変更後の逐条解説の文章)

    白血病等の原因となるHTLV-1については、母子感染が主な原因であることから、HTLV-1母子感染を予防するため、完全人工栄養の勧奨を含めた対応も求められ、その意義を医療従事者及び行政機関は常に研修し、妊産婦の意思決定支援と心のケアを行い、市民への啓発を行う必要がある。

    やりました!

    提案者として一番望ましいのは、確かに条文化することです。

    けれども、行政が実務を行なっていく上で『逐条解説』は必ず参考にされます。

    つまり、『逐条解説』に明記されたということは、

    • 今後の『横須賀市がん対策計画』作りにおいて、必ずHTLV-1対策が盛り込まれる。

    • 条例と計画に基づいて、母子感染を防止する研修を横須賀市は今後も実施しなければならない。

    • 条例と計画に基づいて、キャリア妊産婦さんの意思決定支援と心のケアを横須賀市は行なわなければならない。

    • 条例と計画に基づいて、横須賀市は市民へのHTLV-1対策の啓発を行わなければならない。

    これらの取り組みを横須賀市は行なわなければならないという『縛り』をかけることができた訳です。

    提案者として、涙が出るほどうれしいことです。

    これまで出会ってきた、HTLV-1キャリアのみなさまやHAM・ATL当事者のみなさまに、一刻も早く報告したい気持ちです。

    『がん対策検討協議会』委員のみなさまからは

    「フジノくん、今まで知らなかったHTLV-1についてよく知ることができたよ」

    という温かいお言葉もいただきました。

    提案をして、本当に良かったです。



    横須賀市がん克服条例づくり、地域がん診療連携拠点病院である横須賀共済病院の豊田茂雄診療部長をお招きしました/がん対策検討協議会(第3回)

    第3回「がん対策検討協議会」が開かれました

    本日は『がん対策検討協議会』(第3回)が開かれました。

    がん対策検討協議会に出席しました

    がん対策検討協議会に出席しました


    『横須賀市がん克服条例』を作る上で、医療関係者のみなさんのご協力は不可欠です。

    そこで『がん対策検討協議会』では条例案に専門的な観点からご意見をいただく為に、医療関係者の方々をお招きして出席していただくことができます。

    今回は、『地域がん診療連携拠点病院』である横須賀共済病院から、豊田茂雄診療部長をお招きしました。

    こうして専門家の観点からご意見をいただけるのが嬉しくて、フジノは今日の機会をとても楽しみにしていました。

    豊田先生は、フジノにとってかねてから在宅療養・在宅看取りの為に横須賀市の取り組みにずっと関わっていただいてきた、とても親しみを感じている方。

    大病院の医師でありながら、地域との連携にとても熱心なありがたい存在です。

    市のシンポジウムや研修に何度もご出演いただいてきました(例えばこちら)。

    右端が豊田茂雄先生です(2015年のシンポジウムより)

    右端が豊田茂雄先生です(2015年のシンポジウムより)


    さらに、ご専門が血液内科ということもあり、フジノが特に強い関心をもって取り組んできた『HTLV-1対策』についてもきっと理解が深い方のはず。

    そのような訳でいつも以上に気合を入れて『協議会』に臨みました。



    豊田茂雄診療部長のミニ講義と条例案へのご意見

    今日はまず豊田先生からミニ講義を受けました。

    ミニ講義といっても、なんと豊田先生はパワーポイントを69枚も事前にご準備して下さいました(ありがとうございます!)。

    69ページに及ぶ豊田茂雄先生のパワーポイント

    69ページに及ぶ豊田茂雄先生のパワーポイント


    『地域がん診療連携拠点病院』とは何か、から始まって

    地域がん診療連携拠点病院とは何か

    地域がん診療連携拠点病院とは何か


    横須賀共済病院がどれだけがん対策に貢献して下さっているかをデータで示していただき

    「横須賀・三浦2次保健医療圏」のがん対策で横須賀共済病院は圧倒的な存在感があります

    「横須賀・三浦2次保健医療圏」のがん対策で横須賀共済病院は圧倒的な存在感があります


    さらに、条例案に対して様々なご意見を頂きました。

    条例案文に対してもたくさんのご意見をいただきました

    条例案文に対してもたくさんのご意見をいただきました


    フジノは本当にありがたかったです。とてもリアルなお話をたくさん伺うことができたからです。

    『がん対策検討協議会』メンバーの中にも、身内にがんを体験している家族・親族・友人等がいるかいないかで、必然的に実感が異なってしまいます。

    大切なご家族を4人もがんで亡くしておられる方や、がんサバイバーのご家族がおられる方や、逆に人生を通じて全くがんと無縁の方もいらっしゃる訳です。

    これは当然のことなのですけれども、やっぱりどこかで意識をひとつにしたいという想いがありました。

    正副委員長のはからいで、こうして豊田先生をお招きしていただき、かなり委員メンバーの意識統一ができたと思います。



    HTLV-1対策の有効性も評価していただきました

    質疑応答の時間では、フジノもすぐ挙手しました。

    かねてからHTLV-1対策に取り組んできたフジノは、豊田先生にその有効性について伺いました。

    豊田先生からは

    「共済病院には毎年2名はATL(HTLV-1というウイルスが原因で発症する白血病です)の患者さんがいらっしゃる。横須賀は全国的にみて、ATLの患者さんが多い地域だと思う」

    また

    「母子感染対策はとても有効なので、横須賀のこれまでの取り組みは有効だと思う」

    とのご意見をいただきました。

    横須賀市らしいがん対策の条例の取り組みとして、フジノは地域性がとても大切だと考えています。

    そんな中、豊田先生からこうしたご意見をいただき、やはり条例の中にHTLV-1対策を書き込みたいとの想いを強くしました。

    協議会終了後に正副委員長やメンバーのみなさんと意見交換をした際にも

    「フジノくんなりの条文を考えてペーパーにして提出してごらん」

    と言っていただきました。

    ぜひがんばろうと思います。



    第1条から第4条までの議論を行ないました

    豊田先生からのご意見を頂いた後は、メンバー間で条文の協議をしました。

    今日は、第1条から第4条までを議論しました。

    第4条で、文言の並びの変更をフジノから提案させていただきましたが、みなさまに賛成していただき、一部修正しました。

    第1条から第3条までは議論の末に原案通りとすることとなりました。

    第1条「目的」

    この条例は、がんを克服することを目指し、がん対策基本法の趣旨を踏まえ、市、がんの予防及び早期発見の推進又はがんに係る医療に従事する者及び市民の責務を明らかにし、がんの予防及び早期発見の推進を定めることにより、すべての市民が科学的知見に基づく適切ながん医療をうけられるようにするための総合的ながん対策を市民とともに推進することを目的とする。

    第2条「市の責務」

    市は、がん対策に関し、国、県、医療関係団体、医療機関並びにがん患者及びその家族等で構成される民間団体その他の関係団体との連携を図りつつ、本市の地域の特性に応じたがん対策を策定し、及び実施する責務を有する。

    2 市は、がんに関する正しい理解及び関心を深めるための普及啓発その他必要な施策を講ずるものとする。

    第3条「保健医療関係者の責務」

    保健医療関係者は、市が講ずるがん対策に協力するよう努めなければならない。

    第4条「市民の責務」

    市民は、喫煙、食生活、運動その他の生活習慣、身体に悪影響を及ぼす危険のある生活環境等がんの罹患の直接的または間接的な要因の排除のための正しい知識を持ち、がんの予防に注意を払うとともに、がん検診を受けるよう努めるほか、がん患者に関する理解を深めるよう努めなければならない。

    ただ、まだ本決定ではありません。

    ひととおり全ての条文の審査を終えた後、もう1周ぐるりと全ての条文の審査を行なう予定です。

    次回は4月27日と早いペースで議論を進めていきます。

    横須賀市医師会の水野靖大先生をお招きして、ミニ講義と条文へのご意見を頂く予定です。

    水野先生は、横須賀市の胃がんリスク検診の立役者です。

    みなさまは横須賀市では胃がんで亡くなる方がどんどん減っているということをご存知でしたか?

    横須賀市の胃がんの発見率は、国や県と比べて3倍以上という素晴らしい成果をあげています。

    こうした成果は横須賀市医師会独自の取り組みのおかげなのです。

    横須賀市から胃がんを撲滅したい。

    本気で横須賀市議会はそのように考えています。

    条例づくり、がんばっていきます!



    横須賀市がん克服条例づくり、今回は「前文」を議論しました。フジノ悲願の「HTLV-1撲滅」もとりあげています!/がん対策検討協議会(第2回)

    第2回「がん対策検討協議会」が開かれました

    予算審査の合間を縫って、本日は『がん対策検討協議会』(第2回)が開かれました。

    「がん対策検討協議会」(第2回)が開催されました

    「がん対策検討協議会」(第2回)が開催されました


    本音を言えば、予算委員会をはじめ様々な会議が立て続けに開催されるハードなスケジュールに疲労がたまっています。

    けれども、この協議会で新たに作ろうとしている『横須賀市がん克服条例』は、フジノにとって大きな意義があります。どんなに疲れていても、積極的に議論に参加して、どんどん提案をしていきたいと強く決心しています。

    実際、今日の協議会でも積極的に意見を述べさせていただきました。

    フジノ、気合い入っています。



    提案会派が作成した「たたき台」をもとに議論していきます

    本日の議事次第は下のとおりです。

    第2回がん対策検討協議会の議事次第(赤文字はフジノ)

    第2回がん対策検討協議会の議事次第(赤文字はフジノ)


    前回(第1回)の会議において、複数の委員から指摘された「議論できる期間があまりにも短すぎる」という懸念が出ました。

    これを受けて、条例案の提案会派である自由民主党から、条例素案と逐条解説案の『たたき台』が示されました。

    自民党が示してくれた「条例素案たたき台」


    自民党が示してくれた「逐条解説案たたき台」

    自民党が示してくれた「逐条解説案たたき台」


    今後はこの『たたき台』をもとに議論を進めていくことに決まり、委員メンバーの懸念は一気に解決しました。

    『たたき台』と言っても、このまま議員提案できる高いクオリティ。

    前文から第15条からなる条例素案と、全ての条文への解説案を作成して下さいました(素晴らしいです!)。

    ここまでしっかりした内容のものを作成するのはすさまじく膨大な作業量だったのではないかと思います。

    (*会議終了後に青木哲正議員にお尋ねすると、当事者・医療関係者へのヒアリングから『たたき台』作成まで12ヶ月にわたって行なってこられたとのこと。政策立案のご尽力に対して、心から敬意を表します)

    提案会派以外のフジノたち委員としては、横須賀市議会らしい条例素案にすべくさらに議論を深めていくことこそが与えられた役割だと思います。

    『たたき台』作成に深く感謝しつつも、さらに提案をどんどんしていきたいと感じました。

    また、今回は行政側からがん対策の所管部局である健康部に出席してもらいました。

    今後も、議員たちだけで議論していくだけでなく、当事者・関係者・専門家などの方々にご意見を伺う為に、参考人としてお招きしていく予定です。

    例えば、市内で『地域がん診療連携拠点病院』に指定されている横須賀共済病院の医師の方、横須賀市医師会のがん診療の専門家である医師の方、また、在宅医療で特に緩和ケアの専門家である医師の方などをイメージしています。



    「前文」を議論しました

    さっそく議論に入りました。

    議論の初回は、条例の魂とも言える『前文』についてです。

    (前文)

    誰もが健康的で幸せな生涯を送りたいと願っている。それを阻む原因は様々だが、その1つにがんが挙げられる。

    がんは日本人の最大の死亡原因で、生涯に於いて2人に1人ががんにり患し、3人に1人ががんにより死亡している。

    本市においても同様で、近年の死亡原因の第1位はがんによるものであり、全死亡原因の約3割を占めている。

    誰もががんにかかる可能性があり、特別な病気ではなくなっている。

    がんと闘病することやがんにより命を失ってしまうことは、本人及びその家族だけではなく、地域社会及び本市にとっても重大な問題となっている。

    がんについての研究が進み、細菌やウイルスの感染を原因とするものや生活習慣によるものなど、徐々に原因が明らかになってきている。

    特に、細菌やウイルスの感染は、男性では喫煙に次いで2番目に、女性では最も発がんに大きく寄与する因子となっており、子宮頸がんの発がんと関連するヒトパピローマウイルス、肝がんと関連する肝炎ウイルス、ATL(成人T細胞白血病)と関連するヒトT細胞白血病ウイルス1型、胃がんと関連するヘリコバクター・ピロリ等が挙げられる。

    その中でも原因が明らかな胃がんの早期予防については、ピロリ菌除菌など、義務教育期間中の児童・生徒等の若年期からの対策が望まれる。

    このような現状に鑑み、がんに対する知識を深め、がん予防のための生活習慣の改善やがんの早期発見のための検診受診等、さらにはがん患者の支援なども含めた総合的ながん対策を市民とともに推進することを目指し、この条例を制定する。

    *赤太文字化はフジノが行ないました。

    この『たたき台』に対して

    「もっと総合的な内容にすべきだ」

    「胃がんに特化しすぎている。がん全般を網羅すべきだ」

    「個別の対策は条例でなく、下位の規則等で定めるべきだ」

    といった意見が出ました。

    けれどもフジノとしては、この『たたき台』で示された方向性を進めたいと繰り返し意見を述べました。

    がん対策に関してはすでに国が法律を、県は条例を作っています。どちらも総合的な内容になっています。

    それに対してあえて横須賀市議会が新たな条例を策定するのですから、国・県の取り組みでは弱い部分を補ったり、横須賀市らしい新たな対策を盛り込んだ条例にすべきだと考えました。

    特に、横須賀市医師会が進めている胃がんリスク検診のレベルは高く、まさに横須賀市らしいがん対策のシンボルだと言えます。

    したがって、さきの意見は尊重するものの、むしろ『たたき台』が示している方向こそ条例が目指すべき方向だと訴えました。

    最終的に、他の会派のみなさまも『条件付き(=今後の検討状況によっては修正する)』で賛成をしてくださいました。

    上に記した文章が現時点での『前文』の素案として決定しました。



    フジノの悲願である「HTLV-1撲滅」も目指す条例素案にしていきたいです

    条件付きとはいえ、本当にホッとしました。

    実は、『前文』で触れられているがんの中に『HTLV-1』によって発症する『ATL』があります。

    この『HTLV-1』(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)を撲滅することはフジノの悲願なのです。

    『HTLV-1』によって、『ATL』(=成人T細胞白血病)だけでなく、『HAM』(=HTLV-1関連脊髄症)『HU』を発症します。

    HTLV-1からHAMやATLを発症します

    HTLV-1からHAMやATLを発症します


    この『HTLV-1』は一般的にはほとんど知られていません。

    しかし、発症した時の苦しみやダメージはとても大きいものがあります。

    フジノは『HAM』や『ATL』た当事者・家族・団体の方々とは、長年にわたっておつきあいさせていただいてきました。

    国の審議会も常に傍聴してきましたし、学術団体による学会にも毎年参加してきました。

    横須賀市として取り組むべき対策を2009年から繰り返し提案してきました。

    『HTLV-1』の存在は1980年に発見されました。それから30年が経ち、『HTLV-1』について横須賀市議会で初めて取り上げたのがフジノなのです。

    この予算議会でもHTLV-1撲滅に向けた質疑を行なったばかりです。

    その結果、

    「横須賀市が取り組んでいる対策の多さは、関東ではとても珍しい」

    と専門家から褒めていただいたくらいに、横須賀はHTLV-1対策に取り組んできました。

    (例えば、県内初の『HTLV-1母子感染対策研修会』を横須賀市は2011年・2012年と開催しました。講師には我が国のHTLV-1対策の第一人者である山野嘉久先生に来ていただきました)

    『HTLV-1』は、母子感染をします。

    母子感染を防ぐことで、『HTLV-1』を撲滅することができるのです。

    だから、絶対に『HTLV-1』を撲滅したい。

    けれども、あくまでも今までは『フジノたったひとりきりで提案してきたテーマ』なのです。

    それが今回の条例に盛り込まれれば、フジノだけの問題意識ではなくなり、『横須賀市議会の総意としてのテーマ』となります。

    これまではHTLV-1対策の灯が消えないように、フジノが定期的に歴代の担当課長に議会質疑を行なう必要がありました。

    けれども、条例に明記されればフジノが落選しても横須賀市はずっと対策に取り組み続けねばならない強制力が働くことになります。

    逆に言うと、『前文』からこの記述がカットされてしまえば、それ以降の条文にいきなり『ATL』対策を提案するのは難しくなってしまう訳です。

    そこで今回は、とにかく絶対に『前文』にこの文章を残したいと粘りました。

    『前文』に明記してある以上、今後の条文作成においてもフジノは『ATL』対策(=HTLV-1撲滅に向けた様々な取り組み)を提案していくつもりです。

    自殺対策も、性的な多様性の保障も、今でこそ社会的に認知されたテーマとなりました。

    けれどもフジノが取り組み始めた頃は、まわりには誰も居らず、ひとりきりで活動しているような気持ちでした。

    同じように、HTLV-1撲滅も、この10年間はひとりきりで取り組んできたような心境です。

    今ようやく他のテーマと同じように、光をあてられるチャンスがやってきたのではないかと感じています。

    今後も全力を尽くして議論をしていきます!



    「来年度(2018年度)にHTLV-1母子感染予防対策研修会を開催する」との答弁を受けました/フジノの提案、実現します

    HTLV-1撲滅に向けて質問を行ないました

    前の記事にも記したとおり、本日3月19日は教育福祉常任委員会でした。

    委員会での質疑は本当に大切な機会なので、政策を前に進めていく為に必ず様々な角度から質問を行なっています。

    教育福祉常任委員会

    教育福祉常任委員会


    今回のブログ記事では、こども育成部との質疑を紹介します。

    フジノがずっと大切に取り組んできた『HTLV-1撲滅』について、また一歩前進します。

    フジノの質問

    こども育成部こども健康課に伺います。

    HTLV-1対策のその後についてお聞きしたいと思います。

    昨年9月議会で質問しましたが、HTLV-1対策において、新たに母子感染マニュアルが改訂されました。

    改定版「HTLV-1母子感染予防対策マニュアル」

    改定版「HTLV-1母子感染予防対策マニュアル」


    授乳方法としては完全人工栄養のみとされましたが、そのときにいくつかの提案を行ない、様々な取り組みをこども育成部として行なっていただきました。

    その他のその後の経過について伺います。
     
    すでに行なっていただいたことは、『母子感染予防マニュアル』の周知や完全人工栄養の推奨を丁寧に行っていただくことや、『こんにちは赤ちゃん訪問』などでの確認の取り組みなどが既に実施していただいていることです。

    その他にも2点質問したのですが、その後の経過をお聞きします。
     
    まず1点目は、『周産期看護連絡会』などの機会を通じて、市内の産婦人科の診療所や病院や助産院及び小児科にも『母子感染予防マニュアル』の周知や情報共有をしていただきたいと提案いたしましたが、この点についてはどのような対応をしていただけたのでしょうか、お聞かせください。

    こども健康課長の答弁

     
    2月に『周産期看護連絡会』が行われた折に、本ガイドラインにつきましての説明と、それから皆様がそのことをご存じであるかの確認と、それによって何か困ったような状況が起きていないかということをお聞きいたしました。
     
    その会議の中ではトラブルなく、人工乳への移行というところの御理解をいただいていらっしゃるというお返事をいただいております。

    フジノの質問

    こども健康課が最前線で取り組みをしていただいていますが、民間の産婦人科及び小児科の取り組みがそれに加えて重要だと思いますので、これからも連携を強めていただきたいと思います。
     
    またもう1点質問したことを改めて、その後の対応を伺います。
     
    過去にも本市では、先進的な取り組みとして『母子感染予防対策研修会』を開催していただきました。

    これを改めて今年度以降も開催していっていただきたいと提案したところ、「県が設置している『HTLV-1母子感染対策協議会』の動向を見ながら検討していきたい」とのことでした。

    その後の検討状況の結果というのはいかがでしょうか、お聞かせください。

    こども健康課長の答弁

     
    先日、県の会議で専門医の先生と御一緒する機会がありましたので、専門の外来のところではどのような状況かお聞きしたところ、確かに、説明して丁寧に対応することでスムーズに人工乳への移行というのは可能になっているのだが、自分の母乳で育てられない悔しさとか将来に対する不安の気持ちというのはお持ちでいらっしゃるという現状もありますので、来年度、同じように講演会を開いていただきまして、心のケアも含めた対応についてもお話をしていただこうと思っております。

    フジノの質問

    過去にはまるで地域病のように受けとめられて、九州の一部地域でしか取り組みが進んでいなかった訳ですが、実際には全国的な問題で、人数は少ないけれども母子感染が発覚すれば、親御さんは自らの母乳で授乳したいでしょうし、人工栄養に抵抗感のある方もまだ残っておられると思います。

    そんな中で本市が講演会等を開いていただけるというのは大変先進的で、そして親御さんに寄り添った対応だと思います。

    これからもぜひそうした取り組みを進めていっていただきたいと思います。

    前向きな答弁を受けました!

    フジノの提案、実現します。そして、横須賀で生まれるこどもたちを絶対にHTLV-1に感染させない為の取り組みが、また一歩前進しました。



    マイナーだけど重要で深刻な問題がHTLV-1です

    世間一般からはとてもマイナーなHTLV-1というウイルスですが、実は感染をしている方はわが国で100万人を超えています。

    マイナーなテーマですが、この問題の深刻さに取り組んできた先達のおかげで少しずつ対策が前に進んでいます。

    例えば、献血をしたら必ずチェック項目として感染の有無がチェックされます。

    また、妊婦さんが必ず受ける妊婦健診の検査項目として盛り込まれています。

    これは、実際にHTVL-1に感染してその後ATL・HAM・HUなどを発症し、命を落とした方々や闘病に苦しんだ方々やそのご家族が、医療関係者や研究者のみなさんとともに一生懸命政治を動かしてきたおかげで実現しました。

    ただ、まだまだHTLV-1には分からないことがたくさんあります。

    現時点(2018年)では、感染ルートは2つあり、そのほとんどが母乳からの感染だと分かっています。

    そこで国は、母乳ではなくて人工栄養を赤ちゃんに与えることを推奨しています。

    しかしわが国には『母乳神話』が根強くあります。そして、お母さんたちを苦しめています。赤ちゃんと親との間に愛着形成ができない、といった嘘が今でも信じられています。

    祖父母や周りからの(何気ない・悪意の無い・無意識な)言葉によって、HTLV-1のキャリアである妊婦さんたちは本当に苦しめられています。

    けれども母乳をあげない事で将来その赤ちゃんが大人になった時にHTLV-1によって苦しめられない事の方が、母乳神話なんかよりも何千倍も尊いです。

    そんなキャリア妊婦さん、キャリア妊婦さんを支える産婦人科医・小児科医・助産師・保健師のみなさんに、しっかりと正しい知識を持っていただきたいのです。

    そこで横須賀市では、これまでも県内初となるHTLV-1母子感染予防対策の研修会を開催してきました。

    (実はこれもフジノの提案で実現しました)

    必ず毎年連続して開催できたのではなくて、途中で途切れてしまった年もありました。

    しかし継続的な研修が絶対に必要です。

    そこで行なったのが今日の提案です。

    2018年度は研修を開催するとの答弁にホッとしました

    どうかあなたもHTLV-1について、少しでも知っていただけたらとフジノは願っています。

    きっと来年度以降は、横須賀市がん克服条例が成立すれば、こうしてフジノが毎年委員会で質疑をしなくても定期的に研修会は開かれるようになると思います。

    (*後日注:横須賀市がん克服条例にHTLV-1対策が明記されました)



    「横須賀市がん克服条例」の策定をスタートしました/がん対策検討協議会(第1回)

    がん対策の条例を作る為の「がん対策検討協議会」がスタートしました

    今日は『がん対策検討協議会』に出席しました。

    「がん対策検討協議会」の開会前の藤野英明

    「がん対策検討協議会」の開会前に。


    横須賀市議会の政策立案のエンジンの役割を持つ組織である『政策検討会議』。

    この2月22日の『政策検討会議』において

    「横須賀市議会として本任期ラスト1年中(〜2019年4月)に、がん対策を進める為の条例を新たに策定すること」

    を正式に決定しました。

    そして、この条例を作る為に、新たに設置されたのが、この『がん対策検討協議会』です。

    協議会のメンバーは、全ての会派と無会派から参加しています。『オール横須賀市議会』体制で、議論を行なっていきます。

    すでに国には法律、県には条例がありますが、国・県と連携しつつも、横須賀市らしい『がん対策』の取り組みを進める為の条例を作っていきます。



    とても短い期間で集中的に議論を積み重ねていく予定です

    今日のプログラムと決まった事柄は下のとおりでした。

    がん対策検討協議会議事次第

    1. 委員長の互選について
      →田辺昭人委員に決定

    2. 副委員長の互選について
      →関沢敏行委員に決定

    3. 議席の指定について
      →着席のままに決定

    4. 今後の協議の流れについて
      →別紙のスケジュール表のとおり

    5. 次回の日程及び出席理事者について
      →次回の日程は、3月26日(月)13時から
      →出席理事者は、健康部

    まず、今後のスケジュールの流れをメンバー全員で確認しました(実際の工程表は来年4月まで記されているのですが、割愛します)。

    「がん対策検討協議会」前半のスケジュール案

    「がん対策検討協議会」前半のスケジュール案


    最も意見が集中したのが、条例のはじめの案文作成に向けた議論をできる期間が約2ヶ月半しか無い点についてでした。

    このようなタイトなスケジュールとなった背景には、今回の条例策定にはあらかじめ与えられた前提条件がありました。

    • 来年2019年4月に施行すること

    • 予算措置を伴う条例なので予算策定作業の始まる今年9月には完成していること

    • 9月よりも前にパブリックコメントを終えること

    この条件を全てクリアする為には、条例の議論は5月末~6月上旬には終えねばならないのです!

    つまり、議論ができる期間は3月末からわずか2か月ちょっとしかありません。

    かなりタイトなスケジュールですが、この条件でしっかりと条例案を完成させていきたいと思います。

    がんばります!



    横須賀市議会は新たに「がん対策推進条例」を作ることを決めました!/横須賀市議会の政策形成のエンジン=政策検討会議(第6回)

    ついに1本の条例案に絞られました

    お昼から『政策検討会議』が開かれました。

    午後から「政策検討会議」が開かれました

    午後から「政策検討会議」が開かれました


    『政策検討会議』とは、横須賀市議会の政策づくりのエンジン役です。メンバーには、全ての会派の代表と無会派議員が就任しています。

    これまでの成果としては、12回にわたって議論を行なった結果、昨年12月議会で『ごみ屋敷対策条例』を成立させることができました。

    現在の議員任期は残り1年となりましたが、「必ずもう1本の条例を作ろう」とこれまで検討を進めてきました。

    これまでの経緯

    • 全会派と無会派議員に対して、策定する必要のある条例案を募集しました(2017年7月31日)。

    • 合計18本の条例案が提案されました。
      提案された18本の条例案

      提案された18本の条例案


    • 提案された合計18本の条例案に対して、全会派と無会派議員で採点をしました(2017年10月16日)。

    • その前段として、採点の基準も作りました(2017年9月7日)

    • 採点の結果、上位9本の条例案について行政側に意見を求めることにしました(2017年11月20日)
      採点結果、上位9位の条例案

      採点結果、上位9位の条例案

    • 行政側から返ってきた意見をもとに、『政策検討会議』の場で改めて総合的に絞り込みの議論を行ないました(2月8日)。
      行政側の採点と、議会側の採点は大きくずれました

      行政側の採点と、議会側の採点は大きくずれました

    ここまでが前回までの政策検討会議の議論です。

    そして今回、ついに最終結論を出すことになったのです。

    様々な議論の結果、最終的に1本に絞りました。

    がん対策推進条例

    に決定しました。

    自民党から提案されていた条例案の1つです。

    取り組み内容

    日本の死亡原因の第1位にある「がん」は市民の生命及び健康を脅かす重大な問題である。

    この条例は、がん対策基本法(平成18年法律第98号)及び神奈川県がん克服条例(平成20年神奈川県条例第25号)の趣旨を踏まえ、横須賀市のがん対策に関する施策の基本となる事項を定めることにより、がん対策の推進に関する計画の策定について定めるとともに、がんの治療及び予防に最も効果がある、がんの早期発見を推進する。

    このがんの早期発見に資するために、がん検診の方法などの検討、がん検診の事業評価の実施、がん検診に携わる医療従事者に対する研修の機会の確保その検診の受診率の向上に資するよう、がん検診に関する普及啓発、その他の必要な施策を講ずるものとする。

    議会運営委員会に提出された報告書

    議会運営委員会に提出された報告書


    上の画像は、翌日の議会運営委員会に提出された報告書です。



    「がん対策検討協議会」を設置し、条例案の策定をスタートします

    『政策検討会議』のもとに、新たに『がん対策検討協議会』を設置します。

    この『協議会』によって、具体的な条例案を作っていきます。関係者の声をお聴きしていくとともに、学識経験者の意見も参考にしながら、実効性のある条例にしていきたいです。

    『がん対策検討協議会』の『設置要綱』はこちらです。

    メンバーは10名+オブザーバーです。全会派から会派の人数別に10人の配分が決まります。

    しかし、『政策検討会議』はオール横須賀市議会で政策をつくっていくことを主眼においていますので、無会派もオブザーバーとして参加します。

    一般的にオブザーバーというと、意見を言うのも許可制、賛否の決定権を持たない、というケースが多いです。

    しかし、『政策検討会議』や下部組織の『検討協議会』では、オブザーバーも自由に意見を述べることができて(つまり実質的には議論に他のメンバーと同じく参加します)オール横須賀市議会で合意形成を目指していきます。

    ということで、無会派からも1名、オブザーバーとして『がん対策検討協議会』に選出する訳ですが、フジノが就任することになりました。

    がん対策はこれまでもずっと取り組んできたことですので、しっかりと国・県とは違う観点からの横須賀市議会らしい条例づくりになるように尽力したいです。



    インフルエンザ流行注意報を発令しました!手洗い・うがいの徹底をどうかよろしくお願いします/2017年第52週

    ご注意下さい!本日、横須賀市は「インフルエンザ流行注意報」を発令しました

    感染症対策はフジノにとって大切なテーマです(健康安全・危機管理ですね)。

    そこで毎年、インフルエンザの流行状況を発信してきました。

    すでに今シーズンの横須賀市は、昨年2017年11月20日から『流行期』に入っています。

    さらに本日、健康部長から新たに「インフルエンザ流行注意報の発令」の報告を受けました。

    報告は以下のとおりです。

    健康部長

    インフルエンザ流行注意報の発令について

    市内にインフルエンザ流行注意報を発令します。

    2017年第52週(12月25日~12月31日)の感染症発生動向調査で、インフルエンザの定点医療機関あたり報告数が11.79人(報告数165人/定点数14か所)となりました。

    流行注意報基準値(定点あたり10.00人)を上回ったので、インフルエンザ流行注意報を発令します。

    昨シーズンは、2016年第46週(11月14日~11月20日)に流行期に入り、2017年第1週(1月2日~1月8日)に流行注意報を発令しましたが、今シーズンは、2017年第47週(11月20日~11月26日)に流行期に入りました。

    昨シーズンと比較して、1 週間遅い流行期入りとなり、1週間早い流行注意報の発令となりました。

    今後、市内において、インフルエンザの大きな流行が発生することが推測されますので、インフルエンザに「罹らない。うつさない。」ために予防対策に心掛けてください。

    ※「定点医療機関」とは、流行状況を把握するため、感染症の発生件数を報告いただいている医療機関です。インフルエンザは、14か所の医療機関となっています。

    インフルエンザの発生動向


    みなさまへ/ぜひこまめに手洗いとうがいをお願いします

    どうかみなさま、ぜひこまめな手洗いとうがいをお願いします!

    それだけでも予防効果は大きくあります。

    感染力が強いインフルエンザですが、その対策の基本は下の3つです。

    1. こまめな『手洗い』と『うがい』、『咳エチケット』をこころがけて下さいね!
    2. マメに!正しい手の洗い方

      マメに!正しい手の洗い方

    3. 予防接種も有効です!

      予防接種には『感染しても発症をある程度おさえる効果』や『インフルエンザにかかった場合の、重症化を予防する効果』があります。特に、ご高齢の方々や基礎疾患のある方など重症化する可能性が高い方には、効果が高いと考えられます。

    4. 集団生活を送られている方はぜひご注意を。

      集団生活を送る保育園・幼稚園・学校や高齢者施設では、感染が拡大する可能性が高いので、ぜひご注意をお願いします。

    厚生労働省の2017年度のインフルエンザ予防ポスターです

    厚生労働省の2017年度のインフルエンザ予防ポスターです


    上の画像は厚生労働省が作ったポスターです。

    厚生労働省が発表した『2017年度・今冬のインフルエンザ総合対策』です。よろしければご一読下さいね。



    感染症のことでお困りの時やお悩みの時はこちらへ

    厚生労働省が新たに『感染症・予防接種相談窓口』をスタートしています。

    厚生労働省「感染症・予防接種相談窓口」

    インフルエンザ、性感染症、その他感染症、予防接種全般について相談にお応えします。

    • 電話番号 03-5276-9337
    • 受付日時 午前9時~午後5時
      ※土日祝日、年末年始を除く

    ※行政に関するご意見・ご質問は受け付けておりません。
    ※本相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間会社により運営されています。

    予防接種と、こまめな手洗い&うがいをこころがけて、この冬も元気にのりきっていきましょうね!