夏休み明けからスタートする中学校給食、給食費は月額5400円に決まりました/総合教育会議

新たにスタートする中学校給食の給食費が決まりました

本日、市長・教育長・教育委員メンバーによる『総合教育会議』が開かれました。

総合教育会議が開催されました
総合教育会議が開催されました

今日の重要テーマは『給食費』です!

本日の総合教育会議のプログラム
本日の総合教育会議のプログラム

小中学校の新たな給食費が決まりました。

中学校 月額5400円(1食330円)
小学校 変更なし(2018年度改定から据え置き)

中学校は、今年2021年の夏休み明けから新たに給食がスタートします。

1・2年生は年額5万9400円、3年生は年額5万4000円となる予定です。これは3年生になると登校日が少なくなる為です。

(給食の回数は、1・2年生が180回、3年生が163回となります)

ところで、現在中学生のおこさんの居るご家庭では『ミルク給食』として年額7700円を給食費として支払っています。

支払いが年額7700円から一気に5万4000円or5万9400円に支払額がアップする、と聞くと「生活がとても厳しくなってしまう」とご心配になる方も居られるかもしれません。

けれども給食費は『就学援助制度』の対象です。

こどもたちの学校生活に必要ないろいろな費用について、所得に応じて税金から補助が出るというしくみです。

給食費にも補助が出ます!

フジノたちが中学校へ給食を導入することに強くこだわったのも、ご家庭でこどもたちに持たせるお弁当には1円も補助が出ないけれども、給食を導入できれば補助が出るようになるからです。

中学校ではお弁当よりも給食が良い理由をご説明した6年前の街頭演説

フジノは現在の中学校のお弁当を持ってこさせる方式の問題点をこれまで何度も取り上げてきました。

「3年間毎日どんな日もお弁当を作り続けたことが親として誇りです」

みたいなセリフをおっしゃる元保護者の方々が居て、かつてはフジノたちの提案する『中学校給食の導入』を否定する意見を述べられたことがありました。

こういうノスタルジーは過去の遺物に過ぎなくて、2021年の現実には全くあっていません。

むしろ、こどもの貧困の現実を無視するとても危険な思想と言っても過言ではありません。

安心して栄養のある食事をこどもたちに食べさせてあげられるようにする為にも、お弁当ではなく、給食を導入する必要がありました。

生活が厳しいご家庭ではお弁当の食材費を捻出するのも大変だったと思います。

また、毎日お弁当を作るのが困難で、コンビニでパンやお弁当を購入させるしかないというご家庭もたくさんあります。

これからは、費用面も心配しなくて良くなり、栄養のある食事を摂れるようになりますから、どうかご安心下さいね。

そしてもう1つ、小学校の給食費はすえおきです。変更なしです。現行のままとなります。

献立のイメージをご紹介します

給食費を決定する為の『学校給食運営審議会』では、こどもたちに摂ってほしい栄養価をもとに想定献立を作りました。

20日分の想定献立から、10日分をご紹介します。

【想定献立1】
わかめごはん、けんちん汁、揚げじゃがいものそぼろ煮、ごまみそあえ、牛乳

【想定献立2】
チャーハン、春雨スープ、肉団子、ナムル、牛乳

【想定献立3】
麦ごはん、みそワンタン、とり肉のてり煮、中華風おひたし、牛乳

【想定献立4】
麦ごはん、呉汁、あじのかば焼き、ごま入りおひたし、牛乳

【想定献立5】
ソフトフランス、マカロニのクリーム煮、ごまドレッシングサラダ、ゼリー、牛乳

【想定献立6】
カレーライス、浅漬け、牛乳

【想定献立7】
豚丼、みそ汁、いそあえ、牛乳

【想定献立8】
スパゲッティミートソース、じゃがいもと大豆のスパイシー揚げ、チーズ、牛乳

【想定献立9】
マーボー生揚げ丼、吉野汁、わかめサラダ、牛乳

【想定献立10】
チキンピラフ、白菜のクリームシチュー、しいらとじゃがいものからあげ、牛乳

フジノとしては、ごはんの日に牛乳ではない飲み物を提供できたら良いのにという想いはあります。

けれども、単価330円で栄養価も基準以上を目指しながら作られたこの献立はすごいのひとことです。

今の中学生たちの舌には「薄味」に感じる可能性が高いです

ついに夏休み明けから中学校給食がスタートする!

本当に長年待たれてきた素晴らしいことなのですが、実際にスタートすると、小学校給食と同じくいろいろな課題が見えてくるはずです。

例えば、今の段階から予想されることが「今あの中学生たちにとって給食はとても薄味に感じるだろう」ということです。

横須賀市のこどもたちがふだん食べているごはんを調査した研究があります。

それによると、横須賀のこどもたちは塩分(マグネシウム)を摂りすぎとのことです。

こども時代の食事が、実は人生を通じてあなたに大きな影響を与えています。例えば、栄養バランスの悪い食事を続けていると、中高年になると生活習慣病になりやすく、高齢になると認知症になりやすくなるのです。

(フジノは、お母さんのお腹の中に赤ちゃんが居る時のお母さんの食生活も大きな意味があることから、生まれる前からの食生活の重要性を政策として取り上げてきました。栄養は人生を通じて健康を左右する重要テーマです)

今のまま、横須賀のこどもたちが塩分を摂りすぎる生活を続けていると、確実に生活習慣病になりやすくなり、認知症にもなりやすくなります。

そこで、せめて給食だけは、国が作った栄養基準に近づける食事を提供することで栄養バランスを守りたいと願っています。

塩分(マグネシウム)

・国の基準 = 120mg(2019年〜) 

・県の平均 = 108mg(2016〜2018年)

・横須賀市の想定献立 =111mg(県平均以上、国基準未満をめざしました)

この111mgというのは、ハンバーグや濃い味付けに慣れた多くの中学生のみなさんにとっては『薄味』に感じられると思います。

いくら栄養バランスの取れた給食を提供しても、食べてもらえなければ(残食といいます)意味がありません。

かといって、栄養バランスを無視して味付けを濃くして完食してもらえば良い訳でもありません。

栄養士・調理員のみなさんはとても工夫をして下さるはずですが、中学生のみなさんの舌が薄味に慣れてくるまでは残食が多くなる可能性はあります。

でも、どうか保護者のみなさん、長い目で見守っていただけるとありがたいです。

あ栄養バランスの取れた食事を毎日食べれるということは、おこさんの人生を健康面で大きく支えてくれますから。

給食費の価格決定の詳しいプロセスや情報は後日また

今日は取り急ぎ、新たにスタートする中学校給食の給食費の報告をメインにブログを書きました。

何故このような金額になったのかという詳しいプロセスや情報は、後日改めて記したいと思います。

また、このコロナ禍では給食がスタートしても、現在のお弁当のように全員が前を向いて会話をしないで食べる黙食とならざるをえないと思います。とても残念です。

早くコロナ禍が収束して、テーブルを輪にして、みんなで会食できるようになることを心から祈っています。

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