うわまち病院移転建て替え後の新病院と市民病院の「新たなベッド数」と「機能」が健康部から報告されました(その3)/2018年12月議会

前の記事から続いています)

2025年の市民病院の「機能」

続いて、健康部内で決定した2025年の市民病院の『機能』について紹介していきます。

下の表は、上側が2018年現在の市民病院の持っている『機能』で、下側が2025年の市民病院が持つ『機能』です。



1.救急医療

2018年現在の市民病院
現在、市民病院は

です。

(説明)
現在、市立2病院と横須賀共済病院の3病院を中心とした『救急受け入れ態勢』が整備されています。

市民病院はその輪番病院として『横須賀・三浦構想区域』の救急患者の受け入れに尽力しています。

市立2病院が2つあることで、市の東側をうわまち病院が、西側を市民病院がカバーしています。

このおかげで患者の搬送に要する時間はおおむね30分圏内におさまっています(『神奈川県地域医療構想』より)。

しかし、脳卒中で救急搬送された場合には60分圏内となっており、改善すべき課題です。


2025年の市民病院
2025年の市民病院は、

第1に、引き続き、二次救急輪番病院としての役割を担っていきます。

第2に、脳卒中患者の受け入れを拡充していきます。

(説明)
脳卒中は、発症から治療の開始までの時間が短いほど後遺症を小さくできる可能性があります。

しかし2018年現在は、三浦半島西側での脳卒中患者の救急搬送に「60分圏内」と時間を要しています。

脳梗塞の場合

脳梗塞の場合


脳出血の場合

脳出血の場合


くも膜下出血の場合

くも膜下出血の場合


この状況を改善する必要があります。

これまで2017年10月から週2日の救急当直体制を開始、2018年4月から週4日に拡充しました。

さらに2025年に向けて脳卒中患者の受け入れ拡充を図ります。




2.災害時医療

2018年現在の市民病院
現在、市民病院は

  • 災害拠点病院

です。

(説明)
市民病院は、横須賀共済病院とともに、災害発生時に地域における医療救護活動の拠点となる災害拠点病院として指定を受けています。


2025年の市民病院
2025年の市民病院は、

引き続き、災害拠点病院としての役割を担っていきます。




3.周産期・ 小児医療

2018年現在の市民病院
現在、市民病院は

  • 通常分娩対応
  • 小児科外来診療

です。

(説明)
市民病院では、これまでの院内助産に加えて、産婦人科医による分娩を2017年9月から再開しました。

重篤な症状などで治療が必要な方については、うわまち病院と横須賀共済病院が『地域周産期母子医療センター』に指定を受けている為、両病院で対応が可能となっています。

新生児期以降の小児医療については、市民病院では外来のみ対応しています。

入院などより重い症状の小児医療については、うわまち病院に機能を集約して小児救急体制も含めて担っており、十分な対応が可能となっています。


2025年の市民病院
2025年の市民病院は、

引き続き、現状の体制を維持していきます。




4.感染症病棟

2018年現在の市民病院
現在、市民病院は

  • 感染症病棟(6床)

です。

(説明)
それぞれの2次医療圏ごとに1ヶ所の『第二種感染症指定医療機関』を指定することとされています。

『横須賀・三浦2次保健医療圏』では市民病院が『第二種感染症指定医療機関』の指定を神奈川県から受けています。

2類感染症(急性灰白髄炎(ポリオ)、結核、ジフテリア、重症急性呼吸器症候群(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)、鳥インフルエンザ(H5N1)、鳥インフルエンザ(H7N9)の計7病の患者の入院治療に対応します。


2025年の市民病院
2025年の市民病院は、

引き続き、第二種感染症指定医療機関としての役割を担っていきます。





以上が、健康部から示された『健康部決定事項』です。



正式な決定は、来年2月開催の「県」の「三浦半島地域保健医療福祉推進会議」の場です

ここまで記してきた病床数と機能はあくまでも『健康部決定事項』です。

まず今日の教育福祉常任委員会での審査の内容を検討します。

さらに、今月中に開催される市役所内部の意思決定をする『企画調整会議』を開催して、正式に『横須賀市としての決定事項』とします。

しかし、手続きはこれでは終わりません。

昨日も記したとおりなのですが、たとえ市立の病院であっても、病院のことはひとつの市だけで決定できることではありません。

『横須賀・三浦構想区域』全体に影響を与える事柄なので、神奈川県が設置している会議の場で報告・議論されてから、正式決定となります。

三浦半島地域保健医療福祉推進会議

三浦半島地域保健医療福祉推進会議


来年2019年2月に開催予定の『三浦半島地域保健医療福祉推進会議』の場で、ようやく正式な決定事項となります。




(次の記事に続きます)



フジノは今年もどこか悪い診断が出るかドキドキしています/早くも今年で5回目。保健所健診センターで「特定健診」を受けてきました(2018)

今年も「特定健診」を受けてきました

今日は『特定健診』に行ってきました。

保健所健診センターで特定健診を受けました

保健所健診センターで特定健診を受けました


議会日程が突然入ったり、家族の手術があったり、2回も受診を延期してもらってしまいました。

ようやく受診できて嬉しいです!

わが国では40歳を超えると『特定健診』を受けることができます。

毎年同じことを書いていますが、とてもオススメな制度です。

国民健康保険のみなさま、お手元に横須賀市からの封筒は届きましたか?

フジノに送られてきた、受診券と受診できる医療機関のリスト

フジノに送られてきた、受診券と受診できる医療機関のリスト


フジノは今年も逸見にある保健所健診センターで受診しました。

受診費用1230円で、健康で長生きすることができるように、いろいろなヒントをくれます。

親切な職員さんたちのスムーズな誘導のもと、受診項目もスムーズに進んでいきます。

基本メニューは、診察・問診・血液検査(脂質・血糖・肝機能・腎機能)・尿検査(尿糖・尿たんぱく)・血圧測定・身体測定(身長・体重・腹囲)・心電図です。

さらにオプションで歯科検診なども付けることができます。

それから、申込をすれば、保健師さんがマンツーマンで結果説明と相談にのってくれる『特定健診結果まるごと相談会』もおススメです。

「保健師による特定健診結果まるごと相談会」のおしらせ(広報よこすか6月号より)

「保健師による特定健診結果まるごと相談会」のおしらせ(広報よこすか6月号より)


これは本当におススメですよー!



市民のみなさまに受診してほしくて、自分を「実験台」にしています

さて、こうして毎年フジノが『特定健診』を受けているのは、

だからです。

『特定健診』を受けるとどんなメリットがあるのかを、フジノ自身のカラダを実験台にして市民のみなさまに観て知っていただくことが目的です。

フジノの場合、『特定健診』を受けたおかげで、こんなことが分かりました。

これまでの検診結果・・・

→どの年も精密検査の結果、『経過観察』という形で全て大丈夫でした。けれども、身をもって『特定健診』の大切さを学びました。

ふだん健康に気を付けていても、毎年どこかしら悪いところが見つかります。

今年もどこか悪いところが見つかるのかなあとドキドキしています。

でも、自分では観ることもできず痛みなどの自覚もない部分(心臓とか肺とか)の悪化は、こうして特定健診で知るしかありませんよね。

だからこそ、ぜひ市民のみなさまにも『特定健診』を受けていただきたいのです。

フジノの検査結果はまたブログでお伝えしていきたいと思います。

あなたもぜひ受診してみてくださいね。



横須賀市がん克服条例案づくり、全条文の議論1周目を終えました!/がん対策検討協議会(第6回)

ついに全条文の議論が1周目終わりました

本日、第6回がん対策検討協議会を開催しました。

がん対策検討協議会の開催を前に

がん対策検討協議会の開催を前に


前回、意見が分かれてしまった第7条についても、改めて賛成して進めていきたいとの意見表明がなされて全会派の合意が得られました。

フジノとしては「第7条が無ければこの条例を作る必然性は無い」とまで断言していましたので、全会派の合意が得られたことは本当に嬉しかったです。

今日は参考人をお招きすることも無く、スタートからラストまでひたすら条文と逐条解説の議論に集中しました。

  • 第8条 がんの早期発見の推進
  • 第9条 がん医療に関する情報の収集及び提供
  • 第10条 がん医療の水準の向上
  • 第11条 緩和ケアの推進
  • 第12条 在宅医療の充実
  • 第13条 患者等の支援
  • 第14条 がん教育の推進
  • 第15条 市民運動
  • 附則

さらに、井口議員から条文を追加したいとの提案があり、新たに第5条として加わることになりました。

  • 第5条 事業者の責務

(*という訳で、新たに第5条が追加されたので、旧5条以降全て1条ずつ繰り下がります)

議事次第

議事次第


ついに、第8条から最後の附則まで1周目の議論を終えることができました(次回は積み残しの部分と、2周目の議論に入ります)。



食べたいものを食べたい気持ちを尊重する条例です

今日の議論で特に達成感があったのは、第12条の逐条解説に新たな一文を加えることができたことです。

それは

特に、在宅で医療を受けるがん患者の心のよりどころは、いつも自宅で食べているものを食べたいという気持ちであり、その気持ちを尊重することも重要と考える。

という一文です。

前回(第5回)の協議会で、在宅医療・緩和ケアの観点から千場純先生を参考人としてお招きしました。

その際、がんの発症や治療によって食欲がわかなくなってしまうこと、がん患者さんへの食の支援が必要であること、(絶対数の少ない調査とは言え)いつもながらの食事を望む方がほぼ全てであることなどに言及がありました。

第5回協議会での千場先生のパワーポイント資料より

第5回協議会での千場先生のパワーポイント資料より


その場で千場先生にも質疑を重ねましたが、栄養(食)の重要性、特に自宅へ戻った後の食べたいという気持ちを何とか条例に盛り込みたいと考えました。

条例案そのものの提案者である青木哲正議員と、協議会の休憩時間も、終了後もそのことについて意見交換をさせていただきました。

こうして、今回を迎えました。

フジノとしてはこの12条の議論がスタートした時に、この想いを改めてお伝えしました。

そこに重ねて青木哲正議員から「具体的にこの文章を逐条解説に盛り込んではどうだろうか」とご提案をいただきました。

それが今回決定した上の一文です。

田辺委員長はじめ他の委員のみなさまもこの点についてはとても共感して下さいました。

どうしても条例の文章そのものは、抽象的で固くなりがちです。

そこを逐条解説の解釈の文面でより具体的にその条文が何を示しているのかを表していくのです。

今回この一文が入ったことで、この条例案に対するフジノの思い入れはより強くなりました。

国も法律を作っていて、県も条例を作っていて、それでもあえて横須賀市議会が『がん克服条例』を作る必然性は何なのか。

その答えは、こうした一文が入っていることにあると信じています。

つまり、横須賀市議会が作っているこの条例は、食べたいものを食べたいという気持ちを大切にしていくことを市として応援していくものなのです。

がんとともに生きていかねばならないとしても


自宅で暮らそう。


食べたいものを食べよう。

そういう想いも詰まった条例になっています。



緩和ケア=末期、ホスピス=死にゆく場所、ではありません

そして、もう1つこだわったのが第11条の緩和ケアの推進です。

緩和ケアには残念ながら誤ったイメージがついてしまっています。

誤ったイメージ

  • 末期がんの方へ行なうのが緩和ケア
  • 末期がんの方が過ごすのがホスピス
  • これは、かつてWHOが「治癒を目指した治療が有効でなくなった患者に対するケア」という定義をしていたのが原因です。

    WHOはこの定義を2002年に改めました。

    けれども今でも古い定義のイメージが残ってしまっているのです。

    現在の緩和ケアは、早期から治療と併行して行なわれます。

    緩和ケアは、心と体と魂の苦痛を取り除いたり、社会的な不安を取り除く為に必要な時にはいつでも行なわれるものです。

    生きていく上での生活の質を守る為のケアの1つです。

    早期から緩和ケアを実施することで生存期間そのものも長くなるという研究結果もあるくらいなのです。

    そして、ホスピスについても誤解があります。

    ホスピスは『死にゆく場所』では無くて、『生きる場所』なのです。

    (これは、2月11日に参加した『全国こどもホスピスサミット』に行った時にも同じことを書きましたね)

    こうした想いを直接的には記すことはできませんでした。

    ただ、『第11条 緩和ケアの推進』という条文の存在そのものによって、お示ししたつもりです。

    『がんと診断された時からの緩和ケアの推進』を明記しています。

    『緩和ケア病棟』『緩和ケア病床』の積極的な情報提供に加えて、『自宅で緩和ケアを受けられる体制の整備』を明記しています。

    こうした条文には、緩和ケアへの誤解を解いて、より良く生きる為の支援を勧めたいという想いを込めているつもりです。

    本音を言うと、一般質問の発言通告書の締め切りに追われながらほぼ隔週で開催される『がん対策検討協議会』はとても大変です。

    心身の負担感はとても大きいです。正直つらいです。

    けれども、命をじかに対象としたとても重い条例に関わることができて、こんなに大切な機会は2度と無いのではないかという強い責任を感じながら毎回出席をしています。

    ようやく1周目の全条文の議論が終わったばかりで、まだまだ作業は続きます。

    がんに関りのある全ての方々の想いを意識しながら、これからの議論にも全力で臨みたいと思います。



    政治家人生で初めてフジノが市議会を代表して来賓あいさつをさせていただきました!/横須賀市腎友会・第11回定期総会

    横須賀市腎友会の定期総会にお招きいただきました

    今日は、ヴェルクよこすかで行なわれた『横須賀市腎友会』の第11回定期総会にお招きいただきました。

    横須賀市腎友会定期総会にお招きいただきました

    横須賀市腎友会定期総会にお招きいただきました


    『横須賀市腎友会』は、慢性腎臓病・CKD、人工透析をしておられる方々の当事者会です。現在250名の会員がいらっしゃいます。

    定期総会のプログラムはこのようなものでした。

    ブログラム

    1. 開会のことば(黙祷)
    2. 会長挨拶
    3. 来賓挨拶
    4. 表彰式
      (透析歴 5年/10年/15年/20年/25年/30年)
    5. 報告事項
      (1)平成29年度活動報告
      (2)平成29年度会計報告
      (3)平成29年度会計監査報告
      (4)平成30年度役員確認
      (5)50周年に向けての取り組み
    6. 協議事項
      (1)平成30年度活動方針(案)提案
      (2)平成30年度予算(案)提案
      (3)その他
    7. 閉会のことば

    午後の部:医療講演会
    テーマ フットケアについて
    講師 小川成章先生(医療法人厚済会追浜仁正クリニック院長)

    佐野会長はじめ会員のみなさま、本日は定期総会の開催おめでとうございます。

    そして表彰を受けられたみなさま、おめでとうございます。

    複数の団体が合併して『腎友会』となって11年になります。

    その前身である『人工腎共励会』の歴史は長く、再来年2020年には50周年を迎える歴史ある存在です。

    もしも市民のみなさまが人工透析をする可能性をドクターから伝えられるようなことがあれば、ぜひ『腎友会』に相談をなさって下さい。

    とても心強い当事者=ピアとして、あらゆる相談にのって下さるはずです。



    なんとフジノが市議会を代表して来賓あいさつをしました

    実は、衝撃的な出来事がありました。

    来賓あいさつの場で、市議会を代表してなんとフジノがあいさつをさせていただいたのです。

    定期総会のプログラム

    定期総会のプログラム


    市民のみなさまには全く知られていないことですが、横須賀市議会にはひとつの慣習があります。

    議会の内外のどちらでも、基本的に何事も多数派から尊重されるようになっています。

    当然ながら、生涯を『無所属』で『無会派』で貫くと決めているフジノは、何事においても順番は最後になります。

    例えば、議会の中での場合。

    本会議の質問は抽選で質問順が決まりますが、委員会での質問は抽選ではありません。ほとんどの場合、多数会派から発言がスタートします。ですから、この15年間フジノの発言順はほぼ全ての委員会において最後にスタートします。

    例えば、議会の外での場合。

    何らかの集まりに招かれた場合、何期当選したとしてもカンケーはなく、イスの並び順は常に下座になります。

    ステージの上で来賓として司会の方から紹介されるような時も、フジノが名前を呼ばれるのは常に最後です。

    何らかのあいさつのスピーチは、議長がするものです。

    議長が不在の場合は副議長が、副議長が不在の場合は常任委員会の委員長が、委員長不在の場合は副委員長がスピーチを行ないます。

    フジノは『無所属』『無会派』なので、委員長などのポストとも生涯を通じて無縁ですので、スピーチをする機会はありません。

    ですから、こうした当事者会にお招きいただいたとしても他の議員をさしおいてフジノが代表として来賓あいさつをするということはありえません。

    ただの慣習なのでルールとして文章化されている訳ではありません。

    この慣習をフジノは全く否定していませんし、嫌な気分になったこともありません。

    どの業界にいても様々な慣習がありますので、そういうものだとそのまま受け止めてきました。

    佐野弘樹会長のごあいさつ

    佐野弘樹会長のごあいさつ


    しかし。

    今日は5人の市議が出席していながら、『無所属』で『無会派』のフジノが市議会を代表してあいさつをするようにとのご指名をいただきました。

    慣習からいくと『ありえないこと』なので、フジノはいったんお断りしました。

    そして、他の市議のみなさんに相談をしました。

    何故ならば、来賓あいさつなんかで腎友会と市議会のカンケーが悪くなるようなことがあってはならないからです。

    相談の結果、最終的に他のみなさんの合意をいただいたので、ご指名のとおりにフジノがスピーチを引き受けることにしました。

    (たぶん『人工腎共励会』の50年の歴史を通じても初めてのことかもしれません!)

    透析歴の長い方々への表彰が行なわれました

    透析歴の長い方々への表彰が行なわれました



    ぜひ政治家にあなたの暮らしや想いを語りかけてほしいのです

    フジノにとって、慢性腎臓病・CKD対策、そして人工透析を受けておられる方々への支援は、とても大切にしている取り組みです。

    毎年必ず議会質疑もしていますし、腎友会から毎年議会へ出される陳情の内容は考えが同じなので毎回賛成をしています。

    そのような訳で、お話したいことは山ほどありました。

    けれども1つの想いを伝えることに専念しようと決めました。

    それは、

    議員たちにあなたの想いを伝え続けて下さい

    という一点です。

    透析歴30年の方々も表彰されました

    透析歴30年の方々も表彰されました


    今日出席していた5名(井坂議員、石山議員、小幡議員、渡辺議員)はみな人工透析についてもCKDについて造詣の深い議員ばかりでした。

    けれども横須賀市議会には40名の議員が居て、それぞれに異なる専門分野を持っています。

    議員に限らずに世間のみなさまも同じですが、身近に人工透析をしておられる方が居るといった機会が無ければ、なかなかそのご苦労や、CKD対策の重要性などを知ることはできません。

    そもそも政治家は万能ではありませんので、当然ながら知らないことがたくさんあります。

    みな、得意分野と苦手な分野があるものなのです。

    フジノの場合は社会保障・社会福祉を専門としていますので、港湾や入札制度などは苦手分野にあたり、残念ながら表面的なことしか理解していません。

    しかし、議員には『共感する力の高い人』がたくさんいます。

    一度でもご相談を受ければ、その状況をリアルに理解して、課題を解決する為に動かずにはいられない人がたくさんいます。

    だから、会場のみなさまにお願いしました。

    どうかあなたのそばに暮らしている議員に、あなたの毎日の暮らしについて語ってほしいのです、と。

    陳情を出していただくのも絶対に必要です。

    でも、近所に暮らしている議員に、慢性腎臓病とはどのような体験をするものなのかを話して伝えてあげてほしいとお願いしました。

    僕たち政治家は、全てのことを知ることはできません。

    万人と同じように24時間365日しか与えられておらず、その中であらゆるご相談をお聞きしてはそのつど必死になって制度や法律を学び、解決策や改善方法を探していきます。

    全ての問題に関心を持つことはできず、当然ながら限界があります。

    でも、陳情が了承されない(可決のことですね)時に

    「関心を持ってもらえない」

    と虚しさをおぼえるだけではなくて、あきらめないでほしいのです。

    繰り返しになりますが、議員という存在は、もしもご相談を受けたならばできる限り何とかして問題解決をしたいと願う人がほとんどです。

    だから、「日常のあらゆる場面で伝え続けてほしい」とお願いをしました。

    議員にぜひ学ばせてほしいのです、とお願いをしました。

    これから先、フジノが市議会を代表してスピーチをするような機会は2度と無いだろうなと思います。

    けれども、いつもどのような集まりや団体の方々に対しても、同じことを心の中で語りかけています。

    「政治家を、使って下さい。政治家は、いのちと暮らしを守りたいといつも願っています。その為にも、どうかあなたの想いをぜひ政治家に語りかけて下さい」

    と。



    横須賀市がん克服条例づくり、HTLV-1対策のフジノの提案が「逐条解説」に明記されました!/がん対策検討協議会(第4回)

    第4回がん対策検討協議会が開かれました

    本日は『第4回がん対策検討協議会』が開かれました。

    がん対策検討協議会(第4回)が開かれました

    がん対策検討協議会(第4回)が開かれました


    『横須賀市がん克服条例(案)』の策定の為に、2週間に1度という異例のスケジュールで『協議会』を開き、議論を行なっています。

    民間企業の意思決定の観点に立つと「2週間に1度」では、ゆっくりに聞こえるかもしれません。

    けれども、市議会の全ての会派の総意(つまり41人の議員全員の合意)を得る為に、会議の開催前にたくさんの議論が行なわれています。

    今日のような正式な会議の場においてもメンバーは議論をしますが、その前提として、全ての会派が多くの議論を行なった上で、集合をするのですね。

    さらに、会議ごとに参考人をお招きして最新の知見をお聴きしていることも大きいです。

    市議会議員は、医療の専門家ではありません。

    もちろんフジノは医療政策の勉強はふだんからしてはいます。

    けれども最新の知見をお聴きしてそれを理解してすぐ条例に反映できるかといえば、不可能です。

    その為にはさらに勉強して、理解して、条例に反映する為にはどのような文言にすべきなのかを検討する為の時間と労力が必要です。

    加えてこの会議だけが仕事の全てではありませんので、2週間に1度というペースは本当にキツイ、というのがフジノの率直な感想です。

    けれども、この条例が成立し取り組みが進めば、確実に守ることができる命が増えるのです。

    どれだけ心身ともにきつくても、全力で臨んでいます。



    フジノの悲願「HTLV-1撲滅」を条例案に盛り込むべく提案をしました

    ブログでも記してきたとおり、フジノは『横須賀市がん克服条例(案)』に『HTLV-1撲滅』をどうしても盛り込みたいという想いがありました。

    その想いを田辺昭人委員長はじめ委員のみなさんにご相談したところ、

    「正式に提案をペーパーにして『がん対策検討協議会』の場で協議してもらうようにしてみたら?」

    とアドバイスいただきました。

    そこで本日開催された『がん対策検討協議会』において、フジノ案を正式に提案させていただきました。

    フジノによる「HTLV-1対策をより明確に打ち出す為のご提案」

    フジノによる「HTLV-1対策をより明確に打ち出す為のご提案」


    下のペーパーと、参考資料を配布させていただきました。

    2018年4月27日

    がん対策検討協議会のみなさまへ

    藤野 英明

    HTLV-1対策をより明確に打ち出す為のご提案

    横須賀市らしい「がん克服」の取り組みを考えた時、次世代にがんを持ち越さない手段がある「HTLV-1の母子感染対策」への取り組みがふさわしいと思いました。

    これまで本市は、神奈川県内でも初めて『母子感染対策研修会』を実施し、HTLV-1対策に取り組む研究者からも高く評価されています。

    そこで以下の2点を提案します。

    【提案1.第6条2項への文言を追加する】

    (現行の第6条2項)
    市は、感染により発症するがんについて、除菌及びワクチン接種等による対策を講ずるとともに、性別、年齢等に係る特定のがんについては、その予防に関する啓発及び知識の普及等の具体的な予防策を講ずることとする。

         ↓

    【新たに文言の追加を提案】
    市は、常に最新の科学的知見を取り入れ、感染により発症するがんについて、除菌、完全人工栄養の勧奨及びワクチン接種等による対策を講ずるとともに、性別、年齢等に係る特定のがんについては、その予防に関する啓発及び知識の普及等の具体的な予防策を講ずることとする。
    (*赤太文字の文言を追加)

    【提案2.新たに第7条2項を追加する】

    【新たに第7条2を追加】
    2 HTLV-1対策として、市は、常に最新の科学的知見を取り入れ、母子感染を予防する為に完全人工栄養を勧奨し、その意義を医療従事者及び行政機関は常に研修し、妊婦の意思決定支援と心のケアを行い、市民への啓発を行わねばならない。医療機関は、近い将来、治療法が開発された時にその恩恵を受けられるように、キャリア妊婦およびキャリア妊婦から出生した児へのフォローアップに努めねばならない。

    添付した参考資料はPDFファイルにしましたのでこちらをご覧下さい。

    委員のみなさまの賛同を頂きまして、正式に議論していただくことになりました。



    フジノが提案した2つの条文の目的をご説明します

    フジノの目的は、2つの手段を条例に位置づけることです。

    現時点で唯一有効な科学的根拠があるのは、母乳による感染を防ぐ為に完全人工栄養を積極的に勧めることだけなのですね。

    そこで、妊婦健診でHTLV-1に感染している(キャリアである)と診断された妊婦のみなさまに、正確な情報の提供をすることと、意思決定の支援をすることと、心のケアを行なうことを、市に義務付けることです。

    これが第6条第2項への文言の追加の提案です。

    また、我が国の研究者の必死の研究により少しずつ治療薬が開発されつつありますが、現時点ではキャリアの方々からHTLV-1(ウイルス)を完全に取り除く方法はありません。

    しかし、山野嘉久先生らの研究が進めば、必ず近い将来に治療が可能になるとフジノは信じています。

    それなのに、HTLV-1に感染しているお母さん・生まれてきたこども(満3歳以降に検査することができます)を医療機関(産婦人科や小児科)が把握していません。

    キャリアであることが分かっているお母さんとこどもをフォローアップしていれば、治療薬が開発された時に、すぐにその恩恵を提供することができます。

    そこでフジノは、医療機関に対してフォローアップを努力義務として課すことを提案しました。これが第7条2項です。

    この2つの手段を講ずることが、現時点で地方自治体である横須賀市にできることだとフジノは考えました。



    条文化はせず「逐条解説」に明記することになりました!

    フジノから提案理由を説明し、今回の参考人としてお招きしていた水野靖大先生(マールクリニック横須賀・院長)のご意見もいただき、委員のみなさんから質問を受けて、協議に入りました。

    その結果、条文化はせずに、『逐条解説』に盛り込むこととなりました。

    『逐条解説』とは、条文(抽象的な短い文章です)が具体的にどのようなことを指しているのかを明らかにする為に条文とセットで記される文章です。

    第6条(がんの予防の推進)2項の『逐条解説』に以下の文章が加わりました。

    (変更後の逐条解説の文章)

    白血病等の原因となるHTLV-1については、母子感染が主な原因であることから、HTLV-1母子感染を予防するため、完全人工栄養の勧奨を含めた対応も求められ、その意義を医療従事者及び行政機関は常に研修し、妊産婦の意思決定支援と心のケアを行い、市民への啓発を行う必要がある。

    やりました!

    提案者として一番望ましいのは、確かに条文化することです。

    けれども、行政が実務を行なっていく上で『逐条解説』は必ず参考にされます。

    つまり、『逐条解説』に明記されたということは、

    • 今後の『横須賀市がん対策計画』作りにおいて、必ずHTLV-1対策が盛り込まれる。

    • 条例と計画に基づいて、母子感染を防止する研修を横須賀市は今後も実施しなければならない。

    • 条例と計画に基づいて、キャリア妊産婦さんの意思決定支援と心のケアを横須賀市は行なわなければならない。

    • 条例と計画に基づいて、横須賀市は市民へのHTLV-1対策の啓発を行わなければならない。

    これらの取り組みを横須賀市は行なわなければならないという『縛り』をかけることができた訳です。

    提案者として、涙が出るほどうれしいことです。

    これまで出会ってきた、HTLV-1キャリアのみなさまやHAM・ATL当事者のみなさまに、一刻も早く報告したい気持ちです。

    『がん対策検討協議会』委員のみなさまからは

    「フジノくん、今まで知らなかったHTLV-1についてよく知ることができたよ」

    という温かいお言葉もいただきました。

    提案をして、本当に良かったです。



    横須賀市がん克服条例づくり、今回は「前文」を議論しました。フジノ悲願の「HTLV-1撲滅」もとりあげています!/がん対策検討協議会(第2回)

    第2回「がん対策検討協議会」が開かれました

    予算審査の合間を縫って、本日は『がん対策検討協議会』(第2回)が開かれました。

    「がん対策検討協議会」(第2回)が開催されました

    「がん対策検討協議会」(第2回)が開催されました


    本音を言えば、予算委員会をはじめ様々な会議が立て続けに開催されるハードなスケジュールに疲労がたまっています。

    けれども、この協議会で新たに作ろうとしている『横須賀市がん克服条例』は、フジノにとって大きな意義があります。どんなに疲れていても、積極的に議論に参加して、どんどん提案をしていきたいと強く決心しています。

    実際、今日の協議会でも積極的に意見を述べさせていただきました。

    フジノ、気合い入っています。



    提案会派が作成した「たたき台」をもとに議論していきます

    本日の議事次第は下のとおりです。

    第2回がん対策検討協議会の議事次第(赤文字はフジノ)

    第2回がん対策検討協議会の議事次第(赤文字はフジノ)


    前回(第1回)の会議において、複数の委員から指摘された「議論できる期間があまりにも短すぎる」という懸念が出ました。

    これを受けて、条例案の提案会派である自由民主党から、条例素案と逐条解説案の『たたき台』が示されました。

    自民党が示してくれた「条例素案たたき台」


    自民党が示してくれた「逐条解説案たたき台」

    自民党が示してくれた「逐条解説案たたき台」


    今後はこの『たたき台』をもとに議論を進めていくことに決まり、委員メンバーの懸念は一気に解決しました。

    『たたき台』と言っても、このまま議員提案できる高いクオリティ。

    前文から第15条からなる条例素案と、全ての条文への解説案を作成して下さいました(素晴らしいです!)。

    ここまでしっかりした内容のものを作成するのはすさまじく膨大な作業量だったのではないかと思います。

    (*会議終了後に青木哲正議員にお尋ねすると、当事者・医療関係者へのヒアリングから『たたき台』作成まで12ヶ月にわたって行なってこられたとのこと。政策立案のご尽力に対して、心から敬意を表します)

    提案会派以外のフジノたち委員としては、横須賀市議会らしい条例素案にすべくさらに議論を深めていくことこそが与えられた役割だと思います。

    『たたき台』作成に深く感謝しつつも、さらに提案をどんどんしていきたいと感じました。

    また、今回は行政側からがん対策の所管部局である健康部に出席してもらいました。

    今後も、議員たちだけで議論していくだけでなく、当事者・関係者・専門家などの方々にご意見を伺う為に、参考人としてお招きしていく予定です。

    例えば、市内で『地域がん診療連携拠点病院』に指定されている横須賀共済病院の医師の方、横須賀市医師会のがん診療の専門家である医師の方、また、在宅医療で特に緩和ケアの専門家である医師の方などをイメージしています。



    「前文」を議論しました

    さっそく議論に入りました。

    議論の初回は、条例の魂とも言える『前文』についてです。

    (前文)

    誰もが健康的で幸せな生涯を送りたいと願っている。それを阻む原因は様々だが、その1つにがんが挙げられる。

    がんは日本人の最大の死亡原因で、生涯に於いて2人に1人ががんにり患し、3人に1人ががんにより死亡している。

    本市においても同様で、近年の死亡原因の第1位はがんによるものであり、全死亡原因の約3割を占めている。

    誰もががんにかかる可能性があり、特別な病気ではなくなっている。

    がんと闘病することやがんにより命を失ってしまうことは、本人及びその家族だけではなく、地域社会及び本市にとっても重大な問題となっている。

    がんについての研究が進み、細菌やウイルスの感染を原因とするものや生活習慣によるものなど、徐々に原因が明らかになってきている。

    特に、細菌やウイルスの感染は、男性では喫煙に次いで2番目に、女性では最も発がんに大きく寄与する因子となっており、子宮頸がんの発がんと関連するヒトパピローマウイルス、肝がんと関連する肝炎ウイルス、ATL(成人T細胞白血病)と関連するヒトT細胞白血病ウイルス1型、胃がんと関連するヘリコバクター・ピロリ等が挙げられる。

    その中でも原因が明らかな胃がんの早期予防については、ピロリ菌除菌など、義務教育期間中の児童・生徒等の若年期からの対策が望まれる。

    このような現状に鑑み、がんに対する知識を深め、がん予防のための生活習慣の改善やがんの早期発見のための検診受診等、さらにはがん患者の支援なども含めた総合的ながん対策を市民とともに推進することを目指し、この条例を制定する。

    *赤太文字化はフジノが行ないました。

    この『たたき台』に対して

    「もっと総合的な内容にすべきだ」

    「胃がんに特化しすぎている。がん全般を網羅すべきだ」

    「個別の対策は条例でなく、下位の規則等で定めるべきだ」

    といった意見が出ました。

    けれどもフジノとしては、この『たたき台』で示された方向性を進めたいと繰り返し意見を述べました。

    がん対策に関してはすでに国が法律を、県は条例を作っています。どちらも総合的な内容になっています。

    それに対してあえて横須賀市議会が新たな条例を策定するのですから、国・県の取り組みでは弱い部分を補ったり、横須賀市らしい新たな対策を盛り込んだ条例にすべきだと考えました。

    特に、横須賀市医師会が進めている胃がんリスク検診のレベルは高く、まさに横須賀市らしいがん対策のシンボルだと言えます。

    したがって、さきの意見は尊重するものの、むしろ『たたき台』が示している方向こそ条例が目指すべき方向だと訴えました。

    最終的に、他の会派のみなさまも『条件付き(=今後の検討状況によっては修正する)』で賛成をしてくださいました。

    上に記した文章が現時点での『前文』の素案として決定しました。



    フジノの悲願である「HTLV-1撲滅」も目指す条例素案にしていきたいです

    条件付きとはいえ、本当にホッとしました。

    実は、『前文』で触れられているがんの中に『HTLV-1』によって発症する『ATL』があります。

    この『HTLV-1』(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)を撲滅することはフジノの悲願なのです。

    『HTLV-1』によって、『ATL』(=成人T細胞白血病)だけでなく、『HAM』(=HTLV-1関連脊髄症)『HU』を発症します。

    HTLV-1からHAMやATLを発症します

    HTLV-1からHAMやATLを発症します


    この『HTLV-1』は一般的にはほとんど知られていません。

    しかし、発症した時の苦しみやダメージはとても大きいものがあります。

    フジノは『HAM』や『ATL』た当事者・家族・団体の方々とは、長年にわたっておつきあいさせていただいてきました。

    国の審議会も常に傍聴してきましたし、学術団体による学会にも毎年参加してきました。

    横須賀市として取り組むべき対策を2009年から繰り返し提案してきました。

    『HTLV-1』の存在は1980年に発見されました。それから30年が経ち、『HTLV-1』について横須賀市議会で初めて取り上げたのがフジノなのです。

    この予算議会でもHTLV-1撲滅に向けた質疑を行なったばかりです。

    その結果、

    「横須賀市が取り組んでいる対策の多さは、関東ではとても珍しい」

    と専門家から褒めていただいたくらいに、横須賀はHTLV-1対策に取り組んできました。

    (例えば、県内初の『HTLV-1母子感染対策研修会』を横須賀市は2011年・2012年と開催しました。講師には我が国のHTLV-1対策の第一人者である山野嘉久先生に来ていただきました)

    『HTLV-1』は、母子感染をします。

    母子感染を防ぐことで、『HTLV-1』を撲滅することができるのです。

    だから、絶対に『HTLV-1』を撲滅したい。

    けれども、あくまでも今までは『フジノたったひとりきりで提案してきたテーマ』なのです。

    それが今回の条例に盛り込まれれば、フジノだけの問題意識ではなくなり、『横須賀市議会の総意としてのテーマ』となります。

    これまではHTLV-1対策の灯が消えないように、フジノが定期的に歴代の担当課長に議会質疑を行なう必要がありました。

    けれども、条例に明記されればフジノが落選しても横須賀市はずっと対策に取り組み続けねばならない強制力が働くことになります。

    逆に言うと、『前文』からこの記述がカットされてしまえば、それ以降の条文にいきなり『ATL』対策を提案するのは難しくなってしまう訳です。

    そこで今回は、とにかく絶対に『前文』にこの文章を残したいと粘りました。

    『前文』に明記してある以上、今後の条文作成においてもフジノは『ATL』対策(=HTLV-1撲滅に向けた様々な取り組み)を提案していくつもりです。

    自殺対策も、性的な多様性の保障も、今でこそ社会的に認知されたテーマとなりました。

    けれどもフジノが取り組み始めた頃は、まわりには誰も居らず、ひとりきりで活動しているような気持ちでした。

    同じように、HTLV-1撲滅も、この10年間はひとりきりで取り組んできたような心境です。

    今ようやく他のテーマと同じように、光をあてられるチャンスがやってきたのではないかと感じています。

    今後も全力を尽くして議論をしていきます!



    「横須賀市がん克服条例」の策定をスタートしました/がん対策検討協議会(第1回)

    がん対策の条例を作る為の「がん対策検討協議会」がスタートしました

    今日は『がん対策検討協議会』に出席しました。

    「がん対策検討協議会」の開会前の藤野英明

    「がん対策検討協議会」の開会前に。


    横須賀市議会の政策立案のエンジンの役割を持つ組織である『政策検討会議』。

    この2月22日の『政策検討会議』において

    「横須賀市議会として本任期ラスト1年中(〜2019年4月)に、がん対策を進める為の条例を新たに策定すること」

    を正式に決定しました。

    そして、この条例を作る為に、新たに設置されたのが、この『がん対策検討協議会』です。

    協議会のメンバーは、全ての会派と無会派から参加しています。『オール横須賀市議会』体制で、議論を行なっていきます。

    すでに国には法律、県には条例がありますが、国・県と連携しつつも、横須賀市らしい『がん対策』の取り組みを進める為の条例を作っていきます。



    とても短い期間で集中的に議論を積み重ねていく予定です

    今日のプログラムと決まった事柄は下のとおりでした。

    がん対策検討協議会議事次第

    1. 委員長の互選について
      →田辺昭人委員に決定

    2. 副委員長の互選について
      →関沢敏行委員に決定

    3. 議席の指定について
      →着席のままに決定

    4. 今後の協議の流れについて
      →別紙のスケジュール表のとおり

    5. 次回の日程及び出席理事者について
      →次回の日程は、3月26日(月)13時から
      →出席理事者は、健康部

    まず、今後のスケジュールの流れをメンバー全員で確認しました(実際の工程表は来年4月まで記されているのですが、割愛します)。

    「がん対策検討協議会」前半のスケジュール案

    「がん対策検討協議会」前半のスケジュール案


    最も意見が集中したのが、条例のはじめの案文作成に向けた議論をできる期間が約2ヶ月半しか無い点についてでした。

    このようなタイトなスケジュールとなった背景には、今回の条例策定にはあらかじめ与えられた前提条件がありました。

    • 来年2019年4月に施行すること

    • 予算措置を伴う条例なので予算策定作業の始まる今年9月には完成していること

    • 9月よりも前にパブリックコメントを終えること

    この条件を全てクリアする為には、条例の議論は5月末~6月上旬には終えねばならないのです!

    つまり、議論ができる期間は3月末からわずか2か月ちょっとしかありません。

    かなりタイトなスケジュールですが、この条件でしっかりと条例案を完成させていきたいと思います。

    がんばります!



    横須賀市議会は新たに「がん対策推進条例」を作ることを決めました!/横須賀市議会の政策形成のエンジン=政策検討会議(第6回)

    ついに1本の条例案に絞られました

    お昼から『政策検討会議』が開かれました。

    午後から「政策検討会議」が開かれました

    午後から「政策検討会議」が開かれました


    『政策検討会議』とは、横須賀市議会の政策づくりのエンジン役です。メンバーには、全ての会派の代表と無会派議員が就任しています。

    これまでの成果としては、12回にわたって議論を行なった結果、昨年12月議会で『ごみ屋敷対策条例』を成立させることができました。

    現在の議員任期は残り1年となりましたが、「必ずもう1本の条例を作ろう」とこれまで検討を進めてきました。

    これまでの経緯

    • 全会派と無会派議員に対して、策定する必要のある条例案を募集しました(2017年7月31日)。

    • 合計18本の条例案が提案されました。
      提案された18本の条例案

      提案された18本の条例案


    • 提案された合計18本の条例案に対して、全会派と無会派議員で採点をしました(2017年10月16日)。

    • その前段として、採点の基準も作りました(2017年9月7日)

    • 採点の結果、上位9本の条例案について行政側に意見を求めることにしました(2017年11月20日)
      採点結果、上位9位の条例案

      採点結果、上位9位の条例案

    • 行政側から返ってきた意見をもとに、『政策検討会議』の場で改めて総合的に絞り込みの議論を行ないました(2月8日)。
      行政側の採点と、議会側の採点は大きくずれました

      行政側の採点と、議会側の採点は大きくずれました

    ここまでが前回までの政策検討会議の議論です。

    そして今回、ついに最終結論を出すことになったのです。

    様々な議論の結果、最終的に1本に絞りました。

    がん対策推進条例

    に決定しました。

    自民党から提案されていた条例案の1つです。

    取り組み内容

    日本の死亡原因の第1位にある「がん」は市民の生命及び健康を脅かす重大な問題である。

    この条例は、がん対策基本法(平成18年法律第98号)及び神奈川県がん克服条例(平成20年神奈川県条例第25号)の趣旨を踏まえ、横須賀市のがん対策に関する施策の基本となる事項を定めることにより、がん対策の推進に関する計画の策定について定めるとともに、がんの治療及び予防に最も効果がある、がんの早期発見を推進する。

    このがんの早期発見に資するために、がん検診の方法などの検討、がん検診の事業評価の実施、がん検診に携わる医療従事者に対する研修の機会の確保その検診の受診率の向上に資するよう、がん検診に関する普及啓発、その他の必要な施策を講ずるものとする。

    議会運営委員会に提出された報告書

    議会運営委員会に提出された報告書


    上の画像は、翌日の議会運営委員会に提出された報告書です。



    「がん対策検討協議会」を設置し、条例案の策定をスタートします

    『政策検討会議』のもとに、新たに『がん対策検討協議会』を設置します。

    この『協議会』によって、具体的な条例案を作っていきます。関係者の声をお聴きしていくとともに、学識経験者の意見も参考にしながら、実効性のある条例にしていきたいです。

    『がん対策検討協議会』の『設置要綱』はこちらです。

    メンバーは10名+オブザーバーです。全会派から会派の人数別に10人の配分が決まります。

    しかし、『政策検討会議』はオール横須賀市議会で政策をつくっていくことを主眼においていますので、無会派もオブザーバーとして参加します。

    一般的にオブザーバーというと、意見を言うのも許可制、賛否の決定権を持たない、というケースが多いです。

    しかし、『政策検討会議』や下部組織の『検討協議会』では、オブザーバーも自由に意見を述べることができて(つまり実質的には議論に他のメンバーと同じく参加します)オール横須賀市議会で合意形成を目指していきます。

    ということで、無会派からも1名、オブザーバーとして『がん対策検討協議会』に選出する訳ですが、フジノが就任することになりました。

    がん対策はこれまでもずっと取り組んできたことですので、しっかりと国・県とは違う観点からの横須賀市議会らしい条例づくりになるように尽力したいです。



    ついに「給食費の額についての答申」が出ました。こどもたちの栄養を改善する為に500円の値上げを求める内容です!/横須賀市学校給食運営審議会

    今日のフジノの2つの心配事

    今日ずっとフジノは心の中に2つのことが気になっていました。

    1つ目は、本会議での自分自身の一般質問がどうなるか。

    2つ目は、今日提出される学校給食運営協議会の『給食費の額についての答申』がどうなるか。

    一般質問はフジノ自身が全力を尽くせば良いだけですが、答申はどうなるか心配していました。

    11月17日の教育委員会定例会について書いたブログ記事でもご報告しましたが、横須賀の小学校給食の現状はとても厳しいものがあります。

    長年、給食費の値上げから逃げてきた為に、材料がどれだけ値上がりしても献立に知恵を絞って何とかして栄養価を良いものにしようと栄養士のみなさんががんばってきました。

    教育委員会提供資料より

    教育委員会提供資料より


    でも、当然ながら限界でした。

    そして、国の基準・県の平均の栄養価よりも、横須賀の小学生たちは摂れている栄養レベルが下回っているのです。

    横須賀の給食から摂れる栄養価と、国基準・県平均との比較表

    横須賀の給食から摂れる栄養価と、国基準・県平均との比較表


    横須賀の給食から摂れる栄養価と、国基準・県平均との比較表

    横須賀の給食から摂れる栄養価と、国基準・県平均との比較表


    横須賀の給食から摂れる栄養価と、国基準・県平均との比較表

    横須賀の給食から摂れる栄養価と、国基準・県平均との比較表


    上の3つの表は先日のブログでもお示ししましたが、ほとんどの栄養素において、国基準と県平均を横須賀の給食は下回っています。

    フジノはこどもの貧困を解決する為に中学校給食の実現を訴えましたが、すでに給食を実施している小学校給食もいろいろな問題があります。

    いろいろな問題を1つずつ解決すべく提案をしてきましたが、栄養価の改善も本当に切実な問題です。

    その解決の為に、率直に、こどもたちの栄養を改善する為にフジノは給食費を500円値上げすべきだと考えています。

    そして、機会があるごとに学校給食担当課長や学校教育部長らに対して

    「生活習慣病・要介護にならない為にも生涯を通じた栄養・運動・睡眠が大切で、お母さんのお腹の中に赤ちゃんがいる時からの取り組みが本当は一番大切です。

    小学校の給食も生涯を通じた健康政策の重要な取り組みです。

    市民の反発を恐れて給食費の値上げからずっと歴代市長は逃げてきましたが、絶対に今回はダメです。

    必ずこどもたちが国・県レベルの栄養を摂れるように、給食費は500円まで値上げをすべきです」

    と訴えてきました。

    『値上げ』という響きにはネガティブなイメージがあるので、政治家は言いたがりません。

    けれどもフジノは大切なことは大切だと市民のみなさまにご説明をして、そしてご理解を頂きたいのです。

    もしも給食費が500円値上がりしても、生活保護世帯・低所得世帯は生活保護と就学援助によって公費の支援が入ります。

    実際に値上げを受ける中~高所得世帯のみなさまには、どうか外で飲む1杯のコーヒーを毎月1度ガマンして500円をこどもの栄養の為に捻出して頂ければとお願いいたします。

    その1杯のコーヒー分の金額で、こどもの食事がまともな栄養価に改善されるのです。

    そんなことを、お会いする市民のみなさまにお願いして回っていました。

    ただ、今日の答申がどのような内容になるかは、分かりませんでした。



    「答申」が出ました!

    本会議が終わった後、フジノは教育委員会に答申について尋ねました。

    「無事に教育長へ提出されましたよ」

    とのことなので、さっそく写しを頂きました。

    下がその全文です。

    平成29年(2017年) 11月29日

    横須賀市学校給食運営審議会
    委員長 鈴木志保子

    平成30年度の給食費の額について(答申)

    本審議会は平成29年10月10日に、横須賀市教育委員会より平成30年度の給食費の額について諮問を受けました。

    本審議会では慎重に審議を行なった結果、下記のとおり答申いたします。

    答申

    学校給食は、児童生徒の心身の健全な発達の為、安全・安心で栄養バランスのとれた食事を提供することにより、健康増進を図るとともに、正しい食習慣の形成、好ましい人間関係の育成等『食育』の分野も担っており、教育活動の一環としても非常に重要なものです。

    また、『子どもの貧困』が社会問題となる状況において、給食の意義は、高まってきていると考えます。

    しかし、横須賀市では平成21年4月に現在の給食費の額に改定してから給食費の額を据え置いている一方で、小学校給食においては、原材料等の価格が上昇し、金額に見合った給食の提供となっており、給食からとれる栄養価は下降傾向にあると認識しました。

    また、このような厳しい状況に対して、少しでも栄養バランスの整った食事を提供する為に、横須賀市の学校給食は、食材の種類を変えたり、1回の食材の使用量や種類を減らしたり、デザートの回数を減らすなどの『献立の工夫』で対応しているという説明を受けました。

    しかし、この対応も栄養価の維持を考えた場合には限界の状態であること、さらに物価が上昇した際には、現在の学校給食の水準さえ維持できないことが予想されます。

    その為、現行の給食費では児童への栄養バランスの整った給食の継続的な提供は困難であり、給食費の改定を行うことはやむを得ないとの結論に至りました。

    審議の過程では改定額についても議論いたしました。

    横須賀市の給食から摂取できる栄養価を見ると、エネルギーやカルシウム、鉄など重要な栄養素が国の基準や県の平均を下回っています。

    審議会ではこの状況を重く受け止め、給食から摂取できる栄養価を週あるいは月当たり平均して、少なくとも県の平均以上に、できる限り国の基準まで高める必要があるという結論に至り、その為には給食費の額を別表のとおりとすることが妥当と考えました。

    中学校給食については、現在牛乳のみの提供で定額7700円としていますが、平成30年度は改定要素が無いことから給食費の額を据え置き、完全給食実施時に見直すのが妥当であると確認しました。

    なお、本答申を受け、給食費を改定する場合は保護者に対する説明を丁寧に行なうよう申し添えます。

    また、給食の献立作成にあたっては、安全・安心でおいしい食材の使用を第一に考えた上で、栄養価に重点を置き、必要に応じて安全性担保の確認を前提に、安価な外国産の食材の一部使用や、栄養価を高めた食材・食品の活用など今まで以上の工夫を求めます。

    さらに、家庭における栄養バランスの整った食事の提供について保護者と協働で子どもの良好な発育発達を進めていくことを求めます。

    本答申により横須賀市の学校給食がさらに充実することを期待します。

    別表1と2

    *答申中の赤文字はフジノがつけました。

    議論の過程では3つの案がありました。

    内容
    1給食費すえおき
    21食単価10円(月額100円)の値上げ(現状の栄養価維持の献立)
    31食単価30円(月額500円)の値上げ(国の基準まで栄養価を高めた献立)

    その中で、最もハードルが高いけれどフジノが実現したいと願っていた、500円満額の値上げで答申されています。

    ホッとしました。良かったです。

    市民のみなさまにとって、特に現在おこさまを小学校に通わせている世帯の方々にとっては値上げはつらいニュースかもしれません。

    それでもどうかご理解いただきたいのです。

    この値上げは、本当に大切な値上げなのです。どうかご理解をいただきたいです。



    これからのスケジュール

    今日はあくまでも『答申』が出ただけです。値上げが決定した訳ではありません。

    この後の予定は、以下の通りです。

    今後の予定

    時期内容
    2017年12月8日12月議会で特別委員会に報告
    2017年12月15日教育委員会定例会で審議(教育委員会の『給食費案』が決定)
    2018年1月上旬総合教育会議で『給食費案』について協議
    2018年1月中旬~保護者等への周知
    2018年2~3月3月定例議会で2018年度予算案審議
    2018年3月予算案の審議を経て『横須賀市給食条例施行規則』制定(給食費の額が正式に決定)
    2018年4月1日『横須賀市給食条例施行規則』施行

    もしもストレートに『答申』どおりとなれば、来年4月から小学校の給食が改善されることになります。

    値上げは確かに市民のみなさまにはご迷惑をおかけすることです。

    けれども、どうかこどもたちの摂るべき栄養価を守る為に、それが将来の生活習慣病・要介護への予防の1つでもあるということを、どうかご理解下さい。

    どうかこどもたちの健やかな成長の為に、どうかご理解をお願いいたします。



    あなたも40才を超えたら特定健診をぜひ毎年受けて下さいね!/特定健診を受けました(2017)

    40才になったら「特定健診」がオススメです

    わが国では40才を超えると、『特定健康診査(とくていけんしん)』を受けることができます。

    これがとてもオススメです。健康で長生きできるいろいろなヒントをくれる機会です。

    フジノも『特定健診』を受け始めて、今年で4回目となりました。

    初めて受診した2014年は、まだまだ市民のみなさまに「ぜひ受けて下さい!」とお願いするのは気が引けました。

    でも、フジノ自身、『特定健診』のおかげで早い時期に発見することができて、重症にならずに済む体験をしました。

    やっぱり受けておいて良かったなあと感じています。

    特定健診は「保健所健診センター」での受診がおススメです

    特定健診は「保健所健診センター」での受診がおススメです


    また、市内の医療機関ならばほぼどこでも受けられるのですが、オススメは逸見の『保健所健診センター』です。

    センターの特定健診は、どんどん改善されていきました。

    スピードもアップしましたし、受診するのも快適になりました。退屈せずに、あっという間に終わります。

    今ではフジノは心から市民のみなさまにオススメしております。

    5月下旬にはみなさまのお手元にも、横須賀市から紫色の封筒で『受診券』が送られてきていると思います。

    同封されている『受診券』を使うと、1200円で『特定健診』が受けられるのです。

    平成29年度横須賀市国民健康保険・特定健康診査のご案内

    平成29年度横須賀市国民健康保険・特定健康診査のご案内


    さらにオプションを付けることもできます。

    フジノは下の項目をオプションに加えて受診してきました。

    • 胸部検診
    • 大腸がん検診
    • 骨密度検診
    • 歯周病検診

    ここ数年間、体のことは気をつけてきたフジノです。

    例えば、『栄養』。毎朝、発芽玄米を食べて、出汁から作った味噌汁を飲んで、お魚と納豆も必ず頂いています。『運動』では、1日1万歩は必ず歩いています。

    それでも『睡眠不足』や『不規則な生活習慣』にならざるをえません。20年以上のんでいる精神科のクスリも心身に悪影響を与えているのだと思います。

    少しずつ年をとっていくうちに様々なストレスも積み重なっていく訳で、一昨年は『洞性徐脈』、昨年は『肺がん等の可能性』、という結果が出てしまいました。

    今年もきっと何らかの項目でチェックしなければならないところが出てくると思います。

    ファイルを受け取って、さっそく健診に向かいます

    ファイルを受け取って、さっそく健診に向かいます


    でも、その結果をもとに早めの治療を受けることで、重症化を防ぐことができるのです。

    どうかあなたも40才を超えたら特定健診を毎年受けて下さいね。

    よろしくお願いいたします!



    結成から10年、次の10年に向けてさらに活動を進めていく「横須賀市腎友会」を応援していきます/横須賀市腎友会・第10回定期総会へ

    結成から早くも10年が経ったことに深い感慨をおぼえます

    今日は、ヴェルクよこすかで行なわれた『横須賀市腎友会』の第10回定期総会に参加しました。

    横須賀市腎友会の第10回定期総会

    横須賀市腎友会の第10回定期総会


    2つの患者会・当事者会が合併して新たに『横須賀市腎友会』が結成されたのが2008年のことでした。

    その結成総会に参加したフジノは、

    「あの日からもう10年も経ったのか」

    と深い感慨をおぼえました。

    来賓席にて

    来賓席にて


    毎年お招きいただくおかげで、さらに新しい情報とみなさんの実感を伺うことができて、大変感謝しております。

    形としては『来賓』として招かれている訳ですが、フジノに『来賓』という意識はありません。

    あくまでもメンバーのひとりとして参加している想いです。

    腎臓病は国民病です。

    フジノにもあなたにも誰にとっても関係のある疾病です。個人としても、市議としてもずっとテーマとして議会で取り上げ続けてきましたし、国・県の動きも常に注視しています。



    うわまち病院で透析治療が昨年スタートしたのは腎友会の長年の要望活動の成果

    昨年の予算議会で、病院事業の2016年度当初予算案において

    『うわまち病院の腎臓内科診療体制の拡充』

    がついに報告されました。

    2016年度当初予算説明資料・病院事業会計より

    2016年度当初予算説明資料・病院事業会計より


    そして、2016年10月から市立うわまち病院で人工透析がスタートしました。

    まさに『横須賀市腎友会』の長年の地道な要望活動によって実現したのです。腎友会のみなさんのこれまでのご苦労を思うにつけても、フジノはとても嬉しかったです。

    当時の予算審査でも、改めてうわまち病院での透析治療体制は当事者のみなさんの声を聴きながら運営してほしい旨の質疑を行ないました。

    2016年予算議会・教育福祉常任委員会(2016年3月4日)

    フジノの質問

    続いては、うわまち病院の腎臓内科診療体制の拡充について伺います。

    市内では、透析をしておられる方々の当事者会である『腎友会』の皆さんが、長年にわたって『うわまち病院』で透析ができるようにしていただきたいという要望を繰り返してまいりました。

    その意味では、今回の年度内に透析治療を開始ということは大変ありがたいことで、感謝をしております。
     
    そこで1点伺いたいのですが、これからスタートしていくに当たっても、『腎友会』等利用者の皆さんの声をぜひよくお聞きして、そして改善すべき点があれば、その声に耳を傾けて改善を積極的に行なっていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

    市立病院担当課長の答弁

    今日そういうお話があったことは、病院のほうには伝えたいと思います。

    スタートから半年が経った今日、改めて佐野会長をはじめ、会員のみなさまに心からお祝いと感謝の気持ちをお伝えしました。



    次の10年を展望する腎友会の活動方針が決定。応援していきます!

    定期総会では、透析治療を受けて5年・10年・15年・30年・35年・40年になる方々を毎回必ず表彰しています。

    透析歴の長いみなさんを表彰する佐野会長

    透析歴の長いみなさんを表彰する佐野会長


    そうした方々は、健康管理に努めることで元気に長生きしていかれるというまさにお手本であって、新たに透析を開始したみなさまにとっても大きな励みとなります。

    今日の総会では通常のプログラムである前年度決算報告・今年度予算案などに加えて、『次の10年に向けたビジョン』が示されました。

    フジノはとても心を打たれました。

    厳しい経済社会状況を直視して将来の日本の姿を想定した上で、腎友会としてどのような活動を進めることが社会へ貢献できるかが語られました。

    当事者会や当事者活動の一義的な目的は、そもそもお互いが同じ病気や障がいのある立場(=ピア)として助けあい支えあっていくことです。

    けれども腎友会は過去の総会においても、いかに腎臓病である我々の体験を社会に還元していくか、という視点が語られてきました。

    今日は、さらに次の10年に向けたビジョンとして明確に『社会への貢献』がうたわれました。

    こうした姿勢は、従来のピア活動を超えた新たな姿勢だとつくづく胸を打たれました。

    フジノはもちろんこれからも議会内外での活動を通じて

    • 生活習慣病対策の徹底
    • CKD対策
    • 透析をしておられる方々の高齢化への対策
    • 透析をしておられる方々を介護するご家族の支援
    • 大災害時の医療・福祉の確保

    などを積極的に提案し続けていきます。

    それに加えて、『社会への貢献』を強く打ち出した『腎友会』のみなさんの活動を応援していきたいです。

    本日は定期総会の開催、おつかれさまでした。

    うわまち病院での透析治療スタートを皮切りに、どんどん腎友会の活動の成果が実現するようにフジノもがんばります。

    次の10年がより良いものになるように、一緒にがんばっていきましょうね。

    ありがとうございました。