19歳、22歳、27歳。制度が若い命の希望につながりました/横須賀市独自の若年がん患者等妊孕性温存治療助成事業の実績が初公表

今日、『横須賀市がん対策推進計画専門部会』で、とても嬉しい報告がありました。

横須賀市がん対策推進計画専門部会を傍聴する藤野英明

フジノが2024年予算議会で提案して、2025年4月からスタートした横須賀市独自の『若年がん患者等妊孕性温存治療助成事業』の実績が初めて公表されたのです。

資料を開いた瞬間、思わず胸が熱くなりました。

制度を利用されたのは、19歳、22歳、27歳の若い方々でした。

この数字を見た時、「本当に提案してよかった」と心から感じました。

若いがん患者の未来を守るために

若くしてがんと診断された方は、命を守る為に抗がん剤や放射線治療を受ける訳ですが、将来子どもを授かる力(妊孕性=「にんようせい」と言います)を失ってしまう可能性があります。

その為、治療前に卵子や精子などを凍結保存する『妊孕性温存治療』が行なわれます。

しかし、専門家によるカウンセリング費用や、凍結した卵子・精子などを長期間保存する為の更新費用は、公的支援が十分ではなく、若い患者さんにとって大きな負担となっていました。

『がん治療』と『将来こどもを持つ希望』のどちらも諦めてほしくない。

そんな想いからフジノは2024年6月議会の一般質問で、横須賀市独自の助成制度の創設を上地市長に提案しました。

命と希望を守りたいと願う気持ちを受け止めて下さった上地市長、そして行政のみなさんが迅速に取り組んで下さって、翌年2025年4月1日から横須賀市独自の助成制度がスタートしたのです。

藤野英明が提案して実現した、横須賀市独自の「若年がん患者等妊孕性温存治療に関する助成事業」

それから1年が経過しました。

初めて公表された利用実績

今回公表された令和7年度の実績は次のとおりです。

カウンセリング費用助成

・交付1件(申請2件)
・助成額10,000円

利用されたのは、27歳の女性でした。

凍結保存更新費用助成

・交付3件(申請3件)
・助成額67,380円

利用されたのは次の3人でした。

・19歳の女性
・22歳の男性
・27歳の女性

この数字の向こうには、一人ひとりの人生があります

19歳。

22歳。

27歳。

人生はこれからという時期に、突然「がん」と告げられる。

どれほど不安だったでしょうか。

どれほど悩み、葛藤されたことでしょうか。

今回の実績は、単なる数字ではありません。

この制度があったからこそ、将来への希望を持ちながら治療に臨むことができた方がおられたという証です。

フジノは、周知も難しいことから初年度の利用者がゼロかもしれないと思っていました。

しかし、実際に若い方々の希望につながったことが、本当に嬉しくてなりません。

もし、この制度が無かったら・・・。

経済的な理由や情報不足によって、希望を諦めざるを得なかった方がおられたかもしれません。

そう考えると、あの日、議会で声を上げて本当に良かったと心から思います。

一人でも希望を守ることができるなら

制度は始まったばかりです。

利用件数と予算額だけを見れば、多いとは言えないかもしれません。

けれどもフジノはそうは考えません。

例えおひとりであっても、その方の未来への希望を守ることができた。

そのことには、何ものにも代えがたい価値があります。

それこそが、政治の役割であり、市議会議員としてのフジノの仕事だと信じています。

希望を持って暮らせる横須賀へ

横須賀市が「若くしてがんになっても、将来に希望を持って暮らせるまち」であり続けるために。

制度を利用された皆さんが一日も早く回復され、望む未来へ進まれることを心から願っています。

そして、この制度を必要としている方へ確実に情報が届くよう、さらなる周知にも力を入れてまいります。

声にならない小さな声にひたすら耳を傾けてフジノはそれを政策へと変え、その政策が誰かの人生を支えていく。

その積み重ねを、これからも一つひとつ大切に続けていきたいと思います。


横須賀市『若年がん患者等妊孕性温存治療費等助成事業』の詳細は、市公式ホームページをご覧ください。

藤野英明

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